JP2006245177A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】OTPメモリセルの小型化と製造プロセス・コストの大幅な節減を可能とする。
【解決手段】OTPメモリのセルトランジスタのドレイン領域D内にキャパシタの下部電極となる埋め込み層8(BN+)を形成させ、この埋め込み層8上にデータ線DLから印加される所定の電圧によって絶縁破壊され得る膜厚の薄いキャパシタ絶縁膜7a,7bを形成させ、このキャパシタ絶縁膜7a,7b上,フィールド酸化膜2上にキャパシタの上部電極となる導電層10を形成した。また、埋め込み層8(BN+)と高濃度のドレイン領域13(N+)を一部オーバーラップさせた。
【選択図】図2

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関し、特に、ワンタイムプログラマブル(One Time Programmable:OTP)メモリ素子及びその製造方法に関する。
近年、非接触式の個体認識(例えばRFIDタグによる物流管理、入退室管理、精算管理など)に用いられる電子タグが広く普及している。RFID(Radio Freqency Identification)とは、微小な電子タグにより人やモノを識別・管理する仕組みであって、バーコードに代わる商品識別・管理技術に留まらず、社会のIT化・自動化を推進する上での基盤技術として注目が高まっている。
ここで、電子タグとは、多数の認識対象のそれぞれに装着され、非装着体に関するデジタル情報を、内蔵したメモリに記憶するものである。上記デジタル情報は一般に、ユーザー側のリーダ・ライタによって非接触的に読み書きされる。
デジタル情報を記憶するメモリとしては、例えばマスクROMが挙げられる。このマスクROMのデジタルデータは、マスクROMの完成時に固定して記憶されている。従って、そのマスクROMを内蔵した電子タグが製品として市場に出荷された後、電子タグのユーザーが任意のデジタルデータをマスクROMに書き込むことはできない。
そこで、上記電子タグに内蔵されるメモリには、ユーザー側で所望のデジタルデータを電気的に書き込み可能なEPROMもしくはEEPROMなどの不揮発性メモリ素子が用いられている。
しかしながら、EPROMやEEPROMをメモリに用いた従来例における電子タグは、EPROMやEEPROMの構造上、チップサイズが大きくなり、製造プロセスが複雑になるため、製造コストが増大していた。これにより、メモリ及びそのメモリが搭載される電子タグの単価が上昇するという問題が生じていた。
そこで、チップサイズを可能な限り小さくし製造コストを抑える観点からも、電子タグなどに用いるメモリとしては、ワンタイムプログラマブルメモリ(OTPメモリと記す)が好適である。OTPメモリとは、その名のとおり最初の一回だけ書き込みした後、データの消去やさらなるプログラムなしに使われているものである。また、OTPメモリは貯蔵された情報を変形することができないので、それ自体のみでは製品として使用されることは少ないが、電子タグに限らず半導体装置の中で補助機能を実行する手段等として、需要は増加している。
そして、一般的なOTPメモリセルはフローティングゲート,誘電膜,コントロールゲートが順次形成されている積層構造を有している(特許文献2,3参照)。
なお、本発明に関連する技術文献としては、以下の特許文献が挙げられる。
特開2003−114247号公報 特開2004−193606号公報 特開2004−356631号公報

通常、一つの半導体装置に内蔵されるOTPメモリセルの個数は少なく、半導体製品の全面積に対してOTPメモリセルが占める面積は大きくないが、一般的なOTPメモリセルが不揮発性の特性を有するためには、上述のとおり積層構造を有していた(この積層構造は一般的にポリシリコン層,絶縁層,ポリシリコン層が順次形成されているので便宜上PIP構造と称す)。
このような積層構造(PIP構造)は製造プロセスが複雑であり、OTPメモリセルを備えた電子タグや半導体製品などの製造費用を増大させていた。さらに、OTPメモリセルは、相対的に膜厚の厚い高耐圧セルトランジスタと共に半導体基板上に集積されて集積回路を構成するため(書き込み動作の際に高い電圧がかかるため)、チップ面積が大きくなるという問題もあった。
