JP2006324385A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006324385A
JP2006324385A JP2005145068A JP2005145068A JP2006324385A JP 2006324385 A JP2006324385 A JP 2006324385A JP 2005145068 A JP2005145068 A JP 2005145068A JP 2005145068 A JP2005145068 A JP 2005145068A JP 2006324385 A JP2006324385 A JP 2006324385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
mos transistor
semiconductor integrated
signal line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005145068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4806540B2 (ja
Inventor
Mototsugu Okujima
基嗣 奥島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2005145068A priority Critical patent/JP4806540B2/ja
Priority to US11/432,529 priority patent/US7352547B2/en
Priority to CNB2006100827113A priority patent/CN100463174C/zh
Publication of JP2006324385A publication Critical patent/JP2006324385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4806540B2 publication Critical patent/JP4806540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】
第1の電源系と第2の電源系の間で信号の伝送を行う信号線の電圧上昇を抑制することが可能となり、非常に高い異常電圧が発生した場合においても、回路の破壊を抑止することが可能な半導体集積回路を提供する。
【解決手段】
第1の電源線に接続された第1の回路111を有する第1の電源系11と、第2の電源線に接続された第2の回路121を有する第2の電源系12と、第1の回路111と第2の回路121との間に接続され、第1の回路111と第2の回路121との間で信号を伝送する信号線14と、信号線14とは異なり、第1の電源系11と第2の電源系12の間に異常電圧が発生したときに異常電流が流れる放電経路13と、異常電圧が発生したときに、異常電流が流れている放電経路13内の二点間の電位差に基づいて動作し、信号線14の電圧上昇を抑制する保護回路123と、を備えた半導体集積回路装置
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置に関する。特に、複数の電源系に生じる異常電圧に対する保護回路に関する半導体集積回路装置に関する。
近年、半導体集積回路における微細化、高速化が進められている。それに伴い、半導体集積回路における低電圧化が要求されている。また、それと同時に、ノイズに比較的弱い回路のために、複数の電源系を用いた電源配線を設けることが多用されるようになってきた。
例えば、アナログ回路とディジタル回路を半導体装置が有する場合、アナログ回路が電位変動に対して比較的に高感度であるため、アナログ回路とディジタル回路を異なる電源系に接続することが良くある。
これらの複数の電源系を持つ半導体集積回路において、サ一ジ電圧や静電気などの異常電圧による破壊を回避するための保護回路が開発されている。従来の保護回路を設けた、複数の電源系における半導体集積回路を図16に示す。信号線909で接続されたアナログ部901の電源電圧の低電位側903の電源線とディジタル部902の電源電圧の低電位側905の電源線とを、スイッチング回路である保護回路910を介して接続することによって、異常電圧による破壊を回避している(例えば特許文献1)。
この回路においては、一定量を超える電位差がアナログ部901の電源電圧の低電位側903の電源線とディジタル部902の電源電圧の低電位側905の電源線の間が生じた場合に、保護回路910が導通することによって、異常電圧によって生じる異常電流を放電している。
これにより、電源線の電位上昇に伴って信号線909の電位が上昇し、入力回路908を構成するMOS型トランジスタのゲート電位が過度に上昇して、MOS型トランジスタのゲートが破壊されることを、抑止することができる。
特開平9−172146号公報
しかしながら、この方法において、MOS型トランジスタの寄生バイポーラのスナップバック動作によって信号線909を保護しているので、入力回路908のMOS型トランジスタが極薄膜で形成されている場合、スナップバック動作が機能する前にゲート酸化膜を破壊してしまう可能性が高いという問題点がある。
上述のように、従来の保護回路では、MOS型トランジスタのスナップバック動作後のクランプ電圧がゲート酸化膜破壊電圧と同程度かそれ以上になると、複数の電源系を持つ半導体装置における信号線の異常電圧に対して十分に保護することができなかった。
本発明の一つの態様に係る半導体集積回路は、第1の電源線に接続された第1の回路を有する第1の電源系と、第2の電源線に接続された第2の回路を有する第2の電源系と、前記第1の回路と前記第2の回路との間に接続され、前記第1の回路と前記第2の回路との間で信号を伝送する信号線と、当該信号線とは異なり、前記第1の電源系と前記第2の電源系の間に異常電圧が発生したときに異常電流が流れる放電経路と、前記異常電圧が発生したときに、前記異常電流が流れている前記放電経路内の二点間の電位差に基づいて動作し、前記信号線の電圧上昇を抑制する保護回路と、を備えたものである。
本発明における他の態様に係る半導体集積回路は、電源線に接続された回路を有する電源系と、前記回路と前記電源系の外の回路との間で信号を伝送する信号線と、当該信号線とは異なり、前記電源系に異常電圧が発生したときに異常電流が流れる放電経路と、前記異常電圧が発生したときに、前記異常電流が流れている前記放電経路内の任意の二点間の電位差に基づいて動作し、前記信号線の電圧上昇を抑制する保護回路と、を備えたものである。
本発明に係る半導体集積回路によれば、異常電圧が発生したときに、異常電流が流れている放電経路内の二点間の電位差に基づいて保護回路を動作させることによって、第1の電源系と第2の電源系の間で信号の伝送を行う信号線の電圧上昇を抑制することが可能となり、非常に高い異常電圧が発生した場合においても、回路の破壊を抑止することが可能な半導体集積回路を作成することが可能である。
実施の形態1.
