JP2006119419A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 磁束を生ずるコイルと、記録材上の画像を加熱するための熱を前記コイルから生じた磁束により生ずる回転可能な発熱部材と、前記発熱部材の温度を検知する温度検知部材と、前記温度検知部材の出力に基づいて前記コイルへの通電を制御する通電制御手段と、前記発熱部材に向かう前記コイルから生じた磁束を遮蔽する磁束遮蔽手段と、前記磁束遮蔽手段を移動させるための移動手段と、を有する像加熱装置において、
   前記磁束遮蔽手段は、前記発熱部材の回転軸線方向において前記温度検知部材により検知される部分を含む前記発熱部材の中央部に向かう磁束を前記発熱部材の端部に比べてより多く遮蔽する磁束遮蔽部を有することを特徴とする像加熱装置。
2. 前記磁束遮蔽手段は、前記発熱部材の端部に向かう磁束を前記発熱部材の中央部に比べてより多く遮蔽する第二磁束遮蔽部を有することを特徴とする請求項１に記載の像加熱装置。
3. 前記移動手段は、前記回転軸方向の幅が最大の記録材を像加熱装置に通紙する際には前記磁束遮蔽部が作用すると共に前記第二磁束遮蔽部が作用しない位置に前記磁束遮蔽手段を移動させ、前記回転軸方向の幅が所定の幅よりも小さい記録材を像加熱装置に通紙する際には前記磁束遮蔽部が作用しないと共に前記第二磁束遮蔽部が作用する位置に前記磁束遮蔽手段を移動させることを特徴とする請求項２に記載の像加熱装置。
4. 前記回転軸線方向において前記磁束遮蔽部の長さは、通紙される記録材の前記回転軸線方向の幅が最大である長さよりも小さく、通紙される記録材の前記回転軸線方向の幅が最小である長さよりも大きいことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の像加熱装置。
5. 前記磁束遮蔽部と前記第二磁束遮蔽部とは一体で移動可能であることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の像加熱装置。
6. 前記磁束遮蔽手段は一の金属板であり、前記発熱部材の回転方向において磁束遮蔽部は中央部が端部よりも一方側に突出している形状であり、第二磁束遮蔽部は端部が中央部よりも前記一方側とは反対側に突出している形状であることを特徴とする請求項１から請求項５のいずれかに記載の像加熱装置。
7. コイルと磁性コアとを有するコイルユニットは発熱部材の内部に間隙を有するように配置され、前記金属板はコイルユニットと発熱部材の間を移動することを特徴とする請求項６に記載の像加熱装置。
8. 像加熱装置に通紙する最小記録材が通過しない領域の温度を検知する第二温度検知部材を有し、前記移動手段は、前記温度検知部材と第二温度検知部材の検知温度に基づいて前記磁束遮蔽手段を移動することを特徴とする請求項１から請求項７のいずれかに記載の像加熱装置。