JP2003005490A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003005490A
JP2003005490A JP2001186680A JP2001186680A JP2003005490A JP 2003005490 A JP2003005490 A JP 2003005490A JP 2001186680 A JP2001186680 A JP 2001186680A JP 2001186680 A JP2001186680 A JP 2001186680A JP 2003005490 A JP2003005490 A JP 2003005490A
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Yasuhiko Otawa
康彦 大多和
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 回路構成が複雑となることなく、各色の
画像のレジずれを検出することが可能な画像形成装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 中間転写体又は最終転写部材上に転写さ
れた色の異なる複数の位置調整用パターンの濃度を検知
する濃度検知手段と、前記濃度検知手段によって検知さ
れる色の異なる複数の位置調整用パターン間の時間間隔
を、1色の位置調整用パターンを基準にして測定する時
間間隔測定手段と、前記時間間隔測定手段によって測定
された時間間隔を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された時間間隔から各色の位置調整用パターン間の
位置ずれ量を求める位置ずれ量演算手段とを備えるよう
に構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、電子写真方式、
静電記録方式、イオノグラフィー、磁気記録方式等の画
像形成方式を採用し、カラーや白黒の画像を形成する複
写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、特に、回路構成が複雑となることなく、各色の画像
のレジずれを検出することが可能な画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真方式等の画像形成方
式を採用した複写機やプリンタ、あるいはファクシミリ
等の画像形成装置においては、フルカラー化や高画質化
などの画質面での要求は勿論のこと、装置の小型化、長
寿命化、高生産性、省電力化、ファーストプリントアウ
トタイム(電源投入後、1枚目のプリントが可能になる
までの時間)の短縮など、様々な要求を満たすことが求
められてきている。
【0003】本出願人は、かかる複写機やプリンタ等の
画像形成装置に求められるニーズに応えるべく、種々の
画像形成装置を提案してきており、例えば、特開平10
−78686号公報に開示されているように、装置の小
型化が可能であり、しかも複雑な画像の位置ずれ防止技
術を用いることなく、高画質のカラー画像を形成するこ
とが可能な画像形成装置について、既に提案している。
【0004】この特開平10−78686号公報に開示
された画像形成装置は、種々の実施の形態を含むもので
あるが、その実施の形態の1つとして、図12に示すよ
うに、2つの感光体101, 102と1つの中間転写体 151と
からなる単位構成体と、2つの感光体103 , 104 と1つ
の中間転写体 152とからなる単位構成体が備えられてお
り、2つの中間転写体151, 152は、さらにもう1つの中
間転写体 153に接するように構成したものが提案されて
いる。ここに示された4つの感光体101,102,103 , 104
は共通の接線M を有しており、したがって、これらの4
つの感光体101,102,103,104 の周囲に配置された帯電装
置111,121,131,141 、露光装置112,122,132,142 、現像
装置113,123,133,143 、クリーニング装置114,124,134,
144 は、それぞれの感光体101,102,103,104 に対して同
一の位置に配置されており、各装置種類毎に装置の共通
化が図られている。
【0005】この図12に示す実施の形態の場合、感光
体101,102 上に形成された各トナー画像は、中間転写体
151に転写された後中間転写体 153に転写され、感光体
103,104 上に形成された各トナー画像は中間転写体 152
に転写された後中間転写体 153に転写され、中間転写体
153に転写されたトナー画像が搬送されてきた用紙P上
に一括して転写される。用紙P上に転写されたトナー画
像は、図示しない定着装置により用紙P上に定着され
る。中間転写体151,152,153 は、ドラム型であって剛体
からなるため、トナー画像どうしの位置ずれは生じにく
い。
【0006】ところで、この種の所謂タンデム型の画像
形成装置の場合には、各感光体101,102,103,104 上に形
成される各色のトナー像を重ね合わせて、カラー画像を
形成するものであるため、各感光体101,102,103,104 上
に形成された各色のトナー像の位置ずれを防止すること
が必要となる。
【0007】かかる要求に応える画像形成装置として
は、例えば、特開2000−305336号公報等に開
示されているものがある。この特開2000−3053
36号公報に係る画像形成装置は、感光媒体、前記感光
媒体を一様に帯電する帯電手段、前記感光媒体上に静電
潜像を形成する潜像形成手段、および静電潜像を現像し
てトナー像とする現像手段を含む画像形成手段と、前記
感光媒体上のトナー像が転写される画像担持体と、前記
画像担持体上のトナー像を記録材に転写する転写手段と
を有し、外部からの画像情報信号に対応して、前記感光
媒体に帯電、露光、現像、および前記画像担持体への転
写を複数回行なうことによって複数色トナーによるカラ
ー画像を形成する画像形成装置において、前記転写手段
は、複数の前記感光体上に形成された位置合わせ用画像
を前記像担持体上に所定時間ごとに順次隔離しながら転
写し、更に、図13に示すような前記位置合わせ用画像
の濃度を測定する画像濃度測定手段と、前記各位置合わ
せ用画像の位置を検知する位置検知手段と、前記位置合
わせ用画像に関し、画像先端書き出し時刻から前記位置
検出手段により読み取られるまでの時間を測定する計時
手段と、前記計時手段により測定された時間情報を順次
記憶する記憶手段と、図13に示すように、前記記憶手
段に記憶された時間情報により前記複数の画像形成手段
により形成された各位置合わせ用画像間の位置ずれ量を
求める手段と、を有するように構成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開2000−305336号公報に係る
画像形成装置の場合には、図13に示すように、位置合
