JP2001328272A - 記録装置用インクカートリッジ - Google Patents

記録装置用インクカートリッジ

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JP2001328272A
JP2001328272A JP2000150926A JP2000150926A JP2001328272A JP 2001328272 A JP2001328272 A JP 2001328272A JP 2000150926 A JP2000150926 A JP 2000150926A JP 2000150926 A JP2000150926 A JP 2000150926A JP 2001328272 A JP2001328272 A JP 2001328272A
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pack
cartridge
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ink pack
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Masanori Kamijo
雅則 上條
Taku Ishizawa
卓 石澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクの使用効率を向上されることができる
記録装置用インクカートリッジを提供すること。 【解決手段】 内部にインクが封入された偏平状のイン
クパック24は、その面方向がほぼ水平状態となるよう
に記録装置に装填され、インクパックを構成する少なく
とも一方の可撓性素材には、インク導出口24aが形成
されたインクパックの一側縁に直交する両側縁に沿っ
て、外面側にそれぞれ膨出する膨出部61が、例えばプ
レス成形によって形成される。この構成により、インク
エンドに近い状態においては、残留インクは膨出部61
により形成されるインク流路内に誘導するようになされ
る。これにより、インク流路付近に集合した残留インク
を効率的に出口部分に誘導することができ、インクカー
トリッジのインクの使用効率を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性素材により
偏平状に形成された袋状のインクパックを備え、カート
リッジの外郭を構成するケース内に前記インクパックを
収納してなるインクカートリッジに関し、特に偏平状の
インクパックにおける面方向が、ほぼ水平状態となるよ
うに記録装置に装填される記録装置用インクカートリッ
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、一般にキ
ャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動するイ
ンクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を前記記録ヘッ
ドの移動方向に対して直行する方向に相対的に移動させ
る紙送り手段が備えられ、印刷データに基づいて記録ヘ
ッドよりインク滴を吐出させることにより記録用紙に対
して印刷が行われる。
【0003】一方、例えばオフィス向けまたは業務用に
提供されるこの種の記録装置においては、比較的大量の
印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジ
を配備する必要が生じ、このためにインクカートリッジ
を、例えば装置本体側に配置されたカートリッジホルダ
に装填させる形式の記録装置が提供されている。そし
て、記録ヘッドが搭載されたキャリッジ上には例えばサ
ブタンクが配置され、前記各インクカートリッジから各
サブタンクに対してインク補給チューブを介してそれぞ
れインクを補給し、さらに各サブタンクからそれぞれ記
録ヘッドに対してインクを供給するように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今におい
てはより大きな紙面に対して印刷を行うことが可能な、
キャリッジの走査距離の長い大型の記録装置が要求され
ている。このような記録装置においては、スループット
を向上させるために、記録ヘッドにおいては益々多ノズ
ル化が図られている。さらに、スループットを向上させ
るために、印刷を実行しながらインクカートリッジから
キャリッジに搭載された各サブタンクに対して逐次イン
クを補給することを可能とし、各サブタンクからそれぞ
れ記録ヘッドに対してインクを安定して供給するような
記録装置が求められる。
【0005】このような記録装置においては、インクカ
ートリッジからサブタンクに対して、それぞれのインク