そこで、OTPメモリセルを備えた半導体製品や電子タグを実用的に推進する上においても、品質の優れたOTPメモリセルをより安価に提供できることが必要である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、セルトランジスタとキャパシタを含むメモリセルを備えた不揮発性半導体記憶装置において、前記セルトランジスタのゲート電極に電気的に接続されたワード線と、前記セルトランジスタのドレイン領域内に形成され、キャパシタの下部電極となる埋め込み層と、前記埋め込み層上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜上に形成され、キャパシタの上部電極となる導電層と、前記導電層に電気的に接続されたデータ線と、前記データ線から前記キャパシタ絶縁膜に所定の電圧を印加する電圧供給回路とを備え、前記キャパシタ絶縁膜が絶縁破壊されることによりデータが書き込まれ、前記キャパシタ絶縁膜が絶縁破壊されているか否かによってデータを読み出すことを特徴とする。
また、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板上にキャパシタとセルトランジスタを含むメモリセルを備えた不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、前記半導体基板の表面に第1の不純物濃度のドレイン領域を形成する工程と、前記第1の不純物濃度のドレイン領域上にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記第1の不純物濃度のドレイン領域内に前記キャパシタの下部電極となる埋め込み層を形成する工程と、前記キャパシタ絶縁膜上に前記キャパシタの上部電極となる導電層を形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明は、OTPメモリのセルトランジスタのドレイン領域内にキャパシタの下部電極となる埋め込み層を形成させ、この埋め込み層上にデータ線から印加される所定の電圧によって絶縁破壊され得るキャパシタ絶縁膜を形成し、このキャパシタ絶縁膜上にキャパシタの上部電極となる導電層を形成した。かかる構造によれば、従来の積層構造(PIP構造)によらなくてもOTPメモリセルを構成することができる。
これにより、OTPメモリセルの小型化と製造プロセス・コストの大幅な節減が可能となり、本発明のOTPメモリセルを備えた電子タグやこれを内蔵したその他の半導体製品の製造コストを低く抑えることが可能となる。
また、セルトランジスタのドレイン領域を、第1の不純物濃度(低濃度)のドレイン領域とその第1の不純物濃度(低濃度)のドレイン領域内に配置した第2の不純物濃度(高濃度)のドレイン領域とで構成することにより、データ書き込みの際の高電圧に対して耐圧を確保することができる。
さらに、セルトランジスタの第2の不純物濃度のドレイン領域とキャパシタの下部電極となる埋め込み層とを一部オーバーラップさせることで、全体のチップ面積をさらに小型化することができる。
さらにまた、埋め込み層の不純物濃度を第1の不純物濃度(低濃度)に比して濃度を高くし、かつ、第2の不純物濃度(高濃度)に比して濃度を低くすることで、ドレイン領域全体の耐圧を確保することができる。
また、キャパシタ絶縁膜の膜厚をセルトランジスタのゲート絶縁膜の膜厚よりも薄く構成することで、セルトランジスタでは耐圧を確保すると共に、キャパシタではキャパシタ絶縁膜を絶縁破壊しやすくし、書き込み動作電圧を低く抑えることができる。
また、キャパシタの下部電極となる埋め込み層を素子分離膜に隣接させ、素子分離膜上にキャパシタの上部電極となる導電層を形成させることで、さらにOTPメモリセルの小型化を図ることができる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係るOTPメモリは、例えば非接触式で読み書きされる電子タグに内蔵されて用いられるものであるが、その他の半導体製品に内蔵されて用いられるか、もしくは単体で用いられるものであっても良い。
図1は本発明の実施形態に係るOTPメモリの回路図であり、図2(a)は図1に示した実施形態に係るOTPメモリのレイアウト図である。
図1及び図2(a)に示すように、本実施形態に係るOTPメモリはセルトランジスタT1,T2及びキャパシタC1,C2のそれぞれ一組でOTPメモリの1セル(Cell1,Cell2)を構成している。図2(a)に示すように、Cell1及びCell2は第2のコンタクトホールFC2を中心に対称の関係である。