わせ用画像に関し、画像先端書き出し時刻から位置検出
手段により読み取られるまでの時間を測定する計時手段
と、前記計時手段により測定された時間情報を順次記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された時間情報に
より前記複数の画像形成手段により形成された各位置合
わせ用画像間の位置ずれ量を求める手段と、を有するよ
うに構成したものであるため、画像先端書き出し時刻を
決めるTOP信号から各位置合わせ用画像を位置検出手
段によって読み取られるまでの時間を測定する必要があ
る。したがって、位置検出手段と離れた位置に設けられ
た潜像形成手段、あるいは画像形成装置全体を制御する
制御手段が発生する画像先端書き出し時刻を決めるTO
P信号と、位置検出手段が検出した各位置合わせ用画像
の読取信号とを、位置ずれ量を求める手段に入力する必
要があり、通常、潜像形成手段と位置検出手段とは、画
像形成装置の構成上、互いに離れた位置に設けられるも
のであるため、両者の信号を位置ずれ量を求める手段に
入力するための配線の引き回しなど、回路構成が複雑と
なるという問題点を有していた。
【0009】また、上記特開2000−305336号
公報に係る画像形成装置の場合には、位置合わせ用画像
が、感光媒体の軸方向に沿って形成されるものであるた
め、当該感光媒体の軸方向に沿って形成された位置合わ
せ用画像の間隔、つまりリード方向(副走査方向)の画
像の位置ずれ量は、検出することができるものの、感光
媒体の軸方向に沿った位置ずれ、つまりサイド方向(主
走査方向)の画像の位置ずれは、検出することができな
いという問題点を有していた。
【0010】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、回路構成が複雑となることなく、各色の画
像のレジずれを検出することが可能な画像形成装置を提
供することにある。
【0011】また、この発明の他の目的とするところ
は、回路構成が複雑となることなく、各色の画像のレジ
ずれを検出することができ、しかも、副走査方向の画像
の位置ずれのみならず、主走査方向の画像の位置ずれを
も検知することが可能な画像形成装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、互いに色の異なるト
ナー像を形成する複数の画像形成手段と、前記複数の画
像形成手段によって形成された色の異なるトナー像を転
写する1つ又は複数の中間転写体と、前記1つ又は複数
の中間転写体のうち、最終段に位置する中間転写体から
記録媒体上にトナー像を転写する最終転写部材とを備え
た画像形成装置において、前記中間転写体又は最終転写
部材上に転写された色の異なる複数の位置調整用パター
ンの濃度を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段
によって検知される色の異なる複数の位置調整用パター
ン間の時間間隔を、1色の位置調整用パターンを基準に
して測定する時間間隔測定手段と、前記時間間隔測定手
段によって測定された時間間隔を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された時間間隔から各色の位置調整
用パターン間の位置ずれ量を求める位置ずれ量演算手段
とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0013】また、請求項2に記載された発明は、互い
に色の異なるトナー像を形成する複数の画像形成手段
と、前記複数の画像形成手段によって形成された色の異
なるトナー像を転写する1つ又は複数の中間転写体と、
前記1つ又は複数の中間転写体のうち、最終段に位置す
る中間転写体から記録媒体上にトナー像を転写する最終
転写部材とを備えた画像形成装置において、前記中間転
写体又は最終転写部材上に所定間隔で転写される色の異
なる複数の位置調整用パターンであって、当該中間転写
体又は最終転写部材の軸方向に沿って形成されるパター
ンの組と、中間転写体又は最終転写部材の軸方向に対し
て所定の角度だけ傾斜した状態で形成されるパターンの
組とからなる各位置調整用パターンの濃度を検知する濃
度検知手段と、前記濃度検知手段によって検知される同
一色の軸方向に沿った位置調整用パターンと軸方向に対
して所定の角度だけ傾斜した位置調整用パターン間の時
間間隔を測定する時間間隔測定手段と、前記時間間隔測
定手段によって測定された時間間隔を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された時間間隔から、1色の位
置調整用パターン間の時間間隔を規準として、各色の位
置調整用パターン間の中間転写体又は最終転写部材の軸
方向に沿った位置ずれ量を求める位置ずれ量演算手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0015】図2はこの発明の実施の形態1に係る画像
形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンタを示
すものである。
【0016】図2において、01はタンデム型のフルカラ
ープリンタの本体を示すものであり、このプリンタ本体
01の内部には、大別して、フルカラーの画像形成を行う
プリントヘッドデバイス(Print Head Device )02と、
このプリントヘッドデバイス02の静電潜像担持体として
の4つの感光体ドラム11, 12, 13, 14に画像露光を施す
露光装置としてのROS(Raster Output Scanner )03
と、上記プリントヘッドデバイス02の各色の現像装置4
1, 42, 43, 44に対応する色のトナーを供給する4つの
トナーカートリッジ04Y,04M,04C,04K と、上記プリント
ヘッドデバイス02に転写媒体としての転写用紙Pを供給
する給紙カセット05と、上記プリントヘッドデバイス02
からトナー像が転写された用紙Pに対して、定着処理を
施す定着装置06と、この定着装置06によって片面に画像
が定着された用紙Pを、表裏を反転した状態で、再度プ
リントヘッドデバイス02の転写部へと搬送する両面用搬
送経路07と、プリンタ本体01の外部から所望の用紙Pを
給紙する手差し給紙手段08と、プリンタの動作を制御す
るコントローラ09と、画像信号に対して画像処理を施す
画像処理回路や高圧電源回路等からなる電気回路10とが
設けられている。なお、図2中、Tは画像が形成された
用紙Pを排出する排出トイレを示すものであり、この排
出トイレT は、プリンタ本体01の上部に一体的に配置さ
れている。
【0017】上記プリンタ本体01の内部に配設される種
々の部材のうち、露光装置としてのROS03は、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色に対応した画像データに基づいて点灯駆動
