JP2008184310A - シート断裁装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート束搬送手段と、前記搬送されるシート束をシート束搬送通路において位置決めするシート束位置決め手段と、前記シート束搬送通路において位置決めされたシート束を断裁するために上死点から下死点へ移動可能な上刃633と、下刃634とを有するカッターユニット631と、カッターユニット631により断裁された断裁くずを断裁くず通路を通して収納するくず箱635と、前記断裁くずがくず箱635へ落下するための断裁くず通路を開閉するシャッタ625と、を有し、前記シャッタ625は、上刃633が上死点にあるときは前記断裁くず通路を閉鎖して前記シート束搬送通路の一部を形成し、上刃633の上死点から下死点への移動に連動して前記断裁くず通路を開放し、かつ、上刃633が下死点に達した後、所定時間、開放状態を維持することを特徴とする。
【選択図】図8
Description
図1は第1実施形態に係るシート断裁装置を用いる画像形成装置である複写機の断面説明図であり、図2はシート断裁装置の断面説明図である。
本実施形態の複写機1000は、図1に示すように、原稿給送部100、イメージリーダ部200及びプリンタ部300、折り処理部400、フィニッシャ500、中綴じ製本部800(図2参照)、インサータ900等を有する。上記折り処理部400、中綴じ製本部800、インサータ900等は、オプションとして装備することができる。
次に、折り処理部400及びフィニッシャ500の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
次に、図2を用いて中綴じ製本部800の構成を説明する。前記下排出パス522の途中に設けられた切替フラッパ514により、右側に切り替えられたシートは、図2に示すサドル排出パス523を通過して、中綴じ製本部800へ送られる。シートはサドル入口ローラ対801に受け渡され、サイズに応じてソレノイドにより動作するフラッパ802により搬入口を選択されて、中綴じ製本部800の収納ガイド803内に搬入さる。搬入されたシートは滑りローラ804により先端が可動式のシート位置決め部材805に接するまで搬送される。サドル入口ローラ対801と滑りローラ804はモータM1により駆動される。また、収納ガイド803の途中位置には、収納ガイド803を挟んで対向配置されたステイプラ820が設けられている。ステイプラ820は、ステイプル針S(図3参照)を突き出すドライバー820aと、突き出された針を折り曲げるアンビル820bとに分割されている。なお、前記のシート位置決め部材805は、シート搬入時において、シート搬送方向中央部が、このステイプラ820の綴じ位置になる位置で停止する。シート位置決め部材805は、モータM2の駆動を受けて移動自在であり、シートサイズに応じて位置を変える。
次に、図2を用いてトリマーユニット600について説明する。本実施形態のトリマーユニット600は、シート搬送方向上流側(以下、単に「上流側」という)から順番に、シート束搬送手段を構成する第1搬送部610、第2搬送部620、トリム部630、第3搬送部640、第4搬送部650、排出部660が配置されている。
図5は、複写機1000のブロック図である。CPU回路部150は、CPU(不図示)を有し、ROM151に格納された制御プログラム及び操作部1の設定に従い、原稿給送制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御部501、外部I/F203を制御する。そして、原稿給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ制御部301はプリンタ部300を制御する。また、折り処理制御部401は折り処理部400を、フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500、トリマーユニット600、中綴じ製本部800、インサータ900を制御する。
次に、上記構成に基づき、本発明のトリマーユニット600におけるシート束搬送手段についてシート束の流れと共に各部の動作を説明する。
次に第2実施形態として、カッターユニット631の下死点Dでの停止時間を断裁されるシート束の束内枚数により変更する場合について説明する。
1 …操作部
100 …原稿給送部
1000 …複写機
101 …原稿給送制御部
111 …感光体ドラム
112 …排出トレイ
113 …現像器
116 …転写部
145 …搬送パス
177 …定着部
300 …プリンタ部
400 …折り処理部
500 …フィニッシャ
520 …搬送パス
551 …束排出ローラ対
560 …ステイプラ
610 …第1搬送部
611 …下搬送ベルト
612 …サイドガイド
613 …搬送爪
614 …押さえガイド
620 …第2搬送部
621,622 …搬送ベルト
625 …シャッタ
630 …トリム部
631 …カッターユニット
632 …押さえ部材
633 …上刃
634 …下刃
635 …くず箱
636 …カム
637 …リンク
640 …第3搬送部
641 …ストッパ
642,648 …カム
643 …スライドブロック
650 …第4搬送部
660 …排出部
800 …中綴じ製本部
802 …フラッパ
803 …収納ガイド
805 …シート位置決め部材
810 …折りローラ対
811,812 …折搬送ローラ対
Claims (6)
- シート束を搬送するシート束搬送通路と、
前記シート束搬送通路においてシート束を断裁するために第1位置から第2位置へ移動可能な可動刃と、前記可動刃と協働してシート束の断裁を行う固定刃とを有するシート束断裁手段と、
前記シート束断裁手段により断裁された断裁くずをくず通路を通して収納する断裁くず収納手段と、
前記くず通路を開閉するシャッタ手段と、
を有し、
前記シャッタ手段は、前記可動刃が前記第1位置にあるときは前記くず通路を閉鎖して前記シート束搬送通路の一部を形成し、前記可動刃の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して前記くず通路を開放し、かつ、前記可動刃が前記第2位置にあるときは前記シャッタ手段による前記くず通路の開放量が最大であり、前記くず通路の最大開放状態は所定時間、維持されることを特徴とするシート断裁装置。 - 前記可動刃は前記第2位置において停止することを特徴とする請求項1に記載のシート断裁装置。
- 前記所定時間は、前記シート束断裁手段によりシート束が断裁された後、次に断裁されるシート束であって、束内シート枚数が最小であるときのシート束が前記シート束断裁手段に搬送されるまでの時間よりも短いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート断裁装置。
- 前記所定時間は、前記シート束断裁手段に搬送されるシート束のシート枚数に応じて変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート断裁装置。
- 前記所定時間は、前記シート束断裁手段によりシート束が断裁された後、次に断裁されるシート束が前記シート束断裁手段に搬送されるまでの時間よりも短いことを特徴とする請求項4に記載のシート断裁装置。
- シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成されたシートを束にして搬送し、断裁するシート断裁装置を有する画像形成装置において、
前記シート断裁装置として、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシート断裁装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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