JP2015074103A - 液体収容体の再生方法、および液体収容容器 - Google Patents

液体収容体の再生方法、および液体収容容器 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルターの破損を抑制して液体収容体を再生することが可能な液体収容体の再生方法、および液体収容容器を提供する。【解決手段】バッグ体91内のインクが、フィルター66を通過して流れることによって、供給口81Kを介してプリンターに供給されるインクバッグ80の再生方法であって、バッグ体においてフィルターと対向する領域外の位置で、バッグ体に開口部92Hを形成する開口形成ステップと、開口形成されたバッグ体の開口部からインクを注入する注入ステップと、開口部を封止する封止ステップと、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、液体を収容可能な液体収容体の再生方法、および液体収容容器に関する。
従来から、液体(インクなど)を噴射して消費する液体消費装置の一例としてインクジェット式のプリンターが知られている。こうしたプリンターには、液体が収容された液体収容部を有する液体収容体(インクバッグなど)をケース部材内に備えた液体収容容器(インクカートリッジなど)が装着され、そのように装着された液体収容容器内の液体収容体から液体が供給される。
こうした液体収容容器の液体収容体には、液体収容部に収容された液体を流出させる供給口が設けられている。この供給口は、液体収容体を液体収容容器内に収容した状態において、ケース部材内から露出する。そして、液体収容容器がプリンターの装着部に装着された際には、この供給口がプリンターに設けられた液体供給管(例えば供給針)に対して液体を供給可能に接続される。あるいは、液体の流路となるチューブで供給口と液体供給管とを接続することによって、供給口から液体供給管に液体が供給される場合もある。
また、液体収容部内において液体を通過させることにより、供給口から流出する液体中から異物を除去するフィルターを、液体収容部内に配設した液体収容容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、プリンターに液体を供給することによって液体収容部内の液体が減少し、プリンターへの液体の供給が難しくなった液体収容容器を、その液体収容容器内に収容された液体収容体の液体収容部内に液体を再び注入して再生することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−148221号公報 特開2004−358802号公報
ところで、フィルターが液体収容部内に配置された液体収容体を備える液体収容容器では、供給口を介して供給される液体に異物が含まれないように、液体収容部内の液体は液体収容部内に配設されたフィルターを通過して供給口へ流動する。このため、液体収容体を再生する際にはフィルターを破損しないようにすることが重要である。しかしながら、液体収容部内にフィルターが配設された液体収容体において、フィルターを破損することなく液体を注入する構成については、従来から提案がなされていない。
なお、こうした実情は、液体を収容可能な液体収容部内にフィルターが配設された液体収容体を備える液体収容容器において、液体収容部に再び液体を注入する際に概ね共通するものとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルターの破損を抑制して液体収容体を再生することが可能な液体収容体の再生方法、および液体収容容器を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体収容体の再生方法は、液体を収容可能な液体収容部と、液体消費装置に設けられた液体供給管に接続可能な供給口を持つ供給部材と、前記液体が通過可能なフィルターと、を備え、前記液体収容部内の液体が、前記フィルターを通過して流れることによって、前記供給口を介して前記液体消費装置に供給される液体収容体の再生方法であって、前記液体収容部において前記フィルターと対向する領域外の位置で、前記液体収容部に開口部を形成する開口形成ステップと、開口形成された前記液体収容部の前記開口部から前記液体を注入する注入ステップと、前記開口部を封止する封止ステップと、を備える。
この方法によれば、再生時に液体収容体の液体収容部内に液体を注入するための開口部は液体収容部においてフィルターと対向する領域外に形成されるため、液体収容体が有するフィルターの破損を抑制して液体収容体を再生することが可能である。
上記液体収容体の再生方法において、前記液体収容部はシート部材から構成され、前記フィルターはシート状であり、当該フィルターのシート面が、前記液体収容部内に前記液体が収容されていない状態で、前記液体収容部のシート面に沿う方向となる姿勢で前記液体収容部内に配置されていることが好ましい。
この方法によれば、液体収容部に液体が収容されていない状態では、その液体収容部においてフィルターと対向する領域外の領域、すなわち、開口部を開口形成可能な領域を容易に確認することができるので、開口形成ステップにおいて、フィルターの破損を高い確率で抑制して開口部を形成することができる。
上記液体収容体の再生方法において、前記フィルターを一面側に貼り付けたフィルター部材が前記液体収容部内に備えられ、前記液体収容部は、前記フィルター部材に貼り付けられた前記フィルターと対面する第1のシート部材と、前記フィルターとは対面しない第2のシート部材とを有し、前記第1のシート部材は、前記液体収容部内に前記液体が収容されていない状態で、前記フィルターと平行に配置されていることが好ましい。
