JP4545899B2 - 加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電磁(磁気)誘導加熱方式の加熱装置、および該加熱装置を画像加熱定着装置として備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【背景技術】
電磁誘導加熱方式の加熱装置は、固定もしくは移動する導電部材(電磁誘導発熱性部材、誘導磁性材、磁界吸収導電材)に磁場を作用させて、前記導電部材に発生する渦電流による発熱により被加熱材の加熱を行うものであり、たとえば、電子写真方式、静電記録方式、磁気記録方式等の画像形成装置において未定着トナー画像を形成担持させた記録材(被加熱材)を加熱して未定着トナー画像を固着画像として加熱定着させる画像加熱定着装置として有効である。
【0003】
一般に加熱装置においては、装置に通紙使用可能な最大サイズ幅(大サイズ幅)の被加熱材よりも小さいサイズ幅(小サイズ幅)の被加熱材を連続的に通紙して加熱処理すると、装置の被加熱材加熱部の非通紙部領域すなわち大サイズ幅の被加熱材の通紙部領域と小サイズ幅の被加熱材の通紙部領域との差部領域では熱が被加熱材の加熱に消費されないから通紙部領域よりも昇温していき許容以上の過昇温状態になる所謂「非通紙部過昇温現象」がある。
【0004】
この非通紙部過昇温現象の防止対策技術として、上記の電磁誘導加熱方式の加熱装置においては例えば特開平8−16006号公報のように磁場発生手段の分割−選択制御方式がある。
【0005】
これは、装置に対する被加熱材の最大通紙幅にわたる長さ寸法の磁場発生手段を被加熱材の通紙幅方向、即ち被加熱材の搬送方向と交差(直交)する方向にいくつかに分割して構成し、それ等の個々の分割磁場発生手段を装置に使用される被加熱材の幅サイズの大小に応じて選択的に磁場発生制御するものであり、装置に使用される被加熱材が最大通紙幅に対応する大サイズ幅のものであるときは全ての分割磁場発生手段を磁場発生状態に制御することで最大通紙幅に対応する導電部材の幅領域が発熱して大サイズ幅の被加熱材に対応することができる。装置に使用される被加熱材が最大通紙幅よりも小サイズ幅のものであるときは、この小サイズ幅の被加熱材の通紙部領域に対応している分割磁場発生手段については磁場発生状態に制御し、非通紙部領域に対応している分割磁界発生手段については磁場を発生させないように制御することで、小サイズ幅の被加熱材の通紙部領域に対応する導電部材幅領域だけが発熱して、小サイズ幅の被加熱材について非通紙部過昇温現象を発生させることなく加熱処理を実行させるものである。
【0006】
この具体例を図8に示す。A・B・Cは分割磁場発生手段としての第1〜第3の3つの分割励磁コイルユニットであり、それぞれ巻線(励磁コイル)20a・20b・20cと磁性コア(励磁鉄心)21a・21b・21cとからなる。この第1〜第3の3つの分割励磁コイルユニットA・B・Cから発生する磁場の作用を受けて電磁誘導発熱する固定もしくは移動する導電部材を有し、被加熱材加熱部において被加熱材がその導電部材に直接もしくは間接に接して搬送されて導電部材の発熱により加熱されるものであるが、図には上記の導電部材や被加熱材は省略してある。
【0007】
上記の第1〜第3の3つの分割励磁コイルユニットA・B・Cは被加熱材の搬送方向と交差(直交)する方向に直列に配列されている。O−Oは被加熱材の片側通紙基準線である。P1・P2・P3は大・中・小3種のサイズ幅の被加熱材にそれぞれ対応する、片側通紙基準線O−Oを基準とする各通紙幅領域であり、P1>P2>P3の関係にある。
【0008】
第1〜第3の3つの分割励磁コイルユニットA+B+Cの総長が大サイズ通紙幅領域(最大通紙幅)P1にほぼ対応し、第1と第2の2つの分割励磁コイルユニットA+Bの総長が中サイズ通紙幅領域P2にほぼ対応し、第1の分割励磁コイルユニットAの長さが小サイズ通紙幅領域P3にほぼ対応している。
【0009】
第1〜第3の分割励磁コイルユニットA・B・Cの各巻線20a・20b・20cに対する通電は通紙される被加熱材の幅サイズに応じて独立に選択的になされる。
【0010】
即ち、大サイズの被加熱材が通紙されたときは通紙幅領域P1に対応する第1〜第3の3つの分割励磁コイルユニットA・B・Cの各巻線20a・20b・20cに通電されることで、導電部材が大サイズ通紙幅領域P1において発熱して、大サイズの被加熱材の加熱処理がなされる。
