JP2007055148A - 射出成形用金型装置及び射出成形方法 - Google Patents

射出成形用金型装置及び射出成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加飾シート等のシート状材料が一体化された射出成形体を、シート状材料の変形や破壊を生じることなく製造する。
【解決手段】溶融樹脂(25)が金型キャビティ(19a)の端面(17a)に至ると、同端面(17a)付近で滞留することなく、金型キャビティ(19a)の縁部(A)を滑らかに通過して溝部(17b)に流入する。注入された溶融樹脂(25)を冷却すると、溝部(17b)の容積が金型キャビティ(19a)の容積よりも小さいため、溝部(17b)内の溶融樹脂(25)の温度が金型キャビティ(19a)内の溶融樹脂(25)の温度よりも早く低下する。これによって、溝部(17b)内及び金型キャビティ(19a)の縁部(A)付近の溶融樹脂(25)の粘度が増加し、縁部(A)付近のシート状材料(9)の損傷を防止する。
【選択図】図6

Description

本発明は、合成樹脂成型品を射出成形すると同時にその合成樹脂成型品の表面に加飾シート等のシート状材料を一体化するための射出成形用金型装置及び射出成形方法に関し、更に詳細に述べると、射出成形時の加飾シート等の損傷を回避することができる射出成形用金型装置及び射出成形方法に関するものである。
合成樹脂成形品の表面に加飾シート等のシート状材料を一体化し、このシート状材料の色や模様や材質等の属性によって合成樹脂成形品に付加価値ないし付加機能を付与する射出成形方法が提案されている。例えば、従来の射出成形同時加飾方法として、射出成形用金型の間に加飾シートを装着し、次いで金型キャビティに溶融樹脂を射出・充填し、固化させ、これにより射出成形体を形成すると同時に射出成形体に加飾シートを一体化させる方法がある。
この方法では、加飾シート等のシート状材料は、必要に応じて、金型に取付けられる前に又は金型に取付けられた状態で、真空成形等の適当な成形工程を経て、金型キャビティの形状に適合するように予備賦形される。加飾シート等のシート状材料は、金型に取付けられた状態で金型キャビティの全部又はその一部を覆う。このとき、金型キャビティのシート状材料によって覆われる個所は、シート状材料が一体化される射出成形体の個所に対応する。金型に取付けられたシート状材料のうち、金型キャビティからはみ出した部分は、金型のパーティング面(分割面又は合わせ面)の間で挟圧され、溶融樹脂の射出圧によって移動しないように保持される。
したがって、加飾シート等のシート状材料は金型キャビティの内部から同キャビティの縁部を経て金型のパーティング面上に連続的に延在するから、加飾シート等は、金型閉鎖時に、金型キャビティの縁部で上型と下型の間に挟圧され、金型キャビティの縁部を画成することになる。ここで金型キャビティに溶融樹脂が射出されると、射出された溶融樹脂は金型キャビティの内部の加飾シート等に沿って同キャビティの縁部まで流動し、金型キャビティを満たす。
金型キャビティに射出される溶融樹脂は、当該樹脂の溶融温度以上の温度と、キャビティの大きさや形状に見合った射出圧とを有するから、キャビティ内の加飾シート等は、この溶融樹脂によって加熱されると共に加圧される。射出された溶融樹脂は、特に、金型キャビティの縁部に大きな圧力を作用させる傾向があるため、キャビティの縁部が加飾シート等によって画成されているときには、加飾シートの変形を惹起することがある。加飾シート等が変形すると、金型キャビティの縁部から溶融樹脂が加飾シート等と金型との間に流出してバリを生じ、また、加飾シート等を突き破って射出成形体の表面を破壊する等の不具合を生じる場合がある。かかる不具合は、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の柔軟な感触を有する素材で加飾シート等のシート状材料を形成した場合に顕著に表れる。
特開2004−017508号公報 特公昭50−19132号公報 特公昭43−27488号公報
本発明の目的は、加飾シート等のシート状材料が一体化された射出成形体を、当該シート状材料の変形や破壊を生じることなく製造することができる、射出成形用金型装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、加飾シート等のシート状材料が一体化された射出成形体を、当該シート状材料の変形や破壊を生じることなく製造することができる、射出成形方法を提供することにある。