ワード線WLL,WLR(例えばポリシリコン層やポリサイド層から成る)が、それぞれセルトランジスタT1,T2のゲート電極と電気的に接続されて配置されている。また、セルトランジスタT1,T2のドレイン領域はそれぞれキャパシタC1,C2の下部電極と接続され、その電圧がそれぞれVL,VRである。
また、セルトランジスタT1,T2のドレイン領域(キャパシタC1,C2の下部電極)には、寄生容量CP1,CP2が存在する。寄生容量CP1,CP2は主としてPN接合容量である。
また、セルトランジスタT1,T2のソース領域は接地線GNDLを介して接地され、キャパシタC1,C2の上部電極はデータ線DLと電気的に接続されている。データ線DLは電圧供給回路VSに接続され、かかる電圧供給回路VSによってデータ線DLに電圧が供給される。また、データ読み出しの際には出力バッファBFを通して外部に出力される。
次に、本実施形態に係るOTPメモリの詳細について、その断面図を参照して説明する。図2(b)は、図2(a)に示した本実施形態に係るOTPメモリのX−X線に沿った断面図である。
図2(b)に示すように、例えばP型シリコン基板から成る半導体基板1上の表面に所定間隔を隔てて高濃度のソース領域12(N+)及び低濃度のソース領域4(LN)から成るソース領域Sと高濃度のドレイン領域13(N+)及び低濃度のドレイン領域5(LN)から成るドレイン領域Dが形成され、それらの間にチャネル領域20が形成されている。
ここで、高濃度のソース領域12(N+)は低濃度のソース領域4(LN)内に形成され、高濃度のドレイン領域13(N+)は低濃度のドレイン領域5(LN)内に形成されている。すなわち、本実施形態に係るセルトランジスタT1,T2はいわゆるLDD構造(Lightly Doped Drain)を有しており、他のセルトランジスタも同じLDD構造を有している。これは、データ書き込みの際の高電圧に対して耐圧を確保するためであるが、本発明はこれに限定されず必要に応じてLDD構造でなくとも良い。
そして、チャネル領域20の一部上,ソース領域S及びドレイン領域Dの一部上には高耐圧用の膜厚の厚いゲート絶縁膜6(例えば膜厚が60nm)を介してポリシリコン等から成るゲート電極9が形成されている。ゲート電極9は不図示の配線によってワード線WLL,WLRと電気的に接続されている。
また、ドレイン領域D内には高濃度の不純物型層(BN+)である埋め込み層8(BN+)が形成されている。この埋め込み層8(BN+)はキャパシタC1,C2の下部電極であり、本実施形態では前記高濃度のドレイン領域13(N+)と部分的にオーバーラップした構造をとっている。
このようにドレイン領域D内の高濃度のドレイン領域13(N+)とキャパシタの下部電極となる埋め込み層8(BN+)とを一部オーバーラップさせることで、全体のチップ面積を小型化することができる。ただし、本発明はこれに限定されず、必要に応じて高濃度のドレイン領域13(N+)と埋め込み層8(BN+)とはオーバーラップさせなくても良い。
なお、低濃度のドレイン領域5(LN)、高濃度のドレイン領域13(N+)及び埋め込み層8(BN+)の不純物濃度の関係は、耐圧を確保する観点から、LN<BN+<N+であることが好ましい。埋め込み層8(BN+)の不純物濃度を高濃度のドレイン領域13(N+)の不純物濃度に比して高くすると、ドレイン領域D全体の不純物濃度が高くなってしまい、ドレイン耐圧が低下するからである。
また、半導体基板1上には活性領域(OTPメモリセル)を分離するためのフィールド酸化膜2が形成されている。セルの小型化を図る上で、フィールド酸化膜2はいわゆるSTI構造(シャロウ・トレンチ・アイソレーション)が好ましいが、LOCOS構造であっても良い。また、セルの小型化を図るため、このフィールド酸化膜2に隣接してドレイン領域D及び埋め込み層8(BN+)が形成されている。
そして、ドレイン領域Dの一部上には、埋め込み層8(BN+)上からフィールド酸化膜2に連なるように、シリコン酸化膜などから成るキャパシタ絶縁膜7a,7bが形成され、このキャパシタ絶縁膜7a,7bを介してポリシリコン層などから成る導電層10が形成されている。導電層10はキャパシタの上部電極となる。
なお、本実施形態ではキャパシタ絶縁膜7a,7bの膜厚をゲート絶縁膜6の膜厚よりも薄くしている(例えば6nm)。これは、本発明はキャパシタ絶縁膜7a,7bを絶縁破壊させることによってデータの書き込みを行うものであって、その際の書き込み動作電圧をできるだけ低く抑えるためである。かかる構成によれば、セルトランジスタT1,T2では耐圧を確保すると共に、キャパシタC1,C2ではキャパシタ絶縁膜7a,7bを絶縁破壊しやすくなる。
