JP2007070413A - ポリ乳酸組成物およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリ乳酸を含有し、成形加工性に優れ、高結晶性で、高融点の樹脂組成物、その製造方法および成形品を提供する。
【解決手段】ポリL乳酸およびポリD乳酸からなり、前者と後者との重量比が10:90〜90:10の範囲にある組成物であって、モノマー含有量が1重量%以下、触媒含有量が金属換算で10ppm以下であり、重量平均分子量が10万〜50万であり、示差走査熱量計(DSC)測定において、昇温過程における融解ピークのうち、200℃以上の融解ピークの割合が80%以上である組成物、その製造方法および成形品。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポリ乳酸の組成物に関する。さらに詳しくは、耐熱性が改善されたポリ乳酸の組成物および該組成物の製造方法に関する。
近年、環境保全の観点から、植物由来の樹脂が注目を集めている。特に、ポリ乳酸は生分解性樹脂でもあり、これらの中でもっとも耐熱性が高い樹脂である。一方、環境に負担をかけない生分解性樹脂として注目を集めているが、従来得られているポリ乳酸は溶融安定性が低いため、得られる成形品、フィルム、繊維等は機械物性が低下し、脆く弱いといった実用上、重大な欠点がある。
また、ポリ乳酸の成形の際に、重合触媒や乳酸モノマー、乳酸オリゴマーが残存していると、解重合が生じ、分子量低下や着色の原因になっている。
本発明の目的は、加熱成形の際の分子量低下が抑制され、高分子量で、高結晶性で、高融点のポリ乳酸組成物を提供することにある。また本発明は、該組成物の製造方法を提供することにある。さらに、本発明は、該組成物からなり、熱安定性に優れた成形品を提供することにある。
本発明者は、金属触媒の存在下で製造されたポリ乳酸を、特定の溶液で洗浄することにより、残存触媒および残存モノマーを除去することが出来ることを見出した。また、残存触媒および残存モノマーを除去したポリL乳酸およびポリD乳酸を、特定の割合で共存させ、従来にない高温で熱処理することにより、耐熱性に優れた組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、ポリL乳酸およびポリD乳酸からなり、前者と後者との重量比が10:90〜90:10の範囲にある組成物であって、モノマー含有量が1重量%以下、触媒含有量が金属換算で10ppm以下であり、重量平均分子量が10万〜50万であり、示差走査熱量計(DSC)測定において、昇温過程における融解ピークのうち、200℃以上の融解ピークの割合が80%以上である組成物である。
また本発明は、融点140〜180℃のポリL乳酸と、融点140〜180℃のポリD乳酸とからなり、前者と後者との重量比が10:90〜90:10の混合物であって、モノマー含有量が1重量%以下、触媒含有量が金属換算で10ppm以下の混合物を245〜300℃で熱処理することからなる組成物の製造方法である。
本発明の組成物は、高分子量で、高結晶性で、高融点である。本発明の組成物は成形加工時の分子量低下およびモノマーの生成が少ない。本発明の製造方法によれば、該組成物を得ることができる。また本発明の成形品は耐熱変形性に優れ、高耐熱品関連の用途に利用することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
<組成物>
本発明の組成物は、ポリL乳酸およびポリD乳酸からなる。ポリL乳酸およびポリD乳酸は、下記式で表わされるL乳酸単位またはD乳酸単位から主としてなる。
Figure 2007070413
ポリL乳酸は、主としてL乳酸単位から構成される。D乳酸単位および/または乳酸以外の共重合成分を含んでいてもよい。L乳酸単位は、90モル%以上100モル%以下である。好ましくは92モル%以上100モル%以下、より好ましくは95モル%以上100モル%以下である。またD乳酸単位および/または乳酸以外の共重合成分は、0モル%以上10モル%以下である。好ましくは0モル%以上8モル%以下、より好ましくは0モル%以上5モル%以下である。