【0011】
中サイズの被加熱材が通紙されたときは通紙幅領域P2に対応する第1・第2の2つの励磁コイルユニットA・Bの各巻線20a・20bに通電されることで、導電部材が中サイズ通紙幅領域P2において発熱して、中サイズの記録材の加熱処理がなされる。
【0012】
このとき非通紙部領域に対応する第3の分割励磁コイルユニットCの巻線20cについては非通紙部領域の導電部材部分が発熱しないように電流値制御(通電遮断もしくは通電量減少制御)される。
【0013】
小サイズの被加熱材が通紙されたときはその通紙幅領域P3に対応する第1の分割励磁コイルユニットAの巻線20aに通電されることで、導電部材が小サイズ通紙幅領域P3において発熱して小サイズの被加熱材の加熱処理がなされる。
【0014】
このとき非通紙部領域に対応する第2と第3の2つの分割励磁コイルユニットB・Cの巻線20b・20cについては非通紙部領域の導電部材部分が発熱しないように電流値制御される。
【0015】
これにより中サイズや小サイズの記録材の通紙の場合の非通紙部過昇温現象を防止することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこの種の電磁誘導加熱方式の加熱装置の更なる改善に係り、従来に比べて、非通紙部における過昇温対策として、減磁したエネルギーを無駄にすることなく被加熱材の加熱に再利用することで効率アップを図ると共に、簡易な手段にて過昇温対策のできる電磁誘導加熱方式の加熱装置、及び該加熱装置を画像加熱定着装置として備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記の構成を特徴とする加熱装置および画像形成装置である。
【0018】
(1)巻線とコアによる磁場発生手段を有し、回転可能な導電部材に磁場を作用させて前記導電部材に発生する渦電流による発熱により、前記導電部材に直接もしくは間接に接して搬送される被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置において、
前記被加熱材の搬送方向と交差する方向にて分割されて直列に並べて配列されている主巻線用コアおよび補助巻線用コアと、前記主巻線用コアおよび前記補助巻線用コアの全体に対して巻き回されている主巻線と、を有する主加熱用磁場発生手段と、
前記被加熱材の搬送方向と交差する方向にて前記主巻線用コアと略同じ長さであり、前記導電部材の回転方向にて略同じ位置に配設されている予備加熱用コアと、前記主巻線とは極性を反対向きにして前記補助巻線用コアに巻き回されている補助巻線と、前記予備加熱用コアに巻き回されていて前記補助巻線と直列に接続されている予備加熱用巻線と、を有する予備加熱用磁場発生手段と、
前記主巻線に対する供給電力を制御する主加熱用磁場発生手段コントロール部と、
前記補助巻線と前記予備加熱用巻線の一連の直列巻線に対する供給電力を制御する予備加熱用磁場発生手段コントロール部と、
を有し、搬送される前記被加熱材の幅に応じて前記予備加熱用磁場発生手段コントロール部にて前記直列巻線に対する電力制御を行なうことを特徴とする加熱装置。
【0019】
(2)前記主加熱用磁場発生手段と、前記予備加熱用磁場発生手段との間に挿入されている電磁遮蔽板を備えることを特徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0020】
(3)被加熱材が未定着画像を担持させた記録材であり、前記記録材に前記未定着画像を加熱定着させる画像加熱定着装置であることを特徴とする(1)または(2)に記載の加熱装置。
【0021】
(4)記録材に未定着画像を形成担持させる作像手段と、未定着画像を記録材に加熱定着させる画像加熱定着手段を有する画像形成装置において、
前記画像加熱定着手段が(1)から(3)のいずれかに記載の加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0022】
[作 用]
即ち、巻線とコアによる磁場発生手段が被加熱材の搬送方向と交差する方向にて分割して構成された電磁誘導加熱方式の加熱装置において、装置に通紙使用可能な最大通紙幅サイズの被加熱材が通紙される場合には分割して構成された磁場発生手段の全体を磁場発生状態にすることで、電磁誘導発熱する導電部材が大サイズ通紙幅領域において発熱して大サイズ幅の被加熱材の加熱処理がなされる。
