JP2006240131A - インク収容パック及びインクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 外圧に対する物理的強度が向上されたインク収容パック及びインクカートリッジを提供する。
【解決手段】 同一の矩形状に形成した2枚の合成樹脂製のフィルムを各々対応する4辺が合致するように重ね合わせる。口栓50を溶着する部位を除いて、各フィルムを重ね合わせた四辺を溶着したフィルム溶着部41と、口栓50をフィルム袋40に溶着した口栓溶着部43とを形成して、フィルム袋40を作成する。フィルム袋40の口栓50が溶着された一縁部では、フィルム溶着部41における口栓溶着部43と隣接する辺での溶着幅は、口栓溶着部43におけるフィルム溶着部41と隣接する辺での溶着幅よりも大きい。これにより、口栓溶着部43とインク封入室44との間隙に形成されたインク流路45に、口栓50とフィルム袋40との溶着時に発生したポリ溜まり部46が形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置において、インクジェットヘッドにインクを供給するためのインク収容パック及びインクカートリッジに関する。
従来より、入力信号に基づいてインクを被記録媒体に噴射して記録するインクジェット記録装置では、インクジェットヘッドにインクを供給するためのインクカートリッジを備えている。インクカートリッジのケース内部には、インクを収容したインク収容パックが格納されており、インク収容パック内のインクがなくなった場合には、このインクカートリッジを新たなものに交換すればよい。
ここで、従来のインク収容パック100について説明する。図9は、従来のインク収容パック100の作成過程を示す平面図である。図10は、従来のインク収容パック100の平面図である。
図9に示すように、従来のインク収容パック100としては、ガスバリア性を有する2層の合成樹脂製の可撓性シート材102を2つ折りにして重ね合わせて、その周囲の重ね合わせ辺同士を熱溶着(熱シール)により接合してシート溶着部103を形成する。このとき、その重ね合わせ辺の一部は溶着せずに、口栓101を固定するための隙間(口栓取付部104)とする。なお、口栓101はインク収容パック100内のインクを外部に導出するための部材であり、封止用のゴム栓(図示外)が嵌着されている。
そして、図10に示すように、シート溶着部103によりパック状に形成された可撓性シート材102において、口栓取付部104に口栓101を嵌め込んで熱溶着することで、可撓性シート材102と口栓101の重なり部が接合した口栓溶着部105を形成する。これにより、内部にインクが封入される密閉空間(インク封入室106)が形成されたインク収容パック100を作成することが一般的に知られている。
また、表面部をなす四辺形状の第1のフィルムの各長辺部に、側面部をなす第2のフィルムの長辺部を熱溶着して筒胴体を形成する。次に、表面部の一方の短辺部を熱溶着して袋体を形成し、他方の短辺部にインク供給口を熱溶着する。そして、4つの隅部に一方の辺から隣接する他方の辺に到達する帯状の接合部を形成する。これにより、フィルム同士が複雑に重なり合う領域を補強して、外圧による破損の防止とインク供給能力の確保を実現するインクジェット式記録装置用インク袋が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−238291号公報
従来のインク収容パック100では、可撓性シート材102と口栓101とを熱溶着する際に、両者から溶解した樹脂が溶着範囲をはみ出て固化してしまう「ポリ溜まり」と呼ばれる現象が生じることが知られている。そのため、図10に示すインク収容パック100では、可撓性シート材102と口栓101との接合部における、インク封入室106側の端部にポリ溜まり部107が生じている。
ここで、ポリ溜まり部107とインク収容パック100の物理的強度との関係について説明する。図11は、従来のインク収容パック100における側面断面拡大図である。一般に、インク収容パック100は非常に軽量かつ柔軟なものであり、インク収容パック100に外圧が加えられたり、インクカートリッジ輸送時に密閉空間103内のインクが揺れたりすると、インク収容パック100に対して応力が発生し、その応力に従って可撓性シート材102が変形することになる。
