JP2002128384A - シート処理装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置とこの装置を備えた画像形成装置

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JP2002128384A
JP2002128384A JP2000331172A JP2000331172A JP2002128384A JP 2002128384 A JP2002128384 A JP 2002128384A JP 2000331172 A JP2000331172 A JP 2000331172A JP 2000331172 A JP2000331172 A JP 2000331172A JP 2002128384 A JP2002128384 A JP 2002128384A
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sheet
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 孔のあけられた2つ折りにしたシート束をシ
ート処理装置で作成するとき、シート枚数が多くてもシ
ートに容易に孔をあけられるようにする。 【解決手段】 シート処理装置は、シートを搬送するシ
ート搬送手段2,3,5と、シート搬送手段によって搬
送されるシートを検知するシート検知手段と、シート搬
送手段によって搬送されてきたシートに少なくとも1枚
ずつ孔をあける穿孔装置50と、穿孔装置によって孔を
あけられたシートを複数枚重ねて2つ折りにする折り曲
げ装置100と、シート検知手段によってシートが検知
されたとき、シート搬送手段と穿孔装置とを作動制御し
て、折り曲げ装置によって2つ折りにされてシートの折
り目となる位置に対して対称の位置に穿孔装置によって
シートに孔をあけさせる作動制御手段と、を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔のあいた2つ折
りのシート束を作るシート処理装置と、このシート処理
装置を本体に備えてシートに画像を形成する複写機、プ
リンタ、ファクシミリ、およびこれらの複合機器等の画
像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート処理装置は、例えば、画像
形成装置の本体に装備されている。そして、シート処理
装置は、画像形成装置の本体で片面または両面に画像が
形成されて順次取り込まれたシートを束状にして、ステ
イプラユニットによってシート束の略中央付近を綴じ、
その後、これを折り曲げ装置によって2つ折りにするよ
うになっている。2つ折りにされたシート束には、穿孔
装置によって孔があけられる。
【0003】シート束を2つ折りにする折り曲げ装置
は、1対のローラからなる折りローラ対と、突き板等か
らなる突き出し手段とによって構成され、突き板でシー
ト束の綴じた位置を突いて折りローラ対のニップへシー
ト束を折り込み、この折り込まれたシート束を折りロー
ラ対で挟圧搬送しながら2つ折りするようになってい
る。これにより、シート束は、シートの中央の綴じ位置
で2つ折りされて製本された状態になって排出トレイヘ
排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシート
処理装置は、折り曲げ装置が行う2つ折り処理と、穿孔
装置が行う穿孔処理との両方の処理を行う場合、2つ折
りにされたシート束に対して穿孔処理を施すとき、2つ
折りされたシート束に厚みがあると、そのシート束に穿
孔処理を施すことができないことあるという問題があっ
た。
【0005】すなわち、従来のシート処理装置は、2つ
折りにされたシート束に孔をあけるようになっているた
め、シート束のシート枚数の2倍の枚数のシートに孔を
あけなければならなかった。このため、穿孔処理ができ
ないことがあった。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、穿孔装置によって穿孔処理できるシートの枚数
を従来よりも多くしたシート処理装置と、このシート処
理装置を本体に備えた画像形成装置とを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート処理装置は、シートを搬送するシー
ト搬送手段と、シート搬送手段によって搬送されるシー
トを検知するシート検知手段と、前記シート搬送手段に
よって搬送されてきたシートに少なくとも1枚ずつ孔を
あける穿孔装置と、前記穿孔装置によって孔をあけられ
た前記シートを複数枚重ねて2つ折りにする折り曲げ装
置と、前記シート検知手段によって前記シートが検知さ
れたとき、前記シート搬送手段と前記穿孔装置とを作動
制御して、前記折り曲げ装置によって2つ折りにされて
前記シートの折り目となる位置に対して対称の位置に前
記穿孔装置によって前記シートに孔をあけさせる作動制
御手段と、を備えている。
【0008】本発明のシート処理装置は、前記折り目の
向きを、前記シートの搬送方向と交差する向きに設定し
てある。
【0009】本発明のシート処理装置の前記作動制御手
段は、前記シート搬送手段と前記穿孔装置とを作動制御
して、前記シートの搬送方向に対して交差する向きの前
記折り目となる位置に対して前記シートの搬送方向に孔
あけ位置を調節して前記穿孔装置によって前記シートに
孔をあけさせるようになっている。
【0010】本発明のシート処理装置の前記作動制御手
段は、前記シート搬送手段と前記穿孔装置とを作動制御
して、折り曲げられたときシート束の外側になるシート
にあける孔と前記折り目となる位置との間隔よりも、シ
ート束の内側になるシートにあける孔と前記折り目とな
る位置との間隔の方が狭くなるように、前記穿孔装置に
よって孔をあけさせるようになっている。
【0011】本発明のシート処理装置の前記作動制御手
段は、前記シート搬送手段と前記穿孔装置とを作動制御
して、折り曲げられたとき一番外側になるシートにあけ
る孔と前記折り目となる位置との間隔が所望の間隔にな
るように前記穿孔装置によって孔をあけさせるようにな
っている。
【0012】本発明のシート処理装置の前記穿孔装置
は、パンチと、前記パンチが進入して前記パンチと協働
してシートに孔をあけるダイ孔が形成されたダイとを有
している。
【0013】本発明のシート処理装置の前記穿孔装置
は、前記シート搬送方向と交差する方向のシートの位置
を検知し、前記検知した前記シートの位置に合わせて前
記シート搬送方向と交差する方向における孔あけ位置を
調節する幅方向孔位置調節手段を有している。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前
記画像形成手段によって画像が形成されたシートに処理
を施す上記いずれか1のシート処理装置と、を備えてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のシート
処理装置と、このシート処理装置を本体に備えた画像形
成装置の一例である複写機とを図面に基づいて説明す
る。
【0016】図1は、本発明の実施形態のシート処理装
置103を本体104に装備した複写機102の概略正
面断面図である。なお、シート処理装置は、複写機の本
体のみならず、ファクシミリ、プリンタ、およびこれら
の複合機器等の画像形成装置の本体にも装備することが
できるようになっている。
【0017】複写機本体104の上部には読み取りシー
ト供給装置101が装備されている。読み取りシート供
給装置101は、原稿トレイ67にセットされた原稿P
を原稿台ガラス78上の原稿読み取り位置に搬送し、そ
の後、原稿排出位置まで搬送する自動原稿給送部51
と、原稿読み取り位置に搬送された原稿Pに光を照射す
るランプ79と、原稿の画像を検出するCCDラインセ
ンサ76と、原稿Pからの光をCCDラインセンサ76
に導く3枚の反射ミラー72,73,74と、原稿の画
像をCCDラインセンサ76上に結ぶレンズ75などか
ら構成されている。
【0018】複写機102の本体下部には、異なるサイ
ズのシートS(S1、S2)を積載した複数のシート格
納部53,54と、シートを供給するシート供給部5
5,56などが装備されている。供給されたシートS
は、シート搬送路57を介してシート搬送路60へ搬送
されるようになっている。レーザースキャナ61は、前
