JP2007109277A - 記録テープカートリッジ及びドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録テープをハブの略中央に巻回できるようにして耐衝撃性の向上を図り、ドライブ装置内での走行時において、サーボ信号の読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減できるようにした記録テープカートリッジと、そのドライブ装置の提供を課題とする。
【解決手段】 記録テープTがハブ22に巻装されたリール20と、そのリール20を単一で回転可能に収容するケース12と、ケース12に形成され、記録テープTの端部に取り付けられたリーダー部材30を引き出すための開口18と、を備えた記録テープカートリッジ10において、ハブ22を略太鼓状に形成する。また、その記録テープカートリッジ10が装填されるドライブ装置70の巻取リール80のハブ82を略太鼓状に形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、主にコンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープをケース内に収容してなる記録テープカートリッジと、それが装填されるドライブ装置に関する。
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープ等の記録テープをリール(リールハブ)に巻装し、そのリールを単一でケース内に収容してなる記録テープカートリッジが知られている。この記録テープカートリッジは、ドライブ装置に装填されると、開口からリーダー部材を介して記録テープが引き出される。そして、その引き出された記録テープは、テープガイド及び記録再生ヘッドを挟んで記録テープカートリッジと反対側に配置されている巻取リールに巻き取られる。
特に、最近の記録密度が向上された記録テープカートリッジを使用した記録・再生システム(ドライブ装置)では、記録テープ上に予め記録されたサーボ信号に基づいて、アクチュエーターにより記録再生ヘッドを上下方向に動かし、そのサーボ信号に記録再生ヘッドを追従させて、データ信号を記録して行く方式が主流となっている。したがって、記録テープカートリッジから引き出された記録テープは、ドライブ装置内の複数のテープガイドにより支持して、常に記録再生ヘッドの所定位置を走行するようにコントロールすることが望ましい。
なお、ドライブ装置内におけるテープガイドの方式としては、両端に規制部(フランジ)が形成された円筒状部材が回転する方式や、同様の円筒状部材やブロック状部材が固定配置される方式(例えば、特許文献1参照)、更には、エアーを噴出して記録テープを積極的に浮上させるブロック状部材が固定配置される方式(例えば、特許文献2参照)などがある。
ところが、実際には、記録テープカートリッジ内のリールやドライブ装置内の巻取リールのリールハブが完全に真直とされることは難しく、また、各リールを回転させるモーターやテープガイドも完全に真直に組み付けられて動作することは難しいことから、記録テープは、テープガイドで支持されていても走行中に幅方向(上下方向)に変動する。
そして、この変動が著しい場合、特に短時間で変動する(加速度が大きい)場合には、記録テープ上のサーボ信号に基づいて上下方向に移動する記録再生ヘッドが、その急激な記録テープの位置変動に追従できなくなり、所望とするデータ信号を記録・再生することができなくなってしまう問題がある。
また更に、最近の高記録密度の記録・再生システムでは、サーボ信号のサイズが小さくなったり、サーボ信号自体の記録密度が上がったり、記録テープの走行速度が速くなってきているので、今までは問題にならなかったレベルの変動でも、サーボ信号の読取エラーによるデータ信号の記録・再生エラーが発生してしまう問題がある。
この変動を発生させる原因としては、記録テープの湾曲、厚み分布のばらつき、残留歪、カールや記録テープを巻き付けたときの不規則な幅方向(高さ方向)の巻癖、巻取リールやリールの真直度、ドライブ装置のモーターやテープガイド及び記録再生ヘッドの真直度、テープテンション、複数のテープガイドの幅方向(上下方向)の位置ずれ(意図的にずらして記録テープを規制する場合もある)、記録テープと接触部材間の摺動抵抗など、様々な原因があると言われている。
また、何らかの原因で記録テープの走行位置が不安定になると、リールや巻取リールに巻き取られる際に、記録テープの巻位置が乱れ、次に反対方向に送り出される際に、記録テープの位置変動を生じさせたり、円筒状テープガイドの規制部(フランジ)に記録テープが衝突して、その幅方向の端部(エッジ)がダメージを受けたりする原因となる。
更に、ドライブ装置の台数に比べ、大量に生産・消費される記録テープカートリッジでは、安価な部材が要求されるため、組立時に調整して精度が向上された記録テープカートリッジを供給することは難しく、また、ドライブ装置のテープガイドに比べ、リールハブは相対的に寸法が大きいため、ドライブ装置のテープガイドほどの高精度な円筒形状を得ることが難しい問題もある。
また、記録テープは、リールハブの幅方向(高さ方向)の中心位置に対して上下フランジのどちらか一方に偏在させて巻回すると、巻き形状(巻き面)は整う(以下「整巻き」という)。しかしながら、このような巻き方であると、記録テープが1枚だけ、その幅方向端部の整った巻き面から、その幅方向に飛び出してしまう現象(以下「1枚飛出現象」という)が起きることがあった。
このような1枚飛出現象が起きると、その飛び出した1枚分の記録テープの幅方向端部が、輸送時や落下等によって記録テープカートリッジに衝撃が加えられたときに、上フランジ又は下フランジに当たって折れ曲がり、ドライブ装置内での記録テープの走行時に、サーボ信号の読取エラーが発生して、情報の記録や再生ができなくなるという問題があった。
これに対し、記録テープをリールハブの幅方向略中央に巻回すると、巻き面は整わず、緩やかな凹凸形状が連続する巻き面となる(以下「ザラ巻き」という)。これまで、このザラ巻きは、記録テープの走行時における幅方向の不安定さ(上下動)と、外観形状が良好でないとの理由から敬遠されてきたが、1枚毎に見た飛び出し量(隣接する記録テープ同士の飛び出し量の差)は、整巻き時に発生する1枚飛出現象の飛び出し量よりも小さいことが判ってきた。
