JP2008031853A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁の長大化を抑制しつつ、可動部材の支持スパンを大きくして噴孔からの燃料の漏出量を減少させる燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】軸方向に往復移動することにより噴孔13を開閉する可動部材としてのニードル20と、ニードル20と一体に往復移動する可動部材としての可動コア40と、コイル62に通電することにより可動コア40との間に磁気吸引力を発生する固定コア50と、を備える。そして、可動コア40のうち固定コア50の側の軸方向端部に凸部401を形成し、固定コア50の内周面502により、可動コア40の凸部401を軸方向に摺動可能に支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
従来の一般的な燃料噴射弁は、図9に示す如く、噴孔13を開閉するニードル20と、ニードル20に固定された可動コア40と、コイル62に通電することにより可動コア40との間に磁気吸引力を発生する固定コア50とを備えている(例えば、特許文献1参照)。そして、ニードル20と可動コア40とは一体となって可動部材20、40を構成している。
可動部材20、40のリフト量(軸方向移動量)は、可動コア40と固定コア50とのギャップGにより決定されており、このリフト量の範囲内で可動部材20、40は軸方向に往復移動して噴孔13を開閉する。
そして、可動部材20、40のうち噴孔側の部分(図9の符号P1に示す部分)は、噴孔13を形成する弁ボディ12の内周面により、軸方向に往復移動可能に支持されている。また、可動部材20、40のうち噴孔13と反対側の部分(図9の符号P2に示す部分)は、両コア40、50と磁気回路を形成するパイプ部材30の内周面により、軸方向に往復移動可能に支持されている。
特開2002−310029号公報
ここで、ニードル20の当接部22が弁ボディ12の弁座14に着座することにより噴孔13は閉ざされるが、可動部材20、40の軸方向に対する傾きが大きいと、ニードル20を弁ボディ12に着座させた場合において当接部22と弁座14との間に生じる隙間が大きくなり、噴孔13から漏れ出る燃料の漏出量が増加してしまう。
従って、上記漏出量を低減するために、可動部材20、40の軸方向に対する傾きを小さくすることが望ましい。そのためには、可動部材20、40が往復移動可能に支持される部分P1、P2のスパンLを大きくすればよい。しかしながら、単純に支持スパンLを大きくしただけでは燃料噴射弁の全長が長くなってしまい、エンジンへの燃料噴射弁の搭載性が悪くなる。そして、弁ボディ12の内周面およびパイプ部材30の内周面で可動部材20、40を支持する上記従来の構造では、燃料噴射弁の長大化を抑制しつつ支持スパンLを大きくするのには限界がある。
そこで、本発明の目的は、燃料噴射弁の長大化を抑制しつつ、可動部材の支持スパンを大きくして噴孔からの燃料の漏出量を減少させる燃料噴射弁を提供することにある。
請求項1から8のいずれか一項記載の発明では、噴孔を開閉する可動部材と、可動部材との間に磁気吸引力を発生する固定コアとを備え、可動部材のうち噴孔と反対側の部分は、固定コアの内周面により軸方向に往復移動可能に支持されている。
これによれば、燃料噴射弁の長大化を抑制しつつも、可動部材のうち固定コアの内周面に入り込む部分の軸方向長さ分だけ、図9の従来構造に比べて可動部材の支持スパンを長くすることができる。その結果、可動部材の軸方向に対する傾きを小さくできる。従って、燃料噴射弁の長大化を抑制しつつ、可動部材の支持スパンを大きくして噴孔からの燃料の漏出量を減少できる。
請求項1記載の如く固定コアの内周面で可動部材を支持するにあたり、請求項3記載のようにニードルの部分を支持させてもよいし、請求項7記載のように可動コアの部分を支持させてもよい。
また、固定コアと接触して往復移動を規制するストッパ面を可動部材に設けるにあたり、請求項4記載のようにニードルにストッパ面を設けてもよいし、請求項8記載のように、可動コアのうち固定コアの内周面で支持される凸部の先端にストッパ面を設けてもよい。
また、固定コアの内周面が、噴孔に向けて燃料を流通させる燃料通路を構成している場合において、ニードルは、請求項5記載のように内部に蒸気燃料通路と連通する連通路を有する中空形状であってもよいし、請求項6記載のように、固定コアの内周面との間にて燃料通路と連通する連通路を形成する中実形状であってもよい。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁(以下、燃料噴射弁を「インジェクタ」という。)を図1に示す。第1実施形態によるインジェクタ10は、例えば直噴式のガソリンエンジンに適用される。
弁ボディ12は弁ハウジング16の端部内壁に溶接により固定されている。弁ボディ12の先端には噴孔13が形成され、噴孔13の燃料上流側の弁ボディ12の内壁に弁座14が形成されている。
