JP3698306B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録ヘッドと共にキャリッジに搭載され、インクカートリッジとしてのメインタンクからインク補給路を介して逐次インクの補給を受けると共に、前記記録ヘッドにインクを供給するサブタンクとを備えたインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式記録装置は、キャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動するインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドの移動方向に対して直行する方向に相対的に移動させる紙送り手段が備えられ、印刷データに基づいて記録ヘッドよりインク滴を吐出させることにより記録用紙に対して記録が行われる。そしてキャリッジ上に例えばブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各インクの吐出可能な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可能にしている。
【0003】
一方、例えばオフィス向けまたは業務用に提供されるこの種の記録装置においては、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配備する必要が生じ、このためにインクカートリッジとしてのメインタンクを例えば装置本体側に配置されたカートリッジホルダに装填させる形式の記録装置が提供されている。
【0004】
そして、記録ヘッドが搭載されたキャリッジ上にはサブタンクが配置され、前記メインタンクから各サブタンクに対してインク補給チューブを介してそれぞれインクを補給し、さらに各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに対してインクを供給するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、昨今においては大型の紙面に対して印刷を行うことが可能な、キャリッジの走査距離の長い大型の記録装置の需要が高まっている。このような記録装置においては、スループットを向上させるために印刷を実行しながらメインタンクからキャリッジに搭載された各サブタンクに対して逐次インクを補給し、各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに対して安定してインクを供給するような構成が求められる。
【0006】
このような機能を充足させるための一つの手段として、例えばメインタンクにおけるインクパックを空気で加圧することにより、各メインタンクから各サブタンクに対してインク流を発生させて、サブタンクに対してインクの補給を可能にする構成が好適に採用される。
加えて、キャリッジに搭載された各サブタンクにおいては、記録ヘッドにおけるインクの消費に応じて、メインタンクからのインクの受け入れ量が調整できる機能を採用することで、各サブタンクにおいては、常にほぼ一定の範囲インクを貯留することが可能となる。
【0007】
このメインタンクからのインクの受け入れ量が調整する手段として、サブタンク内にいわゆるフロート部材を設けることが考えられる。すなわち、このフロート部材の浮上位置を検出することにより、サブタンク内のインク貯留量を検出し、インク貯留量が下限限界を下回った場合にメインタンクとサブタンクとを結ぶインク流路を開放し、サブタンク内にインクを補給する手段を採用することができる。
【0008】
このようなフロート部材を用いる方法にあっては、フロート部材は、フロートの特質としてインクの液面に浮遊するものでなければならず、そのためフロート部材は軽量でなればならない。
また、フロート部材は、サブタンク内において円滑に動作するものでなければならない。前記フロート部材がサブタンク内壁と干渉しその動作が阻害されると、サブタンク内のインク貯留量を検出できなかったり、あるいはサブタンクにインクを的確に供給することができないという問題が発生するからである。
更に、製作されたフロート部材の体積が製品ごとに大きく変わるものであってはならない。前記フロート部材の体積が大きく変化すると、フロート部材の浮力が変化し、サブタンク内のインクの液面を正確に検出することができず、その結果、インクが不足したり、あるいはインクを過供給してしまうという問題が発生するからである。