つまり、このザラ巻きの方が、輸送時や落下時等で衝撃を受けたときにおいて、記録テープの幅方向端部にダメージを受け難く、ダメージを受けても軽微で済むことが判ってきた。また、ザラ巻きの程度にもよるが、走行時の記録テープの上下動も許容範囲にできることが明らかになってきた。したがって、記録テープは、リールハブの幅方向(高さ方向)の略中心位置に、その幅方向の中心位置が来るように巻回する方が好ましい。
特開2004−362755号公報 特表平9−511352号公報
そこで、本発明は、記録テープをハブの略中央に巻回できるようにして耐衝撃性の向上を図り、ドライブ装置内での走行時において、サーボ信号の読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減できるようにした記録テープカートリッジと、そのドライブ装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、記録テープがハブに巻装されたリールと、前記リールを単一で回転可能に収容するケースと、前記ケースに形成され、前記記録テープの端部に取り付けられたリーダー部材を引き出すための開口と、を備えた記録テープカートリッジにおいて、前記ハブを略太鼓状に形成したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、常にハブの幅方向(高さ方向)略中央に記録テープを巻き付けることが可能となる。したがって、記録テープの1枚飛出現象を防止することができ、輸送時や落下時等において、記録テープへのダメージを軽減することができる(耐衝撃性を向上させることができる)。また、これにより、ドライブ装置内での走行時において、サーボ信号の読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減することができる。
また、請求項2に記載の記録テープカートリッジは、請求項1に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記ハブの最大径と最小径との差が、0.03mm以上0.3mm以下であることを特徴としている。
そして、請求項3に記載の記録テープカートリッジは、請求項1に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記ハブの最大径と最小径との差が、前記記録テープの幅寸法に対して、0.2%以上2.5%以下であることを特徴としている。
また、請求項4に記載の記録テープカートリッジは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記ハブの最大径が、該ハブの幅方向略中央であることを特徴としている。
更に、請求項5に記載の記録テープカートリッジは、請求項4に記載の記録テープカートリッジにおいて、ドライブ装置に装填して前記記録テープを走行させたときの該記録テープの幅方向中央位置を、前記ハブの幅方向中央位置と略一致させたことを特徴としている。
請求項2乃至請求項5に記載の発明によれば、ハブの幅方向略中央に記録テープを巻き付けることが好適にできる。
また、請求項6に記載の記録テープカートリッジは、請求項5に記載の記録テープカートリッジにおいて、少なくとも前記リーダー部材が前記開口から引き出されている間、前記記録テープが摺接するテープガイドを前記ケース内に設けたことを特徴としている。
そして、請求項7に記載の記録テープカートリッジは、請求項6に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記テープガイドが、幅方向端部にフランジが形成された略円筒状とされ、前記記録テープの摺接に伴って回転可能に構成されていることを特徴としている。
請求項6及び請求項7に記載の発明によれば、ケース内から引き出された記録テープは、ケース内に設けられたテープガイドによって、その幅方向(上下方向)の位置が規制された後で、ドライブ装置のテープガイドに支持される。また、その記録テープをリールに巻き戻すときも、ケース内に設けられたテープガイドによって、その幅方向(上下方向)の位置が規制されながら巻き戻される。したがって、記録テープの上下変動を緩和でき、記録テープの急激な上下変動を抑制することができる。
また、請求項8に記載の記録テープカートリッジは、請求項6又は請求項7に記載の記録テープカートリッジにおいて、ドライブ装置に装填したときに、前記テープガイドが前記リールと連動して同一高さに移動可能となる位置調整手段を備えたことを特徴としている。
そして、請求項9に記載の記録テープカートリッジは、請求項8に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記位置調整手段が、前記テープガイドを前記ケースの底板へ向けて付勢する付勢手段と、前記ケースの底板に穿設され、前記テープガイドの幅方向端部に形成されたフランジと平面視でオーバーラップする開孔と、を有し、ドライブ装置に装填したときに、該ドライブ装置に設けられた係合部材が前記開孔から進入し、前記フランジを介して前記テープガイドを前記付勢手段の付勢力に抗して前記ケースの天板へ向けて移動させる構成としたことを特徴としている。
請求項8及び請求項9に記載の発明によれば、記録テープカートリッジがドライブ装置に装填されたときでも、ケース内に設けられたテープガイドは、常にリールと同一高さに位置する。したがって、リールとテープガイドとの間で記録テープが捩れて、記録テープにダメージを与えてしまうような不具合は発生しない。また、ドライブ装置側に、係合部材を設けるだけで、位置調整用の複雑な機構等が不要であるため、低コストで実現できる利点がある。
また、請求項10に記載の記録テープカートリッジは、請求項9に記載の記録テープカートリッジにおいて、ドライブ装置に装填しないときに、前記開孔を閉塞可能な蓋体を備えたことを特徴としている。
請求項10に記載の発明によれば、ドライブ装置に装填しない不使用時(保管時や運搬時等)において、開孔からの塵埃等の進入を防止することができる。
また、請求項11に記載の記録テープカートリッジは、請求項6乃至請求項10の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記テープガイドが、略太鼓状に形成されていることを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、記録テープは、テープガイドの幅方向略中央に位置規制されながら走行する。したがって、記録テープの急激な上下変動を更に抑制することが可能となる。