図11に示すように、インク収容パック100に応力が発生すると、口栓101と可撓性シート材102の溶着部位を軸として前後方向に屈曲するように変形するのが一般的である。そして、口栓101と可撓性シート材102の溶着部位には、その溶着により発生したポリ溜まり部107が存在しているため、このポリ溜まり部107に直接応力がかかることになる。
ところが、ポリ溜まり部107は、溶着時に過大な熱がかけられたことで強度が低下している部位であるため、上記応力によってポリ溜まり部107で可撓性シート材102が破れてしまうという問題があった。特に、気温の低い場所では、更にフィルム強度が低下するため、ポリ溜まり部107でのパック破れが大きな問題であった。すなわち、インク収容パック100で物理的に最も脆弱な部位がポリ溜まり部107であり、インク収容パック100のパック破れや破損などの大きな原因となるという問題があった。
なお、特許文献1に記載の発明は、フィルム同士が複雑に重なり合う領域を補強することで外圧による破損を防止することはできるものの、可撓性シート材102と口栓101とを接合すると生じるポリ溜まり部107でのパック破れや破損などの問題を解消するものではない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ポリ溜まり部でのパック破れや破損などを防止して、外圧に対する物理的強度が向上されたインク収容パック及びインクカートリッジの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のインク収容パックは、内部にインクが収容される密閉空間を形成した可撓性を有する袋状のフィルム部材の一縁部に、前記インクが流動可能なインク流動孔を形成した口栓部材が溶着されたインク収容パックであって、前記口栓部材が溶着された前記フィルム部材の一縁部には、前記フィルム部材の対向する縁部内面が互いに溶着されたフィルム溶着部と、前記口栓部材の側面と前記フィルム部材の縁部内面とが溶着された口栓溶着部とが形成され、前記フィルム溶着部における前記口栓溶着部と隣接する辺での溶着幅は、前記口栓溶着部における前記フィルム溶着部と隣接する辺での溶着幅よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のインク収容パックは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記口栓溶着部と前記密閉空間との間隙には、前記インク流動孔が形成された方向に延びる筒状のインク流路が、前記フィルム溶着部により形成されたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のインク収容パックは、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記インク流路を狭窄させるように、前記フィルム部材の対向する内面が互いに溶着されたインク流路溶着部が形成されたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明のインク収容パックは、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記フィルム溶着部は、前記口栓部材に向けて前記密閉空間の開口面積が狭くなるように傾斜していることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明のインク収容パックは、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記フィルム部材は多層構造をなし、かつ前記フィルム部材の内面を形成する層と、前記口栓部材とは同一材料で構成されたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明のインク収容パックは、請求項5に記載の発明の構成に加え、前記フィルム部材は、少なくとも水分及び酸素の透過を遮断する層を有することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明のインクカートリッジは、請求項1乃至6のいずれかに記載のインク収容パックをケース内部に格納したことを特徴とする。
請求項1に係る発明のインク収容パックでは、口栓部材が溶着されたフィルム部材の一縁部にフィルム溶着部と口栓溶着部とが形成され、フィルム溶着部における口栓溶着部と隣接する辺での溶着幅は、口栓溶着部におけるフィルム溶着部と隣接する辺での溶着幅よりも大きい。よって、フィルム部材と口栓部材を溶着して発生したポリ溜まり部が、フィルム部材同士を溶着したフィルム溶着部で保護されるので、ポリ溜まり部でのパック破れや破損などを防止して、外圧に対する物理的強度を向上させることができる。