される4つの半導体レーザや、これら4つの半導体レー
ザから出射される4本のレーザ光を、偏向走査するため
のf−θレンズやポリゴンミラー、あるいは複数枚の反
射ミラーなどから構成されている。
【0018】図3はこの発明の実施の形態1に係る画像
形成装置としてのタンデム型フルカラープリンタのプリ
ントヘッドデバイスを示すものである。尚、図3中の矢
印は、各回転部材の回転方向を示している。
【0019】このプリントヘッドデバイス02は、図3に
示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)用の各感光体ドラム(静電潜像
担持体)11, 12, 13, 14を有する画像形成ユニット1,
2, 3, 4と、これら感光体ドラム11, 12, 13, 14に接触
する一次帯電用の帯電ロール(接触型帯電装置)21, 2
2, 23, 24と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(K)の各色のレーザ光31, 32, 3
3, 34を照射するROS(露光装置)03(図2参照)
と、上記感光体ドラム11, 12, 13, 14上に形成された静
電潜像を、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色のトナーで現像する現像
装置41, 42, 43, 44と、上記4つの感光体ドラム11, 1
2, 13, 14のうちの2つの感光体ドラム11, 12に接触す
る第1の一次中間転写ドラム(中間転写体)51及び他の
2つの感光体ドラム13, 14に接触する第2の一次中間転
写ドラム(中間転写体)52と、上記第1、第2の一次中
間転写ドラム51, 52に接触する二次中間転写ドラム(中
間転写体)53と、この二次中間転写ドラム53に接触する
最終転写ロール(転写部材)60とで、その主要部が構成
されている。
【0020】感光体ドラム11, 12, 13, 14は、共通の接
平面M を有するように一定の間隔をおいて配置されてい
る。また、第1の一次中間転写ドラム51及び第2の一次
中間転写ドラム52は、各回転軸が該感光体ドラム11, 1
2, 13, 14軸に対し平行かつ所定の対称面を境界とした
面対称の関係にあるように配置されている。さらに、二
次中間転写ドラム53は、該感光体ドラム11, 12, 13, 14
と回転軸が平行であるように配置されている。
【0021】各色毎の画像情報に応じた信号は、電気回
路10(図2参照)に配設された画像処理回路によりラス
タライジングされてROS03に入力される。このROS
03では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色のレーザ光31, 32, 33,
34が変調され、対応する色の感光体ドラム11, 12, 13,
14に照射される。
【0022】上記各感光体ドラム11, 12, 13, 14の周囲
では、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成プロ
セスが行なわれる。まず、上記感光体ドラム11, 12, 1
3, 14としては、例えば、直径20mmのOPC感光体
を用いた感光体ドラムが用いられ、これらの感光体ドラ
ム11, 12, 13, 14は、例えば、95mm/secの回転速
度で回転駆動される。上記感光体ドラム11, 12, 13, 14
の表面は、図3に示すように、接触型帯電装置としての
帯電ロール21, 22, 23, 24に、約-840VのDC電圧を印
加することによって、例えば約-300V程度に帯電され
る。なお、上記接触型の帯電装置としては、ロールタイ
プのもの、フィルムタイプのもの、ブラシタイプのもの
等が挙げられるが、どのタイプのものを用いても良い。
この実施の形態では、近年、電子写真装置で一般に使用
されている帯電ロールを採用している。また、感光体ド
ラム11, 12, 13, 14の表面を帯電させるために、この実
施の形態では、DCのみ印加の帯電方式をとっている
が、AC+DC印加の帯電方式を用いても良い。
【0023】その後、感光体ドラム11, 12, 13, 14の表
面には、露光装置としてのROS03によってイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色に対応したレーザ光31, 32, 33, 34が照射
され、各色毎の入力画像情報に応じた静電潜像が形成さ
れる。感光体ドラム11, 12, 13, 14は、ROS03で静電
潜像が書き込まれた際に、その画像露光部の表面電位は
-60 V以下程度にまで除電される。
【0024】また、上記感光体ドラム11, 12, 13, 14の
表面に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(K)の各色に対応した静電潜像
は、対応する色の現像装置41, 42, 43, 44によって現像
され、感光体ドラム11, 12,13, 14上にイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色のトナー像として可視化される。
【0025】この実施の形態では、現像装置41, 42, 4
3, 44として、磁気ブラシ接触型の二成分現像方式を採
用しているが、この発明の適用範囲はこの現像方式に限
定されるものではなく、非接触型の現像方式や一成分現
像方式など、他の現像方式においてもこの発明を充分に
適用することができることは勿論である。
【0026】現像装置41, 42, 43, 44には、それぞれ色
の異なったイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)色のトナーと、キャリアからな
る現像剤が充填されている。これらの現像装置41, 42,
43, 44には、図2に示すように、対応する色のトナーカ
ートリッジ04Y,04M,04C,04K からトナーが補給される
と、この補給されたトナーは、オーガー404 で充分にキ
ャリアと攪拌されて摩擦帯電される。現像ロール401 の
内部には、複数の磁極を所定の角度に配置したマグネッ
トロール(不図示)が固定した状態で配置されている。
この現像ロール401に現像剤を搬送するパドル403 によ
って、当該現像ロール401 の表面近傍に搬送された現像
剤は、現像剤量規制部材402 によって現像部に搬送され
る量が規制される。この実施の形態では、上記現像剤の
量は、30〜50g/m2 であり、また、このとき現像ロー
ル401 上に存在するトナーの帯電量は、概ね-20 〜35μ
C/g程度である。
【0027】上記現像ロール401 上に供給されたトナー
は、マグネットロールの磁力によって、キャリアとトナ
ーで構成された磁気ブラシ状となっており、この磁気ブ
ラシが感光体ドラム11, 12, 13, 14と接触している。こ
