JP2003206068A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及び画像形成装置

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JP2003206068A
JP2003206068A JP2002006288A JP2002006288A JP2003206068A JP 2003206068 A JP2003206068 A JP 2003206068A JP 2002006288 A JP2002006288 A JP 2002006288A JP 2002006288 A JP2002006288 A JP 2002006288A JP 2003206068 A JP2003206068 A JP 2003206068A
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート上への穿孔処理を行う機能を備えたシ
ート処理装置及びそのようなシート処理装置を備えた画
像形成装置において、穿孔処理の短縮化・高速化を図る
ことにある。 【解決手段】 シート処理装置103は、シートの所定
位置に穿孔処理を施すパンチユニット50と、サイズの
異なるシートをサイズ毎に格納する複数のシート格納部
53,54から、前記サイズの異なるシートを前記パン
チユニット50に搬送し、搬送されたシート上に穿孔処
理(パンチ)を行う。シート処理装置制御部は、この穿
孔処理の実施にあたり、シートの搬送方向と交差する方
向におけるシート上の穿孔位置を調節し、パンチユニッ
ト50に搬送されるシートについて、そのシートが格納
されていたシート格納部53,54の各々に対応するよ
うにシート端部検知センサの動作基準位置(シート端部
検知待機位置)を可変設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置など
から排出されるシートの仕分け、綴じ、積載などを行う
シート処理装置、及びそのようなシート処理装置を備え
た画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置より排紙される画像
形成済みの用紙に、仕分け、綴じ、積載、パンチなどの
後処理を施すシート処理装置が知られている。
【0003】これらのシート処理装置において、シート
に穿孔するパンチ処理方法には処理トレイに格納された
シート束に穿孔する方法が知られているが、シート束に
穿孔するため、パンチ処理中は、次のシートを処理トレ
イに搬送することが出来ない。また、パンチ手段の能力
によって画像形成装置からのシート搬送を中断させ数回
に分けてパンチ処理を行う必要があるなど、処理速度を
上げることが困難であるという問題があった。
【0004】そこで画像形成装置から一定間隔で連続し
て排出されるシートを一枚づつ穿孔する方法などが知ら
れている。このような、搬送中のシート一枚毎にパンチ
処理を行うシート処理装置において、シート搬送方向に
対しては、搬送されるシートの先端または後端を検知
し、その検知結果に基づき、穿孔するタイミングを変え
ることでパンチ位置を調整する方法が知られている。ま
た、シート搬送方向と直行するシート幅方向に対して
は、搬送中のシート搬送方向と直行する方向のシート端
部を検知し、その検知結果に基づき、パンチ手段を、搬
送されるシートの幅方向に移動させることで、パンチ位
置を調整する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パンチ処理
の高速化を考えた場合、シート搬送方向と直行するシー
ト幅方向に対してのパンチ位置調整の高速化が不可欠で
ある。パンチユニットの高速移動を考えた場合、モータ
の大型化が必要となり、コストアップにつながるほか、
消費電力もアップしてしまう。また、前記パンチユニッ
トは軽いものではなく、重いものを高速で移動させた
り、停止させた場合、ユニットの振動などの問題も発生
してしまい、前記パンチ手段の穿孔精度に影響を及ぼす
というも問題がある。
【0006】そこで、移動距離を減らすことによってパ
ンチ処理の高速化を考えた場合、上記シート搬送方向と
直行するシート幅方向に対しての調整量は、シートが給
紙されるカセットに依存度が高い。1つの給紙カセット
に着目すれば、そのカセットから給紙された用紙の搬送
方向と直行する方向のシート端部ズレの絶対量は少ない
が、複数の給紙カセットから給紙された各用紙に対応す
るための、搬送方向と直行する方向のシート端部ズレの
総移動量となると大きくなってしまい、シート搬送方向
と直行する方向のシート端部を検知するのに時間がかか
り、高速化が困難であるという問題があった。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、シート上への穿孔
処理を行う機能を備えたシート処理装置及びそのような
シート処理装置を備えた画像形成装置において、穿孔処
理の短縮化・高速化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔
手段と、サイズの異なるシートをサイズ毎に格納する複
数のシート格納部から、前記サイズの異なるシートを前
記穿孔手段に搬送するシート搬送手段と、前記穿孔手段
に搬送されるシートを検知するシート検知手段と、シー
トの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知する
交差方向位置検知手段と、前記交差方向位置検知手段に
よって検知されるシートの位置に対応するように、前記
シートの搬送方向と交差する方向における孔空け位置を
調節する幅方向孔位置調節手段と、を有するシート処理
装置において、前記穿孔手段に搬送されるシートについ
て、そのシートが格納されていたシート格納部に対応す
るように前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を可
変設定することを特徴とする。
【0009】また、前記可変設定される前記幅方向孔位
置調節手段の動作基準位置を、前記シート格納部に対応
する位置として記憶する記憶手段を有するのがよい。
【0010】また、他の発明は、シートの所定位置に穿
孔処理を施す穿孔手段と、サイズの異なるシートをサイ
ズ毎に格納する複数のシート格納部から、前記サイズの
異なるシートを前記穿孔手段に搬送するシート搬送手段
と、前記穿孔手段に搬送されるシートを検知するシート
検知手段と、シートの搬送方向と交差する方向のシート
の位置を検知する交差方向位置検知手段と、前記交差方
向位置検知手段によって検知されるシートの位置に対応
するように、前記シートの搬送方向と交差する方向にお
ける孔空け位置を調節する幅方向孔位置調節手段と、を
有するシート処理装置において、前記穿孔手段に搬送さ
れるシートについて、そのシートが格納されていたシー
ト格納部に応じて前記幅方向孔位置調節手段の動作基準
位置を測定するモードを有することを特徴とする。
【0011】また、前記動作基準位置を測定するモード
を通じて測定された前記動作基準位置を、前記シート格
納部に対応する位置として記憶する記憶手段を有するの
がよい。
【0012】また、他の発明は、サイズの異なるシート
を搬送するシート搬送手段と、搬送されるシートの所定
位置に穿孔処理を施す穿孔手段と、搬送されるシートを
検知するシート検知手段と、シートの搬送方向と交差す
る方向のシートの位置を検知する交差方向位置検知手段
と、前記交差方向位置検知手段によって検知されるシー
トの位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交
差する方向における穿孔位置を調節する幅方向孔位置調
節手段と、を有するシート処理装置において、穿孔処理
するシートが格納されていた前記シート格納部が変更さ
れた場合、前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を
可変にすることを特徴とする。
【0013】また、穿孔処理するシートが格納されてい
た前記シート格納部が変更された場合、前記幅方向孔位
置調節手段の動作基準位置を測定する動作を行うのがよ
い。
【0014】また、前記動作基準位置を測定する動作に
よって測定された前記幅方向孔位置調節手段の動作基準
位置を、前記シート格納部に対応する位置として記憶す
る記憶手段を備えるのがよい。
【0015】また、穿孔処理するシートが格納されてい
た前記シート格納部が変更された場合、通常、すなわち
穿孔処理するシートが格納されていた前記シート格納部
が変更されなかった場合のシート搬送間隔よりも長い間
隔でシートの搬送を行うのがよい。
【0016】また、他の発明は、上記各構成からなるシ
ート処理装置に接続される画像形成装置であって、サイ
ズの異なるシートを各サイズのシート毎に格納する複数
のシート格納部を有し、各シート格納部から供給される
シートに画像形成を行い、前記シート処理装置のシート
搬送手段に送り出す機能を備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、
この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材
質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がな
い限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨
のものではない。
【0018】(第1の実施の形態)本発明のシート処理
装置及び画像形成装置を具体化した第1の実施形態につ
いて説明する。図1は、シート処理装置103を本体1
04に装備した複写機102の概略正面断面図である。
なお、シート処理装置は、複写機の本体のみならず、フ
ァクシミリ、プリンタ、およびこれらの複合機器等の画
像形成装置の本体にも装備することができるようになっ
ている。
【0019】複写機本体104の上部には読み取りシー
ト供給装置101が装備されている。読み取りシート供
給装置101は、原稿トレイ67にセットされた原稿P
を原稿台ガラス78上の原稿読み取り位置に搬送し、そ
の後、原稿排出位置まで搬送する自動原稿給送部51
と、原稿読み取り位置に搬送された原稿Pに光を照射す
るランプ79と、原稿の画像を検出するCCDラインセ
ンサ76と、原稿Pからの光をCCDラインセンサ76
に導く3枚の反射ミラー72,73,74と、原稿の画
像をCCDラインセンサ76上に結ぶレンズ75などか
ら構成されている。
【0020】複写機102の本体下部には、シートS
(S1、S2)を積載した複数のシート格納部53,5
4と、シートを供給するシート供給部55,56などが
装備されている。供給されたシートSは、シート搬送路
57を介してシート搬送路60へ搬送されるようになっ
ている。レーザースキャナ61は、前述したランプ7
9、CCDラインセンサ76、3枚の反射ミラー72,
73,74、レンズ75などの光学系52により読み取
られた画像情報に基づいてレーザー光を走査して画像形
成部(画像形成手段)62の感光ドラム66上に潜像
(トナー像)を形成するようになっている。
【0021】画像形成部62は、感光ドラム66上に形
成されたトナー画像をシートSに転写することもできる
ようになっている。画像形成部62によってトナー像が
転写されたシートSは、搬送ベルト63、シート上のト
ナー像を軟化溶融してシートに定着させる定着ローラ6
4を経て、搬送ローラ対65により、シート処理装置1
03の搬送路へと搬送される(送り出される)ようにな
っている。
【0022】操作部15は、複写機102の本体104
内の各装置やシート処理装置103の動作設定や設定内
容を確認できるようになっている。操作部15は、設定
内容を確認するための表示部、この表示部上に重ねて配
置され画像形成動作の詳細設定やシート処理装置の動作
設定等を行うためのタッチパネルキー、画像形成部数等
の数値を設定するためのテンキー、画像形成動作を停止
するためのストップキー、初期設定に戻すためのリセッ
トキー、画像形成動作を開始するためのスタートキー等
を有している。
【0023】シート処理装置103は、複写機102の
本体104から搬送されてきたシートSを入り口ローラ
対1で受け入れるようになっている。搬送ローラ対(シ
ート搬送手段)2と搬送ローラ対(シート搬送手段)3
は図示しない入り口搬送モータによって駆動されて、シ
ートSまたはインサートシートIを搬送するようになっ
ている。シート検知センサ(シート検知手段)31は、
搬送されるシートSまたはインサートシートIの通過を
パンチユニット(穿孔装置)50の入り口側で検知する
ようになっている。パンチユニット50は、搬送されて
くるシートSまたはインサートシートIに孔を空けるよ
うになっている。
【0024】図1において、搬送途上に配置された比較
的大径のバッファローラ(シート搬送手段)5は、バッ
ファモータ59によって回転し、その外側周囲に配され
た各押し付けころ12,13,14によってシートをロ
ール面に押圧されて搬送するようになっている。なお、
搬送ローラ対2,3、バッファローラ5のいずれもシー
ト搬送手段であるが、パンチユニット50に対してシー
トを搬送するためには何れか1つのローラを備えていれ
ばよい。
【0025】図3は、シート処理装置103に収納され
たパンチユニット50の構成を示す図である。パンチユ
ニット50は、シート搬送方向Aと直交するシート幅方
向のシート端部を検知するシート端部検知センサ(幅方
向孔位置調節手段)43、穿孔部40等を有している。
シート端部検知センサ43は不図示の発光部および受光
部を有するフォトカプラである。シート端部検知センサ