また、請求項2に係る発明のインク収容パックでは、請求項1に記載の発明の効果に加え、口栓溶着部と密閉空間との間隙には筒状のインク流路がフィルム溶着部により形成された。よって、口栓部材がインク流路を介して密閉空間と連通するので、ポリ溜まり部での屈曲を防止することができる。
また、請求項3に係る発明のインク収容パックでは、請求項2に記載の発明の効果に加え、インク流路を狭窄させるようにインク流路溶着部が形成された。よって、ポリ溜まり部の保護及び屈曲防止を、より確実にすることができる。
また、請求項4に係る発明のインク収容パックでは、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加え、フィルム溶着部は口栓部材に向けて密閉空間の開口面積が狭くなるように傾斜している。よって、密閉空間内のインクを口栓部材から外部に導出しやすいようにすることができる。
また、請求項5に係る発明のインク収容パックでは、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加え、フィルム部材は多層構造をなし、かつフィルム部材の内面を形成する層と、口栓部材とは同一材料で構成された。よって、フィルム部材と口栓部材とを確実に溶着することができる。
また、請求項6に係る発明のインク収容パックでは、請求項5に記載の発明の効果に加え、フィルム部材は少なくとも水分及び酸素の透過を遮断する層を有する。よって、密閉空間内への水分及び酸素の透過を遮断して、インクの劣化等を防止することができる。
また、請求項7に係る発明のインクカートリッジでは、請求項1乃至6のいずれかに記載のインク収容パックをケース内部に格納しているので、本発明のインク収容パックをインクジェット記録装置に有効に実装させることができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、本発明に係るインク収容パック10及びインクカートリッジ31を、公知の布帛印刷用のインクジェットプリンタ1(図1参照)に用いた場合を例に説明する。
まず、Tシャツ等の布帛を印刷するインクジェットプリンタ1について説明する。図1は、インクジェットプリンタ1の全体的な構成を示した斜視図である。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、左右方向を長手方向とする略直方体形状の筐体2を有し、その底面の略中央に、前後方向に向かう二本のレール3が列設されている。二本のレール3は、筐体2の垂直方向に立ち上げられた図示外の基部上にそれぞれ支持されており、その上部に、レール3に沿って筐体2の前後方向に移動可能な平板状のプラテン支持台(図示外)を支えている。そして、プラテン支持台の略中央に垂直に立ち上げられた支柱の上端には、取り換え可能なプラテン5が固定されている。
プラテン5は、平面視、筐体2の前後方向を長手方向とする略長方形状の板体であり、その上面に、例えばTシャツなどの布帛からなる被記録媒体を水平に載置するためのものである。また、プラテン5とプラテン支持台との間の略中間の位置にて支柱に固定されたトレー4は、利用者がTシャツ等をプラテン5に載置する際に、Tシャツのそで等を受けて筐体2の底面には落ちないように保護するためのものである。そして、プラテン支持台を移動させるためにレール3が設けられたプラテン駆動機構6の後端部にはプラテン駆動モータ7が設けられて、このプラテン駆動モータ7の駆動によって、プラテン支持台がレール3に沿って筐体2の前後方向に移動する。
また、筐体2の前後方向の略中央で、かつ、プラテン5の上方の位置にて、筐体2の両側面間には、インクジェットヘッド21を搭載したキャリッジ20の移動を案内するためのガイドレール9が架設されている。そして、ガイドレール9の左端付近に設けられたキャリッジモータ24の駆動によって、キャリッジ20がガイドレール9に沿って筐体2の左右方向に往復移動される。
また、本実施の形態のインクジェットプリンタ1では、シアンインク,マゼンタインク,イエローインク,ブラックインクが用いられている。そこで、インクジェットプリンタ1の左側面には、各インクを収容した4つのインクカートリッジ31を装着可能に収容するための4つのインクカートリッジ収容部30がそれぞれ設けられている。後述のように、各インクカートリッジ31にはインクが封入されたインク収容パック10(図2等参照)が内蔵されている。そして、各インクカートリッジ収容部30にはそれぞれ可撓性を有するインク供給用チューブ32が連結されており、各インクカートリッジ31内のインク収容パック10からインクが導出されて、各インク供給用チューブ32を介して各色のインクジェットヘッド21に供給される。