以下に、本発明を適用可能な実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
本実施の形態の半導体集積回路について説明する。本実施の形態の半導体集積回路のブロック図を図1に示す。第1の回路111を有する第1の電源系11では、電源線として、高電位側の電源線VDD1と低電位側の電源線GND1が設けられている。第1の回路111は、高電位側の電源線VDD1と低電位側の電源線GND1に接続されている。
また、第2の回路121を有する第2の電源系12は、電源線として、高電位側の電源線VDD2と低電位側の電源線GND2が設けられている。第2の回路121は、高電位側の電源線VDD2と低電位側の電源線GND2に接続されている。
電源線保護回路112と電源線保護回路122は、通常時には動作することはなく、静電気やサージ電圧などの異常電圧発生時に動作し、異常電流を流すために放電経路13に接続された保護回路である。
さらに、本実施の形態においては、VDD1とVDD2の間に異常電圧が発生した場合の放電経路13としてGND1の電源線とGND2の電源線とが接続されている。放電経路13は、VDD1→電源線保護回路111→GND1→GND2→電源線保護回路111→VDD2と接続された経路であり、電源線に異常電圧が発生した場合に、異常電圧による異常電流を放電するために電源線保護回路111、121を構成要素として有する経路である。
さらにまた、第1の回路111と第2の回路121との間には、信号線14が接続され、第1の回路111と第2の回路121との間で信号を伝送している。異常電圧発生時において、ほとんどの電流は放電経路13を流れるが、信号線14に一部の異常電流が流入することによって、信号線14の電圧が上昇すると、第2の回路121を破壊してしまうことがある。
そこで、本実施の形態においては、信号線14と放電経路13との間に、信号線保護回路123が接続されている。また、信号線保護回路123に接続され、異常電圧が発生したときに、異常電流が流れている放電経路13内の二点間の電位差を検出する検出手段124が設けられている。信号線保護回路123は、検出手段124が検出した電位差がある閾値を超えたときに動作するように設けられている。
信号線保護回路123が動作することによって、信号線14に流入する一部の異常電流を放電経路13に放電している。この放電により、信号線14の電圧上昇を抑えている。この検出回路が測定する二点間の電位差は、通常動作時の電位差では検出されないように検出回路を設計するか、あるいは異常電流発生時のみ検出回路を動作させることができる電位差が発生するような放電経路13上の任意の二点であり、通常動作時に信号線保護回路123を動作させないことによって、通常動作に影響を及ぼさないようにしている
ここで、第1の電源系11における高電位側の電源線VDD1とGND2の間に異常電圧が発生した場合を考える。第1の電源系11における高電位側の電源線VDD1に異常電圧が発生すると、このときに発生した異常電流は、電源線保護回路112を介してGND1とGND2に流れていく。
このとき、第1の回路111にも異常電流は流れ、信号線14を介して第2の回路121に流れてしまう。そして、信号線14の電圧がある閾値を超えると、第2の回路は破壊されてしまう。
そこで、本実施の形態においては、放電経路上の二点間の電位差を測定し、ある所定値を超えたときに、信号線14に接続された信号線保護回路123を動作させている。信号線保護回路123が動作すると、信号線14に流れた異常電流は信号線保護回路123を介して放電経路13に流され、第2の回路を破壊する破壊限界電圧に信号線14の電圧が到達するのを抑止することが可能となる。
また、本実施の形態においては、第1の回路11内の高電位側の電源線VDD1から信号線14までのインピーダンスと、信号線保護回路123のインピーダンスとの比で、信号線14の電圧を抑止する度合いを変化させることが可能である。そのため、信号線保護回路123のインピーダンスを低くすることによって、信号線14の電圧上昇がより抑止でき、第2の回路121の破壊限界電圧に到達する異常電圧の大きさを大きくすることが可能である。
さらに、信号線保護回路123と検出回路124の両方の機能を有するものとして、MOS型トランジスタを用いるとよい。これは、信号線保護回路123と検出回路124の両方の機能を有するものとしてMOS型トランジスタを用いることにより、信号線保護回路123と検出回路124のためのスペースを少なくすることができるため、省スペース化に役立つからである。
本実施の形態の一例の図を図2に示す。この例においては、第1の回路111として出力回路113、第2の回路121として入力回路125を用いている。また、信号線保護回路123としては、MOS型トランジスタ126が設けられている。さらに、放電経路13上には、放電手段として双対性ダイオード127が設けられている。
ここでいう放電手段とは、異常電圧発生時に異常電流を流し、通常時には何も動作をおこさないものである。放電手段は放電経路13上に設けられている。また、放電経路13上に設けられた双対性ダイオード127の両端の電位差を検知することによって、異常電流が流れているか否かの判断を鮮明にすることが可能となる。
