JP2006307831A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの増加を抑制し、磁気吸引力を増加する燃料噴射弁、あるいは、燃料噴射料のばらつきを防止する燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】非磁性部材14は、可動コア30と吸引部材44との間に形成されるギャップ100の外周側方を、可動コア30および吸引部材44の両方にまたがって覆っている。非磁性部材14は、弁ホルダ12と接続部材40との間で磁束が短絡することを防ぐとともに、ギャップ100を通らず可動コア30および吸引部材44から外周側方に磁束が漏れることを防止している。接続部材40は、可動コア30側に円筒状に延びた突部42を外周側に設けている。突部42は内周側に吸引部材44を収容し、吸引部材44を位置決めしている。吸引部材44は、接続部材40よりも磁気特性の高い磁性材で形成されている。スプリング48は可動コア30および吸引部材44の少なくとも一方の内周面に伸縮方向に案内されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
近年、内燃機関等のエンジンの高出力化により、燃料噴射弁からの噴射量を増加することが求められている。噴射量の増加は、例えば、燃料噴射を断続する燃料噴射弁の弁部材のリフト量を増加し、開弁時における弁部の開口面積を大きくすることにより実現できる。
ところで、図13に示すように、弁部材302とともに往復移動する可動コア310をコイル320が発生する磁力により固定コア312側に吸引する電磁駆動式の燃料噴射弁300では、固定コア312と可動コア310との間のギャップ330を大きくすれば弁部材302のリフト量が増加し噴射量は増加する。しかし、そのためには、可動コア310を吸引するための磁気吸引力を増加させる必要がある。
そこで、例えば図13に示す燃料噴射弁300において、特許文献1に示されているように、可動コア310と固定コア312とが向き合い磁気吸引力を発生する対向面の面積を増加すれば、ギャップ330を流れる磁束量が増加し磁気吸引力を増加できる。
特開2002−181219号公報
しかし、可動コア310と固定コア312との対向面積が増加すると、燃料噴射弁300が大型化するという問題がある。さらに、可動コア310を大型化すると可動コア310の重量が増加するので、弁部材302および可動コア310からなる可動部材の応答性が低下する。
また、可動コア310または固定コア312を磁気特性の高い材質で形成すれば、磁気吸引力を増加できる。しかし、磁気特性の高い材質は高価であり、製造コストの上昇を招くという問題がある。
また、図13の燃料噴射弁300のように、筒部材340内に可動コア310と固定コア312とを向き合わせて収容する構成では、可動コア310と固定コア312との同軸度を向上することが困難である。それ故、可動コア310および固定コア312内に収容されるスプリング314の伸縮を妨げないように、可動コア310と固定コア312との軸ずれ量を見込んで可動コア310および固定コア312の内周面の内径をスプリング314の外径よりも大きくしている。
しかしながら、可動コア310および固定コア312の内径が大きくなると、可動コア310および固定コア312の内周面とスプリング314との間の隙間が大きくなる。その結果、組み付け時または伸縮時にスプリング314が傾く恐れがある。スプリング314が傾くと、スプリング314が可動コア310および弁部材302を付勢する付勢力がばらつく結果、燃料噴射量がばらつくという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、製造コストの増加を抑制し、磁気吸引力を増加する燃料噴射弁を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、燃料噴射量のばらつきを防止する燃料噴射弁を提供することにある。
