JP2006265505A - 耐汚染性付与組成物、塗料組成物および該塗料組成物から得られる塗膜 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 オルガノシリケート化合物(A)、ポリオキシアルキレン基含有化合物(B)、有機錫化合物(C)、アミン化合物(D)、アルコール(E)を組み合わせた混合物を水性塗料に添加することにより、塗料の可使時間を調整でき、形成された塗膜は、親水性、耐汚染性が発現する。
Description
この方法により、形成した塗膜の親水性が向上し、油性の汚染物質の付着防止に効果があり、また、付着した汚染物質を降雨等の水滴で洗い流すことが可能である。しかしながら、上記方法を水性塗料に適用した場合、オルガノシリケートの水性塗料への混和性が悪く、表面光沢が低下するという問題があった。
これに対して、オルガノシリケートの水性塗料への混和性を改良する方法として、オルガノシリケートと乳化剤の混合物を添加する方法が開示されている(例えば特許文献2参照)。
本願は、オルガノシリケートの加水分解を防いで塗料の可使時間を保持し、耐汚染性が発現しなくなった塗料は使用できない、あるいは使用するのをためらう様な状態とすることを特徴としたものである。
・(A)一般式(1)で示されるオルガノシリケート化合物またはその部分加水分解縮合物
Si−(OR)4・・・・一般式(1)
(式中、Rは同じかまたは異なり炭素数1〜4のアルキル基である)、
(B)ポリオキシアルキレン基含有化合物、
(C)有機錫化合物、
(D)アミン化合物
(E)アルコールからなる耐汚染性付与組成物(請求項1)。
・(D)成分がアルカノールアミン化合物であることを特徴とする請求項1に記載の耐汚染性付与組成物(請求項2)。
・(C)成分が一般式(2)で示される含硫黄有機錫化合物
(R1)(R2)Sn(S−R3)(S−R4)・・・一般式(2)
(式中、R1、R2は同じかまたは異なり炭素数1〜8の直鎖あるいは分岐したアルキル基、R3、R4は直鎖あるいは分岐した炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基から選ばれる炭化水素基である)であることを特徴とする請求項1または2の1項に記載の耐汚染性付与組成物(請求項3)。
・(B)成分がポリオキシプロピレン基含有化合物であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物(請求項4)。
・(B)成分の末端が水酸基、エーテル基、エステル基、アリル基、(メタ)アクリル基から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物(請求項5)。
・(E)成分が2,2,4−トリメチルペンタンジオール−1,3−モノイソブチレートであることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物(請求項6)。
・さらに必要に応じて、(F)カルボジイミド化合物が配合されてなる請求項1〜6いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物(請求項7)。
・請求項1〜7いずれか1項に記載された耐汚染性付与組成物とバインダ成分を含有する塗料組成物(請求項8)。
・前記バインダーが合成樹脂のエマルジョンであることを特徴とする請求項8記載の塗料組成物(請求項9)。
・前記合成樹脂のエマルジョンがアルコキシシリル基含有重合体のエマルジョンであることを特徴とする請求項9記載の塗料組成物(請求項10)。
・前記合成樹脂のエマルジョンがポリオキシアルキレン基含有重合体のエマルションであることを特徴とする請求項9または10いずれか1項に記載の塗料組成物(請求項11)。
・前記ポリオキシアルキレン化合物(B)がオルガノシリケート化合物(A)100重量部に対して5〜300部であることを特徴とする請求項8〜11いずれか1項に記載の塗料組成物(請求項12)。
・請求項7〜12いずれか1項に記載の塗料組成物から得られる塗膜(請求項13)。
以上の構成によるものである。
本願は、オルガノシリケートの急速な加水分解・縮合を防いで塗料の可使時間を保持し、加水分解・縮合が進みすぎ、耐汚染性が発現しないあるいは耐汚染性能が低くなった塗料は使用できない、あるいは使用するのをためらう様な状態とすることができる。
この様な状況となるには、塗装作業手順からみて、作業当日朝に調合した塗料をその日一日は安定的に使用でき、翌日には使わないようにすればよいので、調合後の安定性期間の目安としては、24時間が目安として考えられる。なるべくなら20時間、あるいは15時間が好ましい。
(オルガノシリケート)
本発明で使用可能なオルガノシリケート化合物(A)としては、加水分解性珪素基を含有する化合物であり、下記一般式(1)として現される化合物又はその部分分解縮合物である。
Si−(OR)4・・・・一般式(1)
(式中Rは同じか又は異なり炭素数1〜4のアルキル基である)
