JP2007024988A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの感光体の1回転内に1回の帯電、1回の露光で複数色のトナー像を重ねて感光体上に形成するとき、特殊な感光体を使用しなければならない。
【解決手段】 周回移動するOPCベルト1に対して接触型帯電ローラ2で1回の均一帯電の後、書き込み装置3で一回の画像露光でOPCベルト1上に、nレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に、ブラック用現像装置4Kでブラックトナーを付着させて反転現像し、引き続き、均一露光器23Aでブラックトナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、ブラックトナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分をシアン用現像装置4Cでシアントナーを付着させて現像し、同様に、均一露光、現像を繰り返して、フルカラー画像を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置に関し、像担持体に対する1回の帯電を行なって色重ねによるフルカラー画像又は多色画像を形成する画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、プリンタ/ファックス/複写機複合機等の各種画像形成装置として、像担持体(以下、「感光体」ともいう。)を帯電させ、静電潜像を形成して、この静電潜像に着色体などの粉体(本明細書では「トナー」という。)を付着させて現像し、トナー像を被記録媒体に転写する電子写真プロセスを用いる画像形成装置、あるいは、誘電体を像担持体に使用して静電スタイラス等を用いて静電的に電位差潜像を形成し、現像、転写を行なう画像形成装置などが知られている。
ところで、電子写真方式の画像形成装置において、現在、フルカラーの画像形成装置は、一つの像担持体を4回転させて、一回転ごとに、均一帯電、画像露光、カラートナー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックトナー)による各色の現像を行なって、感光体上に一色のトナー像を形成した後、位置を合わせて中間転写体又は被記録媒体への転写を行なうか、四個の感光体を並置して、それぞれの感光体に、均一帯電、画像露光、カラートナー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックトナー)による現像を行なって、各感光体上に一色ずつのトナー像を形成した後、このトナー像を中間転写体又は被記録媒体に位置を合わせて転写してフルカラー画像を作成している。
しかしながら、1感光体4回転方式で画像を形成するとプリント速度が遅くなるという問題がある。また、4感光体並置方式(タンデム方式)で画像を形成すると、装置が複雑で大型化し、コストも高くなるという問題がある。
そこで、1つの感光体の一回転の間に感光体上に各色のトナー像を重ねる色重ね方式(以下、この方式を「1感光体1回転色重ね方式)という。)が提案されている(なお、1感光体4回転による感光体上色重ね方式もあるが、やはり速度が遅くなるという不都合がある。この1感光体4回転で一色ずつ転写する方式と、転写せずに感光体上で各色トナーを重ねる方式とを区別するため、前者を1感光体4回転写方式、後者を1感光体4回転色重ね方式という。)。
この1感光体1回転色重ね方式では、例えばベルト状又はドラム状の感光体の側面に、均一帯電器(帯電装置)、画像露光器(露光装置又は書き込み装置)、現像器(現像装置)の組み合わせを4組並べて、各組で、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー画像を感光体上に形成する。そのとき、1感光体4回転方式や4感光体並置方式と異なり、感光体上に形成したトナー像を、被記録媒体や中間転写体に転写することなく残したままで、次の色の画像を形成するために均一帯電、画像露光、現像に入ることで、同じ場所に4色の画像を重ね合わせて形成する。
この場合、均一帯電と画像露光がそれぞれ4回ずつ必要なので、装置の小型化、低コスト化はそれほどは進まず、色ズレを少なくするための速度検知やフィールドバック制御もやはり必要でコスト高になっている。
そこで、コストの高い検知と制御なしで、色ズレを完全になくすことができるものとして、1回の画像露光で、三色又は四色の静電潜像を同時に書き込むいわゆるワンショット露光を行なうようにしたものがある。
このようなワンショット露光を行なうために、RGBに感度のある感光層を積層した多層感光体を用いるものとして特許文献1ないし3に記載のものがある。
特公平3−43621号公報 特開平3−202868号公報 特開平3−219260号公報
また、感光層表面に透明絶縁層のある3層感光体を用いるものとして特許文献4に記載のものが、RGBのフイルタ層のあるモザイク感光体を用いるものとして特許文献5、6に記載のものがある。
特開昭59−121077号公報 特公昭59−034310号公報 特開昭60−225855号公報
一方、普通の感光体を用いるものとして特許文献7に記載のものがある。これによれば、画像露光でnレベルの電位の異なる潜像を形成し、これをそれぞれ異なった現像バイアスで、異なった色のトナーで順じ重ねて現像する方式であり、この場合、図18に示すように、最初に現像したトナーの上には、他の三色のトナーが重なっているが、転写するとそれぞれの電位レベルで最初に現像されたトナーが一番上になるのでその色の画像になって多色画像が形成できると説明されている。
特開昭54−82242号公報
なお、従来の画像形成装置において、トナーを移相電界によって搬送して現像を行なう現像装置としては特許文献8に記載のようなものが、スコロトロン帯電器を用いて帯電を行なう帯電装置としては特許文献9に記載のようなものが知られている。