この方法によれば、第1のシート部材にフィルターと対向する領域外の開口部を開口形成可能な領域が視認し易くなるので、開口形成ステップにおいて、容易にフィルターの破損を抑制して開口部を形成することができる。
上記液体収容体の再生方法においては、前記開口形成ステップにおいて、前記第2のシート部材に前記開口部を形成することが好ましい。
この方法によれば、開口形成ステップにおいてフィルターと対面しない第2のシート部材に開口部を形成するので、開口形成に伴うフィルターの破損を確実に抑制する。
上記液体収容体の再生方法において、前記フィルター部材は、前記供給部材に着脱可能に備えられていることが好ましい。
この方法によれば、液体収容部においてフィルターと対向する領域外の開口位置を、注入ステップにおいて液体の注入に適した位置に設定可能である。
上記課題を解決する液体収容容器は、上記液体収容体の再生方法によって再生された液体収容体をケース部材内に備えた。
この構成によれば、フィルターの破損を抑制して再生された液体収容体を備えることによって、同じ液体収容容器から液体消費装置に対して繰り返して液体を供給することが可能である。
液体消費装置の一例であるプリンターの一実施形態を示す概略斜視図。 プリンターの装着部の装着されるインクカートリッジを示す斜視図。 インクカートリッジの構成を示す分解斜視図。 インクカートリッジ内に備えるインクバッグを示す図で、(a)及び(b)は、インクバッグを互いに裏返し状態で見た斜視図。 供給部材に設けられたインク流路を示す図で、(a)は図4(a)における5a−5a線矢視断面図、(b)は図4(b)における5b−5b線矢視断面図。 インクカートリッジの再生処理方法を示すフローチャート。 インクバッグを示す図で、(a)はバッグ体に開口部が設けられた状態図、(b)は開口部からインクを注入する状態図、(c)は注入後に開口部を封止した状態図。 開口部をフィルターと対面しない側のバッグ体に形成したインクバッグの斜視図。 フィルター部材が供給部材に取り付け可能な構造を示す図で、(a)及び(b)は、互いに裏返しとなる方向から見た供給部材の分解斜視図。 フィルターの位置が変更可能なインクバッグを示す斜視図。
以下、液体消費装置の一例であるインクジェット式のプリンターの一実施形態について、図を参照しながら説明する。この実施形態のプリンターは、一方向に搬送される用紙Pに液体の一例であるインクを噴射すなわち消費して画像を形成することによって用紙Pに印刷を行う。
図1に示すように、本実施形態のプリンター11は、その一部を二点鎖線で示した略直方体形状の筐体11aを備え、その鉛直方向における反重力方向Z側の上面に、プリンター11を駆動させるための電源ボタンなどの操作ボタン11bや不図示の表示部が設けられている。また、用紙Pが搬送される搬送方向Y側となる筐体11aの前面には開閉可能なカバー11cが設けられている。ユーザーはこのカバー11cを開いた状態で、インクカートリッジ70を着脱したり交換したりすることが可能である。
この筐体11aに覆われた内部空間に収納された略矩形箱状をなすフレーム12内の重力方向側となる下部には、用紙Pの搬送方向Yと直交する方向を長手方向とする支持台13が略水平方向に延設されるとともに、搬送方向Yと反対側となる後方側の下部には紙送りモーター14aが設けられている。すなわち、この紙送りモーター14aの駆動を通じて図示しない紙送り機構により、支持台13上にその後方側から前方側に向けて用紙Pが給送される。
また、フレーム12内における支持台13の反重力方向側となる上方には、支持台13の長手方向に沿ってガイド軸15が架設されている。このガイド軸15にはその軸線方向において往復移動可能にキャリッジ16が支持されている。詳しくは、キャリッジ16に左右方向において貫通する支持孔16aが形成されるとともに、この支持孔16aにガイド軸15が挿通されている。
フレーム12の後壁内面において上記ガイド軸15の両端の近傍にあたる位置には、駆動プーリー17aと従動プーリー17bとがそれぞれ回転自在に支持されている。駆動プーリー17aにはキャリッジモーター14bの出力軸が連結されるとともに、駆動プーリー17aと従動プーリー17bとの間には一部がキャリッジ16に連結された無端状のタイミングベルト17が巻き掛けられている。そして、キャリッジモーター14bが駆動されることにより、キャリッジ16はタイミングベルト17を介してガイド軸15にガイドされつつ長手方向すなわち走査方向±Xに沿って往復移動する。このキャリッジ16の下側には液体噴射部の一例である液体噴射ヘッド18が設けられると共に、この液体噴射ヘッド18に対して供給されるインクが当該液体噴射ヘッド18から噴射されて消費され、用紙Pに画像が印刷される。
筐体11a内には、前方側から見て走査方向Xの左側に、液体収容容器の一例であるインクカートリッジ70が挿抜可能に装着される装着部20が配設される。この装着部20とキャリッジ16との間に、インクを流動可能とするインク供給チューブTBが連結されている。このインク供給チューブTBを介して、インクカートリッジ70内のインクが液体噴射ヘッド18に供給される。
本実施形態では、装着部20は、前方側が開口する箱状のカートリッジ保持体22を持つ。4つの略直方体状のインクカートリッジ70は、カートリッジ保持体22内に、走査方向Xに沿って並ぶように装着可能な構成とされている。4つのインクカートリッジ70には、例えば互いに異なる色のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色インクがそれぞれ収容される。このため、装着部20には各インクカートリッジ70に対応して、液体供給管の一例である供給針29も4つ備えられる。各インクカートリッジ70は、カバー11cが開かれた状態で筐体11a内の装着部20に対して白抜き矢印で示すように挿抜可能である。
また、インクカートリッジ70の挿入方向Yr先側のカートリッジ保持体22の奥壁に供給針29が設けられ、挿入されるインクカートリッジ70の供給口81Kと供給針29とが接続されることによってインクカートリッジ70からインクが供給される。そして、供給針29に供給されたインクは、装着部20に備えられた不図示のポンプ(例えばダイアフラムポンプ)の動作によって、装着部20に形成されたインク流路からインク供給チューブTBを介して液体噴射ヘッド18へ送られる。なお、本実施形態では、インクカートリッジ70の挿入方向Yrは、用紙Pの搬送方向Yと反対方向とされている。
一方、フレーム12の内部における支持台13よりも前方側から見て走査方向X右側の領域、すなわち印刷時において使用されないホームポジション領域には、上方が開口した有底箱状のキャップ19a及び不図示の吸引ポンプなどを有したメンテナンス装置19が設けられている。そして、プリンター11では、キャリッジ16がホームポジション領域に移動させられたのち、このメンテナンス装置19において、液体噴射ヘッド18から安定してインクが噴射するようにメンテナンスするメンテナンス動作が行われる。
このようなプリンター11において行われる種々の動作は制御部によって制御される。本実施形態では、制御部はCPUやRAM,ROMなどの電気素子が実装された回路基板によって構成され、例えばフレーム12の後方に備えられた箱体12a内に配設される。
さらに、制御部は、インクカートリッジ70からインクが供給される場合に、インクカートリッジ70に備えられた記憶装置の一例である不図示のメモリーとの間で、所定のカートリッジ情報(例えばインクカートリッジ70の識別データやインクカートリッジ70内のインクの残量などのデータ)の通信を行う。カートリッジ情報は、適宜制御部により更新される。また、インクの残量データは、必要に応じて筐体11aの表示部に表示される。
このカートリッジ情報の通信は、具体的には、カートリッジ保持体22に備えられた端子などによって構成される電気接続部31と、インクカートリッジ70に備えられた端子を持つ回路基板で構成される電気接続部30との間での電気的な接続によって行われる。従って、装着部20にはインクカートリッジ70の数に応じて電気接続部31が4つ備えられる。なお、図1では電気接続部31は1つのみ図示されている。
図2に示すように、本実施形態のインクカートリッジ70は、挿入方向Yrの先頭側と反対の後側の第1ケース部材71と、挿入方向Yrの先頭側の第2ケース部材72と、によって構成されるケース部材73を有している。そして、インクカートリッジ70の挿入時の先頭側の前側面CS1、すなわち第2ケース部材72の前側面CS1に設けられた凹形状部75に、インクバッグ80の供給口81Kが露出している。また、第2ケース部材72には、その前側面CS1の上端部に傾斜面72Kが設けられ、この傾斜面72Kに電気接続部30が取り付けられている。
なお、本実施形態では、装着部20において、挿入されるインクカートリッジ70に対応する位置に図示しないガイドリブが設けられ、インクカートリッジ70は装着部20のガイドリブに案内されて挿入される。すなわち、インクカートリッジ70の下側面CS3および上側面CS4には、幅方向の両端部において挿入方向Yrに沿って延在する上凸部70Eおよび下凸部70Dがそれぞれ形成されている。この上凸部70Eおよび下凸部70Dが、装着部20に設けられたガイドリブと走査方向Xにおいてそれぞれ当接することによって位置決めされながら移動することによって、インクカートリッジ70は装着部20において決められた位置に挿入される。この結果、供給口81Kは、供給針29に対する位置ずれが抑制され、適切に供給針29と接続されるようになっている。また、電気接続部30は電気接続部31に対する位置ずれが抑制され、適切に電気接続部31と接続されるようになっている。
次に、インクカートリッジ70の内部構成について説明する。
図3に示すように、インクカートリッジ70は、第1ケース部材71と第2ケース部材72との2つの部材が組み合わされたケース部材73内に、液体収容体としてのインクバッグ80を収容している。なお、図3に示したX,Yr,Z方向は、インクカートリッジ70をプリンター11に装着した姿勢での図1のX,Yr,Z方向と同じである。
第1ケース部材71は、インクバッグ80の挿抜が可能な開口領域71Sを有する略箱形状を有し、その下側面CS3と上側面CS4に、略三角柱形状の突起部71Fがそれぞれ形成されている。一方、第2ケース部材72には、その下側面CS3と上側面CS4に、突起部71Fが挿入可能な略矩形の孔部72Hがそれぞれ形成されている。そして、第1ケース部材71に対してその開口領域71Sを覆うように第2ケース部材72を移動させるのに伴って、第2ケース部材72の孔部72Hに第1ケース部材71の突起部71Fが内側から嵌り込むことによって第1ケース部材71に第2ケース部材72が組み付けられる。逆に、第2ケース部材72を第1ケース部材71に対して引き離すように引っ張ることによって、突起部71Fが孔部72Hから抜け出し、第2ケース部材72が第1ケース部材71から取り外される。
インクバッグ80は、供給口81Kを持つ供給部材81の接合部82に対して液体収容部の一例である袋状のバッグ体91の開口側が接合されている。その内部はインクが収容可能なインク室IS(液体収容部)とされている。本実施形態では、バッグ体91は可撓性を有するシート部材で形成され、2枚のシート状のバッグ部材92A,92Bが、その外周四辺のうち三辺が溶着されてまず袋状に形成される。次に、溶着されない一辺により形成された袋の開口側に供給部材81の接合部82が挿入された状態で、供給部材81と一緒にその一辺が溶着されることによって、図3において網掛け領域で示すようにバッグ体91の周囲に溶着部91Aが形成され、バッグ体91の内部がインク室ISとされる。そして、可撓性を有するバッグ体91は、インクの流出によるインク室ISの容積減少に伴って対向する2枚のバッグ部材92A,92B間の隙間が減少するように変形する。
なお、本実施形態では、供給口81Kを持つ供給部材81、すなわち供給口81Kが設けられた供給部材81が、第2ケース部材72に対して相対的に回転することによって、第2ケース部材72に組み付けられるように構成されている。供給部材81は、供給口81Kに連通する筒状流路部85が設けられる。一対の被係合部86が筒状流路部85から突出している。そして筒状流路部85を、第2ケース部材72の凹形状部75に設けられた不図示の穴部に挿入した後、その軸線を中心に回転することによって、筒状流路部85に設けられた被係合部86と第2ケース部材72に設けられた係合部としての凹形状部75とが係合することによって固定されるように構成されている。このように筒状流路部85が凹形状部75に固定されることによって、インクバッグ80は第2ケース部材72に組み付けられる。
次に、インクバッグ80の部材構成について説明する。
図4(a),(b)に示すように、インクバッグ80は、供給口81Kが設けられた供給部材81と、この供給部材81の接合部82に接合されたバッグ体91内のインク室IS内に、フィルター室60Fと脱気室60Dとを備える。なお、図4(a),(b)のX,Yr,Z軸方向は、インクカートリッジ70をプリンターに装着した姿勢において、図1のX,Yr,Z軸と同じである。また、図4(b)は、図4(a)のインクバッグ80を反転させた状態で図示されている。また、図4(a),(b)ではバッグ体91が透視可能な状態で図示されている。
本実施形態では、供給部材81に接続された接続部材61において、それぞれ一端が開口する空間が2つ形成されている。そしてそれぞれの空間の開口となる第1開口65および第2開口68を塞ぐように、インクの通過可能なフィルター66および気体の透過可能なフィルム69とがそれぞれ貼り付けられて、フィルター室60Fおよび脱気室60Dが形成されている。従って、接続部材61はフィルター66が貼り付けられたフィルター部材でもある。
フィルター66とフィルム69とは、装着部20に装着された状態で走査方向Xとなるインクカートリッジ70の幅方向から見て互いに重なる位置、すなわち接続部材61において互いに表裏関係となる位置に配設されている。また、バッグ部材92Aはフィルター66と対面する側に位置し、バッグ部材92Bはフィルム69と対面する側に位置する。そして、フィルター66は、シート状であって、そのシート面が、インクが収容される前の、あるいは収容されたインクが流出した後の、バッグ体91内にインクが収容されていない状態において、バッグ部材92Aのシート面に沿う方向となる姿勢で配置される。一方、フィルム69のフィルム面は、同じくインクが収容される前の、あるいは収容されたインクが流出した後の、バッグ体91内にインクが収容されていない状態において、バッグ部材92Bのシート面に沿う方向となる姿勢で配置される。
従って、インクカートリッジ70の製造時に収容されたインクが消費され、インク室ISの容積が減少してバッグ体91内にインクが収容されていない状態においてフィルター66とバッグ部材92Aとが重なる領域が、フィルター66とバッグ体91とが互いに対向する領域である。同様にフィルム69とバッグ部材92Bとが対向する領域が、互いに重なる領域となる。そして、少なくとも第1のシート部材としてのバッグ部材92Aは、バッグ体91内にインクが収容されていない状態で、そのシート面がフィルター66のシート面と平行になる。したがって、バッグ部材92Aにおいて、フィルター66と重なる領域は、容易に視認が可能である。なお、ここでいう平行とは、たとえばバッグ部材92Aの変形や撓みなどに起因する僅かな角度差を含んでいる。
また、本実施形態では、収容されたインクが流出した後のバッグ体91内にインクが収容されていない状態において、バッグ部材92Aは、接続部材61の外形形状が判別できる程度に変形する。また、バッグ部材92Bも、接続部材61の外形形状が判別できる程度に変形する。
また、接続部材61には、インク室ISに初めてインクを注入する際の注入口62が設けられ、インクの注入後、この注入口62を囲むように設けられた環状リブ62aにバッグ部材92A,92Bが接合(溶着)されることによって注入口62はインク室ISとの連通が遮断されるように封止される。
次に、図4(a),(b)および図5(a),(b)を参照して供給部材81と接続部材61とについて説明する。なお、図5(a),(b)では、バッグ体91を省略して、供給部材81と接続部材61を図示している。また、図5(a),(b)のX,Yr,Z軸方向は、インクカートリッジ70をプリンターに装着した姿勢において、図1のX,Yr,Z軸と同じである。
図5(a),(b)に示すように、本実施形態の接続部材61は、弁体93(逆止弁)を挟んで接着や嵌入によって供給部材81に取り付けられ、供給部材81と一体化されている。そして供給部材81の接続部材61と隣接する部分は、図4(b)に示すように、バッグ体91が溶着等によって接合される接合部82とされている。接続部材61は、その外形が略直方体形状である。
また、図4(a)に示すように、供給部材81は、この接合部82における装着部20への挿入方向Yr側に、略矩形板状の本体81Aを持つ。本体81Aの長手方向の一端は矩形であるのに対して、他端は略L字形状のL字型部81Fが形成されている。供給部材81の本体81Aには、本体81AのL字型部81Fの端寄りの位置で、筒状流路部85が突設されている。
接続部材61には、略平行四辺形状の第1開口65を有する第1凹部領域64が設けられる。そして、この第1凹部領域64の第1開口65を塞ぐように、インクが透過することによって通過可能であって、インク以外の異物の通過(透過)を抑制するフィルター66が接続部材61に貼り付けられることによって、フィルター室60Fが形成される。
また、フィルター室60Fには、第1凹部領域64の底面に、供給部材81側に向かう先下がりの傾斜面64aが形成される。そして、第1凹部領域64の供給部材81側には、フィルター66を通過したインクが接続部材61から供給部材81に流出するためのインク流出口64Hが設けられる。従って、インク室ISに収容されたインクは、フィルター66を通過したのちフィルター室60Fに流入し、さらにインク流出口64Hを介して、供給部材81に設けられた筒状流路部85の先端に位置する供給口81Kへ流動する。
すなわち、図5(a),(b)において実線矢印で示すように、インク室ISからフィルター66を通過してフィルター室60Fに流入したインクは、インク流出口64Hに流入した後、弁体93を通過して供給部材81に設けられた供給流路82Fを流れ、この供給流路82Fと連通する筒状流路部85内に流入する。こうしてインク室IS内のインクは、フィルター66を通過したのち供給部材81に形成された供給流路82Fを介して供給口81Kまで導かれる。なお、弁体93は、インク室IS側から供給口81K側へのインクの流れを許容し、供給口81K側からインク室IS側へのインクの逆流を規制する逆止弁として機能する。
なお、筒状流路部85には、図5(a),(b)に示すように、供給口81K側から順に、供給口ばね87、供給口ばね座88、供給口シールゴム89が挿入され、最後に、供給口フィルム94が筒状流路部85の先端に溶着などによって接合される。この供給口フィルム94の接合によって供給口81Kがシールされた状態となる。そして、この筒状流路部85の先端に形成された供給口81Kに対して供給針29が挿入されることによって供給口フィルム94のシールが破られるとともに、供給口シールゴム89と当接してインクの流路を遮断していた供給口ばね座88が供給口シールゴム89から離れるように押し込まれる。この結果、供給口81Kにおいて供給針29の挿入によってインクの流動が可能な隙間が形成され、形成された隙間から挿入された供給針29に対してインクが流入する。
また、本実施形態では、フィルター室60Fとなる第1凹部領域64およびフィルター66は、接続部材61において、筒状流路部85の軸線方向から見て、供給口81Kとは重ならない位置に配設されている。
さらに本実施形態では、接続部材61において、略矩形の第2開口68を第1開口65とは反対側に有する第2凹部領域67が、第1凹部領域64と重なるように設けられる。この第2凹部領域67には、第1凹部領域64の傾斜面64aとほぼ重なる位置に、供給部材81側に向かって第2開口68に近づく先上がりの傾斜面67aが設けられている。そして、インク中に溶存する気体やインク中に発生した気泡が通過可能なフィルム69が、減圧雰囲気中において第2開口68を塞ぐように接続部材61に貼り付けられることによって、第2凹部領域67は大気圧よりも低い圧力を有する密閉空間とされる。こうして、第2凹部領域67は脱気室60Dを構成する。
次に、図6を参照して、本実施形態のインクカートリッジ70において、インクバッグ80にインクを再注入して再生する作用、すなわちインクカートリッジの再生処理について説明する。この処理は、インクカートリッジ70のカートリッジ情報に基づいて、インクが無くなったと判定されたインクカートリッジ70に対して行われる。例えば、インクが無くなったインクカートリッジ70を回収した回収者によって行われる。回収者は、プリンター製造者であってもよい。
図6に示すように、このインクバッグカートリッジの再生処理では、まずステップS11にて、第2ケース部材72を第1ケース部材71から取りはずす処理を行う。回収者はプリンター11の装着部20から、再生の対象となるインクカートリッジ70を抜き出したのち、第2ケース部材72を第1ケース部材71から引き抜いて取外す。このとき、本実施形態では、インクバッグ80は第2ケース部材72に取り付けられているので、第2ケース部材72の引き抜きに伴って、インクバッグ80は第1ケース部材71の開口領域71Sから抜き取られる。
次に、ステップS12にて、インクバッグを第2ケース部材72から取りはずす処理を行う。具体的には、インクバッグ80の筒状流路部85に形成された被係合部86と、凹形状部75との係合を、例えば第2ケース部材72に対してインクバッグ80を回転することによって解除してインクバッグ80を第2ケース部材72から取り外す。
次に、ステップS13にて、バッグ体91のフィルター66と対向する領域外の位置において、バッグ体91に開口部92Hを形成する処理を行う(開口形成ステップ)。次いで、ステップS14にて、形成した開口部92Hから、インクバッグ80(バッグ体91)内にインクを注入する処理を行う(注入ステップ)。そして、続くステップS15にて開口部92Hを封止する処理を行う(封止ステップ)。
図7(a)〜(c)に、ステップS13〜ステップS15での処理の一例を示す。
図7(a)に示すように、本実施形態では、インクの注入時に供給口フィルム94が破られた供給口81Kからインクが漏れでないように、インクバッグ80を供給口81Kが反重力方向Z側に向く状態にする。そして、バッグ部材92Aにおいて、インク室ISの反重力方向Z側端部において、その変形具合から想定されるフィルター66との重なり領域(対向領域)外の位置であって、接続部材61の近傍の位置に、所定の径寸法を有する開口部92Hを形成する。すなわち、収容されたインクが減少した状態のバッグ体91において、接続部材61の近傍に位置するバッグ部材92Aとバッグ部材92Bとの間には、構造的に隙間が形成されている確率が高い。従って、このように接続部材61の近傍の位置に開口部92Hを形成する場合、例えばエンドミルを用いてバッグ部材92Aに穴をあける際に、エンドミルの先端が反対側に位置するバッグ部材92Bまで到達する確率が低くなるので、一方のバッグ部材92A側に対して開口部92Hを形成することができる。
続いて、図7(b)に示すように、インクバッグ80を供給口81Kが反重力方向Z側に向く状態にて、形成した開口部92Hからインクをバッグ体91内のインク室ISへ注入(再充填)する。このとき、注入作業を容易にするため治具を用いることが好ましい。ここでは、治具として漏斗RTを用い、その細管側を開口部92Hに挿入して行うようにする。また、インクの注入に際して、インクを加圧するようにしてもよい。
なお、開口部92Hは、インクカートリッジ70の製造時にインクが注入される注入口62を囲むように設けられた網掛けで示す環状リブ62aの溶接部分に対して離れた位置に形成される。従って、インクの注入作業時にバッグ部材92Aを変形させても、環状リブ62aの溶着部分を引き剥がしてバッグ部材92Aに破れを生じさせることが抑制される。
続いて、図7(c)に示すように、インクバッグ80を供給口81Kが反重力方向Z側に向く状態にて、バッグ体91内にインクが注入されて再充填された後、回収者は、開口部92Hを覆うように、所定の封止フィルム97をバッグ部材92Aに接着剤などを用いて貼り付けることによって、開口部92Hからインクが漏れでないように封止する。あるいは、封止フィルムではなく接着剤などの封止材を付着させて開口部92Hを封止するようにしてもよい。もとより、インク室IS内に気体(空気)が入らない(残らない)ように、開口部92Hからインクが溢れ出る状態にして開口部92Hを封止することが好ましい。
図6に戻り、次に、ステップS16にて、インクバッグ80を第2ケース部材72に取り付ける処理を行う。ここでは、回収者が、インクが再注入されたインクバッグ80の筒状流路部85を第2ケース部材72の凹形状部75に設けられた穴部に挿入したのち供給部材81を回転させ、筒状流路部85を凹形状部75において固定させて取り付ける。
次いで、ステップS17にて、インクバッグ80を第1ケース部材71内に挿入しながら、第2ケース部材72を第1ケース部材71に取り付ける処理を行う。ここでは、回収者が、インクバッグ80を開口領域71Sから第1ケース部材71内へ挿入するとともに、第2ケース部材72を第1ケース部材71に接近するようにスライド移動させる。このスライド移動によって、第2ケース部材72の孔部72Hに第1ケース部材71の突起部71Fが嵌り込むことによって、第2ケース部材72が第1ケース部材71に組み付けられ、インクカートリッジ70の再生処理が終了する。
上記説明した実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)再生時にインクバッグ80のバッグ体91内にインクを注入するための開口部92Hはバッグ体91においてフィルター66と対向する領域外に形成されるため、インクバッグ80が有するフィルター66の破損を抑制してインクバッグ80を再生することが可能である。また、フィルター66の破損を抑制して再生されたインクバッグ80を備えることによって、同じインクカートリッジ70からプリンター11に対して繰り返してインクを供給することが可能である。
(2)インクが収容されていない状態でフィルター66と重なる領域外、つまりフィルター66と対向する領域外の開口部92Hを開口形成可能なバッグ体91の領域を、バッグ部材92Aの変形具合から容易に確認することができるので、ステップS13において、フィルター66の破損を高い確率で抑制して開口部92Hを形成することができる。
(3)バッグ体91内にインクが収容されていない状態のバッグ部材92Aにおいて、フィルター66と対向する領域外の開口可能な領域が視認し易くなる。従って、ステップS13において、容易にフィルターの破損を抑制してバッグ部材92Aに開口部92Hを形成することができる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態におけるインクカートリッジ70の再生処理においては、ステップS13において、フィルター66とは対面しないバッグ部材92Bに開口部92Hを形成するようにしてもよい。
図8に示すように、本変形例では、開口部92Hをインク室ISにおける供給部材81側端部であって、接続部材61とは重ならない領域に形成する。こうすれば、供給口81Kを反重力方向Z側にしてインクを注入した場合、インク室IS内に気体を含まない状態でインク室IS内を満たす量のインクを注入することができる確率が高くなる。
あるいは、開口部92Hをバッグ体91内の接続部材61(フィルム69)と重なる領域に形成してもよい。こうすれば、バッグ部材92Bにエンドミルを用いて開口部92Hを形成する場合、エンドミルの先端がフィルター66(フィルター室60F)に到達しないように接続部材61によって抑制することが可能である。
本変形例によれば、上記実施形態の効果(1),(2)に加えて次の効果を奏する。
(4)ステップS13においてフィルター66と対面しないバッグ部材92Bに開口部92Hを形成するので、開口形成に伴うフィルター66の破損を確実に抑制する。
・上記実施形態において、供給部材81と一体化するように取り付けられたフィルター部材でもある接続部材61は、供給部材81に着脱可能に備えられていることが好ましい。
図9(a),(b)に示すように、本変形例では、例えば、供給部材81に、断面が略楕円の柱形状を有する接続部82aを接合部82に突出形成する。また、接続部材61に、断面が同じく略楕円形状の穴とされた被接続部63を形成する。そして、弁体93(逆止弁)を挟んで、供給部材81の接続部82aが接続部材61の被接続部63に嵌り込む状態で挿入されることによって、供給部材81に対して接続部材61が一体化するように取り付け可能とされている。一方、供給部材81と接続部材61が一体化した状態において、例えば接続部材61を供給部材81に対して引き離すように所定の力で引っ張ることによって、供給部材81と接続部材61とを切り離すことが可能とされている。
従って、図10に示すように、供給部材81側の接続部82aの形成位置と、接続部材61側の被接続部63の形成位置と、の少なくとも一方を移動させて変更することによって、バッグ体91内のインク室ISにおける接続部材61の位置を、図10において破線と二点鎖線で示すように変更することが可能である。すなわち、バッグ部材92Aと対面するフィルター66の位置を、インク室IS内において移動可能である。
例えば、インクバッグ80において、開口部92Hを装着部20への装着状態において反重力方向Z側に形成する場合は、フィルター66が開口部92Hから離れるように、図10において破線で示すように接続部材61を重力方向側へ移動させる。また、上記変形例のようにバッグ部材92B側に開口部92Hを形成する場合も、接続部材61と重なる位置に開口部92Hを形成する場合も含めて、形成される開口部92Hの位置に応じて接続部材61を移動させることが好ましい。
本変形例によれば、上記実施形態の効果(1)〜(3)および上記変形例の効果(4)に加えて、次の効果を奏する。
(5)バッグ体91においてフィルター66と対向する領域外の開口位置をインクの注入に適した位置に設定可能である。
・上記実施形態において、開口部92Hの形成位置が、第2ケース部材72と緩衝しない場合は、図6に示すステップS12、およびステップS16の処理を省略しても差し支えない。この場合は、回収者は、第2ケース部材72からインクバッグ80を取りはずす作業負荷、および開口部92Hの形成後にインクバッグ80を第2ケース部材72に取り付ける作業負荷が軽減される。
・上記実施形態において、シート部材であるバッグ部材92Aは、バッグ体91内にインクが収容されていない状態で、そのシート面の面積が必ずしも最大とならなくてもよい。例えば、3枚以上の複数のバッグ部材によってバッグ体91が構成される場合などでは、フィルター66と対面(対向)するバッグ部材92Aが、バッグ体91内にインクが収容されていない状態で、他のバッグ部材(バッグ部材92B)よりも小さい面積となる場合がある。このような場合でも、バッグ部材92Aに開口部92Hを形成してもよい。
・上記実施形態において、フィルター66は、そのシート面が、バッグ体91内にインクが収容されていない状態で、必ずしもバッグ体91(バッグ部材92A)のシート面に沿う方向となる姿勢でバッグ体91内に配置されていなくてもよい。例えば、フィルター66は、バッグ部材92Aのシート面と交差する方向に配置されていてもよい。
この場合は、フィルター66とバッグ体91とが互いに対向する領域は、バッグ部材92Aのシート面の垂線方向から見て、フィルター66とバッグ体91とが重なる領域とされる。又は、フィルター66のシート面の垂線方向から見て、フィルター66とバッグ体91とが重なる領域とされる。あるいは、その両方とされる。
・上記実施形態において、バッグ体91は必ずしもシート部材でなくてもよい。例えば変形の少ない板部材であってもよい。この場合は、バッグ体91内にインクが収容されているか否かに関わらず、フィルター66とバッグ体91とが互いに対向する領域は、フィルター66のシート面の垂線方向から見て、フィルター66とバッグ体91とが重なる領域とされる。
・上記実施形態において、バッグ部材92Aに開口部92Hを形成する際に、フィルター室60Fの第1開口65と重ならない位置であれば、開口部92Hは接続部材61と重なる位置に形成されてもよい。この方法によれば、インクバッグ80は、仮にフィルター66を破損してもフィルター室60Fの機能を維持することができるとともに、介在する接続部材61によってバッグ部材92Bに同時に開口部92Hが形成されることを抑制することができる。
・上記実施形態において、図示を省略するが、開口部92Hはインク室ISにおいて供給部材81とは反対側に形成されてもよい。例えば、供給口81Kからインクが漏れることがなく供給口81Kを反重力方向Z側にしてインクを注入する必要が無い場合は、このように開口部92Hを形成してもよい。
・上記実施形態において、バッグ体91は、3枚以上の複数枚のバッグ部材で形成されていてもよい。例えばバッグ部材92Aとバッグ部材92Bとの間を継なぐマチ部分としてさらに2枚のバッグ部材を加えた4枚のバッグ部材で形成されもよい。なお、この場合、バッグ部材92Aが第1のシート部材として機能し、他のバッグ部材が第2のシート部材として機能する。
・上記実施形態において、脱気室60Dは必ずしも形成されなくてもよい。インクに気体が含まれる確率が低い場合は、脱気室60Dは不要である。この場合、例えば接続部材61において、第2凹部領域67が設けられなくてもよい。あるいは、脱気室60Dは、第2凹部領域67が設けられていても、第2開口68においてフィルム69が貼り付けられない構成とされてもよい。
・上記実施形態のインクカートリッジ70において、電気接続部30は必ずしも備えられなくてもよい。また電気接続部30としての回路基板は、装着部20への挿入方向Yrに対して、必ずしも傾斜していなくてもよい。例えば、挿入方向Yrに対して直交する方向とされてもよい。
・上記実施形態において、装着部20は、プリンター11の筐体11aの外側に備えられる構成であってもよい。筐体11aの外部に設けられた装着部20から筐体11aの内部の液体噴射ヘッド18にインクを供給する場合には、インクを供給するためのインク供給チューブTBを筐体11aの外部から内部へ引き回す必要がある。よって、この場合には、筐体11aにインク供給チューブTBを挿通可能な孔や切り欠きを設けることが好ましい。あるいは筐体11aに設けられた隙間を通してインク供給チューブTBを筐体11aの外部から内部へ引き回しても良い。このようにすれば、インク供給チューブTBのインク流路を用いた液体噴射ヘッド18に対するインクの供給を容易に行うことができる。
・液体噴射ヘッド18は、用紙Pの搬送方向と交差する方向にキャリッジ16と共に往復移動してインクを噴射する所謂シリアルヘッドタイプのものに限らない。すなわち、長さサイズが用紙Pの幅サイズに対応した全体形状をなし、その長手方向が用紙Pの搬送方向Yと交差する幅方向に沿うように固定配置された状態で、その長手方向の略全体に亘るように設けられた多数のノズルから媒体に向けて液体を噴射する所謂ラインヘッドタイプのものであってもよい。
・上記実施形態において、プリンター11は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体消費装置であってもよい。なお、液体消費装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、液体消費装置から噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体消費装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体消費装置がある。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体消費装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体消費装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体消費装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体消費装置であってもよい。また、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体消費装置であってもよい。
11…プリンター(液体消費装置の一例)、20…装着部、66…フィルター、73…ケース部材、80…インクバッグ(液体収容体の一例)、81…供給部材、81K…供給口、82F…供給流路、85…筒状流路部、92H…開口部。

Claims (6)

  1. 液体を収容可能な液体収容部と、液体消費装置に設けられた液体供給管に接続可能な供給口を持つ供給部材と、前記液体が通過可能なフィルターと、を備え、
    前記液体収容部内の液体が、前記フィルターを通過して流れることによって、前記供給口を介して前記液体消費装置に供給される液体収容体の再生方法であって、
    前記液体収容部において前記フィルターと対向する領域外の位置で、前記液体収容部に開口部を形成する開口形成ステップと、
    開口形成された前記液体収容部の前記開口部から前記液体を注入する注入ステップと、
    前記開口部を封止する封止ステップと、
    を備える液体収容体の再生方法。
  2. 前記液体収容部はシート部材から構成され、
    前記フィルターはシート状であり、当該フィルターのシート面が、前記液体収容部内に前記液体が収容されていない状態で、前記液体収容部のシート面に沿う方向となる姿勢で前記液体収容部内に配置されている請求項1に記載の液体収容体の再生方法。
  3. 前記フィルターを一面側に貼り付けたフィルター部材が前記液体収容部内に備えられ、
    前記液体収容部は、前記フィルター部材に貼り付けられた前記フィルターと対面する第1のシート部材と、前記フィルターとは対面しない第2のシート部材とを有し、
    前記第1のシート部材は、前記液体収容部内に前記液体が収容されていない状態で、前記フィルターと平行に配置されている請求項2に記載の液体収容体の再生方法。
  4. 前記開口形成ステップにおいて、前記第2のシート部材に前記開口部を形成する請求項3に記載の液体収容体の再生方法。
  5. 前記フィルター部材は、前記供給部材に着脱可能に備えられている請求項3または4に記載の液体収容体の再生方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の液体収容体の再生方法によって再生された液体収容体をケース部材内に備えた液体収容容器。
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