の現像ロール401 にAC+DCの現像バイアス電圧を印加し
て、現像ロール401 上のトナーを感光体ドラム11, 12,
13, 14上に形成された静電潜像に現像することにより、
トナー像が形成される。この実施の形態では、例えば、
現像バイアス電圧のAC成分が4 kHz、1.5 kVppで、
DC成分が-230V程度に設定されている。
【0028】この実施の形態では、上記現像装置41, 4
2, 43, 44において、トナーとして略球形状のトナーで
ある所謂”球形トナー”であって、その平均粒径が3〜
10μm程度のものが使用され、例えば、ブラック色の
トナーの平均粒径は8μm、カラートナーの平均粒径は
7μmに設定される。
【0029】次に、上記各感光体ドラム11, 12, 13, 14
上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、第1の
一次中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写ドラム52
上に、静電的に二次転写される。感光体ドラム11, 12上
に形成されたイエロー(Y)およびマゼンタ(M)色の
トナー像は、第1の一次中間転写ドラム51上に、感光体
ドラム13, 14上に形成されたシアン(C)、ブラック
(K)色のトナー像は、第2の一次中間転写ドラム52上
に、それぞれ転写される。従って、第1の一次中間転写
ドラム51上には、感光体ドラム11または12のどちらから
転写された単色像と、感光体ドラム11及び12の両方から
転写された2色のトナー像が重ね合わされた二重色像が
形成されることになる。また、第2の一次中間転写ドラ
ム52上にも、感光体ドラム13,14 から同様な単色像と二
重色像が形成される。
【0030】上記第1及び第2の一次中間転写ドラム5
1,52 上に感光体ドラム11,12,13,14からトナー像を静電
的に転写するために必要な表面電位は、+250〜500 V程
度である。この表面電位は、トナーの帯電状態や雰囲気
温度、湿度によって最適値に設定されることになる。こ
の雰囲気温度や湿度は、雰囲気温度や湿度によって抵抗
値が変化する特性を持った部材の抵抗値を検知すること
で簡易的に知ることが可能である。上述のように、トナ
ーの帯電量が-20 〜35μC/g の範囲内にあり、常温常
湿環境下にある場合には、第1及び第2の一次中間転写
ドラム51,52 の表面電位は、+380V程度が望ましい。
【0031】この実施の形態で用いる第1、第2の一次
中間転写ドラム51, 52は、例えば、外径が42mmに形成
され、抵抗値は108 Ω程度に設定される。第1、第2
の一次中間転写ドラム51, 52は、単層、あるいは複数層
からなる表面が可撓性、もしくは弾性を有する円筒状の
回転体であり、一般的にはFeやAl等からなる金属製
コアとしての金属パイプの上に、導電性シリコーンゴム
等で代表される低抵抗弾性ゴム層(R=102 〜103 Ω)
が、厚さ0.1 〜10mm程度に設けられている。更に、第
1、第2の中間転写ドラム51, 52の最表面は、代表的に
はフッ素樹脂微粒子を分散させたフッ素ゴムを厚さ3 〜
100 μmの高離型層(R=105 〜109 Ω)として形成
し、シランカップリング剤系の接着剤(プライマ)で接
着されている。ここで重要なのは、抵抗値と表面の離型
性であり、高離型層の抵抗値がR=10 5 〜109 Ω程度で
あり、高離型性を有する材料であれば、特に材料は限定
されない。
【0032】このように第1、第2の一次中間転写ドラ
ム51, 52上に形成された単色又は二重色のトナー像は、
二次中間転写ドラム53上に静電的に3次転写される。従
って、二次中間転写ドラム53上には、単色像からイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)色の四重色像までの最終的なトナー像が形成され
ることになる。
【0033】この二次中間転写ドラム53上へ第1及び第
2の一次中間転写ドラム51,52 からトナー像を静電的に
転写するために必要な表面電位は、+600〜1200V程度で
ある。この表面電位は、感光体ドラム11, 12, 13, 14か
ら第1の一次中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写
ドラム52へ転写するときと同様に、トナーの帯電状態や
雰囲気温度、湿度によって最適値に設定されることにな
る。また、転写に必要なのは、第1及び第2の一次中間
転写ドラム51,52 と二次中間転写ドラム53との間の電位
差であるので、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,5
2 の表面電位に応じた値に設定することが必要である。
上述のように、トナーの帯電量が-20 〜35μC/g の範
囲内にあり、常温常湿環境下であって、第1及び第2の
一次中間転写ドラム51,52 の表面電位が+380V程度の場
合には、二次中間転写ドラム53の表面電位は、+880V程
度、つまり第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 と
二次中間転写ドラム53との間の電位差は、+500V程度に
設定することが望ましい。
【0034】この実施の形態で用いる二次中間転写ドラ
ム53は、例えば、外径が第1及び第2の一次中間転写ド
ラム51,52 と同じ42mmに形成され、抵抗値は1011Ω
程度に設定される。また、上記二次中間転写ドラム53も
第1、第2の一次中間転写ドラム51, 52と同様、単層、
あるいは複数層からなる表面が可撓性、もしくは弾性を
有する円筒状の回転体であり、一般的にはFeやAl等
からなる金属製コアとしての金属パイプの上に、導電性
シリコーンゴム等で代表される低抵抗弾性ゴム層(R=
102 〜103 Ω)が、厚さ0.1 〜10mm程度に設けられてい
る。更に、二次中間転写ドラム53の最表面は、代表的に
はフッ素樹脂微粒子を分散させたフッ素ゴムを厚さ3 〜
100 μmの高離型層として形成し、シランカップリング
剤系の接着剤(プライマ)で接着されている。ここで、
二次中間転写ドラム53の抵抗値は、第1及び第2の一次
中間転写ドラム51,52 よりも高く設定する必要がある。
そうしないと、二次中間転写ドラム53が第1及び第2の
一次中間転写ドラム51,52を帯電してしまい、第1及び
第2の一次中間転写ドラム51,52 の表面電位の制御が難
しくなる。このような条件を満たす材料であれば、特に
材料は限定されない。
【0035】次に、上記二次中間転写ドラム53上に形成
された単色像から四重色像までの最終的なトナー像は、
最終転写ロール60によって、用紙搬送路を通る用紙Pに
3次転写される。この用紙Pは、不図示の紙送り工程を
経て用紙搬送ロール90を通過し、二次中間転写ドラム53
と最終転写ロール60のニップ部に送り込まれる。この最
終転写工程の後、用紙上に形成された最終的なトナー像