特開2003−202752号公報 特許第3385008号公報特開
しかしながら、上述した特許文献1ないし6に記載されているように普通の感光体ではない特殊な感光体を用いなければならない画像形成装置は、実験室レベルでは可能であっても、コストが極めて高くなるとともに、耐久性も十分でなく、実用化できないという課題がある。
一方、特許文献7に記載の普通の感光体を用いる画像形成装置は、当業者の常識であるように、乾式トナーを使用し、溶融定着した場合には、上層のトナーと下層のトナーが溶け合って減色混合するので、上層のトナー自身の色を再現することはできないのである。逆に、混合色で色を出すこともできるが、その場合は、四色目以外はすべて混合色になるので、そのトナー自身の色を出すこともできず、フルカラー画像を形成することは不可能であるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、普通の感光体を使用した新規なワンショット露光でフルカラー画像又は多色画像を形成可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、像担持体に対して1回の均一帯電の後、一回の画像露光で像担持体上に、nレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に、反転現像で第1色トナーを付着させ、引き続き、第1色トナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、第1色トナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を第2色トナーで現像し、引き続き、第1、第2色両トナー共通で透過率の低い波長で二回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第3色トナーで現像し、引き続いて、第1ないし第3色トナー共通で透過率の低い波長の光で三回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第4色トナーで反転現像して、像担持体上にカラー画像を形成する構成とした。
ここで、第1色トナーの光透過率が最も低いことが好ましい。この場合、第1色トナーが黒色トナーであることが好ましい。また、像担持体の感光層厚が1画素の大きさより小さいことが好ましい。さらに、像担持体の光キャリア発生領域が感光層の表面にあることが好ましい。また、第1ないし第4色トナーが、黒、シアン、マゼンタ、イエローのトナーの組合せであって、フルカラー画像を形成することが好ましい。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体に対して1回の均一帯電の後、一回の画像露光で像担持体上に、nレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に反転現像でトナーを付着させ、以後、付着した1又は複数のトナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を次のトナーで現像して像担持体上に多色画像を形成する構成とした。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体に対して静電的にnレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に、反転現像で第1色トナーを付着させ、引き続き、第1色トナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、第1色トナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を第2色トナーで現像し、引き続き、第1、第2色両トナー共通で透過率の低い波長で二回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第3色トナーで現像し、引き続いて、第1ないし第3色トナー共通で透過率の低い波長の光で三回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第4色トナーで反転現像して、像担持体上にカラー画像を形成する構成とした。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体に対して静電的にnレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に反転現像でトナーを付着させ、以後、付着した1又は複数のトナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を次のトナーで現像して像担持体上に多色画像を形成する構成とした。
本発明に係る画像形成装置においては、パウダークラウド状態で現像を行なう現像手段を備えていることが好ましい。また、トナーを移相電界でホッピングさせて現像を行なうEH現像を用いた現像手段を備えていることが好ましい。
本発明に係る画像形成装置によれば、像担持体に対して1回の均一帯電の後、一回の画像露光で像担持体上に、nレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に、反転現像で第1色トナーを付着させ、その後、付着している1又は複数のトナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、その絶対値で最も電位の低い個所に次のトナーを付着させる工程を1又は複数回繰り返して、フルカラー画像或いは多色画像を形成する構成としたので、普通の感光体を使用した新規なワンショット露光でフルカラー画像又は多色画像を形成可能な画像形成装置が得られる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。先ず、本発明に係るフルカラー画像を形成可能な画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の構成図、図2は同画像形成装置の現像装置の構成図である。