加えて、フロート部材は安価にしかも簡単な構造であることが望ましいという要請もある。
【0009】
本発明は、前記したような課題を解決するためになされたものであり、フロート部材によってサブタンク内に所定のインクを貯留することができるインクジェット式記録装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装置は、キャリッジに搭載されて記録用紙の幅方向に往復移動される記録ヘッドと、前記記録ヘッドと共にキャリッジに搭載され、メインタンクからインク供給路を介してインクの補給を受けると共に、前記記録ヘッドにインクを供給するサブタンクとを備え、前記サブタンク内にはフロート部材が収容され、前記フロート部材の浮上位置が検出されることにより、前記サブタンク内に所定量のインクが貯留されるようになされたインクジェット式記録装置であって、前記フロート部材が、一側壁とこれに連なる周側壁とが一体に形成された箱状部材と、前記箱状部材の側壁から立設されたリブと、前記箱状部材の開口周縁及び前記リブの先端部に密着状態で取り付けられたフィルム状部材とにより構成されている。
【0011】
このようにフロート部材が、一側壁とこれに連なる周側壁とが一体に形成された箱状部材と、前記箱状部材の側壁から立設されたリブと、前記箱状部材の開口周縁及び前記リブの先端部に密着状態で取り付けられたフィルム状部材とにより構成されているため、軽量、かつ構造が簡単で、しかも安価に形成することができる。
また、前記フィルム状部材が箱状部材の開口周縁及び前記リブの先端部に取り付けられるため、フィルム状部材をの平坦面として形成することができる。その結果、フロート部材のフィルム状部材形成面がサブタンクの内壁と干渉することもなく、フロート部材が円滑な動作をなし、インク貯留量を正確に検出することができる。
【0012】
ここで、前記フロート部材は、サブタンクの側壁に形成された支持軸を回動中心として、可動される支持腕部材の可動自由端側に一体に形成されていることが望ましい。
このように、支持腕部材の可動自由端側にフロート部材が形成され、フロート部材の移動軌跡が規制されるため、サブタンクの内壁と干渉することもなく、円滑な動作を得ることができ、インク貯留量を正確に検出することができる。
【0013】
また、前記箱状部材の側壁から立設されたリブは十字形状に形成されていることが望ましい。
このように、十字形状のリブの先端部にフィルム状部材が取り付けられるため、フィルム状部材をより平坦な面として形成することができる。その結果、フロート部材のフィルム状部材形成面が、サブタンクの内壁と干渉することもなく、円滑な動作を得ることができ、インク貯留量を正確に検出することができる。
【0014】
特に、前記箱状部材の側壁から立設された十字形状のリブが箱状部材の中央部分に配置されると共に、周側壁から直線状のリブが十字状リブの方向に延設されていることが望ましい。
このように構成されている場合には、フィルム状部材をより平坦な面として形成し易い。この十字形状のリブは、数多く設けることによりその平坦性を向上させることができるが、数多く設けるとそれに応じて重量が増大する。そのため、箱状部材の側壁から立設された十字形状のリブは、箱状部材の中央部分に2個程度配置されるのが好ましい。
【0015】
また、前記箱状部材に一体に設けられ、その内部に磁石が収容される磁石収納部を備え、前記磁石収納部と箱状部材の内部空間とが貫通孔によって連通していることが望ましい。
このように、磁石収納部と箱状部材の内部空間とが貫通孔によって連通している場合には、フィルム状部材を箱状部材の開口周縁及び前記リブの先端部に溶着によって取り付ける際、熱によって膨張した箱状部材の内部空間の空気は前記貫通孔を通って、磁石収納部に排出される。その結果、箱状部材にフィルム状部材を平坦性良く、密着させることができる。
【0016】
更に、前記箱状部材に一体に設けられ、その内部に磁石が収容される磁石収納部は、一側壁とこれに連なる周側壁とが一体に形成された凹状部材と、凹状部材の開口周縁に密着状態で取り付けられたフィルム状部材とにより構成されていることが望ましく、前記凹状部材の開口周縁には空気逃げ溝が形成されていることが望ましい。
