JP5034801B2 - 液体供給体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、液体供給体への液体充填方法と液体供給体を製造する液体供給体製造方法に関する。
インクカートリッジなどの液体供給体に液体を充填する方法については従来から、様々な方法が知られている。例えば、液体供給体に液体を流入させる方向に加圧する工程と、液体を振動させる工程により、液体供給体に液体を充填する技術が知られている(特許文献1参照。)。
特開2003−305863号公報
しかし、液体収容体の中には、収容する液体の残量や消費量などを検知するための液体量検出装置を備えるものがあり、これらの液体供給体に液体を充填する際には、充填される液体の流動力や充填時の気泡の発生などにより、液体量検出装置に不具合が生じるおそれがあった。
本発明は、上記した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、液体量検出装置を備える液体供給体に液体を充填する場合の液体量検出装置の不具合の発生を低減させることを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するための本願発明は以下の態様を採る。
本発明の第1の態様は、液体供給体の製造方法を提供する。本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法は、液体収容体を格納可能な格納容器を備え、前記液体収容体に収容された液体が液体量検出装置内の流路を経由して外部に供給される前記液体供給体を準備する準備工程と、前記格納容器に格納されている前記液体収容体に液体を充填する充填工程と、液体が充填された前記液体収容体に前記液体量検出装置を接続する接続工程と、を備える。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法によれば、液体供給体から液体量検出装置が取り外された状態で液体を充填するため、充填される液体が液体量検出装置を経由しない。よって、液体量検出装置を備える液体供給体であっても、液体の充填による液体量検出装置の不具合の発生を低減することができる。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法はさらに、前記液体収容体に接続された前記液体量検出装置を取り外す取外工程を備え、前記充填工程は、前記液体量検出装置が取り外された前記液体収容体に液体を充填することにより実行されてもよい。この場合、液体量検出装置を備える液体収容体を再利用するために液体を充填する際にも、充填する前に液体収容体から液体量検出装置を取り外すため、液体の充填による液体量検出装置の不具合の発生を低減することができる。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法はさらに、前記液体収容体に充填された液体を、前記液体量検出装置の流路に導入する導入工程を備えてもよい。この場合、導入された液体により液体量検出装置の流路内の気泡を取り除くことができるため、液体供給体は安定して液体を供給することができる。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法はさらに、前記液体量検出装置を前記液体収容体に接続する前に、予め前記液体量検出装置の流路に液体を導入する前導入工程液を備えてもよい。この場合、予め液体量検出装置の流路に液体を充填することにより、流路内の気泡の発生を低減できるため、液体供給体は安定して液体を供給することができる。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法はさらに、前記液体量検出装置を前記液体収容体に接続する前に、予め前記液体量検出装置の流路を洗浄する洗浄工程を備えてもよい。この場合、洗浄によって液体量検出装置の流路内の気泡を除去することができるため、液体供給体は安定して液体を供給することができる。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法において、前記導入工程は、前記液体収容体に充填された液体が所定の量になるまで前記液体量検出装置の流路に液体を導入することにより実行されてもよい。この場合、液体収容体は所定の量になるまで液体を液体量検出装置に排出する。これにより、液体収容体が収容する液体の量を適正に保つことができるため、液体供給体は液体の供給を適正におこなうことができる。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法において、前記格納容器は可撓性部材により閉塞された開口部を備え、前記充填工程は、前記開口部により前記格納容器に格納された前記液体収容体に充填することにより実行されてもよい。この場合、可撓性部材により開口部を閉塞された格納容器に格納された液体収容体にも液体を充填することができる。