この画像形成装置は、ベルト状感光体(OPC)からなる像担持体1と、この像担持体1を(均一帯電)させる接触型帯電装置(帯電器)である接触型帯電ローラ2と、像担持体1に潜像を形成するための書き込み装置3と、この書き込み装置3による書き込み位置より下流側に像担持体1の周回方向(矢示方向)に沿って上流側から下流側に配置した、像担持体1の潜像にブラック(黒)トナーを付着させて現像する現像装置4Kと、現像装置4Kによる現像後の像担持体1を均一露光する均一露光器23Aと、像担持体1の潜像にシアントナーを付着させて現像する現像装置4Cと、現像装置4Cによる現像後の像担持体1を均一露光する均一露光器23Bと、像担持体1の潜像にマゼンタトナーを付着させて現像する現像装置4Mと、現像装置4Mによる現像後の像担持体1を均一露光する均一露光器23Cと、像担持体1の潜像にイエロートナーを付着させて現像する現像装置4Yとを備え、更に像担持体1上に各色のトナー像が重ね合わされて形成されたフルカラートナー像を転写する転写装置5と、定着装置6と、転写材7を収容する給紙装置8などとを備えている。
ここで、像担持体1は、感光体層厚20μmのシームレスのOPC感光体ベルトであり、搬送ローラ11、従動ローラ12、転写装置5を構成する転写対向ローラ5B、現像装置4K、4C、4M、4Y(色を区別しないときは「現像装置4」という。)に対向する対向ローラ13K、13C、13M、13Yの間に架け渡され、搬送ローラ11の回転により矢示方向に例えば100mm/secの速度で周回移動する。
帯電ローラ2は、直径16mmの接触帯電ローラであり、直径10mmの金属棒の上にカーボンブラックを添加して抵抗を調整した厚さ3mmのゴム層を重ねて形成してものを用いている。
書込み装置3は、画像情報に従って帯電ローラ2によって1回均一帯電された像担持体1に対しnレベルの潜像を書き込むものであり、レーザーを用いた光走査装置やLEDアレイ等、種々のものを使用することができる。ここでは、書込み装置3は、それぞれ、5mWのレーザダイオードを1個使用し、露光光強度を色ごとに変調して露光している。記録密度は1200dpiで、1画素の大きさは約28μmである。
均一露光器23A、23B、23Cは、像担持体1を均一露光するものであり、光の波長が適当であればどのような光源でもよい。ここでは、ここでは、波長が650nmと583nmのLEDを使用している。この場合、均一露光器23Aは黒色トナーの透過率が低い波長の光で露光して、黒色トナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げる。均一露光器23Bは黒色トナー及びシアントナーの透過率が低い波長の光で露光して、黒色トナー及びシアントナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げる。均一露光器23Cは黒色トナー、シアントナー及びマゼンタトナーの透過率が低い波長の光で露光して、黒色トナー、シアントナー及びマゼンタトナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げる。
転写装置5は、転写ローラ5Aと転写対向ローラ5Bとを備えている。定着装置6は、加熱ローラ6A及びこれに対向する加圧ローラ6Bを備えている。転写装置5の転写ローラ5Aは、例えば−500Vの転写バイアスが印加される金属ローラの周りに厚さ3mmの半導電性ゴム層が形成されたものを用いている。
そして、この画像形成装置においては、複写機として機能するときには、図示しないスキャナから読み込まれた画像情報がA/D変換、MTF補正、階調処理等の種々の画像処理を施されて書込みデータに変換される。また、プリンタとして機能するときには、コンピュータ等から転送されるページ記述言語やビットマップ等の形式の画像情報に対して画像処理が施され書込みデータに変換される。
そして、画像形成に先駆けて、像担持体1は表面の移動速度が所定の速度となるように、図1の矢印方向に周回移動を開始する。このとき、所定のタイミングで、接触帯電ローラ2によって像担持体1が均一に1回帯電され、帯電させられた像担持体1に対し、書き込み装置3によって各色ごとの露光光強度でnレベルの電位差潜像が書き込まれる。
そして、その後、ブラック用現像装置4Kによって、その絶対値で最も電位の低い個所に、反転現像で第1色である黒色トナーを付着させ、引き続き、均一露光器23Aによって第1色トナーである黒色トナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、第1色トナー(黒色トナー)で現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を、シアン用現像装置4Cによって第2色トナーであるシアントナーで現像する。
引き続き、均一露光器23Bによって第1、第2色両トナー(黒色トナー及びシアントナー)共通で透過率の低い波長で二回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所をマゼンタ用現像装置4Mによって第3色トナーであるマゼンタトナーで現像し、引き続いて、均一露光器23Cによって第1ないし第3色トナー(黒色トナー、シアントナー及びマゼンタトナー)共通で透過率の低い波長の光で三回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所をイエロー用現像装置4Yによって第4色トナーであるイエロートナーで反転現像して、像担持体1上にフルカラー画像を形成する。
一方、所定のタイミングで給紙装置8から転写材7が給紙されて搬送路9を介して搬送され、転写装置5によって像担持体1上の色重ねされたトナー像が転写材7に転写され、定着装置6で定着処理された後、フルカラー画像が形成された転写材7が排紙部10に排紙される。