このように、凹状部材の開口周縁にフィルム状部材を密着させることにより、磁石収納部が形成されるため、軽量かつ構造が簡単であって、しかも安価に形成することができる。また、凹状部材の開口周縁に空気逃げ溝が形成されているため、凹状部材の開口周縁にフィルム状部材を密着させる際、熱によって膨張した空気は空気逃げ溝から外部に排出される。その結果、凹状部材にフィルム状部材を平坦性良く、密着させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるインクジェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明が適用され得るインクジェット式記録装置の一例を上面図によって示したものである。図1において符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ2によって駆動されるタイミングベルト3を介し、走査ガイド部材4に案内されて紙送り部材5の長手方向、すなわち記録用紙の幅方向である主走査方向に往復移動されるように構成されている。そして、図1には示されていないが、キャリッジ1の紙送り部材5に対向する面には、後述するインクジェット式記録ヘッド6が搭載されている。
【0018】
また、キャリッジ1には前記記録ヘッドにインクを供給するためのサブタンク7a〜7dが搭載されている。このサブタンク7a〜7dは、この実施の形態においては、その内部において各インクを一時的に貯留するために、それぞれのインクに対応して4個具備されている。そして、このサブタンク7a〜7dに対して装置本体の端部に配置されたカートリッジホルダ8に装填されたインクカートリッジとしてのメインタンク9a〜9dから、インク供給路として可撓性の各インク補給チューブ10,10,……をそれぞれ介して、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各インクが供給されるように構成されている。
【0019】
一方、前記キャリッジ1の移動経路上における非印字領域(ホームポジョン)には、記録ヘッドのノズル形成面を封止することができるキャッピング手段11が配置されている。このキャッピング手段11の上面には、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止し得るゴム等の可撓性素材により形成されたキャップ部材11aが配置されている。そして、キャリッジ1がホームポジョンに移動したときに、これに追従して前記キャップ部材11aによって、記録ヘッドのノズル形成面が封止されるように構成されている。
【0020】
このキャップ部材11aは、記録装置の休止期間中において記録ヘッドのノズル形成面を封止し、ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。また、このキャップ部材11aの内部空間には、後述する吸引ポンプ(チューブポンプ)におけるチューブの一端が接続され、吸引ポンプによる負圧を記録ヘッドに作用させて、記録ヘッドからインクを吸引排出させるクリーニング動作が実行されるように構成されている。さらに、キャッピング手段11に隣接した印字領域側には、ゴムなどの弾性素材を短冊状に形成したワイピング部材12が配置されていて、必要に応じて記録ヘッドのノズル形成面を払拭して清掃することができるように構成されている。
【0021】
次に図2は、図1に示した記録装置に搭載されたインク供給システムを模式的に示したものであり、このインク供給システムについて、同一符号で示した図1と共に説明する。図1および図2において、符号21は加圧ポンプを示しており、この加圧ポンプ21により生成された加圧空気は圧力調整弁22に供給され、圧力調整弁22により圧力調整された加圧空気は、圧力検出器23を介して前記した各メインタンク9a〜9d(図2においては代表して符号9として示しており、以下において代表して単に符号9として説明する場合もある。)にそれぞれ供給されるように構成されている。
【0022】
このメインタンク9は、その概略構成が図2に示されたように、その外郭が気密状態に形成されており、その内部にはインクを封入した可撓性素材により形成されたインクパック24が収納されている。そして、メインタンク9の外郭とインクパック24とで形成される空間が空気室25を構成しており、この空気室25内に、圧力検出器23を介した加圧空気が供給されるように構成されている。
【0023】
この構成により、各メインタンク9a〜9dに収納された各インクパック24は、それぞれ加圧空気による加圧を受け、各メインタンク9a〜9dから各サブタンク7a〜7dに向かってインク流が発生されるように作用する。したがって、前記各メインタンク9a〜9dにおいて加圧されたインクは、それぞれ補給制御手段を構成する各インク補給バルブ26,26……および各インク補給チューブ10,10,……をそれぞれ介して、キャリッジ1に搭載された各サブタンク7a〜7d(図2においては代表して符号7として示しており、以下において代表して単に符号7として説明する場合もある。)に個別に補給される。