請求項1から9記載の発明では、固定コアは、磁気特性の低い材質で形成されている低磁性部と、低磁性部より磁気特性の高い材質で形成されている高磁性部とから構成されている。このように、固定コアを部分的に磁気特性の高い材質で形成することにより、コイルへの通電をオンしてからの磁気吸引力の立ち上がり時において、可動コアと固定コアとの間に磁束が流れ易くなる。その結果、可動コアおよび固定コアの断面積を大きくすることなく、つまり燃料噴射弁を大型化することなく、立ち上がり時において磁気吸引力の増加率が向上する。これにより、例えば弁部材のリフト量を大きくし開弁時の弁部の開口面積を増加しても、開弁応答性を損なうことなく噴射量を増加できる。
さらに、可動コアを大型化せず、可動コアの重量増加を防止しているので、可動コアおよび弁部材からなる可動部材の応答性が向上する。また、固定コアの全体ではなく一部を磁気特性の高い材質で形成するので、燃料噴射弁の製造コストの上昇を抑制できる。
ところで、磁気特性の高い材質で固定コアを形成すると、可動コアと固定コアとの間に働く立ち上がり時の磁気吸引力とともに、飽和磁気吸引力も増加し、コイルへの通電をオフしたときの固定コアの残留磁束が大きくなることがある。残留磁束が大きいと、コイルへの通電をオフしてから可動コアが固定コアから離れ、弁部材が燃料噴射を遮断するまでに要する時間が長くなることがある。このように、コイルへの通電をオフしてから燃料噴射が遮断される迄に要する時間が長くなると、噴射量が増加する。その結果、特に微少量噴射を行うときに、実際の噴射量が所望の噴射量よりも多くなり、噴射量を高精度に制御できなくなる恐れがある。
そこで請求項2記載の発明では、可動コアと向き合い可動コアとの間に磁気吸引力を発生する固定コアの吸引部は磁気特性の低い材質で形成されている。このように、可動コアと向き合う固定コアの吸引部を磁気特性の低い材質で形成すると、吸引部が磁気絞りとなるので、可動コアと固定コアとの間に流れる飽和磁束量の増加を抑制できる。その結果、固定コアの残留磁束が減少し、コイルへの通電をオフしたときに可動コアが素早く固定コアから離れるので、燃料噴射が弁部材により素早く遮断される。したがって、微少噴射を行う場合にも、燃料噴射量を高精度に制御できる。
請求項3記載の発明では、固定コアは、可動コアと向き合い可動コアとの間に磁気吸引力を発生する吸引部と、吸引部とヨークとの間を磁気的に接続する接続部とを有し、吸引部の材質を接続部の材質よりも磁気特性の高い材質で形成している。
この構成によれば、可動コアとの間に磁気吸引力を発生させる固定コアの吸引部の磁気特性を高めることにより、可動コアおよび固定コアの断面積を大きくすることなく、つまり燃料噴射弁を大型化することなく磁気吸引力を増加している。その結果、例えば弁部材のリフト量を大きくし開弁時の弁部の開口面積を増加できるので、噴射量を増加できる。
請求項4記載の発明では、磁気特性の異なる吸引部と接続部とを別部材で形成するので、吸引部および接続部の製造が容易である。
請求項5記載の発明では、接続部の断面積は吸引部の断面積よりも大きいので、吸引部よりも磁気特性の低い接続部に流れる磁束量の低下を抑制できる。
請求項6および10記載の発明では、接続部は可動コア側に向かって突出する突部を外周側に有し、吸引部は接続部に設けた突部の内周側に収容されている。これにより、接続部に対して吸引部を高精度に位置決めすることができるので、その結果として吸引部と可動コアとの同軸度が向上する。したがって、付勢部材を案内する吸引部および可動コアの少なくとも一方の内周面と付勢部材との隙間を小さくしても、付勢部材の伸縮が妨げられない。これにより、吸引部および可動コアの少なくとも一方の内周面が付勢部材を案内し付勢部材の傾きを防止できるので、可動コアおよび弁部材を付勢する付勢部材の付勢力のばらつきを防止し、燃料噴射量のばらつきを防止できる。
請求項7記載の発明では、固定コアの吸引部と可動コアとの間のギャップの外周側方に磁気絞りを設けているので、可動コアと吸引部との間に形成されたギャップを通らずに磁束がギャップの外周側方に漏れることを低減する。これにより、磁気吸引力を増加できる。ここで、吸引部と可動コアとの間のギャップの外周側方に磁気絞りを設けるとは、吸引部および可動コアの両方にまたがって磁気絞りを設ける構成、ならびに、ギャップの軸方向近傍において、またはギャップと軸方向位置を合わせて吸引部または可動コアの一方の外周側方だけを覆うように磁気絞りを設ける構成を表している。
請求項8記載の発明では、磁気絞りの内周側に吸引部の少なくとも一部が収容されているので、磁気特性の高い材質で形成された吸引部からギャップを通らず外周側方に漏れる磁束を低減できる。したがって、磁気吸引力が増加する。
