JP2009083228A - 液体供給体の再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、液体収容体を内部に格納した液体供給体を容易に再生することを目的とする。
【解決手段】液体供給体の再生方法は、液体を収容可能な液体収容体と液体収容体を格納し封止部材により開口部を封止された格納部と、を備える液体供給体を準備する準備工程と、封止部材の少なくとも一部を格納部から分離する分離工程と、
格納容器に格納された液体収容体を開口部から格納部の外部に取り出す取り出し工程と、液体が充填された液体収容体を開口部から格納部に格納する格納工程と、液体が充填された液体収容体を格納した格納部の開口部を封止部材により封止する封止工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体供給体の再生方法に関する。
インクパックを内部に格納したインクカートリッジをはじめ、液体収容体を内部に格納した液体供給体に液体を充填する方法は、従来から様々な方法が開示されている。例えば、液体供給体に液体を流入させる方向に加圧する工程と、液体を振動させる工程により、液体供給体に液体を充填できる技術が知られている(特許文献1参照。)。
特開2003−305863号公報
しかし、製造した後、液体収容体内部の逆止弁が機能する状態での液体供給体への液体の充填は、逆止弁により液体を充填する流路を遮られることや、流路上に備えられたセンサが液体の充填により、機能に不具合を生じるなどの可能性があり、容易にはできなかった。
本発明は、上記した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、液体収容体を内部に格納した液体供給体を容易に再生することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するための本願発明は以下の態様を採る。
本発明の第1の態様は、液体供給体の再生方法を提供する。本発明の第1の態様に係る再生方法は、液体を収容可能な液体収容体と、前記液体収容体を格納し封止部材により開口部を封止された格納部と、を備える前記液体供給体を準備する準備工程と、前記封止部材の少なくとも一部を前記格納部から分離する分離工程と、前記格納部に格納された前記液体収容体を前記開口部から前記格納部の外部に取り出す取出工程と、液体が充填された液体収容体を前記開口部から前記格納部に格納する格納工程と、液体が充填された前記液体収容体を格納した前記格納部の前記開口部を封止部材により封止する封止工程と、を備える。
本発明の第1の態様に係る再生方法によれば、利用された液体供給体に液体を充填する場合であっても、液体収容体を開口部から取り出し、液体が充填された液体収容体を開口部から液体供給体に格納するため、容易に液体供給体に液体を充填することができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法はさらに、前記封止部材と接する前記格納部の接触面を加工する加工工程を備え、前記封止工程は、加工された前記接触面に前記封止部材を接着させて実行されてもよい。この場合、封止工程における封止部材と格納部の接触面との接着を容易とすることができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法はさらに、前記液体収容体に液体を充填する充填工程を備え、前記格納工程は、前記充填により充填された前記液体収容体を前記格納部に格納することにより実行されてもよい。この場合、液体収容体に液体を充填した後に格納部に格納するため、容易に液体供給体に液体を充填することができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法において、前記加工工程は、前記格納部の前記接触面を切削により平滑化することで実行されてもよい。この場合、格納容器の封止部材と接する部分を平滑化することで、封止部材の接着を容易とすることができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法において、前記封止工程は、前記封止部材を前記格納部に熱溶着させることで実行されてもよい。この場合、熱溶着により封止部材を格納部に接着させることで開口部を封止することができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法において、前記封止工程は、前記封止部材を前記格納部に超音波溶着させることで実行されてもよい。この場合、超音波溶着により封止部材を格納部に接着させることで開口部を封止することができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法において、前記封止工程は、前記封止部材を前記格納部に振動溶着させることで実行されてもよい。この場合、振動溶着により封止部材を格納部に接着させることで開口部を封止することができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法において、前記封止工程は、接着剤により前記封止部材を前記格納部に接着させることで実行されてもよい。この場合、接着剤により封止部材を格納部に接着させることで開口部を封止することができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法において、前記格納工程は、逆止弁を備えない液体収容体を前記格納部に格納することで実行されてもよい。この場合、液体収容体への液体の充填時に逆止弁により液体の流入を遮られないため、容易に液体を充填することができる。