述したランプ79、CCDラインセンサ76、3枚の反
射ミラー72,73,74、レンズ75などの光学系5
2により読み取られた画像情報に基づいてレーザー光を
走査して画像形成部(画像形成手段)62の感光ドラム
66上に潜像(トナー像)を形成するようになってい
る。
【0019】画像形成部62は、感光ドラム66上に形
成されたトナー画像をシートSに転写することもできる
ようになっている。画像形成部62によってトナー像が
転写されたシートSは、搬送ベルト63、シート上のト
ナー像を軟化溶融してシートに定着させる定着ローラ6
4をへて、搬送ローラ対65により、シート処理装置1
03の搬送路へと搬送されるようになっている。
【0020】操作部15は、複写機102の本体104
内の各装置やシート処理装置103の動作設定や設定内
容を確認できるようになっている。操作部15は、設定
内容を確認するための表示部、この表示部上に重ねて配
置され画像形成動作の詳細設定やシート処理装置の動作
設定等を行うためのタッチパネルキー、画像形成部数等
の数値を設定するためのテンキー、画像形成動作を停止
するためのストップキー、初期設定に戻すためのリセッ
トキー、画像形成動作を開始するためのスタートキー等
を有している。
【0021】シート処理装置103は、複写機102の
本体104から搬送されてきたシートSを入り口ローラ
対1で受け入れるようになっている。搬送ローラ対(シ
ート搬送手段)2と搬送ローラ対(シート搬送手段)3
は図示しない入り口搬送モータによって駆動されて、シ
ートSまたはインサートシートIを搬送するようになっ
ている。シート検知センサ(シート検知手段)31は、
搬送されるシートSまたはインサートシートIの通過を
パンチユニット(穿孔装置)50の入り口側で検知する
ようになっている。パンチユニット50は、搬送されて
くるシートSまたはインサートシートIに孔をあけるよ
うになっている。
【0022】図3は、シート処理装置103に収納され
たパンチユニット50の構成を示す図である。パンチユ
ニット50は、シート搬送方向Aと直交するシート幅方
向のシート端部を検知するシート端部検知センサ43、
穿孔部40等を有している。シート端部検知センサ43
は不図示の発光部および受光部を有するフォトカプラで
ある。シート端部検知センサ43は発光部と受光部との
間にシートが介在して発光部からの光が遮られることに
よってシート端部を検知するようになっている。シート
端部検知センサ43、後述するセンサスライドモータ4
9等は、幅方向孔位置調節手段を構成している。
【0023】図4は、図3のパンチユニット50の穿孔
部40をシート搬送方向の上流側から見た図である。図
5は、図3のパンチユニット50の穿孔部50の断面図
である。
【0024】パンチユニット50は、パンチ38が矢印
B方向に往復移動して、パンチ38と、ダイ48のダイ
孔41とによって、シートSまたはインサートシートI
に孔をあけることができるようになっている。スライド
カム34にはV字溝状のカム35が各パンチ38に対応
して形成されている。また、各カム35には、連結ピン
39によって各パンチ38が連動されている。なお、本
実施形態のパンチユニット50は、パンチを3本有し
て、シートに孔を3つあけることができるようになって
いるが、パンチの数はこれに限定されることなく、1
本、2本あるいは4本以上あってもよい。
【0025】図6において、V字溝状のカム35は、パ
ンチ38をダイ孔41(図5参照)に進入させるV状の
谷部35aと、パンチ38をダイ孔41から離れた位置
に待機させる両端部35b,35bとで形成されてい
る。
【0026】図4において、スライドカム34はスライ
ドカム駆動モータ36によってシート給送方向に対して
交差する矢印D、矢印E方向に円滑に往復移動するよう
になっている。スライドカム駆動モータ36にはDCモ
ータが使用されている。図3において、穿孔領域検知セ
ンサ37aとスライドカム位置検知センサ37bは、ス
ライドカム34に形成されたセンサフラグ42a,42
bを検知して、スライドカム34を駆動するスライドカ
ム駆動モータ36を図2に示すシート処理装置制御部2
05、コントローラ回路部200等と協働して制御する
ようになっている。シート処理装置制御部205、コン
トローラ回路部200等は、作動制御手段を構成してい
る。
【0027】穿孔領域検知センサ37aは、スライドカ
ム34がパンチ38をダイ孔41に進入させた位置にあ
るか否かを検知するようになっている。スライドカム位
置検知センサ37bは、スライドカム34の移動範囲の
中心がパンチ38に対して右側にあるか左側にあるかを
検知するようになっている。
【0028】穿孔領域検知センサ37aに対して、セン
サフラグ42aの透過部が対向しているとき、図6に示
すように、穿孔領域検知センサ37aは透過状態とな
り、信号はオンとなる。スライドカム34がパンチ38
をダイ孔41に進入させた位置にあることを検知するこ
とができる。また、穿孔領域検知センサ37aに対し
て、センサフラグ42aの遮光部が対向しているとき、
穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号はオ
フとなる。それにより、スライドカム34がパンチ38
をダイ孔41から抜き出させた位置にいることを検知す
ることができる。
【0029】図3において、シートSまたはインサート
シートIは、搬送ローラ対2(図1参照)によって矢印
A方向に搬送されて、シート検知センサ31によって先
端を検知される。その後、シートまたはインサートシー
トIは、搬送ローラ対2,3によって搬送され、パンチ
位置に合わせた搬送ローラ対2,3の停止で所定のタイ
ミングで停止させられる。そして、シート処理装置制御
部205、コントローラ回路部200等によってスライ
ドカム駆動モータ36が始動し、スライドカム34が移
動する。スライドカム34は移動しながらV字溝状のカ
ム35によってパンチ38をダイ孔41に進入させ、そ
してダイ孔41から抜き出させる。パンチ38は、ダイ
孔41に進入しながら、シートSまたはインサートシー
トIに孔をあける。
【0030】パンチ38がダイ孔41から抜け出ると、
すなわち、パンチ38がシートの搬送路から退避する
と、穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号
がオフとなる。それにより、スライドカム駆動モータ3
6は停止する。これによって、穿孔部40は、穿孔動作
を終了する。そして、シートSまたはインサートシート
Iは、搬送ローラ対2,3によって搬送を再開される。
【0031】また、パンチユニット50には、シートの
搬送方向Aと直交するシート幅方向(図3中矢印D−E
方向)に移動自在なパンチスライドHP検知センサ44
が設けられている。パンチスライドHP検知センサ44
は、矢印E方向に移動して、シート処理装置103に設
けられたパンチスライドHP規定部45を検知するよう
になっている。ここで、パンチスライドHP規定部45
は、斜行や横レジストのずれ量に相当するシート基準位
置の数mm手前(シート給送方向の上流側)とする。
【0032】さらに、パンチユニット50は、シート端
部検知センサ43および横レジストHP検知センサ46
を有している。シート端部検知センサ43と横レジスト
HP検知センサ46は、一体になって、センサスライド
モータ49の駆動により、穿孔部40に対して矢印D、
矢印E方向に移動するようになっている。横レジストH
P検知センサ46を矢印E方向に移動させると横レジス
トHP検知センサ46は、横レジストHP規定部47を
検知する。また、シート端部検知センサ43を穿孔部4
0に対して矢印D方向に移動させるとシート端部検知セ
ンサ43は、選択されたシートサイズまたはインサート
シートサイズに対応するシート端部検知待機位置に待機
させておくことができる。シート端部検知待機位置と
は、シート端部検知センサ43を、パンチユニット50
の中心から選択されたシートまたはインサートシートI
の幅半分の長さ分、離れた位置のことである。
【0033】このように、シート処理装置制御部205
とコントローラ回路部200は、シートがパンチユニッ
ト50に搬送されてくる前に、センサスライドモータ4
9を駆動し、シート端部検知センサ43を、パンチユニ
ット50の中心(スライドカム34の中央のカム35の
中心)からシート幅の半分の長さ分、離れた位置に、穿
孔部40に対してあらかじめ移動させておく。また、シ
