JP2007230376A - 自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 軽量化を図りつつ車幅方向における取付け剛性を向上できる自動二輪車用フロントフォークのプロテクタを提供する。
【解決手段】 車体フレーム2の前端部に左右操向自在に支持されたフロントフォーク3の左,右のフォーク本体14にプロテクタ20,21を装着した自動二輪車であって、上記プロテクタ20,21は、横断面視で、上記フォーク本体14のインナチューブ14bを囲む略円弧状をなし、かつ車幅方向内側縁部kから外側縁部mにいくほど厚肉になるように形成されている。
【選択図】 図5
【解決手段】 車体フレーム2の前端部に左右操向自在に支持されたフロントフォーク3の左,右のフォーク本体14にプロテクタ20,21を装着した自動二輪車であって、上記プロテクタ20,21は、横断面視で、上記フォーク本体14のインナチューブ14bを囲む略円弧状をなし、かつ車幅方向内側縁部kから外側縁部mにいくほど厚肉になるように形成されている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、特にオフロード走行用に適した自動二輪車に関し、詳細にはフロントフォークに取付けられるプロテクタに関する。
オフロード走行においては、前車が跳ね上げた小石や泥等がフロントフォークに衝突する場合がある。特に、インナチューブが下側に、アウタチューブが上側に位置するように構成された倒立型のフロントフォークの場合、インナチューブの外方に露出する摺動面に小石等の衝突により傷が付き易い。摺動面に傷が付くと、この傷によりオイルシールが損傷し、オイル洩れの原因となる。そこで従来から、上記インナチューブの摺動面の前部から側部にかけてプロテクタで覆うようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
実用新案登録第2547045号公報
ところで、例えばモトクロス等のオフロードレース用自動二輪車の場合、プロテクタの取付け剛性を確保しつつ極限まで軽量化することが要請されている。上記特許文献1には、プロテクタの前部を厚肉に、側部を薄肉に構成することにより、プロテクタの剛性向上と軽量化が図られる旨記載されている。
しかしインナチューブの下端部に固定されて上方に延びるように配設されたプロテクタの場合、車両前後方向における剛性よりも車両幅方向における取付け剛性の確保が重要であると考えられる。即ち、プロテクタの前部上端部は、アウタチューブの下端部を覆うように位置しているので該アウタチューブの下端部により支持され得る。そのためプロテクタの車両前後方向における取付け剛性が比較的低くてもプロテクタがインナチューブの摺動面に直接当たることはほとんどない。一方、車幅方向の取付け剛性が不足しているとプロテクタがインナチューブに当たるおそれがある。
本発明は、プロテクタの軽量化を図りつつ車幅方向における取付け剛性を向上できる自動二輪車を提供することを課題としている。
本発明は、車体フレームと、該車体フレームの前端部に左右に操向自在に支持され、左,右一対のフォーク本体を有するフロントフォークと、該左,右のフォーク本体に装着された左,右のプロテクタとを備えた自動二輪車であって、上記フォーク本体は、アウタチューブと該アウタチューブ内に挿入されたインナチューブとを有し、上記プロテクタは、横断面視で、上記フォーク本体のインナチューブを囲む略円弧状に形成され、該円弧状部の肉厚は、車幅方向内側の内側縁部から車幅方向外側の外側縁部にいくほど厚肉になるように形成されていることを特徴としている。
本発明に係る自動二輪車では、プロテクタを、横断面視で、インナチューブを囲む略円弧状をなし、かつ車幅方向内側縁部から外側縁部にいくほど厚肉になるように形成したので、重量増加をまねくことなく車幅方向における取付け剛性を向上できる。即ち、上記円弧状部の前側部分は比較的薄肉となっているため、前後方向における取付け剛性はそれほど大きくないものの軽量化に寄与できる。一方、上記円弧状部の外側部分は厚肉となっているため車幅方向における取付け剛性を向上できる。
以下本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1〜図8は本発明の一実施形態にかかる自動二輪車用フロントフォークのプロテクタを説明するための図である。なお、本実施形態において、前後,左右とは、シートに着座した状態で見たときの前後,左右を意味する。
