JP2006248296A - 車速センサの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【目的】キャリヤブラケットを設けず、ブレーキキャリパを直接フロントフォークへ取付ける形式の場合に、車速センサを別体に設けたとき、車輪交換時に確実に車速センサを取り外すようにする。
【構成】前輪1を支持するフロントフォーク2の下部に形成されたボトムケース3の上ステー20及び下ステー21にブレーキキャリパ6を取付ける。ブレーキキャリパ6の近傍には、センサステー25が下ステー21の内側へ取付けられ、さらにセンサステー25の外側へセンサカバー35を重ねて締結一体化する。このとき、センサカバー35に設けた突起36がブレーキキャリパ6の取付用ボルト22に重なり、先にセンサカバー35を外さないとブレーキキャリパ6を取り外せないようになっている。また、センサステー25とセンサカバー35の下端間に車速センサ28を挟んで3部材を共締めする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、自動2輪車のフロントフォークに対する車速センサの取付構造に関する。
前輪と一体に回転するパルサーリングに対して、非接触で磁気変化によりパルスを検出する車速センサは公知である。この車速センサを設ける場合、フロントフォークへキャリパブラケットを介してブレーキキャリパを取付ける形式の自動2輪車においては、車速センサをキャリパブラケットへ取付けることができる。
一方、キャリパブラケットを用いないでブレーキキャリパをフロントフォークへ直接取付ける形式の自動2輪車においては、車速センサをフロントフォークに直接センサを取付けるか、又は専用のステーを介してフロントフォークへ取付けることになる(特許文献1参照)。
特開2002−29395号公報
ところで、上記の車速センサをフロントフォークに対して、直接又は専用のステーを介して取付ける場合、前輪脱着時等にブレーキキャリパを取り外すとき、車速センサを取り外し忘れてフロントフォーク側へ取付けたままになることがあり、このときにはブレーキディスクやパルサーリングとの接触に配慮しなければならず、作業性が良くない。そこで本願発明は、フロントフォークへ車速センサを取付ける形式の取付構造において、ブレーキキャリパの取り外し時における作業性を良好にすることを目的とする。
上記課題を解決するため車速センサの取付構造に係る請求項1の発明は、フロントフォークにブレーキキャリパを直接取付け、前輪のホイールにリング状のパルサーを配置し、フロントフォークに取付けた非接触で磁気変化を検出する車速センサでパルスを読み取って車速を検知する自動2輪車において、
前記車速センサをフロントフォークへセンサステーを介して取付けるとともに、このセンサステーにセンサ保護用のセンサカバーを取付け、このセンサカバーによって前記ブレーキキャリパの取り外しを規制したことを特徴とする車速センサの取付構造。
請求項2の発明は、上記請求項1において、前記センサカバーが前記ブレーキキャリパに対する取付ボルトの脱着方向に重なる部分を持つことを特徴とする。
請求項3の発明は、上記請求項1において、前記センサカバー、前記車速センサ及び前記センサステーを共通の取付ボルトで共締めした部分を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、上記請求項1において、前記センサカバーに、前記車速センサのコードクランプ部を設けことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、車速センサをフロントフォークへセンサステーを介して取付け、このセンサステーにセンサ保護用のセンサカバーを取付けるとともに、このセンサカバーでブレーキキャリパの取り外しを規制したので、ブレーキキャリパを取り外す際には、予めセンサカバーを取り外しておかなければならな。このため、ブレーキキャリパを取り外すとき、センサカバーの取り外しに伴って車速センサ取り外しの必要性を認識させ、その取り外し忘れを防止して、車速センサとブレーキディスクやパルサーリングとの接触を事前に回避できる。その結果、取り外し忘れた車速センサとブレーキディスク等との接触に配慮する必要がなくなり作業性が良好になる。
請求項2の発明によれば、センサカバーがブレーキキャリパに対する取付ボルトの脱着方向に重なる部分を持つので、センサカバーを先に外さなければブレーキキャリパの取付ボルトを外せなくなり、センサカバー並びに車速センサの取り外しをより明確に意識化させることができる。