ート処理装置制御部205とコントローラ回路部200
は、シート端部検知センサ43を上記の位置に移動させ
た後、パンチスライドモータ58を始動させる。パンチ
スライドモータ58は、穿孔部40、シート端部検知セ
ンサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E
方向に移動させて、パンチスライドHP検知センサ44
がパンチスライドHP検知規定部45を検知した位置で
停止させる。これによって、穿孔部40、シート端部検
知センサ43、横レジHP検知センサ46等は、ホーム
ポジションに待機させておくことができる。
【0034】シートが送られてくると、シート検知セン
サ31はシートの先端を検知する。シートの先端がシー
ト端部検知センサ43に到達すると、シート処理装置制
御部205とコントローラ回路部200はパンチスライ
ドモータ58を始動させる。パンチスライドモータ58
は、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジH
P検知センサ46等を一体に矢印D方向に移動させ、シ
ート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシー
トによって遮られることによりシート端部が検知されて
回転を停止し、穿孔部40、シート端部検知センサ4
3、横レジHP検知センサ46等をシート端部基準に停
止させることができる。この結果、パンチユニット50
は、シートサイズまたはインサートシートサイズに合わ
せてシートの所定の位置に正確に孔をあけることができ
る。
【0035】図1において、搬送途上に配置された比較
的大径のバッファローラ(シート搬送手段)5は、バッ
ファモータ59によって回転し、その外側周囲に配され
た各押し付けころ12,13,14によってシートをロ
ール面に押圧されて搬送するようになっている。なお、
搬送ローラ対2,3、バッファローラ5のいずれもシー
ト搬送手段であるが、パンチユニット50に対してシー
トを搬送するに、いずれか1つのローラを備えていれば
よい。
【0036】第1の切り替えフラッパ11は、ノンソー
トパス4とソートパス8とを選択的に切り替えるように
なっている。第2の切り替えフラッパ10は、シートS
またはインサートシートIを一時的にたくわえるための
バッファパス23とソートパス8とを切り替えるように
なっている。シート検知センサ33はノンソートパス4
内のシートを検知するようになっている。シート検知セ
ンサ32はソートパス8内のシートを検知するようにな
っている。
【0037】搬送ローラ対6はソートパス8の経路に設
けられている。処理トレイユニット84は、中間トレイ
(以下、「処理トレイ」という)82、整合板88等を
有している。処理トレイ82は、シートSまたはインサ
ートシートIを一時的に集積して、集積されたシートS
またはインサートシートIを整合し、ステイプルユニッ
ト80によってステイプル処理を行うために設けられて
いる。整合板88は処理トレイ82に積載されたシート
SまたはインサートシートIの幅整合を行うようになっ
ている。
【0038】処理トレイ82の排出端側には、束排出ロ
ーラ対を構成する一方の排出ローラ、ここでは、固定側
としての下排出ローラ83bが配設されている。第1の
排出ローラ対7はソートパス8に配設されて、シートS
またはインサートシートIを処理トレイ82上に排出す
るようになっている。第2の排出ローラ対9はノンソー
トパス4に配されシートSまたはインサートシートIを
サンプルトレイ85上に排出するようになっている。
【0039】上排出ローラ83aは揺動ガイド81に支
持され、この揺動ガイド81が閉じ位置に傾動したと
き、下排出ローラ83bに加圧されて処理トレイ82上
のシートSまたはインサートシートIをスタックトレイ
86上に束排出するようになっている。束積載ガイド1
6は、スタックトレイ86、サンプルトレイ85上に積
載されるシート束の後端縁(束排出方向に対しての後端
縁)を突き当てられて受け止めるようになっており、シ
ート処理装置103の外装を兼ねている。
【0040】インサートシート格納部20はインサート
するインサートシートIをセットする場所である。給紙
ローラ21はインサートシートを給送するようになって
いる。分離ローラ22は、給送されたインサートシート
を1枚ずつに分離するようになっている。インサートシ
ートセット検知センサ27は、インサートシート格納部
20にインサートシートがセットされているか否かを検
知するようになっている。供給されたインサートシート
は、搬送ローラ対28,24,25,26によって、搬
送ローラ対2に搬送するようになっている。インサート
シート検知センサ29は,供給されたインサートシート
Iの通過を検知するようになっている。第3の切り替え
フラッパ89は、サドルパス91とソートパス8とを選
択的に切り替えるようになっている。
【0041】シートSまたはインサートシートIは、搬
送ローラ対90,96によって搬送されて、ストッパ9
2に当接させられる。ストッパ92に突き当てられて積
載されたシートまたはインサートシートIは、整合部材
97によって幅方向を整合される。そして、シートまた
はインサートシートIは、シート幅方向中央を基準にし
て左右対称の位置に2個配設されている(図1では重な
っている)ステイプルユニット93によってシート長さ
方向(シート搬送方向)の中央位置において2ケ所針止
めすることによって綴じられる。
【0042】次に、図示しないストッパ移動モータが始
動し、ストッパ92を下方へ移動させ、前記綴じ位置が
折りローラ対94のニップ位置に対向するようにシート
束を移動させる。移動完了後、不図示のストッパ突き板
ソレノイドが作動し、突き板95によってシート束の綴
じ位置を折りローラ対94の方ヘ突く。そして、図示し
ない折りモータが始動し、シート束が綴じ位置で2つ折
りされるように折りローラ対94でニップ搬送する。こ
れによってシート束は、シート長さ方向の中央の綴じ位
置で2つ折りにされたことになる。ストッパ92、折り
ローラ対94、突き板95等は、折り曲げ装置100を
構成している。
【0043】折り処理されたシート束は、図示しないサ
ドル排出モータによって回転する排出ローラ98によ
り、積載トレイ87上に排出されて、積載される。この
排出ローラ98の上部には、2つ折されたシート束を押
さえるシート束押さえ部材99が回転可能に設けられて
いる。このシート束押さえ部材99は、折り処理された
シート束が排出ローラ98により排出口から積載トレイ
87上に排出された際、シート束の端部を押さえて、折
りが不十分なシート束Pであっても積載トレイ87上で
開かないように積載することができるようにしている。
【0044】以上説明したように、ユーザが、読み取り
シート供給装置101の自動原稿給送部51に原稿をセ
ットし、操作部15に所望の設定を行い、動作開始を指
定することで、複写機102は、画像形成動作を開始す
る。複写機102は、読み取りシート供給装置101で
原稿の読み取りを行うと同時に、シートサイズに応じて
選択されたシート格納部53(54)からシートの供給
を開始し、シート搬送路を介して画像形成部62へシー
トを搬送する。読み取りシート供給装置101で読み取
った画像情報に基づいて感光体ドラム66に形成された
トナー像は、供給されたシートに転写される。そのトナ
ー像は、シートが定着ローラ64を通過するとき、シー
ト上に定着される。そして、シート処理装置103は、
トナー像が定着されたシートに、またはインサートシー
ト格納部20から供給されたインサートシートIに、パ
ンチ、シートの分類、ステイプル等の製本処理を行った
後、それらのシートを排出する。
【0045】図2は、複写機102の制御部の構成を示
すブロック図である。コントローラ回路部200は、中
央処理演算部(以下、CPU)1002、メモリ100
1、I/O制御部1003等を有している。CPU10
02は所定のプログラムに従って演算し、かつ複写機本
体104とシート処理装置103との全体を制御するよ
うになっている。メモリ1001はプログラムや所定の
データを格納するRAMやROM1004、ICカー
ド、フロッピー(登録商標)ディスク等を含み、プログ
ラムやデータの読み書きを行うようになっている。I/
O制御部1003は入出力信号の伝送や制御を行うよう
になっている。
【0046】I/O制御部1003には、操作部制御部
