JP5321969B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、特に液滴を吐出して画像形成するタイプの画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば、記録液(液体)の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを含む液体吐出装置を用いて、媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体としての記録液(以下、インクともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行うものがある。
なお、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、液体とは記録液、インクに限るものではなく、画像形成を行うことができる液体であれば特に限定されるものではない。また、液体吐出装置とは、液体吐出ヘッドから液体を吐出する装置を意味する。
このような液体吐出装置を備えて画像を形成する画像形成装置においては、キャリッジ上に記録ヘッドに液体(以下「インク」という。)を供給する小容量の液体収容容器であるヘッドタンク(サブタンクとも称される。)を搭載し、大容量の第1の液体収容容器であるメインカートリッジ(メインタンク)を装置本体側に設置し、ヘッドタンクに装置本体側のメインカートリッジからインクを補充供給するようにした装置、あるいは、記録ヘッドとともに交換可能に液体容器であるインクカートリッジを搭載するようにした装置が知られている。
ところで、一般的なヘッドタンクを用いる画像形成装置にあっては、メインタンクからヘッドタンクへインクを供給するための供給流路は、装置内の引き回しや組み立て性、保全性等を考慮して柔軟樹脂チューブが用いられていることが多い。また、ヘッドタンク内に負圧発生手段を設ける場合には可撓性フィルムが使用されることが多いが、これらは長期使用によって徐々に外部から空気が透過し、やがてはヘッドタンク内に空気が入り込んでしまう。さらには、メインタンク内に存在する空気やメインタンクの着脱時に供給流路内に混入する空気、インクに溶存している空気などがインク供給経路を経由して最終的にヘッドタンクへ蓄積することになる。
そこで、特許文献1には、メインタンクから液体吐出ヘッドにインクを供給するサブタンクにインクを送出することが可能であると共に、サブタンクからメインタンクへ液体を戻すことも可能な液体移動手段により、メインタンクからサブタンクへのインクの供給とサブタンクからメインタンクへインクを戻すことによりインクを廃棄することなく、混入気泡をサブタンクに設けた排気手段から確実に排出することが記載されている。
また、記録ヘッドはインクを吐出するノズルが記録対象物に対向して配置されており、インクを吐出しないノズルからはインクが漏れ出さないように記録ヘッドを負圧に保つ必要がある。記録ヘッドを負圧に保つ手段として、インクカートリッジとの配置に高低差をつけ水頭差により負圧を生じさせる方式がある。
また、特許文献2には、液体容器が可撓性を有する部材とそれを外方に付勢する部材が配置され、押圧手段によって前記液体容器の空間の容積を収縮させた後、前記インクカートリッジから前記液体容器に液体を供給し、前記押圧手段による押圧を解除して前記液体容器内に負圧を形成させる方式が記載されている。
また可撓性を有する部材とそれを外方へ付勢する部材からなるサブタンクと、メインタンクと前記サブタンクの間の液体供給経路中に設けた液体移動手段により前記サブタンクから前記メインタンクへインクを戻すことにより負圧を形成させる方式もある。
また、一般的なインクジェット方式の画像形成装置にあっては、インクは消耗品であるため、その補充の便宜を考慮して、インクタンクは、インクジェット記録装置に交換可能に取り付けられるカートリッジタイプのものが多い。このカートリッジタイプのインクタンク(以下、インクカートリッジという)は、インクが使い切られて空になると、インクが充填された新しいインクカートリッジに交換される。
また、インクには、Y(イエロー)、M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)などの各色のインクがある他、同じ色でも、写真画像印刷用や文書印刷用というように、その用途によって各種のものがある。こうした用途によるインクの使い分けを行う場合には、インクが残っている使用途中のインクカートリッジを取り外し、別のインクカートリッジを取り付けるという交換作業が繰り返されることになる。
インクカートリッジの中には、インクを外気から遮断してインクの変質を防止するために、インクを気体透過率の小さい袋体に収納し、この袋体をケースに収容するタイプのものが知られている(例えば、特許文献3及び4参照)。
こうしたインクカートリッジには、インク袋には、記録ヘッドへインクを供給するためのインク取出部が設けられている。このインク取出部は、例えば、ゴム製の栓からなり、この栓には、インクジェット記録装置に設けられたインク供給針が挿通され、インク袋内へ通じる挿通口が形成されている。
インク袋内のインクは、記録ヘッドが発生する吸引力によって前記インク供給針へ引き出される。インクが記録ヘッドへ吸引されると、その消費量に応じてインク袋は減圧されて大気に対して負圧になる。そのため、この状態でインクカートリッジをインクジェット記録装置から取り外すと、インク供給針が挿通口から引き抜かれた瞬間に、挿通口を通じてインク袋内に外気や塵埃がインク袋内に流入してしまう。また、使用途中のインクカートリッジは、インク残量が減少しているためインク袋が小さくなっている。このため、上記交換作業中のハンドリングの際に、インク袋がケース内で安定せず、インク袋内の圧力変化が激しくなるので、インク袋内に外気や塵埃が流入する危険性が高い。インク内に気泡や塵埃が混入すると、記録ヘッドの吐出不良の原因となる。
しかしながら、良好な画像形成の妨げとなる、サブタンク及び記録ヘッド、液体供給経路への気泡混入と、インクカートリッジへの外気や塵埃の流入の両者を共に防止するために、特許文献1に記載されている気泡除去のためのメインタンクからサブタンクへのインク供給と戻しを行う構成と、特許文献2に記載のインクカートリッジへの外気や塵埃の流入防止のための逆止弁の構成を併用すると、液体移動手段がサブタンクからメインタンクへインクを戻そうとする際に、インクカートリッジの逆支弁が作動しインクを戻そうとするのを妨げることになる。
