JP5175421B2 - ステレオコンプレックスポリ乳酸およびその製造方法 - Google Patents
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これらの中でポリ乳酸は、ポリ乳酸の原料である乳酸あるいはラクチドが、天然物から製造することが可能であり、さらに、単なる生分解性ポリマーとしてではなく、地球環境に配慮した汎用性ポリマーとして利用も検討されつつある。
ポリ乳酸のような生分解性ポリマーは透明性が高く、強靭であるが、水の存在下では容易に加水分解され、さらに廃棄後には環境を汚染することなく分解するので、環境負荷の少ない汎用樹脂である。ポリ乳酸の融点はおよそ170℃であるが、汎用樹脂として用いるには、十分であるとは言い難く、さらなる耐熱性向上が叫ばれている。
一方で、L−乳酸単位のみからなるポリ−L−乳酸(PLLA)とD−乳酸単位のみからなるポリ−D−乳酸(PDLA)を溶液あるいは溶融状態で混合することにより、ポリ乳酸ステレオコンプレックスが形成されることが知られている(特許文献1および非特許文献1参照)。このステレオコンプレックスポリ乳酸はPLLAやPDLAに比べて、高融点、高結晶性を示し、興味深い現象が発見されている。
また、L−乳酸単位を70〜95モル%有する分子量20万程度の非結晶性ポリマーとD−乳酸単位を70〜95モル%有する分子量20万程度の非結晶性ポリマーとを溶融ブレンドしステレオコンプレックスを製造する方法も開示されている(特許文献2参照)。しかしその融点は194℃程度であり、耐熱性に改良の余地がある。
以上のように、光学純度が100%に近いポリ−L−乳酸とポリ−D−乳酸を用いて高分子量のステレオコンプレックスポリ乳酸を製造する方法は生産性に問題がある。一方、光学純度の70〜95モル%程度の非結晶性ポリ−L−乳酸と非結晶性ポリ−D−乳酸を用いると、生産性には支障がないものの、高融点のステレオコンプレックスポリ乳酸が得られないという問題点がある。
(ii)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、LB/DB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(B)とからなり、
(2)L−乳酸単位(L成分)とD−乳酸単位(D成分)との割合は、D成分/L成分=20/80〜80/20(重量比)であり、
(3)重量平均分子量は8万〜30万であり、
(4)ステレオコンプレックス結晶の含有率が80〜100%である、
ステレオコンプレックスポリ乳酸である。
(i)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、DB/LB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(A)と、
(ii)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、LB/DB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(B)とを、
(iii) 溶融混合または溶液混合することからなるステレオコンプレックスポリ乳酸の製造方法である。
本発明のステレオコンプレックスポリ乳酸は、
(1)(i)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、DB/LB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(A)と、
(ii)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、LB/DB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(B)とからなり、
(2)L−乳酸単位(L成分)とD−乳酸単位(D成分)との割合は、D成分/L成分=20/80〜80/20(重量比)であり、
(3)重量平均分子量は8万〜30万であり、
(4)ステレオコンプレックス結晶の含有率が80〜100%である。
本発明のステレオコンプレックスポリ乳酸の重量平均分子量は8万〜30万、更に好ましくは9万〜25万、更に好ましくは10万〜20万である。分子量が低い場合には、良好な強度の成型品を得ることが出来ず、分子量が高い場合には成形性などが著しく低下するので好ましくない。分子量分布(Mw/Mn)は、1.5〜3.0の範囲が好ましい。
本発明のステレオコンプレックスポリ乳酸は、ステレオコンプレックス結晶の含有率が80〜100%、好ましくは90〜100%である。
ステレオコンプレックスポリ乳酸は、
(i)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、DB/LB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(A)と、