に対応してインク補給チューブを接続する必要があり、
キャリッジの走査距離が大きいために必然的にチューブ
の引き回し距離が増大する。しかも前記したとおり、記
録ヘッドにおいては多ノズル化が図られているために、
インクの消費量が多く、インクカートリッジからサブタ
ンクに接続された各インク補給チューブ内においてイン
クの動圧(圧力損失)が高まり、サブタンクに対するイ
ンクの補給量が不足するという技術的課題を抱えてい
る。
【0006】このような課題を解決するための一つの手
段として、例えばインクカートリッジ側に空気圧を印加
し、インクカートリッジからサブタンクに対して空気圧
によって強制的なインク流を発生させて、サブタンクに
対して必要十分なインクを補給する構成が採用し得る。
【0007】前記したような構成の記録装置に用いられ
るインクカートリッジとしては、外郭を構成するケース
が気密状態となるように成形され、その内部にインクを
封入した可撓性素材により形成されたインクパックが収
納された構成が好適に採用し得る。このような構成にお
けるインクカートリッジにおけるインクパックは、ケー
ス内に印加される加圧空気によってインクが押し出さ
れ、キャリッジに搭載された記録ヘッド側に送り出され
るように作用する。
【0008】この場合、インクパック内に封入されたイ
ンクは、インクパックの出口付近から減ってゆき、イン
ク量が少なくなった場合には、例えばインクパックの中
央部分が密着して塞いでしまうという現象が発生する。
このために残りのインクがインクパックのインク導出口
付近に到達できずに、インクパック内に相当量のインク
を残留させたままで、インクカートリッジとしての寿命
が尽きることになる。したがって、長期的にはユーザに
対してランニングコストを強いる結果となり、また、カ
ートリッジを廃棄処分する際においても、残留するイン
クの処理等において負担が発生するという課題を抱える
ことになる。
【0009】本発明は、このような課題に基づいてなさ
れたものであり、特に偏平状のインクパックにおける面
方向が、ほぼ水平状態となるように記録装置に装填され
る記録装置に適したインクカートリッジにおいて、イン
クの使用効率を向上させることができる記録装置用イン
クカートリッジを提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ためになされた本発明にかかる記録装置用インクカート
リッジは、内部にインクが封入され、可撓性素材により
偏平状に形成された袋状のインクパックと、前記インク
パックを収納すると共にカートリッジの外郭を構成する
ケースとにより構成され、且つ偏平状のインクパックに
おける面方向が、ほぼ水平状態となるように記録装置に
装填されるインクカートリッジであって、前記インクパ
ックを構成する少なくとも一方の可撓性素材には、イン
ク導出口が形成されたインクパックの一側縁に直交する
両側縁に沿って、外面側にそれぞれ膨出するインク流路
を成形した構成とされる。
【0011】この場合、インクパックを構成する可撓性
素材をプレス成形することにより、前記インク流路を形
成することが好ましい。さらに、前記インクパックの両
側縁に沿って形成された各インク流路におけるインク導
出口側の端部が、インク導出口の近傍に達するように延
長成形した構成とされることが好ましい。
【0012】一方、本発明にかかる記録装置用インクカ
ートリッジは、好ましくは前記ケースが気密状態に形成
されると共に、記録装置への装填状態において、記録装
置側からの空気圧がケース内部に印加することができる
ように構成され、前記インクパックを空気圧によって加
圧するようになされた形態に好適に採用される。
【0013】以上のように構成されたインクカートリッ
ジによれば、偏平状のインクパックにおける面方向が水
平方向に向くようにして記録装置に装填されると共に、
インクパックを構成する可撓性素材には、インク導出口
が形成されたインクパックの一側縁に直交する両側縁に
沿って、外面側にそれぞれ膨出するインク流路が形成さ
れているので、インクパック内のインク量が少なくなっ
た場合には、インクパック内の残りのインクは、インク
パックの両側縁に沿った前記インク流路内に沿って集合
するように作用する。そして、インク流路付近に集合し
た残りのインクは、インク流路を介して出口部分に誘導
するようになされるので、カートリッジのインクの使用
効率を向上させることができる。
【0014】この場合、インクパックの両側縁に沿って
形成された各インク流路におけるインク導出口側の端部
が、インク導出口の近傍に達するように延長成形した構
成とすれば、インク導出口に対する残留インクの誘導作
用を促進させることができ、カートリッジのインクの使
用効率を、より向上させることに寄与できる。
【0015】そして、前記した作用を実現させるため