本発明の第1の態様に係る液体供給体の製造方法において、前記液体はインクであり、
前記導入工程は、所定の温度のインクを前記液体量検出装置の流路に導入することにより実行されてもよい。この場合、インクを所定の温度にすることにより、液体量検出装置の流路にインクが充填されやすくなる。
本発明の第2の態様は、液体供給体製造方法を提供する。本発明の第2の態様に係る液体供給体製造方法は、液体を収容可能な液体収容体を準備する準備工程と、前記液体収容体を格納可能な格納容器に前記液体収容体を格納する格納工程と、前記格納容器に格納された前記液体収容体に液体を充填する充填工程と、液体が充填された前記液体収容体に液体量検出装置を接続する接続工程と、を備える。
本発明の第2の態様に係る液体供給体製造方法によれば、液体量検出装置を備える液体供給体の製造時においても液体収容体に液体を充填した後に液体量検出装置を取り付けるため、充填時に液体が液体量検出装置を経由しない。そのため、液体の充填による液体量検出装置の不具合の発生を低減させて液体供給体を製造することができる。
本発明の第2の態様に係る液体供給体製造方法はさらに、前記液体収容体を格納した前記格納容器の開口部を可撓性部材により閉塞する閉塞工程を備えてもよい。この場合、可撓性部材により開口部を閉塞される格納容器を備えた液体供給体について液体量検出装置の不具合の発生を低減させて液体を充填できる。
本発明の第2の態様に係る液体供給体製造方法はさらに、前記液体収容体に充填された液体を、前記液体量検出装置の流路に導入する導入工程を備えてもよい。この場合、予め液体量検出装置の流路に液体を充填することにより、流路内の気泡の発生を低減でき、液体供給体は安定して液体を供給することができる。
本発明の第2の態様に係る液体供給体製造方法において、前記導入工程は、前記液体収容体に充填された液体が所定の量になるまで前記液体量検出装置の流路に液体を導入することにより実行されてもよい。この場合、液体収容体は所定の量になるまで液体を液体量検出装置に排出する。これにより、液体収容体が収容する液体の量を適正に保つことができ、液体供給体は液体の供給を適正におこなうことができる。
本発明の第2の態様に係る液体供給体製造方法において、前記液体はインクであり、前記導入工程は、所定の温度のインクを前記液体量検出装置の流路に導入することにより実行されてもよい。この場合、インクを所定の温度にすることにより、液体量検出装置の流路にインクが充填されやすくなる。
以下、本発明に係る液体充填方法について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
・第1の実施例:
第1の実施例に係る液体供給体であるインクカートリッジの概略構成について説明する。図1はインクカートリッジの概略構成を示した説明図である。インクカートリッジ10は、格納容器20と、インクパック30と、センサ40と、可撓性部材50とを備えている。本実施例におけるインクカートリッジ10は液体収容体であるインクパック30に収容されたインクが液体量検出装置であるセンサ40を経由して図示しないプリンタに供給される。
格納容器20は、略函形状を有し、上面に、開口縁24により形成された開口部24aを備える。格納容器20はポリスチレンなどの熱可塑性樹脂により形成される。格納容器20は開口部24aからインクパック30を容器の内側に格納する。格納容器20の側面には、貫通口21と、センサ固定部22と、加圧口23と、が備えられている。貫通口21は格納容器20の内側に格納されたインクパック30の排出部32が嵌め合わされ、インクパック30内のインクを格納容器20の外部に排出可能にする。センサ固定部22は格納容器20の外面にセンサ40を脱着可能に固定する。センサ固定部22は凹凸形状により嵌め合わせる部材であってもよいし、磁石により構成されていてもよい。加圧口23は格納容器20の内側に空気の流入を可能にする。