【0024】
図2に示すサブタンク7の基本構成は、内部にフロート部材31が配置されており、そのフロート部材31の一部には永久磁石32が取り付けられている。そして、ホール素子に代表される磁電変換素子33a,33bが基板34に装着されて、サブタンク7の側壁に添接されている。この構成により、サブタンク内のインク量に応じた前記フロート部材31の浮上位置にしたがって、電気的出力を発生する出力発生手段を構成している。
【0025】
すなわち、この出力発生手段は、フロート部材31に配置された永久磁石32と、フロート部材の浮上位置にしたがった前記永久磁石32による磁力線量に応じて、前記ホール素子33a,33bにより電気的出力が発生される構成とされている。
【0026】
この構成により、例えばサブタンク7内のインク量が少なくなった場合には、サブタンク内に収納されたフロート部材31の位置が重力方向に移動し、これに伴い前記永久磁石32の位置も重力方向に移動する。したがって、永久磁石の移動によるホール素子33a,33bの電気的出力は、サブタンク7内のインク量として感知することができ、ホール素子33a,33bにより得られた電気的出力によって、前記インク補給バルブ26が開弁される。
【0027】
これにより、メインタンク9内で加圧されているインクは、インク量が低下したそれぞれのサブタンク7内に送出される。そして、当該サブタンク7内におけるインク量が所定の容量に達した場合には、前記したホール素子33a,33bの電気的出力に基づいて前記インク補給バルブ26が閉弁される。このような繰り返しにより、メインタンクからサブタンクに対して断続的にインクが補給されるように作用し、各サブタンクには、常にほぼ一定の範囲のインクが貯留されるようになされる。
【0028】
また、各サブタンク7からはバルブユニット35およびこれに接続されたチューブ36を介して記録ヘッド6に対してインクが供給されるように構成され、記録ヘッド6の図示せぬアクチェータに与えられる印刷データに基づいて、記録ヘッド6のノズル形成面に形成されたノズル開口6aより、インク滴が吐出されるように作用する。
なお、図2において符号11は、前記したキャッピング手段を示しており、このキャッピング手段11に一端が接続されたチューブ37aは吸引ポンプ(チューブポンプ)37の一部を構成している。そしてチューブ37aの他端は廃液タンク38に接続されており、吸引ポンプ37により吸引されて記録ヘッドから排出されたインクは、廃液タンク38に廃棄されるように構成されている。
【0029】
更に、上記したサブタンク及びサブタンク内に収容されたフロート部材の構成を図3乃至図8に基づいて説明する。
なお、図3はサブタンクの一部の構成を割愛し、これを一面方向から視た斜視図で示し、図4は同方向から視た透視図で示している。さらに図5はサブタンクを裏面方向から視た背面図で示している。また、図6はフロート部材の要部断面図、図7はフロート部材の分解斜視面図、図8は、フロート部材に設けられた磁石収納部を示す斜視図である。なお、図3乃至図8において、既に説明した各部に相当する部分は、同一符号で示されている。
【0030】
サブタンク7は、ほぼ直方体状に形成され、且つ全体が偏平状になされている。このサブタンク7の外郭は、一側壁41aとこれに連なる周側壁41bとが一体に形成された箱状部材41により構成されており、この箱状部材41の開口周縁には、例えば透明樹脂により成形されたフィルム状部材42(図4参照)が例えば熱溶着手段により密着状態で取り付けられ、箱状部材41とフィルム状部材42とにより囲まれた内部に、インク貯留空間43が形成されている。
前記フィルム状部材42として具体的に示せば、箱状部材41と同材質の樹脂、例えばポリプロピレンやポリエチレン等を挙げることができ、これらは熱溶着することができる。また、このフィルム状部材42の厚さは0.01mm〜0.2mmである。
【0031】
そして、箱状部材41を構成する前記一側壁41aからインク貯留空間43に向かって突出する支持軸44が箱状部材41と一体に形成されており、フロート部材31は、この支持軸44を回動中心として、インク貯留空間43内において重力方向に可動できるように配置されている。