は、定着器70によって定着され、一連の画像形成プロセ
スが完了する。
【0036】最終転写ロール60は、例えば、外径が20m
mに形成され、抵抗値は108 Ω程度に設定される。こ
の最終転写ロール60は、図4に示すように、金属シャフ
ト61の上にウレタンゴム等からなる被覆層62を設け、そ
の上に必要に応じてコーティングを施して構成されてい
る。最終転写ロール60に印加される電圧は、雰囲気温
度、湿度、用紙の種類(抵抗値等)等によって最適値が
異なり、概ね+1200 〜5000V程度である。この実施の形
態では、定電流方式を採用しており、常温常湿環境下で
約+6μAの電流を通電して、ほぼ適正な転写電圧(+1600
〜2000V) を得ている。
【0037】これら一連の転写工程においては、各転写
工程の転写部位をトナー像が通過するとき、パッシェン
放電や電荷注入により、(−)帯電している像中の正極
性トナーの一部が逆極性の(+)帯電トナーとなること
がある。この(+)帯電トナーは、次工程へ転写されず
に、上流側に逆流することになるので、最もマイナス電
位が高い帯電装置21, 22, 23, 24に付着、堆積する。こ
れら帯電装置21, 22,23, 24のトナーが付着した部分
は、放電が活発となり、感光体ドラム11, 12, 13, 14の
表面電位が高くなる傾向になるため、トナーの付着が多
い部分、トナーの付着が少ない部分、トナーの付着がな
い部分で感光体ドラム11, 12, 13, 14の表面電位にムラ
が生じることになる。感光体ドラム11, 12, 13, 14の表
面電位にムラが生じると、静電潜像を形成させるために
当該感光体ドラム11, 12, 13, 14の表面に画像を一様に
露光しても、潜像電位にムラが生じてしまい、現像量に
違いが出てきてしまうので、特に中間調画像を現像しよ
うとすると、濃度ムラが目立つことになる。
【0038】そこで、このような帯電装置21, 22, 23,
24に付着したトナーによる濃度ムラの発生を防ぐため
に、この実施の形態では、印字動作前、印字動作後、連
続印字持の所定枚数毎など、ある所定のタイミングで以
下のようなクリーニング動作を行なうようになってい
る。
【0039】帯電装置21, 22, 23, 24、感光体ドラム1
1, 12, 13, 14、第1及び第2の一次中間転写ドラム51,
52 、二次中間転写ドラム53、最終転写ロール60に、最
終転写ロール60が最もマイナス電位が高くなるように、
順々に電位勾配をつけた電圧を印加することによって、
印字動作中に、帯電装置21, 22, 23, 24に付着、堆積し
た逆極性の(+)帯電トナーを、最終転写ロール60まで
順々に転写して移動し、最終転写ロール60に接触して設
けたブレードなどの最終クリーニング部材801 を含んだ
クリーニング装置80によって回収する。
【0040】この実施の形態では、帯電装置21, 22, 2
3, 24の表面電位を0V、感光体ドラム11, 12, 13, 14
の表面電位を-300V、第1及び第2の一次中間転写ドラ
ム51,52 の表面電位を-800V、二次中間転写ドラム53の
表面電位を-1300 V、最終転写ロール60の表面電位を-2
000 Vに設定している。この電位勾配は、各部材の金属
部(シャフト、パイプ)に電圧を給電する方式によって
得ているが、例えば、第1及び第2の一次中間転写ドラ
ム51,52 又は二次中間転写ドラム53などを電気的に浮か
せて、これら部材の抵抗値の関係によって所望の表面電
位が得られる場合には、そのような方法をとっても良
い。このようなマイナス印加クリーニングモード、つま
り逆極性の(+)帯電トナー回収モードによって帯電装
置21, 22, 23, 24に付着したトナーによる濃度ムラの発
生を防ぐことができる。
【0041】なお、必要に応じて、通常の(−)極性に
帯電したトナーであって、感光体ドラム11, 12, 13, 14
や第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 、及び二次
中間転写ドラム53の表面に残留したトナーを、同様の方
法にて(印加する電圧の極性のみを反転することによっ
て)除去することができる。
【0042】以上が、上記の如く構成されるフルカラー
プリンタにおける画像形成プロセスであるが、電子写真
方式等では、静電気を利用しているため、環境変動や経
時によって画像濃度が変動しやすい。このため、環境変
動や経時変化等に対して、プロセスを制御することが望
ましい。
【0043】その方法の一つとして、感光体や中間転写
体、あるいは用紙への転写ロール、転写ベルト等の画像
濃度検知媒体の表面に、テスト用のトナーパッチを形成
し、その濃度を光学濃度センサで検知し、制御する方法
がある。
【0044】そこで、この実施の形態では、前記各現像
手段によって現像された画像濃度検知用トナー像の濃度
を検知する検知手段を備えるように構成されている。
【0045】すなわち、この実施の形態では、最終転写
ロール60や二次中間転写ドラム53等の画像濃度検知媒体
上において、その軸方向の同じ位置に、プロセス方向に
は位置をずらして、画像濃度制御用のトナー像(以下、
「テストパッチ」という。)を形成することにより、1
つの光学濃度検知手段で各色のテストパッチを検知する
ことができるように構成されている。
【0046】感光体ドラム11, 12, 13, 14上でテストパ
ッチを検知するには、各感光体ドラム11, 12, 13, 14に
対して、つまり4つの光学濃度検知手段が必要となって
しまう。第1及び第2の一次中間転写ドラム51,52 上で
あれば、2つの光学濃度検知手段で良い。二次中間転写
ドラム53上あるいは最終転写ロール60上であれば、1つ
の光学濃度検知手段で良い。また、テストパッチで画像
濃度を制御する場合、下流のプロセスの方が用紙に近い
条件となるので好ましい。つまり、二次中間転写ドラム
53、更に好ましくは最終転写ロール60を、テストパッチ
の濃度を検知する画像濃度検知媒体とするのが良い。
【0047】この実施の形態では、最終転写ロール60上
にテストパッチを転写し、当該最終転写ロール60上に転
写されたテストパッチの濃度を、光学濃度センサで検知
するように構成されている。
【0048】上記テストパッチは、非画像領域ここでは
画像を形成していないタイミングで、画像形成時と同じ
帯電、露光、現像、転写条件で、シアン(C)、マゼン
タ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色につ
き、像密度40%の12×12mmのテストパッチ200 を、図
5に示すように、最終転写ロール60上に3 mmの間隔で
形成するようになっている。
【0049】上記光学濃度センサ100 は、図6に示すよ
うに、最終転写ロール60の軸方向の中央部に、当該最終
転写ロール60の外周において、半径方向の延長線上に位
置するように配置されている。この光学濃度センサ100