また、本発明に係る請求項12に記載のドライブ装置は、記録テープカートリッジが装填され、該記録テープカートリッジから引き出された記録テープが巻回される巻取リールを備えたドライブ装置であって、前記巻取リールのハブを略太鼓状に形成したことを特徴としている。
請求項12に記載の発明によれば、常にハブの幅方向(高さ方向)略中央に記録テープを巻き付けることが可能となる。したがって、ドライブ装置においても記録テープの1枚飛出現象を防止することができ、記録テープへのダメージを軽減することができる(耐衝撃性を向上させることができる)。また、これにより、記録テープの上下変動を緩和でき、記録テープの急激な上下変動を抑制することができる。よって、記録テープの走行位置を従来よりも安定させることができ、記録密度が向上された記録テープであっても、ドライブ装置において、サーボ信号の読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減することができる。
また、請求項13に記載のドライブ装置は、請求項12に記載のドライブ装置において、前記ハブの最大径と最小径との差が、0.03mm以上0.3mm以下であることを特徴としている。
そして、請求項14に記載のドライブ装置は、請求項12に記載のドライブ装置において、前記ハブの最大径と最小径との差が、前記記録テープの幅寸法に対して、0.2%以上2.5%以下であることを特徴としている。
また、請求項15に記載のドライブ装置は、請求項12乃至請求項14の何れか1項に記載のドライブ装置において、前記ハブの最大径が、該ハブの幅方向略中央であることを特徴としている。
更に、請求項16に記載のドライブ装置は、請求項15に記載のドライブ装置において、前記記録テープの幅方向中央位置を、前記ハブの幅方向中央位置と略一致させたことを特徴としている。
請求項13乃至請求項16に記載の発明によれば、ハブの幅方向略中央に記録テープを巻き付けることが好適にできる。したがって、記録テープの上下変動を緩和でき、記録テープの急激な上下変動を抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、記録テープをハブの略中央に巻回できるようにして耐衝撃性の向上を図り、ドライブ装置内での走行時において、サーボ信号の読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減できるようにした記録テープカートリッジと、そのドライブ装置を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図1において、記録テープカートリッジ10のドライブ装置70(図7参照)への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向(右側)とする。また、矢印C方向を本発明における幅方向とし、高さ方向及び上下方向と同方向とする。
図1、図2で示すように、記録テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。このケース12は、ポリカーボネート(PC)等の樹脂製の上ケース14と下ケース16とが、それぞれ天板14Aの周縁に立設された周壁14Bと、底板16Aの周縁に立設された周壁16Bとを互いに当接させた状態で、超音波溶着やねじ止め等によって接合されて構成されている。
ケース12の内部には、リール20が1つだけ回転可能に収容される。このリール20は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ22と、その上端部に設けられる上フランジ24と、その下端部に設けられる下フランジ26と、を有し、上フランジ24及び下フランジ26がリールハブ22の上端部及び下端部にそれぞれ超音波溶着されて構成されている。そして、そのリールハブ22の外周面に、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、上フランジ24及び下フランジ26によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部(エッジ)が保持されている。
また、このリールハブ22は、図4で示すように、その形状が側面視で幅方向略中央部分が円弧状に膨張した略太鼓形状(以下「クラウニング形状」という場合がある)とされている。そして、そのリールハブ22の最大径(幅方向略中央部分の径)と最小径(幅方向上下端部分の径)の差ΔRは、ΔR=0.03mm〜0.30mmとされている。
つまり、この差ΔRは、1/2インチ幅の記録テープTの幅寸法に対して、0.2%〜2.5%とされている。この差ΔRが、0.03mm未満であると、記録テープTをリールハブ22の中央に誘導する効果が小さくなり、0.30mmより大きいと、リールハブ22に巻回した記録テープTに変形が生じる問題がある。
なお、この差ΔRは、ΔR=0.08mm〜0.20mmとすることが好ましく、ΔR=0.10mm〜0.20mmとすることが更に好ましい。また、このようなクラウニング形状のリールハブ22は、例えば研削工程を加えることによって製造することができる。
また、リールハブ22の底壁28の下面には、リールギア27(図4参照)が環状に形成されており、下ケース16の中央部には、そのリールギア27を外部に露出するためのギア開口40が穿設されている。このギア開口40から露出されるリールギア27が、ドライブ装置70(図5参照)側の駆動ギア(図示省略)に噛合されて回転駆動されることにより、ケース12内において、リール20がケース12に対して相対回転可能とされる。
また、底壁28の下面におけるリールギア27の径方向内側には、磁性材より成る環状のリールプレート29(図4参照)がインサート成形等により固着されており、ドライブ装置70側の環状マグネット(図示省略)の磁力によって吸着・保持されるようになっている。更に、リール20は、上ケース14及び下ケース16の内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口40と同軸的な円形の軌跡上にある内壁としての遊動規制壁42によってガタつかないように保持されている。
