JP5262096B2 - 流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置 - Google Patents

流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置 Download PDF

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本発明は、流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置に関する。
流体を噴射する流体噴射装置として、例えばインクジェット式記録装置などが知られている。インクジェット式記録装置は、記録媒体に文字や画像等を記録する装置であり、記録ヘッド(噴射ヘッド)に設けられたノズルから記録媒体にインクが噴射される構成になっている。中でも、大容量のインクカートリッジを吐出ヘッドから離れた位置に配置し、インクカートリッジから吐出ヘッドへ供給管を介してインクを供給する構成のいわゆるオフキャリッジタイプのプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
オフキャリッジタイプのプリンタは、出荷されてから最初に使用する際に、供給チューブ、サブタンクなどの一連の流路(以下、まとめて連通路と呼ぶ)にインクカートリッジからインクを充填する動作(初期充填動作)を行う必要がある。一般に初期充填動作では、記録ヘッドのノズル面をキャップで封止しつつ当該キャップ内を減圧し、連通路のインクをノズル側から吸引することによってインクを充填している。
初期充填動作において重要なことは、連通路に気泡(空気層)を残さないということである。ところが、特許文献1のように、非常に長い供給チューブを備えたオフキャリッジタイプのプリンタにおいては、インクの移動抵抗の影響を受けることになるため、気泡を排除するための十分な流速を得ることが困難である。特にサブタンク等のような供給チューブの拡幅部を有する場合には、構造上この拡幅部に気泡(空気層)が残りやすくなっており、インクの充填を阻害する大きな要因となっている。
これに対して特許文献1に係る初期充填方法においては、いわゆるチョーク吸引動作を行っている。チョーク吸引動作は、開閉弁を閉じた状態で吸引動作を行うことによって開閉弁の下流側の負圧を高める動作のことである。チョーク吸引動作によって負圧を高めた状態から開閉弁を開くと、サブタンク内の空気を排出し効率よくインクを供給流路に充填させることができる。
複数の供給チューブについてチョーク吸引動作を行った場合、供給チューブ毎にインクの移動速度が異なることが多く充填速度にバラつきが生じてしまう。このバラつきを無くすため、チョーク吸引動作の後にも複数回の吸引動作を行っているのが実情である。このような複数の吸引動作からなる一連の充填動作によれば、インクの流動を脈動的に変化させることができるため、気泡を効率的に排出することができる。
特開2006−137181号公報
しかしながら、上述のような充填方法では、充填速度の遅い供給チューブからのインク供給に合わせて吸引動作を行う、つまり充填速度の速い供給チューブからのインクが充填完了となった場合であっても全ての供給チューブからのインクが充填されるまで吸引動作を行うことになるため、充填速度の速い供給チューブから供給されるインクの一部は吸引によってノズルから排出され、廃棄される結果となってしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、初期充填動作において流体の無駄を回避できる流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る流体噴射装置のメンテナンス方法は、複数のノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドを備えると共に、前記流体を貯留する流体貯留部と、前記流体貯留部と、複数の前記ノズル開口のうち該流体貯留部に対応するノズル開口との間で前記流体を流通させるように、前記噴射ヘッドのうち前記流体貯留部に対応する流路に接続された流体流通部と、前記流体流通部の上流側に設けられたバルブと、前記流体流通部の下流側に設けられた拡幅部と、を有する組を複数備え、それぞれの前記組において、前記流体貯留部と、前記流体流通部と、前記拡幅部と、前記噴射ヘッドのうち該流体貯留部に対応する前記流路と、該流体貯留部に対応する前記ノズル開口との間が連通路となっており、複数の前記組の前記連通路を同時に減圧する減圧手段を有する流体噴射装置のメンテナンス方法であって、前記バルブを開放した状態で前記連通路を減圧し、前記流体が充填されていない状態の前記流体流通部に該流体を該流体流通部の前記拡幅部より上流まで供給する第1ステップと、前記流体の供給後、前記バルブを閉塞させる第2ステップと、前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を前記第1ステップでの減圧より大きく減圧する第3ステップと、前記バルブを開放し、前記連通路に前記流体を供給する第4ステップと、前記バルブを閉塞する第5ステップと、前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を減圧する第6ステップと、前記バルブを開放する第7ステップとを備えると共に、前記第1ステップから前記第7ステップを、複数の前記組について同時に行うことを特徴とする。
また、前記第2ステップでは、前記バルブを閉塞させた状態を一定期間保持することを特徴とする。
また、前記第5ステップは、前記第4ステップで前記バルブを開放した後に行い、前記バルブを閉塞後、前記第6ステップでは、前記連通路を減圧した状態を一定期間保持することを特徴とする。
本発明に係る流体噴射装置は、複数のノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドを備えると共に、前記流体を貯留する流体貯留部と、前記流体貯留部と、複数の前記ノズル開口のうち該流体貯留部に対応するノズル開口との間で前記流体を流通させるように、前記噴射ヘッドのうち前記流体貯留部に対応する流路に接続された流体流通部と、前記流体流通部の上流側に設けられたバルブと、前記流体流通部の下流側に設けられた拡幅部と、を有する組を複数備え、それぞれの前記組において、前記流体貯留部と、前記流体流通部と、前記拡幅部と、前記噴射ヘッドのうち該流体貯留部に対応する前記流路と、該流体貯留部に対応する前記ノズル開口との間が連通路となっており、複数の前記組の前記連通路を同時に減圧する減圧手段を有する流体噴射装置であって、前記バルブを開放した状態で前記連通路を減圧し、前記流体が充填されていない前記流体流通部に該流体を該複数の流体流通部の前記拡幅部より上流まで供給し、前記バルブを閉塞し、前記バルブを閉塞させた状態で、前記連通路を前記バルブを開放した状態での減圧より大きく減圧し、前記バルブを開放して前記連通路に前記流体を供給し、前記バルブを閉塞し、前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を減圧し、前記バルブを開放する動作が複数の前記組について同時に行われるよう制御する制御部を備えることを特徴とする。
また、本発明の態様に係る流体噴射装置のメンテナンス方法は、ノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドと、前記流体を貯留する流体貯留部と、前記噴射ヘッドに接続され前記流体貯留部と前記ノズル開口との間で前記流体を流通させる複数の流体流通部と、前記流体流通部の上流側に設けられたバルブと前記流体流通部の下流側に設けられた拡幅部と、を備え、前記ノズル開口、前記噴射ヘッド内、前記拡幅部内、前記複数の流体流通部内及び前記流体貯留部内が連通路となっており、前記連通路を減圧する減圧手段を有する流体噴射装置のメンテナンス方法であって、前記バルブを開放した状態で前記連通路を減圧し、前記流体を前記複数の流体流通部の途中まで供給する第1ステップと、前記流体の供給後、前記バルブを閉塞させる第2ステップと、前記バルブの閉塞後、前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を前記第1ステップでの減圧より大きく減圧する第3ステップと、前記連通路の減圧後、前記バルブを開放する第4ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、バルブを開放した状態で連通路を減圧し流体を流体流通部の途中まで供給した後、バルブを閉塞させ、その後連通路に負圧を蓄積させてバルブを開放するため、拡幅部に対してほぼ等距離にある状態からそれぞれ流体が拡幅部に供給されることになる。流体貯留部から直接流体を供給する場合に比べて流体流通部の配管抵抗などの影響が少なくなるため、流体の充填速度にバラつきが生じにくくなる。これにより、例えばバラつきを解消するための減圧動作などを何度も行う必要が無く、流体の無駄を回避することができる。