具体的化合物としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラ−i−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトラ−i−ブトキシシラン、テトラ−t−ブトキシシラン及びそれらの部分加水分解・縮合物が例示できる。中でもメチルシリケート51、エチルシリケート45、エチルシリケート40、エチルシリケート48(以上、コルコート(株)製)、シリケート45、シリケート40(以上、多摩化学工業(株)製)が望ましい。上記化合物は1種単独でもよく、2種以上を併用しても良い。
本発明におけるポリオキシアルキレン基含有化合物(B)は、親水性基部位として機能し、得られる耐汚染性付与組成物を水性塗料中に均一に分散するができる。
ポリオキシアルキレン基の具体例としては、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、オキシエチレン基とオキシプロピレン基がブロックまたはランダム結合したポリオキシアルキレン基、前記ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリオキシアルキレン基に、さらにオキシオキシブチレン基がブロックまたはランダム結合で含まれている基などが挙げられる。
上記ポリオキシアルキレン基含有化合物の使用量は、オルガノシリケート化合物(A)100重量部に対し、5〜300部、更には10〜150部が好ましい。
5重量部未満では、耐汚染性付与組成物が水性塗料中に均一に分散せず、形成した塗膜の光沢値が低下し、また、300重量部以上用いた場合、形成した塗膜の初期タック、硬度が低下する傾向がある。
本発明における(C)成分である有機錫化合物としては、ジオクチル錫ビス(2−エチルヘキシルマレ−ト)、ジオクチル錫オキサイドまたはジブチル錫オキサイドとシリケ−トとの縮合物、ジブチル錫ジオクトエ−ト、ジブチル錫ジラウレ−ト、ジブチル錫ジステアレ−ト、ジブチル錫ジアセチルアセトナ−ト、ジブチル錫ビス(エチルマレ−ト)、ジブチル錫ビス(ブチルマレ−ト)、ジブチル錫ビス(2−エチルヘキシルマレ−ト)、ジブチル錫ビス(オレイルマレ−ト)、スタナスオクトエ−ト、ステアリン酸錫、ジ−n−ブチル錫ラルレ−トオキサイドがある。また、分子内にS原子有する錫化合物としては、ジブチル錫ビスイソノニル−3―メルカプトプロピオネ−ト、ジオクチル錫ビスイソノニル−3−メルカプトプロピオネ−ト、オクチルブチル錫ビスイソノニル−3−メルカプトプロピオネ−ト、ジブチル錫ビスイソオクチルチオグルコレ−ト、ジオクチル錫ビスイソオクチルチオグルコレ−ト、オクチルブチル錫ビスイソオクチルチオグルコレ−トなどが挙げられる。
更に、水中での安定性およびポットライフ後の塗料を用いても接触角が低下するという点から、成分が一般式(2)で示される含硫黄有機錫化合物
(R1)(R2)Sn(S−R3)(S−R4)・・・一般式(2)
(式中、R1、R2は同じかまたは異なり炭素数1〜8の直鎖あるいは分岐したアルキル基、R3、R4は直鎖あるいは分岐した炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基から選ばれる炭化水素基である)であることが好ましく、具体的にはジブチル錫ビスドデシルメルカプチド、ジオクチル錫ビスドデシルメルカプチドなどが挙げられる。
(アミン化合物)
本発明における(D)成分であるアミン化合物はアルカノールアミン化合物が好ましく、具体的にはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジメチルプロパノールアミン等が挙げられる。
これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
(D)成分はオルガノシリケート化合物(A)100重量部に対し、0.1〜20重量部配合することができ、好ましくは0.5〜20重量部、更に好ましくは1〜10重量部である。配合量が0.1重量部未満では例えば翌日までのように時間経過をしても塗料をゲル化させることが困難であり、20重量部を超えると塗膜の耐水性が低下する傾向がある。
本発明における(E)成分であるアルコール類として特に代表的なものを例示すれば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルキルアルコール、または、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルキレングリコール誘導体、または、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のアルキレングリコールアルキルエーテル誘導体、あるいは、2,2,4‐トリメチルペンタン−1,3−ジオール、2,2,4−トリメチルペンタンジオール−1.3‐モノブチレート等の種々のアルキル置換脂肪族多価アルコール系誘導体が挙げられる。
これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明における(F)成分であるカルボジイミド基含有化合物を配合した場合には、塗膜の外観性、光沢を更に向上させることができる。(F)成分としては、例えば、特開平8−59303号記載の水溶性又は自己乳化型カルボジイミド化合物などがあげられる。