インクパック30は、袋体31と排出部32とを備える。インクパック30は袋体31の内部にインクを収容し、排出部32から収容しているインクをインクパック30の外部に排出する。袋体31は、樹脂フィルム層の上にアルミニウム層が積層形成されたアルミラミネート複層フィルム相互の周縁部を互いに貼り合わせることにより形成されている。排出部32は、略円筒状の形状を有し、貫通口21を介して後述するセンサ40が備える導入口42と接続され、袋体31に収容されたインクをセンサ40に導出する。
センサ40は、インクパック30に収容されているインクの残量の検出をおこなう。センサ40は、センサ筐体40aと導出口41と導入口42と集積回路基盤43とを備える。センサ40はインクパック30に収容されたインクを導入口42から導入し、センサ筐体40aの内部を経由してプリンタに接続された導出口41から排出する。本実施例では、センサ40はインクパック30内のインクの残量を検出する機能を備えるが、ほかに、プリンタによって消費されたインクの消費量や、センサ40の流路を通過するインクの流量もしくはインクの収容部に収容されたインクの貯留量を検出する機能を備えてもよい。集積回路基盤43は図示しないプリンタと電気的に接続され、センサ40により検出されたインクパック30内のインクの残量に関する情報をプリンタに提供する。
可撓性部材50はポリエチレンテレフタレートからなる可撓性のフィルムである。可撓性部材50は格納容器20の開口縁24に溶着され、開口部24aを閉塞する。溶着は開口縁24と接する面に構成された熱可塑性樹脂を熱により溶融させることで実施される。可撓性部材50と開口縁24との接着は本実施例の熱溶着によるほか、超音波溶着や、振動溶着、接着剤を用いた接着であってもよい。
図2はインクカートリッジの断面の概略構成を示した説明図である。インクパック30が格納されている格納容器20の内側は、可撓性部材50により密閉され、加圧口23から以外に流体が内側に出入できない加圧室25が形成される。加圧口23より加圧室25内に気体を圧入することにより、インクパック30は圧縮され、インクパック30に収容されているインクが排出される。
インクパック30は排出部32に逆止弁33と、弁座34と、パッキン35とを備える。逆止弁33は排出部32の内側断面と略同形状をした略板状の弁体である。逆止弁33は、袋体31に収容されたインクを袋体31の外部に排出する際にはインクの流動力により弁座34から離れ、インクの排出を可能とするが、袋体31にインクを流入させる際には、排出時と反対向きの流動力により弁座34と接して、インクの流入を遮るように機能する。パッキン35は、排出部32の内側に環状に形成され、排出部32が導入口42と接続する際、隙間を埋めることにより、インクが接続部から外部に流出するのを防ぐ。
センサ筐体40aは、液体流路44と、圧電振動素子45と、液体検出路46と、受圧板47と、ダイヤフラム48と、バネ49とを備える。ダイヤフラム48および受圧板47により形成された液体流路44を流れるインクの量により、受圧板47がバネ49の付勢に抗して上下する。受圧板47の上下の動作により圧電振動素子45の振動板の自由振動が許容もしくは制限され、この自由振動により圧電振動素子45に発生した逆起電力により、集積回路基盤43からプリンタにインクの有無を表す信号を出力する。
第1の実施例に係るインクカートリッジのインク充填方法について説明する。図3は第1の実施例に係るインクの充填方法の手順を示したフローチャートである。インクカートリッジ10へインクを充填するため、まず、インクが消費されたインクカートリッジ10を準備する(ステップS11)。図4はインクが消費されたインクカートリッジの状態を示す説明図である。インクカートリッジ10はプリンタへの供給によりインクパック30に収容されたインクが消費されている。インクパック30内のインクは完全に消費されていなくてもよい。
インクが消費されたインクカートリッジ10を準備した後に、インクカートリッジ10からセンサ40の取り外しをおこなう(ステップS12)。図5はインクカートリッジからセンサを取り外した状態を示す説明図である。センサ40の取り外しは、センサ固定部22とセンサ筐体40aとの接続を外し、排出部32と導入口42との接続を外すことで実施できる。
インクカートリッジ10からセンサ40を取り外した後に、インクカートリッジ10にインクの充填をおこなう(ステップS13)。図6はインクカートリッジにインクを充填する状態を示す説明図である。充填口60はインクを外部に供給可能な供給装置に備えられたインクの排出口である。充填口60の形状はセンサ40の導入口42と略同形状である。充填口60をセンサ40が取り外されたインクカートリッジ10の排出部32に接続する。充填口60から袋体31にインクを流入させる。