本発明の第1の態様に係る再生方法において、前記液体供給体は、前記液体収容体に収容された液体の量を検出可能な液体量検出装置を備えていてもよい。この場合、再生時に液体量検出装置内の流路を使用しないため、液体量検出装置が装着された液体供給体についても容易に再生することができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、再生方法により再生もしくは製造された液体供給体、再生方法を実現するための装置、及び再生方法を装置に実行させるためのプログラム等の形態で実現することができる。
以下、本発明に係る再生方法について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
・第1の実施例:
第1の実施例に係る液体供給体であるインクカートリッジの概略構成について説明する。図1はインクカートリッジの概略構成を示した説明図である。インクカートリッジ10は、函体20と、インクパック30と、液体量検出装置40と、封止部材50と、蓋体60とを備えている。本実施例におけるインクカートリッジ10は、液体収容体であるインクパック30に収容されたインクが液体量検出装置40を経由して図示しないプリンタに供給される。
図1(a)に示すとおり、函体20は、略函形状を有し、2つの独立したインク収容室22aおよびセンサ収容室22bを備えている。インク収容室22aの上面は、開口縁24により形成された開口部24aを備える。函体20はポリスチレンなどの熱可塑性樹脂により形成される。函体20は開口部24aからインクパック30をインク収容室22aに格納する。図1(b)に示すとおり、函体20は、第1開口部21aと、第2開口部21bと、第3開口部21cと、第4開口部21dとを備えている。第1開口部21aおよび第4開口部21dはインク収容室22aとセンサ収容室22bとを連通し、第2開口部21bおよび第3開口部21cはセンサ収容室22bと函体20の外部とを連通する。第1開口部21aはインクパック30と液体量検出装置40とを接続するために用いられる。第2開口部21bは液体量検出装置40内のインクを函体外部に排出するために用いられる。第3開口部21cおよび第4開口部21dは函体外部からインク収容室22aに対して加圧空気を供給するための加圧管23を配置するために用いられる。
インクパック30は、袋体31と排出部32とを備える。インクパック30は袋体31の内部にインクを収容し、排出部32から収容しているインクをインクパック30の外部に排出する。袋体31は、樹脂フィルム層の上にアルミニウム層が積層形成されたアルミラミネート複層フィルム相互の周縁部を互いに貼り合わせることにより形成されている。排出部32は、略円筒状の形状を有し、第1開口部21aを介して後述する液体量検出装置40が備える導入口42と接続され、袋体31に収容されたインクを液体量検出装置40に導出する。
液体量検出装置40は、インクパック30に収容されているインクの残量の検出をおこなう。液体量検出装置40は、センサ筐体40aと導出口41と導入口42とを備える。液体量検出装置40はインクパック30に収容されたインクを導入口42から導入し、センサ筐体40aの内部を経由してプリンタに接続された導出口41から排出する。本実施例では、液体量検出装置40はインクパック30内のインクの残量を検出する機能を備えるが、ほかに、プリンタによって消費されたインクの消費量や、液体量検出装置40の流路を通過するインクの流量もしくはインクの収容部に収容されたインクの貯留量を検出する機能を備えてもよい。集積回路基板43は液体量検出装置40と電気的に接続されるように函体20の側面に固定されており、図示しないプリンタに、液体量検出装置40により検出されたインクパック30内のインクの残量に関する情報を提供する。
封止部材50は、一方の面を、例えばポリスチレンといった函体20と同一の材料からなる接合材52により構成し、他方を裏打ち部材のポリエチレンテレフタレートからなる表材51により構成した可撓性のフィルムである。封止部材50は函体20の開口縁24に溶着され、開口部24aを封止する。溶着は開口縁24と接する面側に接合材52からなる面を対向させた状態で接合材52を熱により溶融させることで実施される。封止部材50と開口縁24との接着は本実施例の熱溶着によるほか、超音波溶着や、振動溶着、接着剤を用いた接着であってもよい。
図2はインクカートリッジの断面の概略構成を示した説明図である。インクパック30が格納されているインク収容室22aは、封止部材50により密閉され、加圧管23から以外に流体が出入できなくなっている。加圧管23よりインク収容室22a内に気体を圧入することにより、インクパック30は圧縮され、インクパック30に収容されているインクを排出する。