MOS型トランジスタ126は、双対性ダイオード127の両端に接続している。MOS型トランジスタのゲートを双対性ダイオード127の一端に、ソースを双対性ダイオード127の他端に、ドレインを信号線14に接続している。このことから、MOS型トランジスタ126は、双対性ダイオード127の両端の電位差が所定以上の電位差になると動作するようになる。
VDD1に異常電圧が印加された場合、放電経路13によって、VDD1→GND1→GND2と異常電流が流れる。このときに、双対性ダイオード127の両端に電位差が生じ、MOS型トランジスタ126は動作するようになり、MOS型トランジスタ126のゲートとソース間の電位差が閾値電圧異常になれば、ドレインからソースに異常電流が流れることになり、入力回路125を介して信号線14に流入した電流は、MOS型トランジスタ126を介して放電経路13に流れることになる。
図3(a)において、図2に示した半導体集積回路のVDD1−GND2間の電位差とC−B間電位差の関係を実線で、VDD1−GND2間の電位差とMOS型トランジスタ126を流れる電流との関係を破線で示す。Bは、MOS型トランジスタ126と放電経路13が接続されているノードであり、CはMOS型トランジスタ126と信号線14が接続されているノードである。
この比較対象として、図16において示された従来の保護回路を用いた場合のVDD1−GND2間の電位差と、C−B間電位差を実線又はMOS型トランジスタ126を流れる電流との関係を図3(b)に示す。実線は、VDD1−GND2間の電位差とC−B間電位差の関係であり、破線は、VDD1−GND2間の電位差と従来例である図16における保護トランジスタを流れる電流との関係である。
VDD1−GND2間の電位差が異常電圧であり、C−B間の電位差が第2の回路121を破壊する電圧となる。より大きなVDD1−GND2間の電位差が加わっても、C−B間の電位差を破壊電圧以下に抑えられることが、良い保護回路の指標となる。
従来の保護回路を用いた場合においては、MOS型トランジスタの寄生バイポーラのスナップバック動作によって信号線を保護している。通常のMOS型トランジスタのスナップバック後のクランプ電圧は5V程度と高い電圧であるため、5Vより小さな電位差では小さな電圧をクランプすることはできない。つまり、5Vまでは、VDD1−GND2間電位差がそのままC−B間電位差となる。そのため、第2の回路の破壊限界電圧が5V以下であると、保護回路が機能する前に第2の回路が破壊されてしまう。スナップバック動作がおこる電位差が第2の回路の破壊限界電圧より大きい場合、保護回路が動作する前に第2の回路が破壊されてしまう。
それに対して、本実施の形態においては、低い電圧でMOS型トランジスタ126のゲート・ソース間電圧(=検出電圧)がトランジスタの閾値電圧以上になればMOS型トランジスタ126が動作するので、VDD1−GND2間の電位差が5V以下の領域であっても、C−B間の電位差を抑えることができる。つまり、C−B間電位差が第2の回路121の破壊限界電圧に到達するときのVDD1−GND2間の電圧を、従来例に比べて高くすることができる。そのため、本実施の形態に係る半導体集積回路は、より高電圧の異常電圧に対しても耐久可能な回路構成になっている。
本実施の形態の他の一例として、放電手段として放電経路13内に設置した双対性ダイオード127を抵抗128に置き換えたものがある。抵抗128の両端にMOS型トランジスタを接続した例を図4に示す。この抵抗128は、配線抵抗、ビア抵抗などの寄生抵抗であってもよいし、検出感度を上げるため、抵抗素子として付け加えたものであっても良い。
この例において、VDD1に異常電圧が印加された場合、異常電流が抵抗128に流れることによって、抵抗128の両端には電位差が生じる。この電位差によってMOS型トランジスタ126が動作を開始し、信号線14から異常電流を、MOS型トランジスタ126を介して放電経路13に流すことができる。このことにより、第2の回路121を破壊することを抑止することが可能となる。
さらに、本実施の形態の他の一例として、信号線保護回路123としてサイリスタ(SCR)129を用いてもよい(図5(a)参照)。この場合、MOS型トランジスタ126が放電経路13内の双対性ダイオード127の両端間の電位差を検知する手段となる。MOS型トランジスタ126のゲートを双対性ダイオード127の一端に、ソースを双対性ダイオード127の他端に、ドレインをSCR129に接続している。
この例においては、SCR129は、MOS型トランジスタ126がトリガーとなって動作することになる。VDD1に異常電圧が印加された場合、双対性ダイオード127の両端には電位差が生じ、MOS型トランジスタ126が動作を開始することになる。
このため、MOS型トランジスタ126に電流が流れ、それに伴いサイリスタ129にも電流が流れるようになる。また、SCR129のインピーダンスがMOS型トランジスタ126のインピーダンスに比べて非常に小さいため、VDD1に異常電圧が印加された場合の信号線14における電圧を非常に小さくすることが可能となる。