43は発光部と受光部との間にシートが介在して発光部
からの光が遮られることによってシート端部を検知する
ようになっている。シート端部検知センサ43、後述す
るセンサスライドモータ49等は、幅方向孔位置調節手
段を構成している。
【0026】図4は、図3のパンチユニット50の穿孔
部40をシート搬送方向の上流側から見た図である。図
5は、図4の穿孔部40の断面図である。
【0027】穿孔部40は、パンチ38が矢印B方向に
往復移動して、パンチ38と、ダイ48のダイ孔41と
によって、シートSまたはインサートシートIに孔を空
けることができるようになっている。スライドカム34
にはV字溝状のカム35が各パンチ38に対応して形成
されている。また、各カム35には、連結ピン39によ
って各パンチ38が連動されている。なお、本実施形態
の穿孔部40は、パンチを3本有して、シートに孔を3
つ空けることができるようになっているが、パンチの数
はこれに限定されることなく、1本、2本あるいは4本
以上あってもよい。
【0028】図6において、V字溝状のカム35は、パ
ンチ38をダイ孔41(図5参照)に進入させるV状の
谷部35aと、パンチ38をダイ孔41から離れた位置
に待機させる両端部35b,35bとで形成されてい
る。
【0029】図4において、スライドカム34はスライ
ドカム駆動モータ36によってシート給送方向に対して
交差する矢印D、矢印E方向に円滑に往復移動するよう
になっている。スライドカム駆動モータ36にはDCモ
ータが使用されている。図3において、穿孔領域検知セ
ンサ37aとスライドカム位置検知センサ37bは、ス
ライドカム34に形成されたセンサフラグ42a,42
bを検知して、スライドカム34を駆動するスライドカ
ム駆動モータ36を図2に示すシート処理装置制御部2
05、コントローラ回路部200等と協働して制御する
ようになっている。シート処理装置制御部205、コン
トローラ回路部200等は、作動制御手段を構成してい
る。
【0030】穿孔領域検知センサ37aは、スライドカ
ム34がパンチ38をダイ孔41に進入させた位置にあ
るか否かを検知するようになっている。スライドカム位
置検知センサ37bは、スライドカム34の移動範囲の
中心がパンチ38に対して右側にあるか左側にあるかを
検知するようになっている。
【0031】穿孔領域検知センサ37aに対して、セン
サフラグ42aの透過部が対向しているとき、図6に示
すように、穿孔領域検知センサ37aは透過状態とな
り、信号はオンとなる。スライドカム34がパンチ38
をダイ孔41に進入させた位置にあることを検知するこ
とができる。また、穿孔領域検知センサ37aに対し
て、センサフラグ42aの遮光部が対向しているとき、
穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号はオ
フとなる。それにより、スライドカム34がパンチ38
をダイ孔41から抜き出させた位置にいることを検知す
ることができる。
【0032】図3において、シートSまたはインサート
シートIは、搬送ローラ対2(図1参照)によって矢印
A方向に搬送されて、シート検知センサ31によって先
端を検知される。その後、シートSまたはインサートシ
ートIは、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5によ
って搬送され、パンチ位置に合わせた搬送ローラ対2,
3、バッファローラ5の停止で所定のタイミングで停止
させられる。そして、シート処理装置制御部205、コ
ントローラ回路部200等によってスライドカム駆動モ
ータ36が始動し、スライドカム34が移動する。スラ
イドカム34は移動しながらV字溝状のカム35によっ
てパンチ38をダイ孔41に進入させ、そしてダイ孔4
1から抜き出させる。パンチ38は、ダイ孔41に進入
しながら、シートSまたはインサートシートIに孔を空
ける。
【0033】パンチ38がダイ孔41から抜け出ると、
すなわち、パンチ38がシートの搬送路から退避する
と、穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号
がオフとなる。それにより、スライドカム駆動モータ3
6は停止する。これによって、穿孔部40は、穿孔動作
を終了する。そして、シートSまたはインサートシート
Iは、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5によって
搬送を再開される。そして、パンチスライドモータ58
を駆動させ、パンチユニット50を後述する各シートに
対する穿孔待機位置に移動させる。
【0034】また、パンチユニット50には、シートの
搬送方向Aと直交するシート幅方向(図3中矢印D−E
方向)に移動自在なパンチスライドHP検知センサ44
が設けられている。パンチスライドHP検知センサ44
は、矢印D−E方向に移動して、シート処理装置103
に設けられたパンチスライドHP規定部45を検知する
ようになっている。
【0035】さらに、パンチユニット50は、シート端
部検知センサ43および横レジストHP検知センサ(交
差方向位置検知手段)46を有している。シート端部検
知センサ43と横レジストHP検知センサ46は、一体
になって、センサスライドモータ49の駆動により、穿
孔部40に対して矢印D、または矢印E方向に移動する
ようになっている。横レジストHP検知センサ46を矢
印E方向に移動させると横レジストHP検知センサ46
は、横レジストHP規定部47を検知する。そして、シ
ート端部検知センサ43を穿孔部40に対して矢印D方
向に移動させるとシート端部検知センサ43は、選択さ
れたシートサイズまたはインサートシートサイズに対応
するシート端部検知待機位置(動作基準位置)に待機さ
せておくことができる。シート端部検知待機位置とは、
シート端部検知センサ43を、穿孔部40の中心から選
択されたシートまたはインサートシートIの幅半分の長
さ分、離れた位置のことである。
【0036】すなわち、シート端部検知センサ43によ
ってシートの搬送方向Aと直交するシート幅方向のシー
ト端部を検知した時、穿孔部40の中心とシートSまた
はインサートシートIの中心を一致することができ、シ
ートSまたはインサートシートIの中心に穿孔すること
が可能となる。
【0037】このように、シート処理装置制御部205
とコントローラ回路部200は、シートがパンチユニッ
ト50に搬送されてくる前に、センサスライドモータ4
9を駆動し、シート端部検知センサ43を、穿孔部40
の中心からシート幅の半分の長さ分、離れた位置に、穿
孔部40に対してあらかじめ移動させておく。
【0038】また、シート処理装置制御部205とコン
トローラ回路部200は、シート端部検知センサ43を
上記の位置に移動させた後、パンチスライドモータ58
は、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライ
ドHP検知規定部45を検知していない場合、穿孔部4
0、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ
46等を一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライ
ドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部
45を検知した位置で停止させる。
【0039】または、パンチスライドモータ58は、パ
ンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP
検知規定部45を検知している場合、穿孔部40、シー
ト端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を
一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検
知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検
知しなくなった位置で停止させる。
【0040】これによって、穿孔部40、シート端部検
知センサ43、横レジHP検知センサ46等を、ホーム
ポジションに待機させておくことができる。ここでいう
ホームポジションとは、シート処理装置103のシート
搬送路を略中心にあたる。
【0041】そして、実際に穿孔動作を行う時には、パ
ンチスライドモータ58を矢印E方向、またはD方向へ
駆動させて、各シートが格納されている場所に応じた穿
孔待機位置へ移動させる。それによって、穿孔部40、
シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46
等を各シートに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0042】前記穿孔待機位置について、図7及び図8
を用いて説明する。例えば、搬送されてくるシートS
が、記録紙格納部53から給紙されたシートS1の場
合、と記録紙格納部54から給紙されたシートS2で
は、シートの搬送方向と直交するシート幅方向のズレ位
置の中心位置が異なる。これは、給紙格納部の装置的ば
らつきなどが起因していると考えられる。
【0043】搬送されてくるシートSが、記録紙格納部
53から給紙されたシートS1の場合、図8に示すよう
に、シート搬送方向Aと直交するシート幅方向のズレ量
はMとなる。また、シート搬送方向Aと直交するシート
幅方向のズレ位置の中心位置は、パンチスライドのホー
ムポジション位置から矢印D方向にR1移動した位置と
なり。パンチスライドモータ58を始動させ、穿孔部4
0、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ
46等を一体に矢印D方向にR1移動させ、シートS1
が搬送されるのを待つ。
【0044】同様に、搬送されてくるシートSが、記録
紙格納部54から給紙されたシートS2の場合、図8に
示すように、シート搬送方向Aと直交するシート幅方向
のズレ量はM′となる。また、シート搬送方向Aと直交
するシート幅方向のズレ位置の中心位置は、パンチスラ
イドのホームポジション位置から矢印E方向にR2移動
した位置となり、パンチスライドモータ58を始動さ
せ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等を一体に矢印E方向にR2移動さ
せ、シートS1が搬送されるのを待つ。インサータから
給紙されたインサート紙Iの場合も同様に、図示しない
R3移動した位置となる。
【0045】すなわち、装置として、全ての給紙格納部
から搬送されてくるシートSの搬送方向と直交するシー
ト幅方向のズレを考えた場合Qとなるが、記録紙格納部
53、記録紙格納部54各々のシートの搬送方向と直交
するシート幅方向のズレを考えた場合はMまたはM′
(Q>M,Q>M′)となり、ズレ量は少なくなる。
【0046】シート検知センサ31はシートの先端を検
知する。シートの先端がシート端部検知センサ43に到
達すると、シート処理装置制御部205とコントローラ
回路部200はパンチスライドモータ58を始動させ
る。パンチスライドモータ58は、シート端部検知セン
サ43によってシート端部を既に検知している場合、穿
孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知
センサ46等を一体に矢印E方向に移動させ、シート端
部検知センサ43の発光部と受光部との間がシートによ
って遮られなくなることによりシート端部が検知されな
くなることで回転を停止し、穿孔部40、シート端部検
知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシート端
部基準に停止させることができる。または、パンチスラ
イドモータ58は、シート端部検知センサ43によって
シート端部を検知していない場合、穿孔部40、シート
端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一
体に矢印D方向に移動させ、シート端部検知センサ43
の発光部と受光部との間がシートによって遮られること
によりシート端部が検知されることで回転を停止し、穿
孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知
センサ46等をシート端部基準に停止させることができ
る。
【0047】この結果、パンチユニット50は、シート
SまたはインサートシートIの搬送方向に直行する方向
のシート端部に合わせてシートの所定の位置に正確に孔
を空けることができる。
【0048】第1の切り替えフラッパ11は、ノンソー
トパス4とソートパス8とを選択的に切り替えるように
なっている。第2の切り替えフラッパ10は、シートS
またはインサートシートIを一時的に貯えるためのバッ
ファパス23とソートパス8とを切り替えるようになっ
ている。シート検知センサ33はノンソートパス4内の
シートを検知するようになっている。シート検知センサ
32はソートパス8内のシートを検知するようになって
いる。
【0049】搬送ローラ対6はソートパス8の経路に設
けられている。処理トレイユニット84は、中間トレイ
(以下、「処理トレイ」という)82、整合板88等を
有している。処理トレイ82は、シートSまたはインサ
ートシートIを一時的に集積し、集積されたシートSま
たはインサートシートIを整合し、ステイプルユニット
80によってステイプル処理を行うために設けられてい
る。整合板88は処理トレイ82に積載されたシートS
またはインサートシートIの幅整合を行うようになって
いる。
【0050】処理トレイ82の排出端側には、束排出ロ