(ii)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、LB/DB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(B)とを、
(iii) 溶融混合または溶液混合することにより製造することができる。
(ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B))
ポリ乳酸ブロック共重合体(A)のL−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)との割合は、DB/LB(重量比)=40/60〜3/97である。好ましくは35/65〜5/95、より好ましくは30/70〜5/95、さらに好ましくは15/85〜5/95である。(DB/LB)<(3/97)の場合、ステレオコンプレックス結晶生成率が低くなる場合もあるので好ましくない。40/60<(DB/LB)<60/40の場合にはポリ乳酸ブロック共重合体の分子量が小さく、耐熱性に優れた高分子量のステレオコンプレックスポリ乳酸が得られない場合があるので好ましくない。
ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)のL−乳酸ブロックおよびD−乳酸ブロックの平均連鎖長は5〜40、好ましくは10〜30である。平均連鎖長が5未満の場合には結晶性が著しく低下し、使用上十分な耐熱性や力学強度が得られず、40を超える場合には、ステレオコンプレックス結晶化率が低下するので好ましくない。
また、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)は、共に、示差走査熱量計(DSC)測定において200℃以上の融解ピークと180℃以下の融解ピークの2つの融解ピークを有し、かつ、200℃以上の融解ピークの割合が全融解ピークの10〜50%であることが好ましい。
ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)は、その末端基に各種の末端封止が施されたものを用いてもよい。このような末端封止基としては、アセチル基、エステル基、エーテル基、アミド基、ウレタン基、などを例示することが出来る。
溶融混合は、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)と(B)とを溶融状態で混合する方法である。
溶融温度は、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)と(B)が溶融する温度であればよいが、溶融混合中の分解反応を抑えるために、溶融混合物が固まらない程度にできるだけ温度を下げて行うことが好ましい。従って、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)と(B)の溶融点のいずれか高い方を下限とし、その下限値より50℃、より好ましくは30℃、特には10〜20℃高い温度を上限とする範囲で溶融することが好ましい。具体的には、150℃〜220℃で溶融混合することが好ましい。
溶融混合時の雰囲気は特に限定されるものではなく、常圧および減圧のいずれの条件下でも行なうことができる。常圧の場合には、窒素、アルゴンなどの不活性ガス流通下で行うのが好ましい。また溶融の際に分解生成するモノマーを取り除くためには、減圧下で行うことが好ましい。
溶融混合の際の装置等へのポリ乳酸ブロック共重合体(A)と(B)の投入順序などは問わない。従って、2成分を同時に混合装置に投入してもよく、例えばポリ乳酸ブロック共重合体(A)を溶融した後に、ポリ乳酸ブロック共重合体(B)を投入および混合してもよい。この際、各成分は、粉末状、顆粒状またはペレット状などのいずれの形状であってもよい。混合には、ミルロール、ミキサー、単軸または二軸押出機、加熱可能なバッチ式容器などを用いて加熱し混練すればよい。
溶液混合は、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)を溶媒に溶かして混合し、その後、溶媒を除去する方法である。
溶媒は、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)が溶解するものであれば、特に限定されるものではないが、例えば、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、フェノール、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ブチロラクトン、トリオキサン、ヘキサフルオロイソプロパノール等の単独あるいは2種以上混合したものが好ましい。
溶媒の量は、溶媒100重量部に対し、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)が1〜30重量部、好ましくは1〜10重量部の範囲になるようにするのが好ましい。