キャリッジ20には、4つのインクジェットヘッド21が搭載されている。各インクジェットヘッド21は、各インクを噴射するための、噴射チャンネル(図示外)を例えば128個ずつそれぞれ備えており、各噴射チャンネルには、各々個別に駆動される圧電アクチュエータ(図示外)が設けられ、各噴射チャンネルに対応してインクジェットヘッド21の底面に孔設された微細な噴射ノズル(図示外)から下向きに、インクの液滴が噴射されるように制御されている。
また、キャリッジ20がガイドレール9の右端に移動した位置には、各インクジェットヘッド21のノズル面に対して密着・離脱が可能な吸引キャップ23を有するパージユニット22が設けられている。パージユニット22には吸引ポンプ(図示外)が設けられており、各吸引キャップ23がインクジェットヘッド21に密着しているときに、吸引キャップ23を介してインクの吸引を行い、印刷が行われないときには吸引キャップ23でインクジェットヘッド21のノズル面が覆われ、インクの乾燥が防止される。一方、キャリッジ20がガイドレール9の左端に移動した位置には、各ノズル内のインクの乾燥による増粘防止のためにインクジェットヘッド21から空吐出されるインクを受けるためのインク受け25が設けられている。
尚、ガイドレール9よりも前方の位置にて筐体2の左右にわたってクリアランスセンサ8が設けられている。クリアランスセンサ8は、記録実行時にプラテン5がレール3に沿って筐体2の前方から後方へ移動する際に、プラテン5に載置された被記録媒体の皺やゴミなどの障害物を検出する。また、筐体2の右側手前の位置には、ディスプレイ,印刷ボタン,中止ボタン,プラテン送りボタン等を備え、インクジェットプリンタ1の操作を行うための操作パネル28が設けられている。
次に、インク収容パック10について説明する。図2は、インク収容パック10の作成過程を示す平面図である。図3は、インク収容パック10の平面図である。以下では、図2及び図3における上下方向をインク収容パック10の縦方向とし、左右方向を横方向として説明する。なお、図3に示すA−A´線は、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部におけるフィルム溶着部41の下端部を通り、かつインク収容パック10の横方向と平行な線である。
まず、インク収容パック10の製造方法について説明する。図2に示すように、同一の矩形状に形成した2枚の合成樹脂製のフィルムを、各フィルムの各々対応する4辺の端縁部が合致するように重ね合わせる。
本実施形態で用いられるフィルムは、ナイロンで形成された層の両面側において、一方にポリエチレンで形成された層を接着し、他方にシリカを真空蒸着したポリエチレンテレフタレートで形成された層を接着した多層構造をなす。そして、各フィルムが対向する面(熱シール面)は、熱により溶着しやすいポリエチレン層が形成された面とする。一方、各フィルムの外側に向けられる面(遮断面)は、水分や空気の透過を防止するポリエチレンテレフタレート層が形成された面とする。
そして、各フィルムの重ね合わせた辺同士をそれぞれ全長にわたって熱溶着(熱シール)して、パック状のフィルム袋40を形成する。すなわち、各フィルムの重ね合わせた辺同士を加熱すると、その加熱位置で各フィルムの熱シール面(ポリエチレン層)が互いに溶着して、フィルム溶着部41が形成される。このとき、フィルム袋40において口栓50が固定される一縁部(図2に示す長手方向の両端辺のうちの上側の辺)では、横方向に対する中央部は溶着せずに、口栓50を取り付けるための隙間(口栓取付部42)を形成する。なお、口栓取付部42は、少なくとも口栓50の下端部を嵌着可能な大きさで形成する。
そして、図3に示すように、パック状に形成されたフィルム袋40の口栓取付部42に口栓50を嵌め込んで熱溶着する。口栓50は、インクが封入されるフィルム袋40の内部を密閉するとともに、インクを外部に導出するための部材である。なお、口栓50は、フィルム袋40の内面(熱シール面)と相互に熱シール可能な同一もしくは類似の材質であることが熱シール性を向上させるために望ましいため、本実施形態ではポリエチレン樹脂による成型品であるものとする。