201、シート供給制御部202、読み取りシート供給
装置制御部203、画像形成制御部204、シート処理
装置制御部205が接続されている。
【0047】また、メモリ1001およびI/O制御部
1003は、CPU1002からの制御信号により制御
される。さらに、コントローラ回路部200は、I/O
制御部1003を介して、操作部制御部201、シート
供給制御部202、読み取りシート供給装置制御部20
3、画像形成制御部204、シート処理装置制御部20
5を動作させるようになっている。
【0048】上記構成を有する複写機102は、ユーザ
が読み取りシート供給装置101の自動原稿給送部51
上に原稿をセットし、操作部15で動作モードの設定お
よび複写開始を指定すると、自動原稿給送部51が原稿
を1枚づつ原稿台ガラス78上の読み取り位置に給送し
て、光学系52で原稿の読み取りを行うようになってい
る。
【0049】光学系52は、CCDラインセンサ76で
露光された原稿画像を光電変換し、画像信号として読み
取る。読み取られた画像信号に対し、操作部15からの
ユーザ設定に応じて各種画像処理の処理を施した後、画
像信号は感光体ドラム66を露光するための光信号に変
換される。
【0050】そして、通常の電子写真プロセスの帯電、
露光、潜像、現像、転写、分離、定着工程を経てシート
S上に画像が形成される。画像が形成されたシートSは
搬送ベルト63および搬送ローラ対65により、入り口
ローラ対1を介してシート処理装置103の搬送路へと
搬送される。シート処理装置103は、操作部15から
の設定に応じて、コントローラ回路部200により制御
される。
【0051】複写機102の本体104から排出された
シートSは、シート処理装置103に移送される。操作
部15においてパンチ動作が選択されている場合、コン
トローラ回路部200はシート処理装置制御部205に
よって、センサスライドモータ49を駆動させ、シート
搬送開始前にシート端部検知センサ43をシートサイズ
に合わせた所定位置(シート端部検知待機位置)に移動
させる。
【0052】シート検知センサ31によってシートの先
端を検知すると、コントローラ回路部200はシートS
の搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ10
05を作動させる。コントローラ回路部200はシート
搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シートS
がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距離移
動された、すなわちシート端部検知センサ43によって
シートSの先端が検知可能となったと判断した場合、シ
ート処理装置制御部205によって、パンチスライドモ
ータ58を作動させ、穿孔部40およびシート端部検知
センサ43をシート幅方向(図3中、矢印D方向)に移
動させる。シート端部検知センサ43がシート端部を検
知すると、コントローラ回路部200は、パンチスライ
ドモータ58を停止して穿孔部40およびシート端部検
知センサ43の位置決めを行う。
【0053】次に、コントローラ回路部200は、シー
ト搬送距離カウンタ1005のカウント値からシートS
の穿孔位置がシート検知センサ31からZ1(図3参
照)の距離移動された、すなわちシートSの先端がシー
ト検知センサ31から(Z1+L−X)(図3、図8参
照)の距離移動されたと判断したとき、シート処理装置
制御部205によって、シートSの搬送を停止させる。
なお、Z1はシート検知センサ31からパンチ38まで
の距離である。LはシートSを2つ折りにしたときのシ
ート搬送方向の長さである。2つ折り製本する前のシー
トの長さは2L(2×L)である。Xは2つ折にする折
り位置SCからの孔Hをあける位置までの距離である。
【0054】シートSが停止した後、コントローラ回路
部200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、スラ
イドカム34を往動させて、パンチ38とダイ孔41と
でシ−トSに孔をあけさせる。穿孔領域検知センサ37
aによって孔あけ動作の終了を検知すると、コントロー
ラ回路部200はシート処理装置制御部205によっ
て、スライドカム駆動モータ36を停止させる。
【0055】操作部15において2つ折製本動作が選択
されている場合、コントローラ回路部200はシート処
理装置制御部205によって、シートSの搬送を継続さ
せる。そして、コントローラ回路部200はシート搬送
距離カウンタ1005の値からシートSの第2の穿孔位
置がシート検知センサ31からZ1(図3参照)の距離
移動された、すなわちシートSの先端がシート検知セン
サ31から(Z1+L+X)(図3、図8参照)の距離
移動されたと判断したとき、シート処理装置制御部20
5によって、シートSの搬送を再び停止させる。
【0056】シートSが停止した後、コントローラ回路
部200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、スラ
イドカム34を復動させて、パンチ38とダイ孔41と
でシ−トSに孔をあけさせる。穿孔領域検知センサ37
aによって孔あけ動作(パンチ動作)の終了を検知する
と、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部
205によって、スライドカム駆動モータ36を停止さ
せる。
【0057】その後、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、なおもシートSの搬
送を継続させるとともに、シート搬送距離カウンタ10
05を停止させる。そして、コントローラ回路部200
はシート処理装置制御部205によって、パンチスライ
ドモータ58を駆動させ、穿孔部40およびシート端部
検知センサ43等をパンチスライドHP方向(図2の矢
印E方向)に移動させる。
【0058】パンチスライドHP検知センサ44によっ
てパンチスライドHP規定部45が検知されると、コン
トローラ回路部200はシート処理装置制御部205に
よって、パンチスライドモータ58を停止させ、穿孔部
40およびシート端部検知センサ43をホームポジショ
ンに待機させる。
【0059】なお、図7はシート検知センサ31、シー
ト端部検知センサ43、パンチスライドHP検知センサ
44、パンチスライドモータ58、バッファローラ5を
回転させるバッファモータ59、スライドカム駆動モー
タ36の信号および駆動波形を時間の経過に従って示し
たタイムチャートである。
【0060】コントローラ回路部200はシート処理装
置制御部205によって、第1の切り替えフラッパ11
を作動させて搬送経路を切り替える。サンプルトレイ8
5にシートを積載する場合、シートSは第2の排出ロー
ラ対9を経由して排出される。スタックトレイ86にシ
ートを積載する場合、シートSは搬送ローラ対6を経由
して、第1の排出ローラ対7から排出され、処理トレイ
82に積載される。
【0061】操作部15で2つ折製本動作が選択されて
いる場合、コントローラ回路部200はシート処理装置
制御部205によって、第3の切り替えフラッパ89を
作動させて搬送経路を切り替える。さらにコントローラ
回路部200はシート搬送前にシート処理装置制御部2
05によって、不図示のストッパ移動モータを駆動させ
て製本するシート長さに応じた位置へ、ストッパ92を
移動させる。
【0062】コントローラ回路部200は、搬送ローラ
対90,96によって、シートをストッパ92まで搬送
した後、シート処理装置制御部205によって、整合部
材97を作動させる。整合部材97は、ストッパ92に
突き当てられて積載されたシートSまたはインサートシ
ートIを整合する。シートSまたはインサートシートI
の整合ならびに積載が完了したとき、コントローラ回路
部200はシート処理装置制御部205によって、ステ
イプルユニット93を作動させる。ステイプルユニット
93は、シートSまたはインサートシートIの中央位置
において2ケ所針止めする。そして、コントローラ回路
部200はシート処理装置制御部205によって、不図
示のストッパ移動モータを駆動させる。ストッパ92
は、不図示のストッパ移動モータによって綴じ位置が折
りローラ対94のニップ位置に至るように移動する。
【0063】コントローラ回路部200はシート処理装