また、ケース12の右壁12Bには、リール20に巻装された記録テープTを引き出すための開口18が形成されており、この開口18から引き出される記録テープTの自由端部には、ドライブ装置70の引出部材(図示省略)によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダーピン30が固着されている。
リーダーピン30の記録テープTの幅方向端部より突出した両端部には、環状溝32が形成されており、この環状溝32が引出部材のフック等に係止される。これにより、記録テープTを引き出す際に、フック等が記録テープTに接触して傷付けることがない構成である。
また、ケース12の開口18の内側、即ち上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面には、ケース12内においてリーダーピン30を位置決めして保持する上下一対のピン保持部36が設けられている。このピン保持部36は、記録テープTの引き出し側が開放された略半円形状をしており、直立状態のリーダーピン30の両端部34は、その開放側からピン保持部36内に出入可能とされている。
また、ピン保持部36の近傍には、板ばね38が固定配置されるようになっており、この板ばね38の二股状の先端部がリーダーピン30の上下両端部34にそれぞれ係合してリーダーピン30をピン保持部36に保持するようになっている。なお、リーダーピン30がピン保持部36に出入する際には、板ばね38の先端部は適宜弾性変形してリーダーピン30の移動を許容する構成である。
また、その開口18は、ドア50によって開閉される。このドア50は、図3で詳細に示すように、開口18を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成され、ケース12の右壁12Bに沿って移動できるように、開口18内側の天板14A及び底板16Aには、ドア50の上下端部を摺動可能に嵌入させる溝部64が形成されている。
また、ドア50の後端部中央には、シャフト52が突設されており、そのシャフト52には、コイルばね58が挿嵌されている。そして、シャフト52の後端には、そのコイルばね58を脱落防止とする拡開部54が形成されている。また、下ケース16には、そのシャフト52に挿嵌されたコイルばね58の後端を係止する係止部62を有する支持台60が突設されている。
したがって、ドア50は、シャフト52が支持台60上に摺動自在に支持されるとともに、コイルばね58の後端が係止部62に係止されることにより、そのコイルばね58の付勢力によって、常時開口18の閉塞方向へ付勢される構成である。なお、開口18の開放時、シャフト52を支持する支持台66を支持台60の後方側に更に突設しておくことが好ましい。
また、ドア50の前端部には、開閉操作用の凸部56が外方に向かって突設されている。この凸部56が、記録テープカートリッジ10のドライブ装置70への装填に伴い、そのドライブ装置70側の開閉部材(図示省略)と係合するようになっている。これにより、ドア50がコイルばね58の付勢力に抗して開放される構成である。
ここで、記録テープカートリッジ10が装填されるドライブ装置70について説明する。このドライブ装置70は、図5で示すように、記録テープカートリッジ10からリーダーピン30を介して引き出された記録テープTが巻回される巻取リール80を有している。そして、この巻取リール80のリールハブ82も、リール20のリールハブ22と同様に、その形状が側面視で幅方向略中央部分が円弧状に膨張した略太鼓形状(クラウニング形状)とされている。
すなわち、この巻取リール80は、リーダーピン30をリールハブ82に収容する構成であるため、そのリールハブ82に上フランジ84及び下フランジ86が、ねじ止め(又は超音波溶着でもよい)等によって接合されて構成されており、リールハブ82の最大径(幅方向略中央部分の径)と最小径(幅方向上下端部分の径)の差ΔRは、ΔR=0.03mm〜0.30mmとされている。
つまり、この差ΔRは、1/2インチ幅の記録テープTの幅寸法に対して、0.2%〜2.5%とされている。この差ΔRが、0.03mm未満であると、記録テープTをリールハブ82の中央に誘導する効果が小さくなり、0.30mmより大きいと、リールハブ82に巻回した記録テープTに変形が生じる問題があることは上記リールハブ22と同様である。
また、この差ΔRは、ΔR=0.08mm〜0.20mmとすることが好ましく、ΔR=0.10mm〜0.20mmとすることが更に好ましいことも上記と同様である。また、このようなクラウニング形状のリールハブ82は、例えば研削工程を加えることによって製造できることも上記の通りである。
以上のような構成の記録テープカートリッジ10及びドライブ装置70において、次に、その作用について説明する。上記構成の記録テープカートリッジ10では、ドライブ装置70に装填しない不使用時(保管時や運搬時等)には、開口18がドア50によって閉塞されている。そして、記録テープTを使用する際には、前壁12Aを先頭にして記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿って、ドライブ装置70内へ装填する。
すると、記録テープカートリッジ10は図示しないバケット内に挿入され、そのバケット(ドライブ装置70側)に設けられた開閉部材(図示省略)が、ドア50の凸部56に係合する。そして、この状態で、記録テープカートリッジ10が更に矢印A方向へ移動すると、開閉部材が凸部56をコイルばね58の付勢力に抗しつつ相対的に後方へ移動させる。すると、その凸部56が突設されているドア50は、右壁12Bに沿って溝部64内を後側へ摺動し、開口18を開放する。
こうして、記録テープカートリッジ10がドライブ装置70(バケット)に所定深さ装填され、開口18が完全に開放されると、記録テープカートリッジ10を収容したバケットが所定高さ下降し、ドライブ装置70の位置決め部材(図示省略)が、下ケース16に形成された位置決め用の穴部(図示省略)に相対的に挿入される。これにより、記録テープカートリッジ10がドライブ装置70内における所定位置に精確に位置決めされ、ドア50のそれ以上の摺動(後方への移動)が規制される。