ポリD乳酸は、主としてD乳酸単位から構成される。L乳酸単位および/または乳酸以外の共重合成分とから構成される。D乳酸単位は、90モル%以上100モル%以下である。好ましくは92モル%以上100モル%以下、より好ましくは95モル%以上100モル%以下である。またL−乳酸単位および/または乳酸以外の共重合成分は、0モル%以上10モル%以下である。好ましくは0モル%以上8モル%以下、より好ましくは0モル%以上5モル%以下である。
共重合成分は、2個以上のエステル結合形成可能な官能基を持つジカルボン酸、多価アルコール、ヒドロキシカルボン酸、ラクトン等由来の単位およびこれら種々の構成成分からなる各種ポリエステル、各種ポリエーテル、各種ポリカーボネート等由来の単位を単独、もしくは混合して用いることができる。
ジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸等が挙げられる。多価アルコールとしてはエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、グリセリン、ソルビタン、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の脂肪族多価アルコール等あるいはビスフェノールにエチレンオキシドが付加させたものなどの芳香族多価アルコール等が挙げられる。ヒドロキシカルボン酸として、グリコール酸、ヒドロキシブチルカルボン酸等が挙げられる。ラクトンとしては、グリコリド、ε−カプロラクトングリコリド、ε−カプロラクトン、β−プロピオラクトン、δ−ブチロラクトン、β−またはγ−ブチロラクトン、ピバロラクトン、δ−バレロラクトン等が挙げられる。
ポリL乳酸およびポリD乳酸は、その末端基に各種の末端封止が施されたものを用いてもよい。このような末端封止基としては、アセチル基、エステル基、エーテル基、アミド基、ウレタン基、などを例示することが出来る。
ポリL乳酸およびおよびポリD乳酸は、既知の任意のポリ乳酸の重合方法により製造することができ、例えばラクチドの開環重合、乳酸の脱水縮合、およびこれらと固相重合を組み合わせた方法などにより製造することができる。
ポリL乳酸およびポリD乳酸を製造する際の重合触媒は、ラクチドおよび乳酸の重合に通常用いられるものであれば限定されるものではない。例えば、スズ、アルミニウム、ゲルマニウムおよびチタンの脂肪酸塩、炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酸化物、水酸化物、ハロゲン化物、アルコラート、あるいは、それら金属そのものでも構わない。また、さらに同時にこれらを不活性化する安定剤を共存させてもよい。
組成物中のポリL乳酸とポリD乳酸との重量比は、前者:後者=10:90〜90:10である。25:75〜75:25であることが好ましく、さらに好ましくは40:60〜60:40である。特に好ましくは50:50である。
組成物の分子量および分子量分布は、実質的に成形可能であれば、特に限定されるものではない。重量平均分子量は10万〜50万、好ましくは12万〜30万である。重量平均分子量は溶離液にクロロホルムを用いたゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測定による標準ポリスチレン換算の重量平均分子量値である。
本発明の組成物においては、示差走査熱量計(DSC)測定の昇温過程において、低温(140〜180℃)および高温(200℃以上)の融解ピークの2つ、あるいは高温の融解ピークのみが観測される。本発明の樹脂組成物における、DSC測定の昇温過程の200℃以上の融解ピークの割合は80%以上、好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上、もっとも好ましいのは100%である。この融解ピークは、ステレオコンプレックスに由来する。