上記の流体噴射装置のメンテナンス方法は、前記第1ステップでは、前記流体流通部の前記拡幅部より上流まで前記流体を供給することを特徴とする。
本発明によれば、流体流通部の拡幅部より上流まで流体を供給することとしたので、拡幅部まで近距離に流体がある状態から流体をノズル開口へと供給できる。これにより、流体の充填速度のバラつきを解消することができる。
上記流体噴射装置のメンテナンス方法は、前記第2ステップでは、前記バルブを閉塞させた状態を一定期間保持することを特徴とする。
本発明によれば、複数の流体流通部間で均一な圧力が加わった状態で保持されることになるため、一定時間経過後は流体の先端の位置が拡幅部に対してほぼ等距離に揃うことになる。これにより、第4ステップでバルブを開放する際の流体の移動のスタートラインが揃うことになるので、流体の充填速度のバラつき発生をより確実に抑えることができる。
上記の流体噴射装置のメンテナンス方法は、前記第4ステップで前記バルブを開放した後、前記バルブを閉塞する第5ステップと、前記バルブを閉塞後、前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を減圧し、一定期間保持する第6ステップと、前記連通路を減圧して一定期間保持した後、前記バルブを開放する第7ステップとを更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、上記第4ステップの後バルブを閉塞し(第5ステップ)、この状態で連通路を減圧して一定期間保持し(第6ステップ)、その後バルブを開放する(第7ステップ)こととしたので、拡幅部内に発生する空気層(気泡等)を噴射ヘッド内へと引き寄せる上、細かい気泡を結合させて大きくすることができる。拡幅部内に空気層があると、拡幅部内及び噴射ヘッド内への流体の流通が阻害されてしまう。本発明では、空気層をひとまとめにして噴射ヘッドに引き寄せることができるので、流体の流通が阻害されるのを防ぐことができる。
上記の流体噴射装置のメンテナンス方法は、前記第5ステップから前記第7ステップまでを繰り返して行うことを特徴とする。
本発明によれば、上記第5ステップから上記第7ステップまでを繰り返して行うこととしたので、噴射ヘッド内に引き寄せられた空気層をノズル開口側へと更に引き寄せることができる。第5ステップから第7ステップを繰り返し行う場合には、吸引強度などの条件を変更して行っても構わない。
上記の流体噴射装置のメンテナンス方法は、前記第7ステップで前記連通路を減圧した後、前記バルブが開放された状態で前記連通路を減圧する第8ステップを更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、上記第7ステップの後、バルブが開放された状態で連通路を減圧(第8ステップ)こととしたので、空気層をほとんど混入させることなく噴射ヘッドに流体を充填させることができる。
上記の流体噴射装置のメンテナンス方法は、前記第8ステップを繰り返して行うことを特徴とする。
本発明によれば、上記第8ステップを繰り返して行うこととしたので、ノズル開口における微小な気泡を排出することができ、メニスカスを整えることができる。第8ステップを繰り返し行う場合には、吸引強度などの条件を変更して行っても構わない。
上記の流体噴射装置のメンテナンス方法は、前記バルブを開放させた後、前記噴射ヘッドのうち前記ノズル開口の外部を洗浄することを特徴とする。
本発明によれば、上記第7ステップ、第8ステップ、第9ステップにおいてバルブを開放させた後、噴射ヘッドのうちノズル開口の外部を洗浄することとしたので、バルブ開放の際にノズル開口の外部に流体が噴射されてしまった場合であっても、ノズル開口の外部を清浄な状態に保持することができる。
本発明に係る流体噴射装置は、ノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドと、前記流体を貯留する流体貯留部と、前記噴射ヘッドに接続され前記流体貯留部と前記噴射ヘッドとの間で前記流体を流通させる複数の流体流通部と、前記流体流通部に上流側に設けられたバルブと、前記流体流通部の下流側に設けられた拡幅部と、を備え、前記ノズル開口、前記噴射ヘッド内、前記拡幅部内、前記複数の流体流通部内及び前記流体貯留部内が連通路となっており、前記連通路を減圧する減圧手段を有する流体噴射装置であって、前記バルブを開放した状態で前記連通路を減圧して前記流体を前記複数の流体流通部の途中まで供給し、前記流体を前記供給後前記バルブを開放するよう制御する制御部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、バルブを開放した状態で連通路を減圧し流体を流体流通部の途中まで供給した後、バルブを閉塞させ、その後連通路に負圧を蓄積させてバルブを開放するため、拡幅部に対してほぼ等距離にある状態からそれぞれ流体が拡幅部に供給されることになる。