なお、この実施の形態においては、前記支持軸44はインク貯留空間43における水平方向の端部近傍に配置されており、前記フロート部材31は、前記支持軸44を回動中心として可動される支持腕部材45の可動自由端側に一体に形成されている。このように、支持腕部材45の可動自由端側にフロート部材31が形成されているため、フロート部材31の移動の軌跡が規制され、サブタンクの内壁と干渉することもなく円滑に動作する。
【0032】
このフロート部材31は、図6、図7に示すように、一側壁31aとこれに連なる周側壁31bとが一体に形成された箱状部材31Aと、前記箱状部材31Aに形成されたリブ31c、31dと、前記箱状部材31Aの開口周縁31e及び前記リブ31c、31dの先端部(天面)に密着状態で取り付けられたフィルム状部材31fとにより構成されている。
【0033】
前記リブ31cは、前記箱状部材31Aの側壁31aから立設された十字形状のリブであって、箱状部材31Aの中央部分に2個配置されている。また前記リブ31dは、十字形状リブ31cの方向に周側壁31bから延設された直線状のリブであって、横方向に2対のリブ31dが、また縦方向に1対のリブ31dが配置されている。
したがって、前記箱状部材31Aの内部空間は、これらリブ31c、31dによって6個の空間に区分される。なお、リブ31c、31dが連なっていないため、前記6個の空間はそれぞれ連通している。6個の空間を独立させず連通させることで、フィルム状部材31fの溶着時に加熱され膨張した各空間の空気は、後述する貫通孔31hを通って、外部に排出される。従って、フィルム状部材31hを平坦に密着することができる。
【0034】
また、前記リブ31c、31d及び箱状部材31Aの開口周縁31eは同一の高さに形成され、開口周縁31e及びリブ31c、31dの先端部(天面)に、例えば透明樹脂により成形されたフィルム状部材31f(図7参照)が例えば熱溶着手段により密着状態で取り付けられ、箱状部材31Aの内部空間が密閉される。なお、このフィルム状部材31fは、フロート部材31と同一材料を用いることができる。
このように、前記箱状部材31Aの開口周縁31e及び前記リブ31c、31dの先端部(天面)にフィルム状部材を密着させることにより、いわゆるフロートを構成することができ、軽量でかつ構造が簡単で、しかも安価なフロート部材を得ることができる。
【0035】
また、前記フィルム状部材31fは箱状部材31Aの開口周縁31e及び前記リブ31c、31dの先端部(天面)に取り付けられているため、フロート部材31のフィルム状部材形成面を平坦面として形成することができる。
その結果、フィルム状部材形成面がサブタンク7の内壁(フィルム状部材面)と干渉することもなく、フロート部材31の円滑な動作を得ることができ、インク貯留量を正確に検出することができる。
【0036】
特に、十字形状のリブ31cが箱状部材31Aの中央部分に配置されると共に、周側壁31bから直線状のリブ31dが十字状リブ31cの方向に延設され、その先端部がフィルム状部材31fと密着しているため、フロート部材31のフィルム状部材形成面をより平坦な面として形成することができる。
前記十字形状のリブ31cを数多く設けることが、平坦性を向上させる点から好ましいが、数多く設けるとそれに応じて重量が増大する。そのため、箱状部材31Aの側壁31aから立設された十字形状のリブ31cは、箱状部材31Aの中央部分に2個程度配置されるのが好ましい。同様に、周側壁31bから十字状リブ31cの方向に延設されたリブ31dは、横方向に2対、縦方向に1対配置されているのが好ましい。
【0037】
また、支持腕部材45の可動自由端には、前記箱状部材31Aに一体に設けられ、その内部に磁石32が収容される磁石収納部31gが形成されている。前記磁石収納部31gは、図8に示すように、一側壁31iとこれに連なる周側壁31jとが一体に形成された凹状部材31Bと、凹状部材31Bの開口周縁31kに密着状態で取り付けられたフィルム状部材31lとにより構成されている。また、前記凹状部材の開口周縁31kには空気逃げ溝31mが形成されている。なお、この空気逃げ溝31mは、フィルム状部材31lを熱溶着した際潰されて消滅し、フィルム状部材31lは凹状部材を密閉する。
【0038】
この前記磁石収納部31gと前記フィルム状部材31fによって密閉された箱状部材31Aの内部空間とが貫通孔31hによって連通している。
この貫通孔31hによって、箱状部材31Aの開口周縁31e及び前記リブ31c、31dの先端部にフィルム状部材31fを溶着によって取り付ける際、熱によって膨張した空気は前記貫通孔31hを通って、磁石収納部31gを介して外部にに排出される。その結果、箱状部材にフィルム状部材31fを平坦に密着させることができる。