さらに、SCR129は、MOS型トランジスタ126に流れる電流よりも多くの電流を流すことが可能であり動作後のクランプ電圧が1V程度と低電圧であるため、非常に強力な信号線保護回路123として働くことができる。
図5(a)に示すようにSCR129を信号線保護回路123として用い、SCRのトリガーとしての役割を果たすMOS型トランジスタ126を設けた場合のVDD1−GND2間電位差と、B−C間電位差又はSCR動作電流の関係を図6(a)に示す。それに対して、図5(b)に示すようにSCR129のトリガーとなるMOS型トランジスタ126を設けない場合のVDD1−GND2間電位差と、C−B間電位差又はSCR動作電流の関係を図6(b)に示す。
VDD1に異常電圧が印加されたとき、MOS型トランジスタ126を設けている場合、双対性ダイオード127の両端に電位差が生じることによってMOS型トランジスタ126が動作を開始する。MOS型トランジスタ126が動作を開始することによって、SCR129内にも電流が流れ、信号線14から異常電流を放電経路13に流すことが可能となる。SCR129は大電流を流すことが可能であるため、VDD1−GND2の電位差が増大しても、信号線14の電圧(=C−B間電位差)は、第2の回路121の破壊限界電圧に到達しなくなる。
それに対して、図6(b)においては、トリガーとなるMOS型トランジスタ126がないため、SCR129のスナップバック動作開始電圧は10V以上となってしまい、VDD1−GND2間電位差(=C−B間電位差)が10VまでSCR129は、電流を流すことができない。そのため、信号線保護回路123として動作することができず、信号線14の電圧は第2の回路121の破壊限界電圧に到達してしまう。
これらのことから、SCR129とMOS型トランジスタ126の両方を設けた半導体集積回路を用いることによって、より強力な保護機能を有する半導体集積回路を作成することができる。
さらに、異常電圧発生時に異常電流が流れる放電経路内の二点は、上記の半導体集積回路においては、上記の半導体集積回路においては、双対性ダイオード127や抵抗128の両端にしていたが、放電経路13内の任意の二点でよい。ここでいう放電経路13とは、保護素子のみを通る放電経路である。その一例を図7に示す。
この例においては、VDD1−GND1間に、電源線保護回路112と並列に接続されたコンデンサ114と抵抗115を設けている。このコンデンサ114と抵抗115の間のD点と第2の回路12の低電位側の電源線GND2の一点をMOS型トランジスタ126に接続している。
この場合、VDD1に異常電圧発生時に、異常電流の大半が電源線保護回路112を介して流れ、少量の変位電流が、コンデンサ114及び抵抗115を介して流れ、双対性ダイオード127を介して第2の電源系12の低電位側の電源線GND2に流れ込む。そのため、異常電圧が生じた場合、信号線保護回路123であるMOS型トランジスタ126は動作を開始し、信号線14に流れ込む異常電流を放電経路13に放電することが可能となる。
さらに、これらの半導体集積回路において、信号線保護回路123としてのMOS型トランジスタ126のゲート部分に、第2の保護回路130を接続するとよい(図8参照)。第2の保護回路は、放電経路13とMOS型トランジスタ126のゲートと接続した導線上に抵抗を設け、この導線と放電経路13を接続する導線上にダイオードを配置している。
これは、異常電圧発生時に異常電流が流れる放電経路内の二点間の電位差が、信号線保護回路123の破壊耐圧よりも大きくなってしまう可能性がある場合に、第2の保護回路130を用いることによって、信号線保護回路123の破壊を抑制することができる。
図9(a)に第2の保護回路130が設けられている場合のVDD1−GND2間電位差と、A−B間電位差又はC−B間電位差の関係を、図9(b)に、第2の保護回路130が設けられていない場合のVDD1−GND2間電位差と、A−B間電位差又はC−B間電位差の関係を示す。この場合、第2回路の破壊限界電圧と信号線保護回路123の破壊限界電圧は同一電圧であると仮定している。
第2の保護回路130が設けられていない場合、VDD1−GND2間の電位差が上昇するに従って、A−B間、C−B間両方ともが上昇してしまうため、C−B間の電位差が第2の回路121の破壊限界電圧に到達するよりも前に、A−B間の電位差がMOS型トランジスタ126の破壊限界電圧に到達してしまう可能性がある。このとき、保護回路123が破壊してしまうため、信号線14の保護機能がなくなるため、実質的にLSI自体が耐えることのできるVDD1−GND2間の電圧が低くなってしまう。
それに対して、第2の保護回路130が設けられている場合には、VDD1−GND2間の電位差が高い場合、第2の保護回路130が動作し、A−B間の電位差を一定にするため、VDD1−GND2間の電位差が大きくなったときに、A−B間の電位差を抑制することができるため、信号線保護回路123としてのMOS型トランジスタ126は破壊されない。そのため、信号線14の電圧上昇による第2の回路121の破壊を抑止する方向に信号線保護回路123が働き、第2の回路121の破壊限界電圧に到達するVDD1−GND2間の電圧を上昇させる結果となる。