置制御部205によって、ストッパ突き板ソレノイドを
駆動させる。突き板95は、シート束を折りローラ対9
4の方向へ突く。同時に、不図示の折りモータを駆動さ
せる。折りモータは、折りローラ対94を回転させてシ
ート束をニップ搬送させる。コントローラ回路部200
はシート処理装置制御部205によって、不図示のサド
ル排出モータを駆動させる。不図示のサドル排出モータ
は、綴じた束を積載トレイ87上に排出する。
【0064】また、操作部15でステイプル動作が選択
されているとき、コントローラ回路部200はシート処
理装置制御部205によって、ステイプルユニット80
を作動させる。ステイプルユニット80は処理トレイ8
2に積載したシート束にステイプル処理を行う。また、
コントローラ回路部200はシート処理装置制御部20
5によって、整合板88を作動させる。整合板88は、
積載されたシート束を整えるとともに、スタックトレイ
86上に積載する束の仕分け方向を制御する。
【0065】さらに、コントローラ回路部200はシー
ト処理装置制御部205によって、揺動ガイド81を閉
じたさせた後、束排紙ローラ対(上排出ローラ83a、
下排出ローラ83b)を駆動させる。束排紙ローラ対8
3a,83bは、処理トレイ82内のシート束を、スタ
ックトレイ86に排出して積載する。
【0066】図9ないし図11は、孔あけ処理手順を示
すフローチャートである。この処理プログラムは、メモ
リ1001内のROM1004に格納されて、CPU1
002によって実行されるようになっている。
【0067】CPU1002は、操作部制御部201を
動作させ、積載動作、ステイプル動作、孔あけ動作(パ
ンチ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付けて、操作
部15でのユーザ入力により指定された動作設定に基づ
き、シート供給制御部202、読み取りシート供給装置
制御部203、画像形成制御部204、シート処理装置
制御部205を動作させる。CPU1002は、ユーザ
によってコピースタート動作が選択されたと判断した場
合(ステップ(以下、「S」という。)−1)、画像形
成動作を開始する(S−2)。ユーザによってコピース
タート動作が選択される前に、ユーザによってパンチ動
作が選択されていると判断した場合(S−3)、(S−
5)に移行する。(S−3)において、ユーザによって
パンチ動作が選択されていないと判断した場合、(S−
4)に移行し、ジョブが終了したか否かの判断を行う。
(S−4)において、ジョブが終了したと判断した場合
は(S−1)に移行して、コピースタート動作が選択さ
れるまで待つ。ジョブが終了していないと判断した場合
は(S−2)に移行し、画像形成動作を継続する。
【0068】CPU1002は、シート処理装置制御部
205によって、センサスライドモータ49を駆動させ
る。センサスライドモータ49は、シート端部検知セン
サ43をシートサイズに合わせた所定位置(シート端部
検知待機位置)に移動させる(S−5)。そして、CP
U1002は、シート検知センサ31によってシートの
先端が検知されるのを待つ(S−6)。
【0069】シートの先端が検知されると、CPU10
02はシート搬送距離をカウントするカウンタである、
CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリア
した後(S−7)、シート搬送距離カウンタ1005を
スタートさせて、(S−9)と(S−13)に移行する
(S−8)。シート搬送距離カウンタ1005のカウン
ト値がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距
離分の値と等しくなると(S−9)、CPU1002は
シート処理装置制御部205によって、パンチスライド
モータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58
は、シート端部検知センサ43がシートの端部を検知す
るように穿孔部40およびシート端部検知センサ43を
シート幅方向(図3の矢印D方向)への移動を開始させ
る(S−10)。そして、シート端部検知センサ43に
よってシート端部が検知されると(S−11)、CPU
1002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿
孔部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止
させる(S−12)。
【0070】また、CPU1002はシート搬送距離カ
ウンタ1005によって、シート検知センサ31から
(Z1+L−X)の距離移動された値になったことを判
断したとき(S−13)、入り口搬送モータおよびバッ
ファモータ59の駆動を停止させ、シート上の穿孔位置
がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止さ
せる(S−14)。そして、CPU1002はシート処
理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ
36を駆動させる(S−15)。CPU1002は穿孔
領域検知センサ37aがオンになり(S−16)、そし
てオフになるのを待つ(S−17)。すなわち、CPU
1002はパンチ38がダイ孔41に進入しながらシー
トに孔をあけた後、ダイ孔41から離れるのを待つ。
【0071】そして、CPU1002はシート処理装置
制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を
停止させる(S−18)。また、CPU1002はシー
ト処理装置制御部205によって、入り口搬送モータお
よびバッファモータ59の駆動を開始させる(S−1
9)。CPU1002はユーザによってコピースタート
動作が選択される前に、ユーザによって2つ折製本動作
が選択されていると判断した場合(S−20)、(S−
21)に移行し、2つ折製本動作が選択されていないと
判断した場合、(S−25)に移行する。
【0072】(S−21)においてCPU1002は、
穿孔完了フラグがオンであるか否かを判断し、穿孔完了
フラグがオンであるときには、穿孔完了フラグをクリア
した後(S−24)、(S−25)を移行する。(S−
21)においてCPU1002は、穿孔完了フラグがオ
フであるとき、(S−22)へ移行する。(S−22)
においてCPU1002は、シート搬送距離カウンタ1
005の値が、シート検知センサ31から(Z1+L+
X)の距離移動された値になったとき、(S−23)に
おいて穿孔完了フラグをオンした後、シート搬送距離カ
ウンタ1005を停止させる(S−28)。その後、処
理プログラムは(S−14)に移行する。
【0073】また、CPU1002はシート処理装置制
御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動
させる。パンチスライドモータ58は、穿孔部40およ
びシート端部検知センサ43のホームポジションへ移動
を開始させる(S−25)。
【0074】パンチスライドHPセンサ44によってパ
ンチスライドHP規定部45が検知されると(S−2
6)、CPU1002は穿孔部40およびシート端部検
知センサ43がホームポジションに戻ったものと判断し
て穿孔部40およびシート端部検知センサ43を停止さ
せる(S−27)。そして、処理プログラムは(S−
4)へ移行する。
【0075】その後、CPU1002はジョブが終了し
たか否かを判別し(S−4)、ジョブが終了したと判別
したとき、(S−1)へ移行し、次のジョブに備える。
【0076】一方、(S−4)でジョブが続行すると判
断された場合、すなわち、所定枚数のシートに孔あけ処
理が終了していないとき、CPU1002は(S−2)
を実行しシート供給制御部202、画像形成制御部20
4等によって、画像形成動作を継続させる。
【0077】本実施形態のシート処理装置103は、シ
ート1枚ずつに孔をあけるようになっているが、シート
を数枚重ねて孔をあけるようにしてもよい。
【0078】以上、本実施形態のシート処理装置103
は、シートに孔をあけてから、シートを束状にして折り
曲げるため、従来のシート処理装置と異なって、シート
束のシート枚数の2倍の枚数のシートに孔をあける必要
がなく、シートに孔を容易にあけることができるととも
に、孔のあいたシート束のシート枚数を増やことができ