ここで、現像装置4の詳細について図2をも参照して説明する。なお、図2は同現像装置の拡大説明図である。
現像装置4は、ケース41内に、像担持体1上の静電潜像を現像するために移相電界によって粉体であるトナーを移動させる静電搬送部材を構成するスリーブ状の静電搬送部材(以下「静電搬送ローラ」という。)42と、トナー等を収容する収容部43と、収容部43のトナー粒子を静電搬送ローラ42に供給する供給手段を構成する供給ローラ(現像剤担持体)44、静電搬送ローラ42で移動されるトナーを回収するための回収ローラ45などとを備えている。
供給ローラ(現像剤担持体)44は、内部に、固定された磁石が配置されおり、供給ローラ44の回転と磁力及び攪拌スクリュー48によって収容部43内の現像剤が供給ローラ44表面に供給される。また、供給ローラ44の外周側に対向して現像剤層規制部材46を設け、供給ローラ44上の現像剤を一定量の現像剤層厚に規制している。この供給ローラ44に供給された現像剤は供給ローラ44の回転に伴って静電搬送ローラ42と対向する領域まで搬送される。
ここで、供給ローラ44には図示しない電圧印加手段によって供給バイアスが印加されている。また、静電搬送ローラ42には後述する電圧印加手段(駆動回路)によって電極に搬送電界を形成する電圧が印加されている。
これにより、供給ローラ44と静電搬送ローラ42が対向する領域においては静電搬送ローラ42と供給ローラ44との間に電界が生じている。その電界からの静電気力を受け、負帯電トナーはキャリアから解離し、静電搬送ローラ42表面に移動する。そして、静電搬送ローラ42表面に達したトナーは、電極に印加される電圧によって形成される搬送電界(移相電界)によって、静電搬送ローラ42表面上をホッピングしながら搬送される(移動する)。なお、静電搬送ローラ42への帯電トナーの供給は二成分現像器に限らず、一成分現像器でもよいし、電荷注入でもよいし、あるいは、帯電済みのトナーを蓄えておいて供給してもよい。
ここで、トナーを搬送、現像、回収する電界を発生するための複数の電極を有する静電搬送ローラ42は、画像形成時には、像担持体1に対して最近接位置で、50〜1000μm、好ましくは150〜400μm(ここでは300μmとしている。)の間隙をあけて非接触で対向している。
この静電搬送ローラ42の構成について図3を参照して詳細に説明する。図3は、同静電搬送ローラ42の像担持体1側表面を拡大した断面図である。静電搬送ローラ42は、支持基板101上に、複数の電極102、102、102……を、n本を1セットとして、トナー移動方向に沿って所要の間隔で配置し、この上に静電搬送面103aを形成する絶縁性の静電搬送面形成部材となり、電極102の表面を覆う保護膜となる、無機又は有機の絶縁性材料で形成した表面保護層103を積層したものである。なお、ここでは、電極102のピッチは60μm、電極102の幅は30μmとしている。
本実施形態における支持基板101としては、ガラス基板、樹脂基板或いはセラミックス基板等の絶縁性材料からなる基板、或いは、SUSなどの導電性材料からなる基板にSiO等の絶縁膜を成膜したもの、ポリイミドフィルムなどのフレキシブルに変形可能な材料からなる基板などを用いることができる。電極102は、支持基板101上に、Al、Ni−Cr等の導電性材料を0.1〜10μm厚、好ましくは0.5〜2.0μmで成膜し、これをフォトリソ技術等を用いて所要の電極形状にパターン化して形成している。表面保護層103としては、例えばSiO、TiO、TiO、SiON、BN、TiN、Taなどを厚さ0.5〜10μm、好ましくは厚さ0.5〜3μmで成膜して形成している。
図3において、各電極102から伸びる線は各電極102に電圧を印加するための導電線をあらわしており、各線の重なる部分のうち黒丸で示した部分だけが電気的に接続されており、他の部分は電気的に絶縁状態である。各電極102に対しては、本体側の駆動回路(電圧印加手段)104からn相の異なる駆動電圧V11〜V13、V21〜V23が印加される。なお、本実施形態では3相の駆動電圧が印加される場合(m=3)について説明するが、トナーが搬送される限りにおいて、m>2を満たす任意の自然数mについて適用可能である。
本実施形態では、各電極102は現像装置4側の接点S11、S12、S13,S21、S22、S23のいずれかに接続されており、各接点S11、S12、S13,S21、S22、S23は、現像装置41が画像形成装置本体10に装着された状態においては、それぞれ駆動波形V11、V12、V13、V21、V22、V23を与える本体側電圧印加手段104と接続される。
静電搬送ローラ42は、トナーを像担持体1近傍まで移送し、また現像領域通過後の現像に寄与しなかったトナー粒子を回収するための搬送領域、像担持体1の潜像にトナーを付着させてトナー像を形成するための現像領域とに分けられる。
現像領域は、像担持体1に近接した領域のみに存在し、搬送領域は静電搬送ローラ42の周上、現像領域以外の全域に存在する。本実施形態では、トナーが移相電界によって移動可能な領域を「静電搬送面」という。本実施形態の場合、静電搬送ローラ42の表面全体が静電搬送面である。
搬送領域では電圧印加手段104によって各電極102に駆動波形V11、V12、V13が印加され、現像領域では電圧印加手段104によって各電極102に駆動波形V21、V22、V23が印加される。
そこで、静電搬送ローラ42におけるトナーの静電搬送の原理について説明する。静電搬送ローラ42の複数の電極102に対してn相の駆動波形を印加することにより、複数の電極102によって移相電界(進行波電界)が発生し、静電搬送ローラ42上の帯電したトナーは反発力及び/又は吸引力を受けて移送方向に移動する。
