JPH03219260A - カラー画像形成用の複合感光体 - Google Patents

カラー画像形成用の複合感光体

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JPH03219260A
JPH03219260A JP2015634A JP1563490A JPH03219260A JP H03219260 A JPH03219260 A JP H03219260A JP 2015634 A JP2015634 A JP 2015634A JP 1563490 A JP1563490 A JP 1563490A JP H03219260 A JPH03219260 A JP H03219260A
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JP
Japan
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layer
photoconductive layer
light
photoconductive
wavelength
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JP2015634A
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Toshio Sakai
捷夫 酒井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー画像形成用の複合感光体に関する。
[従来の技術] 導電性基体」−に互いに感度波長の異なる3層の光導電
層を積層した複合感光体を用い、各光導電層の有感波長
を持つ3種の光ビームによる画像書込みを行いカラー画
像を形成するカラー画像形成方式が意図されている。
このようなカラー画像形成方式に使用される複合感光体
として従来、「導電性基体上にSe層を蒸着形成して下
部光導電層とし、その上に微結晶分散型OPCの層を中
間光導電層として形成し、その上に上部光導電層をキャ
リア発生層とキャリア輸送層とにより形成した」ものの
使用が意図されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記複合感光体には以下の如き問題があった。
即ち第1に、各光導電層は暗中に於いても正孔の移動を
許すため感光体に所望の電荷分布を形成するのが容易で
ない。
第2に、複合感光体の表面が、極めて薄く機械的強度の
弱いキャリア発生層で形成されているため感光体として
の耐久性が悪い。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、
感光体内に所望の電荷分布を確実に形成でき、且つ耐久
性に勝れた新規な複合感光体の提供を目的としている。
[課題を解決するための手段] 以下、本発明を説明する。
本発明の複合感光体は「λ1.λ2.λ3の順に波長が
大きくなる3種の光により画像情報を書込んで、カラー
画像形成を行うカラー画像形成方式に使用される感光体
」である。
この複合感光体は、導電性基体上に「下部光導電層と中
間光導電層と上部光導電層」を有する。
各光導電層間には「バリア・トラップ層」が介設される
。このバリア・トラップ層は、バリア層とトラップ層と
を別々の層として組合せても良いし、単一の層として構
成しバリア層とトラップ層を兼ねるようにしても良い。
「上部光導電層」は、キャリア発生層とキャリア輸送層
とにより構成されるが、キャリア輸送層が感光体表面を
なすように形成される。
そして、下部光導電層が実質的に波長λ1の光に選択的
に感度を持ち、中間光導電層が実質的に波長λ2の光に
選択的に感度を持ち、上部光導電層が実質的に波長λ3
の光に選択的に感度を持つように調製される。
従って、この複合感光体に波長λ1の光を照射すると実
質的に下部光導電層のみが導電体化される。また波長λ
2の光を照射すると実質的に中間光導電層のみが導電体
化され、波長λ3の光を照射すると実質的に上部光導電
層のみが導電体化される。
なお1本発明の複合感光体は形態としてはドラム状もし
