JP2002103640A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2002103640A JP2000299698A JP2000299698A JP2002103640A JP 2002103640 A JP2002103640 A JP 2002103640A JP 2000299698 A JP2000299698 A JP 2000299698A JP 2000299698 A JP2000299698 A JP 2000299698A JP 2002103640 A JP2002103640 A JP 2002103640A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、フロート部材によってサブタンク
内に所定のインクを貯留することができるインクジェッ
ト式記録装置を提供する。 【解決手段】 前記サブタンク内に所定量のインクが貯
留されるようになされたインクジェット式記録装置であ
って、前記フロート部材31が、一側壁とこれに連なる
周側壁とが一体に形成された箱状部材31Aと、前記箱
状部材31Aの側壁から立設されたリブ31c、31d
と、前記箱状部材31Aの開口周縁31e及び前記リブ
31c、31dの先端部に密着状態で取り付けられたフ
ィルム状部材31とにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドと共に
キャリッジに搭載され、インクカートリッジとしてのメ
インタンクからインク補給路を介して逐次インクの補給
を受けると共に、前記記録ヘッドにインクを供給するサ
ブタンクとを備えたインクジェット式記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、キャリッ
ジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動するインクジ
ェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドの移動方
向に対して直行する方向に相対的に移動させる紙送り手
段が備えられ、印刷データに基づいて記録ヘッドよりイ
ンク滴を吐出させることにより記録用紙に対して記録が
行われる。そしてキャリッジ上に例えばブラック、イエ
ロー、シアン、マゼンタの各インクの吐出可能な記録ヘ
ッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばか
りでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フ
ルカラー印刷を可能にしている。
【0003】一方、例えばオフィス向けまたは業務用に
提供されるこの種の記録装置においては、比較的大量の
印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジ
を配備する必要が生じ、このためにインクカートリッジ
としてのメインタンクを例えば装置本体側に配置された
カートリッジホルダに装填させる形式の記録装置が提供
されている。
【0004】そして、記録ヘッドが搭載されたキャリッ
ジ上にはサブタンクが配置され、前記メインタンクから
各サブタンクに対してインク補給チューブを介してそれ
ぞれインクを補給し、さらに各サブタンクからそれぞれ
記録ヘッドに対してインクを供給するように構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今におい
ては大型の紙面に対して印刷を行うことが可能な、キャ
リッジの走査距離の長い大型の記録装置の需要が高まっ
ている。このような記録装置においては、スループット
を向上させるために印刷を実行しながらメインタンクか
らキャリッジに搭載された各サブタンクに対して逐次イ
ンクを補給し、各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに
対して安定してインクを供給するような構成が求められ
る。
【0006】このような機能を充足させるための一つの
手段として、例えばメインタンクにおけるインクパック
を空気で加圧することにより、各メインタンクから各サ
ブタンクに対してインク流を発生させて、サブタンクに
対してインクの補給を可能にする構成が好適に採用され
る。加えて、キャリッジに搭載された各サブタンクにお
いては、記録ヘッドにおけるインクの消費に応じて、メ
インタンクからのインクの受け入れ量が調整できる機能
を採用することで、各サブタンクにおいては、常にほぼ
一定の範囲インクを貯留することが可能となる。
【0007】このメインタンクからのインクの受け入れ
量が調整する手段として、サブタンク内にいわゆるフロ
ート部材を設けることが考えられる。すなわち、このフ
ロート部材の浮上位置を検出することにより、サブタン