インクの充填の際、逆止弁33が弁座34と接してインクの流入を遮る可能性がある。しかし、インクの流入する圧力の調整や、インクを充填する際の排出部32の設置角度の変更、充填されるインクを加振することにより、逆止弁33が弁座34に接するより前にインクを袋体31に流入させることが可能である。
インクカートリッジ10にインクを充填した後に、センサ40の洗浄をおこなう(ステップS14)。センサ40はインクカートリッジ10から取り外されたものである。センサ40の洗浄は、インクの流路となる液体流路44および液体検出路46を洗浄することにより実施される。洗浄は導入口42もしくは導出口41から液体を流入させておこなってもよいし、吸引手段もしくは加圧手段を導入口42もしくは導出口41に接続し、吸引もしくは空気の圧送により液体流路44および液体検出路46に残存するインクを取り除いてもよい。
本実施例では、インクカートリッジ10にインクを充填した後にセンサ40を洗浄しているが、センサ40がインクカートリッジ10から取り外された後であれば、インクカートリッジ10へのインクの充填前、もしくは充填中に洗浄を実施してもよい。
洗浄後のセンサ40をインクが充填されたインクカートリッジ10に取り付ける(ステップS15)。図7はインクカートリッジにセンサを取り付ける状態を示す説明図である。袋体31にインクが充填されたインクパック30の排出部32と、洗浄を終えたセンサ40の導入口42とを接続する。また、センサ固定部22にセンサ筐体40aを固定して、センサ40をインクカートリッジ10に取り付ける。
センサ40をインクカートリッジ10に固定した後に、インクカートリッジ10からインクの吸引をおこなう(ステップS16)。図8はインクカートリッジからインクを吸引する状態を示す説明図である。インクカートリッジ10の導出口41に図示しない吸引装置を接続する。吸引装置により吸引をおこなうことで液体流路44および液体検出路46内を負圧にして、インクパック30に収容されたインクを液体流路44および液体検出路46に流入させる。
液体流路44および液体検出路46へのインクの流入は本実施例によるほかに、加圧口23から加圧手段により加圧室25内に空気を圧入させてインクパック30からインクを排出させることにより実施してもよい。また、導出口41からの吸引と、加圧口23からの空気の圧入を同時に実施してもよい。
液体流路44および液体検出路46に流入するインクは、粘度を下げるために所定の温度まで加温する。インクの加温は、インクを液体流路44および液体検出路46に流入させる前であれば、格納容器20にセンサ40を取り付ける前に実施してもよいし、取り付けた後に実施してもよい。
液体流路44および液体検出路46へのインクの流入はインクパック30内のインクの量が所定の量となるまで実行する。液体流路44および液体検出路46内に収容可能な容量以上のインクが流入される場合は、導出口41よりインクを排出する。
以上説明した第1の実施例による充填方法によれば、センサ40を備えたインクカートリッジ10にインクを充填する場合であっても、インクカートリッジ10からセンサ40が取り外された状態でインクを充填するため、インクの充填によるセンサ40の不具合の発生を低減することができる。
第1の実施例によるインクの充填方法によれば、インクパック30に接続されたセンサ40を取り外した後に、インクパック30にインクを充填するため、インクカートリッジ10を再利用するためにインクを充填する際にも、インクの充填によるセンサ40の不具合の発生を低減することができる。
第1の実施例によるインクの充填方法によれば、インクパック30を格納容器20に格納するための開口部24aを可撓性部材50により閉塞されたインクカートリッジ10にインクを充填することができる。
第1の実施例によるインクの充填方法によれば、吸引装置によりインクパック30に収容されたインクを液体流路44および液体検出路46に流入させて液体流路44および液体検出路46内の気泡を取り除くことができる。これにより、センサ40の機能低下を低減でき、インクカートリッジ10は安定してインクを供給することができる。
第1の実施例によるインクの充填方法によれば、インクパック30内のインクの量が所定の量となるまで液体流路44および液体検出路46へのインクの流入を実施しているため、インクパック30が収容する液体の量を適正に保つことができ、インクパック30ごとのインクのばらつきを低減できるほか、インクパック30内のインクを許容収容量の範囲内に抑えることで、インクの排出を適正に実施することができる。