に、インクパックを構成する少なくとも一方の可撓性素
材に形成される外面側に膨出するインク流路は、例えば
プレス成形を用いることにより容易に形成させることが
でき、したがって、インクカートリッジの製造コストに
ほとんど影響を与えることはない。
【0016】さらに、記録装置に装填された状態でケー
ス内に加圧空気が導入され、この加圧空気を受けてイン
クパック内に封入されたインクが導出されるように作用
するインクカートリッジに前記構成を採用した場合にお
いては、前記インクパックがたとえ空気による加圧力を
受けても、例えばインクパックの中央部分が密着してイ
ンク流路を塞いでしまうという問題を回避することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる記録装置用
インクカートリッジについて、図に示す実施の形態に基
づいて説明する。まず、図1は本発明にかかるインクカ
ートリッジを使用し得るインクジェット式記録装置の一
例を示したものである。図1において符号1はキャリッ
ジを示し、このキャリッジ1はキャリッジモータ2によ
って駆動されるタイミングベルト3を介し、走査ガイド
部材4に案内されて紙送り部材5の長手方向、すなわち
記録用紙の幅方向である主走査方向に往復移動されるよ
うに構成されている。そして、図1には示されていない
が、キャリッジ1の紙送り部材5に対向する面には、後
述するインクジェット式記録ヘッド6が搭載されてい
る。
【0018】また、キャリッジ1には前記記録ヘッドに
インクを供給するためのサブタンク7a〜7dが搭載さ
れている。このサブタンク7a〜7dは、この実施の形
態においては、その内部において各インクを一時的に貯
留するために、それぞれのインクに対応して4個具備さ
れている。そして、この各サブタンク7a〜7dには、
装置本体に配置されたカートリッジホルダ8に装填され
たインクカートリッジとしてのメインタンク9a〜9d
から、可撓性のインク補給チューブ10,10,……を
それぞれ介して、ブラック、イエロー、マゼンタおよび
シアンの各インクが供給されるように構成されている。
なお、前記したインクカートリッジとしての各メインタ
ンク9a〜9dは、後述するようにその外郭構成が偏平
状に形成されており、前記カートリッジホルダ8におい
て、偏平状の面がそれぞれ水平方向に向くようにして重
合して装着されている。
【0019】一方、前記キャリッジ1の移動経路上にお
ける非印字領域(ホームポジョン)には、記録ヘッドの
ノズル形成面を封止することができるキャッピング手段
11が配置されている。そして、キャリッジ1がホーム
ポジョンに移動したときに、前記キャッピング手段11
によって、記録ヘッドのノズル形成面が封止することが
できるように構成されている。
【0020】このキャッピング手段11は、記録装置の
休止期間中において記録ヘッドのノズル形成面を封止
し、ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。
また、このキャッピング手段11には、図には示されて
いないが、吸引ポンプ(チューブポンプ)におけるチュ
ーブの一端が接続され、吸引ポンプによる負圧を記録ヘ
ッドに作用させて、記録ヘッドからインクを吸引排出さ
せるクリーニング動作が実行されるように構成されてい
る。そして、キャッピング手段11に隣接する印字領域
側には、ゴムなどの弾性素材により成形されたワイピン
グ部材12が配置されていて、必要に応じて記録ヘッド
のノズル形成面を払拭して清掃することができるように
構成されている。
【0021】次に図2は、図1に示した記録装置に搭載
されたインク供給システムの構成を模式的に示したもの
であり、このインク供給システムについて、それぞれ相
当する各部を同一符号で示した図1と共に説明する。図
1および図2において、符号21は空気加圧ポンプを示
しており、この空気加圧ポンプ21により加圧された空
気は、圧力調整弁22に供給され、さらに圧力検出器2
3を介して前記した各メインタンク9a〜9d(図2に
おいては代表して符号9として示しており、以下におい
て代表して単に符号9として説明する場合もある。)に
それぞれ供給されるように構成されている。なお、前記
圧力調整弁22は、空気加圧ポンプ21によって加圧さ
れた空気圧が所定以上に達した時に、圧力を開放して各
メインタンク9a〜9dに加わる空気圧を所定の範囲に
維持させる機能を有している。
【0022】さらに、前記圧力検出器23は、空気加圧
ポンプ21によって加圧された空気圧を検知し、空気加
圧ポンプ21の駆動を制御するように機能する。すなわ
ち、空気加圧ポンプ21によって加圧された空気圧が所
定の圧力に達したことを検出した場合には、空気加圧ポ
ンプ21の駆動を停止させると共に、圧力検出器23に