ーラ対を構成する一方の排出ローラ、ここでは、固定側
としての下排出ローラ83bが配設されている。第1の
排出ローラ対7はソートパス8に配設されて、シートS
またはインサートシートIを処理トレイ82上に排出す
るようになっている。第2の排出ローラ対9はノンソー
トパス4に配されシートSまたはインサートシートIを
サンプルトレイ85上に排出するようになっている。
【0051】上排出ローラ83aは揺動ガイド81に支
持され、この揺動ガイド81が閉じ位置に傾動したと
き、下排出ローラ83bに加圧されて処理トレイ82上
のシートSまたはインサートシートIをスタックトレイ
86上に束排出するようになっている。束積載ガイド1
6は、スタックトレイ86、サンプルトレイ85上に積
載されるシート束の後端縁(束排出方向に対しての後端
縁)を突き当てられて受け止めるようになっており、シ
ート処理装置103の外装を兼ねている。
【0052】インサートシート格納部20はインサート
するインサートシートIをセットする場所である。給紙
ローラ21はインサートシートを給送するようになって
いる。分離ローラ22は、給送されたインサートシート
を1枚ずつに分離するようになっている。インサートシ
ートセット検知センサ27は、インサートシート格納部
20にインサートシートがセットされているか否かを検
知するようになっている。供給されたインサートシート
は、搬送ローラ対28,24,25,26によって、搬
送ローラ対2に搬送するようになっている。インサート
シート検知センサ29は,供給されたインサートシート
Iの通過を検知するようになっている。第3の切り替え
フラッパ89は、サドルパス91とソートパス8とを選
択的に切り替えるようになっている。
【0053】シートSまたはインサートシートIは、搬
送ローラ対90,96によって搬送されて、ストッパ9
2に当接させられる。ストッパ92に突き当てられて積
載されたシートSまたはインサートシートIは、整合部
材97によって幅方向を整合される。そして、シートS
またはインサートシートIは、シート幅方向中央を基準
にして左右対称の位置に2個配設されている(図1では
重なっている)ステイプルユニット93によってシート
長さ方向(シート搬送方向)の中央位置において2ケ所
針止めすることによって綴じられる。
【0054】次に、図示しないストッパ移動モータが始
動し、ストッパ92を下方へ移動させ、前記綴じ位置が
折りローラ対94のニップ位置に対向するようにシート
束を移動させる。移動完了後、不図示のストッパ突き板
ソレノイドが作動し、突き板95によってシート束の綴
じ位置を折りローラ対94の方ヘ突く。そして、図示し
ない折りモータが始動し、シート束が綴じ位置で2つ折
りされるように折りローラ対94でニップ搬送する。こ
れによってシート束は、シート長さ方向の中央の綴じ位
置で2つ折りにされたことになる。ストッパ92、折り
ローラ対94、突き板95等は、折り曲げ装置100を
構成している。
【0055】折り処理されたシート束は、図示しないサ
ドル排出モータによって回転する排出ローラ98によ
り、積載トレイ87上に排出されて、積載される。この
排出ローラ98の上部には、2つ折されたシート束を押
さえるシート束押さえ部材99が回転可能に設けられて
いる。このシート束押さえ部材99は、折り処理された
シート束が排出ローラ98により排出口から積載トレイ
87上に排出された際、シート束の端部を押さえて、折
りが不十分なシート束Pであっても積載トレイ87上で
開かないように積載することができるようにしている。
【0056】以上説明したように、ユーザが、読み取り
シート供給装置101の自動原稿給送部51に原稿をセ
ットし、操作部15に所望の設定を行い、動作開始を指
定することで、複写機102は、画像形成動作を開始す
る。複写機102は、読み取りシート供給装置101で
原稿の読み取りを行うと同時に、シートサイズに応じて
選択されたシート格納部53(54)からシートの供給
を開始し、シート搬送路を介して画像形成部62へシー
トを搬送する。読み取りシート供給装置101で読み取
った画像情報に基づいて感光体ドラム66に形成された
トナー像は、供給されたシートに転写される。そのトナ
ー像は、シートが定着ローラ64を通過するとき、シー
ト上に定着される。そして、シート処理装置103は、
トナー像が定着されたシートに、またはインサートシー
ト格納部20から供給されたインサートシートIに、パ
ンチ、シートの分類、ステイプル等の製本処理を行った
後、それらのシートを排出する。
【0057】図2は、複写機102の制御部の構成を示
すブロック図である。コントローラ回路部200は、中
央処理演算部(以下、CPU)1002、メモリ100
1、I/O制御部1003等を有している。CPU10
02は所定のプログラムに従って演算し、かつ複写機本
体104とシート処理装置103との全体を制御するよ
うになっている。メモリ1001はプログラムや所定の
データを格納するRAMやROM1004、ICカー
ド、フロッピーディスク(登録商標)等の記憶手段を含
み、プログラムやデータの読み書きを行うようになって
いる。I/O制御部1003は入出力信号の伝送や制御
を行うようになっている。
【0058】I/O制御部1003には、操作部制御部
201、シート供給制御部202、読み取りシート供給
装置制御部203、画像形成制御部204、シート処理
装置制御部205が接続されている。
【0059】また、メモリ1001およびI/O制御部
1003は、CPU1002からの制御信号により制御
される。さらに、コントローラ回路部200は、I/O
制御部1003を介して、操作部制御部201、シート
供給制御部202、読み取りシート供給装置制御部20
3、画像形成制御部204、シート処理装置制御部20
5を動作させるようになっている。
【0060】上記構成を有する複写機102は、ユーザ
が読み取りシート供給装置101の自動原稿給送部51
上に原稿をセットし、操作部15で動作モードの設定お
よび複写開始を指定すると、自動原稿給送部51が原稿
を1枚づつ原稿台ガラス78上の読み取り位置に給送
し、光学系52で原稿の読み取りを行うようになってい
る。
【0061】光学系52は、CCDラインセンサ76で
露光された原稿画像を光電変換し、画像信号として読み
取る。読み取られた画像信号に対し、操作部15からの
ユーザ設定に応じて各種画像処理の処理を施した後、画
像信号は感光体ドラム66を露光するための光信号に変
換される。
【0062】そして、通常の電子写真プロセスの帯電、
露光、潜像、現像、転写、分離、定着工程を経てシート
S上に画像が形成される。画像が形成されたシートSは
搬送ベルト63および搬送ローラ対65により、入り口
ローラ対1を介してシート処理装置103の搬送路へと
搬送される。シート処理装置103は、操作部15から
の設定に応じて、コントローラ回路部200により制御
される。
【0063】複写機102の本体104から排出された
シートSは、シート処理装置103に移送される。操作
部15においてパンチ動作が選択されている場合、コン
トローラ回路部200はシート処理装置制御部205に
よって、センサスライドモータ49を駆動させ、シート
搬送開始前にシート端部検知センサ43をシートサイズ
に合わせて可変設定される所定位置(シート端部検知待
機位置)に移動させる。また、コントローラ回路部20
0はシート処理装置制御部205によって、パンチスラ
イドモータ58を駆動させ、シートSが格納されていた
場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる。それによっ
て、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をシートSに対する穿孔待機位置に
移動させる。
【0064】シート検知センサ31によってシートの先
端を検知すると、コントローラ回路部200はシートS
の搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ10
05を作動させる。コントローラ回路部200はシート
搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シートS
がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距離移
動された、すなわちシート端部検知センサ43によって
シートSの先端が検知可能となったと判断した場合、シ
ート処理装置制御部205によって、パンチスライドモ
ータ58を作動させ、穿孔部40およびシート端部検知
センサ43をシート幅方向(図3中、矢印D、またはE
方向)に移動させる。シート端部検知センサ43がシー
ト端部を検知状態または未検知状態になると、コントロ
ーラ回路部200は、パンチスライドモータ58を停止
して穿孔部40およびシート端部検知センサ43の位置
決めを行う。
【0065】次に、コントローラ回路部200は、シー
ト搬送距離カウンタ1005のカウント値からシートS
の穿孔位置がシート検知センサ31からZ1(図3参
照)の距離移動された、すなわちシートSの先端がシー
ト検知センサ31から(Zl+L−X)の距離移動され
たと判断したとき、シート処理装置制御部205によっ
て、シートSの搬送を停止させる。なお、Z1はシート
検知センサ31からパンチ38までの距離である。Lは
シートSのシート搬送方向の長さである。Xはシート搬
送方向のシート後端部から孔Hを空ける位置までの距離
である。そして、コントローラ回路部200は、シート
搬送距離カウンタ1005を停止させる。
【0066】シートSが停止した後、コントローラ回路
部200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、スラ
イドカム34を動作させ、パンチ38とダイ孔41とで
シ−トSに孔をあけさせる。穿孔領域検知センサ37a
によって穿孔動作の終了を検知すると、コントローラ回
路部200はシート処理装置制御部205によって、ス
ライドカム駆動モータ36を停止させる。
【0067】その後、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、シートSの搬送を継
続させる。そして、コントローラ回路部200はシート
処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ
58を駆動させ、シートSが格納されていた場所に応じ
た穿孔待機位置へ移動させる。それによって、穿孔部4
0、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ
46等をシートSに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0068】コントローラ回路部200はシート処理装
置制御部205によって、第1の切り替えフラッパ11
を作動させて搬送経路を切り替える。サンプルトレイ8
5にシートを積載する場合、シートSは第2の排出ロー
ラ対9を経由して排出される。スタックトレイ86にシ
ートを積載する場合、シートSは搬送ローラ対6を経由
して、第1の排出ローラ対7から排出され、処理トレイ
82に積載される。
【0069】操作部15で2つ折製本動作が選択されて
いる場合、コントローラ回路部200はシート処理装置
制御部205によって、第3の切り替えフラッパ89を
作動させて搬送経路を切り替える。さらにコントローラ
回路部200はシート搬送前にシート処理装置制御部2
05によって、不図示のストッパ移動モータを駆動させ
て製本するシート長さに応じた位置へ、ストッパ92を
移動させる。
【0070】コントローラ回路部200は、搬送ローラ
対90,96によって、シートをストッパ92まで搬送
した後、シート処理装置制御部205によって、整合部
材97を作動させる。整合部材97は、ストッパ92に
突き当てられて積載されたシートSまたはインサートシ
ートIを整合する。シートSまたはインサートシートI
の整合ならびに積載が完了したとき、コントローラ回路
部200はシート処理装置制御部205によって、ステ
イプルユニット93を作動させる。ステイプルユニット
93は、シートSまたはインサートシートIの中央位置
において2ケ所針止めする。そして、コントローラ回路
部200はシート処理装置制御部205によって、不図
示のストッパ移動モータを駆動させる。ストッパ92
は、不図示のストッパ移動モータによって綴じ位置が折
りローラ対94のニップ位置に至るように移動する。
【0071】コントローラ回路部200はシート処理装
置制御部205によって、ストッパ突き板ソレノイドを
駆動させる。突き板95は、シート束を折りローラ対9
4の方向へ突く。同時に、不図示の折りモータを駆動さ
せる。折りモータは、折りローラ対94を回転させてシ
ート束をニップ搬送させる。コントローラ回路部200
はシート処理装置制御部205によって、不図示のサド
ル排出モータを駆動させる。不図示のサドル排出モータ
は、綴じた束を積載トレイ87上に排出する。
【0072】また、操作部15でステイプル動作が選択
されているとき、コントローラ回路部200はシート処
理装置制御部205によって、ステイプルユニット80
を作動させる。ステイプルユニット80は処理トレイ8
2に積載したシート束にステイプル処理を行う。また、
コントローラ回路部200はシート処理装置制御部20
5によって、整合板88を作動させる。整合板88は、
積載されたシート束を整えるとともに、スタックトレイ
86上に積載する束の仕分け方向を制御する。
【0073】さらに、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、揺動ガイド81を閉