図において、1はオフロードレース用自動二輪車であり、以下の概略構造を有する。クレードルタイプの車体フレーム2の前端のヘッドパイプ2aによりフロントフォーク3が左右に操向自在に支持されている。該フロントフォーク3の下端部には前輪4が軸支され、上端部には操向ハンドル5が装着されている。上記車体フレーム2のリヤアームブラケット2bによりリヤアーム6が上下揺動自在に枢支され、該リヤアーム6の後端部には後輪7が軸支されている。
また上記車体フレーム2のクレードル内には水冷式4サイクル単気筒エンジン8が搭載され、該エンジン8の出力軸に装着された駆動スプロケット9aと上記後輪7に装着された従動スプロケット7aとは伝動チェン9で連結されている。また上記エンジン8の上方には燃料タンク10が、その後方にはシート11が搭載されている。なお12は、燃料タンク10の左右側方からこれの下側に配置されたラジエータ13の左右側方を覆うサイドカバー、24は前輪4の上方を覆うフロントフェンダである。
上記フロントフォーク3は、左,右のフォーク本体14,14の上部同士を上,下ブラケット15a,15bで連結し、該上,下ブラケット15a,15b同士をステアリング軸(図示せず)で結合したものであり、フォーク形状をなしている。
上記フォーク本体14は、上側に位置するアウタチューブ14aと、該アウタチューブ14a内に摺動自在に挿入され、下側に位置するインナチューブ14bとを有するいわゆる倒立型のものである。
上記アウタチューブ14aの下端部にはシール部14dが上側より少し大径に形成され、該シール部14dの内周面には上記インナチューブ14bの摺動面に摺接するオイルシール22が配設されている。また上記シール部14dの外周面には、保護リング19が配設されている。この保護リング19は、後述するプロテクタ20,21によりアウタチューブ14a,14aのシール部14dの外表面が摩耗するのを防止するためのものである。この保護リング19は、上記シール部14dの外周面に凹設された凹溝14eに嵌合装着された樹脂製リング19a,19aと、これを上記凹溝14e内に保持するを金属ばね製の保持リング19bとで構成されている。
上記アウタチューブ14a,14aの前輪4より上方の部分同士が上記上,下ブラケット15a,15bで連結され、該上,下ブラケット15a,15bの後部同士を連結する上記ステアリング軸が上記ヘッドパイプ2aにより軸受を介して支持されている。また上記インナチューブ14bの下端部に形成されたすり割りタイプの左,右の車軸保持部14c,14cに前輪軸16が架け渡して挿入され、ボルト締め固定されている。この前輪軸16により上記前輪4が軸受を介して支持されている。
上記右,左のインナチューブ14b,14bの上記アウタチューブ14a,14aから下方に突出し、外方に露出する部分は右,左のプロテクタ20,21で覆われている。このプロテクタ20,21は、樹脂成形品であり、その下端部に形成されたフランジ部20a,21aが上記インナチューブ14bの下端部に形成された取付ボス部14gにボルト23で取り付けられている。より詳細には、図5(c)に示すように、上記右のプロテクタ20のフランジ部20aの車幅方向外側部分aは前側部分bより厚肉に形成され、また前側部分bは円弧状をなしているのに対し、外側部分aは前後方向に直線状をなしている。そして上記前側部分bの内側端部、上記外側部分aの後側端部、及び前側,外側端部の境界部がボルト23でインナチューブ14bの下端部に形成された取付ボス部14gに固定されている。なお、左のプロテクタ21のフランジ部21aも同じ構造となっている(図7(c)参照)。
上記右,左のプロテクタ20,21は、上記フランジ部20a,21aからインナチューブ14bに沿って上方に延び、その上端部20b,21bは、フォーク本体14が伸びきった状態で上記アウタチューブ14aのシール部14dの少し上方に位置している。従って右,左のプロテクタ20,21はインナチューブ14bの外方露出部を常時覆っている。
そして上記プロテクタ20,21は、横断面視で、つまりフォーク本体14の軸線と直交する平面で断面して見ると、上記フォーク本体14のインナチューブ14bの露出部の前部から側部を囲む略円弧状をなし、かつ車幅方向内側の内側縁部kから外側縁部mにいくほど厚肉になるように形成されている。具体的には、図5,図7の(a)(d)に示すように、プロテクタ20,21は、半径Rの円弧状をなし、その車幅方向内側縁部k,中央(前側)部,外側縁部mの厚さはt1,t2,t3の順に徐々に厚くなっている。なお、従来のプロテクタでは、内側縁部,中央部,外側縁部の何れも均等な肉厚に形成するのが一般的であった。