【0039】
また、前記磁石32は、シールド板31nに一面を除いて包囲された状態で磁石収納部31gに収容される。このシールド板31nは、磁石32と接する側壁31n1と、前記側壁31n1と連なる周側壁31n2から構成されている。
そして、この磁石32と接する側壁31n1の裏面が、凹状部材の側壁31jと接するように収納される。この収納の後、フィルム状部材31lを凹状部材31Bの開口周縁31kに、例えば熱溶着等の手段により密着させる。この際、凹状部材31内の空気は、空気逃げ溝31mから外部に排出される。
このように、磁石収納部31gは、凹状部材31Bの開口周縁31kにフィルム状部材31lを密着させることにより形成されるため、軽量かつ構造が簡単であって、しかも安価に形成することができる。なお、フィルム状部材31lは前記したフロート部材31と同一材料が用いられる。
【0040】
このような構成を備えるフロート部材31を製作するには、まず支持腕部材45、箱状部材31A、凹状部材31Bを一体に成形する。その後、箱状部材31Aの開口周縁31e、リブ31c、リブ31dに対して、フィルム状部材31fを熱溶着等の手段により密着させる。このとき、箱状部材31内部の膨張した空気は、貫通孔31hを介して、外部に排出される。
【0041】
次に、磁石32をシールド板31nに収容し、これらを磁石収納部31g(凹状部材31B)に収納する。そして、前記磁石収納部31g(凹状部材31B)の開口周縁31kに対して、フィルム状部材31lを熱溶着等の手段により密着させる。このとき、前記磁石収納部31g(凹状部材31B)内部の膨張した空気は、空気逃げ溝31mから外部に排出される。なお、磁石収納部31g(凹状部材31B)内部の膨張した空気の一部は、貫通孔31hを介して箱状部材31Aの内部に流入するが、箱状部材31Aの体積が凹状部材31Bの体積に比べて大きいため、これによってフィルム状部材31fの平坦性が損なわれることはない。
【0042】
また、前記永久磁石32は、図4に示すように、支持腕部材45がほぼ水平状態となされた時に、インク貯留空間43における水平方向の他端部近傍に位置するよう、すなわちサブタンク7の側壁に添接された基板34に装着されたホール素子33a,33bに最も接近されるように構成されている。
【0043】
さらに、前記ホール素子33a,33bはサブタンク7の側壁に形成された位置決め凹部41cに挿入されており、この位置決め凹部41cを形成することにより、サブタンク7の側壁はより薄肉状態とされ、前記フロート部材31に取り付けられた永久磁石32の移動軌跡と、各ホール素子33a,33bとの距離がより接近できるように構成されている。
【0044】
一方、前記サブタンク7には、その鉛直方向の低部、すなわちこの実施の形態においては周側壁41bの底部付近にインク補給口46が形成されており、このインク補給口46に接続された前記チューブ10を介してメインタンク9よりインク貯留空間43内に、インクが補給されるように構成されている。サブタンク7におけるインク補給口46が、前記したとおり鉛直方向の低部に形成されることにより、メインタンクからのインクは、インク貯留空間43の底部から補給され、したがって、インクの補給によってインク貯留空間43内においてインクの泡立ちが発生しないように配慮されている。
【0045】
さらに、前記サブタンク7内には、フロート部材31および支持腕部材45の移動領域を避けた部分に、キャリッジの移動に伴いサブタンク内のインクの波打ちの発生程度を低減させる複数条のリブ部材47が配置されている。この実施の形態においては、リブ部材47はサブタンク7を構成する箱状部材41の一側壁41aからインク貯留空間43に向かってそれぞれ突出するように、一側壁41aをベースとして一体に形成されているが、これは別体に形成されていてもよい。このリブ部材47の存在により、前記したとおりサブタンク内のインクの波打ちを低減させることができ、これによりホール素子によるサブタンク7内のインクの貯留量の検出精度を向上させることができる。
【0046】
また、サブタンク内7には、インク補給口46に近接してインク導出口48が形成されている。このインク導出口48を覆うように、五角形(ホームベース状)を形成する異物を排除するためのフィルタ部材49が配置されており、したがって、サブタンク7内に貯留されたインクは、このフィルタ部材49を介してインク導出口48に導かれるようになされる。しかも、インク導出口48はインク補給口46に近接して形成されているので、サブタンク7内に導入される比較的新しいインクが、直ちにこの導出口48より導出されるように作用する。