混合は、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)、(B)をそれぞれ溶媒に溶解しそれらを混合することにより行っても良いし、一方を溶媒に溶解した後、他方を加えて混合しても良い。溶媒の除去は、加熱、減圧留去、抽出またはこれらの組み合わせにより行なうことができる。
本発明方法で得られるステレオコンプレックスポリ乳酸は、酸化防止剤、光安定剤、触媒安定剤、抗菌剤、染色剤、滑剤、核剤、可塑剤等、また、樹脂の特性を補強するための有機物フィラー、無機物フィラー等、樹脂加工に必要な添加物を含んでいてもよい。
本発明方法に用いるポリ乳酸ブロック共重合体(A)は、重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−L−乳酸(PLLA)と、重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−D−乳酸(PDLA)とを、PDLA/PLLA=40/60〜3/97(重量比)の割合で、溶融混合または溶液混合した後、固化させ、さらに固相重合することにより製造することができる。
ポリ−L−乳酸およびポリ−D−乳酸は、乳酸の環状二量体であるラクチドのリビング段階重合法(Makromol. Chem. 191, 481−488(1990)、特開平1−225622、参照)、特定の立体選択重合触媒を用いたラセミ体ラクチドの直接開環重合法(特開2003−64174号公報)、乳酸からの溶融重合法やラクチドの開環重合法により合成することができる。 ポリ−L−乳酸およびポリ−D−乳酸の重量平均分子量は、好ましくは0.5万〜1万である。
ポリ−L−乳酸(PLLA)とポリ−D−乳酸(PDLA)との重量比は、PDLA/PLLA=40/60〜3/97である。好ましくは35/65〜5/95、より好ましくは30/70〜5/95、さらに好ましくは15/85〜5/95である。
溶融混合は、ポリ―L―乳酸およびポリ―D―乳酸を溶融状態で混合することをいう。
溶融混合の温度は、ポリ―L―乳酸とポリ―D―乳酸が溶融する温度条件であればよいが、溶融混合中の分解反応を抑えるために、溶融混合物が固まらない程度にできるだけ温度を下げて行うことが好ましい。従って、ポリ―L―乳酸とポリ―D―乳酸の溶融点を下限とし、その下限値より50℃、より好ましくは30℃、特には10〜20℃高い温度を上限とする範囲で溶融することが好ましい。具体的には、150℃〜200℃で溶融混合することが好ましい。
溶融混合時の雰囲気は特に限定されるものではなく、常圧および減圧のいずれの条件下でも行なうことができる。常圧の場合には、窒素、アルゴンなどの不活性ガス流通下で行うのが好ましい。また溶融の際に分解生成するモノマーを取り除くためには、減圧下で行うことが好ましい。
溶液混合は、ポリ―L―乳酸およびポリ―D―乳酸を溶媒に溶かして混合し、その後、溶媒を除去する方法である。
溶媒は、ポリ―L―乳酸およびポリ―D―乳酸が溶解するものであれば、特に限定されるものではないが、例えば、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、フェノール、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ブチロラクトン、トリオキサン、ヘキサフルオロイソプロパノール等の単独あるいは2種以上混合したものが好ましい。
溶媒の量は、溶媒100重量部に対し、ポリ―L―乳酸およびポリ―D―乳酸が1〜30重量部、好ましくは1〜10重量部の範囲になるようにするのが好ましい。
混合は、ポリ―L―乳酸およびポリ―D―乳酸をそれぞれ溶媒に溶解しそれらを混合することにより行っても良いし、一方を溶媒に溶解した後、他方を加えて混合しても良い。溶媒の除去は、加熱により行なうことができる。
ポリ―L―乳酸およびポリ―D―乳酸を溶融混合または溶液混合した後、冷却などにより固化し、固相重合を行う。固相重合は、ガラス転移温度(Tg)以上で融点(Tm)以下の温度、より好ましくはTg以上であってTmより10℃低い温度、特にはTg以上であってTmより50℃低い温度以下で行うことができる。TgやTmは、DSCによって測定することができる。
固相重合は、減圧下で行うことが好ましく、例えば、0.01〜20hPa、好ましくは0.1〜2hPaとする。ポリ−L−乳酸とポリ−D−乳酸とは、エステル反応や脱水縮合反応によって化学的に結合されるため、反応の進行に伴ってH2Oが副生する。減圧下で重合させるとこの副生水を系外に除去することができ、反応平衡を重合側に移行させることができる。20hPaを上回ると、このような脱水が不十分となり、一方0.01hPaを下回ってもそれ以上の脱水効果が得られず無駄である。なお、固相重合は、窒素などの不活性ガス雰囲気下で行うこともできる。固相重合の時間は、少なくとも5時間、好ましくは5〜50時間である。重合度の上昇度に対応して固相重合温度を上げることが好ましい。なお、固相重合の装置としては特に装置に限定はないが、濃縮乾燥装置などを使用することができる。また、コニカルドライヤー、ドラム式加熱器などを使用こともできる。