流体貯留部から直接流体を供給する場合に比べて流体流通路の配管抵抗などの影響が少なくなるため、流体の充填速度にバラつきが生じにくくなる。これにより、初期充填動作において、流体の無駄を回避できる流体噴射装置を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態では、本発明に係る液体噴射装置として、インクジェット式プリンタ(以下、プリンタ1という)を例示する。
図1は、本実施形態に係るプリンタ1の概略構成を示す一部分解図である。
プリンタ1は、プリンタ本体5と、サブタンク(拡幅部)2及び記録ヘッド(噴射ヘッド)3を搭載したキャリッジ4とを有している。
プリンタ本体5には、キャリッジ移動機構65と、記録ヘッド3のクリーニング動作や保湿動作等に用いられるキャッピング機構14と、サブタンク2に供給されるインクLを貯留するインクカートリッジ6とが設けられている。また、プリンタ本体5には、記録紙を搬送する不図示の紙送り機構が設けられている。紙送り機構は紙送りモータなどから構成されており、この紙送り機構によって記録紙が記録(印字・印刷)動作に連動するようにプラテン13上に順次送出されるようになっている。また、プリンタ本体5には、プリンタ1の動作を統括的に制御する制御部60が設けられている。
キャリッジ移動機構65はプリンタ本体5の長手方向(幅方向)に沿ってキャリッジ4を往復移動させる移動機構であり、プリンタ本体5の幅方向に架設されたガイド軸8と、パルスモータ9と、パルスモータ9の回転軸に接続された駆動プーリー10と、プリンタ本体5の幅方向の端部に設けられた遊転プーリー11と、駆動プーリー10と遊転プーリー11との間に掛け渡されたタイミングベルト12を有している。キャリッジ4はタイミングベルト12に接続されている。パルスモータ9の駆動によってキャリッジ4が駆動プーリー10と遊転プーリー11との間をガイド軸8に沿って往復移動するようになっている。
キャッピング機構14は、キャップ部材15、吸引ポンプ16を有している。キャップ部材15は例えばゴム等の弾性材から構成されたトレー形状の部材であり、キャリッジ4の移動領域内のうち記録領域から外れた場所、例えばプリンタ本体5の端部(駆動プーリー10側)に配置されている。キャップ部材15が配置されている場所はキャリッジ4のホームポジションとなる。ホームポジションとは、プリンタ1の電源がオフになっている場合や長時間にわたって記録が行われない場合などに、キャリッジ4が待機する場所である。
インクカートリッジ6は記録に用いられるインクLが貯留された流体貯留部である。インクカートリッジ6とサブタンク2との間はインク供給チューブ(流体流通部)34によって接続されている。インクカートリッジ6内のインクLはインク供給チューブ34内を流通してサブタンク2に供給されるようになっている。インク供給チューブ34のうちインクカートリッジ6の近傍にはバルブ34aが設けられている。バルブ34aは例えば図示しない制御装置などによって自動で開閉されるようになっている。本実施形態ではブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4種類のインクLを使用する構成であるため、インクカートリッジ6、サブタンク2、インク供給チューブ34及びバルブ34aの組が4組配置されている。3種類以下あるいは5種類以上のインクを使用する構成であっても良く、この場合インクの種類に対応するインクカートリッジ6、サブタンク2、インク供給チューブ34及びバルブ34aの組数が配置される。
図2はサブタンク2及び記録ヘッド3の構成を説明する断面図である。
同図に示すように、サブタンク2はインク供給チューブ34の端部に設けられた拡幅部であり、ポリプロピレン等の樹脂製材料によって成型されている。このサブタンク2は、インク室27、弾性シート26、針接続部28、接続流路29及びタンク部フィルタ30を有している。
インク室27は断面視擂鉢状の凹部であり、インク供給チューブ34から供給されるインクを保持する部位である。このインク室27は不図示のインク流入口を介してインク供給チューブ34に接続されている。インク室27の図中左側は幅が狭くなるように形成されており、図中右側は開口部になっている。