は、ホルダ101 内に固定した状態で取り付けられてい
る。また、最終転写ロール60の下部には、ブレード状の
最終クリーニング部材801 を備えたクリーニング装置80
が配設されている。なお、図4中、802 はトナー回収ボ
ックス、803 は最終転写ロール60の支持フレーム、804
は支持フレーム803 に設けられた除電器、805 はバイア
スプレートをそれぞれ示している。
【0050】また、上記光学濃度センサ100 は、図7に
示すように、鏡面反射光を検知する鏡面反射型のセンサ
となっており、最終転写ロール60表面の検知位置に対し
て、所定の入射角度φだけ傾斜して配置されたLED等
からなる発光素子102 と、この発光素子102 から最終転
写ロール60表面の検知位置に照射され、当該検知位置か
ら正反射される鏡面反射光を検知するため、最終転写ロ
ール60表面の検知位置に対して、前記所定の入射角度と
等しい反射角度だけ傾斜して配置されたフォトトランジ
スタ等からなる受光素子103 とから構成されている。
【0051】なお、上記光学濃度センサ100 としては、
図8に示すように、拡散光を検知する拡散反射型のセン
サを用いてよい。また、鏡面反射型のセンサと拡散反射
型のセンサの双方を用いても良い。この場合には、鏡面
反射成分と散乱光成分の両方の値に基づいてトナー濃度
を検知することにより、トナー濃度の検知精度を一層向
上させることが可能となる。
【0052】ところで、この実施の形態に係る画像形成
装置では、中間転写体又は最終転写部材上に転写された
色の異なる複数の位置調整用パターンの濃度を検知する
濃度検知手段と、前記濃度検知手段によって検知される
色の異なる複数の位置調整用パターン間の時間間隔を、
1色の位置調整用パターンを基準にして測定する時間間
隔測定手段と、前記時間間隔測定手段によって測定され
た時間間隔を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
された時間間隔から各色の位置調整用パターン間の位置
ずれ量を求める位置ずれ量演算手段とを備えるように構
成されている。
【0053】また、この実施の形態に係る画像形成装置
では、中間転写体又は最終転写部材上に所定間隔で転写
される色の異なる複数の位置調整用パターンであって、
当該中間転写体又は最終転写部材の軸方向に沿って形成
されるパターンの組と、中間転写体又は最終転写部材の
軸方向に対して所定の角度だけ傾斜した状態で形成され
るパターンの組とからなる各位置調整用パターンの濃度
を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段によって
検知される同一色の軸方向に沿った位置調整用パターン
と軸方向に対して所定の角度だけ傾斜した位置調整用パ
ターン間の時間間隔を測定する時間間隔測定手段と、前
記時間間隔測定手段によって測定された時間間隔を記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された時間間隔か
ら、1色の位置調整用パターン間の時間間隔を規準とし
て、各色の位置調整用パターン間の中間転写体又は最終
転写部材の軸方向に沿った位置ずれ量を求める位置ずれ
量演算手段とを備えるように構成されている。
【0054】図9はこの実施の形態に係る画像形成装置
の制御回路を示すブロック図である。
【0055】図9において、300 は光学濃度センサ100
の検知結果に基づいて現像バイアス電圧などの画像形成
条件を制御するCPUを備えた制御回路、301 は制御回
路300 からの出力信号に基づいて、帯電装置21, 22, 2
3, 24への印加電圧Vftc と、現像装置41, 42, 43, 44
への現像バイアス電圧Vbiasを直接制御する電圧制御回
路、302 は各帯電装置21, 22, 23, 24へ所定の電圧Vc
を印加する共通の電源回路としての帯電装置用高圧電
源、303Y,303M,303C,303K は各現像装置41, 42, 43, 44
へ所定の現像バイアス電圧Vbiasをそれぞれ個別に印加
する現像装置用高圧電源、304 は制御回路300 からの出
力信号に基づいて、各現像装置41, 42, 43,44へのトナ
ーカートリッジからのトナー供給を制御するトナー濃度
制御回路をそれぞれ示すものである。
【0056】また、上記CPUを備えた制御回路300
は、図10に示すように、光学濃度センサ100 からの出
力信号が入力されるASIC基板310 を備えており、こ
のASIC基板310 には、計時手段としてのタイマー回
路311 と、記憶手段としての記憶回路312 とが設けられ
ている。さらに、上記ASIC基板310 は、位置ずれ量
演算手段としてのCPU313 に接続されている。CPU
313 は、電圧制御回路301 やトナー濃度制御回路304 を
制御するとともに、各画像形成ユニット1, 2, 3,4にR
OS(露光装置)03で画像を書き込むタイミング等を制
御するようになっている。また、CPU313 は、各画像
形成ユニット1, 2, 3, 4において、位置調整用パターン
としてのレジ調整用パターンの形成等を制御するように
なっている。
【0057】以上の構成において、この実施の形態に係
る画像形成装置では、次のようにして、回路構成が複雑
となることなく、各色の画像のレジずれを検出すること
が可能となっている。
【0058】また、この実施の形態に係る画像形成装置
では、次のようにして、回路構成が複雑となることな
く、各色の画像のレジずれを検出することができ、しか
も、副走査方向の画像の位置ずれのみならず、主走査方
向の画像の位置ずれをも検知することが可能となってい
る。
【0059】すなわち、この実施の形態に係るフルカラ
ープリンタでは、まず、制御回路 300は、テストパッチ
が転写されていない状態で、最終転写ロール60の表面を
光学濃度センサ100 で検知し、このときの光学濃度セン
サ100 の出力Vcln を記憶しておく。次に、制御回路 3
00は、画像形成時と同じ帯電、露光、現像、転写条件
で、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の各色につき、像密度40%の12×12mm
のテストパッチ200 を、図5に示すように、最終転写ロ
ール60上に3 mmの間隔で形成する。
【0060】そして、上記最終転写ロール60上に形成さ
れたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の各色のテストパッチ200 の中を、図1
1(a)又は図11(b)に示すように、光学濃度セン
サ100 で0.5 mmのピッチで16点検知して平均値Vpa
tch を求め、画像濃度が所定の値となるように、制御回
路 300は、画像形成条件を制御する。
【0061】その後又は画像濃度制御とは独立に、制御
回路 300のCPUは、各画像形成ユニット1, 2, 3, 4に