(F)成分を使用する場合には、オルガノシリケート化合物(A)100重量部に対し、50重量部以下配合することができ、好ましくは30重量部以下である。50重量部を超えると塗膜の初期タック、硬度が低下する。
オルガノシリケートに脱水作用があるため、通常、汚染付与組成物中では脱水剤(G)は必要としないが、特に水との反応性が高いオルガノシリケートや水溶性および/または水分散製硬化剤を用いる場合には、脱水剤を配合することが好ましい。
本発明の耐汚染性付与組成物の作製方法としては、上記(A)〜(E)成分、場合によっては(F)成分および(G)成分を単純に混合・撹拌することで得る事が可能である。また、他の方法としては、物性に影響を与えない程度に加熱することでも対処可能である。100℃以上の高温にした場合や水分が混入した場合は、(A)成分の縮合反応の進行が起り、耐汚染性付与組成物自体が増粘・ゲル化する可能性もある。また、ゲル化しないまでも水性塗料に添加し形成した塗膜の耐汚染性低下・光沢低下等の機能低下する場合があり、注意が必要である。
本発明に使用可能な合成樹脂のエマルジョンとしては、アクリル樹脂エマルジョン、ウレタン樹脂エマルジョン、ふっ素樹脂エマルジョン、エポキシ樹脂エマルジョン、ポリエステル樹脂エマルジョン、アルキド樹脂エマルジョン、メラミン樹脂エマルジョンなどが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。また、これらは単独で使用しても2種以上を併用しても良い。これらの中でコスト、樹脂設計の自由度の高さなどからアクリル樹脂エマルジョンが有利である。
アクリル樹脂エマルジョンとしては、アクリル系単量体、及びアクリル系単量体と共重合可能な単量体とをラジカル共重合により得られるものが使用できる。
上記のように得られたアルコキシシリル基含有アクリル系エマルジョンは、本発明のアルコキシシラン化合物の加水分解・縮合を促進する化合物(C)成分が混合された場合、架橋反応が進行し、耐水性・耐候性が良好な塗膜となる。
本発明における耐汚染性付与組成物と水性塗料の混合方法としては、直接、水性塗料に耐汚染性付与組成物を添加すればよい。予め、合成樹脂のエマルジョンに耐汚染性付与組成物を添加し、塗料配合剤を配合し、水性塗料とすることも可能であるが、予め作製しておいた水性塗料に塗装直前に本発明の耐汚染性付与組成物を添加する方法が挙げられる。この方法では塗料を塗布した際の塗膜の物性変化が少なくて好ましい。この方法であれば、安定して優れた耐汚染性と高い光沢を有する塗膜を形成させることが可能である。また、上記両方の方法を併用することも可能である。即ち、合成樹脂のエマルジョンに耐汚染性付与組成物を添加した水性塗料に塗装前に更に耐汚染性付与組成物を添加する方法である。
(耐汚染性付与組成物の製造方法:製造例1〜10)撹拌機、還流冷却器、窒素ガス導入管を備えた容器に表1に示す成分を(B)、(E)、(F)、(A)、(C)、(G)、(D)の順序で撹拌しながら、投入した(用いない成分がある場合はその成分の投入をせず、次の成分を投入した)。また、成分(D)は成分(E)の一部と予め混合してから投入すれば、より均一に混合するため好ましい。
投入終了後、30分撹拌し、製造例1〜10の耐汚染性付与組成物を得た。得られた耐汚染性付与組成物を透明容器に入れ、目視にて分離・沈降がないかを確認し、分離・沈降がないものを○とした。
シリケート45: エチルシリケート部分加水分解縮合物(シリカ残量比率45%)(多摩化学工業(株)製)
エチルシリケート40: エチルシリケート部分加水分解縮合物(シリカ残量比率40%)(コルコート(株)製)
ユニオールDB−530:ポリプロピレングリコールビスフェノールAエーテル(日本油脂(株)製)
ユニセーフPKA−5014:ポリプロピレングリコールアリルエーテル(日本油脂(株)製)
ユニセーフNKL−9520:ポリプロピレングリコールジステアレート(日本油脂(株)製)
ニューコール562:ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル(日本乳化剤(株)製)
ユニオックスPKA−5006:メトキシポリエチレングリコールアリルエーテル(日本油脂(株)製)
カルボジライトV−04B: 水溶性ポリカルボジイミド(日清紡積(株)製)
アディティブTI: 単官能イソシアナート(住化バイエルウレタン(株)製)。
撹拌機、還流冷却器、窒素ガス導入管および滴下ロートを備えた反応容器に、脱イオン水200重量部、Newcol−707SF(日本乳化剤(株)製:有効成分30%)0.16重量部、炭酸水素ナトリウム0.05重量部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ50℃に昇温した。昇温後、表2(Em−1)のコア部に示すモノマー混合物のうちの12重量部、t−ブチルハイドロパーオキサイド0.14重量部、ロンガリット0.4重量部を添加し、30分間初期重合を行った。上記モノマー混合物の残り268重量部にアクアロンBC0515(第一工業製薬(株)製:有効成分15%)9.7重量部、アクアロンRN2025(第一工業製薬(株)製:有効成分20%)2.7重量部および脱イオン水66重量部を加え乳化したモノマー乳化液とt−ブチルハイドロパーオキサイド0.20重量部を145分かけて等速追加した。追加終了後、1時間後重合を行った。