本発明の射出成形用金型装置は、金型キャビティに保持されたシート状材料と、この金型キャビティに射出された溶融材料とによって、このシート状材料が一体化された射出成形体を製造する、射出成形用金型装置において、金型キャビティの縁部の全部又は一部に、金型キャビティからシート状材料の表面に添ってシート材料の延在する方向に突出する溝部を形成したことを特徴とする。この溝部は、金型キャビティの縁部の全部又は一部にわたって連続的に延在する一つの溝によって構成することができる。また、この溝部は、金型キャビティの縁部の全部又は一部に形成された複数の溝によって構成することもできる。更に、この溝の数、形状、大きさ及び配置は、少なくとも、金型キャビティからこの溝に流入する溶融材料が金型キャビティの縁部でシート状材料に沿って滑らかに流動し、かつ、溝に充填された溶融材料の温度が金型キャビティに充填された溶融材料の温度よりも早期に低下するように決定される。
本発明の射出成形用金型装置は、また、シート状材料を保持するキャビティ型と、このキャビティ型と協働してこのキャビティ型との間に金型キャビティを画成するコア型とを有し、このコア型は、金型キャビティの縁部の全部又は一部に、金型キャビティから突出する凹部を有し、この凹部は、キャビティ型とコア型のパーティング面に添って、金型キャビティから連続的に延在することを特徴とする。この凹部は、金型キャビティの縁部の全部又は一部にわたって連続的に延在する一つの凹部によって構成することができる。また、この凹部は、金型キャビティの縁部の全部又は一部に形成された複数の凹部によって構成することもできる。更に、この凹部の数、形状、大きさ及び配置は、少なくとも、金型キャビティからこの凹部に流入する溶融材料が金型キャビティの縁部でシート状材料に沿って滑らかに流動し、かつ、凹部に充填された溶融材料の温度が金型キャビティに充填された溶融材料の温度よりも早期に低下するように決定される。
本発明の射出成形用金型装置は、また、シート状材料を保持するキャビティ型と、このキャビティ型と協働してこのキャビティ型との間に金型キャビティを画成するコア型とを有し、このコア型は、金型キャビティの縁部の全部又は一部に、金型キャビティから突出する凹部を有し、この凹部は、キャビティ型とコア型のパーティング面に添って、金型キャビティから連続的に延在し、キャビティ型はシート状材料をキャビティ型に吸着するための吸引口を有し、コア型は溶融材料をキャビティに射出するための射出ゲートを有することを特徴とする。
本発明の射出成形方法は、射出成形用金型装置の金型キャビティにシート状材料を固定する工程と、前記金型キャビティに溶融材料を射出し、前記金型キャビティの前記シート状材料に添う空間と、前記金型キャビティの縁部に形成され、かつ、前記金型キャビティから前記シート状材料の表面に沿って前記シート状材料が延在する方向に突出する、溝部とに、前記溶融材料を充填する工程と、 前記溶融材料を冷却し、前記溝部内の溶融材料の粘度を前記金型キャビティ内の溶融材料の粘度よりも短時間で増加させる工程とを有することを特徴とする。
本発明の射出成形用金型は、金型キャビティの縁部の全部又は一部に、金型キャビティからシート状材料の表面に添ってシート材料の延在する方向に突出する溝部又は凹部を形成したから、金型キャビティからこの溝部又は凹部に流入する溶融材料が金型キャビティの縁部でシート状材料に沿って滑らかに流動し、金型キャビティの縁部に位置するシート状材料に過大な圧力がかかることがない。したがって、この溝部又は凹部に溶融材料が流入する際、金型キャビティの縁部に位置するシート状材料を損傷させることはない。
また、金型キャビティと溝部又は凹部とが溶融樹脂で満たされると、溶融樹脂を一定時間保圧すると同時に冷却する。このとき、溝部又は凹部の容積は金型キャビティの容積よりも遙かに小さいから、冷却によって、先ず、溝部又は凹部内の溶融樹脂の温度が低下し、溝部又は凹部内の溶融樹脂の粘度が低下する。これによって、溶融樹脂が溝部又は凹部に新たに流入することが防止されると共に、金型キャビティの縁部付近の溶融樹脂の流動性も低下する。すなわち、金型キャビティの縁部付近のシート状材料は、粘度が増加し又は既に固化した充填材料によって被覆され、保護されるから、その後の保圧工程によって金型キャビティ内の溶融材料に成形用の圧力が印加されても、金型キャビティの縁部付近のシート状材料が損傷を受けることはない。
