JP2006160518A - 用紙穿孔装置、及びこれを備える用紙後処理装置、画像形成装置 - Google Patents

用紙穿孔装置、及びこれを備える用紙後処理装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】用紙搬送方向と直行する方向へ移動可能な穿孔手段を備えた用紙処理装置において、マイラなどの補助部材を有さずに用紙端部がパンチ穴に引っ掛かるのを確実に防止できる用紙穿孔装置を提供する。
【解決手段】用紙Sを搬送する用紙搬送手段と、用紙を穿孔する穿孔手段と、用紙の搬送方向と平行な端部を検知する用紙端部検知手段14と、穿孔手段15を搬送方向と直交する方向に移動する手段とを備える用紙穿孔装置4であって、穿孔手段の用紙搬送方向と直行する方向の待機位置を用紙の穿孔形成位置から所定距離オフセットさせ、前記穿孔手段は用紙先端が通過した後に前記待機位置からの穿孔準備動作を開始する用紙穿孔装置である。
【選択図】 図11−1

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置と一体もしくは付設され、あるいは別体に設けられ、画像形成装置から排出された記録媒体に対して所定の処理を施す用紙処理装置に関し、特に記録媒体に対して穿孔を形成する穿孔手段を備えた、用紙穿孔装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置から排出される用紙に対して仕分け、スティプル、折り、パンチ等の処理を施す用紙後処理装置が多々開発されており、その中の穿孔処理(以下、パンチ処理と示す事がある。)に関しては、搬送中の用紙に一枚づつ穿孔(パンチ穴)を形成するプレス方式が一般的に知られている。近年では、様々なパンチの種類(穴位置/穴径が異なる)に対応した穿孔装置が多数提供されており、更には穿孔処理を施された用紙を束ねた際の揃え精度を向上させることを目的として、搬送されてくる用紙に対して穿孔手段を用紙の搬送方向と直行する方向へ移動可能な構成とした穿孔装置も提供されている。
穿孔の形式としては、一般的に北米で使用されている3穴パンチ(以下、北米3穴パンチと称する)や欧州で使用されている4穴パンチ(以下、欧州4穴パンチと称する)が知られている。北米3穴パンチは、穴径が8mmで、穴ピッチが108mmとなっている。また、欧州4穴パンチは、穴径が6.5mmで、穴ピッチは、用紙中心からそれぞれ40mmの場所に内側2つの穴が、そしてそれら内側の穴からそれぞれ80mmの場所に外側2つの穴が位置するように設定されている。このように穴位置や穴径が異なるパンチにも対応する穿孔手段も多数提供されている。
用紙後処理装置の穿孔手段に、上記北米3穴パンチを用い、前述のように移動可能にした場合、穿孔手段のホームポジションを用紙に対してパンチ穴を形成する位置、すなわちパンチ中心と用紙の搬送方向中心が一致する位置に設定すると、北米で広く使用されているLT(レター)サイズ(8.5インチ×11インチ)の用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合、用紙の側端部が3つの穴の内の外側に位置する2つの穴の上を通過することになるので、側端部がこれら穴に引っ掛かって、ジャムや耳折れが多々発生する。同様に、欧州4穴パンチを用いた穿孔手段の場合においても、穿孔手段のホームポジションが用紙に対してパンチ穴を形成する位置に設定されていると、欧州でよく使用されているB4サイズの用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合、用紙の側端部が外側に位置する穴の上を通過することになるので、側端部が引っ掛かってジャムや耳折れが発生することがある。
上記不具合の対応策として、引っ掛かる穴の近傍にマイラなどのシートによって用紙端部をガイドする策がある。例えば特許文献1では、用紙を所定方向に案内する案内手段と、上記案内手段に設けられて用紙に穴を空ける穿孔 刃と、上記案内手段における上記穿孔刃の下流側に設けられて用紙を常時搬送する搬送ローラと、上記穿孔刃を駆動する駆動手段と、上記案内手段における穿孔位置に用紙が存在しない特定の期間に穿孔刃を駆動するように上記駆動手段を動作させる空駆動制御手段を備えてなる構成の用紙穿孔装置が開示されている。これにより、穿孔刃が不完全に駆動された状態で案内手段における穿孔 位置に存在することがなくなり、穿孔刃に用紙が引っかかって生じるジャムを防止することができる。
特開平7−186098号公報
しかしながら、特許文献1のような手段を用いた場合でも、用紙の状態(曲率の小さいカールがある場合等)によっては、ジャムや耳折れが発生してしまうことがあり、完全に上記不具合を解消するには至っていない。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、穿孔手段を用紙の搬送方向と直行する方向へ移動可能な穿孔手段を備えた用紙処理装置において、マイラなどの補助部材を有さずに用紙端部がパンチ穴に引っ掛かるのを確実に防止できる用紙穿孔装置、及びこれを備える用紙処理装置、画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するための手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
1.本発明は、用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段により搬送される用紙を穿孔する穿孔手段と、前記用紙搬送手段により搬送される用紙の、搬送方向と平行な端部を検知する用紙端部検知手段と、前記用紙端部検知手段の検知情報に基づき、前記穿孔手段を搬送方向と直交する方向に移動する手段と、を備える用紙穿孔装置であって、前記穿孔手段の、用紙搬送方向と直行する方向の待機位置を、用紙に対して穿孔を形成する位置から、所定距離オフセットさせ、前記穿孔手段は、用紙先端が通過した後に、前記待機位置からの穿孔準備動作を開始することを特徴とする用紙穿孔装置である。
2.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.に記載の発明において、前記待機位置をオフセットする方向及び距離を、パンチ穴の種類に応じて変えることを特徴とする。