【0047】
一方、前記インク導出口48より導出されるインクは、図5に示されたように側壁41aの裏面に形成された溝部50に導出され、この溝部を覆うように熱溶着されたフィルム状部材51により形成されたインク流路(同じく符号50として示す)を介してサブタンク7の下底部に配置された前記バルブユニット35に至るように構成されている。
【0048】
そして、バルブユニット35を介して、同様に側壁41aの裏面に形成された溝部52に導出され、この溝部を覆うように熱溶着された前記フィルム状部材51により形成されたインク流路(同じく符号52として示す)を介して記録ヘッド6に接続されるチューブ36の接続口53に導かれるように構成されている。
【0049】
また、サブタンク7の上半部には、図3および図4に示されたようにインク貯留空間43に連通する通気路61が傾斜状態に形成されており、この通気路61の上端部、すなわちサブタンク7の鉛直方向の高部には、サブタンク7の側壁41aの裏面に貫通するように大気連通口62が開口されている。そして、サブタンク内に形成されたインク貯留空間43と前記大気連通口62とが、サブタンクの水平方向の一端部から他端部に向けて傾斜状態に形成された前記通気路61を介して連通するように構成されている。
【0050】
この大気連通口62の裏面には、大気を通過させると共にインクの通過を阻止するほぼ円形状に形成された撥水膜63が配置され、この撥水膜63によって大気連通口62が閉塞されている。この撥水膜63は、例として、弗化樹脂の多孔質膜から成り、後で詳細に説明するように、サブタンク7における側壁41aの裏面に形成された凹部に、例えば熱溶着の手段により取り付けられている。またその撥水能力としては、記録ヘッドのノズルからインクを押し出す力よりも高い力となっている。そして、前記撥水膜63を介して側壁41aの裏面には蛇行溝65が形成されており、この蛇行溝65の端部は、サブタンク7の側壁41aに形成された有底孔66に連通されている。
【0051】
これら蛇行溝65および有底孔66は、前記したフィルム状部材64が熱溶着されることによって気密状態に覆われており、したがって、蛇行溝65とフィルム状部材64とによって、空気流通抵抗路(符号は蛇行溝と同じ65で示す)が形成されている。そして、前記有底孔66を覆うフィルム状部材64を、鋭利な工具等で破壊することで、有底孔において大気開放口(符号は有底孔と同じ66で示す)が形成される。したがって、前記大気連通口62は蛇行状に形成された前記空気流通抵抗路65を介して大気に連通されるようになされる。
【0052】
このように、サブタンク7に形成された大気連通口62が撥水膜63により覆われた構成とされているので、誤って記録装置全体を例えば上下反転させた場合などにおいて、前記撥水膜63の存在によりサブタンク7内のインクを漏出させるという問題を回避することができる。また撥水膜63の撥水能力を記録ヘッド6のノズルからインクを押し出す力よりも高めることで、少なくともインク貯留空間43の空気が膨張しても、記録ヘッド側からインクが漏れ出し、サブタンクからインクが漏れ出すことはない。一方、通常は記録ヘッド6はキャッピング手段11により封止されており、結果的に記録装置からインクが漏れ出すというトラブルには発展しない。
【0053】
更に大気連通口62は、蛇行溝65を介して大気と連通するため、インク溶媒の蒸発を効果的に抑制することができる。また、空気流通抵抗路65の端部に形成された有底孔66を、予めフィルム状部材64によって気密状態に覆った構成とされているので、サブタンク単体の完成時において、サブタンクの液漏れ(インク漏れ)をチェックすることができ、このチェックが完了した時点で、有底孔66を覆うフィルム状部材64を破壊することで、本来の機能をもたせることができる。
【0054】
なお、前記したサブタンク7には貫通孔67が形成されており、この貫通孔67を貫通して各サブタンク7を支持する1本の支持軸(図示せず)によって、各サブタンク7を並列状態に支持することで、サブタンクユニットが構成できるようになされている。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明にかかるインクジェット式記録装置によると、フロート部材のフィルム状部材形成面を平坦な面として形成することができるため、フロート部材がサブタンクの内壁と干渉することがなく、円滑な動作を得ることができ、インク貯留量を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の全体構成を示した平面図である。