図2及び図3に示すように、口栓50は、略円筒状の本体部51と、本体部51よりも断面積が小さい略円筒状の連結部52とが同軸上に形成され、連結部52の両側面には平行に突出した2枚の薄板状の溶着羽根53が形成されている。本体部51及び連結部52の内部には、インクが流動可能な貫通孔であるインク流動孔55(図4及び図5参照)が、その断面中心で同一軸線方向に形成されている。
そして、口栓取付部42に、連結部52と溶着羽根53とを嵌着及び熱溶着する。すなわち、口栓取付部42に連結部52及び溶着羽根53を嵌着して加熱すると、連結部52の表面とフィルム袋40の内面(熱シール面)とが溶着し、溶着羽根53とフィルム袋40の内面(熱シール面)とが溶着して、口栓溶着部43が形成される。なお、本実施形態では、薄板状の溶着羽根53が、完全に溶解してフィルム袋40の内面(熱シール面)と一体となるまで熱溶着する。また、連結部52の表面には、溶着後の口栓50を口栓溶着部43から抜けにくくするために、周方向に複数のレール状突起部が形成されている。これにより、フィルム袋40の端縁部にフィルム溶着部41及び口栓溶着部43が形成されて、フィルム袋40の内部にインクが封入される密閉空間(インク封入室44)が形成される。
ところで、本実施形態では、口栓50の連結部52及び溶着羽根53の縦方向(図2及び図3における上下方向)の長さは、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部における、フィルム溶着部41の溶着幅(フィルム溶着部41の縦方向の長さ)よりも小さくなっている。そのため、口栓取付部42に口栓50を溶着すると、口栓溶着部43の溶着幅(口栓溶着部43の縦方向の長さ)は、隣接するフィルム溶着部41の溶着幅(フィルム溶着部41の縦方向の長さ)よりも小さい。
すなわち、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部では、フィルム溶着部41における口栓溶着部43と隣接する辺での溶着幅が、口栓溶着部43におけるフィルム溶着部41と隣接する辺での溶着幅よりも大きい。そのため、フィルム溶着部41と口栓溶着部43との各溶着幅の差によって、インク封入室44と口栓溶着部43との間隙に、縦方向(図2及び図3の上下方向)に延びる筒状のインク流路45がフィルム溶着部41によって形成される。
ところで、フィルム袋40に口栓50を溶着すると、各々から溶解した樹脂が溶着範囲(口栓溶着部43)からはみ出て、口栓50(連結部52)直下のインク流路45内で固化する現象が生じる。そのため、図3に示すように、口栓溶着部43の下端部には、インク流路45内で樹脂が固化したポリ溜まり部46が形成されている。以上のようにして、フィルム袋40と口栓50とが溶着固定されたインク収容パック10が作成される。
次に、インクカートリッジ31について説明する。図4は、インクカートリッジ31の平面断面図である。図5は、インクカートリッジ31の側面断面図である。なお、図4はインク流動孔55が形成された水平面における断面図であり、図5はインク流動孔55が形成された垂直面における断面図である。
図4及び図5に示すように、インクカートリッジ31は薄型矩形箱状をなす、例えば段ボール製のケース31a内に、インク収容パック10を収容している。インクカートリッジ31のケース31aは、インク収容パック10を収容したときに当該インク収容パック10の周囲に若干の空間が生じる大きさに構成されている。
口栓50のインク流動孔55の両端には、本体部51の上端面に形成された開口51aと、連結部52の下端面に形成された開口52aが形成され、各開口51a,52aはそれぞれインク流動孔55に連通している。開口51aは、薄型円柱状をなすゴム栓59により塞がれている。インク流動孔55は、開口52aから開口51aに向けて徐々に開口するように形成されている。インク流動孔55内には、インク流動孔55内を流動するインクが透過可能なフィルタ56が形成されている。本体部51の下部には、位置決め用の突片部51bが一体に設けられている。
そして、ケース31aの側壁部のうち、口栓50と対向する壁部の中央部には、本体部51側の開口51aが臨む円形の開口31bが形成されている。また、ケース31aの底面部のうち開口51aの直下(図5の右方向)に位置する部分には、突片部51bが嵌合される矩形状の位置決め穴31cが設けられている。更に、ケース31aの底部上面のうち、フィルム袋40の後端側(図5における下側)に対応する部分には、幅狭な帯状部材であるダンボール紙製の台座31dが貼り付けられている。台座31dは、ケース31a内に収容されたインク収容パック10について、口栓50とは反対側のフィルム袋40の端部全体を持ち上げるものである。