固相重合後に、生成ポリマーの熱安定性向上のために末端基を封止処理を行い、さらに、再沈殿等による触媒と未反応のモノマーを取り除く処理を行なうことが好ましい。
ポリ乳酸ブロック共重合体(B)は、重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−L−乳酸(PLLA)と、重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−D−乳酸(PDLA)とを、PLLA/PDLA=40/60〜3/97(重量比)の割合で、溶融混合または溶媒の存在下で混合した後、固化させ、さらに固相重合し製造することができる。ポリ乳酸ブロック共重合体(B)は、前述のポリ乳酸ブロック共重合体(A)と、ポリ−L−乳酸とポリ−D−乳酸との組成比が異なるだけで、同一の方法により製造することができる。
ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)は、樹脂の熱安定性を損ねない範囲で重合に関わる触媒を含有していてもよい。このような触媒としては、各種のスズ化合物、チタン化合物、カルシウム化合物、有機酸類、無機酸類などを上げることが出来、さらに同時にこれらを不活性化する安定剤を共存させていてもよい。
(1)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)による標準ポリスチレンに換算した。GPC測定機器は、
検出器;示差屈折計島津RID−6A、
ポンプ;島津LC−9A、
カラム;東ソ−TSKgelG3000HXL、TSKgelG4000HXL,TSKgelG5000HXLとTSKguardcokumnHXL−Lを直列に接続したもの、あるいは東ソ−TSKgelG2000HXL、TSKgelG3000HXLとTSKguardcokumnHXL−Lを直列に接続したものを使用した。溶離液としてはクロロホルムを使用し、温度40℃、流速1.0ml/minで流し、濃度1mg/ml(1%ヘキサフルオロイソプロパノールを含むクロロホルム)の試料を10μl注入した。
13CNMR装置:日本ブルカー製 BURKER ARX−500
サンプル:50mg/0.7ml
測定溶媒:10% HFIP含有重水素化クロロホルム
内部標準:テトラメチルシラン(TMS)1%(v/v)
測定温度:27℃(300K)
測定周波数:125MHz
13C−NMR測定により、カルボニル炭素(C=O)に帰属される炭素のピークのうち、ピーク(a)(170.1−170.3MHz辺り)はホモ配列(LLLLLLまたはDDDDDD)に、ピーク(b)(170.0−169.8MHz辺り)はラセミ鎖(LLLDDD…)に帰属し、これらのピークの積分値から、下記の式により平均連鎖長を算出した。
v=ピーク(a)の積分値/ピーク(b)の積分値
島津DSC−60示差走査熱量測定計DSCを用いた。
測定は、試料10mgを窒素雰囲気下、昇温速度10℃/minで室温から250℃まで昇温し、20分間放冷、再び10℃/minで250℃まで昇温させる方法により行った。第一スキャンでは、ホモ結晶融解温度(Tmh)、ホモ結晶融解熱(ΔHmh)、ステレオコンプレックス結晶融解温度(Tms)、ステレオコンプレックス結晶融解熱(ΔHms)を測定した。第二スキャンでは結晶化温度(Tc)を求めた。
200℃以上の融解ピークの割合(%)は、195℃以上(高温)の融解ピーク面積と140〜180℃(低温)融解ピーク面積から以下の式により算出した。
R200以上(%)=A200以上/(A200以上+A140〜180)×100
R200以上:200℃以上の融解ピークの割合
A200以上:200℃以上の融解ピーク面積
A140〜180:140〜180℃の融解ピーク面積
結晶化度は、以下のように求めた。
100%結晶化したポリ乳酸のホモ結晶融解熱(ΔHmh0)を−203.4J/g、100%結晶化したポリ乳酸ステレオコンプレックス体結晶融解熱(ΔHms0)を−142J/gとして、DSCから実際に得られたホモ結晶融解熱(ΔHmh)、ステレオコンプレックス結晶化熱融解熱(ΔHms)より、下記式によって算出した。
χc(総)(%)=100×(ΔHmh/ΔHmh0+ΔHms/ΔHms0)
さらに、ステレオコンプレックス結晶の含有率は下記式によって算出した。
χc(SC)(%)=100×[(ΔHms/ΔHms0)/(ΔHmh/ΔHmh0+ΔHms/ΔHms0)]
ポリ−L−乳酸、ポリ−D−乳酸を構成するL−乳酸とD−乳酸の構成比率から光学純度を求めた。