また、上記右のプロテクタ20の車幅方向外側縁部m,内側縁部kには外側リブ20c,内側リブ20dが上記フォーク本体14aの軸方向に延びるよう形成されている。また同様に上記左のプロテクタ21の車幅方向外側縁部m,内側縁部kには外側リブ21c,内側リブ21dが軸方向に延びるように形成されている。
そして上記右のプロテクタ20の上記外側リブ20c,内側リブ20dは、横断面視で、上記プロテクタ20の上記外側縁部m,内側縁部kが上記フォーク本体14の径方向外側に偏位するように該外側縁部m,内側縁部kを屈曲させることにより形成されている。具体的には、図5(a)に示すように、上記外側リブ20cは、その内表面及び外表面が寸法cだけ車幅方向外側に偏位するよう屈曲されている。この外側リブ20cは、より詳細には、後端側(図5(a)下側)にいくほど厚肉になっている。また内側リブ20dは、その内表面及び外表面が寸法dだけ径方向外側に偏位するよう屈曲されている。
一方、上記左のプロテクタ21の上記外側リブ21c,内側リブ21dは、横断面視で、上記プロテクタ21の上記外側縁部m,内側縁部kの外表面のみが上記フォーク本体14の径方向外側に偏位するように該外側縁部m,内側縁部kを厚肉にすることにより形成されている。具体的には、図7(a)に示すように、上記外側リブ21cは、その外表面のみが寸法eだけ車幅方向外側に偏位するよう厚肉に形成されている。この外側リブ21cは、より詳細には、後端側(図7(a)下側)ほど厚肉になっている。また内側リブ21dは、その外表面のみが寸法fだけ径方向外側に偏位するよう厚肉に形成されている。
さらにまた上記右のプロテクタ20の、上記外側リブ20cに隣接する部分gは、車両前後方向に延びる直線状をなすように形成されている。またこれと同様に、上記左のプロテクタ21の外側リブ21cに隣接する部分hも車両前後方向に延びる直線状をなすように形成されている。
また左のインナチューブ14bの下端部の後側には、前輪制動装置18の油圧キャリパ18aが取り付けられている。このキャリパ18aは、インナチューブ14bの下端後部に形成されたブラケット14fにボルト締め固定され、前輪4のハブにボルト締め固定されたディスクプレート18bの後部を挟持可能に配置されている。
上記油圧キャリパ18aに接続された油圧ホース18cは、上記インナチューブ14bの後側から左のプロテクタ21と前輪4との間を通って前方に斜め上方に延び、該プロテクタ21の前面に回り込んでさらに上方に直線状に延び、上記操向ハンドル5の右側に配設されたマスタシリンダ(図示せず)に接続されている。
上記油圧ホース18cの上記直線状に延びる部分は、クランパ18dを介して、上記プロテクタ21に形成された取付フランジ部21eにボルト締め固定されている。
そして上記左のプロテクタ21の、上記油圧ホース18cが回り込んでいる箇所h′より上側の部分は下側部分より車幅方向内側に拡開されている。具体的には、図6(a)及び図8に示すように、上記プロテクタ21の、上記回り込んでいる箇所h′より下方の箇所iより下側部分の車幅方向内側縁部i1の車幅方向寸法はd1であるのに対し、上方の箇所jより上側部分の車幅方向内側縁部j1の車幅方向寸法はd2と大きくなっている。なお上記箇所i,jの間の部分の車幅方向寸法は徐々に変化している。なお、図8において、実線は図6のVIIIi-VIIIi 線断面を、破線は図6のVIIIj-VIIIj 線断面をそれぞれ表している。
以上のように本実施形態に係るプロテクタ20,21は、横断面視で、インナチューブ14bの露出部の前部から側部を囲む略円弧状をなし、かつ車幅方向内側縁部から外側縁部にいくほどt1〜t2〜t3と徐々に厚肉になるように形成されているので、重量増加をまねくことなく車幅方向における取付け剛性を向上できる。即ち、上記円弧の前側部分はt2と比較的薄肉となっているため、軽量化に寄与できる。この場合、前後方向における取付け剛性はそれほど大きくないものの、上端部20b,21bがアウタチューブ14aの大径のシール部14dの保護リング19で前後方向に支持されるので、インナチューブ14bの摺動面の外方露出部が傷つくことはない。一方、外側部分はt3と厚肉になっているため車幅方向における取付け剛性を向上できる。