そのため、十分な液体量をサブタンクからメインタンクへ戻すことができず、サブタンク及び記録ヘッド、液体供給経路の気泡を確実に排出することができない可能性がある。
また、逆支弁により液体供給経路の一部が遮断されているにもかかわらず、液体移動手段がサブタンクからメインタンクへの送液を行うことにより液体供給経路の液体の圧力が異常に高まってしまう場合がある。そのため、液体供給経路の連結部などからインクが漏れ出し画像形成装置内部、インクカートリッジを汚染してしまう場合がある。そして最悪の場合は液体供給経路の連結部が破断してしまい、第1液体収容手段から第2液体収容手段へインク送液する際も継続的にインク漏れが発生してしまう場合がある。
本発明は、このような従来の諸問題を解決し得る画像形成装置を提供することを目的とする。
なお特許文献3には、インクカートリッジにボール型の逆支弁が取り付けられており、記録ヘッドの吐出回復処理を行う際に吐出口に空気を送り込み、ヘッド共通液室付近に滞留した気泡や塵埃、増粘インクなどの吐出不良発生要因を排出させる逆流方式が用いられており、またサブタンクにより逆流を受ける説明が記載されているが、本体側逆支弁や、カートリッジ側バッファタンク、ノーマルクローズバルブについては記載されていない。
上記の課題を解決するため、本発明の画像形成装置のうち請求項1に係るものは、滴を吐出して画像形成する画像形成装置において、液滴を吐出する記録ヘッドと、画像形成装置本体に対して脱着手段を介して脱着可能な第1液体収容手段を含むインクカートリッジと、前記インクカートリッジ側の前記脱着手段と前記第1液体収容手段の間に配され、前記第1液体収容手段内へのインクの逆流を阻止する第1逆止手段と、前記第1液体収容手段から液体供給経路を介して供給されるインクを一時的に保持し、この保持したインクを前記記録ヘッドに供給するサブタンクと、前記画像形成装置本体側の前記脱着手段と前記サブタンクとの間の液体供給経路中に配され、前記サブタンクに対して前記第1液体収容手段内のインクを供給することが可能であると共に、前記サブタンクから前記画像形成装置本体側の前記脱着手段の方向へインクを戻すことも可能な液体移動手段と、該液体移動手段と前記画像形成装置本体側の前記脱着手段との間の液体供給経路中に設けられ、前記サブタンクから前記画像形成装置本体側の前記脱着手段の方向へ液体移動手段に戻ってくるインクを収容する第2液体収容手段と、該第2液体収容手段と前記画像形成装置本体側の前記脱着手段との間でインクの逆流を防止する第2逆止手段とを備える構成とした。
請求項2に係るものは、
液滴を吐出する記録ヘッドと、
記録装置本体に対して脱着手段を介して脱着可能な第1液体収容手段を含むインクカートリッジと、
前記インクカートリッジ側の脱着手段と前記第1液体収容手段の間の液体供給経路に、前記第1液体収容手段内への逆流を阻止する第1逆止手段と、
前記インクカートリッジ側の脱着手段と前記第1逆止手段との間の液体供給経路に、画像形成装置本体側から逆流を一時的に保持する第2液体収容手段と、
この第1液体収容手段から液体供給経路を介して供給される液体を一時的に保持し、この液体を前記記録ヘッドに供給するサブタンクと、
前記第1液体収容手段と前記サブタンクの間の液体供給経路中に、前記サブタンクに対して液体を送出することが可能であると共に、前記サブタンクから液体を戻すことも可能な液体移動手段と、
を備えてなること構成とした。
請求項3に係るものは、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記液体移動手段が前記サブタンクに対して液体を送出する際に、前記第1液体収容手段よりも前記第2液体収容手段から優先的に液体を送出する構成とした。
請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2の液体収容手段は開口部を有する容器体の前記開口部を可撓性あるいは弾性を有する部材で封止して空間が形成される構成とした。
請求項5に係るものは、これらの画像形成装置において、請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2の液体収容手段は開口部を有する容器体の前記開口部を可撓性あるいは弾性を有する部材で封止して空間が形成され、更に可撓性あるいは弾性を有する部材を内方に付勢する部材が配置されている構成とした。
請求項6に係る画像読取装置は、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記サブタンクと第2液体収容手段の間の液体供給経路中いずれかに、経路開閉手段を配置する構成とした。
請求項7に係るものは、請求項6に記載の画像形成装置において、前記経路開閉手段がノーマルクローズバルブである構成とした。
請求項8に係る画像形成装置は、請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2液体収容手段が、前記第1液体収容手段と前記サブタンクの間の液体供給路中に配置されている構成とした。
請求項9に係る画像形成装置は、請求項1から8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2液体収容手段が、前記第1液体収容手段と前記サブタンクの間の液体供給路中から分岐して配置されている構成とした。
請求項10に係る画像形成装置は、請求項1から9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2液体収容手段が前記第1液体収容手段より水頭圧の高い位置に配置されている構成とした。
請求項11に係る画像形成装置は、請求項2から10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第1逆止手段が液体取出部に形成された挿入孔から前記第1液体収容手段へ通じる液体供給経路中に配置され、前記液体供給経路を開放し前記第1液体収容手段から前記インクカートリッジ側の前記脱着手段に連結された記録装置本体側脱着手段への液体の流入を許容する開位置と、前記液体供給経路を塞ぎ前記インクカートリッジ側の前記脱着手段から前記第1液体収容手段への外気や塵埃の流入を防止する閉位置との間で変位自在な逆流防止弁と、この逆流防止弁を格納する弁格納室と、前記画像形成装置本体側の前記脱着手段が前記逆流防止弁に当たることを防止する防止壁とが設けられている構成とした。
