JP2019098863A - 鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントフェンダの軽量化および外観性の向上を図ることができる鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造を提供する。
【解決手段】前輪を回動自在に軸支するフロントフォークと、フロントフォークの下端部に設けられて前輪の車軸を支持するボトムホルダ(100)と、前輪の上方に位置するフロントフェンダ(14)とを有する。フロントフォークが、アウタチューブ(15a)に挿管されて摺動するインナチューブ(15b)の下端部にボトムホルダ(100)を支持する倒立式フロントフォークであり、スタッドボルト(151)を用いてボトムホルダ(100)にフロントフェンダ(14)を支持する。フロントフォークと平行に指向するスタッドボルト(151)が、フロントフェンダ(14)に設けられた取付リブ(14a)の下面とボトムホルダ(100)の上面との間に配設される。
【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造に係り、特に、前輪の上方を覆う泥よけ装置としてのフロントフェンダに適用される鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造に関する。
従来から、前輪を回転自在に軸支する左右一対のフロントフォークを備える鞍乗型車両としての自動二輪車において、前輪の上方を覆うフロントフェンダを備えた構成が知られている。
特許文献1には、トップブリッジおよびボトムブリッジでアウタチューブを支持すると共に、アウタチューブの下方にインナチューブが露出する、いわゆる倒立式のフロントフォークを備える自動二輪車において、フロントフェンダの車幅方向左右から下方に延びる延長部を設け、この延長部を、インナチューブの下端部に連結される車軸支持部に固定するようにしたフロントフェンダ支持構造が開示されている。
特開平2−254082号公報
しかし、特許文献1の構成では、フロントフェンダに設ける延長部に十分な剛性を与えるため、フロントフェンダが大型化しやすく重量や生産工数も増加しやすかった。また、フロントフェンダと延長部とが一体に形成されているため、例えば、カスタマイズによりタイヤ径を変更する際にフロントフェンダも変更する必要が生じるという課題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、フロントフェンダの軽量化および外観性の向上を図ることができる鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、前輪(WF)と、該前輪(WF)を回動自在に軸支するフロントフォーク(15)と、該フロントフォーク(15)の下端部に設けられて前記前輪(WF)の車軸(82)を支持するボトムホルダ(100)と、前記前輪(WF)の上方に位置するフロントフェンダ(14)とを有する鞍乗型車両(1)に適用される鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造において、前記フロントフォーク(15)が、アウタチューブ(15a)に挿管されて摺動するインナチューブ(15b)の下端部に前記ボトムホルダ(100)を支持する倒立式フロントフォークであり、前記フロントフェンダ(14)が、スタッドボルト(151)を用いて前記ボトムホルダ(100)に支持される点に第1の特徴がある。
また、前記フロントフェンダ(14)に、前記アウタチューブ(15a)に近接する位置で車幅方向外側に向かって突出する取付リブ(14a)が形成されており、前記スタッドボルト(151)が、前記フロントフォーク(15)と平行に指向して、前記取付リブ(14a)の下面と前記ボトムホルダ(100)の上面との間に配設される点に第2の特徴がある。
また、前記取付リブ(14a)が、前記フロントフェンダ(14)の他の部位よりも肉厚に形成されている点に第3の特徴がある。
また、前記スタッドボルト(151)および前記取付リブ(14a)が、車体側面視で、前記フロントフォーク(15)の前側および後側にそれぞれ設けられている点に第4の特徴がある。
また、前記フロントフォーク(15)の前側に設けられるスタッドボルト(151)に、前記インナチューブ(15b)の車体前方を覆うチッピングガード(150)が支持される点に第5の特徴がある。
さらに、前記スタッドボルト(151)の上部は、前記取付リブ(14a)を車体上方から貫通するねじ部材(152)を前記スタッドボルト(151)の上端部に形成される雌ねじ(162)に螺合することで、前記フロントフェンダ(14)に支持される点に第6の特徴がある。