高温融解ピークの融点は、200〜250℃の範囲、より好ましくは200〜230℃の範囲である。200℃以上の融解ピークの融解エンタルピーは、好ましくは20J以上、より好ましくは30J以上である。具体的には、示差走査熱量計(DSC)測定において、昇温過程における融解ピークのうち、200℃以上の融解ピークの割合が80%以上であり。融点が200〜250℃の範囲にあり、融解エンタルピーが20J/g以上であることが好ましい。
組成物中のモノマー含有量は、1重量%以下、好ましくは0.5重量%以下、より好ましくは0〜0.25重量%である。モノマーには、乳酸モノマー、乳酸の環状2量体、乳酸の直鎖状あるいは環状オリゴマーが含まれる。
組成物中の触媒の含有量は金属換算で、10ppm以下、好ましくは5ppm以下、より好ましくは0〜3ppm、さらにより好ましくは0〜1ppmである。従って、組成物中のスズ、アルミニウム、ゲルマニウムおよびチタン金属の含有量はそれぞれ10ppm以下、好ましくは5ppm以下、より好ましくは0〜3ppm、さらにより好ましくは0〜1ppmである。
(組成物の製造方法)
本発明の組成物は、ポリL乳酸とポリD乳酸との所定の割合の混合物であって、モノマー含有量が1重量%以下、触媒含有量が金属換算で10ppm以下の混合物を、245〜300℃で熱処理することにより製造することができる。
混合物中に、残存モノマーや残存触媒が含まれると加熱溶融時に加水分解や解重合が起こり、分子量低下やポリマー着色が生じる。従って、残存モノマーや残存触媒をある一定量まで低減させることが好ましい。
混合物中のモノマー含有量は、1重量%以下、好ましくは0.5重量%以下、さらに好ましくは0〜0.25重量%である。モノマーには、乳酸モノマー、乳酸の環状2量体、乳酸の直鎖状あるいは環状オリゴマーが含まれる。
混合物中の触媒含有量は金属換算で、10ppm以下、好ましくは5ppm以下、さらに好ましくは0〜3ppm、特に好ましくは0〜1ppmである。従って、組成物中のスズ、アルミニウム、ゲルマニウムおよびチタン金属の含有量はそれぞれ10ppm以下、好ましくは5ppm以下、より好ましくは0〜3ppm、さらにより好ましくは0〜1ppmである。触媒含有量が10ppmを超えると、加熱溶融時に分子量低下が大きくなり好ましくない。
残存モノマーおよび残存触媒は、有機溶媒および酸を含有する混合液で洗浄することにより除去することができる。
有機溶媒として、(i)アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶媒、(ii)酢酸エチル、酢酸メチル、乳酸メチル、乳酸エチル等のエステル系溶媒、(iii)ジメチルカーボネート、ジフェニルカーボネート等のカーボネート系溶媒、(iv)メタノール、エタノール、イソブチルアルコール等のアルコール系溶媒、(v)ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒が挙げられる。
酸として、塩酸、リン酸、硫酸、硝酸等の強酸あるいは弱酸が挙げられる。
酸の濃度は、好ましくは0.001〜1N、より好ましくは0.01〜0.8N、さらに好ましくは0.05〜0.6Nである。酸の濃度が1N以上であると、加水分解を促進し、0.001N以下であると残存触媒を除去することが困難になる。混合液は、水を用いて酸を特定の濃度に調整した後、有機溶媒と混合して、所定の酸濃度の混合液とすることができる。
洗浄の方法としては、ポリ乳酸を混合溶液に浸漬し混合する方法、ポリ乳酸を混合液のシャワーに通す方法などが挙げられる。混合液によって、樹脂は膨潤し、樹脂内部の残存触媒および残存モノマーを除去することができる。
樹脂中のモノマーは、(i)水、(ii)アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶媒、(iii)酢酸エチル、酢酸メチル、乳酸メチル、乳酸エチル等のエステル系溶媒、(iv)ジメチルカーボネート、ジフェニルカーボネート等のカーボネート系溶媒、(v)メタノール、エタノール、イソブチルアルコール等のアルコール系溶媒、あるいは(vi)ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒に、浸漬し、混合する方法や溶媒のシャワーを通す方法などにより除去することができる。