ク内のインク貯留量を検出し、インク貯留量が下限限界
を下回った場合にメインタンクとサブタンクとを結ぶイ
ンク流路を開放し、サブタンク内にインクを補給する手
段を採用することができる。
【0008】このようなフロート部材を用いる方法にあ
っては、フロート部材は、フロートの特質としてインク
の液面に浮遊するものでなければならず、そのためフロ
ート部材は軽量でなればならない。また、フロート部材
は、サブタンク内において円滑に動作するものでなけれ
ばならない。前記フロート部材がサブタンク内壁と干渉
しその動作が阻害されると、サブタンク内のインク貯留
量を検出できなかったり、あるいはサブタンクにインク
を的確に供給することができないという問題が発生する
からである。更に、製作されたフロート部材の体積が製
品ごとに大きく変わるものであってはならない。前記フ
ロート部材の体積が大きく変化すると、フロート部材の
浮力が変化し、サブタンク内のインクの液面を正確に検
出することができず、その結果、インクが不足したり、
あるいはインクを過供給してしまうという問題が発生す
るからである。加えて、フロート部材は安価にしかも簡
単な構造であることが望ましいという要請もある。
【0009】本発明は、前記したような課題を解決する
ためになされたものであり、フロート部材によってサブ
タンク内に所定のインクを貯留することができるインク
ジェット式記録装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、キャリッジに搭載されて記録用紙の幅方向に往復
移動される記録ヘッドと、前記記録ヘッドと共にキャリ
ッジに搭載され、メインタンクからインク供給路を介し
てインクの補給を受けると共に、前記記録ヘッドにイン
クを供給するサブタンクとを備え、前記サブタンク内に
はフロート部材が収容され、前記フロート部材の浮上位
置が検出されることにより、前記サブタンク内に所定量
のインクが貯留されるようになされたインクジェット式
記録装置であって、前記フロート部材が、一側壁とこれ
に連なる周側壁とが一体に形成された箱状部材と、前記
箱状部材の側壁から立設されたリブと、前記箱状部材の
開口周縁及び前記リブの先端部に密着状態で取り付けら
れたフィルム状部材とにより構成されている。
【0011】このようにフロート部材が、一側壁とこれ
に連なる周側壁とが一体に形成された箱状部材と、前記
箱状部材の側壁から立設されたリブと、前記箱状部材の
開口周縁及び前記リブの先端部に密着状態で取り付けら
れたフィルム状部材とにより構成されているため、軽
量、かつ構造が簡単で、しかも安価に形成することがで
きる。また、前記フィルム状部材が箱状部材の開口周縁
及び前記リブの先端部に取り付けられるため、フィルム
状部材をの平坦面として形成することができる。その結
果、フロート部材のフィルム状部材形成面がサブタンク
の内壁と干渉することもなく、フロート部材が円滑な動
作をなし、インク貯留量を正確に検出することができ
る。
【0012】ここで、前記フロート部材は、サブタンク
の側壁に形成された支持軸を回動中心として、可動され
る支持腕部材の可動自由端側に一体に形成されているこ
とが望ましい。このように、支持腕部材の可動自由端側
にフロート部材が形成され、フロート部材の移動軌跡が
規制されるため、サブタンクの内壁と干渉することもな
く、円滑な動作を得ることができ、インク貯留量を正確
に検出することができる。
【0013】また、前記箱状部材の側壁から立設された
リブは十字形状に形成されていることが望ましい。この
ように、十字形状のリブの先端部にフィルム状部材が取
り付けられるため、フィルム状部材をより平坦な面とし
て形成することができる。その結果、フロート部材のフ
ィルム状部材形成面が、サブタンクの内壁と干渉するこ
ともなく、円滑な動作を得ることができ、インク貯留量
を正確に検出することができる。
【0014】特に、前記箱状部材の側壁から立設された
十字形状のリブが箱状部材の中央部分に配置されると共
に、周側壁から直線状のリブが十字状リブの方向に延設
されていることが望ましい。このように構成されている
場合には、フィルム状部材をより平坦な面として形成し
易い。この十字形状のリブは、数多く設けることにより
その平坦性を向上させることができるが、数多く設ける
とそれに応じて重量が増大する。そのため、箱状部材の
側壁から立設された十字形状のリブは、箱状部材の中央
部分に2個程度配置されるのが好ましい。
【0015】また、前記箱状部材に一体に設けられ、そ
の内部に磁石が収容される磁石収納部を備え、前記磁石
収納部と箱状部材の内部空間とが貫通孔によって連通し
ていることが望ましい。このように、磁石収納部と箱状
部材の内部空間とが貫通孔によって連通している場合に
は、フィルム状部材を箱状部材の開口周縁及び前記リブ
の先端部に溶着によって取り付ける際、熱によって膨張
した箱状部材の内部空間の空気は前記貫通孔を通って、