2.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.に記載の発明において、前記待機位置をオフセットする方向及び距離を、パンチ穴の種類及び用紙サイズに応じて変えることを特徴とする。
3.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.又は2.に記載の発明において、前記用紙搬送手段により搬送された用紙が、該用紙穿孔装置上流に到達した事を検知するための用紙検知手段を有し、該用紙検知手段に用紙が到達した時に、前記穿孔手段をオフセットさせるかどうかを判断することを特徴とする。
4.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.ないし3.のいずれかに記載の発明において、前記用紙穿孔装置は、穿孔後における前記穿孔手段の待機位置と、穿孔後に前記穿孔手段を移動させる位置との差に基づき、前記穿孔手段を、穿孔後の待機位置から次の待機位置に移動させることを特徴とする。
5.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.ないし4.のいずれかに記載の発明において、前記穿孔手段は、用紙先頭通過後の、待機位置からの移動位置を、ホームポジションとすることを特徴とする。
6.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.ないし4.のいずれかに記載の発明において、
前記穿孔手段は、用紙先頭通過後の、待機位置からの移動位置を、ホームポジションとは別途設けた待機位置とすることを特徴とする。
7.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.ないし4.のいずれかに記載の発明において、前記穿孔手段は、用紙先頭通過後の、待機位置からの移動位置を、次用紙の穿孔位置とすることを特徴とする。
8.また、本発明の用紙穿孔装置は、1.ないし7.のいずれかに記載の発明において、用紙先端到達時における前記穿孔手段の待機位置を、必要最低限の箇所に定めて備える ことを特徴とする。
9.また、本発明の用紙穿孔装置は、8.に記載の発明において、前記穿孔手段待機位置を検知するための検知手段を、該穿孔手段待機位置全てに備えることを特徴とする。
10.また、本発明の用紙穿孔装置は、9.に記載の発明において、用紙先頭が前記穿孔手段を通過した後に穿孔動作準備を行う際、9.に検知手段により検知される穿孔手段待機位置と、該用紙サイズにより決定される穿孔形成位置とを比較し、両位置の差に基づき、前記穿孔手段を待機位置から穿孔位置に移動させることを特徴とする。
11.また、本発明の用紙後処理装置は、1.ないし10.のいずれかに記載の用紙穿孔装置を具備することを特徴とする。
12.また、本発明の画像形成装置は、潜像を担持する像担持体と、該像担持体表面を帯電する帯電手段と、帯電した該像担持体表面に画像データに基づいて露光し、静電潜像を書き込む露光手段と、該像担持体表面に形成された潜像にトナーを供給し、可視像化する現像手段と、該像担持体表面の可視像を被転写体に転写する転写手段と、を備える画像形成装置であって、11.に記載の用紙後処理装置を具備することを特徴とする。
上記課題を解決するための手段により、本発明の用紙穿孔装置は、穿孔手段の待機位置が、用紙搬送方向と平行な用紙の端縁と重ならない位置に設定する事ができ、更にその後されているので、待機位置で待機しているときに用紙の先端縁部が穿孔手段のパンチ穴に引っ掛かりジャムや耳折れが発生するのを防止することができる。
図1及び図2に、画像形成装置から搬送されてくる用紙を受け取って穿孔するための穿孔装置を備えた用紙後処理装置の全体的な構成を示す概略構成図である。
図1では用紙後処理装置内部に穿孔装置が組み込まれており、図2では用紙後処理装置の上流にパンチ装置が装備されている。
図1において用紙後処理装置FRは、穿孔ユニット(以下、パンチユニットと示すことがある。)4と、水平搬送路H1と、上搬送路H2と、下搬送路H3と、スティプル処理トレイ12と、上下2つの排紙トレイ9a,9bとから基本的に構成されている。水平搬送路H1には、上搬送路H2に搬送経路を切り換えるための第1の分岐爪H2tと、下搬送路H3に搬送経路を切り換えるための第2の分岐爪H3tとが設けられている。下搬送路H3には、スティプル処理トレイ12が設けられ、ステイプル処理トレイ12の下端部には、スティプラ13が備えられ、スティプル処理トレイ12に集積され、揃えられた用紙束の後端部にスティプル処理を行うことができるようになっている。下搬送路H3にはまた、用紙の待機経路が設けられ、画像形成装置PRから先に送られてきた用紙を一時待機させ、次に送られてきた用紙と重ねてスティプル処理トレイ12側に搬送することができるようになっている。スティプル処理された用紙束は、スティプル処理トレイ12から放出爪を介し、放出ベルトと放出ローラ8によって下排紙トレイ9bに排紙される。
上排紙トレイ9aはプルーフトレイとも称され、何の処理も行わない用紙を排紙するときに使用される。なお、上排紙トレイ9aには、水平搬送路H1に設けられた前記第1の分岐爪H2tを下側(図示時計方向)に回動させ、上搬送路H2側を開放することにより搬送される。
下排紙トレイ9bはシフトトレイとしても機能し、ソートやスタックを行う際に部ごとに区分けすることができる。この区分けは、部ごとに下排紙トレイ9を用紙搬送方向を直交する方向に所定量移動させ、前の部と後の部が前記所定量ずつずれるように往復動させることにより行われる。この場合には、前記第1および第2の分岐爪H3tを回動させて水平搬送路H1を下排紙トレイ9bへの排紙口まで開放する。なお、下排紙トレイ9bは用紙あるいは用紙束が排紙され、積載量が増加するにつれ、下方に移動する。この移動は下排紙トレイ9bに積載された最上位の用紙の表面位置を検知する用紙検知センサの検出出力に基づいて行われる。
なお、図2は画像形成装置から用紙後処理装置に至る経路に、すなわち用紙後処理装置の用紙搬送方向上流側に穿孔装置を設けた例である。この変形例では、後段で図3ないし図5に示す用紙端部検知ユニット3と穿孔ユニット4が画像形成装置PRと用紙後処理装置FRの間に別体に設けられ、1つのシステムを構成している。このシステムは、用紙後処理装置FRの水平搬送路H1の用紙搬送方向最上流に入口ローラH1aを設けた点を除けば、全て図1の画像形成装置PRと同一である。
