JP5076876B2 - 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法 - Google Patents
流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5076876B2 JP5076876B2 JP2007331598A JP2007331598A JP5076876B2 JP 5076876 B2 JP5076876 B2 JP 5076876B2 JP 2007331598 A JP2007331598 A JP 2007331598A JP 2007331598 A JP2007331598 A JP 2007331598A JP 5076876 B2 JP5076876 B2 JP 5076876B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- ink
- space
- valve
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、流体のメニスカスの破壊を回避することが可能な流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法を提供することにある。
前記キャッピング機構により前記空間が密閉された状態における前記吸引機構の吸引動作の途中で、前記第2の弁を閉状態から開状態とすることを特徴とする。
また、大気開放機構が、第1の弁の開放側に接続された開閉自在の第2の弁を有することとしたので、第1の弁と第2の弁とを組み合わせて大気開放動作を行うことができる。これにより、第1の弁に加わる負荷を軽減することができると共に、大気開放動作のバリエーションが広がることになる。
本発明によれば、大気開放機構が第1の弁の開閉を制御するアクチュエータを有することとしたので、空間内の圧力を高い自由度で調整することができる。
本発明によれば、大気開放機構が、第1の弁の開放側に接続され流体の拡散蒸発抑制用の流路を有することとしたので、大気開放機構内に流入した流体が乾燥するのを回避することができる。これにより、大気開放機構内で流体が詰ってしまう現象を回避することができる。
プリンタ1は、プリンタ本体5と、サブタンク2及び記録ヘッド3を搭載したキャリッジ4とを有している。
記録ヘッド3は、導入針ユニット17、ヘッドケース18、流路ユニット19及びアクチュエータユニット20を主な構成要素としている。
同図に示すように、大気開放機構60は、接続管61及びダイヤフラム部62を有している。
ダイヤフラム部62は、接続部材63、開閉部材64及び弾性部材65を有している。接続部材63は平面視中央部に空間63aを有するトレー状に構成されており、底部63bに開口部63cが設けられている。開口部63cからは接続管61に接続される管部63dが図中下方に設けられている。
外部から印刷データが送信されると、制御部80は、ドットパターンに対応した噴射データに展開して記録ヘッド3に送信する。記録ヘッド3では、受信した噴射データに基づき、記録(印字・印刷)処理、すなわち記録紙に対するインク滴の噴射を実行する。記録処理の後、例えば予め設定されている時間が経過すると、定期メンテナンス処理を開始する。制御部80は、記録ヘッド3をホームポジションまで移動させ、記録ヘッド3とキャッピング機構50とを対向させる。制御部80は、ノズル領域47Rとキャッピング機構50とを対向させた状態からキャップ部材51を記録ヘッド3に当接させ、キャップ部材51の空間52によってノズル領域47Rを含む空間を密閉し、密閉空間を形成する。密閉空間を形成後、制御装置80は、吸引機構70を駆動することによって、密閉空間を減圧状態とする。密閉空間を減圧することにより、図5に示すように大気開放機構60の開閉部材64が閉状態となる。この状態で更に密閉空間内を減圧し、負圧によってノズル開口47から記録ヘッド3の内部からインクを強制排出させる。
次に、図8をもとにして本発明の第2実施形態を説明する。図8は本実施形態に係るプリンタ101のキャッピング機構150、大気開放機構160及び吸引機構170の構成を模式的に示す図であり、第1実施形態における図4に対応している。
次に、図9をもとにして本発明の第3実施形態を説明する。図9は本実施形態に係るプリンタ201のキャッピング機構250、大気開放機構260及び吸引機構270の構成を模式的に示す図であり、第1実施形態における図4に対応している。
次に、図10をもとにして本発明の第4実施形態を説明する。図10は本実施形態に係るプリンタ301のキャッピング機構350、大気開放機構360及び吸引機構370の構成を模式的に示す図であり、第1実施形態における図4に対応している。
例えば上記各実施形態においては、ダイヤフラム部の開閉部材と接続部材との間に弾性部材が設けられており、当該弾性部材の弾性力によって開閉部材の開閉を調節する構成としたが、これに限られることはなく、例えば弾性部材の代わりに開閉部材の開閉を制御するアクチュエータを設けた構成としても構わない。また、弾性部材とは別にアクチュエータを設けた構成としても勿論構わない。これにより、大気開放動作時の自由度を向上させることができる。
Claims (3)
- 流体を噴射する複数のノズル開口が配列されたノズル領域を有する噴射ヘッドと、
前記ノズル領域を含む空間を密閉するキャッピング機構と、
前記空間に接続され前記空間を吸引する吸引機構と、
前記空間を大気開放可能に接続された流路と、前記流路に設けられた第1の弁と、前記第1の弁の開放側に接続された開閉自在の第2の弁を有する大気開放機構と
を備える流体噴射装置において、
前記第1の弁は、前記流路を閉塞可能な開閉部材と、
密閉された前記空間内の負圧が前記ノズル開口内の流体のメニスカス強度よりも弱くなった状態で前記開閉部材が開状態になるように弾性力が調整され、該開閉部材を支持する弾性部材とを備え、
前記キャッピング機構により前記空間が密閉された状態における前記吸引機構の吸引動作の途中で、前記第2の弁を閉状態から開状態とすることを特徴とする流体噴射装置。 - 前記大気開放機構は、
前記第2の弁の開閉を制御するアクチュエータを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。 - 前記大気開放機構は、
前記第1の弁の開放側に接続され前記流体の拡散蒸発抑制用の流路を有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007331598A JP5076876B2 (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007331598A JP5076876B2 (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009154299A JP2009154299A (ja) | 2009-07-16 |