洗浄後、通風乾燥、加熱風による乾燥、真空乾燥により、溶媒を除去する。溶媒に浸漬時に、幾分加熱できるが、分解や溶解しないように注意すべきである。また、乾燥中では120℃まで乾燥できるが、これ以上の温度では融着するなどの問題があるので好ましくない。
(熱処理)
熱処理は、ポリL乳酸およびポリD乳酸を共存させ、245〜300℃で維持することにより行う。熱処理の温度は好ましくは250〜280℃である。300℃を超えると、分解反応を抑制するのが難しくなるので好ましくない。熱処理の時間はポリL乳酸およびポリD乳酸が混合する時間があれば良く、特に限定されるものではないが、0.2〜60分、好ましくは1〜20分である。熱処理時の雰囲気は、常圧の空気雰囲気下あるいは不活性雰囲気下、または減圧のいずれも適用可能である。
熱処理は、ポリL乳酸およびポリD乳酸の所定量を溶融混練することによって行なうことが出来る。また、ポリL乳酸およびポリD乳酸のいずれか一方を溶融させた後に、残る一方を加えて混練し、混合することによって行なうことができる。
また溶融混練は、所定のサイズのポリ乳酸およびポリD乳酸の粉体あるいはチップとを混合した後に溶融することによって行なうことが出来る。ポリL乳酸およびポリD乳酸の粉体あるいはチップの大きさは、ポリL乳酸およびポリD乳酸の粉体あるいはチップが混合されれば、特に限定されるものではないが、3mm以下が好ましく、さらには1から0.25mmのサイズであることが好ましい。
溶融混合すると、粉体あるいはチップの大きさに関係なく、ステレオコンプレックス結晶を形成するが、粉体あるいはチップを混合した後に単に溶融する場合、粉体あるいはチップの直径が3mmを超える大きさになると、ホモ結晶も晶析するので好ましくない。
また熱処理は、ポリL乳酸およびポリD乳酸を溶媒の存在下で混合した後、加熱し溶媒を除く方法により行うことができる。この場合には、ポリL乳酸およびポリD乳酸を別々に溶媒に溶解した溶液を調製し両者を混合させるか、ポリL乳酸およびポリD乳酸を一緒に溶媒に溶解させ混合することにより行うことが好ましい。
溶媒は、ポリL乳酸およびポリD乳酸が溶解するものであれば特に限定されるものではないが、例えば、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、フェノール、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ブチロラクトン、トリオキサン、ヘキサフルオロイソプロパノール等の単独あるいは2種以上混合したものが好ましい。
加熱により溶媒を除去する方法は、溶媒の蒸発の後、無溶媒の状態で加熱し熱処理することができる。溶媒の蒸発後における熱処理の昇温速度は、長時間、熱処理をすると分解する可能性があるので短時間で行うのが好ましいが特に限定されるものではない。
本発明方法において、ポリL乳酸およびポリD乳酸を混合するために用いる混合装置としては、溶融によって混合する場合にはバッチ式の攪拌翼がついた反応器、連続式の反応器のほか、二軸あるいは一軸のエクストルーダー、粉体で混合する場合にはタンブラー式の粉体混合器、連続式の粉体混合器、各種のミリング装置などを好適に用いることができる。
熱処理に用いる装置は特に限定されるものではないが、たとえば、バッチ式の反応器、連続式の反応器、二軸あるいは一軸のエクストルーダーなど、またはプレス機、流管式の押し出し機を用いて、成形しながら処理する方法をとることが出来る。
本発明は、金属触媒の存在下で製造された、融点140〜180℃のポリL乳酸および融点140〜180℃のポリD乳酸の混合物であって、前者と後者との重量比10:90〜90:10の範囲の混合物を熱処理して組成物を製造する方法であって、(i)ポリL乳酸およびポリD乳酸は、予め、酸および有機溶媒の混合液で洗浄したものであり、かつ(ii)熱処理は、245〜300℃で行なうことを特徴とする組成物の製造方法を包含する。