画像形成装置PRは、入力された画像情報あるいは自身がスキャナによって読み取った画像情報に基づいて記録媒体(用紙)に可視画像を形成するもので、例えば前記画像情報を書き込み可能な画像情報に変換するなどの所定の画像処理を実行する画像処理装置と、前記変換された書き込み可能な画像情報に基づいて画像を感光体に書き込む例えば光書き込み装置と、光書き込み装置によって感光体表面に書き込まれた潜像をトナー現像する現像装置と、現像された可視画像(トナー像)を記録媒体たる用紙に転写する転写装置と、転写装置によって転写された用紙を感光体から分離する分離装置と、分離装置によって分離された用紙の表面に転写されたトナー像を定着する定着装置と、前記感光体上に残留したトナーを剥離するクリーナと、感光体表面に残留した電位を除電する除電装置とからなる、いわゆる電子写真方式の画像形成装置である。電子写真方式の画像形成装置自体は、公知なので、ここでの詳細な説明と図示は省略する。なお、画像形成装置はこのほかにインクジェット方式やインクリボン方式、活版印刷など公知のものが全て使用可能である。
次に、図3ないし図5により、本発明に係る穿孔手段の構成を説明する。図3は本発明の実施の形態に係る横レジスト検知ユニットと穿孔ユニットの全体構成を示す概略構成図、図4は本発明に係る横レジスト検知ユニット3の側面図、図5は、本発明に係る穿孔装置4の側面図である。
なお、図4は横レジスト検知ユニット3による用紙端部検知動作を示す説明図となっており、図5は、穿孔装置4の穿孔位置調整および孔あけ動作を説明する説明図となっている。
前記水平搬送路H1の最上流側には図3に示すように用紙後処理装置FRの入口ローラ対として機能するスキュー補正ローラ対1、用紙検知手段としての入口センサ2、横レジスト検知ユニット3、穿孔手段としての穿孔装置4、およびホッパ5が設けられている。横レジスト検知ユニット3は、穿孔ユニット(用紙穿孔装置)4の用紙搬送方向上流側に設けられ、横レジスト検知ユニット3のさらに用紙搬送方向上流側には、パンチ下ガイド20、パンチ上ガイド21が設けられ、横レジスト検知ユニット3には、用紙搬送方向と平行な端部位置を検出する、用紙端部検知手段としての用紙端部検知センサ14が設けられている。
穿孔ユニット4は、穿孔手段としてのパンチ刃15、パンチ刃15の上端部に一体に設けられたホルダ37、ホルダ37内に挿入され、軸16に偏心して係合しているカム38、クラッチ17を介して前記パンチ刃15を駆動するモータ18、前記パンチ刃15を用紙搬送方向と直交する方向に移動させる第2のステッピングモータ23、タイミングベルト24、ギア/プーリ36、ラック19、固定上ガイド33および固定下ガイド35からなる。用紙端部検知センサ14の図4の矢印左方向の移動に伴って移動する上ガイド26は固定されている固定上ガイド33と、また、下ガイド31は固定されている固定下ガイド35とオーバーラップしながら用紙ガイドを構成している。
上記のように構成された用紙後処理装置FRでは、まず、画像形成装置PRから搬送されてきた用紙の先端は停止しているスキュー補正ローラ対1のニップに突き当てられる。一定時間、突き当てられ用紙が適正量撓んだ後に、スキュー補正ローラ対1を回転させ用紙の搬送を再開させる。スキュー補正ローラ対1の停止時間と回転開始タイミングは、入口センサ2で行う用紙先端検知をトリガーにして行う。スキュー補正ローラ1によってスキュー補正された用紙は、次に横レジスト検知ユニット3を通過し、その後、穿孔ユニット4を通過する。
横レジスト検知ユニット3に搬送されてきた用紙の搬送方向と平行な端部位置を検知する用紙端部検知センサ14は搬送方向と直交する方向(図4において図示左方向)に移動可能に構成されている。図4から分かるように用紙端部検知センサ14は用紙ガイド25に装着されており、用紙ガイド25はホルダ28に装着されている。ホルダ28は軸27を摺動しながら用紙搬送方向と直交する方向(図示左右方向)に移動する。
ホルダ28にはタイミングベルト32が係合しており、タイミングベルト32は、第1のステッピングモータ30の駆動プーリ30aと従動プーリ34間に張架され、第1のステッピングモータ30の回転によってタイミングベルト32が前記両プーリ間30,34を回転移動することによって、ホルダ28、用紙ガイド25および用紙端部検知センサ14を用紙搬送方向と直交する方向に往復動させることができる。また、用紙端部検知センサ14のホームポジション(待機位置)HPは、ホルダ28の形状の一部をホームポジションセンサ29によって検知することにより決定される。用紙端部検知センサ14はこの待機位置で待機し、第1のステッピングモータ30を駆動源として前記タイミングベルト32の回転に応じて軸27に沿って摺動し、用紙搬送方向と平行な用紙端部S1を検知するために図示左方向に移動する。
ここで、図6により用紙搬送方向のズレを検知するときの状態を説明する。図6は横レジスト検知ユニット3の用紙端部検知動作を示す説明図である。いま、第1のステッピングモータ30の1パルス当たりの用紙端部検知センサ14の移動量をaとする。その時に、例えば、搬送されてくる用紙Sに横レジストズレがなく理想的な位置に搬送されてきたとすると、その用紙Sの搬送方向と平行な端部SEを検知するまでの用紙端部検知センサ14の待機位置HPからの移動量wを10aとする。実際に、搬送されてきた用紙Sの搬送方向と平行な端部を検知するまでのセンサ14の移動量が11aとなった場合、11a−10a=1a ・・・(1)分の距離の横レジズレが発生していることになる。したがって、この1a分のズレ量を補正するように穿孔手段としてのパンチ刃15を用紙搬送方向と直交する方向(図5矢印左方向)に移動させる必要がある。
一方、前述のような各部によって構成されている穿孔ユニット4によって穿孔する場合、以下のようにして穿孔動作は行われる。