磁石収納部に排出される。その結果、箱状部材にフィル
ム状部材を平坦性良く、密着させることができる。
【0016】更に、前記箱状部材に一体に設けられ、そ
の内部に磁石が収容される磁石収納部は、一側壁とこれ
に連なる周側壁とが一体に形成された凹状部材と、凹状
部材の開口周縁に密着状態で取り付けられたフィルム状
部材とにより構成されていることが望ましく、前記凹状
部材の開口周縁には空気逃げ溝が形成されていることが
望ましい。このように、凹状部材の開口周縁にフィルム
状部材を密着させることにより、磁石収納部が形成され
るため、軽量かつ構造が簡単であって、しかも安価に形
成することができる。また、凹状部材の開口周縁に空気
逃げ溝が形成されているため、凹状部材の開口周縁にフ
ィルム状部材を密着させる際、熱によって膨張した空気
は空気逃げ溝から外部に排出される。その結果、凹状部
材にフィルム状部材を平坦性良く、密着させることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクジェ
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。図1は、本発明が適用され得るインクジェ
ット式記録装置の一例を上面図によって示したものであ
る。図1において符号1はキャリッジであり、このキャ
リッジ1はキャリッジモータ2によって駆動されるタイ
ミングベルト3を介し、走査ガイド部材4に案内されて
紙送り部材5の長手方向、すなわち記録用紙の幅方向で
ある主走査方向に往復移動されるように構成されてい
る。そして、図1には示されていないが、キャリッジ1
の紙送り部材5に対向する面には、後述するインクジェ
ット式記録ヘッド6が搭載されている。
【0018】また、キャリッジ1には前記記録ヘッドに
インクを供給するためのサブタンク7a〜7dが搭載さ
れている。このサブタンク7a〜7dは、この実施の形
態においては、その内部において各インクを一時的に貯
留するために、それぞれのインクに対応して4個具備さ
れている。そして、このサブタンク7a〜7dに対して
装置本体の端部に配置されたカートリッジホルダ8に装
填されたインクカートリッジとしてのメインタンク9a
〜9dから、インク供給路として可撓性の各インク補給
チューブ10,10,……をそれぞれ介して、ブラッ
ク、イエロー、マゼンタおよびシアンの各インクが供給
されるように構成されている。
【0019】一方、前記キャリッジ1の移動経路上にお
ける非印字領域(ホームポジョン)には、記録ヘッドの
ノズル形成面を封止することができるキャッピング手段
11が配置されている。このキャッピング手段11の上
面には、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止し得るゴ
ム等の可撓性素材により形成されたキャップ部材11a
が配置されている。そして、キャリッジ1がホームポジ
ョンに移動したときに、これに追従して前記キャップ部
材11aによって、記録ヘッドのノズル形成面が封止さ
れるように構成されている。
【0020】このキャップ部材11aは、記録装置の休
止期間中において記録ヘッドのノズル形成面を封止し、
ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。ま
た、このキャップ部材11aの内部空間には、後述する
吸引ポンプ(チューブポンプ)におけるチューブの一端
が接続され、吸引ポンプによる負圧を記録ヘッドに作用
させて、記録ヘッドからインクを吸引排出させるクリー
ニング動作が実行されるように構成されている。さら
に、キャッピング手段11に隣接した印字領域側には、
ゴムなどの弾性素材を短冊状に形成したワイピング部材
12が配置されていて、必要に応じて記録ヘッドのノズ
ル形成面を払拭して清掃することができるように構成さ
れている。
【0021】次に図2は、図1に示した記録装置に搭載
されたインク供給システムを模式的に示したものであ
り、このインク供給システムについて、同一符号で示し
た図1と共に説明する。図1および図2において、符号
21は加圧ポンプを示しており、この加圧ポンプ21に
より生成された加圧空気は圧力調整弁22に供給され、
圧力調整弁22により圧力調整された加圧空気は、圧力
検出器23を介して前記した各メインタンク9a〜9d
(図2においては代表して符号9として示しており、以
下において代表して単に符号9として説明する場合もあ
る。)にそれぞれ供給されるように構成されている。
【0022】このメインタンク9は、その概略構成が図
2に示されたように、その外郭が気密状態に形成されて
おり、その内部にはインクを封入した可撓性素材により
形成されたインクパック24が収納されている。そし
て、メインタンク9の外郭とインクパック24とで形成
される空間が空気室25を構成しており、この空気室2
5内に、圧力検出器23を介した加圧空気が供給される