また、この記録テープカートリッジ10(バケット)の下降動作によって、駆動ギア(図示省略)が相対的にギア開口40から進入し、リールギア27と噛合するとともにリール20を所定高さまで上昇させる(図5参照)。そして、駆動ギアとリールギア27とが完全に噛合した状態で、リールプレート29が、駆動ギアの内側に設けられた環状マグネット(図示省略)の磁力によって吸着・保持されることにより、リール20は、駆動ギアに対するリールギア27の噛合が維持されつつ、ケース12内で、そのケース12に対して相対回転可能となるロック解除状態とされる。
一方、開放された開口18からは、ドライブ装置70側に設けられた引出部材(図示省略)がケース12内に進入し、ピン保持部36に位置決め保持されたリーダーピン30を把持して引き出す。なお、このとき、記録テープカートリッジ10はドライブ装置70内において精確に位置決めされているので、引出部材は確実にリーダーピン30の環状溝32にそのフックを係止させることができる。また、リール20は、その回転ロック状態が解除されているので、リーダーピン30の引出動作に伴って回転できる。
こうして、開口18から引き出されたリーダーピン30は、ドライブ装置70側の巻取リール80のリールハブ82に収容されるが、その前に、ケース12内から引き出された記録テープTは、最も記録テープカートリッジ10に近接配置されたテープガイド72に摺接する。このテープガイド72は、その高さ位置が中央あるいは上下どちらか一方の位置、例えば下位置に偏在するように組み付けられている。
したがって、テープガイド72に摺接した記録テープTは、そのテープガイド72の上側のフランジ72Aによって、上端のエッジが規制された状態で走行し、次にテープガイド74に摺接する。このテープガイド74は、その幅方向(高さ方向)の中心位置が、リールハブ22の幅方向(高さ方向)の中心位置よりも上位置に偏在されるように組み付けられ、その下側のフランジ74Bによって、記録テープTの下端のエッジを規制するようになっている。
そして、テープガイド74によって位置規制された記録テープTは、次にテープガイド76に摺接する。なお、このテープガイド76に摺接する前に、記録テープTは記録再生ヘッド88に摺接する。テープガイド76は、テープガイド74とは逆に、即ちテープガイド72と同様に、その幅方向(高さ方向)の中心位置が、リールハブ22の幅方向(高さ方向)の中心位置よりも下位置に偏在されるように組み付けられ、その上側のフランジ76Aによって、記録テープTの上端のエッジを規制するようになっている。
そして、テープガイド76によって位置規制された記録テープTは、最後にテープガイド78に摺接する。テープガイド78は、テープガイド74と同様に、その幅方向(高さ方向)の中心位置が、リールハブ22の幅方向(高さ方向)の中心位置よりも上位置に偏在されるように組み付けられ、その下側のフランジ78Bによって、記録テープTの下端のエッジを規制するようになっている。
このように、ドライブ装置70内の各テープガイド72〜78の高さ位置(幅方向の位置)が、記録テープTのテープパス経路に沿って交互に異なっていると、記録テープTの幅方向(上下方向)の位置規制を好適に行える利点がある。
こうして、記録テープTが、テープガイド72〜78によって幅方向(上下方向)の位置が規制されつつリーダーピン30が巻取リール80のリールハブ82に収容されたら、その巻取リール80とリール20とを同期して回転駆動することにより、記録テープTは、巻取リール80に巻き取られつつ順次ケース12から引き出され、所定のテープガイド74、76間に配設された記録再生ヘッド88によって情報の記録や再生が行われる。
なお、このとき、その巻取リール80のリールハブ82はクラウニング形状とされているため、記録テープTはリールハブ82の幅方向略中央に規制されながら(記録テープTの幅方向中央位置がリールハブ82の幅方向中央位置と略一致しながら)巻回される。したがって、巻取リール80において、記録テープTの1枚飛出現象が防止されるとともに、記録テープTの走行中の幅方向(上下方向)の変動が緩和され、記録テープTの急激な上下変動が抑制される。
ここで、記録再生ヘッド88は、図示しないアクチュエーターによって、上下方向(高さ方向)に移動可能に支持されており、記録テープT上に設けられたサーボ信号Sに追従して、上下方向(高さ方向)に移動するようになっている。このサーボ信号Sは、例えば図9で示すように、4本(又は5本等でもよい)平行に並べられたパターンPが略「ハ」字状とされて1組とされ、その略「ハ」字状とされた1組のサーボ信号Sが、記録テープTの上下端部近傍に、その拡開側を外側にして複数組1列に配設されて構成されている。
このようなサーボ信号Sによれば、1組のサーボ信号S間(図9においてWで示す)の検知時間(距離)が長くなったときには、走行している記録テープTの位置が記録再生ヘッド88に対して、上下どちらかにずれていることが判るので、それによって、記録再生ヘッド88の上下方向(高さ方向)の位置を調整することができる。
特に、最近の高記録密度化(高容量化)された記録テープTでは、このサーボ信号Sのサイズ(パターンPの長さ)や記録信号自体のサイズが小さくされ、かつパターンP間の距離や記録信号間の距離も小さくされているので、リールハブ82をクラウニング形状とすることにより、記録テープTの走行位置を安定させる(急激な上下変動を抑制する)ことができるのは極めて有効となる。つまり、このような構成にしたことにより、記録密度が向上された記録テープTであっても、ドライブ装置70内において、サーボ信号S(図9参照)の読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減することができる。
こうして、各テープガイド72〜78によって、その高さ位置(幅方向の位置)が規制されつつ記録再生ヘッド88に摺接することで、情報の記録や再生がエラー無く終了した記録テープTは、駆動ギア及び巻取リール80が逆回転することによってリール20に巻き戻される。
そして、このときにも、記録テープTは、テープガイド72〜78により幅方向(上下方向)の位置が規制され、かつリールハブ22がクラウニング形状とされていることにより、常にリールハブ22の幅方向略中央に規制されながら(記録テープTの幅方向中央位置がリールハブ22の幅方向中央位置と略一致しながら)巻き付けられる。したがって、リール20において、記録テープTの1枚飛出現象が防止され、輸送時や落下等で記録テープカートリッジ10に衝撃が加えられたとしても、記録テープTにダメージを受け難くでき、ダメージを受けたとしても軽微で済ませられる。