そして、このセルトランジスタT1,T2上及びキャパシタC1,C2上には、層間絶縁膜14が形成されている。層間絶縁膜14は、例えばシリコン酸化膜等から成るが、シリコン窒化膜等を含む複合膜であってもよい。この層間絶縁膜14には、コンタクトホールFC1,FC2が形成されている。
コンタクトホールFC1は、セルトランジスタT1,T2のソース領域Sを露出するように開口されて形成されている。そして、このコンタクトホールFC1にはアルミニウム(Al)やタングステン(W)などの導電材料から成るプラグ15,16が埋め込まれている。そして、プラグ15上には、接地線GNDLが形成されており、この接地線GNDLはプラグ15を通してセルトランジスタT1のソース領域Sと電気的に接続されている。
他方のコンタクトホールFC2はキャパシタC1,C2の上部電極である導電層10を露出するように開口されて形成されている。このコンタクトホールFC2にもコンタクトホールFC1と同様にプラグ16が埋め込まれている。そして、プラグ16上には、データ線DLが形成されており、このデータ線DLはプラグ16を通して導電層10と電気的に接続されている。
この導電層10は、キャパシタ絶縁膜7a,7bが絶縁破壊されることで、埋め込み層8(BN+)を通してセルトランジスタT1のドレイン領域Dと電気的に接続され得る。すなわち、ドレイン領域Dは、キャパシタ絶縁膜7a,7bが絶縁破壊されることで、プラグ16,導電層10,埋め込み層8(BN+)を通してデータ線DLに接続される。
次に、上述したOTPメモリに、「1」もしくは「0」のデジタルデータを記憶させる書き込み動作について図3(a),(b)を参照して説明する。図3(a)はデータ書き込み動作の際におけるデータ線DL,VL,VR、ワード線WLL,ワード線WLRのそれぞれの電位の変化を示している。また、図3(b)はデータ読み出し動作の際におけるデータ線DL,VL,ワード線WLL,ワード線WLRのそれぞれの電位の変化を示している。
最初にセルトランジスタT1に、デジタルデータ「1」を書き込む場合について説明する。この場合、セルトランジスタT1に接続されたワード線WLLの電位がローレベル(L)から所定のハイレベル(H)となる。そうすると、セルトランジスタT1がオン状態になる。
そして、導電層10に接続したデータ線DLに、所定の書き込み電圧を印加する(例えば11ボルト)。ここで、所定の書き込み電圧とは、データ線DLが接続するキャパシタC1,C2のキャパシタ絶縁膜7a,7bを絶縁破壊し得る高電圧のことをいう。
このとき、ワード線WLLのハイレベルの電位(H)によりセルトランジスタT1がオン状態となっているためセルトランジスタT1のドレイン領域Dが接地電位となる。従って、データ線DLに印加される所定の書き込み電圧は、データ線DLとドレイン領域Dとの間に存在する容量、即ちキャパシタ絶縁膜7aに集中して印加される。
これにより、キャパシタ絶縁膜7aは絶縁破壊されて(Cap Short)、セルトランジスタT1のドレイン領域Dとそれに対応するデータ線DLとが電気的に接続される。以下、上記絶縁破壊によりデータ線DLとドレイン領域Dとが接続されたセルトランジスタT1を、記憶状態「1」のセルトランジスタと呼ぶことにする。
一方、データ線DLにはセルトランジスタT2が接続されているので、セルトランジスタT2がオン状態であれば上記と同様の動作によってセルトランジスタT2にもデータの書き込みが行われるが、セルトランジスタT2に接続されるワード線WLRの電位がローレベルの状態(L)、すなわちセルトランジスタT2がオフ状態のままであれば、キャパシタ絶縁膜7bは絶縁破壊されず、セルトランジスタT2にはデジタルデータ「1」の書き込みはされない。
ここで、オフ状態のセルトランジスタT2では、接地電位であるP型半導体基板1のPウェル領域3と、低濃度のドレイン領域5(LN)との境界に接合容量(PN接合の空乏層が作る静電容量)が存在する。このため、データ線DLに印加される書き込み電圧は、キャパシタ絶縁膜7bに係る容量と、上記接合容量との2つの容量に対応して2分割されて印加される。
ここで、キャパシタC2の静電容量(例えば、10fF)は寄生容量CP2の静電容量(例えば、1fF以下)に対して大きい。従って、データ線DLの電位が上昇したとしても、図3(a)に示すようにVRの電位が上昇するため、セルトランジスタT2のキャパシタ絶縁膜7bは絶縁破壊しないのである。