請求項3の発明によれば、センサカバー、車速センサ及びセンサステーを共通の取付ボルトで共締めした部分を有するので、センサカバーを外すと車速センサが一緒に外れるようになり、車速センサの取り外し忘れをより確実に防止できる。
請求項4の発明によれば、センサカバーが車速センサのコードクランプ部を兼ねることになり、部品を多機能化できる。
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。図1は実施例に係る自動2輪車の側面図である。前輪1は左右一対をなすフロントフォーク2の下部であるボトムケース3の下端部へ車軸4により支持されている。
前輪1には車軸4と同軸でブレーキディスク5が設けられ、これに摺接するブレーキキャリパ6がボトムケース3の後部側面へ直接取付けられている。ブレーキキャリパ6からは油圧ケーブル7がフロントフォーク2に沿って上方へ延び、ハンドルグリップ8の近傍に設けられたマスターシリンダ9へ通じている。
フロントフォーク2の上部はヘッドパイプ10に対して、トップブリッジ11及びボトムブリッジ12を介して回動自在に支持されている。ヘッドパイプ10は車体フレーム13の前端部に設けられている。14は燃料タンク、15は水冷4サイクル式エンジン、16はリヤアーム、17は後輪、18はリヤサスペンション、19はシートである。
図2は、車体左側のボトムケース3に取付けられたブレーキキャリパ6部分を内側(車体中心側)から示す図である。ブレーキキャリパ6は、ボトムケース3の後部側面へ後方へ一体に突出形成した上ステー20及び下ステー21へボルト22及びナット23にて取付けられ、キャリパブラケットを介さず直接ボトムケース3へ取付けられている。
上ステー20と下ステー21は、ボトムケース3の後部側面に上下方向へ間隔をもって形成され、上ステー20よりも下ステー21の方が長く後方へ突出し、これらによりブレーキキャリパ6が後方へ斜め下がりに支持されている。
下ステー21にはスタッドボルト24が内側へ突出し、ここにセンサステー25が内側からナット26により着脱自在に取付けられている。センサステー25はアルミダイカスト等の適宜金属材料からなる剛性部材であり、下ステー21と交差してブレーキキャリパ6に略沿って上下方向へ延び、下部のセンサーホルダー部27に車速センサ28が支持されている。
車速センサ28はパルサーリング30の外周部に非接触で臨んでいる。パルサーリング30は前輪1と同軸で車軸4で支持され、その外周部にパルス穴31(符号は一部のみを代表して示す)が周方向へ等間隔で形成されている。車速センサ28はパルス穴31の通過を磁気変化により検知してスピードを計測する公知のものである。
センサステー25の外側には、センサカバー35が外方から被せられて、車速センサ28の外方を覆っている。センサカバー35は、センサステー25よりも薄いアルミ等の適宜金属製であり、上下でセンサステー部25と締結される。中間部には、ほぼ下ステー21に重なって頂部付近まで達し、取付用のボルト23と重なる突出部36が一体に設けられている。
センサステー25とセンサカバー35の間には間隙が形成され、これを利用して車速センサ28のセンサコード29が配線されている。センサコード29は車速センサ28から上方へ延びてから屈曲してボトムケース3へ向かい、さらにボトムケース3近傍で屈曲してボトムケース3に沿って上方へ延びている。
センサコード29のボトムケース3側屈曲部近傍はセンサカバー35の上端部へ一体に形成されたコードクランプ部37により支持されている。
図3はセンサステー25とセンサカバー35を合わせた車速センサ28の取付部構造を図2のA矢示方向から断面で示した図である。なお、便宜上、車速センサ取付部を、周囲のブレーキキャリパ6、前輪ホイール及びパルサーリング等とずらして表示してある。この図に示すようにセンサステー25の中間部は、下ステー21から内側へ突出するスタッドボルト24へナット26で内側から固定され、これにより取付部が外観されないようにして、車速センサ取付部の外観性を良好にしている。
センサーホルダー部27には車速センサ28を挟む位置に2ヶ所のナット穴40,40が形成され、センサーホルダー部27の外面側には車速センサ28のフランジ41が重ねられ、さらに外側へセンサカバー35の下部が重ねられ、センサカバー35の下部に設けられた通し穴42、42(図7参照)とフランジ41に設けられた通し穴41a,41aをナット穴40,40と一致させ、外側よりボルト43,43により3部材を一度に共締めしている。