第1の実施例によるインクの充填方法によれば、センサ40を格納容器20に取り付ける前に液体流路44および液体検出路46を洗浄することにより、液体流路44および液体検出路46内の気泡を除去することができる。これにより、センサ40の機能低下を低減でき、インクカートリッジ10は安定してインクを供給することができる。
第1の実施例によるインクの充填方法によれば、液体流路44および液体検出路46に流入するインクを所定の温度まで加温するため、インクの粘度が下がり、液体流路44および液体検出路46に流入しやすくなるほか、流入による気泡の発生を低減できる。
・第2の実施例:
第1の実施例に示すインクカートリッジへのインクの充填方法はインクが消費されたインクカートリッジ10を再利用するためにインクを充填する例として説明した。第2の実施例として、インクカートリッジ10を製造する際における適用例について説明する。
第2の実施例に係るインクカートリッジの概略構成は第1の実施例に係るインクカートリッジと同じ構成であるため説明を省略する。ここでは、第2の実施例に係るインクカートリッジの製造方法について説明する。図9は第2の実施例に係るインクカートリッジの製造方法の手順を示したフローチャートである。インクカートリッジ10を製造するため、まず、インクが充填されていないインクパック30を準備する(ステップS21)。インクパック30は新しく製造されたものであってもよいし、使用されたものであってもよい。使用されたものである場合、インクは完全に消費されていなくてもよい。
格納容器20にインクパック30を格納する(ステップS22)。図10は格納容器20にインクパック30を格納する状態を示す説明図である。インクパック30を格納するため、まず、開口部24aを備えた格納容器20を準備する。格納容器20は新しく製造されたものであってもよいし、利用されたものであってもよい。格納容器20の開口部24aから準備されたインクパック30を格納容器20の内部に導入し、貫通口21と排出部32とを嵌め合わせる。
インクパック30を格納した格納容器20の開口部24aを可撓性部材50により閉塞する(ステップS23)。可撓性部材50を準備し、開口縁24に熱用着させて開口部24aを閉塞する。開口部24aの閉塞は、インクパック30を格納容器20に格納した後であれば、後述するインクの充填後であっても、また、センサ40を取り付けた後であってもよい。
インクカートリッジ10にインクを充填する(ステップS24)。第1の実施例と同様、充填口60を排出部32に接続し、インクを袋体31に流入させることでインクカートリッジ10へのインクの充填をおこなう。インクカートリッジ10にインクを充填する説明図は図6に示すとおりである。
インクカートリッジ10にセンサ40を取り付ける(ステップS25)。第1の実施例と同様、袋体31にインクが充填されたインクパック30の排出部32と、センサ40の導入口42とを接続し、センサ固定部22にセンサ筐体40aを固定する。インクカートリッジ10にセンサ40を取り付ける説明図は図7に示すとおりである。
インクカートリッジ10からインクを吸引する(ステップS26)。第1の実施例と同様、インクカートリッジ10の導出口41に図示しない吸引装置により吸引をおこない、インクパック30に収容されたインクを液体流路44および液体検出路46に流入させる。インクカートリッジ10からインクを吸引する説明図は図8に示すとおりである。
以上説明した第2の実施例による充填方法によれば、センサ40を備えるインクカートリッジ10の製造時においてもインクパック30にインクを充填した後にセンサ40を取り付けるため、インクの充填によるセンサ40の不具合の発生を低減させて液体供給体を製造することができる。
第2の実施例によるインクの充填方法によれば、インクパック30を格納容器20に格納し、開口部24aを可撓性部材50により閉塞するインクカートリッジ10についてセンサ40の不具合の発生を低減させて製造ことができる。
第2の実施例によるインクの充填方法において、インクパック30に収容されたインクを液体流路44および液体検出路46に流入させること、インクパック30内のインクの量を所定の量とすること、インクを所定の温度まで加温すること、の効果は第1の実施例と同様である。
・実施例に係るインクカートリッジの使用例:
本実施例に係るインクカートリッジ10の使用例について説明する。図11はインクカートリッジを用いたプリンタの概略構成を示した説明図である。プリンタ100は、印刷用紙Pに対してインク滴を噴射して文字や図形を記録するインクジェット式プリンタである。プリンタ100は、給紙トレイ15と、排紙トレイ16と、筺体17と、を備える。プリンタ100は、給紙トレイ15から筺体17の内部に印刷用紙Pを導入し、筺体17の内部にある印刷機構部13でインク滴を噴射し、排紙トレイ16から文字や図形が記録された印刷用紙Pを筺体17の外部に排出する。