弾性シート26はインク室27の開口部に貼り付けられた透明なシートである。この弾性シート26はインク室27を収縮させる方向及びインク室27膨張させる方向の両方向に変形可能になっている。弾性シート26の変形によってインクLの圧力変動が吸収され、サブタンク2内で圧力変動が吸収された状態でインクLが記録ヘッド3側に供給されるようになっている。このようにサブタンク2は圧力ダンパとして機能するようになっている。
針接続部28はインク導入針22が挿入される部位であり、サブタンク2の下方に突出するように設けられている。針接続部28にはシール部材31が嵌め込まれている。このシール部材31はインク導入針22が液密に嵌入されるようになっている。接続流路29はインク室27と針接続部28との間でインクを流通させる流路である。タンク部フィルタ30はインク室27から接続流路29へと移動するインクを濾過するフィルタであり、接続流路29とインク室27との境界に取り付けられている。
記録ヘッド3は、導入針ユニット17と、ヘッドケース18と、流路ユニット19と、アクチュエータユニット20とを有している。
導入針ユニット17は、インク導入針22、フィルタ21及びインク導入路23を有している。インク導入針22は上端部が先細りになった筒状部材であり、この先細りの上端部がサブタンク2に装着された状態になっている。インク導入針22の上端部にはサブタンク2からインクLを導入針内部に導入するための導入口が設けられている。フィルタ21はインク導入針22の下端面を覆うように配置されている。インク導入路23はフィルタ21を介してインク導入針22の内部に連通されている。インク導入路23の下端はパッキン24を介してヘッドケース18内部に接続されている。
図3は記録ヘッド3のヘッドケース18及び流路ユニット19の構成を示す断面図である。
同図に示すように、ヘッドケース18の底部に流路ユニット19が接合された状態になっている。
ヘッドケース18は合成樹脂製の中空箱体状部材であり、ヘッドケース18の内部にはケース流路25及び収容空部37が形成されている。ケース流路25はヘッドケース18の高さ方向を貫通するように形成されている。ケース流路25の上端はパッキン24を介して導入針ユニット17のインク導入路23に連通されている。ケース流路25の下端は、流路ユニット19内の共通インク室44に連通されており、インク導入針22から導入されたインクLがインク導入路23及びケース流路25を通じて共通インク室44側に供給されるようになっている。
収容空部37の上端面にはパッキン24を介在した状態で導入針ユニット17が取り付けられている。収容空部37内にはアクチュエータユニット20が収容されている。アクチュエータユニット20は、櫛歯状に配列された複数の圧電振動子38と、この圧電振動子38が接合される固定板39と、プリンタ本体側からの駆動信号を圧電振動子38に供給する配線部材としてのフレキシブルケーブル40とから構成される。各圧電振動子38は固定端部側が固定板39上に接合され自由端部側が固定板39の先端面よりも外側に突出しており、いわゆる片持ち梁の状態で固定板39上に取り付けられている。各圧電振動子38を支持する固定板39は、例えば厚さ1mm程度のステンレス鋼によって構成されている。アクチュエータユニット20は、収容空部37を区画するケース内壁面に固定板39の背面を接着することで収容空部37内に収納・固定されている。
流路ユニット19は、振動板(封止板)41、流路基板42及びノズル基板43を有している。これら振動板41、流路基板42及びノズル基板43はこの順に積層された状態になっており、不図示の接着剤で接合され一体化されている。振動板41、流路基板42及びノズル基板43は、共通インク室44からインク供給口45及び圧力室46を通りノズル開口47に至るまでの一連のインク流路(液体流路)を形成する部材である。圧力室46は、ノズル開口47の配列方向(ノズル列方向)に対して直交する方向に細長い空間として形成されている。共通インク室44は、ケース流路25と連通されており、インク導入針22側からのインクLが導入される空間である。共通インク室44に導入されたインクLは、インク供給口45を通じて各圧力室46に分配されるようになっている。