まず、穿孔ユニット4のパンチ刃15の上下動、すなわち、用紙Sに穿孔するための動作はモータ18からの駆動によって行われる。その際、モータ18から1回転クラッチ17を介して軸16を1回転させる。1回転クラッチ17をONさせるのは、搬送されてきた用紙後端が入口センサ2を通過して一定時間経過後に行われる。軸16が回転すると、軸16に偏心して係合しているカム38が回転して、ホルダ37を上下動(図5矢印方向)させる。このホルダ37の上下動によってパンチ刃15が上下動し、この下方向の移動時に用紙S上にパンチ孔を穿孔する。
なお、この実施形態における穿孔ユニット4は、用紙の搬送を一旦停止させて、パンチ孔を穿孔するプレスパンチ方式について説明しているが、本実施形態では、パンチ刃とダイを回転体に設けて、その回転によってパンチ刃15とダイをあわせて用紙を搬送させながらパンチ孔を穿孔するロータリーパンチにも適用できる。
このようにして穿孔する場合、穿孔手段としてのパンチ刃15を前述のズレに応じて用紙搬送方向と直交する方向(図5左右方向)に移動させ、位置決めする必要がある。移動は、前述の第2のステッピングモータ23を駆動源として行われ、第2のステッピングモータ23の駆動プーリ23aからタイミングベルト24を介してギヤ/プーリ36に伝達して回転させる。ギヤ/プーリ36のギヤにはラック19が噛み合っており、ギヤ/プーリ36の回転によってラック19が図5の左右矢印方向に移動する。ラック19は固定下ガイド35に装着されており、穿孔するための前記パンチ刃15、パンチ上ガイド20、軸16、カム38、ホルダ37、クラッチ17、モータ18等の各構成要素(以下、穿孔構成要素Fと称す)は全て前記固定上ガイド33に装着され、固定上ガイド33は固定下ガイド35と結合されているので、ラック19の移動によって前記穿孔構成要素Fが全て用紙搬送方向と直交する方向に移動する。
ここで、穿孔ユニット4を北米3穴パンチで構成した場合(以下、北米3穴ユニットと称する)について図7により説明する。図7は北米3穴ユニットのパンチ穴を説明するための図で、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。北米3穴ユニットは、図7の(a)に示すように、用紙Sの搬送方向に直交する側縁部から9.5mmの距離aの所に直径が8mmの3つのパンチ穴が穴ピッチが108mmの間隔をおいて穿孔されるようになっている。そして、搬送されてくる用紙に対して穿孔ユニット4が用紙の搬送方向と直行する方向へ移動可能な構成とした場合、LTサイズの用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合、用紙の先端縁部が外側の穴P1(3つの穴の内の外側の穴2つ)の上を通過することになる。このことは、長手方向に直交する幅が同じのLGサイズの用紙についても言える。なお、以下の説明ではLTサイズを例にとって説明する。
この場合、LTサイズの用紙がカールしていると、固定上ガイド33や固定下ガイド35に形成された3つの穴の内の外側の穴に引っ掛かることがある。これを図8により説明する。図8はカールしている用紙が固定上ガイドあるいは下ガイドの穴に引っ掛かる様子を示す図で、(a)は用紙が下向きにカールしている場合を、(b)は用紙が上向きにカールしている場合を示している。すなわち、搬送されてきたLTサイズの用紙Sが図8の(a)に示すように、下向きにカールしていると、外側の穴P1に対応する固定下ガイド35の穴35aに用紙Sの先端縁部が引っ掛かり、ジャムや耳折れの原因を作ってしまう。また、図8の(b)に示すように、用紙Sが上向きにカールしていると、その角部が固定上ガイド33の穴33aに引っ掛かってしまい、同じくジャムや耳折れの原因をつくってしまう。
そこで、この実施の形態では、穿孔ユニット4のホームポジションを図9に示すように設定している。図9は外側に位置するパンチ穴とホームポジション時のパンチ穴の位置と用紙サイズとの位置関係を示している。すなわち、用紙の搬送方向と直行する方向へ穿孔ユニット4の穿孔構成要素Fを移動させたときに位置する2点鎖線で示す穴(図7においては実線で示す位置)の位置から、実線で穴を示すように、矢印の方向に所定距離α(10mm程度)だけ外側にオフセットさせた第1ポジションHP1をホームポジションとすることにより、LTサイズの用紙端部がパンチ穴の上を通過しない構成とすることができ、ジャムや耳折れの発生を防止することができる。なお、具体的な一例としては、第1ポジションHP1におけるαを10mmに設定している。
一方、穿孔ユニット4は、前述したように北米3穴ユニット以外に、図10に示すような欧州4穴パンチで構成した穿孔ユニット(以下、欧州4穴ユニットと称する)が用いられることもある。図10は欧州4穴ユニットのパンチ穴を説明するための図で、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。欧州4穴ユニットは、図10の(a)に示すように、用紙Sの搬送方向に直交する側縁部から12mmの距離aの所に直径が6.5mmの4つのパンチ穴が穿孔される。この穴ピッチは、内側の2つの穴ピッチが搬送/用紙方向中心から40mmの距離bを、外側2つの穴ピッチは、内側のパンチ穴から80mmの距離cをそれぞれおいており、外側2つのパンチ穴の穴ピッチの距離dは240mm、搬送/用紙方向中心からは120mmとなっている。したがって、搬送されてくる用紙に対して穿孔ユニット4が用紙の搬送方向と直交する方向へ移動可能な構成とした場合、図10の(b)に2点鎖線で示す穴のように、外側のパンチ穴のオフセットした待機位置を、北米3穴ユニットと同様に所定距離α=10mm程度外側にずらすように設定すると、B4サイズの用紙を縦向き、すなわち用紙の長手方向と搬送方向が平行の形で搬送した場合には、用紙端部が外側に位置する2点鎖線で示す穴の上を通過することになる。
そこで、欧州4穴ユニットの場合は、北米3穴ユニットの場合とは逆方向へ所定距離β(2〜3mm程度)だけ内側にずらした第2ポジションHP2をホームポジションとして設定する。これにより、穿孔ユニット4の穿孔構成要素Fをホームポジションに位置させても、B4サイズの用紙の端部が穴の上を通過することはない。このように、本発明においては、穿孔ユニットの形式によって、ホームポジションを変えるようにしている。具体的な一例としては、欧州4穴ユニットの場合は第2ポジションHP2におけるβを2.5mmに設定している。