弁部材として機能するノズルニードル(以下、単にニードルと呼ぶ)20は弁座14に着座する当接部22を噴孔13側の先端部に有している。当接部22が弁座14に着座すると噴孔13からの燃料噴射が遮断され、当接部22が弁座14から離座すると噴孔13から燃料が噴射される。弁座14とニードル20の当接部22とは噴孔13を開閉する弁部を構成している。
パイプ部材30は、弁ハウジング16の弁ボディ12と反対側の内周壁に挿入され、弁ハウジング16と溶接により固定されている。パイプ部材30は、噴孔13側から第1磁性部32、磁気抵抗部としての非磁性部34、および第2磁性部36により構成されている。第1磁性部32は、弁ハウジング16と磁気的に接続している。非磁性部34は、可動コア40と固定コア50とのギャップGの外周を覆い、第1磁性部32と第2磁性部36との磁気的短絡を防止している。パイプ部材30は、例えば薄板の磁性材をプレス等により円筒状に加工し、非磁性部34に相当する箇所を熱処理することにより形成されている。
可動コア40は、ニードル20の噴孔13と反対側の端部24と溶接により固定されており、ニードル20とともに軸方向に往復移動する。つまり、可動コア40およびニードル20は、軸方向に往復移動することにより噴孔13を開閉する可動部材20、40を構成する。
可動コア40は磁性材料で円筒状に形成されている。可動コア40の筒壁を貫通し、可動コア40の内部と外部とを連通する連通孔42が形成されている。スプリング48は一端を可動コア40に係止され、他端をアジャスティングパイプ56に係止されている。スプリング48は、ニードル20の往復移動方向の一方である弁座14に向かう方向にニードル20に荷重を加える。
固定コア50は、磁性材料で円筒状に形成されており、可動コア40に対し噴孔13と反対側に設置され可動コア40と向き合っている。固定コア50は、ニードル20が弁座14に着座した状態(図1に示す状態)で可動コア40と固定コア50との間に所定の大きさのギャップGを形成する位置までパイプ部材30の内周側に圧入されており、パイプ部材30と溶接により固定されている。
入口部材52は、固定コア50に対し可動コア40と反対側に、固定コア50から離れて設置されている。入口部材52は、パイプ部材30の内周側に圧入され、パイプ部材30と溶接により固定されている。入口部材52の燃料入口53から流入した燃料は、入口部材52内のフィルタ54により異物を除去される。
アジャスティングパイプ56は、固定コア50の内周面501(図2参照)に圧入されている。そして、固定コア50にアジャスティングパイプ56を圧入する圧入量を調整することにより、可動コア40およびニードル20に加わるスプリング48の荷重が調整される。
スプール60はパイプ部材30の外周を囲んでおり、コイル62はスプール60の外周に巻回されている。ターミナル72は樹脂ハウジング70にインサート成形されており、コイル62と電気的に接続している。コイル62に供給する駆動電流のパルス幅を調整することより、燃料噴射量が制御される。磁性部材74はコイル62の外周を覆い、弁ハウジング16と第2磁性部36とを磁気的に接続している。
次に、本第1実施形態の要部である可動部材20、40の支持構造について、図2を用いて説明する。
固定コア50の内周面501、502は、噴孔13に向けて燃料を流通させる燃料通路503を構成している。内周面502による燃料通路503の流路断面積は、内周面501による燃料通路503の流路断面積よりも拡大している。
また、可動コア40のうち固定コア50の側の軸方向端部には、固定コア50の内周面502に沿って軸方向に延びる円筒形状の凸部401が形成されている。そして、可動コア40の凸部401は、固定コア50の内周面502により、軸方向に摺動可能に支持されている。
また、可動部材20、40が上方に移動すると、可動コア40の上端面402は、固定コア50の下端面504に当接する。すなわち、可動コア40の上端面402は、固定コア50と接触して軸方向の往復移動を規制するストッパ面として機能する。
一方、ニードル20のうち噴孔13の側の軸方向端部は、弁ボディ12の内周面により軸方向に摺動可能に支持されている。
従って、可動部材20、40の上端部(図1中の符号P2に示す部分)は、固定コア50の内周面502により摺動可能に支持され、可動部材20、40の下端部(図1中の符号P1に示す部分)は、弁ボディ12の内周面により摺動可能に支持されている。図1中の符号Lは、可動部材20、40の上下端部に設けられた摺動支持部P1、P2のスパン(以下、支持スパンと呼ぶ)を示す。
次に、インジェクタ10の作動について説明する。
コイル62への通電をオンすると、可動コア40はスプリング48の荷重に抗して固定コア50側に吸引され、固定コア50に係止される。ニードル20が可動コア40とともにリフトし、当接部22が弁座14から離座すると、噴孔13から燃料が噴射される。
コイル62への通電をオフすると、可動コア40はスプリング48の荷重により固定コア50から離れ、ニードル20の当接部22が弁座14に着座する。これにより、噴孔13からの燃料噴射が遮断される。