また、開口51aを塞ぐゴム栓59の中心部には、インク供給用チューブ32の先端に形成された導出針32aが開口31b側から通して挿入されている。そして、導出針32aの先端部(インクが流通される孔のある部分)が、口栓50のインク流動孔55内に配置される。これにより、インク収容パック10のインク封入室44内に充填されているインクが、インク流動孔55,導出針32aを介してインク供給用チューブ32に導出され、インク供給用チューブ32の他端側に設けられたインクジェットヘッド21に供給される。
なお、インクカートリッジ31内のインク収容パック10でインクが不足状態となった場合には、導出針32aをゴム栓59から引き抜いて、当該インクカートリッジ31をインクカートリッジ収容部30から取り外し、新たなインクカートリッジ31をインクカートリッジ収容部30に取付ければよい。
次に、インクカートリッジ31に収容されたインク収容パック10の機能について説明する。図6は、インク収容パック10の拡大側面断面図である。図6は、理解を容易にするためにインクカートリッジ31は図示せず、説明に必要な構成のみを図示している。なお、図6に示すB−B´線は、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部におけるフィルム溶着部41の下端部を通り、かつインク収容パック10の前後方向と平行な線である。
図4及び図5に示すように、インクカートリッジ31に収容されたインク収容パック10は、インク封入室44にインクが充填されているため、フィルム袋40がインク流動孔55の軸線方向を中心として、断面が略楕円形状を描くように膨らんでいる。そして、インク封入室44内のインクが流動したり、インクカートリッジ31に振動などの外圧が加えられたりすると、インク収容パック10ではフィルム袋40を変形させる応力が発生する(例えば、図6中の点線を参照)。
ここで、インクカートリッジ31内では、口栓50が突片部51bによって固定されている。また、フィルム溶着部41は、フィルム袋40が溶着されて厚みを帯びているため、物理的強度が高く曲折しにくい。よって、インク収容パック10に応力が加えられると、フィルム溶着部41の下端部が形成された方向(図3のA―A´線方向)を軸として、フィルム袋40が前後方向(図6のB−B´線方向)に屈曲しやすい。そのため、インク収容パック10では、フィルム溶着部41の下端部が形成された方向(図3のA―A´線方向)及びフィルム袋40の前後方向(図6のB−B´線方向)の交わる位置及びその近傍に、変形時の応力が集中することになる。
しかしながら、物理的に最も脆弱な部位であるポリ溜まり部46は、インク流路45の内部に形成されている。しかも、インク流路45は筒状に溶着されたフィルム溶着部41により形成されている。すなわち、ポリ溜まり部46はフィルム溶着部41により周囲が保護されているため、フィルム袋40が変形してもポリ溜まり部46に応力が及びにくく、ポリ溜まり部46で屈曲しにくい構成となっている。
以上、第1の実施の形態に係るインク収容パック10及びインクカートリッジ31によれば、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部にフィルム溶着部41と口栓溶着部43とが形成される。そして、フィルム溶着部41における口栓溶着部43と隣接する辺での溶着幅は、口栓溶着部43におけるフィルム溶着部41と隣接する辺での溶着幅よりも大きい。よって、フィルム袋40と口栓50を溶着して発生したポリ溜まり部46が、その周囲をフィルム溶着部41で保護される。
また、口栓溶着部43とインク封入室44との間隙には、フィルム溶着部41によりインク流路45を形成して、このインク流路45にポリ溜まり部46が形成されるようにした。よって、口栓50がインク流路45を介してインク封入室44と連通するので、ポリ溜まり部46での屈曲を防止することができる。
すなわち、物理的に最も脆弱な部位であるポリ溜まり部46に、インク流動や外圧による応力が及びにくい構成とすることで、全体として物理的な耐久性が向上したインク収容パック10及びインクカートリッジ31を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に係るインク収容パック11及びインクカートリッジ31は、第1の実施の形態と基本的に同じであるが、フィルム溶着部41に関する構成が異なる。図7は、インク収容パック11の平面図である。以下では、第1の実施の形態と異なる点のみを説明し、同一構成には同一符号を用いている。なお、図7に示すC−C´線は、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部におけるフィルム溶着部41及びインク流路溶着部47の各下端部を通り、かつインク収容パック10の前後方向と平行な線である。