なお、本発明に係る用紙後処理装置FRと画像形成装置PRとからなる画像形成システムの制御構成としては、用紙後処理装置FR内の各センサ及びスイッチなどからの信号が、I/Oインターフェイス(不図示)を介してCPU(不図示)へ入力される。CPUは、画像形成装置PRや各センサスイッチから入力された信号に応じて、第1及び第2分岐爪H2t、H3tなどを駆動するための複数のCDソレノイド、下排紙トレイ9bなどの移動を行うため複数のDCモータ、スキュー補正ローラ対1や搬送コロ対6などを駆動する複数のステッピングモータなどの駆動を制御する。CPUはまた、I/Oインターフェイスを介して、スティプラ13などを駆動させる複数のステッピングモータの駆動も制御し、さらに、穿孔ユニット4にも接続され、入り口センサ2や用紙端部検知センサ14などの各センサスイッチからの信号により、クラッチ17やモータ18などの駆動も制御している。またさらに、第1および第2のステッピングモータ30、23の駆動も制御している。
ここで、第2のステッピングモータ23の1パルス当たりの前記穿孔構成要素Fの移動量をbとすると、前述したように横レジスト検知ユニット3の第1のステッピングモータ30の1パルスの用紙端部検知センサ14の移動量aと上記移動量bとの関係が整数倍(例えば2倍)に近似していると、a=2×b ・・・(2)となる。前述の(1)式のように用紙Sの横レジストが1a分ずれていたとした場合、センサ14の1パルス分の移動距離がaなので1パルスの横レジストのズレが生じていることになる。したがって、穿孔構成要素Fの移動のためには第2のステッピングモータ23に、ホームポジションのオフセット量αに加え、1a分の距離のパルスを入力する必要がある。1パルスの移動距離の関係が、前述の(2)式の関係にあるので、第2のステッピングモータ23に入力するパルス数はホームポジションのオフセット量αと用紙端部検知センサ14から算出されたズレ量分のパルス数の2倍の和になる。
すなわち、用紙端部検知センサ14からの端部位置情報をパルスとして認識し、それを上述のCPUによって用紙幅サイズ情報と比較し、その用紙の横レジストのズレ量を算出し、その算出結果をパルスとして第2のステッピングモータ23に入力して穿孔構成要素Fを移動させる。その時、第2のステッピングモータ23に入力するパルス数が前記(2)式から求められるので、パルスで移動させる誤差が少なくなり、穿孔位置精度が向上する。また、ズレ量に関係なく、常に穿孔する構成ユニットを移動させる第2のステッピングモータ23に入力するパルス数は、前記(2)式で式化されているため、ソフトウェア制御も簡単になる。
すなわち、この実施形態では、図4の用紙端部検知センサ14からの端部位置情報をパルスにて認識し、それをCPUで用紙幅サイズ情報との比較によりその用紙の横レジストのズレ量を算出して、その算出結果をパルスにて第2のステッピングモータ23に入力して、穿孔ユニット4の穿孔構成要素Fを移動させる。その時、第2のステッピングモータ23に入力するパルス数がα+a(a=2×b:移動量の関係式)から求められるので、パルスで移動させる誤差が少なくなり、穴位置精度が向上する。また、ズレ量に関係なく、常に穿孔構成要素Fを移動させる第2のステッピングモータ23に入力するパルス数は、前記のα+aで式化されているためソフト制御も簡単にできる。
上記のように、穿孔構成要素Fの用紙搬送方向と直行する方向のホームポジション(待機位置)を、用紙Sに対してパンチ穴を形成する位置から所定距離オフセットさせていることによって、搬送されてくる用紙S先端部が上下ガイド板の穴に引っ掛かり、ジャムや耳折れが発生することを防止する事できる。またさらに、装着されたパンチ穴の種類によって、オフセットの方向、及び距離を変えることによって、異なるサイズの用紙に対し、搬送されてくる用紙S先端部が上下ガイド板の穴に引っ掛かり、ジャムや耳折れが発生することを防止することができる。
なお、本発明においては、上記オフセットを行う必要性の有無の判断を、用紙S先端が、パンチユニット4よりも上流側にある検知手段、例えば入口センサ2に到達した時点で行うこととする。なお、この判断を行うのは、用紙S先端が画像形成装置の排紙位置に到達した時点であっても良い。ただし、この判断を行うためには用紙Sのサイズが分かっている必要性があるため、この場合は、画像形成装置の排紙位置に用紙S先端が到達した時点で、用紙のサイズ情報が得られていれば良い。
なお、穿孔構成要素Fの停止位置精度を向上させるためには、ラック19とギア36のかみ合いなどのバックラッシュを阻止することが必要となってくる。よって本実施例では、穿孔を行う際に、穿孔構成要素Fを一度ホームポジションセンサ39の位置に一度戻し(図5右矢印方向)、その後、再度穿孔を行うために、センサ29から得られる用紙Sの位置情報を基に決定される、穿孔形成位置に穿孔構成要素Fを移動する(図5左矢印方向)。
しかし、上記一連の穿孔準備動作において、用紙S先端が穿孔構成要素Fを抜ける前に、穿孔構成要素Fをホームポジションセンサ39位置に戻す動作を行ってしまうと、カールにより用紙S先端が上下ガイド板の穴に引っ掛かり、ジャムや耳折れが発生してしまう可能性がある。
そこで本発明の用紙穿孔装置4は、穿孔構成要素Fをホームポジションセンサ39に戻すタイミングを、用紙S先端が穿孔構成要素Fを越えた時点とする。
用紙S先端が穿孔ユニット4に到達したかどうかを判断するには、例えば、スキュー補正ローラ1を駆動させるモータをステッピングモータ(以下、入口モータとする)とし、これにより入口センサ2から移動距離を算出することで判断することができる。また、別の方法としては、用紙搬送路にセンサを取り付ける方法もある。さらには、穿孔ユニット4のセンター付近に、用紙検知手段を取りつける方法もある。ただしこの場合は、搬送可能な全ての用紙Sのサイズを検知できる位置、即ちパンチユニット4のセンター付近に、これを取り付ける必要がある。
図11−1は、パンチ手段15をオフセットさせるために穿孔構成要素Fを移動させる際の移動開始タイミングを説明するための動作図であり、図11−2は、パンチ手段15をオフセットさせた後、穿孔準備のために穿孔構成要素Fを移動させる際の移動開始タイミングを説明するための動作図である。