センサカバー35の車速センサ28と重なる部分は外方へ凸に湾曲する逃げ部44をなし、ここにセンサコード29が通るようになっている。
センサステー25の上端部に形成された上ボス45にもナット穴46が形成され、この外側にセンサカバー35の上端に形成された通し穴47((図7参照)が重ねられ、外側よりボルト48で締結されている。
センサカバー35の中間部で突出部36に相当する部分は、図示状態で略コ字状に外方へ突出し、センサステー25との間に略四角形の上下方向へ貫通する空間49が形成され、この空間49内をセンサコード29が上から下へ通過するようになっている((図2参照)。
また、空間49内には下ステー21が位置し、かつブレーキキャリパ6の取付部も図示状態で下ステー21と重なる位置にあり、突部36は下ステー21の外側へ間隔をもって側面視(図2の状態)で重なる。さらに突部36はボルト22とその脱着方向で重なる位置に形成され、ボルト22が脱着時に干渉するようになっている。したがって、ボルト22を外してブレーキキャリパ6を取り外すには、まず先にセンサカバー35を取り外さなければならないようになっている。
パルサーリング30は径方向中間部に形成された内方へ入り込む凹部50内にてボルト51で前輪ホイール52に形成されたハブ53の側面壁へ取付けられている。
この取付部近傍であってハブ53のより外周側に略ドーナツ状をなすブレーキディスク5の内周部がボルト55で取付けられている。ブレーキディスク5の外周部内外には、ブレーキキャリパ6のブレーキパッド56,56が摺接する。ブレーキパッド56,56は、プレート56a,56aを介してブレーキキャリパ6に挿通されたスライドピン6aに支持されている。各ピストン57、57はそれぞれのシリンダ58,58の液圧を高めることにより、ブレーキパッド56,56がブレーキディスク5へ摺接する方向へ互いに対向して移動する。
ブレーキキャリパ6の一方の半体に形成された取付部59が上ステー20(本図では見えていない)及び下ステー21へ重ねられて取付けられ、一方の半体だけがボトムケース3側へ固定される。したがって、対向ピストン形式のブレーキキャリパ6を用いることにより、キャリパブラケットを省略して直接ボトムケースへ取付けることができる。
図4は、左側ボトムケース3を内側から示す図であり、略三角形をなす下ステー21の上下辺のうち、上辺側の基部近傍及び下辺側の頂部近傍にそれぞれスタッドボルト24が段違い状に設けられている。符号20a及び21aはそれぞれ上ステー20及び下ステー21に設けられたボルト通し穴であり、これを利用してボルト22(図2)が通される。
ボトムケース3の下端部には、車軸4を通すための車軸穴60が設けられ、この車軸穴70の下部から下端部へ達する割り溝61が形成されている。割り溝61と直交する方向には通し穴62及びナット穴63が設けられ、ここにボルト64(図3)を入れて締結することにより、割り溝61を閉じるようになっている。
図5は図4の5−5線断面に相当し、下ステー21の内側へ向かって開放された嵌合穴65へスタッドボルト24がその一端を圧入して取付けられている。
図6はセンサステー25を図2と同方向から示す拡大図である。センサステー25の上端には上ボス45が設けられ、ここにナット穴46が設けられている。中間部にはボス70及び71が上下方向へずれて反対向きに突出形成され、それぞれには通し穴73が設けられ、スタッドボルト24が通るようになっている。
下部のセンサーホルダー部27は斜め下方へ屈曲し、その中央部に車速センサ28を嵌合するセンサ穴74がセレーションを施されて設けられ、ここに車速センサ28が位置決めされて嵌合される。センサ穴74を挟む左右にはボス75が形成され、それぞれにナット穴40、40が形成されている。
図7はセンサカバー35を図2と同方向から示す図であり、下端部には逃げ部44を挟んで両側に通し穴42を形成したボス76,76が設けられている。中間部の突出部36は略三角形状をなし、肉抜き穴77が形成されている。突出部36とコードクランプ部37の間にはボス78が設けられ、ここに通し穴47が形成され、それぞれセンサステー25のボス45及びナット穴46と重なるようになっている。
図8はコードクランプ部37について、図7の8−8線に沿う断面を示す図であり、先端側を略直角に曲げ、さらに円弧状の凹部79を形成し、ここにセンサコード29を支持するようになっている。コードクランプ部37を設けることにより、センサカバー35はセンサコード29のホルダーを兼ねることになり、部品の多機能化を図ることができる。