請求項12に係る画像形成装置は、請求項2から11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記記録装置本体側の前記脱着手段が中空針であり、前記インクカートリッジ側の前記脱着手段がゴム栓よりなる脱着手段である構成とした。
本発明によれば、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、記録ヘッドやサブタンク、インク供給経路に気泡が混入することにより、記録ヘッドに気泡が流れることによる吐出不良による画像形成不良を、液体移動手段が記録ヘッドやサブタンク、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に一旦送り、再度インクをサブタンクや記録ヘッドへ送ることにより、混入気泡を確実に排出することが可能であり、安定した画像形成を行うことができる。
また本発明によれば、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、記録ヘッドに負圧を形成する際に、液体移動手段が記録ヘッドやサブタンク、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に送ることにより、インクを無駄にせずに記録ヘッドに負圧を形成することができる。
さらに本発明によれば、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、第2液体収容手段に液体が収容された状態で脱着手段により記録装置本体からインクカートリッジを取り外しても、サブタンクが第2液体収容手段から記録装置本体側脱着手段にインクが流出することを防止するため、画像形成装置、特に脱着手段近傍をインクが汚染することが無く、脱着の際に交換者の手を汚したり、残留インクが固化することにより脱着に不具合が生じることを確実に防ぐことができる。
本発明に係る画像形成装置の機構部の全体構成を説明する側面概略構成図 本発明に係る画像形成装置の要部平面説明図 本発明に係る画像形成装置のシステムを説明する構成図 本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態のシステムを説明する構成図 本発明に係る液体収納手段の構成を説明する概略図 本発明に係る液体収納手段の構成を説明する概略図 本発明に係る液体収納手段の構成を説明する概略図 本発明に係る画像形成装置のシステムを説明する構成図 本発明に係る逆止手段の構成を説明する概略図 本発明に係る逆止手段の構成を説明する概略図 本発明に係る第2の実施形態でのカートリッジ構成を示す概略図 本発明に係る第2の実施形態でのカートリッジ構成を示す概略図 本発明に係る第2の実施形態でのカートリッジ構成を示す概略図
本発明に係る画像形成装置は、滴を吐出して画像形成する画像形成装置において、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを防止する第1逆止手段を備える。また、液体移動手段が、記録ヘッドやサブタンク、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に一旦送り、再度インクをサブタンクや記録ヘッドへ送らせ、混入気泡を確実に排出することを可能とする。
これにより、記録ヘッドやサブタンク、インク供給経路に気泡が混入することにより、記録ヘッドに気泡が流れることによる吐出不良による画像形成不良をできるだけ防ぎ、安定した画像形成が行えるようにする。また記録ヘッドに負圧を形成する際に、液体移動手段が記録ヘッドやサブタンク、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に送り、インクを無駄にせずに記録ヘッドに負圧を形成し得る。さらに、第2液体収容手段に液体が収容された状態で脱着手段により記録装置本体からインクカートリッジを取り外しても、第2逆止手段が第2液体収容手段から記録装置本体側脱着手段にインクが流出することを防止し、特に脱着手段近傍のインクによる汚染を無くし、脱着の際の汚れ、残留インクの固化による脱着の不具合を防ぐものである。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同装置の要部平面説明図である。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、装置本体1の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図2で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
キャリッジ33には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための本発明に係る液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34a、34b(区別しないときは「記録ヘッド34」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド34は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド34aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド34bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド34のノズル列に対応して各色のインクを供給するための第2の液体収容手段であるサブタンク35a、35b(区別しないときは「サブタンク35」という。)を搭載している。このサブタンク35には、カートリッジ装填部4に着脱自在に装着される第1液体収容手段である各色のインクカートリッジ10y、10m、10c、10k(色を区別する必要が無いときは符号は10として記載する)から各色の供給チューブ36を介して各色のインクが供給される。