従って、例えば上記セルトランジスタT1がオン状態であって、キャパシタ絶縁膜7aを絶縁破壊する電圧(例えば11ボルト)をデータ線DLから印加しても、セルトランジスタT2がオフ状態であれば、キャパシタ絶縁膜7bは絶縁破壊されない。
次に、セルトランジスタT1に、デジタルデータ「0」を書き込む場合について説明する。本実施形態によれば、デジタルデータ「0」を書き込む際には、特定の書き込み動作を必要としない。例えば、セルトランジスタT1の記憶状態を「0」としたい場合は、対応するデータ線DLに、キャパシタ絶縁膜7a,7bを絶縁破壊し得る書き込み電圧の印加を行わなければよい。例えば、書き込み電圧が11ボルトであれば、その電圧以上の電圧を印加しなければよい。
また、ワード線WLL,WLRをローレベルとし、セルトランジスタT1,T2をオフ状態としてもよい。オフ状態であれば、ドレイン領域Dが接地電位(GND)とならず、データ線DLに印加される所定の電圧がキャパシタ絶縁膜7a,7bに集中して印加されることはないからである。以下、キャパシタ絶縁膜7a,7bが破壊されずにデータ線DLとドレイン領域Dとが絶縁されているセルトランジスタを、記憶状態「0」のセルトランジスタと呼ぶことにする。
次に、上述したOTPメモリセルから、「1」もしくは「0」のデジタルデータを読み出す動作について図3(b)を参照して説明する。ここでは、まず記憶状態「1」のセルトランジスタT1から、デジタルデータを読み出す動作について説明する。この場合、セルトランジスタT1のゲート電極9に電気的に接続されたワード線WLLの電位をローレベル(L)からハイレベル(H)とする。
なお、ここでデータ線DLは、予め所定のプリチャージ電位(例えば電源電位Vdd=3V)に初期設定されている。ワード線WLLの電位がハイレベル(H)となると、セルトランジスタT1がオン状態となる。上述の通り「1」が書き込まれた状態では、キャパシタ絶縁膜7aが絶縁破壊されているため、セルトランジスタT1のドレイン領域Dと、それに対応するデータ線DLとは、互いに電気的に接続される。
そうすると、接地線GNDLの接地電位(GND)がセルトランジスタT1を通してデータ線DLに出力されることとなる。このため、図3(b)に示すようにデータ線DLの電位は、プリチャージ電位(例えばVdd=3V)から接地電位(GND)に変化する。このとき、データ線DLの接地電位は、デジタルデータ「1」として、データ線DLから出力バッファBFを通してOTPメモリの外部に出力されることとなる。
次に、記憶状態「0」のセルトランジスタT1から、デジタルデータを読み出す動作について図3(b)を参照して説明する。この場合、セルトランジスタT1に接続されたワード線WLLの電位をローレベル(L)からハイレベル(H)とする。なお、ここでデータ線DLは、予め所定のプリチャージ電位(例えば電源電位Vdd=3V)に初期設定されている。
ワード線WLLの電位がハイレベル(H)となると、セルトランジスタT1がオン状態となる。上述の通り「0」が書き込まれた状態では、キャパシタ絶縁膜7aは絶縁破壊されていないため、セルトランジスタT1のドレイン領域Dと、それに対応するデータ線DLとは、電気的に接続されない。
そうすると、図3(b)に示すようにデータ線DLの電位はプリチャージ電位(例えばVdd=3V)のままである。このときデータ線DLのプリチャージ電位は、デジタルデータ「0」として、データ線DLから出力バッファBFを通してOTPメモリの外部に出力されることとなる。
このように本発明では、キャパシタ絶縁膜7a,7bを対応するデータ線DLからの所定の書き込み電圧(高電圧、例えば11ボルト)の印加によって絶縁破壊するか否かに基づいて、「1」か「0」のいずれかのデジタルデータをOTPメモリセルに書き込むと共に、そのデータを読み出すことが可能となる。また、OTPメモリセルもしくはOTPメモリセルが内蔵された製品が完成して出荷された後に、ユーザー側によってデジタルデータを任意に書き込むことができる。
次に、本発明の実施形態に係るOTPメモリセルの製造方法について図面を参照しながら説明する。
図4(a)に示すように、P型半導体基板1を準備し、公知のプロセスであるシャロウ・トレンチ・アイソレーション法(以下、STI法と記す)を用いてP型半導体基板1上シリコン酸化膜等から成るフィールド酸化膜2を形成する。ここで、STI法とは、活性領域の素子分離に用いられる方法であって、高密度プラズマ化学気層成長(HDPCVD)により、シリコン酸化膜等の絶縁材料を、半導体基板中の浅いトレンチ溝に充填し、これをフィールド酸化膜2とするものである。なお、活性領域の素子分離には局部酸化法(LOCOS)を用いても良い。