ポリL乳酸およびポリD乳酸中の、モノマー含有量が1重量%以下であり、かつ、スズ、アルミニウム、ゲルマニウムおよびチタン金属の含有量がそれぞれ10ppm以下であることが好ましい。
従って本発明には、(i)ポリL乳酸を、有機溶媒および酸を含有する混合液で洗浄する工程、(ii)ポリD乳酸を、有機溶媒および酸を含有する混合液で洗浄する工程、並びに(iii)ポリL乳酸およびポリD乳酸を前者と後者の重量比10:90〜90:10で混合した後、245〜300℃で熱処理する工程からなる組成物の製造方法が包含される。
また、(i)ポリL乳酸およびポリD乳酸を前者と後者の重量比10:90〜90:10で混合する工程、(ii)該混合物を有機溶媒および酸を含有する混合液で洗浄する工程、並びに(iii)該混合物を245〜300℃で熱処理する工程からなる組成物の製造方法が包含される。
<成形品>
本発明の組成物を用いて、射出成形品、押出成形品、真空圧空成形品、ブロー成形品、フィルム、シート不織布、繊維、布、他の材料との複合体、農業用資材、漁業用資材、土木・建築用資材、文具、医療用品またはその他の成形品を得ることができる。成形は常法により行うことができる。
成形品は、本発明の組成物を射出成形、押出成形、真空圧空成形、ブロー成形などの各種成形方法により成形することにより製造することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に何等限定を受けるものではない。また実施例中における各値は下記の方法で求めた。
(1)還元粘度:
ポリマー0.12gを10mLのテトラクロロエタン/フェノール(容量比1/1)に溶解し、35℃における還元粘度(mL/g)を測定した。
(2)重量平均分子量(Mw):
ポリマーの重量平均分子量はGPC(カラム温度40℃、クロロホルム)により、ポリスチレン標準サンプルとの比較で求めた。
(3)結晶化点、融点、結晶化エンタルピー、融解エンタルピーおよび205℃以上の融解ピークの割合:
DSCを用いて、窒素雰囲気下、昇温速度20℃/分で測定し、結晶化点(Tc)、融点(Tm)、結晶化エンタルピー(ΔHc)および融解エンタルピー(ΔHm)を求めた。
200℃以上の融解ピークの割合(%)は、200℃以上(高温)の融解ピーク面積と140〜180℃(低温)融解ピーク面積から以下の式により算出した。
200以上(%)=A200以上/(A200以上+A140〜180)×100
200以上:200℃以上の融解ピークの割合
200以上:200℃以上の融解ピーク面積
140〜180:140〜180℃の融解ピーク面積
(4)残存触媒の定量:
ポリマー中の金属は高周波プラズマ発光分析(ICP分析)にて定量した。
(5)残存モノマーの定量:
GPCにて、ポリマー成分と低分子量成分(残存モノマー)のピークから残存モノマー量を定量した。
(製造例1:ポリマーAの製造)
L−ラクチド(株式会社武蔵野化学研究所)2925gとD−ラクチド(株式会社武蔵野化学研究所)75gをフラスコに加え、系内を窒素置換した後、ステアリルアルコール4.07g、触媒としてオクチル酸スズ0.225gを加え、190℃、2時間、重合を行い、ポリマーを得た。このポリマーを7%5N塩酸のアセトン溶液(組成=5N塩酸/アセトン=7Lに対して93L)、洗浄液は(水で薄めて)5N塩酸を調整し、1.4Lに対してアセトン18.6Lを加えるたものを洗浄液とした。)で洗浄し、触媒および残存モノマーを除去し、ポリマーAを得た。得られたポリマーAの還元粘度は2.94(mL/g)、重量平均分子量19万であった。融点(Tm)は159℃であった。結晶化点(Tc)は132℃であった。スズ含有量は0.3ppm、アルミニウム含有量は0.4ppm、ゲルマニウム含有量は0.2ppm、チタン含有量は0.6ppmであった。残存モノマー量は0.1%であった。
(製造例2:ポリマーBの製造)