る。
【0079】(他の実施形態)以上の実施形態のシート
処理装置によってシートにあけられた孔は、シートが折
り曲げられたときシート束の内側になるシートであって
も、外側になるシートであっても、折り位置SCから距
離Xだけ離れた位置にある。ところが、シート束を2つ
に折り曲げたとき、重なり合った隣のシート同士は、少
なくともシート1枚の厚みが影響する分だけずれる現象
が生じる。このため、最も内側になったシートがシート
束から一番突出することになる。これにともなって、シ
ートにあけられた孔も、重なり合った隣のシート同士に
おいて、シートの厚み分だけ、位置がずれることにな
る。しかも、シート束の最も内側になったシートの孔
と、最も外側になったシートの孔とが最も大きくずれ
る。このズレは、シート束のシート枚数が多くなる程、
大きくなる。この結果、シート枚数の多いシート束はフ
ァイルしにくくなることがある。
【0080】そこで、他の実施形態のシート後処理装置
は、隣同士になるシートの孔を、少なくともシートの厚
みが影響する分だけずらして、シート束の最も内側にな
ったシートの孔と、最も外側になったシートの孔とが、
シート束のシート枚数に関係なく一致して、シート束を
ファイルしやすくしている。この場合、この他の実施形
態のシート後処理装置は、最も外側になるシートの孔を
所望の位置にあけた後、内側になるシートにしたがって
シートの孔を少なくともシート1枚の厚み分ずつ折り位
置SCに接近させてあけるようになっている。なお、所
望の位置に孔をあけるシートは、最も外側のシートであ
る必要はない。内側のシートであってもよい。
【0081】この他の実施形態のシート処理装置は、シ
ート1枚ずつに孔の位置をずらしてシートにあけるよう
になっている点において、上記実施形態のシート処理装
置と異なっている。このため、その相違点に関すること
について説明し、他のことについての説明は省略する。
すなわち、この他の実施形態のシート処理装置は、シー
ト処理装置制御部の制御動作が異なっているのみで、他
は、すべて上記実施形態と同一である。このため、図1
2に他の実施形態のシート処理装置を本体に備えた複写
機の制御部の構成を示すブロック図のみを示し、他の部
分については、上記実施形態の図を使用して説明する。
図13は、孔の位置をずらして孔があけられたシートの
束を、折り曲げる前に折り曲げられる内側から見た、シ
ート束の平面図である。
【0082】画像形成装置102の本体104から排出
されたシートSは、シート処理装置に移送される。操作
部15においてパンチ動作が選択されている場合、コン
トローラ回路部2200はシート処理装置制御部220
5を動作させ、センサスライドモータ49を駆動し、シ
ート搬送開始前にシート端部検知センサ43をシートサ
イズに合わせた所定位置(シート端部検知待機位置)に
移動させる。シート処理装置制御部2205、コントロ
ーラ回路部2200等は、作動制御手段を構成してい
る。
【0083】シート検知センサ31によってシートの先
端を検知すると、コントローラ回路部2200はシート
Sの搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ1
005を動作させる。コントローラ回路部2200はシ
ート搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シー
トSがシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距
離移動された、すなわちシート端部検知センサ43によ
ってシートSの先端が検知可能となったと判断した場
合、シート処理装置制御部2205によって、パンチス
ライドモータ58を作動させ、穿孔部40およびシート
端部検知センサ43をシート幅方向(図3中、矢印D方
向)に移動させる。シート端部検知センサ43がシート
端部を検知すると、コントローラ回路部2200は、パ
ンチスライドモータ58を停止して穿孔部40およびシ
ート端部検知センサ43の位置決めを行う。
【0084】次に、コントローラ回路部2200はシー
ト搬送距離カウンタ1005の値から、シートSの穿孔
位置がシート検知センサ31からZ1(図3参照)の距
離移動されたか否かを判断する。操作部15において2
つ折製本動作が選択された状態において、かつシートS
の先端がシート検知センサ31から(Z1+L−X+
(J×M))(図3、図8、図13、図14参照)の距
離移動されたとき、コントローラ回路部2200はシー
ト処理装置制御部2205によって、シートSの搬送を
停止させる。なお、Zlはシート検知センサ31からパ
ンチ38までの距離である。LはシートSを2つ折りに
したときのシートの搬送方向長さである。2つ折製本す
る前のシートの長さは2L(2×L)である。Xは2つ
折りにする折り位置SCから孔Hをあける正規の(所望
の)距離である。Jはシート束内のシート枚数カウント
値であり、2つ折り製本する場合、カウント値1がシー
ト束の一番外側のシートのカウント値である。Mはシー
ト1枚毎にパンチ位置をオフセット(孔あけ位置をずら
す)係数である。Mの初期値は約0.125mmとする
が、操作部15よりユーザによって任意に変更すること
ができる。
【0085】また、操作部15において2つ折製本動作
が選択されていないで、シートSの先端がシート検知セ
ンサ31から(Z1+L−X)の距離移動されたとき、
コントローラ回路部2200はシート処理装置制御部2
205によって、シートSの搬送を停止させる。
【0086】シートSが停止した後、コントローラ回路
部2200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、ス
ライドカム36を往動させて、パンチ38とダイ孔41
とでシートSに孔をあけさせる。穿孔領域検知センサ3
7aによって孔あけ動作(パンチ動作)の終了を検知す
ると、コントローラ回路部2200はシート処理装置制
御部2205によって、スライドカム駆動モータ36を
停止させる。
【0087】操作部15において2つ折製本動作が選択
されている場合、コントローラ回路部2200はシート
処理装置制御部2205によって、シートSの搬送を継
続する。そして、コントローラ回路部2200はシート
搬送距離カウンタ1005の値から、シートSの第2の
穿孔位置がシート検知センサ31からZ1(図3参照)
の距離移動された、すなわちシートSの先端がシート検
知センサ31から(Z1+L+X−(J×M))の距離
移動されたと判断したとき、コントローラ回路部220
0はシート処理装置制御部2205によって、シートS
の搬送を再び停止させる。
【0088】シートSが停止した後、コントローラ回路
部2200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、ス
ライドカム34を復動させて、パンチ38とダイ孔41
とでシートSに孔をあける。穿孔領域検知センサ37a
によって孔あけ動作(パンチ動作)の終了を検知する
と、コントローラ回路部2200はシート処理装置制御
部2205によって、スライドカム駆動モータ36を停
止させる。
【0089】その後、コントローラ回路部2200はシ
ート処理装置制御部2205によって、なおもシートS
の搬送を継続するとともにシート搬送距離カウンタ10
05を停止させる。そして、コントローラ回路部220
0はシート処理装置制御部2205によって、パンチス
ライドモータ58を駆動させ、穿孔部40およびシート
端部検知センサ43等をパンチスライドHP方向(図2
の矢印E方向)に移動させる。
【0090】パンチHP検知センサ44によってパンチ
スライドHP規定部45が検知されると、コントローラ
回路部2200はシート処理装置制御部2205によっ
て、パンチスライドモータ58を停止させ、穿孔部40
およびシート端部検知センサ43をホームポジションに
待機させる。
【0091】その後、コントローラ回路部2200はシ
ート処理装置制御部2205によって、搬送フラッパ1
1を駆動して搬送経路を切り替えて、孔をあけられたシ
ートをサンプルトレイ85に排出して積載する。
【0092】操作部15で2つ折製本動作が選択されて
いる場合、コントローラ回路部2200はシート処理装
置制御部2205によって、ストッパ92に搬送し、ス
テイブルユニット93を作動させ、シートSまたはイン
サートシートIの中央位置において2ケ所針止めする。
さらに、コントローラ回路部2200はシート処理装置
制御部2205によって、突き板95と折りローラ対9
4を作動させて綴じたシート束2つ折りにして、積載ト
レイ87上に排出する。
【0093】操作部15でステイプル動作が選択されて
いる場合、コントローラ回路部2200はシート処理装
置制御部2205によって、シートSまたはインサート
シートIを処理トレイ82に排出させ、ステイブルユニ
ット80によってシートSまたはインサートシートIに
ステイブル処理を行わせた後、スタックトレイ86に排
出して積載する。
【0094】図15ないし図17は、他の実施形態のシ
ート処理装置における孔あけ処理手順を示すフローチャ
ートである。この処理プログラムは、図12に示すメモ
リ2001内のROM2004に格納されて、CPU2
002によって実行されるようになっている。
【0095】CPU2002は、操作部制御部201を
動作させ、積載動作、ステイプル動作、孔あけ動作(パ
ンチ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付けて、操作
部15でのユーザ入力により指定された動作設定に基づ
き、シート供給制御部202、読み取りシート供給装置
制御部203、画像形成制御部204、シート処理装置
制御郡2205を動作させる。CPU2002はユーザ
によってコピースタート動作が選択されたと判断した場
合(S−101)、束数カウンタ2006(図12参
照)のカウント値Kを0にクリアする(S−102)。
さらに、CPU2002は束内シート枚数カウンタ20
07(図12参照)のカウント値Jを0にクリアする
(S−103)。CPU2002は画像形成動作を開始
する(S−104)。ユーザによってコピースタート動
作が選択される前に、ユーザによってパンチ動作が選択
されているとCPU2002が判断した場合(S−10
5)、(S−110)に移行する。CPU2002は、
(S−105)において、ユーザによってパンチ動作が
選択されていないとき、画像形成処理を行った束内シー
ト枚数カウンタ2007のカウント値Jが、1束を構成
する枚数に到達したか否かを判断する(S−106)。
CPU2002は、(S−106)において、1束内の
枚数が所定数に達したと判断したとき、(S−107)
に移行する。1束内の枚数が所定数に達していないと判
断したとき、束内シート枚数カウンタ2007のカウン
ト値Jをインクリメントした後、(S−104)に移行
して、画像形成動作を継続する。
【0096】CPU2002は、(S−107)に移行
し、束カウンタ2006のカウント値Kからジョブが終
了したか否かの判断を行う。(S−107)において、
ジョブが終了したと判断したとき、(S−101)に移
行する。ジョブが終了していないと判断したとき、束カ
ウンタ2006のカウント値Kをインクリメントした
後、(S−103)に移行して、画像形成動作を継続す
る。
【0097】CPU2002は、シート処理装置制御部
2205によって、センサスライドモータ49を駆動さ
せる。センサスライドモータ49は、シート端部検知セ
ンサ43をシートサイズに合わせた所定位置(シート端
部検知待機位置)に移動させる(S−110)。そし
て、CPU2002は、シート検知センサ31によって
シートの先端が検知されるのを待つ(S−111)。
【0098】シートの先端が検知されると、CPU20
02はシート搬送距離をカウントするカウンタである、
CPU内部に設けられたシート搬送距離カウンタ100
5をクリアした後(S−112)、シート搬送距離カウ
ンタ1005をスタートさせて、(S−118)と(S
−114)とに移行する(S−113)。シート搬送距
離カウンタ1005のカウント値がシート検知センサ3
1からZ2(図3参照)の距離分の値と等しくなると
(S−114)、CPU2002はシート処理装置制御
部2205によって、パンチスライドモータ58を駆動
させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知
センサ43がシートの端部を検知するように穿孔部40
およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3
の矢印D方向)へ移動させる(S−115)。そして、
シート端部検知センサ43によってシート端部が検知さ
れると(S−116)、CPU2002はパンチスライ
ドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシート端
部検知センサ43の移動を停止させる(S−117)。
【0099】CPU2002はユーザによってコピース
タート動作が選択される前に、ユーザによって2つ折製
本動作が選択されていると判断した場合(S−11
8)、(S−129)へ移行し、2つ折製本動作が選択
されていないと判断した場合は(S−119)へ移行す
る。
【0100】(S−118)において2つ折製本動作が
選択されていないとき、CPU2002はシート搬送距
離カウンタ1005によって、シート検知センサ31か
ら(Z1+L−X)の距離移動されたことを判断し(S
−119)、入りロモータおよびバッファモータ59の
駆動を停止させ、シート上の穿孔位置がパンチ38の位
置で停止するように、シートを停止させる(S−12
0)。そして、CPU2002はシート処理装置制御部
2205によってスライドカム駆動モータ36を駆動さ
せる(S−121)。CPU2002は穿孔領域検知セ
ンサ37aがオンになり(S−122)、そしてオフに
なるのを待つ(S−123)。すなわちCPU2002
は、パンチ38がダイ孔41に進入しながらシートに孔
をあけた後、ダイ孔41から離れるのを待つ(S−12
3)。
【0101】そして、CPU2002はシート処理装置
制御部2205によって、スライドカム駆動モータ36
を停止させて、スライドカム34を停止させる(S−1
24)。また、CPU2002はシート処理装置制御部
2205によって、入り口搬送モータおよびバッファモ
ータ59の駆動を開始させるとともに(S−125)、
(S−126)に移行する。
【0102】(S−118)において2つ折製本動作が
選択されているとき、CPU2002はシート搬送距離
カウンタ1005のカウント値から、シートがシート検
知センサ31から(Z1+L−X+(J×M))の距離
移動されたと判断したとき(S−129)、入り口搬送
モータおよびバッファモータ59の駆動を停止させ、シ
ート上の穿孔位置がパンチ38の位置で停止するよう
に、シートを停止させる(S−130)。そして、CP
U2002はシート処理装置制御部2205によってス
ライドカム駆動モータ36を駆動させる(S−13
1)。CPU2002は穿孔領域検知センサ37aがオ
ンになり(S−132)、そしてオフになるのを待つ
(S−133)。すなわちCPU2002は、パンチ3
8がダイ孔41に進入しながらシートに孔をあけた後、
ダイ孔41から離れるのを待つ(S−133)。
【0103】そして、CPU2002はシート処理装置
制御部2205によって、スライドカム駆動モータ36
を停止させて、スライドカム34を停止させる(S−1
34)。また、CPU2002はシート処理装置制御部
2205によって、入り口搬送モータおよびバッファモ
ータ59の駆動を開始させる(S−135)。
【0104】次に、CPU2002は穿孔完了フラグが
オンであるか否かを判断し(S−136)、穿孔完了フ
ラグがオンであると判断した場合は、穿孔完了フラグを
クリアした後(S−140)、(S−126)に移行す
る。(S−136)においてCPU2002は、穿孔完
了フラグがオフであると判断した場合、(S−137)
へ移行する。(S−137)においてCPU2002
は、シート搬送距離カウンタ1005のカウント値か
ら、シート検知センサ31から(Z1+L+X−(J×
M)))の距離移動されたと判断したとき、(S−13
8)において穿孔完了フラグをオンした後、シート搬送
距離カウンタ1005を停止させ(S−139)、(S
−130)に移行する。
【0105】また、(S−126)において、CPU2
002はシート処理装置制御部2205によって、パン
チスライドモータ58を駆動し、穿孔部40およびシー
ト端部検知センサ43のパンチスライドHPへの移動を
開始する(S−126)。
【0106】パンチスライドHPセンサ44によってパ
ンチスライドHP規定部45が検知されると(S−12