次に、図4(b)に示すようにP型半導体基板1の全面にP型不純物、例えばボロン(B+)イオンを加速電圧80KeVで、注入量4×1012/cmの注入条件でイオン注入し、拡散させることでPウェル領域3を形成する。
次に、図4(c)に示すように、後にセルトランジスタのソース領域S,ドレイン領域Dとなる領域以外の領域のP型半導体基板1上に、露光及び現像処理により不図示のホトレジスト層を選択的に形成し、このホトレジスト層をマスクとしてN型不純物、例えばリン(P+)イオンを加速電圧80KeVで、注入量6×1012/cmの注入条件でイオン注入し、拡散させることで低濃度のソース領域4(LN)及び低濃度のドレイン領域5(LN)を形成する。
次に、ホトレジスト層を除去した後、図4(d)に示すように、P型半導体基板1の表面を覆うようにシリコン酸化膜6(例えば、熱酸化膜や、CVD法によるTEOS膜)を例えば60nmの膜厚に形成する。なお、セルトランジスタ形成領域R1のゲート電極形成領域に形成されたシリコン酸化膜6はゲート絶縁膜6となる。
次に、セルトランジスタのゲート電極形成領域のシリコン酸化膜6上に、露光及び現像処理により不図示のホトレジスト層を選択的に形成し、このホトレジスト層をマスクとして、シリコン酸化膜6を選択的にエッチングにより除去する。
次に、ホトレジスト層を除去した後、P型半導体基板1を熱酸化しシリコン酸化膜6よりも薄い、例えば6nmの膜厚のシリコン酸化膜7を形成する。ここで、キャパシタ形成領域R2に形成されたシリコン酸化膜7は、キャパシタ絶縁膜7a,7bとなる。
次に、図4(d)に示すように、キャパシタ形成領域R2の低濃度のドレイン領域5の一部上に開口部を有する不図示のホトレジスト層をマスクとして、N型不純物、例えばヒ素(As+)イオンを加速電圧140KeVで、注入量5×1014/cmの注入条件でイオン注入し、拡散させることで高濃度の埋め込み層8(BN+)を形成する。これが、キャパシタの下部電極となる。なお、セルの小型化を図る上で、埋め込み層8(BN+)はフィールド酸化膜2に隣接して形成することが好ましい。
次に、P型半導体基板1全面に、例えばポリシリコン膜を形成する。次に、このポリシリコン膜上に選択的に形成した不図示のホトレジスト層をマスクとして、図5(a)に示すようにセルトランジスタのゲート絶縁膜6上にゲート電極9、キャパシタ絶縁膜7a,7b上にキャパシタの上部電極となる導電層10を形成する。
次に、図5(b)に示すように、ゲート電極9及び導電層10の側壁にスペーサ膜11を形成する。このスペーサ膜11は、CVD法によりシリコン酸化膜を堆積し、シリコン酸化膜をエッチバックすることで形成することができる。なお、スペーサ膜11はシリコン窒化膜であっても良い。
そして、図5(b)に示すように、スペーサ膜11をマスクとして、N型不純物、例えばヒ素(As+)イオンを加速電圧100KeVで、注入量5×1015/cmの注入条件でイオン注入し、拡散させることで低濃度のソース領域4(LN)内,低濃度のドレイン領域5(LN)内に、それぞれ高濃度のソース領域12(N+),高濃度のドレイン領域13(N+)を形成する。
高濃度のドレイン領域13(N+)は埋め込み層8(BN+)と一部オーバーラップして形成させるようにイオン注入することがメモリセルの小型化を進める上で好ましい。また、上述の通り、耐圧確保の観点から埋め込み層8(BN+)の不純物濃度は、高濃度のドレイン領域13(N+)の不純物濃度に比して高くならないように形成することが好ましい。
次に、図5(c)に示すように例えばシリコン酸化膜やシリコン窒化膜等から成る層間絶縁膜14をCVD法などにより形成する。そして、露光及び現像処理により不図示のホトレジスト層を選択的に形成し、このホトレジスト層をマスクとして、セルトランジスタの高濃度のソース領域12(N+)及び導電層10とが露出される第1,第2のコンタクトホールFC1,FC2を形成し、当該コンタクトホールFC1,FC2にアルミニウム(Al)やタングステン(W)などの導電物質を充填してプラグ15,16を形成する。