よって定められた空気圧が所定の圧力以下となったこと
を検出した場合には、空気加圧ポンプ21を駆動させる
ように制御し、この繰り返しによって前記した各メイン
タンク9a〜9dに加わる空気圧が所定の範囲に維持さ
れるように機能する。
【0023】前記メインタンク9としてのインクカート
リッジの詳細な構成については後述するが、その概略構
成は図2に示されたように、その外郭ケースが気密状態
に形成されており、その内部にはインクを封入した可撓
性素材により形成されたインクパック24が収納されて
いる。そして、メインタンク9とインクパック24とで
形成される空間が圧力室25を構成しており、この圧力
室25内に、前記圧力検出器23を介した加圧空気が供
給されるように構成されている。
【0024】この構成により、各メインタンク9a〜9
dに収納された各インクパック24は、それぞれ加圧空
気による加圧を受け、各メインタンク9a〜9dから各
サブタンク7a〜7dに対して所定の圧力によるインク
流が発生されるように構成されている。
【0025】前記各メインタンク9a〜9dにおいて加
圧されたインクは、図2に示されたようにそれぞれ各イ
ンク補給バルブ26および各インク補給チューブ10を
介して、キャリッジ1に搭載された各サブタンク7a〜
7d(図2においては代表して符号7として示してお
り、以下において代表して単に符号7として説明する場
合もある。)に供給されるように構成されている。
【0026】図2に示すように、サブタンク7には内部
にフロート部材31が配置されており、そのフロート部
材31の一部には永久磁石32が取り付けられている。
そしてホール素子に代表される磁電変換素子33a,3
3bが基板34に装着されて、サブタンク7の側壁に添
接されている。この構成により、フロート部材31に配
置された永久磁石32と、フロート部材の浮上位置にし
たがった前記永久磁石32による磁力線量に応じて、前
記ホール素子33a,33bにより電気的出力が発生さ
れるインク量検出手段を構成している。
【0027】したがって、例えばサブタンク7内のイン
ク量が少なくなった場合には、サブタンク内に収納され
たフロート部材31の位置が重力方向に移動し、これに
伴い前記永久磁石32の位置も重力方向に移動する。そ
れ故、永久磁石の移動によるホール素子33a,33b
の電気的出力は、サブタンク7内のインク量として感知
することができ、ホール素子33a,33bにより得ら
れた電気的出力によって、前記インク補給バルブ26が
開弁される。
【0028】これにより、メインタンク9内で加圧され
ているインクは、インク量が低下したそれぞれのサブタ
ンク7内に個別に送出される。そして、当該サブタンク
7内におけるインク量が所定の容量に達した場合には、
前記したホール素子33a,33bの電気的出力に基づ
いて前記インク補給バルブ26が閉弁される。このよう
な繰り返しにより、メインタンクからサブタンクに対し
て断続的にインクが補給されるように作用し、各サブタ
ンクには常にほぼ一定の範囲のインクが貯留されるよう
になされる。
【0029】そして、各サブタンク7からはバルブ35
およびこれに接続されたチューブ36を介して記録ヘッ
ド6に対してインクが供給されるように構成されてお
り、記録ヘッド6の図示せぬアクチェータに供給される
印刷データに基づいて、記録ヘッド6のノズル形成面に
形成されたノズル開口6aより、インク滴が吐出される
ように作用する。なお、図2において符号11は、前記
したキャッピング手段を示しており、このキャッピング
手段11に接続されたチューブは図示せぬ吸引ポンプ
(チューブポンプ)に接続されている。
【0030】図3乃至図5は、以上のように構成された
インクジェット式記録装置に用いられるインクカートリ
ッジとしての前記したメインタンクの例を示したもので
ある。まず、図3はメインタンクの外郭を構成する下ケ
ースの全体構成を示している。この下ケース41は偏平
状の函型形状になされており、上面が開放されてその内
部にはインクを封入した状態の前記インクパック24が
収納されるように構成されている。
【0031】この下ケースの周縁には、周縁の全周に沿
って一連の被溶着面42がほぼ面一状に形成されてい
る。また、下ケースの周縁には、一連の被溶着面42の
さらに外周に沿って、立上り部43が一体に形成されて
いる。なお、図5(B)には、図3におけるBで示す隅
角部が拡大して示されている。
【0032】この立上り部43は、後述するように第2
の外郭構成部材としての上ケースを下ケースに対して振
動溶着させる場合において、上ケースに形成されたダイ
レクタ(溶着子)が摩擦によって削りかすとなって生
じ、これが飛散するのを防止するために形成されてい
る。また、下ケース41の下底面、すなわち圧力室25
を形成する面には、空気圧を受けて下ケースが変形する