さらに、第2の信号線保護回路123は、出力回路113が並列に接続され、それに対応する入力回路125が存在し、複数の信号のやり取りがある場合において、電位差を検出する点や第2の保護回路は、共通化して単一のものを用いることが可能である(図10参照)。
以上のように、検出回路を含む信号線保護回路123を放電経路13上の二点間の電位差によって動作させることによって、信号線14の電圧上昇を抑制することが可能となる。また、信号線保護回路123の保護動作時のインピーダンスを制御することによって、異常電圧発生時の信号線14の電圧を変化することが可能となり、第2の回路121の破壊限界電圧に到達する異常電圧の大きさを制御することが可能となる。
以上では、信号線保護回路123が第2の回路121に位置するような図を用いたが、図11のように、第1の回路111側に信号線保護回路123が存在してもよい。また、上記の半導体集積回路における放電経路13は、第1の電源線の低電位側と第2の電源線の低電位側とに接続されている例を示したが、第1の電源線の高電位側と第2の電源線の高電位側とに接続されていてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2に係る半導体集積回路は、信号線保護回路123が第1の電源線の高電位側VDD1に接続されている。半導体集積回路のブロック図を図12に示す。構成要素や動作原理で実施の形態1と同様のものは省略する。
本実施の形態においては、信号線保護回路123が第1の電源線の高電位側VDD1に接続されているため、異常電圧発生時に、VDD1から直接異常電流を流すことが可能となる。つまり、保護回路のみを経由する放電経路13が増加したことになる。そのことから、信号線14には異常電流が流れにくくなり、第2の回路121を破壊することを抑制することが可能となる。
本実施の形態の一例として、信号線保護回路123としてSCR129を用い、SCR129のトリガーとしての役割をはたすMOS型トランジスタ126を、異常電圧発生時に異常電流が流れる放電経路13内の二点に接続した半導体集積回路を図13(a)に示す。
この例においては、異常電流が流れることによって双対性ダイオード127の両端に電位差が生じ、MOS型トランジスタ126が動作を開始する。そのことによって、SCR129にも電流が流れることが可能となり、異常電流を第1の高電位側の電源線VDD1から直接流すことが可能となる。これらのことより、信号線14にかかる電圧も抑制されることになる。
また、図13(b)には、検出回路であるMOS型トランジスタ126が、保護回路としても動作し、このMOS型トランジスタ126のドレインが、第1の高電位側の電源線VDD1に接続されている半導体集積回路を示す。この場合においても、異常電流が流れることによって、双対性ダイオード127の両端に電位差が生じ、MOS型トランジスタ126が動作を開始する。そのことによって、異常電流を第1の高電位側の電源線VDD1から直接流すことが可能となる。これらのことより、信号線14にかかる電圧も抑制される。
以上より、信号線保護回路123が第1の電源線の高電位側VDD1に接続することによって、耐圧の高い半導体集積回路を作成することが可能となる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る半導体集積回路は、第1の電源系21と第2の電源系22を接続する放電経路を限定している。本実施の形態に係る半導体集積回路の上面図を図14(a)に示す。比較対象として、従来の複数の電源系を有する半導体集積回路の上面図を図14(b)に示す。構成要素や動作原理で実施の形態1と同様のものは省略する。
図14において、第1の回路201を有する第1の電源系21は、第1の回路201の周りに放電経路206を有している。放電経路206は、第1の電源系21の高電位側のパッド202a、202bが設けられ、電源線保護回路204、205を介して、第1の電源系21の低電位側のパッド203に接続されている。
また、第2の回路211を有する第2の電源系22は、放電経路206が第2の回路211の周りに設けられている。放電経路206は、第2の電源系の高電位側のパッド212と第2の電源系の低電位側のパッド213を、電源線保護回路214、215を介して接続している。
従来の複数の電源系を有する半導体集積回路においては、放電経路206を幅広くするために、第1の電源系21と第2の電源系22との間の放電経路221を第1の電源系21と第2の電源系22が接する領域に設けていた。しかしながら、本実施の形態においては、第1の電源系21と第2の電源系22との間の放電経路222を、第1の電源系21内の放電経路と第2の電源系22内の放電経路とが対抗している部分の長さより短い幅を有する領域の放電経路に限定している。
これは、放電経路206が限定されることによって、第1の電源系21と第2の電源系22との間の放電経路222内に有する信号線保護回路123が検知する電位差を精度良く検知するためである。
以上のようにすることによって、異常電圧発生時に精度良く異常電流を検知することができる半導体集積回路を作成することが可能となる。
実施の形態4.