次に、作用を説明する。図2及び図3に示すように、前輪1を外すには、ブレーキディスク5及びパルサーリング30の外側にブレーキキャリパ6及び車速センサ28が位置して干渉するため、ブレーキキャリパ6及び車速センサ28を外してブレーキディスク5及びパルサーリング30と干渉しないようにする必要がある。
しかし、ブレーキキャリパ6の下ステー21に対する取付用のボルト22は、その脱着方向にセンサカバー35の突部36が位置して取り外しを阻止するため、まず先にセンサカバー35を取り外さなければならない。センサカバー35の取り外しは、ボルト43及び48を外方から外せばよい。
このように、ブレーキキャリパ6を取り外すとき、これに先立って必ずセンサカバー35を取り外さなければならないので、車速センサ28の取り外し忘れを防止するように強く意識化させることができ、取り外し忘れにより車速センサ28がブレーキディスク5及びパルサーリング30と接触することを防止できる。このため、取り外し忘れた車速センサ28とブレーキディスク5等との接触に配慮する必要がなくなり、ブレーキキャリパ6の取り外し時における作業性が良好になる。
このとき、ボルト43は車速センサ28のフランジ41とセンサステー25を共締めしているので、ボルト43を抜き取ってセンサカバー35を取り外すと、車速センサ28も一緒に取り外しできるようになるので、車速センサ28の取り外し忘れを防止するよう、さらに強く意識化させることができる。
また、ブレーキキャリパ6は対向式ピストンを採用しており、ピストンが対向しない片押し式のブレーキキャリパに対して、その機構上キャリパブラケットが不要となり、直接ボトムケース3へ取付けられている。このため、車速センサ28の取付けに際して、キャリパブラケットを介してブレーキキャリパを取付ける自動2輪車のようにキャリパブラケットを利用して取付けることができない。
しかし、フロントフォーク2へ車速センサ28を直接取付けると、通常は鋳造品であるボトムケース3に、車速センサ取付用の比較的大きなボスを一体に設けなければならないため、フロントフォーク2が大型化してしまい、重量・外観において不利となる。この観点から本実施例では、車速センサ28の取付けに専用のセンサステー25を用いることにより、これらの不利を解消している。さらに、センサステー25の取付部材であるスタッドボルト24を内側へ突出させ、これにナット26を内側から締結したので、取付部における外観を損ねないようにすることができる。
なお、本願発明は上記の実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、センサカバー35は実施例の構造に限定されるものではなく、車速センサ28を保護する種々のカバー構造が可能である。また、車速センサ28の取付対象も、ボトムケース3に限らずフロントフォーク2であれば足り、このフロントフォークには倒立形式も含む。
実施例に係る自動2輪車の側面図 図2のA矢示方向部分を断面で示した図 車速センサ取付部を後方から示す図 ブレーキキャリパを内側から示す図 図4の5−5線断面図 センサステーの側面図 センサカバーの側面図 図7の8−8線断面図
符号の説明
1:前輪、3:ボトムケース、5:ブレーキディスク、6:ブレーキキャリパ、20:上ステー、21:下ステー、22:取付用ボルト、25:センサステー、28:車速センサ、30:パルサーリング、35:センサカバー、
36:突起、37:コードクランプ部

Claims (4)

  1. フロントフォークにブレーキキャリパを直接取付け、前輪のホイールにリング状のパルサーを配置し、フロントフォークに取付けた非接触で磁気変化を検出する車速センサでパルスを読み取って車速を検知する自動2輪車において、
    前記車速センサをフロントフォークへセンサステーを介して取付けるとともに、このセンサステーにセンサ保護用のセンサカバーを取付け、このセンサカバーによって前記ブレーキキャリパの取り外しを規制したことを特徴とする車速センサの取付構造。
  2. 前記センサカバーが前記ブレーキキャリパに対する取付ボルトの脱着方向に重なる部分を持つことを特徴とする請求項1に記載した車速センサの取付構造。
  3. 前記センサカバー、前記車速センサ及び前記センサステーを共通の取付ボルトで共締めした部分を有することを特徴とする請求項1に記載した車速センサの取付構造。
  4. 前記センサカバーに、前記車速センサのコードクランプ部を設けことを特徴とする請求項1に記載した車速センサの取付構造。
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