搬送されてきた用紙Sがオフセットを行うサイズである場合、本発明の用紙穿孔装置は、穿孔構成要素Fをホームポジションセンサ39の位置からαmmオフセットさせる(図5の右方向、図11−1参照)。その後、用紙S先頭が穿孔構成要素Fを越えた時点で、穿孔構成要素Fをホームポジションセンサ39に再度移動させ(図11−2参照)、上記の穿孔準備を行う。
このようにする事で、待機位置からの移動時において、用紙S先端が上下ガイド板の穴に引っ掛かり、ジャムや耳折れが発生するのを回避する事ができる。
図12は、穿孔ユニット4の処理手順を説明するフローチャートである。
この処理では、まず最初に入口センサ2がONしたことを確認した後(Q1−1)、次用紙が、穿孔構成要素Fをオフセットさせる必要のある用紙であるか否かをチェックする(Q1−2)。オフセットする必要のある用紙であった場合は、穿孔構成要素Fがオフセットしているか否かをチェックする(Q1−4)。穿孔構成要素Fがオフセット位置に無い場合には、穿孔構成要素Fをオフセット位置まで移動させる。穿孔構成要素Fがオフセット位置にある場合には、次用紙が、パンチを打つ用紙であるか否かをチェックする(Q1−5)。次用紙がパンチを打つ用紙である場合は、用紙先端が穿孔構成要素Fを通過したことを確認した後(Q1−6)、穿孔構成要素Fをホームポジションセンサ39の位置に移動させる。穿孔構成要素Fがホームポジションセンサ39に位置した後、横レジスト検知ユニット3において、センサ29が用紙端部検知センサ14により用紙側端部を検知したか否かをチェックする(Q1−7)。センサ29が、用紙端部を検知した場合には、その検知結果に基づき、穿孔構成要素Fの移動距離を算出する。移動距離を算出後、穿孔構成要素Fを、算出した移動位置へ移動させて、穿孔を行う。
なお、本発明の用紙穿孔装置では、穿孔動作終了後、次の用紙がオフセットを行う用紙であった場合に、当該穿孔形成を行った後の穿孔構成要素Fの位置を記憶しておくことによって、穿孔構成要素Fの、オフセット量を含めた実質的な移動位置及び現状の位置によって、その移動すべき距離を算出することができる。
例えば、穿孔後の穿孔構成要素Fの位置が、ホームポジションセンサ39から8.2mmであり、その後用紙のジャム又は耳折れを防ぐためにホームポジションセンサ39から2.0mm移動する必要性があるとすれば8.2mm−2.0mm=6.2mmホームポジションセンサ39側(図5では右矢印方向)に移動すれば良い。このように、穿孔形成後の位置から直接その後の待機位置に移動する事で、用紙穿孔後の移動時間を短縮することができる。
図13は、穿孔ユニット4の他の実施形態に係る処理手順を説明するフローチャートである。
この処理においても、図12で示した処理手順と同様、まず最初に入口センサ2がONしたことを確認した後(Q2−1)、次用紙が、穿孔構成要素Fをオフセットさせる必要のある用紙であるか否かをチェックする(Q2−2)。
オフセットする必要のある用紙であった場合には、前紙における穿孔位置の、ホームポジションセンサ39からの距離(α)と、次用紙におけるオフセット位置の、ホームポジションセンサ39からの距離(β)との差(γ)を算出し、その後、γ分だけ穿孔構成要素Fを、ホームポジションセンサ39側に移動させる。
尚、Q2−2において、穿孔構成要素Fをオフセットする必要のない用紙であった場合には、穿孔構成要素Fが、オフセット位置(穿孔構成要素Fをオフセットさせる位置)にあるか否かをチェックする(Q2−3)。Q2−3において、穿孔構成要素Fがオフセット位置にあった場合には、穿孔構成要素Fをホームポジション39に移動させる。
穿孔構成要素Fを、γ分だけホームポジションセンサ39側に、あるいはホームポジション39位置に移動させた後、次用紙が、パンチを打つ用紙であるか否かをチェックする(Q2−4)。次用紙がパンチを打つ用紙である場合は、用紙先端がパンチユニット4を通過したことを確認した後(Q2−5)、パンチユニット4をホームポジションセンサ39の位置に移動させる。穿孔構成要素Fがホームポジションセンサ39に位置した後、横レジスト検知ユニット3において、センサ29が用紙端部検知センサ14により用紙側端部を検知したか否かをチェックする(Q2−6)。センサ29が、用紙端部を検知した場合には、その検知結果に基づき、穿孔構成要素Fの移動距離を算出する。移動距離を算出後、パンチユニット4を、算出した移動位置へ移動させて、穿孔を行う。
(第2実施形態)
また、上記のように、用紙サイズによって、オフセット距離をαmm、βmmとする場合には、制御を行うために、用紙サイズについての情報と、パンチユニット4の移動距離についての情報の2つが必要となってくる。例えば、A4横サイズの場合は、移動量は0mm、B4の場合は5mm、A5の場合では−2mmと、パンチユニット4を制御する機構は、実際には複雑である。
そこで、本発明の用紙穿孔装置では、第2の実施形態として、オフセットの移動距離αに関し、パンチユニット4に装着するパンチ手段と、搬送可能な用紙サイズの組み合わせ全てに対応できる、必要最低限の、ある一定の距離の値を割り出し、パンチユニット4の位置を限定的に捉える事で、制御を簡易化させることができる。この場合、理論的には、パンチユニット4の移動距離はパンチ穴径+Δαで良い。なお、Δαは、用紙の横レジズレ量の最大量である。即ち、例えばパンチユニット4がホームポジションセンサ39の位置にあり、あるサイズの用紙Sの角が、上下ガイド板の穴位置に来てしまった場合を想定すると、そのパンチ穴径よりも大きい値移動させれば必ず上下ガイド板の穴位置からずらすことができる。
例えば本実施例では、取りつけ可能な穿孔装置(例えば北米2穴3穴パンチ、国内2穴パンチなど)4と通紙可能な用紙サイズとを比較し、パンチユニット4の穿孔構成要素Fの待機位置を「ホームポジションセンサ39の位置」か、あるいは「穴径+Δαオフセットさせた位置」のどちらかとして、制御を簡易化させる事ができる。図14は、「穴径+Δα」の値を7.5mmとしたときの、各用紙サイズと各仕向け地別パンチ穴位置との位置関係を示す図である。
なお、本実施例ではパンチユニット4の待機位置を2ヶ所として示したが、装置構成上、待機位置を2ヶ所のみとすることが困難である場合や、あるいは確実性を増やす場合に、この待機位置を3ヶ所、あるいはそれ以上とすることも可能である。
また、本発明では、上述のパンチユニット4の穿孔構成要素Fの待機位置全てに、穿孔構成要素Fの検知手段を取り付けることによって、穿孔準備の時間を短縮することができる。