上記の実施の形態1.実施の形態2.及び実施の形態3において、すべての電源系が単一のチップ31上に載置されたもの(SOC:System On a chip)を考えていたが、本実施の形態においては、各電源系が載置したチップ31を複数有するパッケージを考えている(SIP:System in a package)。図15に、SOCの場合(図15(a))とSIPの場合(図15(b))における構成図を示す。
SOCの場合、第1の回路111及び電源線保護回路112を有する第1の電源系を載置しているチップ31と第2の回路121、電源線保護回路122、及び信号線保護回路123を有する第2の電源系両方と信号線14が一枚のチップ31上に載置されている。
SIPの場合、第1の回路111及び電源線保護回路112を有する第1の電源系が載置された第1のチップ32と、第2の回路121、電源線保護回路122、及び信号線保護回路123を有する第2の電源系が載置された第2のチップ33が存在する。第1のチップ32と第2のチップ33は、信号線14で接続されている。また、放電経路13として、第1のチップ32内のGND1と第2のチップ33内のGND2間が接続されている。なお、信号線保護回路123は、第1のチップ32に設けられてもよい。
SIPの場合は、例えば、第1のチップ32が他社製品であって、信号線を保護する保護回路が載置されているかわからない場合に、第2のチップ33に信号線保護回路123を設けることによって、異常電圧発生時における信号線14の電圧の上昇を抑止することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
実施の形態1に係る半導体集積回路のブロック図 放電経路上のダイオードの両端の電位差を用いた実施の形態1に係る半導体集積回路の例1 放電経路上のダイオードの両端の電位差を用いた実施の形態1に係る半導体集積回路の例1における、VDD1−GND2間の電位差と、B−C間電位差又はMOS型トランジスタ126を流れる電流との関係 放電経路上の抵抗の両端の電位差を用いた実施の形態1に係る半導体集積回路の例2 サイリスタを用いた実施の形態1に係る半導体集積回路実施の形態1に係る半導体集積回路の例3 サイリスタを用いた実施の形態1に係る半導体集積回路実施の形態1に係る半導体集積回路の例3における、VDD1−GND2間の電位差と、B−C間電位差又はMOS型トランジスタ126を流れる電流との関係 実施の形態1に係る半導体集積回路の例4 保護回路を保護する第2の保護回路を用いた実施の形態1に係る半導体集積回路の例5 保護回路を保護する第2の保護回路を用いた実施の形態1に係る半導体集積回路の例5におけるVDD1−GND2間の電位差と、A−B間電位差又はB−C間電位差との関係 並列された回路における実施の形態1に係る半導体集積回路の例6 信号線保護回路を第1の電源系に載置した実施の形態1に係る半導体集積回路の例6 実施の形態2に係る半導体集積回路のブロック図 実施の形態2に係る半導体集積回路の例1 実施の形態3に係る半導体集積回路の上面図 SIPの場合とSOCの場合における半導体集積回路の構成図 従来の保護回路が設けられた複数の電源系を有する半導体集積回路の構成図
符号の説明
11 第1の電源系 12 第2の電源系 13 放電経路 14 信号線
21 第1の電源系 22 第2の電源系 31 チップ
32 第1のチップ 33 第2のチップ
111 第1の回路 112 電源線保護回路 113 出力回路 114 コンデンサ
115 抵抗 121 第2の回路 122 電源線保護回路 123 信号線保護回路
125 入力回路 126 MOS型トランジスタ 127 ダイオード 128 抵抗
129 サイリスタ 130 第2の保護回路
201 第1の回路 202a、b 第1の電源系の高電位側パッド
203 第1の電源系の低電位側パッド 204、205 電源線保護回路
206 放電経路 211 第2の回路 212 第2の電源系の高電位側パッド
213 第2の電源系の低電位側パッド 214、215 電源線保護回路
222 第1の電源系と第2の電源系との間の放電経路
901 アナログ部 902 ディジタル部
903 アナログ部の電源電圧の低電位パッド 904 印加端子
905 ディジタル部の電源電圧の低電位パッド 906 出力回路
907 入力保護回路 908 入力回路 909 信号線 910 保護回路

Claims (13)

  1. 第1の電源線に接続された第1の回路を有する第1の電源系と、
    第2の電源線に接続された第2の回路を有する第2の電源系と、
    前記第1の回路と前記第2の回路との間に接続され、前記第1の回路と前記第2の回路との間で信号を伝送する信号線と、
    当該信号線とは異なり、前記第1の電源系と前記第2の電源系の間に異常電圧が発生したときに異常電流が流れる放電経路と、
    前記異常電圧が発生したときに、前記異常電流が流れている前記放電経路内の二点間の電位差を検出する検出回路と、
    その検出回路の出力に基づいて動作し、前記信号線の電圧上昇を抑制する保護回路と、を備えた半導体集積回路装置。
  2. 前記二点は、前記放電経路内の放電手段を挟む位置にある、請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記検出回路が、前記二点に接続されたMOS型トランジスタであり、
    前記二点の内の一点が前記MOS型トランジスタのゲートに接続され、他点が前記MOS型トランジスタのソースに接続されている請求項1又は請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記検出回路であるMOS型トランジスタが、保護回路としても動作し、前記MOS型トランジスタのドレインが、前記信号線に接続されている請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記検出回路であるMOS型トランジスタが、保護回路としても動作し、前記MOS型トランジスタのドレインが、前記第1の電源系の高電位側の電源線に接続されている請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記保護回路がサイリスタであり、
    前記サイリスタと接続された前記検出回路であるMOS型トランジスタが設けられ、
    前記MOS型トランジスタのゲートが前記二点の内の一点に接続され、他点が前記MOS型トランジスタのソースに接続され、
    前記MOS型トランジスタのドレインが、前記サイリスタを構成するバイポーラのベース部分に接続され、
    前記MOS型トランジスタが前記二点間の電位差によって動作し、当該動作によって前記サイリスタが動作を開始する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記検出回路を保護する第2の保護回路をさらに有する請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記第2の保護回路が、抵抗とダイオードを有する、請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記第1の回路と前記第2の回路の間に位置する前記放電経路内に前記二点が位置し、
    前記第1の回路と前記第2の回路の間に位置する前記放電経路が、
    前記異常電圧が発生したときに、前記二点間の電位差を検出でき、前記第1の電源系内の放電経路と前記第2の電源系内の放電経路とが対抗している部分の長さより短い幅を有する領域に位置する請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  10. 電源線に接続された回路を有する電源系と、
    前記回路と前記電源系の外の回路との間で信号を伝送する信号線と、
    当該信号線とは異なり、前記電源系に異常電圧が発生したときに異常電流が流れる放電経路と、
    前記放電経路上と異なる場所に位置し、前記放電経路上の二点の電位差に基づいて動作する保護回路と、を備えた半導体集積回路装置。