インクパック30は排出部32に逆止弁33と、弁座34と、パッキン35とを備える。逆止弁33は排出部32の内側断面と略同形状をした略板状の弁体である。逆止弁33は、袋体31に収容されたインクを袋体31の外部に排出する際にはインクの流動力により弁座34から離れ、インクの排出を可能とするが、袋体31にインクを流入させる際には、排出時と反対向きの流動力により弁座34と接して、インクの流入を遮るように機能する。パッキン35は、排出部32の内側に環状に形成され、排出部32が導入口42と接続する際、隙間を埋めることにより、インクが接続部から外部に流出するのを防ぐ。
センサ筐体40aは、液体流路44と、圧電振動素子45と、液体検出路46と、受圧板47と、ダイヤフラム48と、バネ49とを備える。ダイヤフラム48および受圧板47により形成された液体流路44を流れるインクの量により、受圧板47がバネ49の付勢に抗して上下する。受圧板47の上下の動作により圧電振動素子45の振動板と接する液体流路44の形状や容積が変化し、圧電振動素子45に発生した逆起電力が変化する。この逆起電力の情報を集積回路基板43を経由してプリンタに出力することによりプリンタはインクの有無を判断する。
第1の実施例に係るインクカートリッジの再生方法について説明する。図3は第1の実施例に係るインクの充填方法の手順を示したフローチャートである。インクカートリッジ10にインクの充填を実施するために、まず、インクが消費されたインクカートリッジ10を準備する(ステップS102)。図4はインクが消費されたインクカートリッジの状態を示す説明図である。インクカートリッジ10は、図4に示すとおり、プリンタへの供給によりインクパック30に収容されたインクが消費されたものを準備する。インクパック30内のインクは完全に消費されていなくてもよい。
準備されたインクカートリッジ10の蓋体60を外し、封止部材50を剥がす(ステップS104)。図5はインクカートリッジから封止部材を剥がす状態を示す説明図である。図5に示すように、蓋体60を取り外した後、開口部24aを封止部材50により封止された函体20からインクパック30の取出が可能となるように、封止部材50の開口縁24との溶着部分を剥がす。溶着部分は、封止部材50と函体20が完全に分離するように開口縁24から剥がしてもよい。
封止部材50を剥がした後、インクカートリッジ10からインクパック30を取り出す(ステップS106)。図6はインクカートリッジからインクパックを取り出す状態を示す説明図である。図6に示すように、インクパック30の取り出しは、インクパック30の排出部32と導入口42との接続を外し、開口部24aから函体20の外部に取り出すことにより実施される。
取り出したインクパック30にインクの充填をおこなう(ステップS108)。図7はインクパックにインクを充填している状態を示す説明図である。インクを充填する際には、逆止弁33が機能するため、時間がかかるが、充電の差異の注入流量を変化させることにより逆止弁33が受ける圧力を変化させたり、振動を加えることによって充填することも可能となる。また、取り出したインクパック30を使用せず、図7に示すような方法でインクを充填したインクパック30を使用することもできる。図7(a)に示すように、インクを供給可能な充填装置の供給口70とインクパック30の排出部32とを接続して袋体31にインクを流入させる。インクは、排出部32上のバイパス経路32aを経由して袋体31に流入されるため、逆止弁33により流入を遮られることなくインクを充填することが可能である。インクの充填後、バイパス経路32aは図7(b)に示すように袋体31を熱溶着することにより塞がれる。この他にも、取り出したインクパック30と交換するインクパックが逆止弁を備えない場合や、インクカートリッジに取り付けられることにより機能する逆止弁を備えたインクパックであれば、新しく製造されたものでないインクパックを用いる場合に容易に充填できることは言うまでもない。
函体20の開口縁24を平滑にする(ステップS110)。図8は封止部材と開口縁との接合面の状態を示す説明図である。封止部材50を開口縁24から剥がす際、図8に示すように、一部の接合材52が表材51から分離し、開口縁24に付着する。また、表材51の一部も分離して開口縁24に付着する。そのため、グラインダーなどの切削機械により、開口縁24の表面を削り、開口縁24に付着した表材51や接合材52を除去する。
本実施例では開口縁24の平滑化を、函体20からインクパック30を取り出した後に実施しているが、インクカートリッジ10から封止部材50を剥がした後であれば、インクパック30をインクカートリッジ10から取り出す前に実施してもよい。また、後述するインクパック30を函体20に格納した後に実施してもよい。
開口縁24を平滑化した後、インクパック30をインクカートリッジ10に格納する(ステップS112)。図9はインクパックをインクカートリッジに格納する状態を示す説明図である。図9に示すように、インクが充填されたインクパック30を開口部24aから函体20の内側に配置し、排出部32を導入口42と接続することによりインクカートリッジ10に格納する。
インクパック30を格納したインクカートリッジ10に封止部材50を溶着する(ステップS114)。図10は封止部材と開口縁の接触部分の状態を示す説明図である。本実施例では図10(a)に示すとおり、封止部材50が備える接合材52を開口縁24と接触させ、熱により接合材52を溶融させることで開口縁24に溶着させる。これにより、封止部材50は開口部24aを封止する。