次に、図示はしないが外部の影響から保護するために、酸化膜や窒化膜等から成る保護膜を形成し、その後外部配線と電気的に接続するためのコンタクトを形成する。そして、セルトランジスタのソース領域Sは第1のコンタクトホールFC1を通し、さらに接地線GNDLを通して接地され、セルトランジスタのゲート電極9はワード線WLL,WLRと電気的に接続され、キャパシタの導電層10は第2のコンタクトホールFC2を通して、データ線DLと電気的に接続される。
以上のように、本願の発明に係る不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法によれば、従来のOTPメモリセルに比して、小型化と製造プロセス・コストの大幅な節減が可能となり、本発明のOTPメモリセルを備えた電子タグやこれを内蔵したその他の半導体製品の製造コストを低く抑えることが可能となる。なお、具体的に本願発明を適用した場合の一例としては、セル一つの面積が約36umであったものを、約30umに小型化したOTPメモリセルが開発されている(約15%のシュリンク)。
また、本実施形態では、Pウェル領域内にN型不純物イオンを注入して、各ソース領域、各ドレイン領域、各埋め込み層を形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばN型半導体層内にP型不純物をイオン注入して、各ソース領域、各ドレイン領域、各埋め込み層を形成するものでも良い。
本発明の不揮発性半導体装置を説明する回路図である。 本発明の不揮発性半導体装置を説明するレイアウト図及び断面図である。 本発明の不揮発性半導体装置の動作を説明する図である。 本発明の不揮発性半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の不揮発性半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
符号の説明
1 P型半導体基板 2 フィールド酸化膜
3 Pウェル領域 4 低濃度のソース領域
5 低濃度のドレイン領域 6 シリコン酸化膜、ゲート絶縁膜
7 シリコン酸化膜 7a,7b キャパシタ絶縁膜
8 埋め込み層 9 ゲート電極
10 導電層 11 スペーサ膜
12 高濃度のソース領域 13 高濃度のドレイン領域
14 層間絶縁膜 15 プラグ
16 プラグ 20 チャネル領域
S ソース領域 D ドレイン領域
FC1 第1のコンタクトホール FC2 第2のコンタクトホール
C1 第1のキャパシタ C2 第2のキャパシタ
T1 第1のセルトランジスタ T2 第2のセルトランジスタ
WLL,WLR ワード線 DL データ線
GNDL 接地線 BF 出力バッファ
VS 電圧供給回路 R1 セルトランジスタ形成領域
R2 キャパシタ形成領域

Claims (14)

  1. セルトランジスタとキャパシタを含むメモリセルを備えた不揮発性半導体記憶装置において、
    前記セルトランジスタのゲート電極に電気的に接続されたワード線と、
    前記セルトランジスタのドレイン領域内に形成され、キャパシタの下部電極となる埋め込み層と、
    前記埋め込み層上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、
    前記キャパシタ絶縁膜上に形成され、キャパシタの上部電極となる導電層と、
    前記導電層に電気的に接続されたデータ線と、
    前記データ線から前記キャパシタ絶縁膜に所定の電圧を印加する電圧供給回路とを備え、
    前記キャパシタ絶縁膜が絶縁破壊されることによりデータが書き込まれ、
    前記キャパシタ絶縁膜が絶縁破壊されているか否かによってデータを読み出すことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記セルトランジスタのドレイン領域は第1の不純物濃度のドレイン領域及び第2の不純物濃度のドレイン領域から成り、前記第2の不純物濃度のドレイン領域は前記第1の不純物濃度のドレイン領域内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記埋め込み層の不純物濃度は、前記第1の不純物濃度よりも高く、前記第2の不純物濃度よりも低いことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記キャパシタ絶縁膜は前記セルトランジスタのゲート絶縁膜よりも膜厚が薄いことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記埋め込み層は、前記第2の不純物濃度のドレイン領域と一部がオーバーラップして成ることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記半導体基板上の活性領域を分離する素子分離膜を有し、前記素子分離膜上に前記導電層を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記埋め込み層は前記素子分離膜と隣接していることを特徴とする請求項6に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記セルトランジスタのソース領域は接地されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 半導体基板上にキャパシタとセルトランジスタを含むメモリセルを備えた不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記半導体基板の表面に第1の不純物濃度のドレイン領域を形成する工程と、
    前記第1の不純物濃度のドレイン領域上にキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の不純物濃度のドレイン領域内に前記キャパシタの下部電極となる埋め込み層を形成する工程と、
    前記キャパシタ絶縁膜上に前記キャパシタの上部電極となる導電層を形成する工程とを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  10. 前記第1の不純物濃度のドレイン領域内に第2の不純物濃度のドレイン領域を形成する工程を含み、前記第2の不純物濃度は前記埋め込み層の不純物濃度よりも高く、前記第1の不純物濃度は前記埋め込み層の不純物濃度よりも低いことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  11. 前記キャパシタ絶縁膜は前記セルトランジスタのゲート絶縁膜の膜厚よりも膜厚が薄いことを特徴とする請求項9または請求10に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  12. 前記第2の不純物濃度のドレイン領域を形成する工程は、前記埋め込み層と一部がオーバーラップするようにイオン注入して形成すること特徴とする請求項10または請求項11に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  13. 前記第1の不純物濃度のドレイン領域を形成する工程の前に、前記メモリセルを素子分離する素子分離膜を形成する工程をし、その後、
    前記素子分離膜に隣接して前記第1の不純物濃度のドレイン領域を形成する工程と、
    前記素子分離膜上に前記導電層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  14. 半導体基板上にキャパシタとセルトランジスタを含むメモリセルを備えた不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記半導体基板のメモリセルを素子分離する素子分離膜を形成する工程と、
    前記セルトランジスタの形成領域に不純物イオンを注入して、前記素子分離絶縁膜に隣接した第1の不純物濃度のドレイン領域、及び第1の不純物濃度のソース領域を形成する工程と、
    前記半導体基板上に第1の膜厚を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記セルトランジスタのゲート電極形成領域以外の領域の前記第1の絶縁膜をエッチング除去する工程と、
    前記半導体基板上に第2の膜厚を有する第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の不純物濃度のドレイン領域内に不純物イオンを注入して前記キャパシタの下部電極となる埋め込み層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜上及び前記素子分離膜上に前記キャパシタの上部電極となる導電層を形成する工程と、
    前記ゲート電極及び導電層をマスクとして不純物イオンを注入して、第2の不純物濃度のソース領域及びドレイン領域を形成する工程とを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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