また、上記プロテクタ20,21の車幅方向外側縁部m及び内側縁部kに外側リブ20c,21c及び内側リブ20d,21dを軸方向上方に延びるよう形成したので、該プロテクタ自体の剛性を向上でき、ひいては取付け剛性を向上できる。
そして右のプロテクタ20の外側リブ20c,内側リブ20dについては、横断面視で、外側縁部m,内側縁部kの内表面が径方向外側に偏位するように該外側縁部,内側縁部を屈曲させたので、重量増加をまねくことなく外側, 内側リブを形成でき、剛性を向上できる。
一方、左のプロテクタ21の外側リブ21c,内側リブ21dについては、横断面視で、外側縁部m,内側縁部kの外表面が径方向外側に偏位するように該外側縁部,内側縁部を厚肉にしたので、プロテクタ自体の剛性及び取付け剛性をより一層向上できる。この左のプロテクタ21には、油圧ホース18cが固定されているため、フォーク本体14が収縮すると油圧ホース18cのクランパ18dより上部が屈曲変形し、そのため左のプロテクタ21には車幅方向に向かう力が作用することとなる。本実施形態では、上述のように左のプロテクタ21の取付け剛性が向上しているので、上記油圧ホース18cによる力に対して有益である。
また、プロテクタ20,21の、上記外側リブ20c,21c及び外側リブ20d,21dに隣接する部分g,hを車両前後方向に延びる直線状をなすように形成したので、プロテクタ自体の車両前後方向における剛性を高めることができる。
さらにまた、左のプロテクタ21の、上記油圧ホース18cが回り込んでいる箇所h′の下側部分iの車幅方向寸法をd1と小さくし、かつ上側部分jの車幅方向寸法をd2と大きくしたので、油圧ホース18cの回り込み部分とプロテクタ21の下側部分との隙間を確保でき、油圧ホース18cがプロテクタ21に干渉するのを回避できる。また該プロテクタ21の上側部分とアウタチューブ14aのシール部14dとの隙間を確保でき、プロテクタ21の上部がシール部14dに干渉するのを抑制できる。
ここで、本実施形態では、プロテクタの車幅方向における取付け剛性を高めることに主眼があり、前後方向における取付け剛性については比較的低くなるので、プロテクタの上端部20b,21bがアウタチューブ14aのシール部14dに当接し、該シール部14dを摩耗させるおそれがある。そこで、本実施形態では、上記シール部14dに保護リング19を装着し、この保護リング19にプロテクタの上端部を当接させ、該保護リング19が摩耗した場合は交換することとしている。
そして本実施形態では、上記保護リング19を、2分割された樹脂製リング19aと、これを保持する金属ばね製の保持リング19bとで構成したので、樹脂製リング19aが摩耗した場合はこれを簡単に交換できる。
なお、上記実施形態では、右のプロテクタ20の外側,内側リブ20c,20dを屈曲タイプとし、左のプロテクタ21の外側,内側リブ21c,21dを厚肉タイプとしたが、これらは逆であっても、あるいは同じタイプであっても勿論構わない。
また、上記実施形態では、前輪制動装置が左のフォーク本体14に配設されていたが、この前輪制動装置は右のフォーク本体に配設しても勿論構わない。
さらにまた、上記実施形態では、インナチューブが前輪側に位置するいわゆる倒立型のフロントフォークの場合を説明したが、本発明はインナチューブが上側に位置するいわゆる正立型のフロントフォークにも適用できる。この場合には、プロテクタの上端部を、インナチューブ同士を連結する上,下ブラケットのうちの下ブラケットに固定し、下方に延びる形状とすることとなる。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 フロントフォーク
14 フォーク本体
14a アウタチューブ
14b インナチューブ
18 前輪制動装置
18a 油圧キャリパ
18c 油圧ホース
20,21 プロテクタ
20c,21c 外側リブ
20d,21d 内側リブ
g,h 外側縁部に隣接する部分
h′ 油圧ホースが回り込んでいる箇所
i 下側部分
j 上側部分
k 内側縁部
m 外側縁部
2 車体フレーム
3 フロントフォーク
14 フォーク本体
14a アウタチューブ
14b インナチューブ
18 前輪制動装置
18a 油圧キャリパ
18c 油圧ホース
20,21 プロテクタ
20c,21c 外側リブ
20d,21d 内側リブ
g,h 外側縁部に隣接する部分
h′ 油圧ホースが回り込んでいる箇所
i 下側部分
j 上側部分
k 内側縁部
m 外側縁部
Claims (14)