【図2】メインタンクから記録ヘッドに至るインク供給システムの構成を示した模式図である。
【図3】サブタンクの一部の構成を割愛し、これを一面方向から視た状態の斜視図である。
【図4】同じくサブタンクを一面方向から視た状態の透視図である。
【図5】同じくサブタンクを裏面方向から視た状態の背面図である。
【図6】フロート部材の要部断面図である。
【図7】フロート部材の分解斜視図である。
【図8】フロート部材に設けられた磁石収納部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
6 記録ヘッド
6a ノズル開口
7(7a,7b,7c,7d) サブタンク
8 カートリッジホルダ
9(9a,9b,9c,9d) メインタンク(インクカートリッジ)
10 インク補給チューブ(インク供給路)
11 キャッピング手段
12 ワイピング手段
21 加圧ポンプ
22 圧力調整弁
23 圧力検出器
24 インクパック
25 空気室
26 インク補給バルブ(補給制御手段)
31 フロート部材
31A 箱状部材
31B 凹状部材
31a 側壁
31b 周側壁
31c リブ
31d リブ
31e 開口周縁
31f フィルム状部材
31g 磁石収納部
31h 貫通孔
31i 側壁
31j 周側壁
31k 開口周縁
31l フィルム状部材
31m 空気逃げ溝
31n シールド板
32 永久磁石
33(33a,33b) ホール素子(出力発生手段)
35 バルブユニット
41 箱状部材
41a 側壁
41b 周側壁
42 フィルム状部材
43 インク貯留空間
46 インク補給口
48 インク導出口
49 フィルタ部材
61 通気路
61A 第1通気路
61B 第2通気路
61a,61b 通路
62 大気連通口
63 撥水膜
64 フィルム状部材
65 蛇行溝(空気流通抵抗路)
66 有底孔(大気開放口)
Claims (6)
- キャリッジに搭載されて記録用紙の幅方向に往復移動される記録ヘッドと、前記記録ヘッドと共にキャリッジに搭載され、メインタンクからインク供給路を介してインクの補給を受けると共に、前記記録ヘッドにインクを供給するサブタンクとを備え、前記サブタンク内にはフロート部材が収容され、前記フロート部材の浮上位置が検出されることにより、前記サブタンク内に所定量のインクが貯留されるようになされたインクジェット式記録装置であって、
前記フロート部材が、一側壁とこれに連なる周側壁とが一体に形成された箱状部材と、前記箱状部材の側壁から立設されたリブと、前記箱状部材の開口周縁及び前記リブの先端部に密着状態で取り付けられたフィルム状部材と、前記箱状部材に一体に設けられ、その内部に磁石が収容される磁石収納部とを備え、
前記磁石収納部と前記箱状部材の内部空間とが貫通孔によって連通していることを特徴とするインクジェット式記録装置。 - 前記フロート部材は、サブタンクの側壁に形成された支持軸を回動中心として、可動される支持腕部材の可動自由端側に一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載された特徴とするインクジェット式記録装置。
- 前記箱状部材の側壁から立設されたリブは十字形状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたインクジェット式記録装置。
- 前記箱状部材の側壁から立設された十字形状のリブが箱状部材の中央部分に配置されると共に、周側壁から直線状のリブが十字状リブの方向に延設されていることを特徴とする請求項3に記載されたインクジェット式記録装置。
- 前記箱状部材に一体に設けられ、その内部に磁石が収容される磁石収納部は、一側壁とこれに連なる周側壁とが一体に形成された凹状部材と、凹状部材の開口周縁に密着状態で取り付けられたフィルム状部材とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載されたインクジェット式記録装置。
- 前記凹状部材の開口周縁には空気逃げ溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載されたインクジェット式記録装置。
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