のを阻止する井桁状の補強リブ44が形成されている。
この補強リブ44は、下ケース41を例えばインジェク
ション成型する場合において予め一体に形成されてお
り、後述するように上ケースが気密状態となるように接
合されて、内部に圧力室が形成された場合において、内
部に加わる空気圧による面に直交する方向のたわみの発
生を、この井桁状の補強リブ44によって抑制するよう
に作用する。
【0033】換言すれば、前記したように井桁状の補強
リブ44を形成させることによって、面に直交する方向
における強度を増大させることができ、したがって、下
ケースを形成する際の合成樹脂材料の使用量も少なくさ
せることにも寄与できる。この場合、前記補強リブ44
はケースの外側に形成させても同様の補強効果を得るこ
とができるが、ケースの外側に図3に示したような井桁
状のリブ44を形成させた場合には、カートリッジの商
品名や識別を示すマークなどを示したラベルの貼着が困
難となる不都合があり、したがってリブ44は図3に示
すように下ケースの下底面に施すことが望ましい。
【0034】なお、図3に示されたように下ケース41
の端部には、一対のガイド孔45が形成されており、こ
のガイド孔45は後述する上ケースと共にインクカート
リッジが構成された場合において、記録装置のカートリ
ッジホルダに配置された一対のガイドピンに嵌合して位
置決めされるように作用する。
【0035】次に図4は、メインタンクの外郭を構成す
る上ケースの全体構成を、その内面方向から視た状態で
示している。この上ケース51は偏平状にしてその中央
部が若干くぼんだ函型形状になされており、前記した下
ケース41に対して蓋体として機能するように構成され
ている。この上ケースの周縁には、前記した下ケース4
1の周縁に形成された一連の被溶着面42に当接して摩
擦溶着される一連のダイレクタ(溶着子)52が面一状
に形成されている。なお、図5(A)には、図4におけ
るAで示す隅角部が拡大して示されている。
【0036】そして、上ケース51の天井下面、すなわ
ち圧力室25を形成する面には、下ケースと同様に空気
圧による変形を阻止する井桁状の補強リブ53が形成さ
れている。この補強リブ53は、上ケース51を例えば
インジェクション成型する場合において予め一体に形成
されており、下ケースに対して気密状態となるように接
合されて、内部に圧力室が形成された場合において、内
部に加わる空気圧による面に直交する方向のたわみの発
生を、この井桁状の補強リブ53によって抑制するよう
に作用する。このように、上ケース51においても、あ
えてその天井下面に補強リブ53を形成させることで、
前記したと同様にカートリッジの表面に商品名や識別を
示すマークなどを示したラベルの貼着に支障が発生しな
いように配慮されている。
【0037】そして、前記した下ケース41内に予めイ
ンクを封入したインクパック24を収納し、上ケース5
1を振動溶着によって接合させることで、インクカート
リッジの完成品を得ることができる。なお、図6はイン
クカートリッジの完成品におけるインク導出部分を断面
図によって示したものであり、この図6と共にインクカ
ートリッジの組み立て工程について説明する。まず、下
ケース41内に予めインクを封入したインクパック24
が収納される。この場合、下ケース41の側端部に形成
された開口部46を介して、インクパック24を封止し
てインク導出口を構成する栓体24aを、下ケース41
から外部に導出させる。
【0038】この状態で、前記開口部46にOリング5
6を充てると共に、下ケース41の外部から環状の係合
部材57を押し込むことで、インクパック24の栓体2
4aを下ケース41の前記開口部46に取り付けること
ができる。このように、環状の係合部材57によって開
口部46に充てられたOリングを圧縮するようにしてイ
ンクパック24の栓体24aを取り付けるので、前記下
ケース41に形成された開口部46と、インクパックの
栓体24aとの間は気密状態とされる。このようにし
て、インクパック24を下ケース24内に装填した後
に、下ケース41に対して上ケース51を重合し、振動
溶着が実行される。
【0039】そして、振動溶着を実行する場合には、下
ケース41の周縁部は、図示せぬ振動溶着治具によって
その下方向から支えられ、下ケース41の被溶着面42
に対して上ケース51のダイレクタ52が接するように
載置される。そして上ケース51の周縁部は、図示せぬ
他方の振動溶着治具によって上方向から押さえられ、重
力方向に荷重を加えると共に、上ケース51を押さえる
振動溶着治具が水平方向に振動動作を与えるように動作
する。この動作によって、上ケース51に形成されたダ
イレクタ52は、下ケース41の被溶着面42に対して
荷重が加えられつつ摺動される。
【0040】したがって、その両者間において発生する