例えば、図4に示すように、A相(VA)、B相(VB)、C相(VC)の3相の電圧を、ピーク間電圧160Vの矩形波(Duty=50%)、周波数3kHzで位相を120度ずらした電圧として、3本の電極102に各々印加すると、帯電トナーは、進行波電界に同期して、静電搬送ローラ42の表面上をホッピングしながら移動する。なお、進行波電圧の平均値Vbは、現像領域でいわゆる現像バイアスと同じ働きをする。なお、A相(VA)、B相(VB)、C相(VC)は上記の電圧V11、V12、V13、V21、V22、V23に対応し、この例では現像領域と搬送領域とを区別していない。
このとき、ホッピングの高さは、200〜300μmになるので、静電搬送ローラ42より300μmの高さに静電潜像があると、ホッピングしたトナー(このトナーは前述したようにキャリアから離れており、キャリアに拘束されないトナーである。)は、像担持体1の潜像(画像部)の形成する電界に入って潜像に進みこれを現像する。逆に、地肌部では、潜像が、トナーを押し戻す方向の電界を形成しているので、地肌部(非画像部)に向かったトナーは像担持体1に到達することなく途中からUターンして静電搬送ローラ42に戻り、さらに進んで、回収ローラ45で回収される。このように、静電搬送でホッピングされたトナーで現像されるので、この現像方式を、Electrostatic Hopping 現像、略してEH現像と称する。
この現像の様子を図5ないし図8を参照して詳しく説明する。これらの各図は像担持体1と静電搬送ローラ42とが形成する空間におけるトナー60の位置の時間変化をシミュレーションした結果を模式的に示すものである。
OPC(像担持体1)上には、600dpiの1ドット(42μm)の負潜像が形成され、この負潜像によってその上方の空間に現像空間63が形成されている。なお、潜像がもっと大きければ、もっと上空まで現像空間は広がる。一方、静電搬送ローラ42には、電極52a〜52lが配置されている。この静電搬送ローラ42で搬送されてホッピングするトナー60は粒径と帯電量に分布がある(ここでは大きさの異なる円で示している。)。
ここで、負帯電トナー60がこの空間63に到達すると、そこでは負帯電トナー60を像担持体1に向かわせる静電力が働くので、負帯電トナー60は像担持体1に向かいそこに着地して1ドット潜像を現像する。つまり、図5ないし図8の順に時間が経過すると、静電搬送ローラ42でホッピングされたトナーの一部が1ドット潜像(画像部)の現像空間63に到達し、これを現像しているのがわかる。これに対して、1ドット潜像以外の部分、すなわち、像担持体1の地肌部(非画像部)では、ホッピングされたトナー60が、途中から静電搬送ローラ42側へ引き返し始めているのが分かる。
この現象、即ちホッピングされたトナーが潜像部(画像部)に向かって引き込まれ、地肌部では反発される様子は、高速度カメラでも実際に確認されている。このため、EH現像では、地肌部にある、先行現像トナー像を乱すことなく、新しい潜像のみを、たとえそれが、微小な潜像でも確実に現像することができるのである。
次に、この画像形成装置における1感光体1回転1回帯電1回画像露光色重ね方式によるフルカラー画像の形成プロセスを図9ないし図12を参照して説明する。なお、ここでは各行程における5基本色(ブラック、ホワイト、イエロー、マゼンタ、シアン)に対する表面電位は基本的には実測値を用いて説明しているが、一部実測できないところはシミュレーション値を用いて説明する。
先ず、図9(a)に示すように、像担持体(ここでは「OPCベルト」という。)1を100mm/secで定速走行させている状態で、接触帯電ローラ2に図示しない電源によって−800Vを印加することで、OPCベルト1は−800Vに均一に帯電する。
次に、図9(b)に示すように、書き込み装置3によってOPCベルト1上に画像露光を行ってnレベルの電位差潜像を形成する。このとき、露光光強度を色ごとに変えて5(n=5)レベルの電位パターンを形成する。ここでは、再現する基本5色、ブラック(以下「Bk」とも表記する。)、ホワイト(以下「W」とも表記する。)、イエロー(以下「Y」とも表記する。)、マゼンタ(以下「M」とも表記する。)、シアン(以下「C」とも表記する。)に対応して光強度を相対値で、0.74,0.00,0.15,0.32,0.52と変えて、その電位を、−317V(ブラック潜像)、−800V(地肌部電位=W)、−663V(イエロー潜像)、−536V(マゼンタ潜像)、−417V(シアン潜像)にした。
そして、図9(c)に示すように、ブラック用現像装置4Kの静電搬送ローラ42に、−387V±80Vの矩形波を印加して、ブラック潜像を、平均比電荷q/m=−20μC/gに帯電しているブラックトナーktで反転現像する。このとき、従来の現像電極に相当する静電搬送ローラ42の電極102の時間的、場所的平均電位Vbは−387Vで、ブラック潜像電位は−317Vであるので、OPCベルト(像担持体)1と静電搬送ローラ42間にホッピングされた負帯電トナーは、この間に形成されている電界が、この負帯電トナーに作用する静電力で画像(露光)画素に向かいここに付着する。
このとき、OPC(像担持体1)上に付着したブラックトナーtkの単位面積当たりの質量m/Aは0.5mg/cmで、その電位は、−60Vである。すなわち、現像された部分の電位は、露光後の−317Vより、それにトナー電位−60Vを加えた−377Vになっている。
ブラック(K)現像後、引き続いて、図10(a)に示すように、LEDを用いた均一露光器23Aによって波長650nmの光をOPCベルト1に照射して、相対光量0.20で均一露光する。このとき、黒トナーktで現像された部分の電位は、LED光の約90%が黒トナーで吸収されるため、その電位は−377Vから−360Vにわずかに下がるだけである(本明細書では絶対値で「上がる」、「下がる」、「高くなる」、「低くなる」と表記する。)。なお、トナーの現像量m/Aがもっと多ければ電位の下がり方はさらに小さくなるが、現像量m/Aをこれ以上増やしても得られる画像濃度はほとんど上がらないため、通常これ以上は現像させない。
一方、黒トナーで現像されなかった部分の電位は、LED光を100%受けて大きく下がる。すなわち、W、Y、M、C対応部の電位はそれぞれ、−800Vから−625V、−663Vから−492V、−536Vから−371V、−417Vから−260Vに下がる。なお、図中、破線は露光前の電位を、実線は露光後の電位を示している。以下同じである。)。