一方、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド44を備え、この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド34の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備えるとともに、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト51は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ52が回転駆動されることによって図2のベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド34で記録された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙42を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロである拍車63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、装置本体1の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。この両面ユニット71は搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて再度カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、図2に示すように、キャリッジ33の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド34のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復機構81を配置している。この維持回復機構81には、記録ヘッド34の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)82a、82b(区別しないときは「キャップ82」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード83と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84などを備えている。
また、図2に示すように、キャリッジ33の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける液体回収容器である空吐出受け88を配置し、この空吐出受け88には記録ヘッド34のノズル列方向に沿った開口部89などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ2から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド47で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ56に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト51が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド34を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ3に排紙する。
次に、この画像形成装置における本発明の第1実施形態に係るインク供給系について図3をも参照して説明する。なお、図3は本実施例装置におけるインク供給系を示す模式的説明図である。
記録ヘッド34にはフィルタ(図示せず)を介して液体収容手段であるサブタンク35が一体的に設けられ、前述したようにキャリッジ33に搭載されている。
第1液体収容手段であるメインタンク10には、記録装置の装置本体1側の脱着手段である中空針205と脱着可能なカートリッジ脱着手段であるゴム栓206が設けられ、液体供給経路であるインク供給経路を通って、第1液体収容手段であるメインタンク10内部に位置して外圧よって変形可能なインク袋110と連結している。
インク供給経路の途中部分には、インク袋110からゴム栓206側へしか液体の流れを許容しない第1逆止手段202が設けられており、インクカートリッジ10が記録装置に装着されておらず、インクカートリッジ10内部の液体の開口部になるゴム栓206が外気に触れている状態でも、ゴム栓206を通してインク袋110へ外気や塵埃が流入することを防止している。
このインク袋110は、メインタンク10を装置本体1に装着したときに、脱着手段207(205、206)を介して装置本体1内のインク供給流路(液体供給経路)112に接続される。
またインク供給流路112の途中部分には、加圧・吸引がそれぞれ可能である液体移動手段であるポンプ115を設けている。このポンプ115は、インク供給流路112を形成する弾性変形可能な部材(ここではインク供給チューブ)と、このインク供給流路112を形成する弾性変形可能なインク供給チューブを圧迫する圧迫部材及び圧迫部材を回動させる回転部材とで構成され、圧迫部材がインク供給流路112を形成するインク供給チューブを潰しながら回転することによって、インク供給流路112内のインクを移動させる。このポンプ115は、回転部材の回転方向によって、メインタンク10からインク供給流路112を介してサブタンク35にインクを送出することが可能であると共に、サブタンク35内からインク供給流路112を介してインクを逆流させることも可能である。
インク供給流路112の途中部分にはポンプ115側から脱着手段207に向かって、経路開閉手段204、第2液体収容手段201、第2逆止手段203が備えられている。
ところで、装置本体1のインク供給経路112には装置本体1内の引き回しや組み立て性、保全性等を考慮して柔軟樹脂チューブが用いられていることが多い。また、サブタンク35内に負圧発生手段を設ける場合には可撓性フィルムが使用されることが多いが、これらは長期使用によって徐々に外部から空気が透過し、やがてはサブタンク35内に空気が入り込んでしまう。さらには、インクカートリッジ10のインク袋110内に存在する空気やインクカートリッジ10の脱着時にインク供給流路112内に混入する空気、インクに溶存している空気などがインク供給経路112を経由して最終的に記録ヘッド34へ蓄積し、場合によっては不吐出ノズルの発生による記録不良が生じてしまう。