摩擦熱により、上ケース51に形成されたダイレクタ5
2、および下ケース41の被溶着面42の一部がそれぞ
れ溶融される。そして、荷重を加えた状態で可動側の振
動溶着治具における水平方向の振動動作を停止させるこ
とで、下ケース41に対して上ケース51が気密状態に
接合される。このようにして構成されたインクカートリ
ッジとしての外郭は、両者間における樹脂溶融により気
密状態に接合させることができ、前記したようにインク
カートリッジとしてのメインタンク内に空気圧を導入す
る構成のインクジェット式記録装置に好適に採用するこ
とができる。なお、図6において符号47は、前記した
空気加圧ポンプによって生成される空気圧が供給される
空気導入口を示している。
【0041】図7乃至図9は、前記のようにして形成さ
れる外郭ケース内に収納されたインクパックの実施の形
態を示したものである。なお、図7はインクパック24
を一面側から視た状態の斜視図で示しており、図8は、
同じくインクパックを裏面側から視た状態の裏面図で示
しており、さらに図9は、図7および図8におけるC−
C切断部分を矢印方向に視た状態の拡大断面図で示して
いる。このインクパック24は、矩形状に形成された2
枚の可撓性素材、例えばポリエチレンフィルムが用いら
れ、ガスバリア性の向上のために、例えばアルミ泊等が
表面にラミネートされている。
【0042】そして、前記したインク導出口を構成する
栓体24aが取り付けられた側端部と、長手方向の側端
部の三辺が、熱溶着によって接合されて袋状に形成され
ている。なお、符号24bは前記三辺に施された熱溶着
部分を示す。前記のようにして袋状に形成されたインク
パック24における残りの一辺における開口を利用し
て、インクパック24内にインクが導入される。そし
て、最後に残りの一辺が熱溶着によって接合されて、イ
ンクパック内にインクが封入された状態となされる。な
お、符号24cは前記残りの一辺に施された熱溶着部分
を示す。
【0043】図7乃至図9に示されたように、インクパ
ック24を構成する一方の可撓性素材、すなわち図9に
24eとして示す一方の可撓性素材には、インク導出口
としての栓体24aが取り付けられた一側縁に直交する
両側縁に沿って、外面側に膨出する膨出部61が形成さ
れている。
【0044】この膨出部61は、インクパック24とし
て熱溶着により袋状に形成する以前の素材24eに対し
て、予めプレス成形により形成される。なお、この実施
の形態においては、図9に示されたように一方の可撓性
素材24eに対してのみ、前記膨出部61が形成されて
いるが、他方の可撓性素材24dに対しても対向するよ
うに同様に形成されていても良い。
【0045】そして、図7および図8に示す実施の形態
においては、インクパック24の両側縁に沿って形成さ
れた膨出部61により、それぞれインク流路62が一直
線状に形成されており、それぞれのインク流路における
インク導出口側の端部が、インク導出口の近傍に達する
ように連通して「く」字状に延長成形されている。そし
て、この「く」字状に延長成形された、折り曲げ中央部
がインク導出口を構成する栓体24aの近傍に位置する
ように構成されている。
【0046】この構成において、前記したようにインク
パック24は、空気圧によって加圧された状態になされ
るため、インクパック24がインクエンド状態に近付い
た場合には、図9に示されたように空気圧を受けてイン
クパックを構成する2枚の可撓性素材24d,24eが
互いに密着されるようになされる。しかしながら、膨出
部61の成形により、その内面部分にインク流路62が
形成されるため、インクパック24内の残りのインク
は、インクパックの両側縁に沿って形成された膨出部6
1による一直線状のインク流路に沿ってそれぞれ集合す
るように作用する。
【0047】そして、インクパック24ないに残留する
インクは、空気圧を受けて、「く」字状に延長成形され
たインク流路を介し、インク導出口を構成する栓体24
aより記録装置側に導出されるように作用する。この結
果、インクパック内のインクは、インク流路62に残留
する僅かのインク量を残して、その殆どが空気圧によっ
て記録装置側に導出させることができるため、その使用
効率を向上させることができる。
【0048】なお、図8および図9に示した実施の形態
においては、一対の膨出部61によるインク流路62
は、「く」字状に延長成形されて、両者が連通された状
態とされているが、インク導出口としての栓体24aを
封止した部分においては、物理的に空間部が形成される
ため、この出口付近は空気圧によって密着される度合い
は低い。したがって、一対の膨出部61によるインク流
路62は、必ずしも「く」字状に延長成形させる必要は
なく、インクパックの長手方向の両側端部に、それぞれ
一直線状に独立して形成させるようにしても、ほぼ同様