7)、CPU2002は穿孔部40およびシート端部検
知センサ43のパンチスライドHPへの移動を停止させ
る(S−128)。そして、(S−106)へ移行す
る。
【0107】
【発明の効果】本発明のシート処理装置は、シートに孔
をあけてから、シートを2つ折りするようになっている
ので、シート束を2つ折りにした状態で、一度に多数枚
の孔をシートにあける必要がなくなり、孔あけが容易に
なるとともに、シート束のシート枚数を従来よりも増や
すことができる。
【0108】本発明のシート処理装置は、シートを2つ
に折る前に、シートに孔をあけるとき、シートを束状に
して2つに折ったとき、シート同士の孔の位置がずれな
い位置に孔をあけるようになっているため、2つ折りの
シート束をファイリングしやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート処理装置を本体に装
備した画像形成装置である複写機の概略正面断面図であ
る。
【図2】図1の複写機のの制御部の構成を示すブロック
図である。
【図3】シート処理装置に収納されたパンチユニットの
構成を示す図である。
【図4】図3のパンチユニットの穿孔部をシート搬送方
向の上流側から見た図である。
【図5】図3のパンチユニットの穿孔部をシート搬送方
向に沿った断面図である。
【図6】孔あけ動作処理を行うときのスライドカムおよ
びパンチの位置と、各センサの動作状態との関係を示す
図である。
【図7】孔あけ動作処理における各動作信号を示すタイ
ムチャートである。
【図8】シートにあけられる孔の位置を示す図である。 (a) シートを開いた状態の図である。 (b) シートを2つ折りにした状態の図である。
【図9】孔あけ動作処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】図9に続く孔あけ動作処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】図10に続く孔あけ動作処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】他の実施形態のシート処理装置を備えた複写
機の制御部の構成を示すブロック図である。
【図13】他の実施形態のシート処理装置によって孔の
位置をずらして孔があけられたシートの束を、折り曲げ
る前に折り曲げられる内側から見た、シート束の平面図
である。
【図14】折り曲げたシート同士の位置をずらしたシー
トの斜視図である。
【図15】他の実施形態のシート処理装置による孔あけ
動作処理手順を示すフローチャートである。
【図16】図15に続く孔あけ動作処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図17】図16に続く孔あけ動作処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
P 原稿 S シート SC シートの折り位置 A シート搬送方向 H 孔 2 搬送ローラ対(シート搬送手段) 3 搬送ローラ対(シート搬送手段) 5 バッファローラ(シート搬送手段) 15 操作部 31 シート検知センサ(シート検知手段) 34 スライドカム 35 カム 35a 谷部 35b 両端部 36 スライドカム駆動モータ 37a 穿孔領域検知センサ 37b スライドカム検知センサ 38 パンチ 39 連結ピン 40 穿孔部 41 ダイ孔 42a センサフラグ 42b センサフラグ 43 シート端部検知センサ(幅方向孔位置調節手
段) 44 パンチスライドHP検知センサ 45 パンチスライドHP検知規定部 46 横レジストHP検知センサ 47 横レジストHP規定部 48 ダイ 49 センサースラドモータ(幅方向孔位置調節手
段) 50 パンチユニット(穿孔装置) 51 自動原稿給送部 58 パンチスライドモータ 62 画像形成部(画像形成手段) 66 感光体ドラム 93 ステイプルユニット 94 折りローラ対 95 突き板 100 折り曲げ装置 101 読み取り給送装置 102 複写機(画像形成装置) 103 シート処理装置 104 複写機(画像形成装置)の本体 200,2200 コントローラ回路部(作動制御
手段) 201 操作部制御部 202 シート供給制御部 203 読み取りシート供給装置制御部 204 画像形成制御部 205,2205 シート処理装置制御部(作動制
御手段) 1001,2001 メモリ 1002,2002 CPU 1003 I/O制御部 1004,2004 ROM 1005 シート搬送距離カウンタ 2006 束数カウンタ 2007 束内シート枚数カウンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するシート搬送手段と、 シート搬送手段によって搬送されるシートを検知するシ
    ート検知手段と、 前記シート搬送手段によって搬送されてきたシートに少
    なくとも1枚ずつ孔をあける穿孔装置と、 前記穿孔装置によって孔をあけられた前記シートを複数
    枚重ねて2つ折りにする折り曲げ装置と、 前記シート検知手段によって前記シートが検知されたと
    き、前記シート搬送手段と前記穿孔装置とを作動制御し
    て、前記折り曲げ装置によって2つ折りにされて前記シ
    ートの折り目となる位置に対して対称の位置に前記穿孔
    装置によって前記シートに孔をあけさせる作動制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記折り目の向きが、前記シートの搬送
    方向と交差する向きに設定されていることを特徴とする
    請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記作動制御手段は、前記シート搬送手
    段と前記穿孔装置とを作動制御して、前記シートの搬送
    方向に対して交差する向きの前記折り目となる位置に対
    して前記シートの搬送方向に孔あけ位置を調節して前記
    穿孔装置によって前記シートに孔をあけさせることを特
    徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 前記作動制御手段は、前記シート搬送手
    段と前記穿孔装置とを作動制御して、折り曲げられたと
    きシート束の外側になるシートにあける孔と前記折り目
    となる位置との間隔よりも、シート束の内側になるシー
    トにあける孔と前記折り目となる位置との間隔の方が狭
    くなるように、前記穿孔装置によって孔をあけさせるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3の内、いずれか1項に
    記載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 前記作動制御手段は、前記シート搬送手
    段と前記穿孔装置とを作動制御して、折り曲げられたと
    き一番外側になるシートにあける孔と前記折り目となる
    位置との間隔が所望の間隔になるように前記穿孔装置に
    よって孔をあけさせることを特徴とする請求項3または
    4に記載のシート処理装置。
  6. 【請求項6】 前記穿孔装置は、パンチと、前記パンチ
    が進入して前記パンチと協働してシートに孔をあけるダ
    イ孔が形成されたダイとを有していることを特徴とする
    請求項1、3ないし5の内、いずれか1項に記載のシー
    ト処理装置。
  7. 【請求項7】 前記穿孔装置は、前記シート搬送方向と
    交差する方向のシートの位置を検知し、前記検知した前
    記シートの位置に合わせて前記シート搬送方向と交差す
    る方向における孔あけ位置を調節する幅方向孔位置調節
    手段を有していることを特徴とする請求項1ないし6の
    内、いずれか1項に記載のシート処理装置。
  8. 【請求項8】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって画像が形成されたシートに処
    理を施す請求項1ないし7の内、いずれか1項に記載の
    シート処理装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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