また、本発明の射出成形方法によれば、溶融材料の充填時には、金型キャビティの縁部付近において溶融材料は滑らかに流動し、また、充填された溶融材料の冷却時には、金型キャビティの縁部付近において溶融材料はすみやかに冷却されるから、シート状材料が損傷を受けることを防止することができる。
本発明のその他の特徴は、この明細書の以下の記載から明らかになる。
金型キャビティの縁部付近において、充填された溶融材料が滑らかに流動し、かつ、すみやかに冷却されるように、コア型のキャビティ端面から金型キャビティの外方に延在する浅い溝をコア型のパーティング面に形成する。コア型のキャビティ端面に至った溶融材料は、キャビティ端面で滞留することなく、この溝に滑らかに流入し、すみやかに冷却される。
図1及び2は、本発明の射出成形用金型装置を模式的に表した図である。これらの図中、(a)は金型開放状態を示し、(b)は金型閉鎖状態を示す。図中、射出成形用金型装置1はキャビティ型2とコア型3とを有し、キャビティ型2とコア型3とが閉鎖すると、図1(b)に示すように、これらの型の間に金型キャビティ4が形成される。
加飾シート等のシート状材料5は、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の柔軟な感触を有する素材で形成されている。シート状材料5は、真空成形等の適当な成形技術を用いて射出成形用金型装置1によってキャビティ型2のキャビティ形状に合うように予備賦形されても良いし、射出成形用金型装置1以外の真空成形装置等を使用して予備賦形されても良い。予備賦形されたシート状材料5は、図1(a)に示すように、キャビティ型2に設置される。予備賦形されたシート状材料5は、キャビティ型2のキャビティ面2aに密着する成形部5aと、キャビティ型2のパーティング面2bに沿って伸びる押さえ部5bとを有する。
図2(a)に示すように、コア型3のキャビティ面3aの端面3bには、溝部3cが形成されている。溝部3cは、コア型3のパーティング面3dに開放した一つの環状溝で構成されている。溝部3cは、キャビティ面3aの端面3bからパーティング面3dに沿ってコア型3の外方に延在し、パーティング面3dに連続する。
図1(b)のように、コア型3を降下させて金型を閉鎖し、コア型3の射出ゲート6から金型キャビティ4に溶融樹脂7を射出すると、溶融樹脂7はキャビティ型2に取付けられたシート状材料5に沿って流動し、キャビティ面3aの端面3bに至る。図2(b)に示すように、端面3bには溝部3cが開口しているから、溶融樹脂7は端面3bで滞留することなく、滑らかに溝部3cに流入する。金型キャビティ4と溝部3cへの溶融樹脂7の充填が完了すると、充填された溶融樹脂7を一定時間保圧すると同時に、図示しない冷却装置によりキャビティ型2及びコア型3を冷却し、射出された溶融樹脂7を冷却し、固化させる。このとき、溝部3cの容積が金型キャビティ4の容積よりも遙かに小さいため、溝部3cに充填された溶融樹脂7はすみやかに冷却される。この結果、溝部3c内の溶融樹脂7の粘度が上昇し、溝部3cの内部の溶融樹脂7のみならず、端面3b付近の溶融樹脂7の流動性も低下する。
流動性が低下した溶融樹脂7は、溝部3内に新たな溶融樹脂7が流入することを阻止すると共に金型キャビティ4の縁部Aの付近にも滞留するから、金型キャビティ4の縁部Aの付近に延在するシート状材料5は、粘度が上昇した溶融樹脂7によって覆われることになる。これにより、保圧工程において金型キャビティ4内の溶融樹脂7が加圧されても、溝部3内の溶融樹脂7がコア型3のパーティング面3dとシート状材料5の表面との間に流出してバリを生じることが防止されると共に、金型キャビティ4の縁部Aの付近に延在するシート状材料5には、溶融樹脂7の圧力がかかり難くなり、シート状材料5の変形や損傷が防止される。
金型キャビティ4内の溶融樹脂7が冷却され、固化すると、コア型3を上昇させて金型を開放し、取り出された射出成形体から、溝部3によって形成された環状フランジ部等を切除し、シート状材料5が一体化された成形体を得る。
図3は、車両用内装部品(メーターバイザー)8の斜視図であり、この部品8の表面には、ソフトな感触を有する加飾シートとしてTPOシート9が一体化されている。以下、TPOシート9が一体化された車両用内装部品(メーターバイザー)8を射出成形することを例にとって、本発明を説明する。実施例1の溝部3cに充填されて固化したフランジ状の樹脂部は、メーターバイザー8の前縁部8aに沿って、その外側に形成され、図3中、TPOシート9の裏側に位置する。