封止部材50と開口縁24との溶着は本実施例による熱溶着のほか、封止部材50に圧縮力を繰り返し加え、部材内部を発熱させて接着する超音波溶着や、摩擦による熱で接着させる振動溶着を用いてもよい。この場合、図10(b)に示すように、開口縁24に凸部24bを形成し、凸部24bを熱により溶融させて溶着してもよい。また、図10(c)に示すとおり、凸部は封止部材50が備えてもよい。封止部材50の溶着により第1の実施例に係るインクカートリッジの再生が完了する。
以上説明した第1の実施例による再生方法によれば、利用されたインクカートリッジ10にインクを充填する場合であっても、インクパック30を開口部24aから取り出すため、液体量検出装置内の流路を使用せずにインクをインクパック30に充填することができる。そして、インクが充填されたインクパック30をインクカートリッジ10に格納するため、充填によって液体量検出装置に不具合が生じる可能性を低減しつつ、容易にインクカートリッジ10にインクを充填することが可能となる。
第1の実施例による再生方法によれば、封止部材50を函体20に溶着する前に開口縁24の表面を切削するため、開口縁24に付着した接合材52などを除去でき、封止部材50の溶着を容易にすることができる。
第1の実施例による再生方法によれば、インクパック30にインクを充填した後に函体20に格納するため、例えば、新しいインクパックでは、バイパス経路といった逆止弁を経由しない方法によりインクを充填することができ、容易にインクカートリッジ10にインクを充填することができる。
第1の実施例による再生方法によれば、封止部材50と開口縁24とを熱溶着、超音波溶着もしくは振動溶着により溶着している。これにより、インク収容室22aの内側は密閉されるため、インクカートリッジ10はインクを安定して供給することができる。
第1の実施例による再生方法によれば、インクカートリッジ10は液体量検出装置40を備えているため、液体量検出装置40を備えたインクカートリッジ10についてもインクを充填することができる。
・実施例に係るインクカートリッジの使用例:
本実施例に係るインクカートリッジ10の使用例について説明する。図11はインクカートリッジを用いたプリンタの概略構成を示した説明図である。プリンタ100は、印刷用紙Pに対してインク滴を噴射して文字や図形を記録するインクジェット式プリンタである。プリンタ100は、給紙トレイ15と、排紙トレイ16と、筺体17と、を備える。プリンタ100は、給紙トレイ15から筺体17の内部に印刷用紙Pを導入し、筺体17の内部にある印刷機構部13でインク滴を噴射し、排紙トレイ16から文字や図形が記録された印刷用紙Pを筺体17の外部に排出する。
筺体17は、蓋部と本体部とから構成され、内部に本実施例に係るインクカートリッジ10と、インク供給部11と、供給チューブ12と、印刷機構部13と、制御部14と、を格納している。
インクカートリッジ10は、内部にインクカートリッジ毎に異なる色のインクを収容している。本実施例では、ブラック,シアン,マゼンダ,イエロのインクを収容した各インクカートリッジ10がインク供給部11に接続されている。他の実施例として、4色以上のインクで印刷を行うプリンタで、4色以上のインクカートリッジ10をインク供給部11に接続してもよい。
インク供給部11は、インクカートリッジ10と供給チューブ12が接続されている。接続されたインクカートリッジ10からインクの供給を受け、供給チューブ12を経由して印刷機構部13にインクを供給する。供給チューブ12は、気体透過性を有する材料、例えば、オレフィン系やスチレン系などの熱可塑性エラストマで形成される。
印刷機構部13は、図示しない噴射ヘッドを搭載し、供給チューブ12に接続された図示しないキャリッジを備える。キャリッジは図示しないモータにより移動し、噴射ヘッドから印刷用紙Pに対してインク滴の噴射をおこなう。
制御部14は、プリンタ100の各部を制御する。制御部14は、図示しないセントラルプロセッシングユニット(Central Processing Unit、CPU)と、リードオンリメモリ(Read Only Memory、ROM)と、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)などのハードウェアを備えたASIC(Application Specific Integrated Circuits)を含む。制御部14には、プリンタ100の各種機能を実現させるソフトウェアがインストールされている。また、集積回路基板43と電気的に接続され、インクの残量についての情報を受信する。
・変形例:
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施可能である。
・変形例1:
図12は変形例1において、インクカートリッジからインクパックを取り出す説明図である。実施例では、封止部材50を開口縁24から分離させて開口部24aからインクパック30を取り出していたが、封止部材50の一部に封止部材開口部50aを設けてインクパック30を取り出してもよい。
・変形例2:
図13は変形例2において、インクカートリッジからインクパックを取り出す説明図である。実施例では、封止部材50を開口縁24から分離させて開口部24aからインクパック30を取り出していたが、開口縁24近傍の函体20を切断することにより、インクパック30を取り出してもよい。この場合、開口部24aの封止には切断によって新しく生じた生成面24cに封止部材50を溶着する。