請求項9記載の発明では、吸引部は磁気絞りの可動コアと反対側の端部よりも可動コアの反対側に延びている。つまり、磁気絞りを避けて接続部を通って吸引部とヨークとの間に磁束が流れる磁路長が短くなる。つまり、吸引部よりも磁気特性の低い接続部を流れる磁路長が短くなるので、磁気応答性が向上する。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁を図1および図2に示す。燃料噴射弁10は、例えば直噴式のガソリンエンジンに適用される。直噴式のガソリンエンジンに適用する場合、燃料噴射弁10はシリンダヘッドに搭載される。尚、燃料噴射弁10は、直噴式のガソリンエンジンに限らず、吸気通路を流れる吸気に燃料を噴射するポート噴射式のガソリンエンジン、またはディーゼルエンジンなどに適用してもよい。
図1に示すように、弁ホルダ12、非磁性部材14、接続部材40は燃料噴射側からこの順に設置され、隣接する部材同士が溶接等により結合されている。弁ホルダ12、非磁性部材14、および接続部材40が形成する内部空間に、弁ボディ20、弁部材24、可動コア30、吸引部材44、アジャスティングパイプ46、スプリング48、および燃料フィルタ64等が収容されている。
磁気絞りとしての非磁性部材14は、可動コア30と吸引部材44との間に形成されるギャップ100の外周側方を、可動コア30および吸引部材44の両方に跨って覆っている。非磁性部材14は、弁ホルダ12と接続部材40との間で磁束が短絡することを防ぐとともに、ギャップ100を通らず可動コア30および吸引部材44から外周側方に磁束が漏れることを防止している。
弁ボディ20は弁ホルダ12の噴孔側先端の内部に溶接により固定されている。弁ボディ20は弁部材24が着座可能な弁座21を内周壁に有している。噴孔プレート22は弁ボディ20の底部外壁に溶接により固定されている。噴孔プレート22は薄板状に形成されており、中央部に単数または複数の噴孔が形成されている。
弁部材24は有底円筒状の中空であり、弁部材24の底側に当接部25が形成されている。当接部25は弁ボディ20に形成されている弁座21に着座可能である。当接部25が弁座21に着座すると、噴孔プレート22の噴孔が閉塞され燃料噴射が遮断される。当接部25の上流側に弁部材24の側壁を貫通する燃料孔24aが複数形成されている。弁部材24内に流入した燃料は、燃料孔24aを内から外に通過し、当接部25と弁座21とが形成する弁部に向かう。
弁部材24は接続部材28と溶接により結合している。図2に示すように、弁部材24の可動コア30側端部には径方向外側に広がるフランジ26が形成されている。弁部材24は、このフランジ26と接続部材28のフランジ29との間に可動コア30を挟持し、可動コア30とともに往復移動する。
図1に示すように、可動コア30は弁部材24に対して弁ボディ20と反対側で弁部材24に結合している。付勢部材としてのスプリング48は、弁部材24が弁座21に着座する方向に可動コア30および弁部材24を付勢している。
接続部材40は、可動コア30側に円筒状に突出した突部42を外周側に設けている。この突部42が非磁性部材14と軸方向で向き合い結合している。接続部材40は、突部42の内周側に吸引部材44を収容し吸引部材44と結合している。そして接続部材40は、吸引部材44と後述するヨーク52との間を磁気的に接続している。接続部としての接続部材40と吸引部としての吸引部材44とは、特許請求の範囲に記載した固定コアを構成している。
吸引部材44は円筒状に形成されており、接続部材40の突部42内に収容されて径方向および軸方向を位置決めされている。吸引部材44は可動コア30に対し弁ボディ20と反対側に設置され可動コア30と向き合い、可動コア30との間にギャップ100を形成している。吸引部材44は、その一部を非磁性部材14の内周側に設置され、非磁性部材14の可動コア30と反対側の端部よりも可動コア30の反対側に延びている。
吸引部材44は、接続部材40よりも磁気特性の高い磁性材で焼結等により形成されている。ここで磁気特性が高いとは、磁束密度および比抵抗の少なくとも一方が高いことを意味している。例えば、接続部材40は電磁ステンレスで形成され、吸引部材44はFe−Co系材料で形成されている。また、図2に示すように、接続部材40の外径は吸引部材44の外径よりも大きく、接続部材40の断面積をS1、吸引部材44の断面積をS2とすると、S1>S2である。