ノズル基板43は例えばステンレス鋼などの金属からなる板材であり、ドット形成密度に対応したピッチ(例えば180dpi)で配列された複数のノズル開口47が形成されている。ノズル開口47は各サブタンク2に対応して合計22列設けられた状態になっている。1つのノズル列は、例えば、180個のノズル開口47によって構成されている。
ノズル基板43と振動板41との間に配置される流路基板42は、インク流路となる流路部、具体的には、共通インク室44、インク供給口45及び圧力室46となる空部が区画形成された板状の部材である。流路基板42は例えば結晶性を有する基材であるシリコンウェハーを異方性エッチング処理することによって作製されている。振動板41は、ステンレス鋼等の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工した二重構造の複合板材である。この振動板41の圧力室46に対応する部分には、エッチングなどによって支持板を環状に除去することで、圧電振動子38の先端面が接合される島部48が形成されている。この島部48は、ダイヤフラム部として機能する。
振動板41は、圧電振動子38の作動に応じて島部48の周囲の弾性フィルムが弾性変形するように構成されており、流路基板42の一方の開口面を封止し、コンプライアンス部49として機能するようにもなっている。このコンプライアンス部49に相当する部分についてはダイヤフラム部と同様にエッチングなどにより支持板が除去され弾性フィルムだけが残った状態になっている。
上記の記録ヘッド3において、フレキシブルケーブル40を通じて駆動信号が圧電振動子38に供給されると、この圧電振動子38が素子長手方向に伸縮し、これに伴い島部48が圧力室46に近接する方向或いは離隔する方向に移動するようになっている。島部48の移動によって圧力室46の容積が変化し、圧力室46内のインクLに圧力変動が生じ、この圧力変動によってノズル開口47からインク滴Dが吐出されるようになっている。
上記のプリンタ1においてはノズル開口47、記録ヘッド3内、サブタンク2内、インク供給チューブ34内及びインクカートリッジ6内は連通路32によって連通されており、連通路32の圧力を一定にできるようになっている。
次に、図4〜図10を参照して、上記のように構成されたプリンタ1の初期充填動作を説明する。
図4はプリンタ1の初期充填動作の過程を示すフローチャートである。図5〜図9は初期充填動作時のインクカートリッジ6、インク供給チューブ34、サブタンク2及び記録ヘッド3の様子を模式的に示す図である。図10は初期充填動作時のインク導入針22の様子を模式的に示す図である。
初期充填動作に先立って、制御部60は記録ヘッド3をメンテナンス位置(ホームポジション)まで移動させ、記録ヘッド3とキャッピング機構14とを対向させる。キャップ部材15で囲まれる領域がノズル領域47Rを含むように記録ヘッド3を配置し、ノズル基板43の下面43aとキャップ部材15とを当接させる。キャップ部材15を当接させることにより、ノズル領域47Rを含む空間が密閉された状態になる。
プリンタ1が出荷されてから未使用の場合、インク供給チューブ34内には何も入っていない状態である。キャッピング機構14によって密閉空間を形成した後、制御部60は図5に示すようにバルブ34aを開状態にする。
制御部60はバルブ34aを開放状態にしたままキャッピング機構14の吸引機構16を作動させる。この吸引機構16の動作によって連通路32が吸引される(ST01)。連通路32の吸引によりノズル開口47側からインク供給チューブ34内にかけて減圧される。インク供給チューブ34内が減圧されることによって各インクカートリッジ6からインクLがインク供給チューブ34内に供給される。
制御部60はインクLがインク供給チューブ34の途中まで行き渡ったところ、好ましくはサブタンク2の手前まで行き渡ったところで吸引機構16を停止させ、バルブ34aを閉塞させ、この状態で一定期間保持する(ST02)。連通路32は等圧状態で保持されるため、インク供給チューブ34内のインクLには均一な圧力(負圧)が加わった状態になる。インク供給チューブ34の配管抵抗などによってインクLの先端の位置にバラつきが生じている場合であっても、当該保持期間においてインクL先端の位置が移動し、インク供給チューブ34間でほぼ均一の位置に揃うことになる。