筺体17は、内部に本実施例に係るインクカートリッジ10と、インク供給部11と、供給チューブ12と、印刷機構部13と、制御部14と、を格納している。インクカートリッジ10は、内部にそれぞれブラック,シアン,マゼンダ,イエロのインクを収容している。各色のインクカートリッジ10はインク供給部11に接続されている。他の実施例として、4色以上のインクで印刷をおこなうプリンタで4色以上のインクカートリッジ10をインク供給部11に接続してもよい。
インク供給部11は、インクカートリッジ10と供給チューブ12が接続されている。接続されたインクカートリッジ10からインクの供給を受け、供給チューブ12を経由して印刷機構部13にインクを供給する。印刷機構部13は、図示しない噴射ヘッドを搭載し、供給チューブ12に接続された図示しないキャリッジを備える。キャリッジは図示しないモータにより移動し、噴射ヘッドから印刷用紙Pに対してインク滴の噴射をおこなう。制御部14は、プリンタ100の各部を制御するほか、インクカートリッジ10の集積回路基盤43と電気的に接続され、インクの残量についての情報を受信する。
・変形例:
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施可能である。
・変形例1:
図12はインクカートリッジにセンサを取り付ける変形例を示す説明図である。本実施例では液体流路44および液体検出路46内にインクが充填されていない状態のセンサ40をインクパック30と接続しているが、インクパック30との接続前に予め液体流路44および液体検出路46内にインクを充填する工程を加え、インクが充填されたセンサ40をインクパック30に接続させてもよい。また、センサ40にインクを充填する際には所定の温度に加温されたインクを充填してもよい。
・変形例2:
本実施例のインクカートリッジ10は格納容器20の開口部24aを可撓性部材50により閉塞されているとしているが、気密な加圧室25を形成できるものであれば可撓性ではない材料であってもよい。
・変形例3:
本実施例のインクカートリッジ10はインクパック30の排出部32に逆止弁を備えているものとしているが、インクパック30は逆止弁を備えない構成としてもよい。
・変形例4:
本実施例によれば、インクパック30に充填されたインクを加温してセンサ40に導入させたが、インクカートリッジ10に充填するインクを予め所定の温度に加温し、インクパック30に流入させてもよい。
・変形例5:
第1の実施例によれば、格納容器20から取り外したセンサ40を洗浄後、再度取り付けているが、取り外したセンサ40と異なるセンサ40を格納容器20に取り付けてもよい。
以上説明した変形例によるインクの充填方法によれば、液体流路44および液体検出路46内にインクが充填されたセンサ40をインクパック30に接続することにより液体流路44および液体検出路46内の気泡の発生を低減することができる。これにより、センサ40の機能低下を低減でき、インクカートリッジ10は安定してインクを供給することができる。
また、インクパック30の排出部32が逆止弁を備えないものであれば、インクパック30へのインクの充填時に逆止弁33が弁座34と接してインクの流入を遮ることがなく、容易にインクを充填することができる。
インクカートリッジの概略構成を示した説明図である。 インクカートリッジの断面の概略構成を示した説明図である。 第1の実施例に係るインクの充填方法の手順を示したフローチャートである。 インクが消費されたインクカートリッジの状態を示す説明図である。 インクカートリッジからセンサを取り外した状態を示す説明図である。 インクカートリッジにインクを充填する状態を示す説明図である。 インクカートリッジにセンサを取り付ける状態を示す説明図である。 インクカートリッジからインクを吸引する状態を示す説明図である。 第2の実施例に係るインクカートリッジの製造方法の手順を示したフローチャートである。 格納容器20にインクパック30を格納する状態を示す説明図である。 インクカートリッジを用いたプリンタの概略構成を示した説明図である。 インクカートリッジにセンサを取り付ける変形例を示す説明図である。
符号の説明
10…インクカートリッジ
11…インク供給部
12…供給チューブ
13…印刷機構部
14…制御部
15…給紙トレイ
16…排紙トレイ
17…筺体
20…格納容器