そこで、本実施例の装置本体1は気泡検出手段による気泡の検知や、印刷枚数、放置時間などから気泡発生予想量に基づき、ポンプ115により記録ヘッド34とサブタンク35中のインクを一旦記録ヘッド34、サブタンク35から抜き、再度充填する動作を行う。
また、記録ヘッド34は、インクを吐出しないノズルからはインクが漏れ出さないように記録ヘッド34及びサブタンク35を負圧に保つ必要がある。しかし、記録ヘッド34へインクを充填する際には記録ヘッド34及びサブタンク35を加圧状態にしなければならないため、充填後は負圧形成を行わなければならない。また、記録装置の装置本体1内は、長時間使用していく中で、気泡の混入やリークにより少しずつ負圧が壊れていくため、負圧状態が規定値より悪化した際には再度負圧形成を行わなければならない。
そこで、装置本体1はサブタンク35の負圧を検知し、サブタンク35の負圧量が規格値よりも低ければ、ポンプ115によりサブタンク35からインクを抜く動作を行い、サブタンク35及び記録ヘッド34を負圧とする。
その際、記録ヘッド34及びサブタンク35からポンプ115により送出されるインクは第2逆止手段203により止められるため、第3液体収容手段201に溜められる。第2液体収容手段201はバッファタンクとして機能し、インクが収容されるに従って加圧される構成や、第2液体収容手段201がインクカートリッジ10のインク袋110より水頭圧の高い位置に配置する構成とすることにより、インク袋110の圧力よりも第3液体収容手段201の圧力を高くすることができる。
そこで、再度インクをサブタンク35へ充填する際には、インクカートリッジ10のインク袋110より第2液体収容手段201から優先的に送液される。これによって、記録ヘッド34及びサブタンク35からインクを抜くたびに、累積的に第2液体収容手段201にインクが溜まることが無く、第2液体収容手段201を不必要に大きな構成にする必要が無く、記録装置を小型にすることが可能となる。
また、記録装置の装置本体1は印字枚数のカウントや、インクカートリッジ10の残量検知手段から、インクカートリッジ10内のインク袋110が空になると、記録装置使用者に対してインクカートリッジ10の交換を指示する警告を発する。その警告に応じて使用者はインクカートリッジ10を抜き、装置本体1側の脱着手段の中空針205が外気にさらされることとなる。
第2液体収容手段201にインクが収容された状態でインクカートリッジ10を抜くと、第2液体収容手段201の圧力が高い状態で装置本体1側の脱着手段の中空針205が外気に晒されることとなるが、第2液体収容手段201と中空針205の間のインク供給経路に配置された第2逆止手段203が第2液体収容手段201から中空針205へ流れるインクを止めるため、中空針205からインクが漏れることはない。
また第2液体収容手段201に液体が収容された状態で記録装置の装置本体1の電源が切られ、長く放置されると、記録ヘッド34及び第2逆止手段203の圧力が第2液体収容手段201の圧力よりも低いため、液体移動手段であるポンプ115を通過して徐々に液体が第2逆止手段203及び記録ヘッド34へ流れて行き、第2逆止手段203及び記録ヘッド34の負圧を壊すため、記録ヘッド34のノズルからインクが漏れ出す危険がある。
そこで、電源が切られる前には液体収容手段であるサブタンク35と第2液体収容手段201の間に経路開閉手段204を配し、これを閉にすることにより、第2液体収容手段201から記録ヘッド34及びサブタンク35へインクが流出することが無く、記録ヘッド34からのインクの漏れを無くすことが可能となる。
さらに、前記した経路開閉手段204を、通電時のみ開となるノーマルクローズ型の経路開閉手段とすることにより、突然の停電などでも確実に第2液体収容手段201とサブタンク35との間の経路を閉鎖することができ、第2液体収容手段201から記録ヘッド34及びサブタンク35へ液体が流出することが無く、記録ヘッド34からのインクの漏れを無くすことが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例について、図4を参照して説明する。ここでは、第2液体収容手段を、記録装置の装置本体1ではなく、インクカートリッジ10のインクカートリッジ側脱着手段であるゴム栓206と第1逆止手段202との間のインク供給経路中に配置した構成としてある。
この実施例における気泡除去、負圧形成の制御については前述した実施例と同じであるので説明を省略する。
ただし、図3に記載した実施例1では記録装置の装置本体1側には中空針205の後に第2逆止手段203を配置し、インクカートリッジ10を抜いた際に中空針205からインクが漏れるのを防止していたが、図4の実施例2では、第2液体収容手段201にインクが収容され圧力が高い状態でインクカートリッジ10を抜いたとしても、ゴム栓206がその弾性により中空針205が刺されていた穴を埋め、インクの流出を防止するためインクが漏れ出すことはない。そのため、第2の実施例では先に説明した実施例1のような第2逆止手段を設けなくとも良くなっている。
続いて、第2液体収容手段の構成について、図5、図6、図7を参照して説明する。第2液体収容手段は、液体を収容し、第1液体収容手段より優先して再びその液体をサブタンク35や記録ヘッド34へ送るために、液体を収容した際に液体の圧力を増加させなければならない。
そのような構成の1つとして、図5に示すように一部を開口部とした容器の開口部を、可撓性を有する膜、あるいは弾性を有する膜で封止した容器を用いることができる。可撓性を有する膜、あるいは弾性を有する膜は、接着あるいは熱融着により容器に接合できる。
また、可撓性を有する膜、あるいは弾性を有する膜ではインク収容時の圧力が足りない場合には、図6に示すように更にバネなどにより容器内方へ付勢する付勢手段を設ける構成を用いることもできる。
また、気体の空間を十分に確保できれば、図7に示すように可撓を有する膜、あるいは弾性を有する膜を用いず、液体収容に伴う容器内の気圧上昇により圧力増加を行っても良い。
さらに、は第2液体収容手段を第1液体収容手段からサブタンクまでのインク供給経路に直列に配置するのではなく、分岐して配置する構成を図8に示す。サブタンクに液体を供給する際に、第1液体収容手段よりも第2液体収容手段から優先的に液体を供給する構成としては、第2液体収容手段を第1液体収容手段からサブタンクまでのインク供給経路に直列に配置する方法がある。
しかし、図8に示すように第2液体収容手段を第1液体収容手段よりも高低差Hだけ高くし水頭圧の高い状態とすることにより、第1液体収容手段よりも第2液体供給手段から優先的に送液されるようになり、第2液体供給手段を分岐させた構成とすることができる。
あるいは、第1液体供給手段からサブタンクへの液体供給経路よりも分岐した第2液体供給流路の管径を太くすることにより、第1液体供給手段よりも第2液体供給手段から優先的に送液されるようになり、第2液体供給手段を分岐させた構成とすることもできる。
あるいは、前述のように第2液体収容手段に可撓性を有する膜、あるいは弾性を有する膜、あるいはそれらに付勢する部材、あるいは容器内の空気圧を用いてその圧力を高くすることにより、第1液体供給手段よりも第2液体供給手段から優先的に送液されるようになり、第3液体供給手段を分岐させた構成とすることができる。
このように第2液体収容手段を、第1液体収容手段からサブタンクへの液体供給経路から分岐させ配置することにより、記録装置本体内での第2液体収容手段の配置自由度が上り、液体供給経路の装置内での引き回しが短くでき、装置を小型にすることができる。
続いて、第1逆止手段の構成について図9を参照して説明する。第1逆止手段はインクカートリッジ側脱着手段であるゴム栓206、圧力に応じて開位置、閉位置へ移動する逆流防止弁214、逆流防止弁214を取り付ける逆流防止部216、逆流防止弁214を格納する弁格納室215、中空針205による逆流防止弁214への損傷を防止する防止壁212よりなる。
逆流防止弁214は弁格納室215に取り付けた逆流防止部216のインク袋110側に開けられた穴216aを塞ぐ位置に取り付けられており、弁格納室215の圧力と、インク袋110との圧力差により変形可能としている。そのためゴム栓206に差された中空針205からインクが吸引されると、弁格納室215の圧力がインク袋110の圧力より低くなるため弁格納室215側に変形する。そのため、弁格納室215のインク袋110側に開けられた穴216aが逆流防止弁214により塞がれない状態となり、インク袋110内のインクが弁格納室215を通り、記録装置本体へ流出することが可能となる。
一方、中空針206が刺されている状態、あるいは刺されていない状態で、外部から何らかの影響により外気あるいは塵埃が流入しようとして弁格納室215の圧力がインク袋110よりも高くなると、逆流防止弁214がインク袋110側へ移動し、弁格納室215からインク袋110へ流入しようとする流れを遮断し、インク袋110内への外気や塵埃の流入を防ぐことができる。
逆流防止弁214は、弁格納室215のインク袋110側の穴216aを均一に塞がなければ、インク袋110への液体の流入を完全に防止することはできず、外気や塵埃の侵入を確実に防ぐことができない。そのため、逆流防止弁214には極めて平滑な平面状態が必要となり、鋭利な針等の接触により平滑面が損傷を受けると、外気や塵埃の侵入防止の機能に極めて甚大な損害を与えてしまう。そのため弁格納室215には、ゴム栓に刺された中空針206が更に奥まで侵入し、逆流防止弁214に損傷を与えないように、中空針206を逆流防止弁214まで侵入させない位置に防止壁212が配置されている。そのため、カートリッジ脱着時やカートリッジ取扱時に、誤って中空針206等が想定以上に奥側に侵入してきても、防止壁212が中空針を受けるため確実に逆流防止弁214の損傷を防ぐことができる。
続いて、第1逆止手段の構成について図10を参照して説明する。第1逆止手段はゴム栓206、弁格納室215、Oリング213、インク流通用の穴216aが開いた逆流防止部216、逆流防止弁214とからなる。
弁格納室215と逆流防止部216を別体とし、組み合わせて使用することにより、これらの部品を射出成形で大量に安価に製作することが可能となる。また弁格納室215と逆流防止部216の組立にOリング213を使用することにより、接着剤を使用しなくても液体のリークがない構成とすることができる。
これらの部品を、接着剤を使用して組立てることも可能であるが、弁格納室及び逆流防止部は常にインクに浸されている部品であるため、インクに対する不溶性は重要で、接着剤を使用しない構成が望ましい。
図10に示すように、第1逆止手段を組立後に、第1液体収容手段であるインク袋と接合、あるいは融着させ一体とすることによりインクを収納できる容器とすることができる。
続いて、前述した本発明の第2の実施形態である第3液体収容手段をインクカートリッジ側に持たせたカートリッジ構成について、図11を参照して説明する。
図11に示す構成によれば、カートリッジにはカートリッジ側脱着手段であるゴム栓206と、第2液体収容手段201と、第1逆止手段202を一体として形成している。このような構成にすることにより、部品点数を抑え、安価で安定した画像形成が可能な装置とすることができる。
続いて、前述した本発明の第2の実施形態である第3液体収容手段をインクカートリッジ側に持たせたカートリッジの第2の構成について、図12を参照して説明する。
図11の構成では、第3液体収容手段の可撓性を有する膜、あるいは弾性を有する膜が、インク袋とは別体として第2液体収容手段に付けられていた。
図12の構成では、第2液体収容手段の可撓性を有する膜を、インク袋を構成する可撓性を有する膜を延長した部材で構成している。
このような構成にすることにより、部品点数を抑え、安価で安定した画像形成が可能な装置とすることができる。
続いて、前述した本発明の第2の実施形態である第2液体収容手段をインクカートリッジ側に持たせたカートリッジの第3の構成について、図13を参照して説明する。
図13の構成では、第2液体収容手段をインク袋内部に構成している。
このような構成にすることにより、第2液体収容手段からインクが漏洩しても、漏洩したインクがインク袋内にとどまるので、インクカートリッジ外部を汚染せず、安全性を高めることができる。
なお図11〜図13に示した例では、可撓性を有する膜208或いは弾性を有する膜209に、さらに付勢手段210を用いた例を示した。ただし、可撓性を有する膜208或いは弾性を有する膜209により第2液体収容手段の圧力を十分に高めることができれば、付勢手段210が無くても構わない。