図7に示すように、インク収容パック11では、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部において、フィルム溶着部41の下端部(図7のC―C´線を参照)付近からインク流路45内に向けて突出するように、インク流路45内で対向するフィルム袋40の内面同士を溶着したインク流路溶着部47が形成されている。そのため、フィルム溶着部41により筒状に形成されたインク流路45は、インク流路溶着部47において開口面積が狭窄した構成をなす。
先述のように、インクカートリッジ31内で口栓50が突片部51bによって固定され、フィルム溶着部41は物理的強度が高く曲折しにくい。さらに、インク流路溶着部47では、フィルム袋40の内面同士が溶着されて厚みを帯びているため、物理的強度が高く曲折しにくい。よって、インク収容パック11に応力が加えられると、フィルム溶着部41及びインク流路溶着部47の各下端部が形成された方向(図7のC―C´線方向)を軸として前後方向(図6のB−B´線方向を参照)に屈曲するように変形しやすい。
このように、ポリ溜まり部46はフィルム溶着部41により形成されたインク流路45内に存在しており、ポリ溜まり部46の直下はインク流路溶着部47で狭窄している。すなわち、ポリ溜まり部46はフィルム溶着部41及びインク流路溶着部47により周囲が保護されているため、フィルム袋40が変形しても、ポリ溜まり部46に応力が及びにくく、ポリ溜まり部46で屈曲しにくい構成となっている。
以上、第2の実施の形態に係るインク収容パック11及びインクカートリッジ31によれば、さらに、インク流路45を狭窄させるようにインク流路溶着部47を形成したので、ポリ溜まり部46の保護及び屈曲防止を、より確実にすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態に係るインク収容パック12及びインクカートリッジ31は、第1の実施の形態と基本的に同じであるが、フィルム溶着部41に関する構成が異なる。図8は、インク収容パック12の平面図である。以下では、第1の実施の形態と異なる点のみを説明し、同一構成には同一符号を用いている。
図8に示すように、インク収容パック12では、口栓50が溶着されたフィルム袋40の一縁部において、インク封入室44とインク流路45とが連通する部位から、インク封入室44の下端側(図8の下方向)に向かって、フィルム溶着部41をテーパ状に斜めに形成している。言い換えれば、縦方向(図8の上下方向)に対するインク封入室44の開口面積が、口栓50(インク流路45)に向けて徐々に狭くなるように、フィルム溶着部41が傾斜して形成されている。
このように、インク封入室44の開口面積が、口栓50(インク流路45)に近づくに連れて狭くなるようにしたことで、インク封入室44の内面に沿って、内部のインクが口栓50(インク流路45)へ流動しやすくなる。すなわち、口栓50(インク流路45)に向けて傾斜したインク封入室44の内面が、インクを外部へ導くガイド部材として機能する。
以上、第3の実施の形態に係るインク収容パック12及びインクカートリッジ31によれば、さらに、フィルム溶着部41が口栓50(インク流路45)に向けてインク封入室44の開口面積が狭くなるように傾斜しているので、インク封入室44内のインクを口栓50(インク流路45)からインク供給用チューブ32に導出しやすくすることができる。
ところで、上記実施形態において、インク封入室44が本発明の「密閉空間」に相当し、フィルム袋40が本発明の「フィルム部材」に相当し、口栓50が本発明の「口栓部材」に相当する。
なお、本発明は、以上詳述した実施形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、上記実施形態に示したインク収容パック10〜12を組み合わせて、本発明のインク収容パック及びインクカートリッジを実現してもよい。
また、フィルム袋40は、2枚のフィルムを重ね合わせた平袋状のものに限らず、各種形状のものを利用することができる。例えば、1枚のフィルムを折りたたんで溶着してパック状に成型したものでもよいし、いわゆるガゼット袋状にしたものを用いてもよい。また、インク収容パック10〜12の大きさや材質、収容されるインクの量、あるいは口栓50の形状や構造などについても様々な変更が可能である。