21…貫通口
22…センサ固定部
23…加圧口
24…開口縁
25…加圧室
30…インクパック
31…袋体
32…排出部
33…逆止弁
34…弁座
35…パッキン
40…センサ
41…導出口
42…導入口
43…集積回路基盤
44…液体流路
45…圧電振動素子
46…液体検出路
47…受圧板
48…ダイヤフラム
49…バネ
50…可撓性部材
60…充填口
100…プリンタ
P…印刷用紙

Claims (12)

  1. 液体供給体の製造方法であって、
    液体収容体を格納可能な格納容器を備え、前記液体収容体に収容された液体が液体量検出装置内の流路を経由して外部に供給される前記液体供給体を準備する準備工程と、
    前記格納容器に格納されている前記液体収容体に液体を充填する充填工程と、
    液体が充填された前記液体収容体に前記液体量検出装置を接続する前に、予め前記液体量検出装置の流路に液体を導入する前導入工程と、
    記液体収容体に前記液体量検出装置を接続する接続工程と、
    を備える液体供給体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の液体供給体の製造方法はさらに、
    前記液体収容体に接続された前記液体量検出装置を取り外す取外工程を備え、
    前記充填工程は、前記液体量検出装置が取り外された前記液体収容体に液体を充填することにより実行される液体供給体の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体供給体の製造方法はさらに、
    前記液体収容体に充填された液体を、前記液体量検出装置の流路に導入する導入工程を備える液体供給体の製造方法。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれか1の請求項に記載の液体供給体の製造方法はさらに、
    前記液体量検出装置を前記液体収容体に接続する前に、予め前記液体量検出装置の流路を洗浄する洗浄工程を備える液体供給体の製造方法。
  5. 請求項3に記載の液体供給体の製造方法において、
    前記導入工程は、前記液体収容体に充填された液体が所定の量になるまで前記液体量検出装置の流路に液体を導入することにより実行される液体供給体の製造方法。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれか1の請求項に記載の液体供給体の製造方法において、
    前記格納容器は可撓性部材により閉塞された開口部を備え、
    前記充填工程は、前記開口部により前記格納容器に格納された前記液体収容体に充填することにより実行される液体供給体の製造方法。
  7. 請求項3または請求項5に記載の液体供給体の製造方法において、
    前記液体はインクであり、
    前記導入工程は、所定の温度のインクを前記液体量検出装置の流路に導入することにより実行される液体供給体の製造方法。
  8. 液体供給体の製造方法であって、
    液体を収容可能な液体収容体を準備する準備工程と、
    前記液体収容体を格納可能な格納容器に前記液体収容体を格納する格納工程と、
    前記格納容器に格納された前記液体収容体に液体を充填する充填工程と、
    液体が充填された前記液体収容体に液体量検出装置を接続する前に、予め前記液体量検出装置の流路に液体を導入する前導入工程と、
    記液体収容体に液体量検出装置を接続する接続工程と、を備える液体供給体の製造方法。
  9. 請求項に記載の液体供給体の製造方法はさらに、
    前記液体収容体を格納した前記格納容器の開口部を可撓性部材により閉塞する閉塞工程を備える、液体供給体の製造方法。
  10. 請求項または請求項に記載の液体供給体の製造方法はさらに、
    前記液体収容体に充填された液体を、前記液体量検出装置の流路に導入する導入工程を備える液体供給体の製造方法。
  11. 請求項10に記載の液体供給体の製造方法において、
    前記導入工程は、前記液体収容体に充填された液体が所定の量になるまで前記液体量検出装置の流路に液体を導入することにより実行される液体供給体の製造方法。
  12. 請求項10または請求項11に記載の液体供給体の製造方法において、
    前記液体はインクであり、
    前記導入工程は、所定の温度のインクを前記液体量検出装置の流路に導入することにより実行される液体供給体の製造方法。
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