インジェクタ10の静的噴射量は、可動コア40のフルリフト量であるギャップGにより規定される。また、インジェクタ10の動的噴射量は、静的噴射量と、スプリング48が可動コア40およびニードル20に加える荷重により規定される。スプリング48が可動コア40およびニードル20に加える荷重は、入口部材52に圧入されるアジャスティングパイプ56の圧入位置により調整される。
以上により、本第1実施形態によれば、可動部材20、40の上端部P2は、固定コア50の内周面502により摺動可能に支持される。そのため、インジェクタ10の軸方向における長大化を抑制しつつも、可動部材20、40のうち固定コア50の内周面502に入り込む部分の軸方向長さ分、つまり、凸部401の軸方向長さ分だけ、図9の従来構造に比べて可動部材20、40の支持スパンLを長くすることができる。その結果、可動部材20、40の軸方向に対する傾きを小さくできるので、ニードル20の当接部22が弁座14に着座した際に生じる当接部22と弁座14との隙間を小さくできる。従って、インジェクタ10の長大化を抑制しつつ、可動部材20、40の支持スパンLを大きくして噴孔13からの燃料の漏出量を減少できる。
なお、可動部材20、40の軸方向に対する傾きを小さくする必要がない場合においては、本第1実施形態による上記構成によれば、可動部材20、40の摺動支持部P1と弁ボディ12の内周面とのクリアランス、および可動部材20、40の摺動支持部P2と固定コア50の内周面502とのクリアランスを大きく設定することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるインジェクタを図3に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
上記第1実施形態では、図2に示すように可動コア40の上端面402が、固定コア50と接触してストッパ面として機能するのに対し、本第2実施形態では可動コア40の凸部401が固定コア50に当接する。
図3を用いてより具体的に説明すると、可動部材20、40が上方に移動すると、固定コア50のうち両内周面501、502をつなげる段差面505に、可動コア40の凸部401の上端面が当接する。すなわち、凸部401の上端面が、固定コア50と接触して軸方向の往復移動を規制するストッパ面として機能する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるインジェクタを図4に示す。なお、第1および第2実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
上記第1実施形態では、図2に示すように可動部材20、40のうち可動コア40の部分が、固定コア50の内周面502により摺動可能に支持されているのに対し、本第3実施形態では、図3に示すようにニードル20の部分が固定コア50の内周面502により摺動可能に支持されている。
図4を用いてより具体的に説明すると、ニードル20は可動コア40の貫通孔403に配置されており、ニードル20の上端には、可動コア40の上端面402に係合するニードルフランジ201が形成されている。また、ニードル20のうち可動コア40の下端側に位置する部分には、ストッパ21が溶接等により固定されている。従って、ニードルフランジ201とストッパ21とにより可動コア40が挟持されることで、可動コア40はニードル20に固定される。
本第3実施形態では、上記第1実施形態に係る可動コア40の凸部401は廃止されている。そして、ニードルフランジ201は円筒形状であり、ニードルフランジ201の外周面が、固定コア50の内周面502により摺動可能に支持されている。
なお、上記第1実施形態では、スプリング48の一端が可動コア40に係止されているのに対し、本第3実施形態では、スプリング48の一端がニードルフランジ201に係止されている。また、本第3実施形態では、上記第1実施形態と同様にして可動コア40の上端面402が、固定コア50と接触して軸方向の往復移動を規制するストッパ面として機能する。
また、上記第1実施形態のニードル20が中実形状であるのに対し、本第3実施形態のニードル20は中空形状であり、内部に連通路202を有している。この連通路202は固定コア50が形成する燃料通路503と連通しており、燃料通路503から連通路202に流入した燃料は、ニードル20に形成された連通孔203からニードル20の外部へと流出し、その後、噴孔13に向けて流れる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるインジェクタを図5に示す。なお、第1〜第3実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
上記第3実施形態では、図4に示すように可動コア40の上端面402が、固定コア50と接触してストッパ面として機能するのに対し、本第4実施形態ではニードルフランジ201が固定コア50に当接する。