ように構成されている。
【0023】この構成により、各メインタンク9a〜9
dに収納された各インクパック24は、それぞれ加圧空
気による加圧を受け、各メインタンク9a〜9dから各
サブタンク7a〜7dに向かってインク流が発生される
ように作用する。したがって、前記各メインタンク9a
〜9dにおいて加圧されたインクは、それぞれ補給制御
手段を構成する各インク補給バルブ26,26……およ
び各インク補給チューブ10,10,……をそれぞれ介
して、キャリッジ1に搭載された各サブタンク7a〜7
d(図2においては代表して符号7として示しており、
以下において代表して単に符号7として説明する場合も
ある。)に個別に補給される。
【0024】図2に示すサブタンク7の基本構成は、内
部にフロート部材31が配置されており、そのフロート
部材31の一部には永久磁石32が取り付けられてい
る。そして、ホール素子に代表される磁電変換素子33
a,33bが基板34に装着されて、サブタンク7の側
壁に添接されている。この構成により、サブタンク内の
インク量に応じた前記フロート部材31の浮上位置にし
たがって、電気的出力を発生する出力発生手段を構成し
ている。
【0025】すなわち、この出力発生手段は、フロート
部材31に配置された永久磁石32と、フロート部材の
浮上位置にしたがった前記永久磁石32による磁力線量
に応じて、前記ホール素子33a,33bにより電気的
出力が発生される構成とされている。
【0026】この構成により、例えばサブタンク7内の
インク量が少なくなった場合には、サブタンク内に収納
されたフロート部材31の位置が重力方向に移動し、こ
れに伴い前記永久磁石32の位置も重力方向に移動す
る。したがって、永久磁石の移動によるホール素子33
a,33bの電気的出力は、サブタンク7内のインク量
として感知することができ、ホール素子33a,33b
により得られた電気的出力によって、前記インク補給バ
ルブ26が開弁される。
【0027】これにより、メインタンク9内で加圧され
ているインクは、インク量が低下したそれぞれのサブタ
ンク7内に送出される。そして、当該サブタンク7内に
おけるインク量が所定の容量に達した場合には、前記し
たホール素子33a,33bの電気的出力に基づいて前
記インク補給バルブ26が閉弁される。このような繰り
返しにより、メインタンクからサブタンクに対して断続
的にインクが補給されるように作用し、各サブタンクに
は、常にほぼ一定の範囲のインクが貯留されるようにな
される。
【0028】また、各サブタンク7からはバルブユニッ
ト35およびこれに接続されたチューブ36を介して記
録ヘッド6に対してインクが供給されるように構成さ
れ、記録ヘッド6の図示せぬアクチェータに与えられる
印刷データに基づいて、記録ヘッド6のノズル形成面に
形成されたノズル開口6aより、インク滴が吐出される
ように作用する。なお、図2において符号11は、前記
したキャッピング手段を示しており、このキャッピング
手段11に一端が接続されたチューブ37aは吸引ポン
プ(チューブポンプ)37の一部を構成している。そし
てチューブ37aの他端は廃液タンク38に接続されて
おり、吸引ポンプ37により吸引されて記録ヘッドから
排出されたインクは、廃液タンク38に廃棄されるよう
に構成されている。
【0029】更に、上記したサブタンク及びサブタンク
内に収容されたフロート部材の構成を図3乃至図8に基
づいて説明する。なお、図3はサブタンクの一部の構成
を割愛し、これを一面方向から視た斜視図で示し、図4
は同方向から視た透視図で示している。さらに図5はサ
ブタンクを裏面方向から視た背面図で示している。ま
た、図6はフロート部材の要部断面図、図7はフロート
部材の分解斜視面図、図8は、フロート部材に設けられ
た磁石収納部を示す斜視図である。なお、図3乃至図8
において、既に説明した各部に相当する部分は、同一符
号で示されている。
【0030】サブタンク7は、ほぼ直方体状に形成さ
れ、且つ全体が偏平状になされている。このサブタンク
7の外郭は、一側壁41aとこれに連なる周側壁41b
とが一体に形成された箱状部材41により構成されてお
り、この箱状部材41の開口周縁には、例えば透明樹脂
により成形されたフィルム状部材42(図4参照)が例
えば熱溶着手段により密着状態で取り付けられ、箱状部
材41とフィルム状部材42とにより囲まれた内部に、
インク貯留空間43が形成されている。前記フィルム状
部材42として具体的に示せば、箱状部材41と同材質
の樹脂、例えばポリプロピレンやポリエチレン等を挙げ
ることができ、これらは熱溶着することができる。ま
た、このフィルム状部材42の厚さは0.01mm〜
0.2mmである。
【0031】そして、箱状部材41を構成する前記一側
壁41aからインク貯留空間43に向かって突出する支
持軸44が箱状部材41と一体に形成されており、フロ
ート部材31は、この支持軸44を回動中心として、イ