くはベルト状に形成されるのが良い。
[作  用] 本発明の複合感光体は上記の如く各光導電層間にバリア
・トラップ層を有するから、各光導電層内に発生したキ
ャリアを確実にこれらバリア・トラップ層で捕獲できる
また複合感光体の表面は、上部光導電層の厚いキャリア
輸送層で形成される。
[実施例コ 以下、具体的な実施例に即して説明する。
第1図は、本発明の複合感光体の構成の1例を説明図的
に示している。
なおりラー画像形成に用いる光の波長λ□、λ2゜λ3
としては、λ1=580±20nm、λ、=680±2
0nm、λ、=780±20no+を想定する。
これは、現在、発光波長680n閣、 780nmの半
導体レーザーが既に市販されており、近い将来に600
n鳳近傍の発光波長の半導体レーザーが実現されると予
測されているので、このような短発光波長の半導体レー
ザーが実現した場合に既に市販されている発光波長68
0nm 、 780n腸の半導体レーザーとともに、発
光波長580nmの半導体レーザーを光源として使用す
ることを意図しているためである。
第1図に於いて符号10は導電性基体を示す。
複合感光体をドラム状に形成する場合であれば、導電性
基体10として例えばアルミニウムドラム等の導電性の
ドラムを用いることができる。また複合感光体をベルト
状に形成する場合であれば、例えば可撓性フィルムの表
面に蒸着金属層等により導電層を形成したものを導電性
基体として用いることができる。
この導電性基体10の直上には下部光導電層りが形成さ
れている。この下部光導電層りは、導電性基体側10側
に形成されたキャリア発生層L1とその上に形成された
キャリア輸送層L2とにより構成されている。
下部光導電層り上に形成されたバリア層B1とその上に
形成されたトラップ層T1とはバリア・トラップ層を構
成している。
このバリア・トラップ層の上には、中間光導電層Mが単
一の層として形成されている。
中間光導電層Mの上には、トラップ層T2が形成され、
その上に形成されたバリア層B2とともにバリア・トラ
ップ層を構成している。
そしてこのバリア・トラップ層の上に上部光導電層Uが
形成されている。上部光導電層Uはバリア層B2上に形
成された薄いキャリア発生層U1とその上に形成された
厚いキャリア輸送層U2により構成されている。
このような構造に於けるキャリア発生層は主として顔料
により、キャリア輸送層は主としてドナーとバインダー
とにより構成される。
以下、この複合感光体の具体的な製造過程を説明する。
導電性基体10としてはアルミニウムドラムを用いた。
このアルミニウムドラムによる導電性基体10の外周面
上に、以下のようにしてキャリア発生層L1を形成した
第2図(A)に示す化学構造式を持つトリスアゾ顔料を
シクロヘキサノン中にS、C=1.0wt%に分散して
導電性基体10上にスプレー塗布し、120度Cの温度
下で10分間乾燥させた。かくして形成されたキャリア
発生層L1の厚さは略0.1μmである。
このキャリア発生層Ll上に、キャリア輸送層L2を以
下のように形成した。
第2図(C)に示す構造のα−フェニル・スチルベン化
合物(ドナー)と同図(G)の構造のポリカーボネート
樹脂(バインダー)とを9:10の比で混合し、これを
シクロヘキサノンとテトラヒドロフランの5=5の混合
溶媒にS、C=8.0%1t%に分散したものを上記キ
ャリア発生層Ll上にスプレーし、120度Cの温度下
で15分間乾燥させた。形成されたキャリア輸送層L2
の厚さは10μmである。
第2図(H)に示す構造のレゾール型の熱硬化性フェノ
ール樹脂をBuOH/ MeOH= 5/ 3の混合溶
媒にS、C=1.0wt%に分散したものを上記キャリ
ア発生層L2の上にスプレー塗布し、130度Cの温度
下で30分硬化させて厚さ0.4μmのバリア層B1と
した。
第2図(F)に示す構造のポリ−N−ビニルカルバゾー
ルをモノクロルベンゼンにS、C=1.Owt%Lこ分
散したものをバリア層B1上にスプレー塗布し、120
度Cの温度下で15分間乾燥させて膜厚0.2μmのト
ラップ層TIとした。ポリ−N−ビニルカルバゾールは
イオン化ポテンシャルは7 、6eVと大きい。このト
ラップ層T1は電子トラップ用である。