引き続いて、図10(b)に示すように、シアン用現像装置4Cの静電搬送ローラ42に−330V±80Vを印加してシアントナーctで反転現像する。ブラックと同様に、反転現像で、バイアス電位−330Vより70V低い−260Vになっているシアン潜像に負帯電シアントナーctが付着する。そのトナー電位も−60Vで、その点の現像後の電位は−320Vになる。
次に、図11(a)に示すように、LEDを用いた均一露光器23Bによって波長650nmの光をOPCベルト1に照射して、相対光量0.23で2回目の均一露光する。このとき、ブラックトナーkt及びシアントナーctで現像された部分の電位は、LED光の約90%がブラックトナーkt及びシアントナーctで吸収されるため、その点の電位はあまり下がらず、トナーのない部分の電位はLED光を100%受けて大きく下がる。なお、均一露光の波長を650nmとしたのは、シアントナーの分光透過率が650nmで一番低かったからである。
例えば、2回目の均一露光の結果、ブラックトナーkt及びシアントナーctの存在する部分の電位は、それぞれ、−360Vから−342V、−320Vから−302Vと少し下がり、トナーのない部分の電位は、W、Y、M対応部でそれぞれ、−625Vから−435V、−492Vから−311V、−371Vから−201Vに大きく下がった。
引き続いて、図11(b)に示すように、マゼンタ用現像装置4Mの静電搬送ローラ42に−271V±80Vを印加してマゼンタトナーmtで反転現像する。ブラックと同様に、反転現像で、バイアス電位−271Vより70V低い−201Vになっているマゼンタ潜像に負帯電マゼンタトナーmtが付着する。そのトナー電位も−60Vで、その点の現像後の電位は−331Vになる。
次に、図12(a)に示すように、LEDを用いた均一露光器23Cによって波長583nmの光をOPCベルト1に照射して、相対光量0.30で3回目の均一露光する。波長583nmは、シアントナーct及びマゼンタトナーmtに共通で光透過率が最も低くなる波長である。
この結果、1回目、2回目の均一露光と同様に、ブラックトナーkt、シアントナーct及びマゼンタトナーmtで現像された部分の電位はあまり下がらず、トナーのない部分の電位はLED光を100%受けて大きく下がる。例えば、ブラックトナーkt、マゼンタトナーmt及びシアントナーmtのある部分の電位は、それぞれ、−342Vから−317V、−271Vから−217V、−302Vから−256Vに下がる。ブラックトナーのある部分の電位の下がり方に比して、マゼンタトナー、シアントナーのある部分の下がり方が少し大きいのは、583nmでの透過率が650nmより大きく約80%の光しか吸収しないためである。一方、トナーの無い部分の電位は、W、Y対応部でそれぞれ、−435Vから−218V、−311Vから−118Vに大きく下がる。
引き続いて、図12(b)に示すように、イエロー用現像装置4Yの静電搬送ローラ42に−188V±80Vを印加してイエロートナーytで反転現像する。ブラックと同様に、反転現像で、バイアス電位−188Vより70V低い−118Vになっているイエロー潜像に負帯電イエロートナーytが付着する。
これにより、OPCベルト1上にフルカラートナー像を完成させた。
このように、1回の帯電と、1回の画像露光(潜像形成)と4回の現像を行なって、OPCベルト1に形成したフルカラートナー像を、転写ローラ5に転写電圧−300Vを印加して、普通紙(転写部材7)上に静電転写し、定着装置6で定着してフルカラープリントを得る。
このようにして得られたフルカラープリントの画像濃度は濃度的には低めであったがパステルカラー調の明るい画像が得られた。
このように像担持体に対して1回の均一帯電の後、一回の画像露光で像担持体上に、nレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に、反転現像で第1色トナーを付着させ、引き続き、第1色トナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、第1色トナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を第2色トナーで現像し、引き続き、第1、第2色両トナー共通で透過率の低い波長で二回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第3色トナーで現像し、引き続いて、第1ないし第3色トナー共通で透過率の低い波長の光で三回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第4色トナーで反転現像して、像担持体上にカラー画像を形成することによって、普通の感光体でワンショットフルカラーが可能な新しい画像形成装置が得られる。
この場合、第1色トナーの光透過率が最も低いことで、その後の均一露光によって現像されなかった部分の電位を下げる場合に、より確実に又はより多い段階で電位を下げることができる。そして、第1色トナーを黒色トナーとすることによって光透過率を最も低くすることができる。また、第1ないし第4色トナーが、黒、シアン、マゼンタ、イエローのトナーの組合せであって、フルカラー画像を形成することで、新しいワンショット露光によるフルカラー画像形成装置を得ることができる。
次に、現像手段の構成との関係について説明する。上述したようにワンショット露光を行った後、所要の色のトナーで現像し、均一露光を行って電位を下げて、次の色のトナーで現像を行う場合、小さな電位差でも正確に現像できる現像方式が好ましい。このような低電位差での現像方式で現像可能な現像手段としては、前述したようにEH現像を行なうEH現像装置が最も適している。すなわち、EH現像では、従来の現像方式に対して、静電搬送でトナーをホッピングさせて像担持体の潜像に近づけさせて、その地点で、潜像がそこに形成している電界で画像に引き込まれるか、地肌から反発されるかで現像するために高い現像感度が得られる。