図4に示すように、TPOシート9は、図示しない加熱装置で加熱されて軟化した状態で、射出成形用金型装置10のキャビティ型(固定型)11のパーティング面(PL面)にクランパー12、12によって固定される。ここで、TPOシート9は、キャビティ型11と基台13に形成された空気吸引孔14、15、16によって気引きされ、真空成形により、キャビティ型11の型面に密着させられる。これにより、TPOシート9は射出成形品であるメーターバイザー8の表面形状になるように予備賦形される。
TPOシート9の予備賦形が完了すると、コア型(可動型)17が取付けられた上方枠体18を下降させ、図5に示すように、キャビティ型11とコア型17を型閉じし、これらの型の間に射出成形用の金型キャビティ19a、19bを画成させる。金型キャビティ19aには射出ゲート20aから溶融樹脂が注入され、主として、メーターバイザー8のバイザー部8aを形成する。これに対し、金型キャビティ19bには射出ゲート20bから溶融樹脂が注入され、主として、メーターバイザー8の棚部8b、8bを形成する。金型キャビティ19a、19bは図示しない連結部を介して連通し、この連結部に流入した溶融樹脂によってメーター等の機器の取付け部8cが形成される。なお、図中、参照番号21、22は、成形品を取り外すためのエジェクター・ロッドないしエジェクター・ピンを示し、また、参照番号23は、クランパー12と協働してTPOシート9とPL面の間を密封するためのシール部材を示す。また、参照番号24は、キャビティ型11の一部を構成し、摩耗等をした場合に交換可能にキャビティ型11に取付けられた駒を示す。
図6に示すように、コア型17の一方の端面17aには、型閉めされて形成された金型キャビティ19aから予備賦形されたTPOシート9の表面に添って金型キャビティ19の外方へ延在する溝部17bが形成されている。溝部17bは、溝部17bに充填された溶融樹脂によって、図3のメーターバイザー8の前縁部8aに沿って、TPOシート9に樹脂製の薄肉部25a(図8参照)を形成するように、コア型17の端面17aの外側に湾曲して延在する一つの溝で構成されている。樹脂製の薄肉部25aは、射出ゲート20aから金型キャビティ19aに注入された溶融樹脂25が、金型キャビティ19aから溝部17bに流入して形成される。図7は、溶融樹脂25が金型キャビティ19aから溝部17bに流入して樹脂製の薄肉部25aが形成された状態の断面図である。
図10に、溝部17bを有さないコア型17が使用されたときに、金型キャビティ19aに溶融樹脂25が充填された状態を示す。図10と図7とを比較すると、樹脂製の薄肉部25aが形成される場所が明確になる。
さて、図5に示すように、キャビティ型11とコア型3を型閉めした状態において、射出ゲート20a、20bから金型キャビティ19a、19bに溶融樹脂25を射出すると、金型キャビティ19aに注入された溶融樹脂25は、同キャビティ19aを満たしながら、TPOシート9に沿って、コア型17の一方の端面17aに向かって流動する。そして、溶融樹脂25が金型キャビティ19aの端面17aに至ると、同端面17a付近で滞留することなく、金型キャビティ19aの縁部Aを滑らかに通過して溝部17bに流入する。こうして、金型キャビティ19a、溝部17b、金型キャビティ19b及び金型キャビティ19aと19bの連結部(図示せず。)が溶融樹脂25によって充填されると、充填された溶融樹脂25は一定時間保圧されると同時に図示しない冷却装置によって冷却される。
溶融樹脂25が冷却されると、溝部17bの容積が金型キャビティ19aの容積よりも遙かに小さいため、溝部17b内の溶融樹脂25の温度が金型キャビティ19a内の溶融樹脂25の温度よりも早く低下し、溝部17b内の溶融樹脂25の粘度が増加する。これによって、溶融樹脂25が溝部17bに新たに流入することが阻止されるから、溝部17bの端部からTPOシート9の表面に溶融樹脂が流出し、樹脂製の薄肉部25aの先端にバリが発生することを防止することができる。