図1に示すように、アジャスティングパイプ46は接続部材40内に圧入され、スプリング48の一端を係止している。アジャスティングパイプ46の圧入量を調整することによりスプリング48の付勢力を調整する。スプリング48の他端は弁部材24のフランジ26に係止されている(図2参照)。スプリング48は可動コア30および吸引部材44の少なくとも一方の内周面に伸縮方向に案内されている。ただし第1実施形態では、少なくとも、スプリング48を案内する長さが可動コア30よりも長い吸引部材44の内周面でスプリング48を案内することが望ましい。
ヨーク50、52は互いに磁気的に接続してコイル54の外周を覆っている。ヨーク50は円筒状に形成されており、弁ホルダ12と磁気的に接続している。ヨーク52は接続部材40と磁気的に接続している。ヨーク52の周方向の一部は、ターミナル62とコイル54との接続箇所との接触を避けるために切り欠かれている。ヨーク50、52は、弁ホルダ12、可動コア30、接続部材40および吸引部材44と磁気回路を形成している。
コイル54は、非磁性部材14および接続部材40の外周に設置されている。樹脂ハウジング60はコイル54およびターミナル62をインサート成形している。ターミナル62はコイル54と電気的に接続しており、コイル54に駆動電流を供給する。
以上のように構成した燃料噴射弁10において、コイル54への通電がオフされると、スプリング48の付勢力によって弁部材24が図1の下方、つまり閉弁方向に移動して弁部材24の当接部25が弁座21に着座し、噴孔が閉塞され燃料噴射が遮断される。
コイル54への通電をオンすると、弁ホルダ12、可動コア30、接続部材40、吸引部材44、ヨーク50、52からなる磁気回路を磁束が流れ、ギャップ100を介して吸引部材44と可動コア30との間に磁気吸引力が発生する。すると、可動コア30とともに弁部材24はスプリング48の付勢力に抗して吸引部材44側に移動し、当接部25が弁座21から離座する。これにより、燃料が噴孔から噴射される。
ここで、スプリング48の付勢力に抗して可動コア30を吸引する磁気吸引力を高めるためには、可動コア30と吸引部材44とが互いに向き合っている対向面の間にギャップ100を通って流れる磁束量を増やすことが考えられる。
そこで第1実施形態では、可動コア30と向き合い可動コア30とギャップ100を形成する吸引部材44を接続部材40よりも磁気特性の高い材質で形成している。これにより、図3に示すように、磁気特性の低い材質で固定コアを形成した従来の点線200で示す磁気吸引力に比べ、本実施形態の実線202で示す磁気吸引力は、立ち上がり時における磁気吸引力の増加率が向上している。これは、固定コアの一部である吸引部材44を磁気特性の高い材質で形成しているので、立ち上がり時において、可動コア30と吸引部材44との間を磁束が流れ易くなっているからだと考えられる。これにより、弁部材24のリフト量を大きくし開弁時の弁部の開口面積を増加しても、開弁応答性を損なうことなく噴射量を増加できる。さらに、本実施形態では、従来に比べ全体的に磁気吸引力が増加している。このように、本実施形態では、可動コア30および吸引部材44の対向面積を大きくせず、燃料噴射弁10を大型化することなく磁気吸引力を増加している。その結果、弁部材24のリフト量を大きくし、開弁時の弁部の開口面積を増加できるので、噴射量を増加できる。
また、接続部材40および吸引部材44の両方を磁気特性の高い材質で形成するよりも、製造コストを低減できる。また、可動コア30を大型化する必要がないので、可動コア30の重量増加を防ぎ、可動コア30の応答性の低下を防止していてる。また、吸引部材44よりも磁気特性の低い接続部材40の断面積を吸引部材44の断面積よりも大きくすることにより、接続部材40に流れる磁束量の低下を抑制している。
また比抵抗の大きい高磁気特性の材質で吸引部材44を形成することにより、コイル54への通電をオフしたときに吸引部材44に発生する渦電流を低減する。これにより、吸引部材44の残留磁束が減少するので、コイル54への通電をオフしたときにスプリング48の付勢力により弁部材24および可動コア30は速やかに弁座21側に向かう。したがって、閉弁応答性が向上する。