一定期間経過後、制御部60は吸引機構16を作動させる。吸引機構16によって連通路32が吸引され(ST03)、連通路32が減圧される。バルブ34aを閉塞させたまま連通路32が吸引される(チョーク吸引)ため、連通路32には負圧が蓄積されていく。連通路32に所定の負圧が蓄積された後、制御部60はバルブ34aを開放させる(ST04)。バルブ34aが開放すると、連通路32内に蓄積された負圧によってインク供給チューブ34内に保持されたインクLがサブタンク2内に勢い良く供給され、連通路32を介して記録ヘッド3内にもインクLが供給される。なお、所定の負圧とは、ST01において連通路32が吸引される際の連通路32内の負圧よりも大きい負圧とすることで、ST01におけるインクの供給速度より速い速度でインクLが供給される。また、吸引吸引機構16は、バルブ34aを開放させる前に停止しても、同時に停止しても、開放後に停止してもよい。
インクLが供給される際、インク供給針22内でインクL中に気泡などの空気層が発生することがある。発生した気泡は図10(a)に示すようにインクL中に浮遊しており、バルブ34aを開放した状態で吸引しただけではフィルタ21を通過しないようになっている。そこでインクL供給後、チョーク吸引動作を繰り返すことによってバルブ34aを開放した状態での流速より速い速度でインクLがフィルタ21を通過させることで図8に示すようにインクL内に発生した気泡をフィルタ21を通過させて除去する。つまり、チョーク吸引の際に蓄積する所定の負圧とは、フィルタ21を気泡が通過できる程度の流速を得られる負圧である。また、バルブ34aを開放した状態での吸引による負圧は、フィルタ21を気泡が通過できない程度の流速となるような負圧である。
チョーク吸引に先立ち、制御部60はバルブ34aを開放した状態で吸引機構16を作動させ、図10(b)に示すようにインクL内の気泡Aをフィルタ21に付着させておく。その後制御部60はバルブ34aを閉塞させ(ST05−1)、この状態で吸引機構16を作動させて連通路32をチョーク吸引する(ST06−1)。この吸引動作によってフィルタ21上に付着した気泡Aはフィルタ21に押し付けられ、横方向に押し広げられる。押し広げられた気泡Aは互いに接触し、図10(c)に示すようにフィルタ21上で次々に結合して次第に大きくなる。チョーク吸引によって連通路32に所定の負圧が蓄積された後、制御部60はバルブ34aを開放させる(ST07−1)。
制御部60はST07−1のステップを行わせることにより、図10(d)に示すように結合によって大きくなった気泡AがインクLの流れと共にフィルタ21を通過し、記録ヘッド3内に送出されることになる。記録ヘッド3内に送出された気泡AはインクLと共にノズル開口47を介して排出される。
インクL内の気泡を除去した後、制御部60はノズル基板43の下面43aなどのノズル開口47外部をワイピングさせる。ワイピングによってノズル開口47の外部に付着したインクが除去される。その後制御部60は図9に示すように記録ヘッド3のノズル開口47までインクLを充填させる。具体的には、バルブ34aを開放させた状態で吸引機構16を作動させる。吸引機構16の動作によって低速吸引で連通路32が吸引される(ST08−1)。この吸引動作によってインクLは徐々にノズル開口47へと充填されていく。
低速吸引を行った後にワイピングを行い、その後ST08−1をもう一度繰り返して行わせる(ST08−2)。ST08−2で吸引を行わせる場合には、ST08−1で吸引を行わせる場合に比べてより低速で吸引を行わせるようにする。ST08−2を行わせることにより、ノズル開口47に充填されたインクL先端の気泡が除去されると共にメニスカスが整えられる。ST08−2の後にワイピングを行っても構わない。
以上により初期充填動作は完了となる。
このように、本実施形態によれば、バルブ34aを開放した状態で連通路32を減圧しインクLをサブタンク2の手前まで供給した後、バルブ34aを閉塞させ一定時間保持することとしたので、複数のインク供給チューブ34間で均一な圧力が加わった状態で保持されることになる。このため、一定時間が経過した後はインクLの先端の位置がサブタンク3からほぼ等距離に揃うことになる。その後連通路32をチョーク吸引し、連通路32に負圧を蓄積させてバルブ34aを開放すると、インクLの先端がサブタンク2に対してほぼ等距離にある状態からそれぞれインクLが記録ヘッド3に供給されることになるため、インク供給チューブ34間でインクLの充填速度にバラつきが生じるのを抑えることができる。これにより、その後に例えばバラつきを解消するための減圧動作などを何度も行う必要が無く、インクの無駄を回避することができる。
本発明の実施形態に係るプリンタの概略構成図。 記録ヘッド周辺の要部平面図。 記録ヘッドのノズル形成面を示す平面図。 初期充填動作のステップを示すフローチャート。 初期充填動作の様子を示す工程図。 同、工程図。 同、工程図。 同、工程図。 同、工程図。 同、工程図。