第1の特徴によれば、本発明は、前輪(WF)と、該前輪(WF)を回動自在に軸支するフロントフォーク(15)と、該フロントフォーク(15)の下端部に設けられて前記前輪(WF)の車軸(82)を支持するボトムホルダ(100)と、前記前輪(WF)の上方に位置するフロントフェンダ(14)とを有する鞍乗型車両(1)に適用される鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造において、前記フロントフォーク(15)が、アウタチューブ(15a)に挿管されて摺動するインナチューブ(15b)の下端部に前記ボトムホルダ(100)を支持する倒立式フロントフォークであり、前記フロントフェンダ(14)が、スタッドボルト(151)を用いて前記ボトムホルダ(100)に支持されるので、前輪との干渉を避けるためにアウタチューブにフロントフェンダを固定できない倒立式フロントフォークを有する鞍乗型車両において、ボトムホルダまで延びる延出部をフロントフェンダに設けることなく、スタッドボルトを用いてフロントフェンダをボトムホルダに支持することができる。これにより、延出部を廃してフロントフェンダの軽量化および外観性の向上を図ることができる。また、スタッドボルトの長さを変更することでタイヤ径の変更に対応することができ、フロントフェンダの汎用性を高めることが可能となる。
第2の特徴によれば、前記フロントフェンダ(14)に、前記アウタチューブ(15a)に近接する位置で車幅方向外側に向かって突出する取付リブ(14a)が形成されており、前記スタッドボルト(151)が、前記フロントフォーク(15)と平行に指向して、前記取付リブ(14a)の下面と前記ボトムホルダ(100)の上面との間に配設されるので、スタッドボルトがフロントフォークに沿って配設されることで、フロントフォークまわりの外観性を向上させることができる。
第3の特徴によれば、前記取付リブ(14a)が、前記フロントフェンダ(14)の他の部位よりも肉厚に形成されているので、取付リブの強度を高めることでフロントフェンダの支持剛性を向上させることが可能となる。
第4の特徴によれば、前記スタッドボルト(151)および前記取付リブ(14a)が、車体側面視で、前記フロントフォーク(15)の前側および後側にそれぞれ設けられているので、フロントフォークの前後2か所、すなわち左右で計4本のスタッドボルトでフロントフェンダを安定的に支持することができる。
第5の特徴によれば、前記フロントフォーク(15)の前側に設けられるスタッドボルト(151)に、前記インナチューブ(15b)の車体前方を覆うチッピングガード(150)が支持されるので、専用の取り付けステー等を設けることなく、フロントフェンダを支持するスタッドボルトを利用してチッピングガードを支持することができる。
第6の特徴によれば、前記スタッドボルト(151)の上部は、前記取付リブ(14a)を車体上方から貫通するねじ部材(152)を前記スタッドボルト(151)の上端部に形成される雌ねじ(162)に螺合することで、前記フロントフェンダ(14)に支持されるので、フロントフェンダを外観性よくかつ安定的に支持することができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造を適用した自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車のフロントフォークまわりの一部拡大側面図である。 フロントフォークまわりを車体前方から見た斜視図である。 スタッドボルトの配置構成を示す拡大図である。 スタッドボルトの配置構成を示す平面図である。 後側スタッドボルトの上端部構造を示す一部断面拡大図である。 後側スタッドボルトの下端部構造を示す拡大図である。 チッピングガードおよび前側スタッドボルトの構造を示す斜視図である。 ボトムホルダの構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造を適用した自動二輪車1の左側面図である。鞍乗型車両としての自動二輪車1の車体フレーム3は、ヘッドパイプ10から車体後方に延出して下方に湾曲する車幅方向中央のメインフレーム5を有する。ヘッドパイプ10の下方寄りの位置からは、左右一対のアンダフレーム16が車体下方に延出しており、アンダフレーム16の中間部とメインフレーム5との間には、左右一対の連結パイプ6が架け渡されている。