また、インク収容パック10〜12においては、フィルム溶着部41における口栓溶着部43と隣接する辺での溶着幅が、口栓溶着部43におけるフィルム溶着部41と隣接する辺での溶着幅よりも大きいのであれば、フィルム溶着部41を任意に形成できる。例えば、矩形状や円形状などの任意の形状でフィルム溶着部41を形成すればよいし、第3の実施の形態ではフィルム溶着部41のテーパ状の形成角度を任意に決定すればよい。
なお、上記実施形態では、本発明を布帛への印刷が可能なインクジェットプリンタ1に適用した場合を例示したが、一般的な紙への印刷を行うプリンタなどに適用できることは勿論である。また、シリアルプリンタでなくラインプリンタにも適用することができ、印字方式としてバブルジェット(登録商標)方式を用いても、本発明を適用可能である。
本発明のインク収容パック及びインクカートリッジは、インクジェット記録装置において、インクジェットヘッドにインクを供給するためのインク収容パック及びインクカートリッジに利用できる。
インクジェットプリンタ1の全体的な構成を示した斜視図である。 インク収容パック10の作成過程を示す平面図である。 インク収容パック10の平面図である。 インクカートリッジ31の平面断面図である。 インクカートリッジ31の側面断面図である。 インク収容パック10の拡大側面断面図である。 インク収容パック11の平面図である。 インク収容パック12の平面図である。 従来のインク収容パック100の作成過程を示す平面図である。 従来のインク収容パック100の平面図である。 従来のインク収容パック100における側面断面拡大図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
10 インク収容パック
11 インク収容パック
12 インク収容パック
30 インクカートリッジ収容部
31 インクカートリッジ
31a ケース
31b 開口
31c 位置決め穴
31d 台座
32 インク供給用チューブ
32a 導出針
40 フィルム袋
41 フィルム溶着部
42 口栓取付部
43 口栓溶着部
44 インク封入室
45 インク流路
46 ポリ溜まり部
47 インク流路溶着部
50 口栓
51 本体部
51a 開口
51b 突片部
52 連結部
52a 開口
53 溶着羽根
55 インク流動孔
56 フィルタ
59 ゴム栓

Claims (7)

  1. 内部にインクが収容される密閉空間を形成した可撓性を有する袋状のフィルム部材の一縁部に、前記インクが流動可能なインク流動孔を形成した口栓部材が溶着されたインク収容パックであって、
    前記口栓部材が溶着された前記フィルム部材の一縁部には、前記フィルム部材の対向する縁部内面が互いに溶着されたフィルム溶着部と、前記口栓部材の側面と前記フィルム部材の縁部内面とが溶着された口栓溶着部とが形成され、
    前記フィルム溶着部における前記口栓溶着部と隣接する辺での溶着幅は、前記口栓溶着部における前記フィルム溶着部と隣接する辺での溶着幅よりも大きいことを特徴とするインク収容パック。
  2. 前記口栓溶着部と前記密閉空間との間隙には、前記インク流動孔が形成された方向に延びる筒状のインク流路が、前記フィルム溶着部により形成されたことを特徴とする請求項1に記載のインク収容パック。
  3. 前記インク流路を狭窄させるように、前記フィルム部材の対向する内面が互いに溶着されたインク流路溶着部が形成されたことを特徴とする請求項2に記載のインク収容パック。
  4. 前記フィルム溶着部は、前記口栓部材に向けて前記密閉空間の開口面積が狭くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインク収容パック。
  5. 前記フィルム部材は多層構造をなし、かつ前記フィルム部材の内面を形成する層と、前記口栓部材とは同一材料で構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のインク収容パック。
  6. 前記フィルム部材は、少なくとも水分及び酸素の透過を遮断する層を有することを特徴とする請求項5に記載のインク収容パック。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のインク収容パックをケース内部に格納したインクカートリッジ。
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