図5を用いてより具体的に説明すると、可動部材20、40が上方に移動すると、固定コア50のうち両内周面501、502をつなげる段差面505に、ニードルフランジ201の上端面204が当接する。すなわち、ニードルフランジ201の上端面204が、固定コア50と接触して軸方向の往復移動を規制するストッパ面として機能する。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態によるインジェクタを図6〜図8に示す。なお、第1〜第4実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
上記第4実施形態では、ニードル20を中空形状にすることで、固定コア50の燃料通路503と連通する連通路202を内部に形成している。これに対し本第5実施形態では、ニードルフランジ201を有しつつもニードル20を中実形状にすることを、以下の構成により実現している。
図6〜図8を用いてより具体的に説明すると、可動コア40には軸方向に貫通する貫通孔404が形成されている(図6参照)。この貫通孔404は、図8に示すように複数形成されている。
また、ニードルフランジ201には、軸方向に延びる面取り部205(図7(a)参照)または溝部207(図7(b)参照)が形成されている。この面取り部205または溝部207は複数形成されており、面取り部205または溝部207と、固定コア50の内周面502との間には、軸方向に延びる連通路206が形成される。
従って、燃料通路503内の燃料は、連通路206を通じて可動コア40の貫通孔404に流入し、その後、可動コア40の外部へと流出して噴孔13に向けて流れる。
(他の実施形態)
上記複数の実施形態では、本発明をガソリンエンジン用の直噴用インジェクタに適用した例を説明したが、本発明は、これに限られることなく、例えば吸気管内に燃料を噴射するポート噴射式のインジェクタやディーゼルエンジン用のインジェクタに適用してもよい。因みに、直噴用インジェクタに適用される場合、インジェクタ10は図示しないエンジンヘッドに搭載される。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態によるインジェクタを示す断面図。 図1に示すインジェクタに係る、可動部材の支持構造を示す断面図。 本発明の第2実施形態によるインジェクタに係る、可動部材の支持構造を示す断面図。 本発明の第3実施形態によるインジェクタに係る、可動部材の支持構造を示す断面図。 本発明の第4実施形態によるインジェクタに係る、可動部材の支持構造を示す断面図。 本発明の第5実施形態によるインジェクタに係る、可動部材の支持構造を示す断面図。 図6のVII−VII断面図。 図6のVIII−VIII断面図。 従来のインジェクタに係る、可動部材の支持構造を示す断面図。
符号の説明
10:インジェクタ、13:噴孔、20:ニードル(可動部材)、40:可動コア(可動部材)、42:連通孔、50:固定コア、62:コイル、201:ニードルフランジ、502:固定コアの内周面、503:燃料通路、L:支持スパン、P1、P2:摺動支持部。

Claims (8)

  1. 軸方向に往復移動することにより噴孔を開閉する可動部材と、
    前記可動部材の前記噴孔と反対側に配置され、コイルに通電することにより前記可動部材との間に磁気吸引力を発生する固定コアと、
    を備え、
    前記可動部材のうち前記噴孔と反対側の部分は、前記固定コアの内周面により軸方向に往復移動可能に支持されている燃料噴射弁。
  2. 前記可動部材は、前記固定コアに対向して配置される可動コアと、前記可動コアに固定されて前記噴孔を開閉するニードルとを有する請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記可動部材のうち前記固定コアの内周面により軸方向に往復移動可能に支持される部分を、前記ニードルに設けた請求項2記載の燃料噴射弁。
  4. 前記ニードルには、前記固定コアと接触して軸方向の往復移動を規制するストッパ面が設けられている請求項2または3記載の燃料噴射弁。
  5. 前記固定コアの内周面は、前記噴孔に向けて燃料を流通させる燃料通路を構成し、
    前記ニードルは、内部に前記燃料通路と連通する連通路を有する中空形状である請求項2から4のいずれか一項記載の燃料噴射弁。
  6. 前記固定コアの内周面は、前記噴孔に向けて燃料を流通させる燃料通路を構成し、
    前記ニードルは、前記固定コアの内周面との間にて前記燃料通路と連通する連通路を形成する中実形状である請求項2から4のいずれか一項記載の燃料噴射弁。
  7. 前記可動部材のうち前記固定コアの内周面により軸方向に往復移動可能に支持される部分を、前記可動コアに設けた請求項2記載の燃料噴射弁。
  8. 前記可動コアは、前記固定コアの内周面に沿って軸方向に延びて前記内周面に支持される凸部を有し、
    前記凸部の先端には、前記固定コアと接触して軸方向の往復移動を規制するストッパ面が設けられている請求項7記載の燃料噴射弁。



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