こうして、記録テープTがリール20に最後まで巻き戻されて、リーダーピン30がピン保持部36に保持されると、記録テープカートリッジ10を収容しているバケットは所定高さ上昇し、位置決め部材(図示省略)が位置決め用の穴部(図示省略)から抜き出されるとともに、駆動ギアがギア開口40から抜き出され、リールギア27に対する駆動ギアの噛合が解除される。そして、リール20が元の高さ位置まで下降する。
その後、記録テープカートリッジ10は、図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対方向に移動されるが、この移動に伴って、ドア50はコイルばね58の付勢力によって開口18の閉塞方向へ摺動し、開口18を完全に閉塞する(初期状態に復帰する)。こうして、開口18が閉塞された記録テープカートリッジ10は、ドライブ装置70(バケット)内から完全に排出される。
さて、次に、記録テープカートリッジ10内にテープガイド48を設けた場合について説明する。このテープガイド48を設けると、リールハブ22、82に対して、より精度よく記録テープTをその幅方向略中央に巻回することができる。以下、そのテープガイド48について説明する。
図6乃至図9で示すように、上ケース14及び下ケース16の開口18近傍の所定位置には、支軸44、46がそれぞれ突設されており、ケース12を組み立てたときに、その支軸44、46に略円筒状のテープガイド48が遊嵌されるようになっている。つまり、テープガイド48の内径が、支軸44、46の外径よりも若干大きく形成され、テープガイド48が、支軸44、46に支持された状態で、フリーに回転可能とされている。
また、テープガイド48の上下両端には、フランジ48A、48Bが一体に形成されており、記録テープTの幅方向端部(上下端)であるエッジを位置規制できるようになっている。また、テープガイド48の記録テープTが摺接する部分(フランジ48A、48Bを除く部分)の外径は6mm〜10mm程度とすることが好ましい。
また、このテープガイド48は、記録テープカートリッジ10をドライブ装置70に装填したときに、リール20の上昇移動に伴って(連動して)、そのリール20と同一高さになるように上昇移動可能に構成されている。すなわち、支軸44にコイルばね47が挿嵌され、そのコイルばね47の一端が天板14Aに支持され、他端がテープガイド48のフランジ48Aの上面に支持されている。これにより、テープガイド48は、常時底板16A側へ付勢される構成になっている。
更に、支軸46は底板16Aに突設された円柱状基台45の上面中央に突設されており、フランジ48Bは、その下面が基台45にコイルばね47の付勢力によって当接するとともに、その外径が平面視で基台45よりも所定長さ(後述する係合ピン71が当接可能な長さ)外方側へはみ出る大きさに形成されている。
そして、基台45近傍の(基台45に隣接している)底板16Aには、前後方向の対辺が平行な円弧とされ、左右方向の対辺が平行な直線とされた略長方形状の開孔17が穿設されており、この開孔17は平面視でフランジ48Bとオーバーラップしている(図7、図10参照)。
したがって、記録テープカートリッジ10をドライブ装置70に装填したときに、その開孔17からドライブ装置70に設けられた係合ピン71が進入することにより、フランジ48Bを介してテープガイド48がコイルばね47の付勢力に抗して天板14A側へ移動する構成である。
また、図10で示すように、この開孔17は蓋体51によって閉塞可能とされている。蓋体51は、基台45と一体に、かつ同じ高さになるように底板16Aに突設された略矩形枠状のフレーム55内に、前後方向(矢印D方向及び矢印E方向)に摺動可能に保持されており、トーションばね57等の付勢手段により、常時開孔17を閉塞する方向へ付勢されている。
すなわち、蓋体51の開孔17とは反対側の後端51Bに、トーションばね57の一端が当接しており、トーションばね57の他端がフレーム55内の開孔17とは反対側の後壁55Aに当接している。そして、蓋体51の開孔17側の先端51Aは、基台45の形状に合致するように、平面視略円弧状に切り欠かれている。
したがって、そのトーションばね57の付勢力により、蓋体51は開孔17側である矢印D方向に摺動し、基台45の周面(側面)に当接して、開孔17を閉塞する構成であり、これによって、ドライブ装置70に装填しない不使用時(保管時や運搬時等)において、その開孔17からの塵埃等の進入が防止される構成である。
なお、蓋体51の先端51Aの下面は所定角度(例えば45度)の傾斜面51Cとされている。したがって、係合ピン71の先端は、その傾斜面51Cに摺接可能となる所定角度(例えば45度)の傾斜面71Aとされている。つまり、係合ピン71が開孔17から進入し、その傾斜面71Aが傾斜面51Cに当接して上方へ押圧すると、蓋体51は、矢印E方向に摺動して、開孔17を開放する構成である。
また、図9で示すように、テープガイド48は、記録テープTが摺接する部分(フランジ48A、48Bを除く部分)の幅(高さ)H1が、リールハブ22の幅(高さ)H2よりも小さくされている。そして、テープガイド48は、その幅方向(高さ方向)の中心位置が、リールハブ22の幅方向(高さ方向)の中心位置と略一致するように(略同一高さとなるように)組み付けられている。
また、このテープガイド48は、リール20(上フランジ24及び下フランジ26)とリーダーピン30の間で、かつ図7で示すように、少なくともリーダーピン30(記録テープT)がケース12内から引き出されている間は(好ましくはリーダーピン30がピン保持部36に保持されているときも)、記録テープTが摺接可能となるような位置に高精度に配設されている。
したがって、記録テープTは、このテープガイド48によって、その幅方向(上下方向)の中心位置が、リールハブ22の幅方向(高さ方向)の中心位置と略一致するように規制される構成である(図7乃至図9参照)。なお、テープガイド48の材質は、樹脂でも金属でも構わない。