また、吸引部材44が非磁性部材14の可動コア30と反対側の端部よりも可動コア30と反対側に延びているので、非磁性部材14を避けて接続部材40を通り吸引部材44とヨーク52との間に磁束が流れる磁路長が短くなる。これにより、吸引部材44よりも磁気特性の低い接続部材40を磁束が通る磁路長を極力短くし、磁気応答性を向上している。
また、可動コア30側に突出する接続部材40の突部42内に吸引部材44を収容し吸引部材44を位置決めしているので、吸引部材44と可動コア30との同軸度が向上している。これにより、可動コア30および吸引部材44の内周面の内径とスプリング48の外径との径差を小さくしても、可動コア30および吸引部材44の少なくとも一方の内周面がスプリング48の伸縮を妨げることなく、スプリング48を伸縮方向に案内する。その結果、スプリング48の傾きを防止できるので、弁部材24を付勢するスプリング48の付勢力のばらつきを防止し、燃料噴射量のばらつきを防止できる。
また、吸引部材44の内周面の内径を小さくすることにより、吸引部材の44の外径を大きくすることなく吸引部材44の断面積S2が増加する。これにより、磁気吸引力が増加する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図4および図5に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
第2実施形態の燃料噴射弁70では、第1実施形態の弁ホルダ12の弁ボディ20と反対側、非磁性部材14および接続部材40に相当する部分を、1部材の接続部材72で形成している。固定コアを構成する接続部としての接続部材72は、可動コア30側に突出する円筒状の突部74を外周側に設け、この突部74の内周側に吸引部材44を収容し吸引部材44と結合している。そして接続部材72は、吸引部材44とヨーク52との間を磁気的に接続している。また、突部74は弁ボディ20側の端部の内周壁で弁ホルダ78と結合している。そして、突部74に設けた磁気絞りとしての薄肉部76は、可動コア30と吸引部材44との間に形成されたギャップ100の外周側方を、可動コア30および吸引部材44の両方にまたがって覆っている。
吸引部材44は、接続部材72よりも磁気特性の高い材質で形成されている。そして、吸引部材44は、その一部を薄肉部76の内周側に設置され、薄肉部76の可動コア30と反対側の端部よりも可動コア30の反対側に延びている。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図6に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
第3実施形態では、放射状に延びる磁性片82を周方向に積層することにより、固定コアを構成する吸引部をなし、可動コア30と向き合ってギャップ100を形成する吸引部材80を円筒状に形成している。磁性片82は接続部材40よりも磁気特性の高い材質で形成されている。
また、図7に示す第3実施形態の変形形態では、第3実施形態の吸引部材80に代えて、薄板状の磁性片92を径方向に積層することにより、固定コアを構成する吸引部をなし、可動コア30と向き合ってギャップ100を形成する吸引部材90を円筒状に形成している。磁性片92は接続部材40よりも磁気特性の高い材質で形成されている。
第3実施形態およびその変形形態のように、磁性片82、92を積層して吸引部材80、90を形成することにより、コイル54への通電をオフしたときに吸引部材80、90に発生する渦電流を低減している。これにより、燃料噴射弁の閉弁応答性が向上する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図8および図9に示す。尚、既述の実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
図8に示す第4実施形態の燃料噴射弁110では、弁ボディ20、弁部材120、可動コア124、固定コア130、アジャスティングパイプ46およびスプリング48等は、磁性部材と非磁性部材とからなる円筒状の筒部材112内に収容されている。
筒部材112は、図8において下方の弁ボディ20側から第1磁性部材113、磁気抵抗部材としての非磁性部材114、第2磁性部材115をこの順で有している。第1磁性部材113と非磁性部材114、ならびに非磁性部材114と第2磁性部材115とは溶接により結合している。溶接は例えばレーザ溶接により行う。