じたさせた後、束排紙ローラ対(上排出ローラ83a、
下排出ローラ83b)を駆動させる。束排紙ローラ対8
3a,83bは、処理トレイ82内のシート束を、スタ
ックトレイ86に排出して積載する。
【0074】図10及び図11は、穿孔処理手順を示す
フローチャートである。この処理プログラムは、メモリ
1001内のROM1004に格納されて、CPU10
02によって実行されるようになっている。
【0075】CPU1002は、操作部制御部201を
動作させ、積載動作、ステイプル動作、穿孔動作(パン
チ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付け、操作部1
5でのユーザ入力により指定された動作設定に基づき、
シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御
部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御
部205を動作させる。CPU1002は、ユーザによ
ってコピースタート動作が選択されたと判断した場合
(ステップ(以下、「S−」のように略記する。)
1)、画像形成動作を開始する(S−2)。ユーザによ
ってコピースタート動作が選択される前に、ユーザによ
ってパンチ動作が選択されていると判断した場合(S−
3)、S−5に移行する。S−3において、ユーザによ
ってパンチ動作が選択されていないと判断した場合、S
−4に移行し、ジョブが終了したか否かの判断を行う。
S−4において、ジョブが終了したと判断した場合はS
−1に移行し、コピースタート動作が選択されるまで待
ち、ジョブが終了していないと判断した場合はS−2に
移行し、画像形成動作を継続する。
【0076】CPU1002は、シート処理装置制御部
205によって、センサスライドモータ49を駆動させ
る。センサスライドモータ49は、シート端部検知セン
サ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位
置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S−
5)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部
205によって、パンチスライドモータ58を駆動さ
せ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に
応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−6)。そして、
CPU1002は、シート検知センサ31によってシー
トの先端が検知されるのを待つ(S−7)。
【0077】シートの先端が検知されると、CPU10
02はシート搬送距離をカウントするカウンタである、
CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリア
した後(S−8)、シート搬送距離カウンタ1005を
スタートさせる(S−9)。
【0078】シート搬送距離カウンタ1005のカウン
ト値がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距
離分の値と等しくなると(S−10)、CPU1002
はシート処理装置制御部205によって、パンチスライ
ドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58
は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの
端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知
センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移
動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオ
ンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40
およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3
の矢印E方向)への移動を開始させる。(S−11)。
【0079】そして、シート端部検知センサ43によっ
てシート端部が検知されると(S−12)、CPU10
02はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔部
40およびシート端部検知センサ43の移動を停止させ
る(S−13)。
【0080】また、CPU1002はシート搬送距離カ
ウンタ1005によって、シート検知センサ31から
(Z1+L−X)の距離移動された値になったことを判
断したとき(S−14)、入り口搬送モータおよびバッ
ファモータ59の駆動を停止させ、シート上の穿孔位置
がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止さ
せる(S−15)。CPU1002はシート搬送距離カ
ウンタ1005のカウント動作を停止させる(S−1
6)。そして、CPU1002はシート処理装置制御部
205によって、スライドカム駆動モータ36を駆動さ
せる(S−17)。CPU1002は穿孔領域検知セン
サ37aがオンになり(S−18)、そしてオフになる
のを待つ(S−19)。すなわち、CPU1002はパ
ンチ38がダイ孔41に進入しながらシートに孔をあけ
た後、ダイ孔41から離れるのを待つ。
【0081】そして、CPU1002はシート処理装置
制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を
停止させる(S−20)。また、CPU1002はシー
ト処理装置制御部205によって、入り口搬送モータお
よびバッファモータ59の駆動を開始させる(S−2
1)。そして、CPU1002は、シート処理装置制御
部205によって、パンチスライドモータ58を駆動さ
せ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に
応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−22)。そし
て、処理プログラムはS−4へ移行する。
【0082】その後、CPU1002はジョブが終了し
たか否かを判別し(S−4)、ジョブが終了したと判別
したとき、S−1へ移行し、次のジョブに備える。
【0083】一方、S−4でジョブが続行すると判断さ
れた場合、すなわち、所定枚数のシートに穿孔処理が終
了していないとき、CPU1002はS−2の処理内容
を実行しシート供給制御部202、画像形成制御部20
4等によって、画像形成動作を継続させる。
【0084】本実施形態のシート処理装置103は、シ
ートを1枚ずつ孔をあけるようになっているが、シート
を数枚重ねて孔をあけるようにしてもよい。
【0085】(第2の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第2の実施の形態について、上記第1の実施の形
態と異なる点を中心に説明する。なお、当該第2の実施
の形態についても、シート処理装置及び画像形成装置の
基本的なハードウエア構成は、第1の実施の形態と同一
であるため、同一の構成要素については同一の符号を付
すこととし、ここでの重複する説明は省略する。
【0086】操作部15は、複写機102のプリンタ1
04やシート処理装置103の動作設定や設定内容を確
認できるようになっている。また操作部15は、図12
に示すように、設定内容を確認するための表示部306
(例として図13,図14,図15のような表示)は、
表示部上に配置され、画像形成動作の詳細設定やシート
分類装置の動作設定等を行うためのタッチパネルキーを
備えている。画像形成部数等の数値を設定するためのテ
ンキー303、画像形成動作を停止するためのストップ
キー305、初期設定に戻すためのリセットキー30
4、画像形成動作を開始するためのスタートキー302
を有している。ユーザが個別の動作の詳細を設定するた
めのユーザモードキー307を有している。
【0087】また前記穿孔待機位置、R1、R2、R3
は、穿孔処理するシートの用紙格納部(給紙箇所)が変
更された場合、変更された用紙格納部から給紙された1
枚目のシートに対して、測定動作を行う。測定動作に関
する詳しい説明は後述する。
【0088】ここで、前記穿孔待機位置R1、R2、R
3も測定方法について説明する。記録紙格納部53から
給紙されたシートS1の穿孔待機位置をR1、記録紙格
納部54から給紙されたシートS2の穿孔待機位置をR
2、インサータから給紙されたインサート紙Iの穿孔待
機位置をR3とする。前述したように給紙箇所によっ
て、シートの搬送方向と直交するシート幅方向のズレ位
置の中心位置が異なる。これは、給紙格納部の装置的ば
らつきなどが起因していると考えられる。
【0089】操作部15からパンチ幅方向補正基準位置
設定動作が選択された場合、シートがパンチユニット5
0に搬送されてくる前に、センサスライドモータ49を
駆動し、シート端部検知センサ43を、穿孔部40の中
心からシート幅の半分の長さ分、離れた位置に、穿孔部
40に対してあらかじめ移動させておく。パンチスライ
ドモータ58は、パンチスライドHP検知センサ44が
パンチスライドHP検知規定部45を検知していない場
合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させて、
パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドH
P検知規定部45を検知した位置で停止させる。
【0090】または、パンチスライドモータ58は、パ
ンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP
検知規定部45を検知している場合、穿孔部40、シー
ト端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を
一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検
知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検
知しなくなった位置で停止させる。これによって、穿孔
部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知セ
ンサ46等を、ホームポジションに待機させておくこと
ができる。ここでいうホームポジションとは、シート処
理装置103のシート搬送路を略中心にあたる。
【0091】前記、穿孔部40が測定モードの待機動作
が完了した後、選択した給紙部から、シートの給紙を開
始する。そして、シート検知センサ31はシートの先端
を検知する。シートの先端がシート端部検知センサ43
に到達しさらにシートの搬送方向長さのL/2搬送した
ところで、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5を停
止させ、シートの搬送を一旦停止させる。
【0092】そして、パンチスライドモータ58を始動
させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知
センサ43によってシート端部を既に検知している場
合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させ、シ
ート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシー
トによって遮られなくなることによりシート端部が検知
されなくなることで回転を停止し、穿孔部40、シート
端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシ
ート端部基準に停止させることができる。または、パン
チスライドモータ58は、シート端部検知センサ43に
よってシート端部を検知していない場合、穿孔部40、
シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46
等を一体に矢印D方向に移動させ、シート端部検知セン
サ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られ
ることによりシート端部が検知されることで回転を停止
し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をシート端部基準に停止させること
ができる。パンチスライドモータ58によって、パンチ
スライドHPから前記シート端部検知した位置までの移
動量を測定し、その給紙段から給紙されたシートの穿孔
待機位置として、記録紙格納部53から給紙されたシー
トS1の穿孔待機位置ならR1、記録紙格納部54から
給紙されたシートS2の穿孔待機位置ならR2、インサ
ータから給紙されたインサート紙Iの穿孔待機位置なら
R3として、メモリ(書換え可能な不揮発性メモリ)に
格納する。
【0093】そして、搬送ローラ対2,3、バッファロ
ーラ5を再度駆動させ、シートの搬送を再開させる。第
1の切り替えフラッパ11を切り替え、ノンソートパス
4にシートを搬送し、第2の排出ローラ対9によってシ
ートSまたはインサートシートIをサンプルトレイ85
上に排出する。
【0094】(パンチ幅方向補正基準位置の設定)ま
た、操作部15でパンチ幅方向補正基準位置設定動作が
選択されたとき、コントローラ回路部200はシート処