  11. 前記保護回路が前記放電経路内の放電手段の両端に接続されている請求項10に記載の半導体集積回路装置。
  12. 前記保護回路が、前記二点に接続されたMOS型トランジスタであり、
    前記二点の内の一点が前記MOS型トランジスタのゲートに接続され、他点が前記MOS型トランジスタのソース又はドレインに接続されている請求項10又は請求項11に記載の半導体集積回路装置。
  13. 前記保護回路がサイリスタであり、
    前記サイリスタと接続されたMOS型トランジスタが設けられ、
    前記MOS型トランジスタのゲートが前記二点の内の一点に接続され、他点が前記MOS型トランジスタのソース又はドレインに接続されている請求項10又は請求項11に記載の半導体集積回路装置。
JP2005145068A 2005-05-18 2005-05-18 半導体集積回路装置 Active JP4806540B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145068A JP4806540B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-18 半導体集積回路装置
US11/432,529 US7352547B2 (en) 2005-05-18 2006-05-12 Semiconductor integrated circuit device
CNB2006100827113A CN100463174C (zh) 2005-05-18 2006-05-18 半导体集成电路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145068A JP4806540B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-18 半導体集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006324385A true JP2006324385A (ja) 2006-11-30
JP4806540B2 JP4806540B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=37425484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005145068A Active JP4806540B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-18 半導体集積回路装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7352547B2 (ja)
JP (1) JP4806540B2 (ja)
CN (1) CN100463174C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081307A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Toshiba Corp Esd保護回路
JP2009130119A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Toshiba Corp 半導体集積回路
JP2010109009A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 静電気放電保護回路及びそれを有する集積回路装置
JP2011176031A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Renesas Electronics Corp 半導体装置

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005033135A1 (de) * 2005-07-15 2007-01-25 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur Fehlerstromerkennung in einer elektronischen Einrichtung
JP4986459B2 (ja) * 2006-01-24 2012-07-25 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
US7848068B2 (en) * 2006-09-07 2010-12-07 Industrial Technology Research Institute ESD protection circuit using self-biased current trigger technique and pumping source mechanism
US7692907B2 (en) * 2006-09-11 2010-04-06 Industrial Technology Research Institute Circuit for electrostatic discharge (ESD) protection
US20080218920A1 (en) * 2007-03-08 2008-09-11 Sarnoff Corporation Method and aparatus for improved electrostatic discharge protection
US7817386B2 (en) * 2007-10-10 2010-10-19 Amazing Microelectronics Corp. ESD protection circuit for IC with separated power domains
TW200947822A (en) * 2008-05-09 2009-11-16 Tpo Displays Corp Electrostatic discharge (ESD) protection circuit and electronic system utilizing the same
JP2010103274A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Nec Electronics Corp 半導体パッケージ
US8022569B2 (en) * 2008-10-23 2011-09-20 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for discharging bus voltage using semiconductor devices
TW201306416A (zh) * 2011-07-28 2013-02-01 Raydium Semiconductor Corp 具有靜電放電保護效應的電子裝置
US8976497B2 (en) * 2012-05-22 2015-03-10 Synopsys, Inc. Preventing electrostatic discharge (ESD) failures across voltage domains
US8958186B2 (en) 2012-10-02 2015-02-17 Synopsys, Inc. Mitigating cross-domain transmission of electrostatic discharge (ESD) events
US10090829B2 (en) * 2013-05-21 2018-10-02 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
US10305480B2 (en) * 2015-12-09 2019-05-28 Mediatek Inc. Voltage generating circuit and ESD protecting method
CN107346769B (zh) * 2016-05-04 2020-03-10 扬智科技股份有限公司 静电放电保护装置