また、図7において、リール20及び巻取リール80は、それぞれ上フランジ24、84(図8参照)が省略されて示されている。つまり、リール20及び巻取リール80は、リールハブ22、82と下フランジ26、86と記録テープTとで示されている。また、記録テープTのテープパス経路は、板ばね38の二股状とされた先端部間を通過するようになっているので、その板ばね38に干渉することはない。
このような構成のテープガイド48において、次に、その作用について説明する。記録テープカートリッジ10がドライブ装置70に装填され、バケットが下降動作すると、ドライブ装置70側に突設されている係合ピン71が、相対的に開孔17から進入し、その先端の傾斜面71Aが、蓋体51の先端51Aの傾斜面(下面)51Cを上方へ向かって押圧する。すると、トーションばね57の付勢力に抗して蓋体51が矢印E方向へ摺動し、係合ピン71の進入に伴って開孔17が開放される(図10参照)。
ここで、その開孔17は平面視でフランジ48Bとオーバーラップしているので、開孔17から進入した係合ピン71は、フランジ48Bの下面に当接し、そのフランジ48Bを介してテープガイド48をコイルばね47の付勢力に抗して押し上げる。これにより、リール20とテープガイド48は常時同じ高さ位置に保持される(図8参照)。
したがって、リール20とテープガイド48との間に高さ方向において位置ずれが生じることはなく、記録テープTに捩れが発生することはない。つまり、記録テープTに対してダメージを与えることがない。また、このように、記録テープカートリッジ10側に、テープガイド48を底板16A側へ付勢する付勢手段(コイルばね47)等からなる位置調整手段を設けたので、ドライブ装置70側には係合ピン71を突設するだけで済み、テープガイド48上昇用のアクチュエーター等の複雑な機構を設ける必要がない。よって、コスト的にも好適となっている。
また、このテープガイド48は、リーダーピン30がピン保持部36に保持されている状態で、記録テープTが摺接する位置に配設され、更に、図9で詳細に示すように、側面視で、その幅方向(高さ方向)の中心位置が、リールハブ22の幅方向(高さ方向)の中心位置と略一致するように組み付けられるとともに、その幅H1が、リールハブ22の幅H2よりも小さくされている。
したがって、記録テープTは、このテープガイド48により、走行中の幅方向(上下方向)の変動が緩和され、走行中の急激な上下変動が抑制される。よって、記録テープTの走行位置を安定させることができ、記録密度が向上された記録テープTであっても、ドライブ装置70において、サーボ信号S(図9参照)の読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減することができる。
また、記録テープTをリールハブ22に巻き戻すときも、このテープガイド48によって幅方向(上下方向)の位置が規制され、かつリールハブ22がクラウニング形状とされていることにより、常にリールハブ22の幅方向略中央に規制されながら巻き付けられる。したがって、リール20において、記録テープTの1枚飛出現象が防止され、輸送時や落下等で記録テープカートリッジ10に衝撃が加えられたとしても、記録テープTにダメージを受け難くでき、ダメージを受けたとしても軽微で済ませられる。
さて、記録テープTがリールハブ22に巻き戻され、リーダーピン30がピン保持部36に保持されたら、記録テープカートリッジ10を収容しているバケットの上昇移動に伴って、係合ピン71が開孔17から抜き出される。すると、テープガイド48がコイルばね47の付勢力によりリール20の下降移動に連動して(同期して)下降し、フランジ48Bの下面が基台45に当接することにより、元の高さ位置に保持される。
また、係合ピン71が開孔17から抜き出されると、その開孔17はトーションばね57によって付勢された蓋体51によって閉塞される。つまり、蓋体51がトーションばね57の付勢力によって矢印D方向へ摺動し、その先端51Aが基台45の周面に当接することにより開孔17を閉塞する。
このように、開孔17は、係合ピン71が挿入される(ドライブ装置70に装填される)とき以外は、常に蓋体51によって閉塞される構成になっているので、不使用時(保管時や運搬時等)において、その開孔17から塵埃等が記録テープカートリッジ10(ケース12)内に進入するおそれはない。
また、図11で示すように、テープガイド48をリールハブ22、82と同様に、その形状が側面視で中央部分が円弧状に膨張した略太鼓形状(クラウニング形状)としてもよい。この場合は、金属の方が成形しやすく、また、そのときのテープガイド48の最大半径と最小半径の差ΔRは、ΔR=0.07mm〜0.50mmとすることが好ましく、ΔR=0.10mm〜0.20mmとすることが更に好ましい。
テープガイド48を、このようなクラウニング形状に形成すると、走行する記録テープTを常時テープガイド48の幅方向(高さ方向)略中央に好適に位置規制できるので、記録テープTの急激な上下変動を更に抑制することができる。なお、テープガイド72〜78を、このようなクラウニング形状に形成してもよい。
以上、説明したように、リール20及び巻取リール80のリールハブ22、82を略太鼓形状(クラウニング形状)に形成したので、記録テープTを常時リールハブ22、82の幅方向(高さ方向)略中央に巻回することができる。したがって、記録テープTの1枚飛出現象を防止することができ、輸送時や落下等で記録テープカートリッジ10に衝撃を受けても、記録テープTへのダメージを軽減することができる(耐衝撃性を向上させることができる)。よって、ドライブ装置70内での走行時において、サーボ信号Sの読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減することができる。
また、リール20及び巻取リール80のリールハブ22、82を略太鼓形状(クラウニング形状)に形成するだけでよいため、他の部品を別途設けて、リール20及び巻取リール80のリールハブ22、82の幅方向略中央に記録テープTを巻回できるように構成する場合よりも、コンパクトに、かつ低コストで製造できるメリットがある。
また、少なくともリーダーピン30が開口18から引き出されている間は記録テープTが摺接するテープガイド48を、リール20と常時同じ高さ位置に保持可能にケース12内に設けると、記録テープTは、そのテープガイド48によって幅方向(上下方向)の位置が好適に規制されるので、記録テープTの上下変動を緩和でき、記録テープTの急激な上下変動を抑制することができる。したがって、記録密度が向上された記録テープTであっても、ドライブ装置70の記録再生ヘッド88において、更にサーボ信号Sの読取エラーやデータ信号の記録・再生エラーの発生を軽減することができる。