メインフレーム5の下端部には、スイングアーム23を揺動自在に軸支するピボット18が設けられた左右一対のピボットプレート19が連結されている。ヘッドパイプ10には、不図示のステアリングステムが回転自在に軸支されており、ステアリングステムの上下には、左右一対のフロントフォーク15を支持するトップブリッジ9およびボトムブリッジ12が固定されている。トップブリッジ9には、操向ハンドル7およびメータユニット8が固定されている。ヘッドライト11は、ヘッドパイプ10の前方に配設されている。フロントフォーク15の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されており、フロントフォーク15の中間位置には、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ14が配設されている。
メインフレーム5の下方には、並列4気筒の4サイクルエンジンと変速機とを一体に構成したパワーユニットPが固定されている。ピボット18に揺動自在に軸支されるスイングアーム23は、リヤクッション30によって車体フレーム3に吊り下げられている。パワーユニットPの回転駆動力は、ドライブチェーン24を介して後輪WRに伝達される。スイングアーム23の上部には、ドライブチェーン24の上方を覆うチェーンカバー99が取り付けられている。パワーユニットPの背面側にはスロットルバルブおよび燃料噴射装置を含むスロットルボディ4が取り付けられており、パワーユニットPの燃焼ガスは、排気管17を介して車体後方のマフラに導かれる。パワーユニットPの前方には冷却器13が配設されており、冷却器13の上部にはホーン44が配設されている。
メインフレーム5の上部には、燃料タンク2が配設されている。燃料タンク2の後部には前席と後席とを一体に形成したシート31が配設されている。メインフレーム5の後部には、左右一対の上側リヤフレーム28および下側リヤフレーム29を含む後部フレームユニットFが取り付けられており、シート31は上側リヤフレーム28の上部に近接配置されている。左右のリヤフレーム28,29の間には、電動アクチュエータでブレーキ油圧を制御するABSモジュレータ27が配設されている。スロットルボディ4とABSモジュレータ27との間には、車幅方向に一対のサイドカバー98が配設されている。
ピボットプレート19の後部には、運転者が足を乗せるステップ20を支持するステッププレート21および同乗者用のピリオンステップ79を支持する支持フレーム78が固定されている。ピボットプレート19の下部には、サイドスタンド22が回動可能に軸支されている。シート31の後方には、テールライト25を支持するリヤフェンダ26が配設されている。
図2は、自動二輪車1のフロントフォーク15まわりの一部拡大側面図である。また、図3はフロントフォーク15まわりを車体前方から見た斜視図である。フロントフォーク15は、トップブリッジ9およびボトムブリッジ12に支持されるアウタチューブ15aの下方に、アウタチューブ15に挿管されて往復摺動するインナチューブ15bが露出する倒立式とされる。インナチューブ15bの下端部は、前輪WFの車軸82を支持するボトムホルダ100に固定されている。ボトムホルダ100は、車軸82を支持する円筒部101と、インナチューブ15bの下端部を支持する支持部105と、円筒部101と支持部105とを連結する連結部102と、円筒部101および連結部102の後方に延出するキャリパブラケット106とを含む。
前輪WFを構成するホイール部材97には、左右一対のブレーキディスク81が固定されており、左右一対のキャリパブラケット106の後端部には、ブレーキディスク81に制動力を与える油圧ブレーキキャリパ80がそれぞれ固定されている。
本実施形態に係るフロントフェンダ支持構造は、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ14を、スタッドボルト151を介してボトムホルダ100に支持する点に特徴がある。詳しくは、インナチューブ15bを固定する支持部105から前後に延出する前側延出部103および後側延出部104を設け、この前側延出部103および後側延出部104の上面に取り付けたスタッドボルト151の上端部に、ねじ等の締結部材152によってフロントフェンダ14を取り付ける構成とされる。
各2本の前側スタッドボルト151bおよび後側スタッドボルト151aからなる計4本のスタッドボルト151は、フロントフォーク15と平行に配設されており、前側スタッドボルト151bには、インナチューブ15bを飛び石等から保護するチッピングガード150が支持されている。フロントフェンダ14およびチッピングガード150は合成樹脂等で形成され、スタッドボルト151はアルミ等の金属で形成することができる。