第2図(D)に示す構造のチアピリリウム塩=0.1g
と、同図(G)に示す構造のポリカーボネート樹脂ニア
、51gと、同図(C)に示す構造のα−フェニル・ス
チルベン化合物:5.07gを、1.1.2)−リクロ
ルエタン:67.OgとMDC:47.5gの混合溶媒
に分散させたものをトラップ層Tl上にスプレー塗布し
、120度Cの温度下で10分間乾燥させて厚さ10μ
mの中間光導電層Mとした。中間光導電層Mは微結晶分
散型である。
第2図(E)に示す構造のスクアリリウム塩をシクロヘ
キサノンにS、C:1−0wt%に分散させたものを中
間光導電層Mの上にスプレー塗布し、120度Cの温度
下で10分間乾燥させて、膜厚0.1−0.2μmのト
ラップ層T2とした。
トラップ層T2は正孔トラップ用である。スクアリリウ
ム塩のイオン化ポテンシャルは5.OeVで。
中間光導電層Mのドナーであるα−フェニルスチルベン
化合物のイオン化ポテンシャル5 、5eVよりも小さ
い。
このトラップ層T2の上に、前記バリア層B1と同じ材
料・同じ形成方法でバリア層B2を厚さ0.4μmに形
成した。
第2図(B)に示す構造のフルオレノン系のジスアゾ顔
料をシクロヘキサノンにS、C=1.OwtZに分散さ
せたものをバリア層B2上にスプレー塗布し、120度
Cの温度下で10分間乾燥させて、厚さ約0.1μmの
キャリア発生層U1とした。
このキャリア発生層Ul上に、下部光導電層りのキャリ
ア輸送層L2と同一材料・同一形成方法で膜厚10μm
のキャリア輸送層U2を形成した。
かくして複合感光体が得られた。
バリア層Bl、B2の材料であるフェノール樹脂は、−
旦熱により硬化した後は殆どの溶剤に不溶である。従っ
て、各光導電層り、M、Uはバリア層B1、B2により
完全に分離され、相互に混合して互いの性能を劣化させ
ることがない。即ちバリア層B1、B2は電化阻止層で
あるが同時に溶剤阻止層にもなっている。
第3[(A)にキャリア輸送層L2.IJ2の分光透過
率を示す。同図(B)にはバリア層Bl、B2の分光透
過率を、同図(C)にはトラップ層T1の分光透過率を
、同図(D)にはトラップ層T2の分光透過率を示す、
バリア層Bl、B2、トラップ層TI、T2.キャリア
輸送層し2.U2は、波長500〜800nmの光を実
質的に100%透過させるので、これらによる光損失は
問題とならない。
第3図(E)にはキャリア発生層U1の分光透過率を、
同図(F)には中間光導電層Mの分光透過率を示す。
キャリア発生層U2は580nmの波長の光を90%吸
収するが、波長880nm、780r+a+の光はそれ
ぞれ70%。
98%透過させる。
また中間光導電層Mは波長680rv+の光の殆どを吸
収するが、波長780nmの光は殆ど透過させる。
従って、この複合感光体に波長λ1の光を照射するとき
は実質的に上部光導電層Uのみが導電体化され、波長λ
2の光を照射するときは実質的に中間光導電層Mのみが
導電体化され、波長λ3の光を照射するときは実質的に
上部光導電層Uのみが導電体化される。
以上、実施例に於ける各層の材料・作製方法を説明した
が、各層の材料としては上記実施例に記載したものの他
、これらの材料と同様の性質を持つ公知の適宜の材料を
使用できることは言うまでもない。
また、中間光導電層Mは上記実施例では単層として構成
されているが、これをキャリア発生層/キャリア輸送層
/キャリア発生層からなる3層構造とすることもできる
。また、トラップ層T2の材料のスクアリリウム塩はM
DCに不溶であるので第2図(H)に構造式を示すフェ
ノール樹脂にスクアリリウム塩を1〜]Owdに分散さ
せることによりトラップ層T2とバリア層B2とを一体
の層として形成しても良い。
最後に、実施例の複合感光体を用いたカラー画像形成を
簡単に説明する。
第5図に示すように、上述の如くして作製した複合感光
体lの回りに、チャージャー2.3.10゜11、現像
装置5,7,9、ランプ6.8、クリーナー12、定着
装置13を配備する。
波長λ1.λ2.λ3のレーザー光を放射する半導体レ
ーザーからの光ビームによるカラー画像情報の書き込み
はチャージャー3と現像装置5との間に於いて行う。
チャージャー2には、波長λ2の光を放射するLEDの