の作用効果を期待することができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる記録装置用インクカートリッジによると、可撓性
素材により偏平状に形成された袋状のインクパックが、
カートリッジの外郭を構成するケース内に収納され、イ
ンクパックにおける面方向が、ほぼ水平に向くようにし
て記録装置に装填されるようになされる。そして、イン
クパックを構成する少なくとも一方の可撓性素材には、
インク導出口が形成されたインクパックの一側縁に直交
する両側縁に沿って、外面側にそれぞれ膨出するインク
流路を成形したので、インクエンドに近い状態において
は、残留インクはいずれかのインク流路内に誘導するよ
うになされる。したがって、インク流路付近に集合した
残留インクを効率的に出口部分に誘導することができ、
結果としてカートリッジのインクの使用効率を一層向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインクカートリッジを使用し得
るインクジェット式記録装置の一例を示した斜視図であ
る。
【図2】図1に示す記録装置におけるインクカートリッ
ジから記録ヘッドに至るインク供給システムを示した模
式図である。
【図3】本発明にかかるインクカートリッジの外郭を構
成する下ケースの構成を示した斜視図である。
【図4】同じくインクカートリッジの外郭を構成する上
ケースの構成を示した斜視図である。
【図5】図4および図5に示した各ケースの隅角部にお
ける拡大図である。
【図6】インクカートリッジの完成状態を示した一部の
断面図である。
【図7】前記カートリッジに収納されるインクパックを
一面側から視た状態の斜視図である。
【図8】同じくインクパックを裏面側から視た状態図で
ある。
【図9】図7および図8におけるC−C切断部分を矢印
方向に視た状態の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6 記録ヘッド 7(7a,7b,7c,7d) サブタンク 8 カートリッジホルダ 9(9a,9b,9c,9d) メインタンク(インク
カートリッジ) 10 インク補給チューブ 21 空気加圧ポンプ 22 圧力調整弁 23 圧力検出器 24 インクパック 24a 栓体(インク導出口) 24b 熱溶着部 24c 熱溶着部 25 圧力室 26 インク補給バルブ 41 下ケース 51 上ケース 61 膨出部 62 インク流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA25 EB15 EB21 EB34 EB53 EC17 EC18 EC32 EC64 FA10 JA13 JB04 KA08 KB04 KB37 KC02 KC10 KC14 KD06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にインクが封入され、可撓性素材に
    より偏平状に形成された袋状のインクパックと、前記イ
    ンクパックを収納すると共にカートリッジの外郭を構成
    するケースとにより構成され、且つ偏平状のインクパッ
    クにおける面方向が、ほぼ水平状態となるように記録装
    置に装填されるインクカートリッジであって、 前記インクパックを構成する少なくとも一方の可撓性素
    材には、インク導出口が形成されたインクパックの一側
    縁に直交する両側縁に沿って、外面側にそれぞれ膨出す
    るインク流路が成形されてなる記録装置用インクカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記インクパックを構成する可撓性素材
    をプレス成形することにより、前記インク流路を形成し
    てなる請求項1に記載の記録装置用インクカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記インクパックの両側縁に沿って形成
    された各インク流路におけるインク導出口側の端部が、
    インク導出口の近傍に達するように延長成形されてなる
    請求項1または請求項2に記載の記録装置用インクカー
    トリッジ。
  4. 【請求項4】 前記ケースが気密状態に形成されて、記
    録装置への装填状態において、記録装置側からの空気圧
    がケース内部に印加することができるように構成され、
    前記インクパックを空気圧によって加圧するようになさ
    れた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録装置
    用インクカートリッジ。
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