このEH現像が高感度現像方式であることについて従来の二成分現像方式との対比で説明する。
従来の現像方式の代表例である二成分現像(磁気ブラシ現像)の現像電位差に対するトナーの単位面積当たりの現像量m/Aは、例えば図13に示すようなものである(「ゼログラフィーの原理と最適化」、著者:Merlin Scharfe 訳者:富士ゼロックス総合研究所 コロナ社 p.65)。
通常のプリントに必要な画像濃度は1.4で、その画像濃度を得るために必要な単位面積当たりのトナー質量m/Aは0.5mg/cmである。すなわち、従来の磁気ブラシ現像では、画像の電位と現像バイアスとの差、現像電位差は300V必要になる。これは、現像するために、すなわちキャリアよりトナーを剥離してOPC潜像の画像部に付着させるために必要な電位差で、実は、OPCの潜像の地肌部に何らかの理由で付着したトナーをOPCより剥離して磁気ブラシに戻すために同じだけの電位差が必要になる。合わせると、600Vの電位差が必要になる。
そこで、通常のプリンタや複写機などの画像形成装置にあっては、一般的に、像担持体を−700Vに帯電して、画像露光により画像部の電位を−100Vにして、現像バイアス−400Vを印加して現像しているのである。
そのため、従来の現像方式で、1感光体1回転1回帯電1回画像露光色重ね方式で画像を形成しようとしても、像担持体の帯電電位を、−1800Vより大きくしなければならず、この場合、感光層に加わる電界が通常の3倍にもなり、感光体の寿命は非常に短くなる。感光層の厚さを3倍にすれば、感光層に加わる電界は同じになるが、通常の電荷発生層が電荷移動層の下側にある積層OPCの場合は、光で発生した正孔が3倍厚い電荷移動層中を移動中に広く拡散するため、ボケボケの画像となり実際には使用できない。
なお、非接触のジャンピング現像でも、実際には、磁気ブラシと同様にキャリアからトナーをはがし、また地肌に付いたトナー(非接触とはいえ、トナーはキャリアと像担持体間を激しく往復移動しているため地肌に付着するトナーも発生する)を逆に剥がすために、ほとんど同じ位の電位差が必要になる。
これに対して、EH現像方式においては、現像感度は、図14に示すように非常に高い。この図14より、必要とされる単位面積当たりのトナー質量m/A=0.5mg/cmを得るために必要な現像電位差は、わずか、70Vであることが分かる。また、EH現像は、基本的に地肌にトナーを接触させないので、それを回収する強い電界は不要で、ただ、ホッピングしたトナーをゆるやかに戻す電界だけが必要である。このために、上記実施形態では、30Vの電位を割いているが、実際には10Vでも十分で、0Vでも地汚れになることはない。
そのため、上記実施形態では最初の1回の帯電で、帯電電位を−800Vにしたが、実際にはもっと小さな帯電電位でも可能である。
また、図14は、トナーの平均比電荷q/mが−23μC/gのときであったが、q/mを小さくすると、m/A=0.5mg/cmを得るのに必要な現像電位差は比例して小さくできるので、この点からも、より低い電位の帯電で可能になる。
なお、上記実施形態において、EH現像を行う現像装置に代えて、従来のパウダークラウド現像を使用して現像を行う現像装置を用いることもできる。パウダークラウドの場合も、EH現像と同様に、トナーは空中に比較的自由に浮かんでいるので、小さな現像電界でコントロールすることができ、必要な電位も低くできる。ただし、従来のパウダークラウド現像では、EH現像と異なり、トナーの動きはコントロールされていないので、地汚れが発生しやすい。
また、電子写真感光体を使用して電子写真法で電位差潜像を形成する代わりに、誘電体を使用し、静電記録と同様に、静電スタイラス等で、直接、像担持体上に静電的に電位差潜像を形成する構成とすることもできる。この場合の電位差潜像形成後の構成については上記各実施形態と同様であるので、説明を省略する
さらに、上記実施形態ではフルカラー画像を形成する画像形成装置の構成で説明したが、2色のトナー、3色のトナー、4色のトナーあるいはそれ以上のトナーを使用して、多色画像を形成する画像形成装置として構成することもできる。
次に、比較例について説明する。
〈比較例1〉
上記実施形態において、感光層厚20μmのOPCに代えて、感光層厚40μmのOPCを使用したところ、孤立1ドットに混色が発生した。例えば、C孤立画素にMトナーやYトナーが少し混ざって色がにごってしまった。これは、感光層が厚いため、孤立Cトナー画素の回りに照射されたLED光が回りこんで、孤立Cトナー画素の直下も露光してしまったためと、直下の外側で発生した光キャリア(正孔)が、電荷移動層を移動中に、互いのクーロン斥力で孤立Cトナー画素の直下にも拡散したためである。
これを防ぐためには、少なくとも、感光層厚を1ドットの大きさより小さくする必要があり、完璧に防ぐためには、光キャリアの発生領域を感光層表面にするのが良い。
〈比較例2〉
上記実施形態において、最初にYトナーで現像し、一回目の均一露光を波長583nmのLED光で行なったところ、イエロー画像にわずかではあるが、混色が発生した。これは、イエロートナーはブラックトナーと異なって遮光率が少し悪いためである。
これは、その分、電位を余分に取ることで解消することが可能であるが、電位の無駄使いをなくすためには、遮光率の高いトナーから順番に使うのがよく、上述したようにブラックトナーを第1色トナーとして現像する方が良い。