・変形例3:
本実施例のインクカートリッジ10は封止部材50と開口縁24との接着を溶着により実施しているが、開口部24aを密閉できるものであれば、接着剤などにより接着してもよい。
インクカートリッジの概略構成を示した説明図である。 インクカートリッジの断面の概略構成を示した説明図である。 第1の実施例に係るインクの充填方法の手順を示したフローチャートである。 インクが消費されたインクカートリッジの状態を示す説明図である。 インクカートリッジから封止部材を剥がす状態を示す説明図である。 インクカートリッジからインクパックを取り出す状態を示す説明図である。 インクパックにインクを充填している状態を示す説明図である。 封止部材と開口縁との接合面の状態を示す説明図である。 インクパックをインクカートリッジに格納する状態を示す説明図である。 封止部材と開口縁の接触部分の状態を示す説明図である。 インクカートリッジを用いたプリンタの概略構成を示した説明図である。 変形例1において、インクカートリッジからインクパックを取り出す説明図である。 変形例2において、インクカートリッジからインクパックを取り出す説明図である。
符号の説明
10…インクカートリッジ
11…インク供給部
12…供給チューブ
13…印刷機構部
14…制御部
15…給紙トレイ
16…排紙トレイ
17…筺体
20…函体
22a…インク収容室
22b…センサ収容室
23…加圧管
24…開口縁
30…インクパック
31…袋体
32…排出部
33…逆止弁
34…弁座
35…パッキン
40…液体量検出装置
41…導出口
42…導入口
43…集積回路基板
44…液体流路
45…圧電振動素子
46…液体検出路
47…受圧板
48…ダイヤフラム
49…バネ
50…封止部材
51…表材
52…接合材
60…蓋体
70…供給口
100…プリンタ
P…印刷用紙

Claims (11)

  1. 液体供給体の再生方法であって、
    液体を収容可能な液体収容体と、前記液体収容体を格納し封止部材により開口部を封止された格納部と、を備える前記液体供給体を準備する準備工程と、
    前記封止部材の少なくとも一部を前記格納部から分離する分離工程と、
    前記格納容器に格納された前記液体収容体を前記開口部から前記格納部の外部に取り出す取出工程と、
    液体が充填された液体収容体を前記開口部から前記格納部に格納する格納工程と、
    液体が充填された前記液体収容体を格納した前記格納部の前記開口部を封止部材により封止する封止工程と、を備える再生方法。
  2. 請求項1に記載の再生方法はさらに、
    前記封止部材と接する前記格納部の接触面を加工する加工工程を備え、
    前記封止工程は、加工された前記接触面に前記封止部材を接着させて実行される再生方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の再生方法はさらに、
    前記液体収容体に液体を充填する充填工程を備え、
    前記格納工程は、前記充填により充填された前記液体収容体を前記格納部に格納することにより実行される再生方法。
  4. 請求項2または請求項3に記載の再生方法において、
    前記加工工程は、前記格納部の前記接触面を切削により平滑化することで実行される再生方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の再生方法において、
    前記封止工程は、前記封止部材を前記格納部に熱溶着させることで実行される再生方法。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の再生方法において、
    前記封止工程は、前記封止部材を前記格納部に超音波溶着させることで実行される再生方法。
  7. 請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の再生方法において、
    前記封止工程は、前記封止部材を前記格納部に振動溶着させることで実行される再生方法。
  8. 請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項に記載の再生方法において、
    前記封止工程は、接着剤により前記封止部材を前記格納容器に接着させることで実行される再生方法。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1の請求項に記載の再生方法において、
    前記格納工程は、逆止弁を備えない前記液体収容体を前記格納部に格納することで実行される再生方法。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1の請求項に記載の再生方法において、
    前記液体供給体は、前記液体収容体に収容された液体の量を検出可能な液体量検出装置を備える再生方法。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1の請求項に記載の再生方法により製造された液体供給体。
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