JP5076876B2 true JP5076876B2 (ja) | 2012-11-21 |
Family
ID=40958853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007331598A Active JP5076876B2 (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5076876B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102441297B (zh) * | 2011-10-10 | 2014-01-08 | 浙江省海洋开发研究院 | 泥渣回流絮凝沉淀池 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6714829B2 (ja) * | 2016-03-11 | 2020-07-01 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
JP7066474B2 (ja) * | 2018-03-27 | 2022-05-13 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェットプリンタおよび空吸引用のコンピュータプログラム |
JP7130403B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2022-09-05 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置、回復装置、および回復方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3216706B2 (ja) * | 1996-12-24 | 2001-10-09 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式記録装置 |
AU7454298A (en) * | 1998-05-28 | 1999-12-13 | Citizen Watch Co. Ltd. | Ink jet printer equipped with maintenance system |
JP4857905B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2012-01-18 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007331598A patent/JP5076876B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102441297B (zh) * | 2011-10-10 | 2014-01-08 | 浙江省海洋开发研究院 | 泥渣回流絮凝沉淀池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009154299A (ja) | 2009-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6008102B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5516106B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP4821817B2 (ja) | 液滴噴射装置 | |
US8356876B2 (en) | Maintenance method for liquid ejecting apparatus | |
US8596773B2 (en) | Liquid ejection apparatus | |
JP5076876B2 (ja) | 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法 | |
US7878619B2 (en) | Maintenance method of fluid ejecting apparatus | |
JP5799554B2 (ja) | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 | |
US8287106B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP5034801B2 (ja) | 液体供給体の製造方法 | |
WO2005068204A1 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5750836B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2010208049A (ja) | 流体噴射装置及びバルブユニット | |
JP5321154B2 (ja) | 流体噴射装置及びバルブユニット | |
JP2012196816A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5262096B2 (ja) | 流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置 | |
JP7087831B2 (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射装置、液体噴射ヘッドの洗浄方法、及び、液体噴射ヘッドの製造方法 | |
JP5071196B2 (ja) | 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法 | |
JP3622880B2 (ja) | インクカートリッジ | |
JP2012210769A (ja) | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 | |
JP5262043B2 (ja) | 液滴噴射装置 | |
JP2009148927A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2008238414A (ja) | 液体噴射ヘッド | |
JP2005131791A (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP5041161B2 (ja) | 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのクリーニング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120731 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5076876 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |