JP2001347687A - インクカートリッジおよびインクジェットプリンタ - Google Patents

インクカートリッジおよびインクジェットプリンタ

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JP2001347687A
JP2001347687A JP2000169244A JP2000169244A JP2001347687A JP 2001347687 A JP2001347687 A JP 2001347687A JP 2000169244 A JP2000169244 A JP 2000169244A JP 2000169244 A JP2000169244 A JP 2000169244A JP 2001347687 A JP2001347687 A JP 2001347687A
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cartridge
ink cartridge
bag
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Manabu Yamada
学 山田
Tomoji Suzuki
智二 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱操作を簡単にでき、インクの無駄を抑制
可能なインクジェットプリンタのインクカートリッジを
提案すること。 【解決手段】 インクカートリッジ2は、第1および第
2のインクカートリッジ100、200から構成され、
これらが着脱可能な状態で連結されている。これらの連
結機構は、第2のインクカートリッジ200の上面に形
成した第1のインクカートリッジ装着用の凹部20と、
これらの前端部分に形成した差し込み部41、42と、
これらの後側の両側面に形成したスナップフィット部3
1、32から構成されている。双方のインクカートリッ
ジ100、200を簡単に位置合わせして連結でき、ま
た、操作時に双方がずれて分離することもない。インク
が無くなった場合には、インクが無くなった側のインク
カートリッジのみを交換すればよいので、インクの無駄
が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのインク供給源として用いられるインクカートリ
ッジに関し、特に、着脱時の操作性が良く、インク無駄
の少ないインクカートリッジに関するものである。ま
た、本発明は、着脱時の操作性が良く、インクの無駄が
少ないインクカートリッジをインク供給源として利用す
るインクジェットプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタのインク供給機
構としては、インクジェットプリンタに形成したインク
カートリッジ装着部にインク供給針を配置しておき、当
該インク供給針がインクカートリッジの側に形成したイ
ンク取出し口に差し込まれるように、インクカートリッ
ジを装着すれば、当該インクカートリッジ内に貯えられ
ているインクをインクジェットプリンタのインクジェッ
トヘッドに供給できるように構成されたものが知られて
いる。
【0003】このようなインクジェットプリンタに用い
られるインクカートリッジは、特開昭63―11683
3号公報、特開平5−162333号公報、同11―7
0672号公報等に開示されている。例えば、特開平1
1−70672号公報に開示されているインクカートリ
ッジは、カートリッジケース内にインク袋と廃インク吸
収材が収納されており、インク袋には当該インク袋のイ
ンク残量が少なくなったことを検出するための検出板が
取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、インクジェッ
トプリンタによっては、2個以上のインクカートリッジ
を必要とするものがある。例えばカラー印字を行うもの
では、異なる色インクが貯えられたインク袋がそれぞれ
収納されているインクカートリッジを装着する必要があ
る。
【0005】しかし、2個のインクカートリッジを別個
に着脱する操作は煩雑であり、また、インクカートリッ
ジ装着部も大型化してしまう。そこで、2個以上のイン
ク袋が収納されたインクカートリッジを用いることが考
えられる。この場合には、一方のインク袋に黒インクが
収納され、他方のインク袋に赤色や青色等のカラーイン
クが収納される。
【0006】しかしながら、複数のインク袋が収納され
ているインクカートリッジを用いる場合には、いずれか
一方のインク袋が空になると、他方のインク袋のインク
残量の多寡に拘らず、インクカートリッジを交換する必
要がある。従って、他方のインク袋に多量のインクが残
っている場合には極めて不経済である。一般には、黒イ
ンクの使用量がカラーインク使用量よりも多いので、カ
ラーインクを使い切ることなくインクカートリッジを交
換しなければならなくなる。
【0007】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
着脱操作が一回で済み、しかも、インク無駄の発生が少
ないインクカートリッジを提案することにある。
【0008】また、本発明は、このような新規のインク
カートリッジをインク供給源として用いるインクジェッ
トプリンタを提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のインクカートリッジは、直方体形状の第
1のインクカートリッジと、直方体形状の第2のインク
カートリッジと、これら第1および第2のインクカート
リッジを、それらの厚さ方向に重ね合わせた状態で、着
脱可能に連結している連結機構とを有し;前記第1のイ
ンクカートリッジは、第1のカートリッジケースと、こ
の中に収納されている廃インク吸収材および第1のイン
ク袋とを備え、前記第1のカートリッジケースの前端面
には、前記第1のインク袋のインク取出し口と前記廃イ
ンク吸収材のそれぞれに通じている第1のインク供給針
差し込み孔と廃インク回収針差し込み孔が形成されてお
り;前記第2のインクカートリッジは、第2のカートリ
ッジケースと、この中に収納されている第2のインク袋
とを備え、前記第2のカートリッジケースの前端面には
前記第2のインク袋のインク取出し口に通ずる第2のイ
ンク供給針差し込み孔が形成されていることを特徴とし
ている。
【0010】本発明のインクカートリッジは、2個のイ
ンクカートリッジが着脱可能な状態で一体化されてい
る。従って、これをインクジェットプリンタに形成した
カートリッジ装着部に対して着脱する操作を、単体のイ
ンクカートリッジの場合と同様に一回の操作で行なうこ
とができる。また、インクが無くなった場合には、無く
なった側のインクカートリッジのみを交換すればよいの
で、インク無駄を無くすことができる。
【0011】前記連結機構は、前記第1のインクカート
リッジの側面部分と前記第2のインクカートリッジの側
面部分との間に形成されたスナップフィット部と、前記
第1のインクカートリッジの前端面に形成した突起と前
記第2のインクカートリッジの前端面に形成した前記突
起を差し込むための差し込み孔からなる差し込み部とを
有する構成とすることができる。この連結機構によれ
ば、インクカートリッジの前端面で一方のインクカート
リッジを他方のインクカートリッジに差し込み、次に、
双方のインクカートリッジを重ねてスナップフィットさ
せることにより、双方のインクカートリッジを連結でき
る。
【0012】このようにインクカートリッジの側面部分
にスナップフィット部を形成しておけば、インクカート
リッジの取り扱い時に、スナップフィット部が直接に把
持されることがないので望ましい。
【0013】ここで、インクカートリッジはその前端面
側に向けて押し込むことにより、インクジェットプリン
タ側のカートリッジ装着部に装着されるので、装着時あ
るいは取り外し時に、第1および第2のインクカートリ
ッジが前後方向にずれないようにするためには、前記第
2のインクカートリッジに、前記第1のインクカートリ
ッジをその厚さ方向に装着可能な凹部を形成し、ここに
第1のインクカートリッジを装着することが望ましい。
【0014】また、インクカートリッジの取り扱い時
に、それを落下させたり、あるいは他の部分にぶつける
等して、スナップフィット部が破損することがないよう
にするためには、前記第2のインクカートリッジにおけ
る前記凹部を規定している左右の側板部分の内側面と、
これら内側面に対峙している前記第1のインクカートリ
ッジにおける左右の側面との間に前記スナップフィット
部を形成することが望ましい。
【0015】さらに、インクカートリッジを取り扱い易
くするためには、前記第1および第2のインクカートリ
ッジの後端部分における表面あるいは裏面に、それぞ
れ、凹状の取っ手部を形成しておくことが望ましい。
【0016】次に、各インク袋のインクが残り少なくな
ったことを検出するためには、前記第1および第2のイ
ンク袋に、それぞれ、これらインク袋内のインク残量に
応じてインクカートリッジ厚さ方向に移動する第1およ
び第2の検出板を取り付け、これら第1および第2の検
出板の側縁から、インクカートリッジ厚さ方向に向けて
それぞれ第1および第2の検出片を延ばしておき、これ
らの先端部分を、前記第1および第2のインク袋内のイ
ンク残量が所定量以下になると前記第2のインクカート
リッジの裏面側から突出可能とすればよい。
【0017】この場合、これらの検出片のいずれかがイ
ンクカートリッジ裏面から突出してインク無が検出され
た場合に、インクジェットプリンタのカートリッジ装着
部から取り外したインクカートリッジの検出片を目視に
より、直ちに、いずれの側のインクカートリッジがイン
ク無であるのかを確認できるようにするためには、これ
ら第1および第2の検出片は、少なくとも形状あるいは
色が相互に異なっていることが望ましい。
【0018】また、これら検出片が、インクカートリッ
ジを落下させた時等に破損することがないように、前記
第1のインクカートリッジの側面部分に、第1の検出片
を保護している保護ガイドを形成しておくことが望まし
い。
【0019】さらに、インクカートリッジをインクジェ
ットプリンタ側のカートリッジ装着部から取り外した際
に、各インク袋のインク取出し口から漏れ出るインクに
よって操作者の手や、周辺部分が汚れることを防止する
ためには、前記第1および第2のインクカートリッジの
前端面に形成されている第1および第2のインク供給針
差し込み孔の近傍に、インク吸収片を配置しておくこと
が望ましい。
【0020】次に、インクカートリッジを、正しい向き
で、インクジェットプリンタ側に装着できるようにする
ためには、第1および第2のインクカートリッジのうち
の一方のインクカートリッジにのみ、インクジェットプ
リンタのカートリッジ装着部に配置されているガイド軸
を受け入れるガイド軸差し込み孔を形成しておけばよ
い。
【0021】ここで、本発明のインクカートリッジで
は、一般的に使用量の多い黒インクが収納されたインク
袋を、収納容量の大きな第2のインクカートリッジに収
納し、相対的に使用量の少ないカラーインクのインク袋
を、廃インク吸収材が内蔵されている収納容量の小さな
第1のインクカートリッジに収納することが望ましい。
【0022】次に、本発明は上記構成のインクカートリ
ッジをインク供給源として用いるインクジェットプリン
タに関するものである。本発明のインクジェットプリン
タのカートリッジ装着部は、上記構成のインクカートリ
ッジを装着するために、前記第1のインク供給針差し込
み孔を通って前記第1のインク取出し口に差し込まれる
第1のインク供給針と、前記第2のインク供給針差し込
み孔を通って前記第2のインク取出し口に差し込まれる
第2のインク供給針と、前記廃インク回収針差し込み孔
を通って前記廃インク回収部に差し込まれる廃インク回
収針と、前記ガイド軸差し込み孔にそれぞれ差し込まれ
る複数本のガイド軸とを備えている。
【0023】ここで、インクカートリッジが正常に装着
されたか否かを検出するためには、前記カートリッジ装
着部は、前記第1のインクカートリッジが正常に装着さ
れたことを検出するカートリッジ有無センサを備えた構
成とすればよい。この場合には、第2のインクカートリ
ッジと連結されないまま第1のインクカートリッジのみ
が装着された場合にも正常に装着されたものとして検出
されるが、当該第1のインクカートリッジ内には廃イン
ク吸収材が内蔵されているので、廃インクが外部に漏れ
てしまうことがない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したインクカートリッジの実施例、および当該イ
ンクカートリッジをインク供給源として用いるインクジ
ェットプリンタの実施例を説明する。
【0025】(インクジェットプリンタ)図10には本
例のインクジェットプリンタのインク供給・排出系を示
してある。本例のインクジェットプリンタ1の基本的な
構成は一般的に使用されているインクジェットプリンタ
と同様であるので、その説明は省略する。
【0026】図10を参照して説明すると、インクジェ
ットプリンタ1はインクカートリッジ2が着脱可能に装
着されるカートリッジ装着部3を備えている。このカー
トリッジ装着部3には2本のインク供給針4(1)、4
(2)と1本の廃インク回収針5が同一高さ位置で水平
に取り付けられている。これらの針4(1)、4(2)
および5を当該インクカートリッジ2における後述する
場所に差し込むと、当該インクカートリッジ2とインク
ジェットプリンタ1の側との間にインク供給・排出用の
インク流路が形成される。
【0027】インク流路が形成されると、インク供給針
4(1)、4(2)をそれぞれ介してインクカートリッ
ジ2に収納されている第1のインク袋6(1)および第
2のインク袋6(2)に貯えられているインクがインク
供給チューブ7(1)、7(2)に取出される。本例で
は赤等のカラーインクが第1のインク袋6(1)に収納
され、黒インクが第2のインク袋6(2)に収納されて
いる。各インク供給チューブ7(1)、7(2)には、
インク中の塵や異物をろ過するフィルタ8(1)、8
(2)を介在させてある。
【0028】インク供給チューブ7(1)、7(2)に
よって、インクはインクジェットプリンタ1の印字ヘッ
ド9に導かれる。印字ヘッド9は図示しないキャリッジ
に搭載され、プラテン11の表面に沿って長手方向に往
復移動する。プラテン11の表面に沿って、印字ヘッド
9の移動方向とは直交する方向に図示しない記録紙が搬
送され、当該記録紙に対して印字ヘッド9により印字が
行われる。
【0029】ここで、印字ヘッド9の印字品質を維持す
るために、インクヘッド9のインクノズルのクリーニン
グ(ワイピング)やインクの吸引(回復処理)が行われ
る。このために、ヘッドキャップ12が印字ヘッド9の
印字領域を外れた位置に配置されており、定期的に印字
ヘッド9は当該ヘッドキャップ12の位置まで移動す
る。ヘッドキャップ12には印字ヘッド9から回収ある
いは吸引した廃インクを当該ヘッドキャップ12から回
収するための廃液チューブ13が接続されている。廃イ
ンク回収用の駆動源として当該廃液チューブ13には廃
液ポンプ14が接続されている。
【0030】廃液ポンプ14によって、廃液チューブ1
3を介して回収された廃インクは、廃インク液針5を介
してインクカートリッジ2に収納されている後述する廃
インク吸収材15によって吸収され、ここに回収保持さ
れる。
【0031】次に、本例のカートリッジ装着部3には、
カートリッジ有無センサ16が取付けられており、この
センサ16はインクカートリッジ2におけるカラーイン
クのインク袋6(1)が収納されている側の前端面を検
知することにより、インクカートリッジ2の装着の有無
を検出するようになっている。また、カートリッジ装着
部3にはインクエンド検出器17が取付けられており、
後述するように、インクカートリッジ2に取り付けられ
ている検出片を検出すると、インクが残り少なくなった
旨の出力を発生する。これに加えて、インクカートリッ
ジ2の装着ガイド用の2本のガイド軸18、19が取り
付けられている (インクカートリッジ)図1はインクカートリッジ2を
上面側から見た場合の外観斜視図、図2はそれを底面側
から見た場合の外観斜視図、図3はその縦断面図、図4
はその分解斜視図である。
【0032】これらの図を参照して説明すると、インク
カートリッジ2は、第1のインク袋6(1)および廃イ
ンク吸収材15が収納されている偏平な直方体形状の第
1のインクカートリッジ100と、第2のインク袋6
(2)が収納されている同じく偏平な直方体形状の第2
のインクカートリッジ200とを有し、これらが着脱可
能な状態で相互に重ね合わせた状態に連結されている。
【0033】第1のインクカートリッジ100は、偏平
な直方体形状をしたカートリッジケース101と、この
中に収納されている第1のインク袋6(1)および廃イ
ンク吸収材15とを備えている。カートリッジケース1
01は、上側に開口しているケース本体102と、この
上側開口103を着脱可能に封鎖しているケース蓋10
4から構成されている。カートリッジケース101の前
端面105にはインク供給針差し込み孔106および廃
インク差し込み孔107が形成されている。カートリッ
ジケース101の底面108には検出片通過用の開口1
09が形成されており、開口109の側方に位置してい
る本体ケース側面部分には、下方に向けて延びる検出片
保護カバー110が形成されている。カートリッジケー
ス101の内部には、その底面108の側から、第1の
インク袋6(1)および廃インク吸収材15がこの順序
でケース厚さ方向に配列されている。
【0034】第2のインクカートリッジ200も、偏平
な直方体形状をしたカートリッジケース201と、この
中に収納されている第2のインク袋6(2)とを備えて
いる。カートリッジケース201は、上側に開口してい
るケース本体202と、この上側開口203を着脱可能
に封鎖しているケース蓋204から構成されている。カ
ートリッジケース201の前端面205にはインク供給
針差し込み孔206が形成されている。また、本体ケー
ス前端面205には、その左右両端側の部位に、インク
ジェットプリンタ1の側のガイド軸18、19を差し込
み可能なガイド孔211、212が形成されている。
【0035】カートリッジケース201の底面208に
は検出片通過用の開口209が形成されており、開口2
09の側方に位置している本体ケース側面部分には、上
記の第1のインクカートリッジ100の側に形成されて
いる検出片保護カバー110を差し通すための凹部21
3がケース厚さ方向に向けて形成されている。
【0036】次に、インク袋6(1)、6(2)はイン
ク収納容量および収納されているインクが異なる以外は
基本的に同一であるので、カラーインクが収納されてい
る小容量のインク袋6(1)について説明する。インク
袋体6(2)については対応する部分には同一符号を付
し、異なる部分についてのみ説明する。インク袋6
(1)は可撓性の素材から形成されており、ガスバリア
性の向上のためにアルミニウム箔を2枚のフィルム、例
えば外側をナイロンフィルム、内側をポリエチレンフィ
ルムにより挟み込んだ構成のアルミニウムラミネートフ
ィムルから形成されている。
【0037】例えば、2枚のアルミニウムラミネートフ
ィルムを重ね合わせて、それらの周囲を熱融着等の方法
によって接合することにより、インク袋6(1)の袋本
体部分61が形成されている。この袋本体部分61の前
縁中央には、インク袋内に貯えられているインクを外部
に取出すためのインク取出し口62が熱融着等の方法に
よって取り付けられている。
【0038】インク袋6(1)は、そのインク取出し口
62の部分がカートリッジケース101の前端面側の部
分に固定され、袋本体部分61が両面接着剤等によって
カートリッジケース101の底面108に固定されてい
る。他方のインク袋6(2)も、そのインク取出し口6
2の部分がカートリッジケース201の前端面側の部分
に固定され、その袋本体部分61が両面接着剤等によっ
てカートリッジケース底面208に固定されている。
【0039】インク袋6(1)には検出板63が両面テ
ーブ等の固定手段(図示せず)によって固定されてい
る。この検出板63は、インク袋6(1)の内部のイン
ク残量が予め定めた量まで減少したことを検出するため
のものである。当該検出板63の側縁には、直角に折り
曲げた検出片64が一体形成されている。この検出片6
4は、開口109を貫通して、第2のインクカートリッ
ジ側面に形成した凹部213と、検出片保護カバー11
0とによって区画形成されている貫通孔内に延びてい
る。インク残量の減少に伴ってインク袋6(1)の厚さ
が薄くなると、それに伴って検出板63も底面108の
側に降下する。よって、検出片64の先端が、第2のイ
ンクカートリッジ200の裏面から下方に突出する。検
出片64が突出すると、これがインクジェットプリンタ
側のインクエンドセンサ17によって検出される。これ
により、インクが無くなったことが分かるようになって
いる。
【0040】第2のインク袋6(1)にも検出板63が
取付けられているが、その側縁部分い形成されている検
出片64aは底面208に形成した開口209を通って
裏面側に延びている。この検出片64aの先端も、イン
ク残量が減ると、裏面側から下方に突出するので、イン
クエンドセンサ17によって検出される。ここで、検出
片64、64aは、共通のインクエンドセンサ17によ
って検出されるので、いずれの検出片が検出されたのか
は不明である。そこで、本例では、検出片64に比べ
て、検出片64aを狭い幅のものとし、目視により、イ
ンクカートリッジ100、200のいずれがインク無に
なったのかを直ちに認識できるようになっている。勿
論、先端形状を変えてもよいし、色を変えて同様の効果
を得ることができる。
【0041】次に、図5は第1および第2のインクカー
トリッジ100、200を着脱する操作を示すための斜
視図である。図6ないし図8は、第1のインクカートリ
ッジ100を上側から見た場合の斜視図、裏面側から見
た場合の斜視図、およびその縦断面図である。また、図
9ないし図11は、第2のインクカートリッジ200を
上側から見た場合の斜視図、裏側から見た場合の斜視
図、およびその縦断面図である。
【0042】これらの図を参照して、まず、第1および
第2のインクカートリッジを着脱可能に連結している連
結機構を説明する。本例では、連結機構は、第2のイン
クカートリッジ200の上面に形成されている第1のイ
ンクカートリッジ100を装着可能な凹部20と、第1
および第2のインクカートリッジ100、200の両側
面に形成された左右のスナップフィット部31、32
と、これら第1および第2のインクカートリッジ10
0、200の前端面に形成された差し込み部41、42
とを備えている。
【0043】凹部20は、図9から分かるように、第2
のインクカートリッジ200の上面側において、ケース
蓋204の四隅部分から上方に延びている側板部分およ
び端板部分によって規定されている。すなわち、ケース
蓋204の前端側においては、左右の側板部分221、
222と左右の端板部分223、224が形成され、後
端部分も同様に側板部分225、226と端板部分22
7、228が形成されている。これらにより規定される
凹部20には、上側から第1のインクカートリッジ10
0のケース本体102の裏面側の部分を嵌め込み可能で
ある。
【0044】後端側の左右の側板部分225、226
と、これに対峙する第1のインクカートリッジ100の
ケース本体102の左右の側面部分との間に、スナップ
フィット部31、32が構成されるようになっている。
詳細に説明すると、スナップフィット部31は、第2の
インクカートリッジ200の側のケース蓋側板部分22
5に開けた係合孔33と、第1のインクカートリッジ1
00のケース本体102の側面部分125に形成した係
合突起34とから構成されている。第2のインクカート
リッジ200の側の凹部20に対して、第1のインクカ
ートリッジ100の後端部分を押し込むと、側板部分2
25および側面部分125が相対的に弾性変位して、係
合孔33に係合突起34が嵌まり込み、両者が連結され
た状態になる。他方の側のスナップフィット部31の構
造と同一であるので、その説明は省略する。
【0045】次に、第2のインクカートリッジ200の
前側の端板部分223、224には、差し込み孔43、
44が形成されており、第1のインクカートリッジ10
0のケース本体102における前端面105には、対応
する位置に差し込み突起45、46が形成されている。
従って、図5に示すように、第2のインクカートリッジ
200の凹部20に対して、上側から、第1のインクカ
ートリッジ100の前端部分を挿入して、前方に押出す
と、一対の差し込み突起45、46が、対応する差し込
み孔43、44に差し込まれて、左右の差し込み部4
1、42が構成される。
【0046】この後は、上述したように、第1のインク
カートリッジ100の後端部分を凹部20に押し込め
ば、左右のスナップフィット部31、32が形成され
る。この結果、第1および第2のインクカートリッジ1
00、200がケース厚さ方向に重ね合わされた状態で
連結される。第1および第2のインクカートリッジ10
0、200を分離する場合には、左右のスナップフィッ
ト部31、32の係合を解除して、双方のインクカート
リッジ100、200の後端部分を図5に示すように分
離し、しかる後に、第1のインクカートリッジ100を
相対的に後方に引けば、差し込み部41、42が外れ
て、双方のインクカートリッジ100、200を完全に
分離することができる。
【0047】このように、本例のインクカートリッジ2
では、第1のインクカートリッジ100を第2のインク
カートリッジ200に形成した凹部20に嵌め込んでい
る。従って、双方のインクカートリッジ100、200
が相対的に、前後、左右にずれるおそれがない。よっ
て、インクカートリッジ2をインクジェットプリンタ1
のカートリッジ装着部3に装着する際、あるいはそこか
ら引き出す際に、第1および第2のインクカートリッジ
100、200における操作方向の相対移動が凹部20
によって阻止される。従って、インクカートリッジ2の
着脱時に第1および第2のインクカートリッジ100、
200がずれて分離してしまうこを確実に防止できる。
【0048】また、本例では、第1および第2のインク
カートリッジ100、200の前端部分を差し込み式で
連結し、しかる後に、後端部分をスナップフィット式で
連結しているので、双方のインクカートリッジ100、
200の位置決めが容易であり、また、それらの連結を
簡単に行なうことができる。さらには、第1および第2
のインクカートリッジ100、200を逆向きで連結し
ようとする操作が行われるおそれもない。
【0049】次に、図6ないし図8を主に参照して、第
1のインクカートリッジ100の各部分の構造を説明す
る。カートリッジケース101を構成しているケース本
体102は、その後端部分が傾斜しており、これによ
り、細長い長方形をした三角形断面の取っ手用凹部13
1が形成されている。この取っ手用凹部131が形成さ
れているので、第1のインクカートリッジ100を分離
した場合に、当該インクカートリッジ100をつかみ易
くなり、落として破損してしまう危険性が少なくなる。
【0050】このケース本体102の開口103に取り
付けられているケース蓋104は、その裏面に矩形枠1
32が形成され、この矩形枠132によって形成される
凹部133内に、一定厚さの長方形の廃インク吸収材1
5が収納され、プラスチックフィルム134によって当
該凹部内に封入されている。
【0051】また、ケース蓋104はケース本体102
の開口103に嵌め込まれていると共に、その前端部に
は左右一対の差し込み突起141、142が形成され、
ケース本体102の前端面105には、対応する位置に
差し込み孔143、144が形成されている。これらの
差し込み式の係合によって、ケース本体102に対して
ケース蓋104が取り付けられている。
【0052】ここで、ケース本体102の前面105に
おいて、インク供給針差し込み孔106の近傍には、そ
の内側位置に、直方体形状のインク吸収片151が取り
付けられている。インクカートリッジ2をインクジェッ
トプリンタ側のカートリッジ装着部3から引き抜いた際
等に、インク袋6(1)のインク取出し口62から漏れ
たインクが当該インク吸収片151によって吸収される
ので、インクカートリッジ着脱時に、インク取出し口6
2からインクが外部に流れて、手等を汚すことがない。
【0053】次に、図9ないし図11を主に参照して、
第2のインクカートリッジ200の構造を説明する。カ
ートリッジケース201を構成しているケース本体20
2は、その後端部分が傾斜しており、これにより、細長
い長方形をした三角形断面の取っ手用凹部231が形成
されている。この取っ手用凹部231が形成されている
ので、インクカートリッジ2をつかみ易くなり、落とし
て破損してしまう危険性が少なくなる。また、この取っ
手用凹部231は、第2のインクカートリッジ200を
第1のインクカートリッジ100から分離させた後も、
当該第2のインクカートリッジ200を掴ための取っ手
として利用できる。
【0054】このケース本体202の開口203に取り
付けられているケース蓋204は、ケース本体202の
開口203に嵌め込まれていると共に、その前端部には
左右一対の差し込み突起241、242が形成され、ケ
ース本体202の前端部分205には、対応する位置に
差し込み孔243、244が形成されている。これらの
差し込み式の係合によって、ケース本体202に対して
ケース蓋204が取り付けられている。
【0055】ケース本体202の前面205において、
インク供給針差し込み孔206の近傍には、その内側位
置に、直方体形状のインク吸収片251が取り付けられ
ている。インクカートリッジ2をインクジェットプリン
タ側のカートリッジ装着部3から引き抜いた際等に、イ
ンク袋6(2)のインク取出し口62から漏れたインク
が当該インク吸収片251によって吸収されるので、イ
ンクカートリッジ着脱時に、インク取出し口62からイ
ンクが外部に流れて、手等を汚すことがない。
【0056】このように構成した本例のインクカートリ
ッジ2は、第1および第2のインクカートリッジ10
0、200を一体化した状態で、インクジェットプリン
タ1のカートリッジ装着部3に装着される。従って、各
色毎のインクカートリッジを装着、取り外しする場合に
比べて、インクカートリッジの着脱操作が簡単になる。
【0057】また、インクエンドセンサ17によってイ
ンク無が検出された場合には、インクが無くなった側の
インクカートリッジのみを交換すればよいので、複数の
インク袋が内蔵されたインクカートリッジのようにイン
クの無駄が発生することもない。
【0058】本例では、多量に使用される黒インクを、
インク吸収材15が収納されていない第2のインクカー
トリッジ200の側に収納した大容量のインク袋6
(2)に充填し、使用量の少ないカラーインクを、イン
ク吸収材15が収納されている第1のインクカートリッ
ジ100の側に収納している。従って、黒インクを第1
のインクカートリッジ側に収納する場合に比べて、イン
クカートリッジの交換頻度を低減できる。
【0059】次に、本例では、カートリッジ装着部3に
2本のガイド軸17、18が水平に突出しており、これ
らを差し込み可能なガイド軸差し込み孔211、212
が第2のインクカートリッジ200の前端面にのみ形成
されている。従って、インクカートリッジ1を左右逆向
きでカートリッジ装着部3に装着すると、ガイド軸1
7、18の先端が差し込まれるインクカートリッジ1の
前端面あるいは後端面に当たる。よって、インクカート
リッジ1が誤った姿勢でカートリッジ装着部3に装着さ
れてしまうことがない。
【0060】なお、本例では、第1のインクカートリッ
ジ100のみをカートリッジ装着部3に装着することが
可能である。この場合には、カートリッジ装着部3に設
置されているカートリッジ有無センサ16によってイン
クカートリッジ2が装着されたものとして検出される。
この状態でインクジェットプリンタ1を駆動すると、黒
インクが収納されている第2のインクカートリッジ20
0が装着されていないので、黒インクの印字が不可能で
あるので未装着状態が操作者に直ちに認識される。ま
た、廃インク回収系は形成されているので、廃インクが
外部に漏れ出るという弊害は発生しない。勿論、第1お
よび第2のインクカートリッジ100、200をそれぞ
れ検出する2個のカートリッジ有無センサを取り付けれ
ば、黒インク用のインクカートリッジ200の装着忘れ
を事前に検出できる。
【0061】(その他の実施の形態)なお、上記のイン
クカートリッジ2は、廃インク吸収材を備えた構成であ
るが、廃インク吸収材を備えていないインクカートリッ
ジに対しても本発明を同様に適用できる。
【0062】また、上記のインクカートリッジ2は、2
個のインクカートリッジを連結した構成であるが、3個
以上のインクカートリッジを連結した構成とすることも
可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、異な
る色のインクが収納されている第1および第2のインク
カートリッジを着脱可能な状態で連結した構成となって
いる。従って、2個のインクカートリッジを別個に着脱
する場合に比べて、インクカートリッジをインクジェッ
トプリンタのカートリッジ装着部に対して着脱する操作
を簡単かつ効率的に行なうことができる。
【0064】また、インクが無くなった場合には、イン
クが無くなった方のインクカートリッジのみを交換すれ
ばよいので、複数のインク袋が収納されているインクカ
ートリッジの場合のように一方のインク袋に多量のイン
クが残ったままインクカートリッジを交換しなければな
らないとう弊害を回避でき、インクの無駄を抑制でき
る。
【0065】さらに、本発明では、第1および第2のイ
ンクカートリッジの連結機構として、相対的なずれが発
生しない構成を採用しているので、カートリッジ装着部
に対する着脱操作時に双方のインクカートリッジが相対
ずれして、着脱操作に支障を来すという弊害を確実に防
止できる。
【0066】また、連結機構として、スナップフィット
部と差し込み部を備えているので、双方のインクカート
リッジの位置合わせ、連結操作を簡単に行なうことがで
きる。さらには、誤った向きで双方のインクカートリッ
ジが強制的に連結されるという誤操作も防止できる。
【0067】さらにまた、連結機構としてのスナップフ
ィット部は、インクカートリッジを操作する場合に触れ
られることのない側面部分に形成してあると共に、外部
に露出していない。よって、インクカートリッジを着脱
する際に当該スナップフィット部が外れる等のおそれが
ない。また、インクカートリッジを誤って落とした場合
に、スナップフィット部の構成部分が破損する危険性も
少ない。
【0068】次に、本発明では、第1のインク袋および
第2のインク袋のインク残量を検出するための検出片の
形状あるいは色を相互に異ならせているので、目視によ
って、直ちに、いずれの側のインク袋が無くなったのか
を認識できるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクカートリッジを上側か
ら見た場合の外観斜視図である。
【図2】図1のインクカートリッジを裏面側から見た場
合の外観斜視図である。
【図3】図1のインクカートリッジの縦断面図である。
【図4】図1のインクカートリッジの分解斜視図であ
る。
【図5】図1のインクカートリッジにおける第1および
第2のインクカートリッジを連結する操作を示すための
斜視図である。
【図6】第1のインクカートリッジを上面側から見た場
合の斜視図である。
【図7】第1のインクカートリッジを裏面側から見た場
合の斜視図である。
【図8】第1のインクカートリッジの縦断面図である。
【図9】第2のインクカートリッジを上面側から見た場
合の斜視図である。
【図10】第2のインクカートリッジを裏面側から見た
場合の斜視図である。
【図11】第2のインクカートリッジの縦断面図であ
る。
【図12】図1のインクカートリッジをインク供給源と
して用いているインクジェットプリンタのインク供給・
回収系を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 インクカートリッジ 3 カートリッジ装着部 6(1)、6(2) インク袋 62 インク取出し口 63 検出板 64、64a 検出片 100 第1のインクカートリッジ 200 第2のインクカートリッジ 101、201 カートリッジケース 102、202 ケース本体 103、203 開口 104、204 ケース蓋 105、205 前端面 106、206 インク供給針差し込み孔 107 廃インク針差し込み孔 108、208 底面 109、209 開口 110 検出片保護カバー 211、212 ガイド軸差し込み孔 213 凹部 15 廃インク吸収材 16 カートリッジ有無センサ 17 インクエンドセンサ 18、19 ガイド軸 131、231 取っ手用凹部 151、251 インク吸収片 20 凹部 31、32 スナップフィット部 33 係合突起 34 係合孔 41、42 差し込み部 43、44 差し込み孔 45、46 差し込み突起

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体形状の第1のインクカートリッジ
    と、直方体形状の第2のインクカートリッジと、これら
    第1および第2のインクカートリッジを、それらの厚さ
    方向に重ね合わせた状態で着脱可能に連結している連結
    機構とを有し、 前記第1のインクカートリッジは、第1のカートリッジ
    ケースと、この中に収納されている廃インク吸収材およ
    び第1のインク袋とを備え、前記第1のカートリッジケ
    ースの前端面には、前記第1のインク袋のインク取出し
    口と前記廃インク吸収材のそれぞれに通ずる第1のイン
    ク供給針差し込み孔と廃インク回収針差し込み孔が形成
    されており、 前記第2のインクカートリッジは、第2のカートリッジ
    ケースと、この中に収納されている第2のインク袋とを
    備え、前記第2のカートリッジケースの前端面には前記
    第2のインク袋のインク取出し口に通ずる第2のインク
    供給針差し込み孔が形成されていることを特徴とするイ
    ンクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記連結機構は、前記第1のインクカートリッジの側面