信号を送り、当該各画像形成ユニット1, 2, 3, 4によっ
て、図1(b)に示すようなレジ調整用パターン320 、
321 を、最終転写ロール60の表面に形成する。このレジ
調整用パターンは、ブラック(K)、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の直線状画像320
K、320Y、320M、320Cを、最終転写ロール60の軸方向
(主走査方向)に沿って、所定の間隔で形成した組320
(以下、「リードレジ調整用パターン」という。)と、
ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)の各色の直線状画像321K、321Y、321M、321C
を、最終転写ロール60の軸方向に対して所定の角度(例
えば、45°)傾斜させた状態で、所定の間隔で形成し
た組(以下、「サイドレジ調整用パターン」という。)
とから構成されている。ここで、リード方向とは、最終
転写ロール60の周方向(副走査方向)をいい、サイド方
向とは、最終転写ロール60の軸方向(主走査方向)をい
う。これらのリードレジ調整用パターン320 とサイドレ
ジ調整用パターン321 は、最終転写ロール60の周方向に
沿って繰り返し形成される。
【0062】そして、上記最終転写ロール60の表面に形
成されたリードレジ調整用パターン320 とサイドレジ調
整用パターン321 は、光学濃度センサ100 で検知され、
この光学濃度センサ100 からは、レジ調整用パターン32
0 、321 を検知する毎に、図1(a)に示すようなパル
ス状の信号が出力される。タイマー回路311 は、図1
(b)に示すように、基準となるブラック(K)色のリ
ードレジ調整用パターン320Kを検知してから、次のイエ
ロー(Y)色のリードレジ調整用パターン320Yを検知す
るまでの時間間隔Tl1と、基準となるブラック(K)色
のリードレジ調整用パターン320Kを検知してから、マゼ
ンタ(M)色のリードレジ調整用パターン320Mを検知す
るまでの時間間隔Tl2と、基準となるブラック(K)色
のリードレジ調整用パターン320Kを検知してから、シア
ン(C)色のリードレジ調整用パターン320Cを検知する
までの時間間隔Tl3とを、各組のリードレジ調整用パタ
ーン320 において順次計測し、これらの値を記憶回路31
2 に記憶する。
【0063】また、タイマー回路311 は、図1(b)に
示すように、基準となるブラック(K)色のリードレジ
調整用パターン320Kを検知してから、次のブラック
(K)色のサイドレジ調整用パターン321Kを検知するま
での時間間隔ts と、イエロー(Y)色のリードレジ調
整用パターン320Yを検知してから、次のイエロー(Y)
色のサイドレジ調整用パターン321Yを検知するまでの時
間間隔Ts1と、マゼンタ(M)色のリードレジ調整用パ
ターン320Yを検知してから、次のマゼンタ(M)色のサ
イドレジ調整用パターン321Yを検知するまでの時間間隔
Ts2と、シアン(C)色のリードレジ調整用パターン32
0Cを検知してから、次のシアン(C)色のサイドレジ調
整用パターン321Cを検知するまでの時間間隔Ts3とを、
各組のリードレジ調整用パターン320 及びサイドレジ調
整用パターン321 において順次計測し、これらの値を記
憶回路312 に記憶する。
【0064】その際、基準となるブラック(K)色のリ
ードレジ調整用パターン320Kを検知してから、次のブラ
ック(K)色のサイドレジ調整用パターン321Kを検知す
るまでの時間間隔ts は、ブラック(K)色の画像形成
ユニットに、たとえリード方向のレジずれがあったとし
ても、同じブラック(K)色の画像形成ユニットが、ブ
ラック(K)色のリードレジ調整用パターン320Kとサイ
ドレジ調整用パターン321Kとを形成するため、このブラ
ック(K)色のリードレジ調整用パターン320Kと検知し
てから、次のブラック(K)色のサイドレジ調整用パタ
ーン321Kを検知するまでの時間間隔ts 自体は、所定の
値と等しくなる。なお、基準となる色は、ブラック
(K)以外に他の色であってもよい。
【0065】すると、制御回路 300のCPUは、記憶回
路312 に記憶された各時間間隔の値に基づいて、リード
方向のレジずれ量ΔTln及びサイド方向のレジずれ量Δ
Tsnとを演算する。
【0066】即ち、制御回路 300のCPU313 は、図1
に示すように、記憶回路312 に記憶された各色の時間間
隔Tlnから、レジずれがない場合のパターン間の理論値
tlnを減算して、リード方向のレジずれ量ΔTln=Tln
−tlnを求める。なお、レジずれがない場合のパターン
間の理論値tlnは、予め、記憶回路312 に記憶されてい
る。
【0067】また、制御回路 300のCPU313 は、記憶
回路312 に記憶された各色の時間間隔Tsnから、レジず
れがない場合のパターン間の理論値ts を減算して、サ
イド方向のレジずれ量ΔTsn=Tsn−ts を求める。な
お、レジずれがない場合のパターン間の理論値ts も、
予め、記憶回路312 に記憶されている。
【0068】ここで、サイド方向のレジずれ量ΔTsn
は、サイドレジ調整用パターン321 が、最終転写ロール
60の軸方向に対して所定の角度(例えば、45°)傾斜
させた状態で形成されているため、サイドレジずれがな
ければ、本来各色のリードレジ調整用パターン320 とサ
イドレジ調整用パターン321 との時間間隔Tsnは、理論
値ts に等しくなる筈であるが、サイドレジずれがある
と、各色のリードレジ調整用パターン320 とサイドレジ
調整用パターン321 との時間間隔Tsnは、理論値ts に
等しくならない。この各色のリードレジ調整用パターン
320 とサイドレジ調整用パターン321 との時間間隔Tsn
から理論値ts を減算した値であるレジずれ量ΔTsn=
Tsn−ts は、リード方向のずれ量であるが、サイドレ
ジ調整用パターン321 は、最終転写ロール60の軸方向に
対して45°の角度傾斜させて形成されているため、こ
の値ΔTsn=Tsn−ts は、サイド方向のずれ量と等し
くなる。なお、サイドレジ調整用パターン321 は、必ず
しも、最終転写ロール60の軸方向に対して45°の角度
だけ傾斜している必要はなく、当該サイドレジ調整用パ
ターン321 の傾斜角度は、他の角度でも良く、この場合
には、上記値ΔTsn=Tsn−ts に対して、所定の演算
を行なえば、サイド方向のずれ量が求まる。
【0069】そして、制御回路 300のCPU313 は、上
記の如く求められたリード方向とサイド方向のレジずれ
量に基づいて、当該リード方向とサイド方向のレジずれ
量とが所定の範囲内に入るように、各画像形成ユニット
にROS03で画像を書き込むタイミング等を制御するよ
うになっている。
【0070】このように、上記実施の形態では、1色の
レジ調整用パターン320 を基準として、当該基準となる
1色のレジ調整用パターン320 から他の色のレジ調整用