すなわち本発明に係る画像形成装置によれば、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、記録ヘッドやサブタンク、インク供給経路に気泡が混入することにより、記録ヘッドに気泡が流れることによる吐出不良による画像形成不良を、液体移動手段が記録ヘッドやサブタンク、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に一旦送り、再度インクをサブタンクや記録ヘッドへ送ることにより、混入気泡を確実に排出することが可能であり、安定した画像形成を行うことができる。
また、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、記録ヘッドに負圧を形成する際に、液体移動手段が記録ヘッドやサブタンク、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に送ることにより、インクを無駄にせずに記録ヘッドに負圧を形成することができる。
また、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、上記により第2液体収容手段に液体が収容された状態で脱着手段により記録装置本体からインクカートリッジを取り外しても、第2逆止手段が第2液体収容手段から記録装置本体側脱着手段にインクが流出することを防止するため、画像形成装置、特に脱着手段近傍をインクが汚染することが無く、脱着の際に交換者の手を汚したり、残留インクが固化することにより脱着に不具合が生じることを確実に防ぐことができる。
また、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、記録ヘッドやサブタンク、インク供給経路に気泡が混入することにより、記録ヘッドに気泡が流れることによる吐出不良による画像形成不良を、液体移動手段が記録ヘッドや第2液体収容手段、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に一旦送り、再度インクをサブタンクや記録ヘッドへ送ることにより、混入気泡を確実に排出することが可能であり、安定した画像形成を行うことができる。
さらに、カートリッジ側脱着手段から第1液体収容手段へ外気や塵埃が流入するのを第1逆止手段が確実に防止すると共に、記録ヘッドに負圧を形成する際に、液体移動手段が記録ヘッドやサブタンク、液体供給経路の気泡を含む液体を第2液体収容手段に送ることにより、インクを無駄にせずに記録ヘッドに負圧を形成することができる。
また、これらの画像形成装置においては、サブタンクに送液を行う際に、第1液体収容手段からよりも第2液体収容手段から優先的に液体が送液されるようにすることにより一度記録ヘッド、あるいはサブタンク、あるいは液体供給経路に送液された液体が、再び第1液体収容手段に入ることが無いため、第1液体収容手段の中の液体を常にフレッシュに保つことができる。
そして、サブタンクに送液を行う際に、第1液体収容手段からよりも第2液体収容手段から優先的に液体が送液されるようにすることにより、再び気泡混入か負圧形成のために記録ヘッド、サブタンク、インク供給経路から第2液体収容手段に送液する際に第2液体収容手段を空に近い状態にすることができ、第2液体収容手段の液体収納量を一度だけ第2液体収容手段に液体が送液されるだけの収納量に比べ不必要に大きくする必要がなく、画像形成装置をコンパクトにすることができる。
さらに、第2液体収容手段は開口部を可撓性あるいは弾性を有する部材で封止することにより、第2液体収容手段に液体が送液された際に、第2液体収容手段の可撓性あるいは弾性を有する部材が変形することにより、第2液体収容手段の容積が増加し、液体の圧力が急激に上昇することを防ぐことができる。そのため、第2液体収容手段、あるいは液体供給経路やその連結部などからインクが漏れ出し画像形成装置内部、インクカートリッジを汚染してしまう危険性を防ぐことができる。
また、第2液体収容手段は開口部を可撓性あるいは弾性を有する部材で封止し、更にそれらを内方に付勢する部材を配置することにより、第2液体収容手段に液体が収納されている状態で液体に圧力を発生させることができ、再びサブタンクに液体を送出する際に第1液体収容手段より第2液体収容手段から優先的に液体を送出することができる。
またサブタンクと第2液体収容手段との間に、経路開閉手段を設けることにより、第2液体収容手段に液体が収容され圧力が高くなっている状態で経路を閉にすることにより、サブタンク及び記録ヘッドへ液体が流出することが無く、記録ヘッドからのインク漏れを防ぐことができる。
またサブタンクと第2液体収容手段との間に設けた経路開閉手段をノーマルクローズ型の経路開閉手段とすることにより、第2液体収容手段に液体が収納され圧力が高くなっている状態で電源が切られても、ノーマル状態で閉となるためサブタンク及び記録ヘッドへ液体が流出することが無く、記録ヘッドからのインク漏れを防ぐことができる。
さらに第2液体収容手段を第1液体収容手段とサブタンクの間の液体供給路中に配置することにより、サブタンクへ液体を送液する際に確実に第1液体収容手段より第2液体収容手段から優先手的に送液することができる。
そして第2液体収容手段を第1液体収容手段とサブタンクの間の液体供給路から分岐して配置することにより、画像形成装置内で第2液体収容手段の配置の自由度があがり装置を小型化することができる。
しかも第2液体収容手段を第1液体収容手段より水頭圧の高い位置に配置することにより、サブタンクへ送液を行う際に、第1液体収容手段より第2液体収容手段から優先的に送液することができ、また第1逆止手段が逆流防止弁と、この逆流防止弁を格納する弁格納室と、前記記録本体側脱着手段が前記逆流防止弁に当たることを防止する防止壁による構成とすることにより、誤って記録本体側脱着手段などが逆流防止弁に当り、逆流防止弁を損傷させ、弁としての機能に障害を与えることを防止することができる。
また脱着手段を、記録装置本体側脱着手段を中空針、カートリッジ側脱着手段をゴム栓とした構成にすることにより、カートリッジの抜き差しにより確実に液体供給経路の脱着が可能になり、記録装置本体からカートリッジを抜いた際にゴム栓がカートリッジ側の液体供給経路を閉鎖することができる。そのため、カートリッジ側に第2液体収容手段を設けた構成で、第2液体収容手段に液体が収容され圧力が高くなった状態でインクカートリッジを抜いても、ゴム栓が第2液体収容手段に収容された液体が外部に流出するのを防止し、カートリッジ外部を汚染させることを防止できる。