上記第2の実施形態において示した、穿孔構成要素Fの待機位置を「ホームポジションセンサ39の位置」か、あるいは「穴径+Δαオフセットさせた位置(7.5mm移動したセンサ40の位置)」の2ヶ所にした場合を例に、その動作構成を下記に示す。
図15は、本発明に係る穿孔ユニット4の第2の実施形態に係る動作を示すフローチャートであり、図16は、本発明に係る穿孔ユニット4の第2の実施形態に係る穿孔位置調整および孔あけ動作を説明する説明図である。
図5で示す実施形態においては、穿孔構成要素Fがホームポジションセンサ39から7.5mmオフセットした位置にいた場合、用紙S先頭が穿孔構成要素に含まれる穿孔手段15を越えた時点で、穿孔構成要素をホームポジションセンサ39位置に再度移動させていた。
これに対し、図16に示す、第2の実施形態に係るパンチユニット4を用いた場合では、7.5mmオフセットした位置に、穿孔構成要素Fの検知手段としてのセンサ40を備えているので、穿孔構成要素をホームポジションセンサ39位置に戻すことなく、センサ29によって得られた用紙の位置情報と、センサ40とセンサ39間の距離により、穿孔構成要素の移動距離が求まる。即ち、センサ29により、穿孔形成時に穿孔構成要素Fが存在すべき位置が割り出され、センサ40により、その時点で穿孔構成要素Fが存在している位置が割り出される。これにより、穿孔構成要素Fを、センサ40の位置から直接移動させる事ができ、穿孔準備の時間を短縮することができる。
図15に示すフローチャートにより、図16に示す穿孔ユニット4の、第2の実施形態に係る穿孔位置調整および孔あけ動作の処理手順を説明する。
まず最初に入口センサ2がONしたことを確認した後(Q3−1)、次用紙が、穿孔構成要素Fをオフセットさせる必要のある用紙であるか否かをチェックする(Q3−2)。
オフセットする必要のある用紙であった場合には、穿孔構成要素Fが、オフセット位置であるセンサ40の位置にあるか否かをチェックする(Q3−4)。穿孔構成要素Fがオフセット位置としてのセンサ40の位置に無い場合には、穿孔構成要素Fをセンサ40の位置まで移動させる。
尚、Q3−2において、次用紙がオフセットする必要の無い用紙であった場合には、穿孔構成要素Fがセンサ40位置にあるか否かをチェックし(Q3−3)、40位置にある場合には、穿孔構成要素Fをホームポジション39位置に移動させる。
穿孔構成要素Fを、ホームポジション39位置あるいはセンサ40位置(オフセット位置)に移動させた後、次用紙が、パンチを打つ用紙であるか否かをチェックする(Q3−5)。
次用紙がパンチを打つ用紙である場合は、用紙先端がパンチユニット4を通過したことを確認した後(Q3−6)、横レジスト検知ユニット3において、センサ29が用紙端部検知センサ14により用紙側端部を検知したか否かをチェックする(Q3−7)。センサ29が用紙端部を検知した場合には、そのセンサ29による用紙端部の検知結果(穿孔形成時に穿孔手段15が存在すべき位置の情報)と、センサ40によるパンチユニット4位置の検知結果(その時点でパンチユニット4が存在している位置)に基づき、穿孔構成要素Fの移動距離を算出する。移動距離を算出後、穿孔構成要素Fを、算出した移動位置へ移動させて、穿孔を行う。
例えば、センサ29によって得られた用紙の位置情報から、穿孔構成要素を移動させるべき位置がホームポジションセンサ39から3.5mmの位置であると割り出された場合には、現時点で穿孔構成要素Fが「穴径+Δα(7.5mm)オフセットさせた位置(センサ40の位置)」に待機していた場合、7.5mm−3.5mm=4.0mm分だけ、センサ40からホームポジションセンサ39側へ(図16の右矢印側)穿孔構成要素Fを移動させれば良い。このような処理機構は、上記パンチユニット4の待機位置を複数備えた場合でも同様である。穿孔準備の時間を短縮することができる。
尚、図15で示される、パンチユニット4における穿孔構成要素Fの検知手段としてのセンサ40は、穿孔構成要素Fのオフセット後の移動位置を限定して行う第2の実施形態で用いることに限られるものではなく、穿孔構成要素Fのオフセット後の移動位置を限定せずに穿孔動作を行う実施形態においても、使用することが可能である。
以上が、本発明に係る用紙後処理装置FRの動作説明である。上記工程を経る事により、パンチ穴の揃え精度を向上させ、穿孔処理を施した後、次の後処理工程に搬送される。
具体的にはは、図1及び図2に記載の搬送コロ対7を通過し、排紙コロ対8によって排紙トレイ9に積載されるシフトモードや、分岐爪により搬送コロ対10に搬送されてスティプル排紙コロ対11を通過し、スティプルトレイ12内部でスタックした用紙にスティプラ13で綴じるスティプルモードというように、様々な後処理を施される。また、穿孔された用紙のパンチ屑は、図3及び図5に示されるホッパ5の内部に収容される。
画像形成装置から搬送されてくる用紙を受け取って穿孔するための穿孔装置を備えた用紙後処理装置の全体的な構成を示す概略構成図である。 画像形成装置から搬送されてくる用紙を受け取って穿孔するための穿孔装置を備えた用紙後処理装置の全体的な構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る横レジスト検知ユニットと穿孔ユニットの全体構成を示す概略構成図である。 本発明に係る横レジスト検知ユニットの側面図である。 本発明に係る穿孔装置の側面図である。 横レジスト検知ユニットの用紙端部検知動作を示す説明図である。 北米3穴ユニットのパンチ穴を説明するための図であり、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。 カールしている用紙が固定上ガイドあるいは下ガイドの穴に引っ掛かる様子を示す図であり、(a)は用紙が下向きにカールしている場合を、(b)は用紙が上向きにカールしている場合を示している。 外側に位置するパンチ穴と、ホームポジション時のパンチ穴の位置と、用紙サイズとの位置関係を示す図である。 欧州4穴ユニットのパンチ穴を説明するための図であり、(a)はパンチ穴の位置関係を示しており、(b)は外側に位置するパンチ穴と用紙サイズとの位置関係を示している。 パンチ手段をオフセットさせるために穿孔構成要素を移動させる際の移動開始タイミングを説明するための動作図である。 パンチ手段をオフセットさせた後、穿孔準備のために穿孔構成要素を移動させる際の移動開始タイミングを説明するための動作図である。 穿孔ユニットの処理手順を説明するフローチャートである。 穿孔ユニットの他の実施形態に係る処理手順を説明するフローチャートである。 穴径+Δαの値を7.5mmとしたときの、各用紙サイズと各仕向け地別パンチ穴位置との位置関係を示す図である。 本発明に係る穿孔ユニットの第2の実施形態に係る動作を示すフローチャートである。 本発明に係る穿孔ユニットの第2の実施形態に係る穿孔位置調整および孔あけ動作を説明する説明図である。