理装置制御部205によって、センサスライドモータ4
9を駆動させ、シート搬送開始前にシート端部検知セン
サ43をシートサイズに合わせて可変設定される所定位
置(シート端部検知待機位置)に移動させる。また、コ
ントローラ回路部200はシート処理装置制御部205
によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、パン
チスライドHPへ移動させる。そして、コントローラ回
路部200はシート供給制御部202、シート処理装置
制御部205を動作させることによって給紙格納部5
3,54またはインサートシート格納部20のうち選択
された給紙部から給紙を開始する。
【0095】シート検知センサ31によってシートの先
端を検知すると、コントローラ回路部200はシートS
の搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ10
05を作動させる。コントローラ回路部200はシート
搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シートS
がシート検知センサ31からZ(図3参照)の距離移動
されし更にシートの搬送方向長さのL/2(図9参照)
移動されとき、すなわちシート端部検知センサ43によ
ってシートSの先端が検知可能となったと判断した場
合、シート処理装置制御部205によって、シートの搬
送を停止させる。そして、パンチスライドモータ58を
作動させると同時に、パンチ幅方向補正値測定カウンタ
1006を動作させる。そして、穿孔部40およびシー
ト端部検知センサ43をシート幅方向(図3中、矢印
D、またはE方向)に移動させる。
【0096】シート端部検知センサ43がシート端部を
検知状態または未検知状態になると、コントローラ回路
部200は、パンチスライドモータ58を停止して穿孔
部40およびシート端部検知センサ43の位置決めを行
う。そして、パンチ幅方向補正値測定カウンタ1006
を停止させ、カウントした値を記録紙格納部53から給
紙されたシートS1の場合、穿孔待機位置R1に、記録
紙格納部54から給紙されたシートS2の場合穿孔待機
位置をR2に、インサータから給紙されたインサート紙
Iの場合穿孔待機位置をR3にパンチ幅方向補正基準位
置としてメモリ1001に格納する。
【0097】そして、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、シートの搬送を再開
すると共に、第1の切り替えフラッパ11を作動させて
搬送経路を切り替え、第2の排出ローラ対9を経由して
サンプルトレイ85にシートを積載する。
【0098】図17は、パンチ幅方向補正基準位置設定
のためのユーザーモード設定入力手順を示すフローチャ
ートである。この処理プログラムは、メモリ1001内
のROM1004に格納されて、CPU1002によっ
て実行されるようになっている。
【0099】CPU1002は、先ずステップ(以下、
「S−」のように略記する。)1において、操作部15
のコピースタートキー302がユーザに押下されたかど
うか判断する。S−1において、コピースタートキー3
02がユーザに押下されたと判断した場合、CPU10
02はS−2の処理内容を実行する。S−2において、
CPU1002はジョブが終了していないと判断した場
合、画像形成動作を継続する。また、S−2においてジ
ョブが終了したと判断した場合は、S−1の処理内容を
実行する。
【0100】S−1において、コピースタートキー30
2がユーザに押下されていないと判断した場合、CPU
1002はS−3の処理内容を実行する。
【0101】CPU1002は、操作部15のユーザモ
ードキー307がユーザに押下されたかどうか判断する
(S−3)。S−3において、ユーザモードキー307
がユーザに押下されたと判断した場合、CPU1002
は、操作部制御部201を動作させ、図13に示すユー
ザモード選択画面を操作部15に表示する(S−4)。
S−3において、ユーザモードキー307がユーザに押
下されていないと判断した場合、CPU1002は、S
−1の処理内容を実行する。
【0102】CPU1002は、操作部15のユーザモ
ード選択画面において、パンチ幅方向検知基準位置設定
キー601をユーザが選択したかどうか判断する(S−
5)。
【0103】S−5において、パンチ幅方向検知基準位
置設定キー601がユーザに押下されたと判断した場
合、CPU1002は、操作部制御部201を動作さ
せ、図14に示すパンチ幅方向検知基準位置設定画面を
操作部15に表示する(S−10)。そして、CPU1
002は、S−11の処理内容を実行する。
【0104】S−5において、パンチ幅方向検知基準位
置設定キー601がユーザに押下されていないと判断し
た場合、CPU1002はS−6の処理内容を実行す
る。S−6において、その他のキーがユーザに押下され
たと判断した場合、CPU1002は、操作部制御部2
01を動作させ、ここでは図示しない所定の画面を操作
部15に表示する(S−8)。そして、S−6において
ユーザが選択したユーザモードの所定の入力設定処理を
実行する(S−9)。そして、CPU1002は、S−
15の処理内容を実行する。
【0105】S−6において、その他のキーがユーザに
押下されていないと判断した場合、CPU1002はS
−7の処理内容を実行する。S−7において、リセット
キー304がユーザに押下されたと判断した場合、CP
U1002は、操作部制御部201を動作させ、図16
に示すメイン画面を操作部15に表示する(S−1
5)。S−7において、リセットキー304がユーザに
押下されていないと判断した場合、CPU1002はS
−4の処理内容を実行する。
【0106】S−11において、キャンセルキー804
がユーザに押下されたと判断した場合、操作部制御部2
01を動作させ、図16に示すメイン画面を操作部15
に表示する。(S−15)。
【0107】CPU1002は、S−11において、キ
ャンセルキー804が押下されなかったと判断した場
合、キャンセルキー以外のキー入力があったかどうか判
断する(S−12)。S−12において、キャンセルキ
ー以外のキー入力がなかったと判断した場合、CPU1
002はS−10の処理内容を実行する。
【0108】また、S−12において、キャンセルキー
以外のキー入力があったと判断した場合、CPU100
2は、操作部制御部201を動作させ、図15に示すパ
ンチ幅方向補正基準位置測定中であることを操作部15
に表示する(S−14)。そして、パンチ幅方向補正基
準位置測定動作を開始する。パンチ幅方向補正基準位置
測定動作に関してのフローについては後述する。そし
て、CPU1002はS−15の処理内容を実行する。
【0109】図18は、パンチ幅方向補正基準位置測定
動作の処理を示すフローチャートである。この処理プロ
グラムは、メモリ1001内のROM1004に格納さ
れて、CPU1002によって実行されるようになって
いる。
【0110】CPU1002は、シート処理装置制御部
205によって、センサスライドモータ49を駆動させ
る。センサスライドモータ49は、シート端部検知セン
サ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位
置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S2−
5)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部
205によって、パンチスライドモータ58を駆動さ
せ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をパンチスライドHPへ移動させる
(S2−6)。CPU1002は、シート供給制御部2
02またはシート処理装置制御部205によって操作部
15によって選択された給紙部から給紙動作を開始する
(S2−7)。図14において、左カセットキー801
が選択された場合給紙格納部53から、右カセットキー
802が選択された場合給紙格納部54からインサータ
キー803が選択された場合インサータトレイ20から
それぞれ給紙する。そして、CPU1002は、シート
検知センサ31によってシートの先端が検知されるのを
待つ(S2−8)。
【0111】シートの先端が検知されると、CPU10
02はシート搬送距離をカウントするカウンタである、
CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリア
した後(S2−9)、シート搬送距離カウンタ1005
をスタートさせる(S2−10)。
【0112】シート搬送距離カウンタ1005のカウン
ト値がシート検知センサ31からZ2+L/2(図3、
図9 参照)の距離分の値と等しくなると(S2−1
1)、CPU1002はシート処理装置制御部205に
よって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の
駆動を停止させ、搬送方向のシート略中央部がパンチ3
8の位置で停止するように、シートを停止させる(S2
−12)。CPU1002はシート搬送距離カウンタ1
005のカウント動作を停止させる(S2−13)。
【0113】そして、CPU1002はパンチスライド
モータ58の移動距離をカウントするカウンタである、
CPU内部のパンチ幅方向補正値カウンタ1006をク
リアした後(S2−14)、パンチ幅方向補正値カウン
タ1006をスタートさせる(S2−15)。
【0114】CPU1002はシート処理装置制御部2
05によって、パンチスライドモータ58を駆動させ
る。パンチスライドモータ58は、シート端部検知セン
サ43がオフの場合、シートの端部を検知するように穿
孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方
向(図3の矢印D方向)への移動を開始させる。または
シート端部検知センサ43がオンの場合、シートの端部
を検知しないように穿孔部40およびシート端部検知セ
ンサ43をシート幅方向(図3の矢印E方向)への移動
を開始させる(S2−16)。
【0115】そして、シート端部検知センサ43によっ
てシート端部が検知されると(S2−17)、CPU1
002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔
部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止さ
せる(S2−18)。CPU1002はパンチ幅方向補
正値カウンタ1006のカウント動作を停止させる(S
2−19)。
【0116】CPU1002は前記パンチ幅方向補正値
カウンタ1006によってカウントしたカウント値をメ
モリ1001に格納する。具体的には図14において、
左カセットキー801が選択された場合、給紙格納部5
3に対応するR1に、右カセットキー802が選択され
た場合、給紙格納部54対応するR2に、インサータキ
ー803が選択された場合インサータトレイ20対応す
るR3に格納する(S2−20)。
【0117】そして、CPU1002はシート処理装置
制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッフ
ァモータ59の駆動を開始させる(S2−21)。そし
て、CPU1002は、シート処理装置制御部205に
よって、フラッパ11を動作させ、ノンソートパス4に
シートを搬送し、第2の排出ローラ対9によってシート
SまたはインサートシートIをサンプルトレイ85上に
排出する(S2−22)。
【0118】図19及び図20は、穿孔処理手順を示す
フローチャートである。この処理プログラムは、メモリ
1001内のROM1004に格納されて、CPU10
02によって実行されるようになっている。
【0119】CPU1002は、操作部制御部201を
動作させ、積載動作、ステイプル動作、穿孔動作(パン
チ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付け、操作部1
5でのユーザ入力により指定された動作設定に基づき、
シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御
部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御
部205を動作させる。CPU1002は、ユーザによ
ってコピースタート動作が選択されたと判断した場合
(ステップ(以下、「S」という。)−1)、画像形成
動作を開始する(S3−2)。ユーザによってコピース
タート動作が選択される前に、ユーザによってパンチ動
作が選択されていると判断した場合(S3−3)、S3
−5に移行する。S3−3において、ユーザによってパ
ンチ動作が選択されていないと判断した場合、S3−4
に移行し、ジョブが終了したか否かの判断を行う。S3
−4において、ジョブが終了したと判断した場合は(S
3−1)に移行し、コピースタート動作が選択されるま
で待ち、ジョブが終了していないと判断した場合は(S
3−2)に移行し、画像形成動作を継続する。
【0120】CPU1002は、シート処理装置制御部
205によって、センサスライドモータ49を駆動させ
る。センサスライドモータ49は、シート端部検知セン
サ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位
置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S3−
5)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部
205によって、パンチスライドモータ58を駆動さ
せ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に
応じた穿孔待機位置へ移動させる(S3−6)。そし
て、CPU1002は、シート検知センサ31によって
シートの先端が検知されるのを待つ(S3−7)。
【0121】シートの先端が検知されると、CPU10
02はシート搬送距離をカウントするカウンタである、
CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリア
した後(S3−8)、シート搬送距離カウンタ1005
をスタートさせる(S3−9)。
【0122】シート搬送距離カウンタ1005のカウン
ト値がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距
離分の値と等しくなると(S3−10)、CPU100
2はシート処理装置制御部205によって、パンチスラ
イドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ5
8は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シート
の端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検
知センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への
移動を開始させる。またはシート端部検知センサ43が
オンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部4
0およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図
3の矢印E方向)への移動を開始させる(S3−1
1)。
【0123】そして、シート端部検知センサ43によっ
てシート端部が検知されると(S3−12)、CPU1
002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔
部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止さ
せる(S3−13)。
【0124】また、CPU1002はシート搬送距離カ
ウンタ1005によって、シート検知センサ31から
(Z1+L−X)の距離移動された値になったことを判
断したとき(S3−14)、入り口搬送モータおよびバ
ッファモータ59の駆動を停止させ、シート上の穿孔位
置がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止
させる(S3−15)。CPU1002はシート搬送距
離カウンタ1005のカウント動作を停止させる(S3
−16)。そして、CPU1002はシート処理装置制
御部205によって、スライドカム駆動モータ36を駆
動させる(S3−17)。CPU1002は穿孔領域検
知センサ37aがオンになり(S3−18)、そしてオ
フになるのを待つ(S3−19)。すなわち、CPU1
002はパンチ38がダイ孔41に進入しながらシート
に孔をあけた後、ダイ孔41から離れるのを待つ。
【0125】そして、CPU1002はシート処理装置
制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を
停止させる(S3−20)。また、CPU1002はシ
ート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータ
およびバッファモータ59の駆動を開始させる(S3−
21)。そして、CPU1002は、シート処理装置制
御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動
させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジ
HP検知センサ46等をシートSが格納されていた場所
に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S3−22)。そ
して、処理プログラムは(S3−4)へ移行する。
【0126】その後、CPU1002はジョブが終了し
たか否かを判別し(S3−4)、ジョブが終了したと判
別したとき、S3−1へ移行し、次のジョブに備える。
【0127】一方、S3−4でジョブが続行すると判断
された場合、すなわち、所定枚数のシートに穿孔処理が
終了していないとき、CPU1002はS3−2の処理
内容を実行しシート供給制御部202、画像形成制御部
204等によって、画像形成動作を継続させる。
【0128】本実施形態のシート処理装置103は、シ
ートを1枚ずつ孔をあけるようになっているが、シート
を数枚重ねて孔をあけるようにしてもよい。
【0129】また、本実施形態のシート処理装置103
は、各給紙部から用紙を1枚搬送し、その端部の位置を
測定し、パンチ横幅方向の補正値とし用いているが、複
数枚測定した結果の平均値または最大最小値からパンチ
横幅方向の補正値を決定してもよい。
【0130】(第3の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第3の実施の形態について、上記第1及び第2の
実施の形態と異なる点を中心に説明する。なお、当該第
3の実施の形態についても、シート処理装置及び画像形
成装置の基本的なハードウエア構成は、第1及び第2の
実施の形態と同一であるため、同一の構成要素について
は同一の符号を付すこととし、ここでの重複する説明は
省略する。
【0131】ここで、穿孔されるシートの格納場所が変
更された場合において、当該第3の実施の形態にかかる
シート処理装置が実行する前記穿孔待機位置R1、R
2、R3の測定動作について説明する。
【0132】記録紙格納部53から給紙されたシートS
1の穿孔待機位置をR1、記録紙格納部54から給紙さ
れたシートS2の穿孔待機位置をR2、インサータから
給紙されたインサート紙Iの穿孔待機位置をR3とす
る。
【0133】前述したように給紙箇所によって、シート
の搬送方向と直交するシート幅方向のズレ位置の中心位
置が異なる。これは、給紙格納部の装置的ばらつきなど
が起因していると考えられる。
【0134】穿孔するシートが格納されていた場所が変
更された場合、シートがパンチユニット50に搬送され
てくる前に、センサスライドモータ49を駆動し、シー
ト端部検知センサ43を、穿孔部40の中心からシート
幅の半分の長さ分、離れた位置に、穿孔部40に対して
あらかじめ移動させておく。
【0135】パンチスライドモータ58は、パンチスラ
イドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定
部45を検知していない場合、穿孔部40、シート端部
検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に
矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検知セン
サ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知した
位置で停止させる。
【0136】または、パンチスライドモータ58は、パ
ンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP
検知規定部45を検知している場合、穿孔部40、シー
ト端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を
一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検
知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検
知しなくなった位置で停止させる。
【0137】これによって、穿孔部40、シート端部検
知センサ43、横レジHP検知センサ46等を、ホーム
ポジションに待機させておくことができる。ここでいう
ホームポジションとは、シート処理装置103のシート
搬送路を略中心にあたる。
【0138】そして、シート検知センサ31はシートの
先端を検知する。シートの先端がシート端部検知センサ
43に到達しさらにシートの搬送方向長さのL/2搬送
したところで、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5
を停止させ、シートの搬送を一旦停止させる。
【0139】そして、パンチスライドモータ58を始動
させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知
センサ43によってシート端部を既に検知している場
合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させ、シ
ート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシー
トによって遮られなくなることによりシート端部が検知
されなくなることで回転を停止し、穿孔部40、シート
端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシ
ート端部基準に停止させることができる。または、パン
チスライドモータ58は、シート端部検知センサ43に
よってシート端部を検知していない場合、穿孔部40、
シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46
等を一体に矢印D方向に移動させ、シート端部検知セン
サ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られ
ることによりシート端部が検知されることで回転を停止
し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をシート端部基準に停止させること
ができる。パンチスライドモータ58によって、パンチ
スライドHPから前記シート端部検知した位置までの移
動量を測定し、その給紙段から給紙されたシートの穿孔
待機位置として、記録紙格納部53から給紙されたシー
トS1の穿孔待機位置ならR1、記録紙格納部54から
給紙されたシートS2の穿孔待機位置ならR2、インサ
ータから給紙されたインサート紙Iの穿孔待機位置なら
R3として、メモリ(書換え可能な不揮発性メモリ)に
格納する。
【0140】そして、搬送ローラ対2,3、バッファロ
ーラ5を再度駆動させ、シートの搬送を再開させる。そ
して再びパンチ位置に合わせた搬送ローラ対2,3、バ
ッファローラ5の停止で所定のタイミングで停止させら
れる。
【0141】そして、スライドカム駆動モータ36が始
動し、スライドカム34が移動する。スライドカム34
は移動しながらV字溝状のカム35によってパンチ38
をダイ孔41に進入させ、そしてダイ孔41から抜き出
させる。パンチ38は、ダイ孔41に進入しながら、シ
ートSまたはインサートシートIに孔を空ける。
【0142】パンチ38がダイ孔41から抜け出ると、
すなわち、パンチ38がシートの搬送路から退避する
と、穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号
がオフとなる。それにより、スライドカム駆動モータ3
6は停止する。これによって、穿孔部40は、穿孔動作
を終了する。そして、シートSまたはインサートシート
Iは、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5によって
搬送を再開される。そして、パンチスライドモータ58
を駆動させ、パンチユニット50を後述する各シートに
対する穿孔待機位置に移動させる。
【0143】また、格納されていた場所に応じた穿孔待
機位置を測定する動作について説明する。コントローラ
回路部200はシート処理装置制御部205によって、
センサスライドモータ49を駆動させ、シート搬送開始
前にシート端部検知センサ43をシートサイズに合わせ
て可変設定された所定位置(シート端部検知待機位置)
に移動させる。また、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、パンチスライドモー
タ58を駆動させ、パンチスライドHPへ移動させる。
【0144】シート検知センサ31によってシートの先
端を検知すると、コントローラ回路部200はシートS
の搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ10
05を作動させる。コントローラ回路部200はシート
搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シートS
がシート検知センサ31からZ(図3参照)の距離移動
されし更にシートの搬送方向長さのL/2(図9参照)
移動されとき、すなわちシート端部検知センサ43によ
ってシートSの先端が検知可能となったと判断した場
合、シート処理装置制御部205によって、シートの搬
送を停止させる。そして、パンチスライドモータ58を
作動させると同時に、パンチ幅方向補正値測定カウンタ
1006を動作させる。そして、穿孔部40およびシー
ト端部検知センサ43をシート幅方向(図3中、矢印
D、またはE方向)に移動させる。
【0145】シート端部検知センサ43がシート端部を
検知状態または未検知状態になると、コントローラ回路
部200は、パンチスライドモータ58を停止して穿孔
部40およびシート端部検知センサ43の位置決めを行