磁気絞りとしての非磁性部材114は、可動コア124と固定コア130の吸引部材132との間に形成されるギャップ100の外周側方を、可動コア124および吸引部材132の両方に跨って覆っている。したがって、非磁性部材114の内周側に吸引部材132の少なくとも一部が設置されている。非磁性部材114は、第1磁性部材113と第2磁性部材115との間で磁束が短絡することを防ぐとともに、ギャップ100を通らず可動コア124および吸引部材132から外周側方に磁束が漏れることを防止している。
弁ボディ20は、第1磁性部材113の噴孔側内部に溶接により固定されており、内周壁に弁部材120が着座可能な弁座21を有している。カップ状の噴孔プレート118は弁ボディ20の外周壁に溶接により固定されている。噴孔プレート118は薄板状に形成されており、中央部に複数の噴孔118aが形成されている。
弁部材120は有底円筒状の中空であり、弁部材120が弁座21に着座すると、噴孔118aが閉塞され燃料噴射が遮断される。弁部材120の弁ボディ20と反対側に可動コア124が溶接等により固定されている。弁部材120には側壁を貫通する燃料孔120aが複数形成されている。弁部材120内に流入した燃料は、燃料孔120aを内から外に通過する。
固定コア130は低磁性部および吸引部としての吸引部材132と、高磁性部としての高磁性部材134とから構成されている。吸引部材132は磁気特性の低い材質で形成され、高磁性部材134は、吸引部材132よりも磁気特性の高い材質で形成されている。吸引部材132は、筒部材112の非磁性部材114および第2磁性部材115の内部に収容され、溶接または圧入により筒部材112に固定されている。吸引部材132は可動コア124に対し弁部材120の往復移動方向の一方側である弁ボディ20と反対側に設置され可動コア124と向き合っている。可動コア124から軸方向に離れた吸引部材132の端部内周側に凹部133が形成されている。高磁性部材134は、円筒状に形成されており、非磁性部材114と第2磁性部材115とに跨って凹部133に軸方向に圧入されている。
ヨーク140、142はコイル54の外周側に設置されており、第1磁性部材113と第2磁性部材115とを磁気的に接続している。固定コア130、可動コア124、第1磁性部材113、ヨーク140、142および第2磁性部材115は磁気回路を構成している。
次に、第4実施形態の燃料噴射弁110における磁気吸引力特性について説明する。
図10において点線200は、図3の点線200と同様に、磁気特性の低い材質で固定コアを形成した従来の磁気吸引力特性を示しており、実線204は、第4実施形態の磁気吸引力特性を示している。図10に示すように、立ち上がり時において、第4実施形態の磁気吸引力の増加率は従来よりも向上している。これは、第1実施形態と同様に、固定コア130の一部を磁気特性の高い材質で形成しているので、立ち上がり時において、可動コア124と固定コア130との間を磁束が流れ易くなっているからだと考えられる。
尚、第4実施形態では、可動コア124と向き合い可動コア124との間に磁気吸引力を発生する吸引部材132が従来の固定コアと同様に磁気特性の低い材質で形成されているので、磁気特性の低い材質で形成された吸引部材132が磁気絞りとなる。これに対し第1実施形態では、可動コア30から離れた接続部材40を磁気特性の低い材質で形成しいてるので、接続部材40は磁気絞りとして殆ど作用しない。
このように、第4実施形態では、固定コア130の吸引部材132が磁気特性の低い材質で形成され吸引部材132が磁気絞りとして作用するので、可動コア124と固定コア130との間を流れる飽和磁束量は、固定コア全体を磁気特性の低い材質で形成した場合と殆ど同じである。したがって、可動コア124と固定コア130との間に発生する最大磁気吸引力、つまり飽和磁気吸引力は、図10に示すように従来と比べて殆ど増加しない。これにより、固定コア130の一部を磁気特性の高い材質で形成しても、固定コア130の残留磁束の増加を防止できるので、燃料噴射弁110が開弁した状態でコイル54への通電をオフすると、スプリング48の付勢力により、可動コア124は固定コア130から素早く離れる。このように、閉弁応答性を維持できるので、微少量噴射においても、燃料噴射量を高精度に制御できる。