試料1gに5M水酸ナトリウム5mlとイソプロパノール2.5mlを添加し、40℃で加熱攪拌しながら加水分解した後に1M硫酸で中和した。中和液1mlを25倍に希釈することで濃度を調整した。これをHPLCにて、紫外光UV254nmでのL−乳酸とD−乳酸との検出ピーク面積を測定し、ポリ乳酸重合体を構成するL−乳酸の重量比率[L](%)とD−乳酸の重量比率[D](%)とから光学純度(%)、を下記式によって算出した。
なお、HPLC装置として、ポンプ;島津LC−6A、UV検出器;島津SPD−6AV、カラム;SUMICHIRAL OA−5000((株)住化分析センター)を使用し、溶離液には1mM硫酸銅水溶液を用い、流速1.0ml/min、40℃で測定した。
光学純度(%)=100×[L]/([L]+[D])
(または 100×[D]/([L]+[D])
濃度90重量%のL−乳酸水溶液(株式会社武蔵野化学研究所)1kgを150℃/4,000Paで6時間撹拌しながら水を留出させてオリゴマー化した。このオリゴマーに塩化第一スズ0.2gとp−トルエンスルホン酸0.2gとを添加し、180℃/1,300Paで6時間溶融重合させた。冷却後、固体を粉砕し、重量平均分子量が7,800、Tmが153℃のポリ−L−乳酸を得た。光学純度は99.2%であった。
濃度90重量%のD−乳酸水溶液(株式会社武蔵野化学研究所)を用いて製造例1と同様の操作を行い、重量平均分子量が8,000、Tmが154℃のポリ−D−乳酸を得た。光学純度は99.0%であった。
製造例1で得たポリ−L−乳酸80gと製造例2で得られたポリ−D−乳酸20gを混合し、常圧で5分加熱した。混合の際、樹脂の温度は、各ポリマーの融点から徐々に昇温し、175℃で均一に混合したことを確認した。このポリ−D/L−乳酸ブレンドを、冷却して固化させ粉砕して粒子状にした。ついで、減圧(0.5mmHg)下、140℃で10時間、次に150℃で10時間、更に160℃で10時間、段階的に昇温し(総時間30時間)固相重合を行い、ポリ乳酸ステレオブロック共重合体A1を得た。このポリ乳酸ブロック共重合体A1の、重量平均分子量(Mw)、多分散度(Mw/Mn)、平均連鎖長vを測定した(13C−NMR測定のチャートを図1に示す)。これらの結果を表1に示す。
製造例2で得たポリ−D−乳酸80gと製造例1で得られたポリ−L−乳酸20gを用いて製造例3と同様の操作を行い、ポリ乳酸ステレオブロック共重合体B1を得た。このポリ乳酸ブロック共重合体B1について製造例3と同様に各特性を評価した。これらの結果を表1に示す。
ポリ−L−乳酸:ポリ−D−乳酸=90:10の割合で混合した以外は製造例3と同様に操作してポリ乳酸ブロック共重合体A2を得た。この共重合体について製造例3と同様に各特性を評価した。これらの結果を表1に示す。
ポリ−D−乳酸:ポリ−L−乳酸=90:10の割合で混合した以外は製造例4と同様に操作してポリ乳酸ブロック共重合体B2を得た。この共重合体について製造例4と同様に各特性を評価した。これらの結果を表1に示す。
製造例3で得たポリ乳酸ブロック共重合体A1と製造例4で得たポリ乳酸ブロック共重合体B1のそれぞれ0.5gをクロロホルム9mlとHFIP(1,1,1,3,3,3,-ヘキサフルオロイソプロパノール)1mlの混合溶媒に溶解させ(全量20ml)、L/D組成が50/50になるように混合した。混合攪拌20分後にガラスシャーレに流し込み、室温、常圧下で15時間静置した。その後、バキュームオーブンにて室温で2時間、60℃で2時間、80℃で6時間を連続的に乾燥を行なった。
得られたステレオコンプレックスポリ乳酸の結晶化温度(Tc)、ホモ結晶融解温度(Tmh)、ステレオコンプレックス結晶融解温度(Tms)、ホモ結晶融解熱(ΔHmh)、ステレオコンプレックス結晶融解熱(ΔHms)を測定した。これらの結果を表2に示す。また、200℃以上の融解ピークの割合(R200以上)、総結晶化度(χc(総))、ステレオコンプレックス結晶の含有率(χc(SC))を表2に示す。
製造例3で得たポリ乳酸ブロック共重合体A1と製造例3で得たポリ乳酸ブロック共重合体B1のそれぞれ1gをクロロホルム18ml中に溶解させ、無水酢酸を1−2滴添加し、1時間攪拌し、末端処理をした。その後、HFIPを2ml添加し完全に溶解させた後にメタノール200ml中に再沈殿させ、吸引ろ過、乾燥させた。乾燥はバキュームオーブンにて室温で2時間、60℃で2時間、80℃で6時間を連続的に行なった。
末端処理、精製後のポリ乳酸ブロック共重合体A1とB1のそれぞれ0.5gをクロロホルム9ml とHFIP 1mlの混合溶媒に溶解させ(全量20ml)、L/D組成が50/50になるように混合した。混合攪拌20分後にガラスシャーレに流し込み、室温、常圧下で15h静置。乾燥はバキュームオーブンにて室温で2時間、60℃で2時間、80℃で6時間の乾燥を連続的に行なった。
このステレオコンプレックスポリ乳酸について実施例1と同様に各特性を評価した。これらの結果を表2に示す。
ポリ乳酸ブロック共重合体A2:ポリ乳酸ブロック共重合体B2=50:50の割合で混合した以外は実施例1と同様に操作してステレオコンプレックスポリ乳酸を得た。このステレオコンプレックスポリ乳酸について実施例1と同様に各特性を評価した。これらの結果を表2に示す。