う。そして、パンチ幅方向補正値測定カウンタ1006
を停止させ、カウントした値を記録紙格納部53から給
紙されたシートS1の場合、穿孔待機位置R1に、記録
紙格納部54から給紙されたシートS2の場合穿孔待機
位置をR2に、インサータから給紙されたインサート紙
Iの場合穿孔待機位置をR3にパンチ幅方向補正基準位
置としてメモリ1001に格納する。
【0146】そして、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、シートの搬送を再開
する。
【0147】次に、コントローラ回路部200は、シー
ト搬送距離カウンタ1005のカウント値からシートS
の穿孔位置がシート検知センサ31からZ1(図3参
照)の距離移動された、すなわちシートSの先端がシー
ト検知センサ31から(Zl+L−X)の距離移動され
たと判断したとき、シート処理装置制御部205によっ
て、シートSの搬送を停止させる。なお、Z1はシート
検知センサ31からパンチ38までの距離である。Lは
シートSのシート搬送方向の長さである。Xはシート搬
送方向のシート後端部から孔Hを空ける位置までの距離
である。そして、コントローラ回路部200は、シート
搬送距離カウンタ1005を停止させる。
【0148】シートSが停止した後、コントローラ回路
部200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、スラ
イドカム34を動作させ、パンチ38とダイ孔41とで
シ−トSに孔をあけさせる。穿孔領域検知センサ37a
によって穿孔動作の終了を検知すると、コントローラ回
路部200はシート処理装置制御部205によって、ス
ライドカム駆動モータ36を停止させる。
【0149】その後、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、シートSの搬送を継
続させる。そして、コントローラ回路部200はシート
処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ
58を駆動させ、シートSが格納されていた場所に応じ
た穿孔待機位置へ移動させる。それによって、穿孔部4
0、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ
46等をシートSに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0150】コントローラ回路部200はシート処理装
置制御部205によって、第1の切り替えフラッパ11
を作動させて搬送経路を切り替える。サンプルトレイ8
5にシートを積載する場合、シートSは第2の排出ロー
ラ対9を経由して排出される。スタックトレイ86にシ
ートを積載する場合、シートSは搬送ローラ対6を経由
して、第1の排出ローラ対7から排出され、処理トレイ
82に積載される。
【0151】操作部15で2つ折製本動作が選択されて
いる場合、コントローラ回路部200はシート処理装置
制御部205によって、第3の切り替えフラッパ89を
作動させて搬送経路を切り替える。さらにコントローラ
回路部200はシート搬送前にシート処理装置制御部2
05によって、不図示のストッパ移動モータを駆動させ
て製本するシート長さに応じた位置へ、ストッパ92を
移動させる。
【0152】コントローラ回路部200は、搬送ローラ
対90,96によって、シートをストッパ92まで搬送
した後、シート処理装置制御部205によって、整合部
材97を作動させる。整合部材97は、ストッパ92に
突き当てられて積載されたシートSまたはインサートシ
ートIを整合する。シートSまたはインサートシートI
の整合ならびに積載が完了したとき、コントローラ回路
部200はシート処理装置制御部205によって、ステ
イプルユニット93を作動させる。ステイプルユニット
93は、シートSまたはインサートシートIの中央位置
において2ケ所針止めする。そして、コントローラ回路
部200はシート処理装置制御部205によって、不図
示のストッパ移動モータを駆動させる。ストッパ92
は、不図示のストッパ移動モータによって綴じ位置が折
りローラ対94のニップ位置に至るように移動する。
【0153】コントローラ回路部200はシート処理装
置制御部205によって、ストッパ突き板ソレノイドを
駆動させる。突き板95は、シート束を折りローラ対9
4の方向へ突く。同時に、不図示の折りモータを駆動さ
せる。折りモータは、折りローラ対94を回転させてシ
ート束をニップ搬送させる。コントローラ回路部200
はシート処理装置制御部205によって、不図示のサド
ル排出モータを駆動させる。不図示のサドル排出モータ
は、綴じた束を積載トレイ87上に排出する。
【0154】また、操作部15でステイプル動作が選択
されているとき、コントローラ回路部200はシート処
理装置制御部205によって、ステイプルユニット80
を作動させる。ステイプルユニット80は処理トレイ8
2に積載したシート束にステイプル処理を行う。また、
コントローラ回路部200はシート処理装置制御部20
5によって、整合板88を作動させる。整合板88は、
積載されたシート束を整えるとともに、スタックトレイ
86上に積載する束の仕分け方向を制御する。
【0155】さらに、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、揺動ガイド81を閉
じたさせた後、束排紙ローラ対(上排出ローラ83a、
下排出ローラ83b)を駆動させる。束排紙ローラ対8
3a,83bは、処理トレイ82内のシート束を、スタ
ックトレイ86に排出して積載する。
【0156】図21、図22及び図23は、穿孔処理手
順を示すフローチャートである。この処理プログラム
は、メモリ1001内のROM1004に格納されて、
CPU1002によって実行されるようになっている。
【0157】CPU1002は、操作部制御部201を
動作させ、積載動作、ステイプル動作、穿孔動作(パン
チ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付け、操作部1
5でのユーザ入力により指定された動作設定に基づき、
シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御
部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御
部205を動作させる。CPU1002は、ユーザによ
ってコピースタート動作が選択されたと判断した場合
(ステップ(以下、「S−」のように略記する。)
1)、画像形成動作を開始する(S−2)。ユーザによ
ってコピースタート動作が選択される前に、ユーザによ
ってパンチ動作が選択されていると判断した場合(S−
3)、S−5に移行する。S−3において、ユーザによ
ってパンチ動作が選択されていないと判断した場合、S
−4に移行し、ジョブが終了したか否かの判断を行う。
S−4において、ジョブが終了したと判断した場合はS
−1に移行し、コピースタート動作が選択されるまで待
ち、ジョブが終了していないと判断した場合はS−2に
移行し、画像形成動作を継続する。
【0158】CPU1002は、シート格納部が前に処
理したシートが格納されていた場所から変更されたかど
うか判断する(S―5)。S−5において、給紙格納部
が変更されたと判断した場合は、S−24の処理内容を
実行する。S−5において、給紙格納部が変更されなか
ったと判断した場合、CPU1002は、シート処理装
置制御部205によって、センサスライドモータ49を
駆動させる。センサスライドモータ49は、シート端部
検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定され
た所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる
(S−6)。また、CPU1002は、シート処理装置
制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆
動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レ
ジHP検知センサ46等をシートSが格納されていた場
所に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−7)。そし
て、CPU1002は、シート検知センサ31によって
シートの先端が検知されるのを待つ(S−8)。
【0159】シートの先端が検知されると、CPU10
02はシート搬送距離をカウントするカウンタである、
CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリア
した後(S−9)、シート搬送距離カウンタ1005を
スタートさせる(S−10)。
【0160】シート搬送距離カウンタ1005のカウン
ト値がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距
離分の値と等しくなると(S−11)、CPU1002
はシート処理装置制御部205によって、パンチスライ
ドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58
は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの
端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知
センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移
動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオ
ンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40
およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3
の矢印E方向)への移動を開始させる。(S−12)。
そして、シート端部検知センサ43によってシート端部
が検知されると(S−13)、CPU1002はパンチ
スライドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシ
ート端部検知センサ43の移動を停止させる(S−1
4)。
【0161】また、CPU1002はシート搬送距離カ
ウンタ1005によって、シート検知センサ31から
(Z1+L−X)の距離移動された値になったことを判
断したとき(S−15)、入り口搬送モータおよびバッ
ファモータ59の駆動を停止させ、シート上の穿孔位置
がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止さ
せる(S−16)。CPU1002はシート搬送距離カ
ウンタ1005のカウント動作を停止させる(S−1
7)。そして、CPU1002はシート処理装置制御部
205によって、スライドカム駆動モータ36を駆動さ
せる(S−18)。CPU1002は穿孔領域検知セン
サ37aがオンになり(S−19)、そしてオフになる
のを待つ(S−20)。すなわち、CPU1002はパ
ンチ38がダイ孔41に進入しながらシートに孔をあけ
た後、ダイ孔41から離れるのを待つ。
【0162】そして、CPU1002はシート処理装置
制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を
停止させる(S−21)。また、CPU1002はシー
ト処理装置制御部205によって、入り口搬送モータお
よびバッファモータ59の駆動を開始させる(S−2
2)。そして、CPU1002は、シート処理装置制御
部205によって、パンチスライドモータ58を駆動さ
せ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に
応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−23)。そし
て、処理プログラムはS−4へ移行する。S−5におい
て、給紙格納部が変更されたと判断した場合は、CPU
1002は、シート処理装置制御部205によって、セ
ンサスライドモータ49を駆動させる。センサスライド
モータ49は、シート端部検知センサ43をシートサイ
ズに合わせて可変設定された所定位置(シート端部検知
待機位置)に移動させる(S−24)。また、CPU1
002は、シート処理装置制御部205によって、パン
チスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート
端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をパ
ンチスライドHPへ移動させる(S−25)。そして、
CPU1002は、シート検知センサ31によってシー
トの先端が検知されるのを待つ(S−26)。シートの
先端が検知されると、CPU1002はシート搬送距離
をカウントするカウンタである、CPU内部のシート搬
送距離カウンタ1005をクリアした後(S−27)、
シート搬送距離カウンタ1005をスタートさせる(S
−28)。
【0163】シート搬送距離カウンタ1005のカウン
ト値がシート検知センサ31からZ2+L/2(図3及
び図9を参照)の距離分の値と等しくなると(S−2
9)、CPU1002はシート処理装置制御部205に
よって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の
駆動を停止させ、搬送方向のシート略中央部がパンチ3
8の位置で停止するように、シートを停止させる(S−