また、金型キャビティ19aの縁部Aは溝部17bに隣接するから、溝部17b内の溶融樹脂25の温度が低下すると、金型キャビティ19aの縁部A付近の溶融樹脂の流動性も低下する。したがって、金型キャビティ19aの縁部A付近のシート状材料9は、粘度が増加し又は既に固化した溶融樹脂25によって被覆され、保護される。したがって、その後の保圧工程によって金型キャビティ19a、19b内の溶融材料25に成形用の圧力が更に印加されても、縁部A付近のシート状材料9が損傷を受けることはない。
金型キャビティ19a、19b及びこれらのキャビティの連結部に注入された溶融樹脂25が固化すると、キャビティ型11とコア型17を型開きし、エジェクター・ピンないしエジェクター・ロッド21、22によって、成形されたメーターバイザー8を取り出す。取り出されたメーターバイザー8の前縁部8aに沿うTPOシート9には、図8に示すように、樹脂製の薄肉部25aが形成されているから、これを図9に示すようにトリミングする。同時に、メーターバイザー8の機器の取付け部を覆う不要なTPOシート9もトリミングされ、TPOシート9が表面に一体化されたメーターバイザー8が完成する。
射出成形品の表面に種々の素材からなるシート状材料を一体化すると同時に成形することが可能になる。シート状材料がTPOシートのように柔軟な素材であっても、射出成形品の品質を保持することができる。
図1は、本発明の射出成形用金型装置を模式的に表した図である。図1中、(a)は金型の開放状態を示し、(b)は金型の閉鎖状態を示す。 図2(a)は、図1(a)のIIAの部分の拡大断面図、図2(b)は、図1(b)のIIBの部分の拡大断面図である。 図3は、TPOシートが一体化された車両用内装部品(メーターバイザー)の斜視図である。 図4は、図3の車両用内装品を製造するための射出成形金型装置の縦断面図であり、キャビティ型とコア型を開放した状態の図である。 図5は、図4のキャビティ型とコア型を閉鎖した状態の要部断面図である。 図6は、図5の金型キャビティの端部付近の拡大断面図である。 図7は、図6の金型キャビティに溶融樹脂を注入した状態の断面図である。 図8は、図6の金型キャビティから離型した射出成形品の端部の拡大断面図である。 図9は、図8の射出成形品から不要個所をトリミングした後の拡大断面図である。 図10は、従来の金型キャビティ端部の拡大断面図である。
符号の説明
1 射出成形用金型装置
2 キャビティ型
3 コア型
3a キャビティ面
3b キャビティ面の端面
3c 溝部
4 金型キャビティ
5 シート状材料
6 溶融樹脂の射出ゲート
9 シート状材料(加飾シート)
12 クランパー
16 空気吸引孔
17 コア型
17a コア型の成形面の端面
17b 溝部
18 キャビティ型
19a 金型キャビティ
23 シール部材
25 溶融樹脂
25a 樹脂製の薄肉部
A 金型キャビティの縁部

Claims (4)

  1. 金型キャビティに保持されたシート状材料と、前記金型キャビティに射出された溶融材料とによって、前記シート状材料が一体化された射出成形体を製造する、射出成形用金型装置において、前記金型キャビティの縁部の全部又は一部に、前記金型キャビティから前記シート状材料の表面に添って前記シート材料の延在する方向に突出する溝部を形成したことを特徴とする、射出成形用金型装置。
  2. 請求項1に記載の金型装置において、前記金型装置は、前記シート状材料を保持するキャビティ型と、前記キャビティ型と協働して前記キャビティ型との間に前記金型キャビティを画成するコア型とを有し、前記溝部は、前記キャビティ型と前記コア型のパーティング面に添って前記コア型に形成された凹部であることを特徴とする、前記金型装置。
  3. 請求項2に記載の金型装置において、前記キャビティ型は前記シート状材料を前記キャビティ型に吸着するための吸引口を有し、前記コア型は前記溶融材料を前記キャビティに射出するための射出ゲートを有することを特徴とする、前記金型装置。
  4. 射出成形用金型装置の金型キャビティにシート状材料を固定する工程と、
    前記金型キャビティに溶融材料を射出し、前記金型キャビティの前記シート状材料に添う空間と、前記金型キャビティの縁部に形成され、かつ、前記金型キャビティから前記シート状材料の表面に沿って前記シート状材料が延在する方向に突出する、溝部とに、前記溶融材料を充填する工程と、
    前記溶融材料を冷却し、前記溝部内の溶融材料の粘度を前記金型キャビティ内の溶融材料の粘度よりも短時間で増加させる工程と、
    を有することを特徴とする、射出成形方法。
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