1…記録装置本体
10…メインタンク(第1液体収容手段)
33…キャリッジ
34…記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
35…サブタンク
110…インク袋
115…流体移動手段
201…第2液体収容手段
202…第1逆止手段
203…第2逆止手段
204…経路開閉手段
205…記録装置本体側脱着手段
206…カートリッジ側脱着手段
207…脱着手段
208…可撓性を有する膜
209…弾性を有する膜
210…付勢手段
特開2008−213392号公報 特許第4151939号公報 特開平4−214360号公報 特開2006−281588号公報

Claims (12)

  1. 滴を吐出して画像形成する画像形成装置において、
    液滴を吐出する記録ヘッドと、
    画像形成装置本体に対して脱着手段を介して脱着可能な第1液体収容手段を含むインクカートリッジと、
    前記インクカートリッジ側の前記脱着手段と前記第1液体収容手段の間に配され、前記第1液体収容手段内へのインクの逆流を阻止する第1逆止手段と、
    前記第1液体収容手段から液体供給経路を介して供給されるインクを一時的に保持し、この保持したインクを前記記録ヘッドに供給するサブタンクと、
    前記画像形成装置本体側の前記脱着手段と前記サブタンクとの間の液体供給経路中に配され、前記サブタンクに対して前記第1液体収容手段内のインクを供給することが可能であると共に、前記サブタンクから前記画像形成装置本体側の前記脱着手段の方向へインクを戻すことも可能な液体移動手段と、
    該液体移動手段と前記画像形成装置本体側の前記脱着手段との間の液体供給経路中に設けられ、前記サブタンクから前記画像形成装置本体側の前記脱着手段の方向へ液体移動手段に戻ってくるインクを収容する第2液体収容手段と、
    該第2液体収容手段と前記画像形成装置本体側の前記脱着手段との間でインクの逆流を防止する第2逆止手段と、
    を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 液滴を吐出する記録ヘッドと、
    記録装置本体に対して脱着手段を介して脱着可能な第1液体収容手段を含むインクカートリッジと、
    前記インクカートリッジ側の脱着手段と前記第1液体収容手段の間の液体供給経路に、前記第1液体収容手段内への逆流を阻止する第1逆止手段と、
    前記インクカートリッジ側の脱着手段と前記第1逆止手段との間の液体供給経路に、画像形成装置本体側から逆流を一時的に保持する第2液体収容手段と、
    この第1液体収容手段から液体供給経路を介して供給される液体を一時的に保持し、この液体を前記記録ヘッドに供給するサブタンクと、
    前記第1液体収容手段と前記サブタンクの間の液体供給経路中に、前記サブタンクに対して液体を送出することが可能であると共に、前記サブタンクから液体を戻すことも可能な液体移動手段と、
    を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記液体移動手段が前記サブタンクに対して液体を送出する際に、前記第1液体収容手段よりも前記第2液体収容手段から優先的に液体を送出することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2の液体収容手段は開口部を有する容器体の前記開口部を可撓性あるいは弾性を有する部材で封止して空間が形成されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2の液体収容手段は開口部を有する容器体の前記開口部を可撓性あるいは弾性を有する部材で封止して空間が形成され、更に可撓性あるいは弾性を有する部材を内方に付勢する部材が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記サブタンクと第2液体収容手段の間の液体供給経路中いずれかに、経路開閉手段を配置することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、前記経路開閉手段がノーマルクローズバルブであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2液体収容手段が、前記第1液体収容手段と前記サブタンクの間の液体供給路中に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2液体収容手段が、前記第1液体収容手段と前記サブタンクの間の液体供給路中から分岐して配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2液体収容手段が前記第1液体収容手段より水頭圧の高い位置に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項2から10のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記第1逆止手段が液体取出部に形成された挿入孔から前記第1液体収容手段へ通じる液体供給経路中に配置され、前記液体供給経路を開放し前記第1液体収容手段から前記インクカートリッジ側の前記脱着手段に連結された記録装置本体側脱着手段への液体の流入を許容する開位置と、前記液体供給経路を塞ぎ前記インクカートリッジ側の前記脱着手段から前記第1液体収容手段への外気や塵埃の流入を防止する閉位置との間で変位自在な逆流防止弁と、この逆流防止弁を格納する弁格納室と、前記画像形成装置本体側の前記脱着手段が前記逆流防止弁に当たることを防止する防止壁とが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項2から11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記記録装置本体側の前記脱着手段が中空針であり、前記インクカートリッジ側の前記脱着手段がゴム栓よりなる脱着手段であることを特徴とする画像形成装置。
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