ンク貯留空間43内において重力方向に可動できるよう
に配置されている。なお、この実施の形態においては、
前記支持軸44はインク貯留空間43における水平方向
の端部近傍に配置されており、前記フロート部材31
は、前記支持軸44を回動中心として可動される支持腕
部材45の可動自由端側に一体に形成されている。この
ように、支持腕部材45の可動自由端側にフロート部材
31が形成されているため、フロート部材31の移動の
軌跡が規制され、サブタンクの内壁と干渉することもな
く円滑に動作する。
【0032】このフロート部材31は、図6、図7に示
すように、一側壁31aとこれに連なる周側壁31bと
が一体に形成された箱状部材31Aと、前記箱状部材3
1Aに形成されたリブ31c、31dと、前記箱状部材
31Aの開口周縁31e及び前記リブ31c、31dの
先端部(天面)に密着状態で取り付けられたフィルム状
部材31fとにより構成されている。
【0033】前記リブ31cは、前記箱状部材31Aの
側壁31aから立設された十字形状のリブであって、箱
状部材31Aの中央部分に2個配置されている。また前
記リブ31dは、十字形状リブ31cの方向に周側壁3
1bから延設された直線状のリブであって、横方向に2
対のリブ31dが、また縦方向に1対のリブ31dが配
置されている。したがって、前記箱状部材31Aの内部
空間は、これらリブ31c、31dによって6個の空間
に区分される。なお、リブ31c、31dが連なってい
ないため、前記6個の空間はそれぞれ連通している。6
個の空間を独立させず連通させることで、フィルム状部
材31fの溶着時に加熱され膨張した各空間の空気は、
後述する貫通孔31hを通って、外部に排出される。従
って、フィルム状部材31hを平坦に密着することがで
きる。
【0034】また、前記リブ31c、31d及び箱状部
材31Aの開口周縁31eは同一の高さに形成され、開
口周縁31e及びリブ31c、31dの先端部(天面)
に、例えば透明樹脂により成形されたフィルム状部材3
1f(図7参照)が例えば熱溶着手段により密着状態で
取り付けられ、箱状部材31Aの内部空間が密閉され
る。なお、このフィルム状部材31fは、フロート部材
31と同一材料を用いることができる。このように、前
記箱状部材31Aの開口周縁31e及び前記リブ31
c、31dの先端部(天面)にフィルム状部材を密着さ
せることにより、いわゆるフロートを構成することがで
き、軽量でかつ構造が簡単で、しかも安価なフロート部
材を得ることができる。
【0035】また、前記フィルム状部材31fは箱状部
材31Aの開口周縁31e及び前記リブ31c、31d
の先端部(天面)に取り付けられているため、フロート
部材31のフィルム状部材形成面を平坦面として形成す
ることができる。その結果、フィルム状部材形成面がサ
ブタンク7の内壁(フィルム状部材面)と干渉すること
もなく、フロート部材31の円滑な動作を得ることがで
き、インク貯留量を正確に検出することができる。
【0036】特に、十字形状のリブ31cが箱状部材3
1Aの中央部分に配置されると共に、周側壁31bから
直線状のリブ31dが十字状リブ31cの方向に延設さ
れ、その先端部がフィルム状部材31fと密着している
ため、フロート部材31のフィルム状部材形成面をより
平坦な面として形成することができる。前記十字形状の
リブ31cを数多く設けることが、平坦性を向上させる
点から好ましいが、数多く設けるとそれに応じて重量が
増大する。そのため、箱状部材31Aの側壁31aから
立設された十字形状のリブ31cは、箱状部材31Aの
中央部分に2個程度配置されるのが好ましい。同様に、
周側壁31bから十字状リブ31cの方向に延設された
リブ31dは、横方向に2対、縦方向に1対配置されて
いるのが好ましい。
【0037】また、支持腕部材45の可動自由端には、
前記箱状部材31Aに一体に設けられ、その内部に磁石
32が収容される磁石収納部31gが形成されている。
前記磁石収納部31gは、図8に示すように、一側壁3
1iとこれに連なる周側壁31jとが一体に形成された
凹状部材31Bと、凹状部材31Bの開口周縁31kに
密着状態で取り付けられたフィルム状部材31lとによ
り構成されている。また、前記凹状部材の開口周縁31
kには空気逃げ溝31mが形成されている。なお、この
空気逃げ溝31mは、フィルム状部材31lを熱溶着し
た際潰されて消滅し、フィルム状部材31lは凹状部材
を密閉する。
【0038】この前記磁石収納部31gと前記フィルム
状部材31fによって密閉された箱状部材31Aの内部
空間とが貫通孔31hによって連通している。この貫通
孔31hによって、箱状部材31Aの開口周縁31e及
び前記リブ31c、31dの先端部にフィルム状部材3
1fを溶着によって取り付ける際、熱によって膨張した
空気は前記貫通孔31hを通って、磁石収納部31gを
介して外部にに排出される。その結果、箱状部材にフィ