本発明の実施形態に係るカラー画像を形成可能な画像形成装置の一例を示す構成図である。 同画像形成装置の現像装置を説明する説明図である。 同現像装置の静電搬送ローラの説明に供する要部拡大説明図である。 同静電搬送ローラに印加する駆動波形の一例を示す説明図である。 同じくEH現像におけるトナーの位置の時間変化をシミュレーションした結果を模式的に示す説明図である。 同じく図5よりも後の時間の説明図である。 同じく図6よりも後の時間の説明図である。 同じく図7よりも後の時間の説明図である。 同画像形成装置による色重ね方式でカラー画像を形成するときの一色目の画像形成の説明に供する説明図である。 同じく二色目の画像形成の説明に供する説明図である。 同じく三色目の画像形成の説明に供する説明図である。 同じく四色目の画像形成の説明に供する説明図である。 従来の二成分現像装置における現像電位差に対するトナーの単位面積当たりの現像量の説明に供する説明図である。 EH現像における現像電位差に対するトナーの単位面積当たりの現像量の説明に供する説明図である。
符号の説明
1…像担持体(OPCベルト)
2…接触型帯電装置(接触型帯電ローラ)
3…書き込み装置(露光装置)
23A、23B、23C…均一露光器
4Y、4M、4C、4K…現像装置
5…転写装置
6…定着装置
7…転写材
8…給紙装置

Claims (11)

  1. 少なくとも4色の第1色ないし第4色のトナーを使用して像担持体上にカラー画像を形成する画像形成装置において、前記像担持体に対して1回の均一帯電の後、一回の画像露光で前記像担持体上に、nレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に、反転現像で前記第1色トナーを付着させ、引き続き、第1色トナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、第1色トナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を第2色トナーで現像し、引き続き、第1、第2色両トナー共通で透過率の低い波長で二回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第3色トナーで現像し、引き続いて、第1ないし第3色トナー共通で透過率の低い波長の光で三回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第4色トナーで反転現像して、前記像担持体上にカラー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、第1色トナーの光透過率が最も低いことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記第1色トナーが黒色トナーであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体の感光層厚が1画素の大きさより小さいことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記像担持体の光キャリア発生領域が感光層の表面にあることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第1ないし第4色トナーが、黒、シアン、マゼンタ、イエローのトナーの組合せであって、フルカラー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  7. 少なくとも2色のトナーを使用して像担持体上に多色画像を形成する画像形成装置において、前記像担持体に対して1回の均一帯電の後、一回の画像露光で前記像担持体上に、nレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に反転現像でトナーを付着させ、以後、付着した1又は複数のトナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を次のトナーで現像して前記像担持体上に多色画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  8. 少なくとも4色の第1色ないし第4色のトナーを使用して像担持体上にカラー画像を形成する画像形成装置において、前記像担持体に対して静電的にnレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に、反転現像で前記第1色トナーを付着させ、引き続き、第1色トナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、第1色トナーで現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を第2色トナーで現像し、引き続き、第1、第2色両トナー共通で透過率の低い波長で二回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第3色トナーで現像し、引き続いて、第1ないし第3色トナー共通で透過率の低い波長の光で三回目の均一露光を行ない、その結果絶対値で最低電位となった個所を第4色トナーで反転現像して、前記像担持体上にカラー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  9. 少なくとも2色のトナーを使用して像担持体上に多色画像を形成する画像形成装置において、前記像担持体に対して静電的にnレベルの電位差潜像を形成し、その絶対値で最も電位の低い個所に反転現像でトナーを付着させ、以後、付着した1又は複数のトナーの透過率が低い波長の光で均一露光して、現像されなかった部分の電位をその絶対値で下げて、その結果絶対値でもっとも低い電位となった部分を次のトナーで現像して前記像担持体上に多色画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、パウダークラウド状態で現像を行なう現像手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トナーを移相電界でホッピングさせて現像を行なうEH現像を用いた現像手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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