- 車体フレームと、該車体フレームの前端部に左右に操向自在に支持され、左,右一対のフォーク本体を有するフロントフォークと、該左,右のフォーク本体に装着された左,右のプロテクタとを備えた自動二輪車であって、
上記フォーク本体は、アウタチューブと該アウタチューブ内に挿入されたインナチューブとを有し、
上記プロテクタは、横断面視で、上記フォーク本体のインナチューブを囲む略円弧状に形成され、該円弧状部の肉厚は、車幅方向内側の内側縁部から車幅方向外側の外側縁部にいくほど厚肉になるように形成されていることを特徴とする自動二輪車。 - 請求項1において、上記プロテクタの車幅方向内側の内側縁部には、内側リブが形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項2において、上記内側リブは、上記フォーク本体の軸方向に延びるよう形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項1において、上記プロテクタの車幅方向外側の外側縁部には、外側リブが形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項4において、上記外側リブは、上記フォーク本体の軸方向に延びるよう形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項2において、上記内側リブは、横断面視で、上記プロテクタの上記内側縁部の内表面が上記フォーク本体の径方向外側に偏位するように該内側縁部を屈曲させることにより形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項4において、上記外側リブは、横断面視で、上記プロテクタの上記外側縁部の内表面が上記フォーク本体の径方向外側に偏位するように該外側縁部を屈曲させることにより形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項2において、上記内側リブは、横断面視で、上記プロテクタの上記内側縁部の外表面が上記フォーク本体の径方向外側に偏位するように該内側縁部を厚肉にすることにより形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項4において、上記外側リブは、横断面視で、上記プロテクタの上記外側縁部の外表面が上記フォーク本体の径方向外側に偏位するように該外側縁部を厚肉にすることにより形成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項8において、上記インナチューブの下端部に取り付けられた油圧キャリパと、該油圧キャリパに接続され、上記プロテクタに固定された油圧ホースとを備え、上記油圧ホースが固定されたプロテクタの内側縁部を厚肉にしたことを特徴とする自動二輪車。
- 請求項9において、上記インナチューブの下端部に取り付けられた油圧キャリパと、該油圧キャリパに接続され、上記プロテクタに固定された油圧ホースとを備え、
上記油圧ホースが固定されたプロテクタの外側縁部を厚肉にしたことを特徴とする自動二輪車。 - 請求項7又は9において、上記プロテクタの、上記外側縁部に隣接する部分に、横断面視で、車両前後方向に延びる直線部を形成したことを特徴とする自動二輪車。
- 請求項1において、上記アウタチューブは車体側に支持され、上記インナチューブは前輪を支持し、上記プロテクタは、上記インナチューブの下端部に取り付けられて該インナチューブに沿って上方に延びていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項13において、上記インナチューブの下端部に取付けられた油圧キャリパと、該油圧キャリパに接続され、上記プロテクタに固定された油圧ホースとを備え、
上記油圧ホースは、上記プロテクタを車幅方向に回り込む回り込部分を含み、上記プロテクタの、上記回り込部分より下側部分の車幅方向寸法を回り込部分より上側部分の車幅方向寸法より小さくしたことを特徴とする自動二輪車。
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- 2006-03-01 JP JP2006054659A patent/JP2007230376A/ja active Pending
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