L−ラクチド(株式会社武蔵野化学研究所)75gとD−ラクチド(株式会社武蔵野化学研究所)2925gをフラスコに加え、系内を窒素置換した後、ステアリルアルコール5.90g、触媒としてオクチル酸スズ0.225gを加え、190℃、2時間、重合を行い、ポリマーを得た。このポリマーを7%5N塩酸のアセトン溶液(組成=5N塩酸/アセトン=7Lに対して93L)、洗浄液は(水で薄めて)5N塩酸を調整し、1.4Lに対してアセトン18.6Lを加えるたものを洗浄液とした。)で洗浄し、触媒および残存モノマーを除去し、ポリマーBを得た。得られたポリマーBの還元粘度は3.20(mL/g)、重量平均分子量20万であった。融点(Tm)は161℃であった。結晶化点(Tc)は132℃であった。スズ含有量は0.2ppm、アルミニウム含有量は0.3ppm、ゲルマニウム含有量は0.2ppm、チタン含有量は0.5ppmであった。残存モノマー量は0.1%であった。
(製造例3:ポリマーAの製造)
L−ラクチド(株式会社武蔵野化学研究所)3000gをフラスコに加え、系内を窒素置換した後、ステアリルアルコール4.07g、触媒としてオクチル酸スズ0.225gを加え、190℃、2時間、重合を行い、ポリマーを得た。このポリマーを7%5N塩酸のアセトン溶液(組成=5N塩酸/アセトン=7Lに対して93L)、洗浄液は(水で薄めて)5N塩酸を調整し、1.4Lに対してアセトン18.6Lを加えるたものを洗浄液とした。)で洗浄し、触媒および残存モノマーを除去し、ポリマーAを得た。ポリマーAの還元粘度は2.75(mL/g)、重量平均分子量17万であった。融点(Tm)は176℃であった。結晶化点(Tc)は138℃であった。スズ含有量は0.4ppm、アルミニウム含有量は0.5ppm、ゲルマニウム含有量は0.2ppm、チタン含有量は0.8ppmであった。残存モノマー量は0.1%であった。
(製造例4:ポリマーBの製造)
D−ラクチド(株式会社武蔵野化学研究所)3000gをフラスコに加え、系内を窒素置換した後、ステアリルアルコール5.90g、触媒としてオクチル酸スズ0.225gを加え、190℃、2時間、重合を行い、ポリマーを得た。このポリマーを7%5N塩酸のアセトン溶液(組成=5N塩酸/アセトン=7Lに対して93L)、洗浄液は(水で薄めて)5N塩酸を調整し、1.4Lに対してアセトン18.6Lを加えるたものを洗浄液とした。)で洗浄し、触媒および残存モノマーを除去し、ポリマーBを得た。得られたポリマーBの還元粘度は3.28(mL/g)、重量平均分子量20万であった。融点(Tm)は177℃であった。結晶化点(Tc)は134℃であった。スズ含有量は0.3ppm、アルミニウム含有量は0.7ppm、ゲルマニウム含有量は0.2ppm、チタン含有量は0.5ppmであった。残存モノマー量は0.1%であった。
Figure 2007070413
<実施例1>
ポリマーBおよびポリマーAを等量、フラスコに加え、窒素置換後、260℃まで昇温し、260℃で10分間、溶融ブレンドを行った。
得られた樹脂の重量平均分子量は16万で還元粘度は2.40mL/gであった。この樹脂についてDSC測定を行った。その結果、DSCチャートには、融点201℃の融解ピークが観測され、その融解エンタルピーは34J/gであった。140〜180℃の融解ピークは観測されず、200℃以上の融解ピークの割合(R200以上)は100%であった。結晶化点は111℃であった。この樹脂のDSCチャートを図1に示す。
<実施例2>
ポリマーBおよびポリマーAを用いる以外は実施例1と同様な操作を行った。得られた樹脂の重量平均分子量は17万で還元粘度は2.69mL/gであった。この樹脂についてDSC測定を行った。その結果、DSCチャートには、融点215℃の融解ピークが観測され、その融解エンタルピーは45J/gであった。140〜180℃の融解ピークはわずかに観測されたが、200℃以上の融解ピークの割合(R200以上)は93%であった。結晶化点は116℃であった。
<実施例3>
ポリマーBおよびポリマーAを用いる以外は実施例1と同様な操作を行った。得られた樹脂の重量平均分子量は16万で還元粘度は2.67mL/gであった。この樹脂についてDSC測定を行った。その結果、DSCチャートには、融点209℃の融解ピークが観測され、その融解エンタルピーは38J/gであった。140〜180℃の融解ピークはわずかに観測されずたが、200℃以上の融解ピークの割合(R200以上)は98%であった。結晶化点は116℃であった。