ルム状部材31fを平坦に密着させることができる。
【0039】また、前記磁石32は、シールド板31n
に一面を除いて包囲された状態で磁石収納部31gに収
容される。このシールド板31nは、磁石32と接する
側壁31n1と、前記側壁31n1と連なる周側壁31
n2から構成されている。そして、この磁石32と接す
る側壁31n1の裏面が、凹状部材の側壁31jと接す
るように収納される。この収納の後、フィルム状部材3
1lを凹状部材31Bの開口周縁31kに、例えば熱溶
着等の手段により密着させる。この際、凹状部材31内
の空気は、空気逃げ溝31mから外部に排出される。こ
のように、磁石収納部31gは、凹状部材31Bの開口
周縁31kにフィルム状部材31lを密着させることに
より形成されるため、軽量かつ構造が簡単であって、し
かも安価に形成することができる。なお、フィルム状部
材31lは前記したフロート部材31と同一材料が用い
られる。
【0040】このような構成を備えるフロート部材31
を製作するには、まず支持腕部材45、箱状部材31
A、凹状部材31Bを一体に成形する。その後、箱状部
材31Aの開口周縁31e、リブ31c、リブ31dに
対して、フィルム状部材31fを熱溶着等の手段により
密着させる。このとき、箱状部材31内部の膨張した空
気は、貫通孔31hを介して、外部に排出される。
【0041】次に、磁石32をシールド板31nに収容
し、これらを磁石収納部31g(凹状部材31B)に収
納する。そして、前記磁石収納部31g(凹状部材31
B)の開口周縁31kに対して、フィルム状部材31l
を熱溶着等の手段により密着させる。このとき、前記磁
石収納部31g(凹状部材31B)内部の膨張した空気
は、空気逃げ溝31mから外部に排出される。なお、磁
石収納部31g(凹状部材31B)内部の膨張した空気
の一部は、貫通孔31hを介して箱状部材31Aの内部
に流入するが、箱状部材31Aの体積が凹状部材31B
の体積に比べて大きいため、これによってフィルム状部
材31fの平坦性が損なわれることはない。
【0042】また、前記永久磁石32は、図4に示すよ
うに、支持腕部材45がほぼ水平状態となされた時に、
インク貯留空間43における水平方向の他端部近傍に位
置するよう、すなわちサブタンク7の側壁に添接された
基板34に装着されたホール素子33a,33bに最も
接近されるように構成されている。
【0043】さらに、前記ホール素子33a,33bは
サブタンク7の側壁に形成された位置決め凹部41cに
挿入されており、この位置決め凹部41cを形成するこ
とにより、サブタンク7の側壁はより薄肉状態とされ、
前記フロート部材31に取り付けられた永久磁石32の
移動軌跡と、各ホール素子33a,33bとの距離がよ
り接近できるように構成されている。
【0044】一方、前記サブタンク7には、その鉛直方
向の低部、すなわちこの実施の形態においては周側壁4
1bの底部付近にインク補給口46が形成されており、
このインク補給口46に接続された前記チューブ10を
介してメインタンク9よりインク貯留空間43内に、イ
ンクが補給されるように構成されている。サブタンク7
におけるインク補給口46が、前記したとおり鉛直方向
の低部に形成されることにより、メインタンクからのイ
ンクは、インク貯留空間43の底部から補給され、した
がって、インクの補給によってインク貯留空間43内に
おいてインクの泡立ちが発生しないように配慮されてい
る。
【0045】さらに、前記サブタンク7内には、フロー
ト部材31および支持腕部材45の移動領域を避けた部
分に、キャリッジの移動に伴いサブタンク内のインクの
波打ちの発生程度を低減させる複数条のリブ部材47が
配置されている。この実施の形態においては、リブ部材
47はサブタンク7を構成する箱状部材41の一側壁4
1aからインク貯留空間43に向かってそれぞれ突出す
るように、一側壁41aをベースとして一体に形成され
ているが、これは別体に形成されていてもよい。このリ
ブ部材47の存在により、前記したとおりサブタンク内
のインクの波打ちを低減させることができ、これにより
ホール素子によるサブタンク7内のインクの貯留量の検
出精度を向上させることができる。
【0046】また、サブタンク内7には、インク補給口
46に近接してインク導出口48が形成されている。こ
のインク導出口48を覆うように、五角形(ホームベー
ス状)を形成する異物を排除するためのフィルタ部材4
9が配置されており、したがって、サブタンク7内に貯
留されたインクは、このフィルタ部材49を介してイン
ク導出口48に導かれるようになされる。しかも、イン
ク導出口48はインク補給口46に近接して形成されて
いるので、サブタンク7内に導入される比較的新しいイ
ンクが、直ちにこの導出口48より導出されるように作
用する。
【0047】一方、前記インク導出口48より導出され
るインクは、図5に示されたように側壁41aの裏面に