パターン320 までの時間間隔Tlnを測定するように構成
したので、従来技術のようにTOP信号を基準とする必
要がなく、光学濃度センサ100 から出力される信号だけ
の時間間隔を測定すれば良いので、回路の構成を簡略化
することができ、回路構成が複雑となることなく、各色
の画像のレジずれを検出することが可能となる。
【0071】また、上記実施の形態では、各色のリード
レジ調整用パターン320 とサイドレジ調整用パターン32
1 とを用いることによって、回路構成が複雑となること
なく、各色の画像のレジずれを検出することができるの
は勿論のこと、リード方向(副走査方向)の画像の位置
ずれのみならず、サイド方向(主走査方向)の画像の位
置ずれをも検知することができる。
【0072】さらに、上記実施の形態では、各色のリー
ドレジ調整用パターン320 とサイドレジ調整用パターン
321 とを検出するため、CCDセンサ等を使用せずに、
濃度検知用のセンサを使用しているので、コストダウン
を図りつつ、高画質な画像を形成することができる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
回路構成が複雑となることなく、各色の画像のレジずれ
を検出することが可能な画像形成装置を提供することが
できる。
【0074】また、この発明によれば、回路構成が複雑
となることなく、各色の画像のレジずれを検出すること
ができ、しかも、副走査方向の画像の位置ずれのみなら
ず、主走査方向の画像の位置ずれをも検知することが可
能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのタンデム型フルカラープリンタのレジず
れ制御を示す説明図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのタンデム型フルカラープリンタを示す全
体構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのタンデム型フルカラープリンタのプリン
トヘッドデバイスを示す構成図である。
【図4】 図4は最終転写ロールを示す断面図である。
【図5】 図5は最終転写ロール上に形成されたトナー
パッチを示す構成図である。
【図6】 図6は光学濃度センサを示す断面構成図であ
る。
【図7】 図7は光学濃度センサを示す構成図である。
【図8】 図8は光学濃度センサを示す構成図である。
【図9】 図9は制御回路を示すブロック図である。
【図10】 図10は制御回路を示すブロック図であ
る。
【図11】 図11は光学濃度センサによるトナーパッ
チ等の検知状態を示す模式図である。
【図12】 図12は従来の画像形成装置としてのタン
デム型フルカラープリンタを示す構成図である。
【図13】 図13は従来の画像形成装置としてのタン
デム型フルカラープリンタにおけるレジずれ制御を示す
説明図である。
【符号の説明】
1, 2, 3, 4:画像形成ユニット、60:最終転写ロール、
100 :光学濃度センサ、300 :制御回路、311 :タイマ
ー回路、312 :記憶回路、313 :CPU(位置ずれ量演
算手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DA38 DE02 DE07 DE10 EB06 EC03 EC06 EE08 2H030 AA01 AB02 BB42 BB46 BB56 2H200 FA04 GA23 GA47 GA51 HA01 HB12 JA01 JA30 JC02 JC16 JC17 JC20 MA01 MA03 MA04 MB06 MC08 PB13 PB16 PB17 PB39

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに色の異なるトナー像を形成する複
    数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段によって
    形成された色の異なるトナー像を転写する1つ又は複数
    の中間転写体と、前記1つ又は複数の中間転写体のう
    ち、最終段に位置する中間転写体から記録媒体上にトナ
    ー像を転写する最終転写部材とを備えた画像形成装置に
    おいて、 前記中間転写体又は最終転写部材上に転写された色の異
    なる複数の位置調整用パターンの濃度を検知する濃度検
    知手段と、前記濃度検知手段によって検知される色の異
    なる複数の位置調整用パターン間の時間間隔を、1色の
    位置調整用パターンを基準にして測定する時間間隔測定
    手段と、前記時間間隔測定手段によって測定された時間
    間隔を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
    時間間隔から各色の位置調整用パターン間の位置ずれ量
    を求める位置ずれ量演算手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 互いに色の異なるトナー像を形成する複
    数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段によって
    形成された色の異なるトナー像を転写する1つ又は複数
    の中間転写体と、前記1つ又は複数の中間転写体のう
    ち、最終段に位置する中間転写体から記録媒体上にトナ
    ー像を転写する最終転写部材とを備えた画像形成装置に
    おいて、 前記中間転写体又は最終転写部材上に所定間隔で転写さ
    れる色の異なる複数の位置調整用パターンであって、当
    該中間転写体又は最終転写部材の軸方向に沿って形成さ
    れるパターンの組と、中間転写体又は最終転写部材の軸
    方向に対して所定の角度だけ傾斜した状態で形成される
    パターンの組とからなる各位置調整用パターンの濃度を
    検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段によって検
    知される同一色の軸方向に沿った位置調整用パターンと
    軸方向に対して所定の角度だけ傾斜した位置調整用パタ
    ーン間の時間間隔を測定する時間間隔測定手段と、前記
    時間間隔測定手段によって測定された時間間隔を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された時間間隔か
    ら、1色の位置調整用パターン間の時間間隔を規準とし
    て、各色の位置調整用パターン間の中間転写体又は最終
    転写部材の軸方向に沿った位置ずれ量を求める位置ずれ
    量演算手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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