符号の説明
1…プリンタ(流体噴射装置) 2…サブタンク(拡幅部) 3…記録ヘッド(噴射ヘッド) 6…インクカートリッジ(流体貯留部) 14…キャッピング機構 15…キャップ部材 16…吸引機構 32…連通路 34…インク供給チューブ(流体流通路) 34a…バルブ 47…ノズル開口 L…インク(流体)

Claims (4)

  1. 複数のノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドを備えると共に、
    前記流体を貯留する流体貯留部と、
    前記流体貯留部と、複数の前記ノズル開口のうち該流体貯留部に対応するノズル開口との間で前記流体を流通させるように、前記噴射ヘッドのうち前記流体貯留部に対応する流路に接続された流体流通部と、
    前記流体流通部の上流側に設けられたバルブと、
    前記流体流通部の下流側に設けられた拡幅部と、を有する組を複数備え、
    それぞれの前記組において、前記流体貯留部と、前記流体流通部と、前記拡幅部と、前記噴射ヘッドのうち該流体貯留部に対応する前記流路と、該流体貯留部に対応する前記ノズル開口との間が連通路となっており、複数の前記組の前記連通路を同時に減圧する減圧手段を有する流体噴射装置のメンテナンス方法であって、
    前記バルブを開放した状態で前記連通路を減圧し、前記流体が充填されていない状態の前記流体流通部に該流体を流体流通部の前記拡幅部より上流まで供給する第1ステップと、
    前記流体の供給後、前記バルブを閉塞させる第2ステップと、
    前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を前記第1ステップでの減圧より大きく減圧する第3ステップと、
    前記バルブを開放し、前記連通路に前記流体を供給する第4ステップと、
    前記バルブを閉塞する第5ステップと、
    前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を減圧する第6ステップと、
    前記バルブを開放する第7ステップと
    を備えると共に、
    前記第1ステップから前記第7ステップを、複数の前記組について同時に行う
    ことを特徴とする流体噴射装置のメンテナンス方法。
  2. 前記第2ステップでは、前記バルブを閉塞させた状態を一定期間保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置のメンテナンス方法。
  3. 前記第5ステップは、前記第4ステップで前記バルブを開放した後に行い、
    前記バルブを閉塞後、前記第6ステップでは、前記連通路を減圧した状態を一定期間保持する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体噴射装置のメンテナンス方法。
  4. 複数のノズル開口から流体を噴射する噴射ヘッドを備えると共に、
    前記流体を貯留する流体貯留部と、
    前記流体貯留部と、複数の前記ノズル開口のうち該流体貯留部に対応するノズル開口との間で前記流体を流通させるように、前記噴射ヘッドのうち前記流体貯留部に対応する流路に接続された流体流通部と、
    前記流体流通部の上流側に設けられたバルブと、
    前記流体流通部の下流側に設けられた拡幅部と、を有する組を複数備え、
    それぞれの前記組において、前記流体貯留部と、前記流体流通部と、前記拡幅部と、前記噴射ヘッドのうち該流体貯留部に対応する前記流路と、該流体貯留部に対応する前記ノズル開口との間が連通路となっており、複数の前記組の前記連通路を同時に減圧する減圧手段を有する流体噴射装置であって、
    前記バルブを開放した状態で前記連通路を減圧し、前記流体が充填されていない前記流体流通部に該流体を複数の流体流通部の前記拡幅部より上流まで供給し、前記バルブを閉塞し、前記バルブを閉塞させた状態で、前記連通路を前記バルブを開放した状態での減圧より大きく減圧し、前記バルブを開放して前記連通路に前記流体を供給し、前記バルブを閉塞し、前記バルブが閉塞された状態で前記連通路を減圧し、前記バルブを開放する動作が複数の前記組について同時に行われるよう制御する制御部を備える
    ことを特徴とする流体噴射装置。
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