アレイが設けられチャージャー2による帯電領域を波長
λ2の光で均一照射できるようになっている。
またランプ6.8はそれぞれ波長λ3.λ2の光を放射
するLEDのアレイであり、これらの光で複合感光体1
を均一照射できるようになっている。
チャージャー10は転写前チャージャーであり。
チャージャー11は転写チャージャーである。
第4図を参照すると、先ず複合感光体1にチャージャー
2により均一な負帯電を行いつつ、その帯電領域に波長
λ2の光を均一に照射する。複合感光体1の導電性基体
10は接地状態として置く。
するとチャージャー2からの負電荷は上部光導電層Uの
表面に均一に分布する。この負電荷にバランスする正電
荷は導電性基体lOと下部光導電層りの境界面部分に誘
起する。これら正負電荷の分布により光導電層中に電界
が発生する。この帯電工程中、複合感光体1には波長λ
2の光が均一照射されているので、この光により中間光
導電層Mには正孔と電子がキャリアとして発生する。こ
れらキャリアは上述の電界の作用により移動し、正孔は
中間光導電層Mと上部光導電層Uとの間のトラップ層(
第1図に符号T2で示すトラップ層)にトラップされる
。一方、電子は中間光導電層Mと下部光導電層りとの間
のトラップ層(第1゛図に符号T1で示すトラップ層)
にトラップされる。かくして第4図(A)に示す如き電
荷分布が実現する。
この状態を上部光導電層Uに就いて見ると、上部光導電
層Uを介して電気2重層が形成されている。この状態を
コンデンサーの充電に見たてて上部光導電層Uが[充電
」されたと言う、同様に下部光導電層りも充電された状
態にある。また、上部・下部光導電層とも充電電荷によ
る電界の方向が同方向的であるので、第4図(A)の状
態を称して上部・下部光導電層U、Lが同じ向きに充電
されたと言う。
次に、暗中に於いてチャージャー3による正帯電を行い
、先の帯電により上部光導電層Uの表面に分布した負電
荷の一部を相殺する。このようにすると第4図(B)に
示すように下部・中間・上部光導電層り、M、Uが交互
に逆向きに充電された状態が実現する。
このとき複合感光体1の表面電位は各光導電層の充電電
位の和で与えられる。各光導電層の充電電位は上記負・
正帯電の帯電量により調整できる。
続いて、カラー画像情報の書き込みを行う。
この書き込みは例えば以下のように行われる。
波長λ1.λ2.λ3のレーザー光を放射する半導体レ
ーザーからの各光ビームを合流させて、単一のビーム4
(第5図参照)とし、これを複合感光体1の表面上に光
スポットとして結像させ、複合感光体1を局面の母線方
向へ光走査して書き込みを行う。
カラー画像情報は黒・シアン・マゼンタ・イエロー・赤
・緑・青・白とし、白は地肌部とする。
画像情報の内の黒情報は波長λ、の光ビームに対応させ
、黒に表現されるべき部分は波長λ1の光ビームのみを
照射して、下部光導電層りの充電状態を一部放電させる
。これによって「黒」の画像情報を書き込まれた部分の
表面電位は負極性となる。
「シアン」〜「白」の情報は3種の波長の光の混合で書
き込み、これらの光の強度の組み合わせにより色の違い
を表現する。即ち、「シアン」部では上部光導電層Uの
充電状態のみを残して他の光導電層の充電状態を解消す
る。
「マゼンタ」部では下部光導電層の充電状態を開放し、
「イエロー3部では上部光導電層Uの充電状態を開放す
る。
また「赤」部では、下部・上部光導電層り、Uの充電状
態を一部放電させる。
これら「マゼンタ、イエロー、赤」の各部では書き込み
後の表面電位が略Oとなるように各波長の光ビームの強
度を調整する。
「緑」部では、各光導電層の充電状態をそれぞれ一部開
放する。また「青」部では下部光導電層りの充電状態を
開放するとともに、中間光導電層Mの充電状態の一部を
開放する。
これら「緑、青」の各部では書き込み後の表面電位が負
極性となるように各波長の光ビームの強度を調整する。
さらに「白」部では金光導電屡の充電状態を開放するこ
とにより感光体表面電位を0とする。
このようにして「黒、シアン、緑、青」の各部では表面
電位が負極性となるので、正帯電したシアン色のトナー
Tcにより、これら部分を現像する。
この現像は第5図の現像装置5により行う。
次にランプ6によりλ3の波長の光を複合感光体1の表
面に均一照射する。この照射により上部光導電層Uの充
電状態が開放され、「黒、マゼンタ、赤、青」の部分の
表面電位が正極性となって現れる。そこで第5図の現像
装置7により負帯電のマゼンタ色のトナーTl11によ
りこの正極性の表面電位部分を現像する。
次にランプ8によりλ2の波長の光を複合感光体1の表
面に均一照射する。この照射により中間光導電層Mの充
電状態が開放され、「黒、イエロー赤、緑」の部分の表
面電位が負極性となって現れる。そこで第5図の現像装
置9により正帯電のイエロー色のトナーTyによりこの
負極性の表面電位部分を現像する。
このようにして複合感光体1上にフルカラーのカラー画
像が形成される。そこで次にはチャージャー10により
転写前帯電を行いカラー画像を構成する3種のトナーT
c、Tm、Tyの帯電極性を揃えたのちチャージャー1
1により転写紙S上に転写する。
このカラー画像を定着装置13により転写紙S上に定着
することにより所望のカラー記録画像を得ることができ
る。
なお上記プロセスの完了後はクリーナー12により複合
感光体1の局面がクリーニングされる。
[発明の効果コ 以上、本発明によればカラー画像記録用の新規な複合感
光体を提供できる。
この複合感光体は、上記の如く構成されているから光導
電層に所望の電荷分布を確実に形成できる。また複合感
光体表面は上部光導電層を構成する厚いキャリア輸送層
であるため、機械的な強度も強い。
さらに実施例に説明したように、導電性基体上の全ての
層をスプレー法で形成できるので安価に製造できる。
また各光導電層が光感度を持つ波長が下部光導電層から
上部光導電層に向かって次第に波長が長くなっているの
で、より下層にある光導電層への光がより上位の層によ
り吸収されることが少なく露光光の無駄が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、本発明の1実施例を説明するた
め図、第4図及び第5図は、本発明の複合感光体を用い
たカラー画像形成を説明するための図である。 10、、、導電性基体、Loo、下部光導電層、阿91
.中間光導電層、Uol、上部光導電層、Tl、T2.
、、 トラップ層、Bl、B2−、、バリア層、 Ll
、[1,、、キャリア発生層、気(図 第2図 第 4 図 駕 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 λ_1、λ_2、λ_3の順に波長が大きくなる3種の
    光により画像情報を書込んで、カラー画像形成を行うカ
    ラー画像形成方式に使用される感光体であって、 導電性基体上に、下部光導電層、中間光導電層、上部光
    導電層を有し、 これら各光導電層間にバリア・トラップ層が介設され、 上記上部光導電層がキャリア発生層とキャリア輸送層と
    により、キャリア輸送層が感光体表面をなすように構成
    され、 下部光導電層が実質的に波長λ_1の光に選択的に感度
    を持ち、中間光導電層が実質的に波長λ_2の光に選択
    的に感度を持ち、上部光導電層が実質的に波長λ_3の
    光に選択的に感度を持つように調製されたことを特徴と
    する、カラー画像形成用の複合感光体。
JP2015634A 1990-01-25 1990-01-25 カラー画像形成用の複合感光体 Pending JPH03219260A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8158313B2 (en) 2005-07-12 2012-04-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus for forming a color image, and image forming method for forming a color image

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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