また、このようなテープガイド48を設けると、小容量タイプの記録テープカートリッジ10として、リールハブ22に巻回される記録テープTの巻量を低減しても、ケース12内から引き出されるときのテープパス経路が、常に一定となる(常にテープガイド48に摺接する経路となる)。
したがって、その小容量タイプ用として、リールハブ22の径が大きくされたハブ大リール(図示省略)を別途用意する必要がない。つまり、リールハブ22の径の大小に関わらず、また、リールハブ22に巻回される記録テープTの巻量に関わらず、記録テープTのテープパス経路を常に一定にできるので、記録テープカートリッジ10の汎用性を高めることができる。
記録テープカートリッジの概略斜視図 記録テープカートリッジを上から見た場合の概略分解斜視図 ドアとケースの開口部分を示す概略斜視図 リールの概略側断面図 記録テープカートリッジが装填された後のドライブ装置の様子を示す概略側面図 テープガイドを備えた記録テープカートリッジを上から見た場合の概略分解斜視図 記録テープカートリッジが装填されたドライブ装置の様子を示す概略平面図 記録テープカートリッジが装填された後のドライブ装置の様子を示す概略側面図 記録テープカートリッジのテープガイド付近を示す概略側面図 (A)ドライブ装置へ装填前のテープガイドと支軸の構成を示す概略側断面図、(B)ドライブ装置へ装填後のテープガイドと支軸の構成を示す概略側断面図 クラウニング形状とされたテープガイドと支軸の構成を示す概略側断面図
符号の説明
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
17 開孔(位置調整手段)
18 開口
20 リール
22 リールハブ
24 上フランジ
26 下フランジ
30 リーダーピン(リーダー部材)
47 コイルばね(付勢手段/位置調整手段)
48 テープガイド
50 ドア
51 蓋体
57 トーションばね
70 ドライブ装置
71 係合ピン
72〜78 テープガイド
80 巻取リール
82 リールハブ
84 上フランジ
86 下フランジ
88 記録再生ヘッド

Claims (16)

  1. 記録テープがハブに巻装されたリールと、
    前記リールを単一で回転可能に収容するケースと、
    前記ケースに形成され、前記記録テープの端部に取り付けられたリーダー部材を引き出すための開口と、
    を備えた記録テープカートリッジにおいて、
    前記ハブを略太鼓状に形成したことを特徴とする記録テープカートリッジ。
  2. 前記ハブの最大径と最小径との差が、0.03mm以上0.3mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の記録テープカートリッジ。
  3. 前記ハブの最大径と最小径との差が、前記記録テープの幅寸法に対して、0.2%以上2.5%以下であることを特徴とする請求項1に記載の記録テープカートリッジ。
  4. 前記ハブの最大径が、該ハブの幅方向略中央であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
  5. ドライブ装置に装填して前記記録テープを走行させたときの該記録テープの幅方向中央位置を、前記ハブの幅方向中央位置と略一致させたことを特徴とする請求項4に記載の記録テープカートリッジ。
  6. 少なくとも前記リーダー部材が前記開口から引き出されている間、前記記録テープが摺接するテープガイドを前記ケース内に設けたことを特徴とする請求項5に記載の記録テープカートリッジ。
  7. 前記テープガイドが、幅方向端部にフランジが形成された略円筒状とされ、前記記録テープの摺接に伴って回転可能に構成されていることを特徴とする請求項6に記載の記録テープカートリッジ。
  8. ドライブ装置に装填したときに、前記テープガイドが前記リールと連動して同一高さに移動可能となる位置調整手段を備えたことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の記録テープカートリッジ。
  9. 前記位置調整手段が、
    前記テープガイドを前記ケースの底板へ向けて付勢する付勢手段と、
    前記ケースの底板に穿設され、前記テープガイドの幅方向端部に形成されたフランジと平面視でオーバーラップする開孔と、
    を有し、
    ドライブ装置に装填したときに、該ドライブ装置に設けられた係合部材が前記開孔から進入し、前記フランジを介して前記テープガイドを前記付勢手段の付勢力に抗して前記ケースの天板へ向けて移動させる構成としたことを特徴とする請求項8に記載の記録テープカートリッジ。
  10. ドライブ装置に装填しないときに、前記開孔を閉塞可能な蓋体を備えたことを特徴とする請求項9に記載の記録テープカートリッジ。
  11. 前記テープガイドが、略太鼓状に形成されていることを特徴とする請求項6乃至請求項10の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
  12. 記録テープカートリッジが装填され、該記録テープカートリッジから引き出された記録テープが巻回される巻取リールを備えたドライブ装置であって、
    前記巻取リールのハブを略太鼓状に形成したことを特徴とするドライブ装置。
  13. 前記ハブの最大径と最小径との差が、0.03mm以上0.3mm以下であることを特徴とする請求項12に記載のドライブ装置。
  14. 前記ハブの最大径と最小径との差が、前記記録テープの幅寸法に対して、0.2%以上2.5%以下であることを特徴とする請求項12に記載のドライブ装置。
  15. 前記ハブの最大径が、該ハブの幅方向略中央であることを特徴とする請求項12乃至請求項14の何れか1項に記載のドライブ装置。
  16. 前記記録テープの幅方向中央位置を、前記ハブの幅方向中央位置と略一致させたことを特徴とする請求項15に記載のドライブ装置。
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