CN106158850B (zh) * 2016-08-26 2019-06-11 华为技术有限公司 静电放电保护装置及多电源域集成电路
JP7089463B2 (ja) * 2018-12-11 2022-06-22 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及び半導体装置システム
KR20200077746A (ko) * 2018-12-21 2020-07-01 주식회사 실리콘웍스 정전기 방전 보호 회로

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005142345A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Canon Inc 半導体装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0623958B1 (de) * 1993-05-04 1998-04-01 Siemens Aktiengesellschaft Integrierte Halbleiterschaltung mit einem Schutzmittel
US5646343A (en) * 1993-07-02 1997-07-08 Pritchard; Declan Nigel System and method for monitoring wind characteristics
JPH0837238A (ja) * 1994-07-21 1996-02-06 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
DE19507313C2 (de) * 1995-03-02 1996-12-19 Siemens Ag Halbleiterbauelement mit Schutzstruktur zum Schutz vor elektrostatischer Entladung
JP3229809B2 (ja) 1995-08-31 2001-11-19 三洋電機株式会社 半導体装置
US6075686A (en) * 1997-07-09 2000-06-13 Industrial Technology Research Institute ESD protection circuit for mixed mode integrated circuits with separated power pins
TW502459B (en) * 2001-01-03 2002-09-11 Taiwan Semiconductor Mfg Diode structure with high electrostatic discharge protection and electrostatic discharge protection circuit design of the diode

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005142345A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Canon Inc 半導体装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081307A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Toshiba Corp Esd保護回路
JP4516102B2 (ja) * 2007-09-26 2010-08-04 株式会社東芝 Esd保護回路
JP2009130119A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Toshiba Corp 半導体集積回路
JP2010109009A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 静電気放電保護回路及びそれを有する集積回路装置
JP2011176031A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Renesas Electronics Corp 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4806540B2 (ja) 2011-11-02
US7352547B2 (en) 2008-04-01
CN100463174C (zh) 2009-02-18
US20060262472A1 (en) 2006-11-23
CN1866522A (zh) 2006-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4806540B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP4516102B2 (ja) Esd保護回路
US8116047B2 (en) Electrostatic discharge protective circuit having rise time detector and discharge sustaining circuitry
KR101870995B1 (ko) 반도체 집적회로의 esd 보호 회로
JP3990352B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2008263068A (ja) 静電気保護回路
JP2017037949A (ja) 半導体装置
KR20060120664A (ko) 능동적 보호 회로 장치
JP4615023B2 (ja) 切替可能i/oデカップリング・キャパシタンス機能を実現する局部esdパワーレールクランプ
EP2919347B1 (en) Surge-protection circuit and surge-protection method
KR100855265B1 (ko) 정전기 방전 보호 회로
JP2005093497A (ja) 保護回路を有する半導体装置
KR101006098B1 (ko) 정전기 방전 회로
JP2007527188A (ja) 集積回路装置の保護回路
US5515226A (en) Integrated circuit incorporating a system of protection against electrostatic discharges
JP2003273227A (ja) 半導体集積回路装置
US7672102B2 (en) Electrical overstress protection
US20070247771A1 (en) Analog Input/Output Circuit with ESD Protection
JP3943109B2 (ja) 静電放電から集積回路を保護する回路構造
US20070115600A1 (en) Apparatus and methods for improved circuit protection from EOS conditions during both powered off and powered on states
JP2004022950A (ja) 半導体装置の静電気破壊防止回路
US7940501B2 (en) System and method to relieve ESD requirements of NMOS transistors
JP2009099641A (ja) 静電保護装置
US8363366B2 (en) Electrostatic discharge protection circuit
JP5143096B2 (ja) 保護回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4806540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350