    部分と前記第2のインクカートリッジの側面部分との間
    に形成されたスナップフィット部と、前記第1のインク
    カートリッジの前端面に形成した突起と前記第2のイン
    クカートリッジの前端面に形成した前記突起を差し込む
    ための差し込み孔からなる差し込み部とを有しているこ
    とを特徴とするインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第2のインクカートリッジは、前記第1のインクカ
    ートリッジをその厚さ方向に装着可能な凹部を備えてい
    ることを特徴とするインクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記第2のインクカートリッジにおける前記凹部を規定
    している左右の側板部分の内側面と、これら内側面に対
    峙している前記第1のインクカートリッジにおける左右
    の側面との間に前記スナップフィット部が形成されてい
    ることを特徴とするインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、 前記第1および第2のインクカートリッジは、それら後
    端部分における表面あるいは裏面に凹状の取っ手部を備
    えていることを特徴とするインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちのいずれかの項
    において、 前記第1および第2のインク袋には、それぞれ、これら
    インク袋内のインク残量に応じてインクカートリッジ厚
    さ方向に移動する第1および第2の検出板が取り付けら
    れており、 これら第1および第2の検出板の側縁からは、インクカ
    ートリッジ厚さ方向に向けてそれぞれ第1および第2の
    検出片が延びており、これらの先端部分は、前記第1お
    よび第2のインク袋内のインク残量が所定量以下になる
    と前記第2のインクカートリッジの裏面側から突出可能
    となっており、 これら第1および第2の検出片は、少なくとも形状ある
    いは色が相互に異なっていることを特徴とするインクカ
    ートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記第1のインクカートリッジは、その側面部分に、第
    1の検出片を保護している保護ガイドを備えていること
    を特徴とするインクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記第1および第2のインク供給針差し込み孔の近傍に
    はインク吸収片が配置されていることを特徴とするイン
    クカートリッジ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のうちのいずれかの項
    において、 前記第1あるいは第2のインクカートリッジの前端面に
    は、複数のガイド軸差し込み孔が形成されていることを
    特徴とするインクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のうちのいずれかの
    項において、 前記第2のインク袋は黒インク袋であり、前記第1のイ
    ンク袋はカラーインク袋であることを特徴とするインク
    カートリッジ。
  11. 【請求項11】 インク供給源として、カートリッジ装
    着部に着脱可能な状態で装着されたインクカートリッジ
    を用いるインクジェットプリンタにおいて、 前記カートリッジ装着部は、請求項10に記載のインク
    カートリッジの装着部であり、前記第1のインク供給針
    差し込み孔を通って前記第1のインク取出し口に差し込
    まれる第1のインク供給針と、前記第2のインク供給針
    差し込み孔を通って前記第2のインク取出し口に差し込
    まれる第2のインク供給針と、前記廃インク回収針差し
    込み孔を通って前記廃インク回収部に差し込まれる廃イ
    ンク回収針と、前記ガイド軸差し込み孔にそれぞれ差し
    込まれる2本のガイド軸とを備えていることを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記カートリッジ装着部は、前記第1のインクカートリ
    ッジが正常に装着されたことを検出するカートリッジ有
    無センサを備えていることを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
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ES01102255T ES2258491T3 (es) 2000-01-31 2001-01-31 Cartucho de tinta e impresora de chorro de tinta.
EP01102255A EP1122073B1 (en) 2000-01-31 2001-01-31 Ink cartridge and ink jet printer
DE60116534T DE60116534T2 (de) 2000-01-31 2001-01-31 Tintenpatrone und Tintenstrahldrucker

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