符号の説明
PR 画像形成装置
FR 用紙後処理装置
HP1、HP2 ホームポジション
H1、H2、H3、搬送路
H2t、H3t 第1の分岐爪
1 スキュー補正ローラ対
2 入口センサ
3 用紙端部検知ユニット
14 用紙端部検知センサ
25 用紙ガイド
29 ホームポジションセンサ
30 第1のステッピングモータ
30a 駆動プーリ
32 タイミングベルト
34 従動プーリ
4 穿孔ユニット(パンチユニット)
5 ホッパ
F 穿孔構成要素
15 パンチ刃(穿孔手段)
16 軸
17 クラッチ
18 モータ
20 パンチ上ガイド
37 ホルダ
38 カム
23 第2のステッピングモータ
23a 駆動プーリ
39 ホームポジションセンサ
40 センサ
8 放出ローラ
9a 上排紙トレイ(プルーフトレイ)
9b 下排紙トレイ
12 スティプル処理トレイ
13 スティプラ
S 用紙

Claims (12)

  1. 用紙を搬送する用紙搬送手段と、
    前記用紙搬送手段により搬送される用紙を穿孔する穿孔手段と、
    前記用紙搬送手段により搬送される用紙の、搬送方向と平行な端部を検知する用紙端部検知手段と、
    前記用紙端部検知手段の検知情報に基づき、前記穿孔手段を搬送方向と直交する方向に移動する手段と、を備える用紙穿孔装置において、
    前記用紙穿孔装置は、前記穿孔手段の、用紙搬送方向と直行する方向の待機位置を、用紙に対して穿孔を形成する位置から、所定距離オフセットさせ、
    前記穿孔手段は、用紙先端が通過した後に、前記待機位置からの穿孔準備動作を開始する
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  2. 請求項1に記載の用紙穿孔装置において、
    前記穿孔手段は、前記待機位置をオフセットする方向及び距離を、パンチ穴の種類及び用紙サイズに応じて変える
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  3. 請求項1又は2に記載の用紙穿孔装置において、
    前記用紙穿孔装置は、前記用紙搬送手段により搬送された用紙が、該用紙穿孔装置上流に到達した事を検知するための用紙検知手段を有し、該用紙検知手段に用紙が到達した時に、前記穿孔手段をオフセットさせる必要性を判断する
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の用紙穿孔装置において、
    前記用紙穿孔装置は、穿孔後における前記穿孔手段の待機位置と、
    穿孔後に前記穿孔手段を移動させる位置との差に基づき、
    前記穿孔手段を、穿孔後の待機位置から次の待機位置に移動させる
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の用紙穿孔装置において、
    前記穿孔手段は、用紙先頭通過後の、待機位置からの移動位置を、ホームポジションとする
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の用紙穿孔装置において、
    前記穿孔手段は、用紙先頭通過後の、待機位置からの移動位置を、ホームポジションとは別途設けた待機位置とする
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  7. 請求項1ないし4のいずれかに記載の用紙穿孔装置において、
    前記穿孔手段は、用紙先頭通過後の、待機位置からの移動位置を、次用紙の穿孔位置とする
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の用紙穿孔装置において、
    前記用紙穿孔装置は、用紙先端到達時における前記穿孔手段の待機位置を、必要最低限の箇所に定めて備える
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  9. 請求項8に記載の用紙穿孔装置において、
    前記用紙穿孔装置は、前記穿孔手段待機位置を検知するための検知手段を、該穿孔手段待機位置全てに備える
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  10. 請求項9に記載の用紙穿孔装置において、
    前記用紙穿孔装置は、用紙先頭が前記穿孔手段を通過した後に穿孔動作準備を行なう際、
    請求項9に記載の検知手段により検知される穿孔手段待機位置と、該用紙サイズにより決定される穿孔形成位置とを比較し、両位置の差に基づき、前記穿孔手段を待機位置から穿孔位置に移動させる
    ことを特徴とする用紙穿孔装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の用紙穿孔装置を具備する
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  12. 潜像を担持する像担持体と、該像担持体表面を帯電する帯電手段と、帯電した該像担持体表面に画像データに基づいて露光し、静電潜像を書き込む露光手段と、該像担持体表面に形成された潜像にトナーを供給し、可視像化する現像手段と、該像担持体表面の可視像を被転写体に転写する転写手段と、を備える画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、請求項11に記載の用紙後処理装置を具備する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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