図4は、スタッドボルト151の配置構成を示す拡大図である。フロントフェンダ14には、フロントフォーク15のアウタチューブ15aを避ける逃げ凹部14bが形成されており、この逃げ凹部14bに連なる前後の位置に、車幅方向外側に突出する取付リブ14aが設けられている。各スタッドボルト151の上端部は、取付リブ14aの下面に当接しており、取付リブ14aを上方から貫通する締結部材152によってフロントフェンダ14が固定される。後側スタッドボルト151aの下端部には、後側延出部104に設けられる雌ねじに係合する雄ねじ164が形成されている。
図5は、スタッドボルト151の配置構成を示す平面図である。ここで、フロントフォーク15は、アウタチューブ15aが上側に位置する倒立式であるため、前輪WFに近接配置されるフロントフェンダ14をアウタチューブ15aに支持すると、フロントフォーク15が収縮した際に前輪WFがフロントフェンダ14に干渉してしまう。この干渉を避けるためには、フロントフェンダ14をボトムホルダ100に支持すればよいが、フロントフェンダ14から下方に延出するステーを設けると、フロントフェンダ14の構造が複雑になって重量が増すほか、外観性にも影響を与えることとなる。これに対し、本実施形態に係るフロントフェンダ支持構造では、フロントフェンダ14をフロントフォーク15と平行をなすスタッドボルト151によってボトムホルダ100に支持するため、フロントフェンダ14の構造を簡略化すると共に、デザイン性に優れたシンプルな外観を得ることができる。
フロントフェンダ14を支持するスタッドボルト151は、フロントフォーク15の中心線より車幅方向内側に配設され、スタッドボルト151を支持する取付リブ14aの延出量も最小限に抑えられている。一方、インナチューブ15bを保護するチッピングガード150は、ボトムホルダ100の円筒部101より車幅方向外側まで延出しており、インナチューブ15bのほか後側スタッドボルト151aや油圧ブレーキキャリパ80をも保護できるように構成されている。
図6は、後側スタッドボルト151aの上端部構造を示す一部断面(図5のVI−VI線断面)拡大図である。また、図7は後側スタッドボルト151aの下端部構造を示す拡大図である。フロントフェンダ14の取付リブ14aは、フロントフェンダ14の他の部位より肉厚に形成されており、さらに、取付リブ14aの周縁部に沿って車体下方に延出するフランジ部14cを設けることにより強度が高められている。
後側スタッドボルト151aの上端部には、スパナ等での締め付けを可能とするナット部161が形成されている。ナット部161の上端部には、締結部材152の雄ねじ152aが螺合する雌ねじ162が形成されている。一方、後側スタッドボルト151の下端部にもナット部163が形成されており、ナット部163の下端部には、後側延出部104に固定される雄ねじ164が形成されている。
図8は、チッピングガード150および前側スタッドボルト151bの構造を示す斜視図である。また、図9はボトムホルダ100の構造を示す斜視図である。図9では、説明のためにインナチューブ15bを取り外した状態を示している。チッピングガード150は、前側スタッドボルト151bによって前側延出部103とフロントフェンダ14との間に固定される。前側スタッドボルト151bは、その上端部を後側スタッドボルト151aと同じ構造とする一方、その下端部にはナット部が形成されておらず、締結部材180が螺合する雌ねじ165を本体部160の下端部に設けた構造を有する。
チッピングガード150は、前側スタッドボルト151bを通す貫通孔171が形成された筒状部170と、インナチューブ15bの車体前方に位置する湾曲部172と、湾曲部172の車幅方向外側端部から車体後方に屈曲する平板部173とを有する。そして、筒状部170の下端部には、チッピングガード150の回転を防ぐ位置決めピン175が設けられたフランジ174が形成されている。
図9を参照して、インナチューブ15bを挿管固定する凹部95を有する支持部105には、前側延出部103および後側延出部104が形成されている。前側延出部103には、位置決めピン175の係合孔91と、締結部材180が通る貫通孔90とが形成されており、後側延出部104には、後側スタッドボルト101aの雄ねじ164が螺合する雌ねじ92が形成されている。
チッピングガード150は、その貫通孔171の上方から前側スタッドボルト151bを挿入し、位置決めピン175を係合孔91に係合した状態で前側延出部103の下方から締結部材180を螺合することで前側延出部103に固定され、前側スタッドボルト151bの上端部に締結部材152を締め付けることで、フロントフェンダ14と前側延出部103との間に挟まれて支持されることとなる。