30)。そして、CPU1002はパンチスライドモー
タ58の移動距離をカウントするカウンタである、CP
U内部のパンチ幅方向補正値カウンタ1006をクリア
した後(S−31)、パンチ幅方向補正値カウンタ10
06をスタートさせる(S−32)。CPU1002は
シート処理装置制御部205によって、パンチスライド
モータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58
は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの
端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知
センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移
動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオ
ンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40
およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3
の矢印E方向)への移動を開始させる。(S−33)。
そして、シート端部検知センサ43によってシート端部
が検知されると(S−34)、CPU1002はパンチ
スライドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシ
ート端部検知センサ43の移動を停止させる(S−3
5)。CPU1002はパンチ幅方向補正値カウンタ1
006のカウント動作を停止させる(S−36)。CP
U1002は前記パンチ幅方向補正値カウンタ1006
によってカウントしたカウント値をメモリ1001に格
納する。具体的には給紙格納部53に対応するR1に、
給紙格納部54対応するR2に、インサータトレイ20
対応するR3に格納する(S−37)。そして、CPU
1002はシート処理装置制御部205によって、入り
口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を開始さ
せる(S−38)。
【0164】その後、CPU1002はジョブが終了し
たか否かを判別し(S−4)、ジョブが終了したと判別
したとき、S−1へ移行し、次のジョブに備える。
【0165】一方、(S−4)でジョブが続行すると判
断された場合、すなわち、所定枚数のシートに穿孔処理
が終了していないとき、CPU1002はS−2の処理
内容を実行しシート供給制御部202、画像形成制御部
204等によって、画像形成動作を継続させる。
【0166】なお、本実施形態のシート処理装置103
は、シートを1枚ずつ孔をあけるようになっているが、
シートを数枚重ねて孔をあけるようにしてもよい。ま
た、パンチ動作が選択された場合で、かつシート格納部
が前のシートと異なると判断した場合、格納されていた
場所に応じた穿孔待機位置を測定する動作を実行する
が、システムの処理能力が高く、シート給紙間隔の時間
が穿孔待機位置を測定する動作の動作時間に対して十分
出ない場合、シート格納部を変更した時、穿孔待機位置
を測定する動作の動作時間分だけ、次のシート(変更さ
れた記録紙格納部からの2枚目)の給紙開始を遅らせる
必要がある。
【0167】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート搬送方向と直行するシート幅方向(交差方向)の
シート端部を検知し、ソートのズレ量を補正して、穿孔
動作を行う装置において、各シート格納部に応じた、シ
ート搬送方向と直行するシート幅方向のシート端部検知
手段の待機位置を持つことで、シート1枚1枚に対して
行う、シート搬送方向と直行するシート幅方向のパンチ
位置調整の移動距離を減らすことによってパンチ位置調
整の高速化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態として、
シート処理装置を本体に装備した複写機の主要内部構造
を示す正面断面図である。
【図2】図1の複写機制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】シート処理装置に収納されたパンチユニットの
構成を示す図である。
【図4】図3のパンチユニットの穿孔部をシート搬送方
向の上流側から見た図である。
【図5】図3のパンチユニットの穿孔部をシート搬送方
向に沿った断面図である。
【図6】穿孔動作処理を行うときのスライドカムおよび
パンチの位置と、各センサの動作状態との関係を示す図
である。
【図7】給紙格納部とシートの搬送方向と直行する方向
のズレ量の関係を示す図である。
【図8】給紙格納部とシートの搬送方向と直行する方向
のズレ量の関係を示す図である。
【図9】シート上の穿孔位置を示す図である。
【図10】第1の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図11】第1の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図12】複写機の操作部の構成を示す図である。
【図13】図3の表示部に表示される画面の一例であ
る。
【図14】図3の表示部に表示される画面の一例であ
る。
【図15】図3の表示部に表示される画面の一例であ
る。
【図16】図3の表示部に表示される画面の一例であ
る。
【図17】操作部においてパンチ幅方向補正値測定の設
定手順を示すフローチャートである。
【図18】パンチ幅方向補正値測定動作処理手順を示す
フローチャートである。
【図19】第2の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図20】第2の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図21】第3の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図22】第3の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図23】第3の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
P 原稿 S シート A シート搬送方向 H 孔 2,3 搬送ローラ対(シート搬送手段) 5 バッファローラ(シート搬送手段) 15 操作部 31 シート検知センサ(シート検知手段) 34 スライドカム 35 カム 35a 谷部 35b 両端部 36 スライドカム駆動モータ 37a 穿孔領域検知センサ 37b スライドカム検知センサ 38 パンチ 39 連結ピン 40 穿孔部 41 ダイ孔 42a,42b センサフラグ 43 シート端部検知センサ(幅方向孔位置調節手段) 44 パンチスライドHP検知センサ 45 パンチスライドHP検知規定部 46 横レジストHP検知センサ(交差方向位置検知手
段) 47 横レジストHP規定部 48 ダイ 49 センサースラドモータ(幅方向孔位置調節手段) 50 パンチユニット(穿孔装置) 51 自動原稿給送部 53,54 シート格納部 58 パンチスライドモータ 62 画像形成部(画像形成手段) 66 感光体ドラム 93 ステイプルユニット 94 折りローラ対 95 突き板 100 折り曲げ装置 101 読み取り給送装置 102 複写機(画像形成装置) 103 シート処理装置 104 複写機(画像形成装置)の本体 200,2200 コントローラ回路部 201 操作部制御部 202 シート供給制御部 203 読み取りシート供給装置制御部 204 画像形成制御部 205,2205 シート処理装置制御部 1001,2001 メモリ 1002,2002 CPU 1003 I/O制御部 1004,2004 ROM 1005 シート搬送距離カウンタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔手
    段と、 サイズの異なるシートをサイズ毎に格納する複数のシー
    ト格納部から、前記サイズの異なるシートを前記穿孔手
    段に搬送するシート搬送手段と、 前記穿孔手段に搬送されるシートを検知するシート検知
    手段と、 シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知
    する交差方向位置検知手段と、 前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの
    位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差す
    る方向における孔空け位置を調節する幅方向孔位置調節
    手段と、 を有するシート処理装置において、 前記穿孔手段に搬送されるシートについて、そのシート
    が格納されていたシート格納部に対応するように前記幅
    方向孔位置調節手段の動作基準位置を可変設定すること
    を特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】前記可変設定される前記幅方向孔位置調節
    手段の動作基準位置を、前記シート格納部に対応する位
    置として記憶する記憶手段を有することを特徴とする請
    求項1記載のシート処理装置。
  3. 【請求項3】シートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔手
    段と、 サイズの異なるシートをサイズ毎に格納する複数のシー
    ト格納部から、前記サイズの異なるシートを前記穿孔手
    段に搬送するシート搬送手段と、 前記穿孔手段に搬送されるシートを検知するシート検知
    手段と、 シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知
    する交差方向位置検知手段と、 前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの
    位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差す
    る方向における孔空け位置を調節する幅方向孔位置調節
    手段と、 を有するシート処理装置において、 前記穿孔手段に搬送されるシートについて、そのシート
    が格納されていたシート格納部に応じて前記幅方向孔位
    置調節手段の動作基準位置を測定するモードを有するこ
    とを特徴とするシート処理装置。
  4. 【請求項4】前記動作基準位置を測定するモードを通じ
    て測定された前記動作基準位置を、前記シート格納部に
    対応する位置として記憶する記憶手段を有することを特
    徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】サイズの異なるシートを搬送するシート搬
    送手段と、 搬送されるシートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔手段
    と、 搬送されるシートを検知するシート検知手段と、 シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知
    する交差方向位置検知手段と、 前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの
    位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差す
    る方向における穿孔位置を調節する幅方向孔位置調節手
    段と、 を有するシート処理装置において、 穿孔処理するシートが格納されていた前記シート格納部
    が変更された場合、前記幅方向孔位置調節手段の動作基
    準位置を可変にすることを特徴とするシート処理装置。
  6. 【請求項6】穿孔処理するシートが格納されていた前記
    シート格納部が変更された場合、 前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を測定する動
    作を行うことを特徴とする請求項5記載のシート処理装
    置。
  7. 【請求項7】前記動作基準位置を測定する動作によって
    測定された前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置
    を、前記シート格納部に対応する位置として記憶する記
    憶手段を備えることを特徴とする請求項6記載のシート
    処理装置。
  8. 【請求項8】穿孔処理するシートが格納されていた前記
    シート格納部が変更された場合、穿孔処理するシートが
    格納されていた前記シート格納部が変更されなかった場
    合のシート搬送間隔よりも長い間隔でシートの搬送を行
    うことを特徴とする請求項5〜7のうち何れか1項に記
    載のシート処理装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のうち何れか1項に記載され
    たシート処理装置に接続され、サイズの異なるシートを
    各サイズのシート毎に格納する複数のシート格納部を有
    し、各シート格納部から供給されるシートに画像形成を
    行い、前記シート処理装置のシート搬送手段に送り出す
    機能を備えた画像形成装置。
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