<実施例4>
ポリマーBおよびポリマーAのチップを等量、射出成形機に入れ、混練温度260℃にて、成形品を作成した。得られた樹脂の重量平均分子量は12万で還元粘度は2.15mL/gであった。この樹脂についてDSC測定を行った。その結果、DSCチャートには、融点202℃の融解ピークが観測され、その融解エンタルピーは36J/gであった。140〜180℃の融解ピークは観測されず、200℃以上の融解ピークの割合(R200以上)は97%であった。結晶化点は111℃であった。
<比較例1>
アセトン洗浄前のポリマーA(残存触媒量13ppm、残存モノマー量3%)およびポリマーB(残存触媒量14ppm、残存モノマー量3%)を実施例1と同様な操作を行った。得られた樹脂の重量平均分子量は7万であり、実施例1〜3に比べ、分子量低下が著しかった。
<比較例2>
アセトン洗浄前のポリマーA(残存触媒量13ppm、残存モノマー量3%)およびポリマーB(残存触媒量14ppm、残存モノマー量3%)を実施例4と同様な操作を行った。得られた樹脂の重量平均分子量は5万であり、実施例4に比べ、分子量低下が著しかった。
Figure 2007070413
本発明の樹脂組成物は、耐熱性が要求される分野への利用が期待される。
実施例1で得られた組成物のDSCチャート図である。

Claims (11)

  1. ポリL乳酸およびポリD乳酸からなり、前者と後者との重量比が10:90〜90:10の範囲にある組成物であって、モノマー含有量が1重量%以下、触媒含有量が金属換算で10ppm以下であり、重量平均分子量が10万〜50万であり、示差走査熱量計(DSC)測定において、昇温過程における融解ピークのうち、200℃以上の融解ピークの割合が80%以上である組成物。
  2. 融点140〜180℃のポリL乳酸と、融点140〜180℃のポリD乳酸とからなり、前者と後者との重量比が10:90〜90:10の混合物であって、モノマー含有量が1重量%以下、触媒含有量が金属換算で10ppm以下の混合物を245〜300℃で熱処理することからなる組成物の製造方法。
  3. ポリL乳酸およびポリD乳酸は、触媒の存在下で製造されたポリ乳酸を、酸および有機溶媒の混合液で洗浄したものである請求項2記載の製造方法。
  4. 触媒が、スズ、アルミニウム、ゲルマニウムおよびチタンからなる群より選ばれる少なくとも一種の金属であり、混合物中のこれらの含有量がそれぞれ10ppm以下である請求項3記載の製造方法。
  5. 酸が、塩酸、リン酸、硫酸および硝酸からなる群より選ばれる少なくとも一種である請求項3記載の製造方法。
  6. 酸の濃度が、0.001〜1Nである請求項3記載の製造方法。
  7. 有機溶媒が、ケトン、エステル、アルコール、カーボネートおよび芳香族炭化水素からなる群より選ばれる少なくとも一種である請求項3記載の製造方法。
  8. 有機溶媒が、アセトン、エタノール、メタノールおよび酢酸エチルからなる群より選ばれる少なくとも一種である請求項3記載の製造方法。
  9. 請求項1記載の組成物からなる成形品。
  10. 金属触媒の存在下で製造された、融点140〜180℃のポリL乳酸および融点140〜180℃のポリD乳酸の混合物であって、前者と後者との重量比10:90〜90:10の範囲の混合物を熱処理して組成物を製造する方法であって、
    (i)ポリL乳酸およびポリD乳酸は、予め、酸および有機溶媒の混合液で洗浄したものであり、かつ(ii)熱処理は、245〜300℃で行なうことを特徴とする組成物の製造方法。
  11. ポリL乳酸およびポリD乳酸中の、モノマー含有量が1重量%以下であり、かつ、スズ、アルミニウム、ゲルマニウムおよびチタン金属の含有量がそれぞれ10ppm以下である請求項10記載の方法。
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