ポリ乳酸ブロック共重合体B2:ポリ乳酸ブロック共重合体A2=50:50の割合で混合した以外は実施例2と同様に操作してポリ乳酸ステレオコンプレックス体を得た。この共重合体について実施例2と同様に各特性を評価した。これらの結果を表2に示す。
ポリ乳酸ブロック共重合体B2:ポリ乳酸ブロック共重合体A2=50:50の割合でフラスコに加え、窒素置換後、175〜220℃まで昇温し、220℃で3分間、溶融ブレンドを行った。得られた共重合体について実施例2と同様に各特性を評価した。これらの結果を表2に示す。
以下に示すポリ−L−乳酸(PLLA)とポリ−L−乳酸(PDLA)を用いて、ポリ−L−乳酸:ポリ−D−乳酸=50:50の割合で混合した以外は実施例1と同様に操作してフィルムを得た。このフィルムについて実施例1と同様に各特性を評価した。これらの結果を表2に示す。
PLLA:重量平均分子量11万、多分散度(Mw/Mn)2.66、融点(Tm)165℃。
PDLA:重量平均分子量10万、多分散度(Mw/Mn)2.49、融点(Tm)166℃。
比較例1同様のポリ−L−乳酸(PLLA)とポリ−L−乳酸(PDLA)を用いて、ポリ−L−乳酸:ポリ−D−乳酸=50:50の割合で混合した以外は実施例2と同様に操作してフィルムを得た。このフィルムについて実施例2と同様に各特性を評価した。これらの結果を表2に示す。
2 ピーク(b)(170.0−169.8MHz辺り)
Claims (8)
- (1)(i)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、DB/LB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(A)と、
(ii)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、LB/DB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(B)とからなり、
(2)L−乳酸単位(L成分)とD−乳酸単位(D成分)との割合は、D成分/L成分=20/80〜80/20(重量比)であり、
(3)重量平均分子量は8万〜30万であり、
(4)ステレオコンプレックス結晶の含有率が80〜100%である、
ステレオコンプレックスポリ乳酸。 - 示差走査熱量計(DSC)測定において、200℃以上の融解ピークの割合が全融解ピークの80%以上である請求項1記載のステレオコンプレックスポリ乳酸。
- ステレオコンプレックス結晶の含有率が80〜100%であるステレオコンプレックスポリ乳酸を製造する方法であって、
(i)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、DB/LB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(A)と、
(ii)L−乳酸ブロック(LB)とD−乳酸ブロック(DB)とからなり、LB/DB=40/60〜3/97(重量比)であり、重量平均分子量が8万〜30万であり、各ブロックの平均連鎖長が5〜40であるポリ乳酸ブロック共重合体(B)とを、
(iii) 溶融混合または溶液混合することからなるステレオコンプレックスポリ乳酸の製造方法。 - 重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−L−乳酸(PLLA)と、重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−D−乳酸(PDLA)とを、PDLA/PLLA=40/60〜3/97(重量比)の割合で、溶融混合または溶液混合した後、固化させ、さらに固相重合し、ポリ乳酸ブロック共重合体(A)を製造する工程を含む請求項3記載の製造方法。
- 重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−L−乳酸(PLLA)と、重量平均分子量が0.5万〜2万のポリ−D−乳酸(PDLA)とを、PLLA/PDLA=40/60〜3/97(重量比)の割合で、溶融混合または溶液混合した後、固化させ、さらに固相重合し、ポリ乳酸ブロック共重合体(B)を製造する工程を含む請求項3記載の製造方法。
- ステレオコンプレックスポリ乳酸の重量平均分子量が8万〜30万である請求項3記載の製造方法。
- ポリ乳酸ブロック共重合体(A)および(B)が、それぞれ示差走査熱量計(DSC)測定において200℃以上の融解ピークと180℃以下の融解ピークの2つの融解ピークを有し、かつ、200℃以上の融解ピークの割合が全融解ピークの10〜50%である請求項3記載の製造方法。
- 請求項1に記載のステレオコンプレックスポリ乳酸からなる成形品。
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