撹拌機、還流冷却器、窒素ガス導入管および滴下ロートを備えた反応容器に、脱イオン水200重量部、Newcol−707SF(日本乳化剤(株)製)1.0重量部、炭酸水素ナトリウム0.05重量部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ50℃に昇温した。昇温後、表2(Em−2)のコア部に示すモノマー混合物のうちの20重量部、t−ブチルハイドロパーオキサイド0.14重量部、Bruggolite FF−6 0.5重量部を添加し、30分間初期重合を行った。上記モノマー混合物の残り180重量部にアデカリアソープSR−10(旭電化工業(株)製:有効成分100%)3重量部、アデカリアソープER−20(旭電化工業(株)製:有効成分75%)1.9重量部、および脱イオン水64重量部を加え乳化したモノマー乳化液とt−ブチルハイドロパーオキサイド0.14重量部、100分かけて等速追加した。追加終了後、1時間後重合を行った。
合成した樹脂エマルジョンを用い、表3の顔料ペースを用いて、表4に示す配合処方(重量部)で塗料を作製した。(AS−1〜2)。
・塗膜作製
表4に示す配合にて作製した水性塗料に本発明の耐汚染性付与組成物を添加、攪拌し(重量部)、添加後すぐ、3時間後、6時間後の塗料をそれぞれ6ミルのアプリケーターでガラス板に塗装し、7日間室温で養生した。表5に物性評価結果を示す。
耐汚染性の指標となる塗膜の水接触角を接触角測定機(協和界面科学(株)製:CA−S150型)を用い測定した。評価は、上記作製サンプルを養生後、水に7日間浸漬後に実施した。
上記塗料にアルミホイルを軽くかぶせ、室温にて24時間放置した。放置後の塗料の状態を目視にて観察した。
A:ゲル化している状態
B:増粘が激しく、流動性がほとんどない状態
C:変化がない、あるいはやや増粘した状態であるが、塗装が可能な状態
・60°光沢
上記養生サンプル(添加後すぐ)の60°光沢を光沢計Multi Gross268((株)ミノルタ製)にて測定した。
Claims (13)
- (A)一般式(1)で示されるオルガノシリケート化合物またはその部分加水分解縮合物
Si−(OR)4・・・・一般式(1)
(式中、Rは同じかまたは異なり炭素数1〜4のアルキル基である)、
(B)ポリオキシアルキレン基含有化合物、
(C)有機錫化合物、
(D)アミン化合物、
(E)アルコールからなる耐汚染性付与組成物。 - (D)成分がアルカノールアミン化合物であることを特徴とする請求項1に記載の耐汚染性付与組成物。
- (C)成分が一般式(2)で示される含硫黄有機錫化合物
(R1)(R2)Sn(S−R3)(S−R4)・・・一般式(2)
(式中、R1、R2は同じかまたは異なり炭素数1〜8の直鎖あるいは分岐したアルキル基、R3、R4は直鎖あるいは分岐した炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基から選ばれる炭化水素基である)であることを特徴とする請求項1または2の1項に記載の耐汚染性付与組成物。 - (B)成分がポリオキシプロピレン基含有化合物であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物。
- (B)成分の末端が水酸基、エーテル基、エステル基、アリル基、(メタ)アクリル基から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物。
- (E)成分が2,2,4−トリメチルペンタンジオール−1,3−モノイソブチレートであることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物。
- さらに必要に応じて、(F)カルボジイミド化合物が配合されてなる請求項1〜6いずれか1項に記載の耐汚染性付与組成物。
- 請求項1〜7いずれか1項に記載された耐汚染性付与組成物とバインダ成分を含有する塗料組成物。
- 前記バインダーが合成樹脂のエマルジョンであることを特徴とする請求項8記載の塗料組成物。
- 前記合成樹脂のエマルジョンがアルコキシシリル基含有重合体のエマルジョンであることを特徴とする請求項9記載の塗料組成物。
- 前記合成樹脂のエマルジョンがポリオキシアルキレン基含有重合体のエマルションであることを特徴とする請求項9または10いずれか1項に記載の塗料組成物。
- 前記ポリオキシアルキレン化合物(B)がオルガノシリケート化合物(A)100重量部に対して5〜300部であることを特徴とする請求項8〜11いずれか1項に記載の塗料組成物。
- 請求項7〜12いずれか1項に記載の塗料組成物から得られる塗膜。
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