(第5、第6実施形態)
本発明の第5実施形態を図11に示し、第6実施形態を図12に示す。固定コア以外の燃料噴射弁の構成は、第4実施形態と実質的に同一である。
図11に示す第5実施形態において、固定コア150は低磁性部および吸引部としての吸引部材152と、高磁性部としての高磁性部材154とから構成されている。吸引部材152は磁気特性の低い材質で形成され、高磁性部材154は、吸引部材152よりも磁気特性の高い材質で形成されている。可動コア124から軸方向に離れた吸引部材152の端部外周側に凹部153が形成されている。高磁性部材154は、円筒状に形成されており、非磁性部材114と第2磁性部材115とに跨って凹部153に軸方向に圧入されている。
図12に示す第6実施形態において、固定コア160は低磁性部および吸引部としての吸引部材162と、高磁性部としての高磁性部材164とから構成されている。吸引部材162は磁気特性の低い材質で形成され、高磁性部材164は、吸引部材162よりも磁気特性の高い材質で形成されている。吸引部材162の軸方向両端部から離れた外周側に凹部163が形成されている。高磁性部材164は、軸方向にスリットの形成された円筒状に形成されており、凹部163に径方向から嵌め込まれている。
(他の実施形態)
上記複数の実施形態では、可動コア30および吸引部材の両方にまたがってギャップ100の外周側方に磁気絞りを設けたが、ギャップ100の軸方向近傍において、またはギャップ100と軸方向位置を合わせて吸引部または可動コアの一方の外周側方だけを覆うように磁気絞りをギャップ100の外周側方に設けてもよい。
また、第1実施形態〜第3実施形態では、接続部としての接続部材40、72は可動コア30側に突出する円筒状の突部を外周側に設け、この突部の内周側に吸引部としての吸引部材を収容したが、固定コアを構成する吸引部と接続部とを軸方向の端面同士で向き合わせてもよい。この場合、吸引部の断面積と接続部の断面積とは同じでもよい。
また、第1実施形態〜第3実施形態では、吸引部材および接続部材により別部材で固定コアを構成したが、1部材で固定コアを構成し、可動コアと向き合う吸引部に相当する箇所の磁気特性を、圧粉材または焼結材の密度を変えること等により高めて固定コアを構成してもよい。第4実施形態〜第6実施形態においても、1部材で固定コアを構成し、可動コアと向き合う吸引部から離れた部分の磁気特性を、圧粉材または焼結材の密度を変えること等により高めて固定コアを構成してもよい。
また、第1実施形態〜第3実施形態では、可動コア側に突出する突部を接続部としての接続部材が外周側に設け、この突部の内周側に吸引部としての吸引部材を収容するのであれば、吸引部材と接続部材とを同じ磁気特性の材質で形成してもよい。
上記複数の実施形態では、弁部材および可動コアを付勢する付勢部材としてスプリング48を用いたが、スプリング以外にも弁部材および可動コアを付勢することができるのであれば、どのような部材を付勢部材として用いてもよい。
このように、本発明はその実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁を示す断面図である。 第1実施形態の可動コアおよび吸引部材の周囲を示す断面図である。 第1実施形態の起磁力と磁気吸引力との関係を示す特性図である。 本発明の第2実施形態による燃料噴射弁を示す断面図である。 第2実施形態による可動コアおよび吸引部材の周囲を示す断面図である。 (A)は本発明の第3実施形態による可動コアおよび吸引部材の周囲を示す断面図であり、(B)は(A)のB−B線断面図である。 図6の(B)と同じ断面位置における第3実施形態の変形形態による吸引部材を示す断面図である。 本発明の第4実施形態による燃料噴射弁を示す断面図である。 第4実施形態の可動コアおよび固定コアの周囲を示す断面図である。 第4実施形態の起磁力と磁気吸引力との関係を示す特性図である。 第5実施形態の可動コアおよび固定コアの周囲を示す断面図である。 第6実施形態の可動コアおよび固定コアの周囲を示す断面図である。 従来の燃料噴射弁を示す断面図である。
符号の説明