上記したように、本発明に係る鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造によれば、倒立式フロントフォークのインナチューブの下端部を支持するボトムホルダに対して、スタッドボルトを用いてフロントフェンダを固定するようにしたので、ボトムホルダまで延びる延出部をフロントフェンダに設ける必要がなくなり、延出部を廃してフロントフェンダの軽量化および外観性の向上を図ることが可能となる。また、スタッドボルトの長さを変更することでタイヤ径の変更に対応することができるので、フロントフェンダの汎用性を高めることが可能となる。
なお、鞍乗型車両の形態、フロントフォークの形状や構造、フロントフェンダの形状や構造、スタッドボルトやチッピングガードの形状や構造等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、本発明に係るフロントフェンダ支持構造は、自動二輪車に限られず、フロントフォークを有する3輪や4輪の鞍乗型車両に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、3…車体フレーム、5…メインフレーム、9…トップブリッジ、10…ヘッドパイプ、12…ボトムブリッジ、14…フロントフェンダ、14a…取付リブ、14b…逃げ凹部、14c…フランジ部、15…フロントフォーク、15a…アウタチューブ、15b…インナチューブ、80…油圧ブレーキキャリパ、81…ブレーキディスク、82…車軸、90…貫通孔、91…係合孔、100…ボトムホルダ、103…前側延出部、104…後側延出部、150…チッピングガード、151…スタッドボルト、151a…後側スタッドボルト、151b…前側スタッドボルト、WF…前輪

Claims (6)

  1. 前輪(WF)と、該前輪(WF)を回動自在に軸支するフロントフォーク(15)と、該フロントフォーク(15)の下端部に設けられて前記前輪(WF)の車軸(82)を支持するボトムホルダ(100)と、前記前輪(WF)の上方に位置するフロントフェンダ(14)とを有する鞍乗型車両(1)に適用される鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造において、
    前記フロントフォーク(15)が、アウタチューブ(15a)に挿管されて摺動するインナチューブ(15b)の下端部に前記ボトムホルダ(100)を支持する倒立式フロントフォークであり、
    前記フロントフェンダ(14)が、スタッドボルト(151)を用いて前記ボトムホルダ(100)に支持されることを特徴とする鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造。
  2. 前記フロントフェンダ(14)に、前記アウタチューブ(15a)に近接する位置で車幅方向外側に向かって突出する取付リブ(14a)が形成されており、
    前記スタッドボルト(151)が、前記フロントフォーク(15)と平行に指向して、前記取付リブ(14a)の下面と前記ボトムホルダ(100)の上面との間に配設されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造。
  3. 前記取付リブ(14a)が、前記フロントフェンダ(14)の他の部位よりも肉厚に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造。
  4. 前記スタッドボルト(151)および前記取付リブ(14a)が、車体側面視で、前記フロントフォーク(15)の前側および後側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造。
  5. 前記フロントフォーク(15)の前側に設けられるスタッドボルト(151)に、前記インナチューブ(15b)の車体前方を覆うチッピングガード(150)が支持されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造。
  6. 前記スタッドボルト(151)の上部は、前記取付リブ(14a)を車体上方から貫通するねじ部材(152)を前記スタッドボルト(151)の上端部に形成される雌ねじ(162)に螺合することで、前記フロントフェンダ(14)に支持されることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の鞍乗型車両のフロントフェンダ支持構造。
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