形成された溝部50に導出され、この溝部を覆うように
熱溶着されたフィルム状部材51により形成されたイン
ク流路(同じく符号50として示す)を介してサブタン
ク7の下底部に配置された前記バルブユニット35に至
るように構成されている。
【0048】そして、バルブユニット35を介して、同
様に側壁41aの裏面に形成された溝部52に導出さ
れ、この溝部を覆うように熱溶着された前記フィルム状
部材51により形成されたインク流路(同じく符号52
として示す)を介して記録ヘッド6に接続されるチュー
ブ36の接続口53に導かれるように構成されている。
【0049】また、サブタンク7の上半部には、図3お
よび図4に示されたようにインク貯留空間43に連通す
る通気路61が傾斜状態に形成されており、この通気路
61の上端部、すなわちサブタンク7の鉛直方向の高部
には、サブタンク7の側壁41aの裏面に貫通するよう
に大気連通口62が開口されている。そして、サブタン
ク内に形成されたインク貯留空間43と前記大気連通口
62とが、サブタンクの水平方向の一端部から他端部に
向けて傾斜状態に形成された前記通気路61を介して連
通するように構成されている。
【0050】この大気連通口62の裏面には、大気を通
過させると共にインクの通過を阻止するほぼ円形状に形
成された撥水膜63が配置され、この撥水膜63によっ
て大気連通口62が閉塞されている。この撥水膜63
は、例として、弗化樹脂の多孔質膜から成り、後で詳細
に説明するように、サブタンク7における側壁41aの
裏面に形成された凹部に、例えば熱溶着の手段により取
り付けられている。またその撥水能力としては、記録ヘ
ッドのノズルからインクを押し出す力よりも高い力とな
っている。そして、前記撥水膜63を介して側壁41a
の裏面には蛇行溝65が形成されており、この蛇行溝6
5の端部は、サブタンク7の側壁41aに形成された有
底孔66に連通されている。
【0051】これら蛇行溝65および有底孔66は、前
記したフィルム状部材64が熱溶着されることによって
気密状態に覆われており、したがって、蛇行溝65とフ
ィルム状部材64とによって、空気流通抵抗路(符号は
蛇行溝と同じ65で示す)が形成されている。そして、
前記有底孔66を覆うフィルム状部材64を、鋭利な工
具等で破壊することで、有底孔において大気開放口(符
号は有底孔と同じ66で示す)が形成される。したがっ
て、前記大気連通口62は蛇行状に形成された前記空気
流通抵抗路65を介して大気に連通されるようになされ
る。
【0052】このように、サブタンク7に形成された大
気連通口62が撥水膜63により覆われた構成とされて
いるので、誤って記録装置全体を例えば上下反転させた
場合などにおいて、前記撥水膜63の存在によりサブタ
ンク7内のインクを漏出させるという問題を回避するこ
とができる。また撥水膜63の撥水能力を記録ヘッド6
のノズルからインクを押し出す力よりも高めることで、
少なくともインク貯留空間43の空気が膨張しても、記
録ヘッド側からインクが漏れ出し、サブタンクからイン
クが漏れ出すことはない。一方、通常は記録ヘッド6は
キャッピング手段11により封止されており、結果的に
記録装置からインクが漏れ出すというトラブルには発展
しない。
【0053】更に大気連通口62は、蛇行溝65を介し
て大気と連通するため、インク溶媒の蒸発を効果的に抑
制することができる。また、空気流通抵抗路65の端部
に形成された有底孔66を、予めフィルム状部材64に
よって気密状態に覆った構成とされているので、サブタ
ンク単体の完成時において、サブタンクの液漏れ(イン
ク漏れ)をチェックすることができ、このチェックが完
了した時点で、有底孔66を覆うフィルム状部材64を
破壊することで、本来の機能をもたせることができる。
【0054】なお、前記したサブタンク7には貫通孔6
7が形成されており、この貫通孔67を貫通して各サブ
タンク7を支持する1本の支持軸(図示せず)によっ
て、各サブタンク7を並列状態に支持することで、サブ
タンクユニットが構成できるようになされている。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクジェット式記録装置によると、フロート部
材のフィルム状部材形成面を平坦な面として形成するこ
とができるため、フロート部材がサブタンクの内壁と干
渉することがなく、円滑な動作を得ることができ、イン
ク貯留量を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
全体構成を示した平面図である。
【図2】メインタンクから記録ヘッドに至るインク供給
システムの構成を示した模式図である。
【図3】サブタンクの一部の構成を割愛し、これを一面
方向から視た状態の斜視図である。
【図4】同じくサブタンクを一面方向から視た状態の透
視図である。
【図5】同じくサブタンクを裏面方向から視た状態の背
面図である。
【図6】フロート部材の要部断面図である。