10、70、110 燃料噴射弁、14、114 非磁性部材(磁気絞り)、24、120 弁部材、30、124 可動コア、40、72 接続部材(接続部、固定コア)、42、74 突部、44、80、90 吸引部材(吸引部、固定コア)、48 スプリング(付勢部材)、50、52 ヨーク、54 コイル、76 薄肉部(磁気絞り)、100 ギャップ、130、150、160 固定コア、132、152、162 吸引部材(低磁性部、吸引部)、134、154、164 高磁性部材(高磁性部)

Claims (10)

  1. 燃料噴射を断続する弁部材と、
    前記弁部材とともに往復移動する可動コアと、
    前記可動コアと向き合って設置されている固定コアと、
    通電することにより前記可動コアと前記固定コアとの間に磁気吸引力を発生するコイルと、
    を備える燃料噴射弁において、
    前記固定コアは、磁気特性の低い材質で形成されている低磁性部と、前記低磁性部よりも磁気特性の高い材質で形成されている高磁性部とから構成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記可動コアと向き合い前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生する前記固定コアの吸引部は、前記磁気特性の低い材質で形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記コイルの外周を覆うヨークをさらに備え、
    前記固定コアは、前記可動コアと向き合い前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生する吸引部と、前記吸引部と前記ヨークとの間を磁気的に接続する接続部とを有し、前記吸引部は前記接続部よりも磁気特性の高い材質で形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  4. 前記吸引部と前記接続部とは別部材で形成されていることを特徴とする請求項3記載の燃料噴射弁。
  5. 前記接続部の断面積は前記吸引部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項3または4記載の燃料噴射弁。
  6. 前記吸引部側に前記可動コアを吸引する方向と反対方向に前記弁部材を付勢する付勢部材をさらに備え、
    前記接続部は前記可動コア側に向かって突出する突部を外周側に有し、前記吸引部は前記突部の内周側に収容されており、前記吸引部および前記可動コアの内周側面の少なくともいずれか一方が前記付勢部材を案内することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項記載の燃料噴射弁。
  7. 前記吸引部と前記可動コアとの間のギャップの外周側方に磁気絞りを設けていることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項記載の燃料噴射弁。
  8. 前記磁気絞りの内周側に前記吸引部の少なくとも一部を設置していることを特徴とする請求項7記載の燃料噴射弁。
  9. 前記吸引部は前記磁気絞りの前記可動コアと反対側の端部よりも前記可動コアの反対側に延びていることを特徴とする請求項8記載の燃料噴射弁。
  10. 燃料噴射を断続する弁部材と、
    前記弁部材とともに往復移動する可動コアと、
    前記弁部材を往復移動方向の一方に付勢する付勢部材と、
    前記可動コアと向き合って設置されている固定コアと、
    通電することにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記固定コアに前記可動コアを吸引する磁力を発生するコイルと、
    前記コイルの外周を覆うヨークと、
    を備える燃料噴射弁において、
    前記固定コアは、前記可動コアと向き合い前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生する吸引部と、前記吸引部と前記ヨークとの間を磁気的に接続する接続部とを有し、
    前記接続部は前記可動コア側に向かって延びる突部を外周側に有し、前記吸引部は前記突部の内周側に収容されており、前記吸引部および前記可動コアの内周側面の少なくともいずれか一方が前記付勢部材を案内することを特徴とする燃料噴射弁。



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