【図7】フロート部材の分解斜視図である。
【図8】フロート部材に設けられた磁石収納部を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6 記録ヘッド 6a ノズル開口 7(7a,7b,7c,7d) サブタンク 8 カートリッジホルダ 9(9a,9b,9c,9d) メインタンク(インク
カートリッジ) 10 インク補給チューブ
(インク供給路) 11 キャッピング手段 12 ワイピング手段 21 加圧ポンプ 22 圧力調整弁 23 圧力検出器 24 インクパック 25 空気室 26 インク補給バルブ(補
給制御手段) 31 フロート部材 31A 箱状部材 31B 凹状部材 31a 側壁 31b 周側壁 31c リブ 31d リブ 31e 開口周縁 31f フィルム状部材 31g 磁石収納部 31h 貫通孔 31i 側壁 31j 周側壁 31k 開口周縁 31l フィルム状部材 31m 空気逃げ溝 31n シールド板 32 永久磁石 33(33a,33b) ホール素子(出力発生
手段) 35 バルブユニット 41 箱状部材 41a 側壁 41b 周側壁 42 フィルム状部材 43 インク貯留空間 46 インク補給口 48 インク導出口 49 フィルタ部材 61 通気路 61A 第1通気路 61B 第2通気路 61a,61b 通路 62 大気連通口 63 撥水膜 64 フィルム状部材 65 蛇行溝(空気流通抵抗
路) 66 有底孔(大気開放口)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに搭載されて記録用紙の幅方
    向に往復移動される記録ヘッドと、前記記録ヘッドと共
    にキャリッジに搭載され、メインタンクからインク供給
    路を介してインクの補給を受けると共に、前記記録ヘッ
    ドにインクを供給するサブタンクとを備え、前記サブタ
    ンク内にはフロート部材が収容され、前記フロート部材
    の浮上位置が検出されることにより、前記サブタンク内
    に所定量のインクが貯留されるようになされたインクジ
    ェット式記録装置であって、 前記フロート部材が、一側壁とこれに連なる周側壁とが
    一体に形成された箱状部材と、前記箱状部材の側壁から
    立設されたリブと、前記箱状部材の開口周縁及び前記リ
    ブの先端部に密着状態で取り付けられたフィルム状部材
    とにより構成されていることを特徴とするインクジェッ
    ト式記録装置。
  2. 【請求項2】前記フロート部材は、サブタンクの側壁に
    形成された支持軸を回動中心として、可動される支持腕
    部材の可動自由端側に一体に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載された特徴とするインクジェット
    式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記箱状部材の側壁から立設されたリブ
    は十字形状に形成されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載されたインクジェット式記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記箱状部材の側壁から立設された十字
    形状のリブが箱状部材の中央部分に配置されると共に、
    周側壁から直線状のリブが十字状リブの方向に延設され
    ていることを特徴とする請求項3に記載されたインクジ
    ェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記箱状部材に一体に設けられ、その内
    部に磁石が収容される磁石収納部を備え、 前記磁石収納部と前記箱状部材の内部空間とが貫通孔に
    よって連通していることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載されたインクジェット式記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記箱状部材に一体に設けられ、その内
    部に磁石が収容される磁石収納部は、一側壁とこれに連
    なる周側壁とが一体に形成された凹状部材と、凹状部材
    の開口周縁に密着状態で取り付けられたフィルム状部材
    とにより構成されていることを特徴とする請求項5に記
    載されたインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記凹状部材の開口周縁には空気逃げ溝
    が形成されていることを特徴とする請求項6に記載され
    たインクジェット式記録装置。
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