【0023】
通紙される被加熱材が最大通紙幅よりも小サイズ幅のものであるときは、非通紙部における分割されたコアに巻線と極性を反対向きに配設した補助巻線と、その補助巻線と接続された予備加熱用巻線とに通電することで、非通紙部領域における磁束を減磁させ加熱を抑えることにより非通紙部過昇温現象を防止することができると共に、小サイズ幅通紙部領域の予備加熱を行うことで、抑えたエネルギーの回生ができ、エネルギー変換効率アップの効果がある。
【0024】
また、従来に比べ分割された個々の磁場発生手段における制御が必要なくなることで、コストダウンが見込め、簡易な手段にて非通紙部の過昇温対策を行うことができる。
【0025】
また電磁誘導発熱する導電部材に直接もしくは間接に接して搬送される被加熱材を加熱するための、前記巻線とコアによる磁場発生手段と、前記予備加熱用巻線が巻かれた予備加熱用コアからなる磁場発生手段との間に電磁遮蔽板16を挿入することで各磁場発生手段により発生した磁場による相互の影響を軽減できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
[実施例1]
(1)画像形成装置例
図1は本実施例における画像形成装置の概略構成模型図である。この画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用のレーザビームプリンタである。
【0027】
101は像担持体としての電子写真感光ドラムであり、矢印の時計方向に所定の周速度をもって回転駆動される。
【0028】
102は帯電手段としての導電性・弾性を有する帯電ローラであり、感光ドラム101に対して所定の押圧力をもって当接させてあり、感光ドラム101の回転に従動して回転する、あるいは回転駆動される。そしてこの帯電ローラ102に不図示の電源部より所定の帯電バイアス電圧が印加されることにより、回転する感光ドラム101の周面が所定の極性・電位に一様に接触帯電処理される。
【0029】
103は情報書き込み手段としての露光装置である。この露光装置103はレーザスキャナであり、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザ光を出力し、折り返しミラー103aを介して、回転する感光ドラム101の一様帯電処理面を走査露光する。これにより感光ドラム101の面に走査露光パターンに対応した静電潜像が形成される。
【0030】
104は現像装置であり、感光ドラム101の面に形成された静電潜像をトナー画像として現像する。104aは現像ローラであり、不図示の電源部より所定の現像バイアス電圧が印加される。
【0031】
105は転写手段としての導電性・弾性を有する転写ローラであり、感光ドラム101に所定の押圧力をもって圧接させて転写ニップ部Tを形成させている。この転写ニップ部Tに不図示の給紙部から所定の制御タイミングにて記録材としての転写材14が給紙されて挟持搬送され、その転写材面に感光ドラム101面側のトナー画像が順次に転写される。転写ローラ105には不図示の電源部からトナーの帯電極性とが逆極性の適切なバイアス電圧が所定の制御タイミングにて印加される。
【0032】
106は未定着トナー画像を加熱定着する加熱装置(画像加熱定着装置)であり、転写ニップ部Tを通った転写材14は感光ドラム101の面から順次に分離されてこの加熱装置106に導入されて、転写材14上のトナー画像が加熱、加圧されて転写材14上に定着処理される。加熱装置106を通った転写材14は画像形成物(コピー、プリント)として排紙される。この加熱装置106は本発明に従う電磁誘導加熱方式の加熱装置であり、次の(2)項で詳述する。
上記において、感光ドラム101、帯電ローラ102、露光装置103、現像装置104、転写ローラ105が、記録材(転写材)14に未定着画像(未定着トナー画像)を形成担持させる作像手段であり、加熱装置106が未定着画像を記録材に加熱定着させる画像加熱定着手段である。
【0033】
107は感光ドラム面クリーニング装置であり、転写材分離後の感光ドラム101の面に残った転写残トナーや紙粉等の感光ドラム面汚染物を除去して清浄面化する。クリーニング装置107で清浄面化された感光ドラム面は繰り返して作像に供される。
【0034】
(2)加熱装置106
a)装置の全体的構成
図2は加熱装置106の横断面模型図、図3は縦断面模型図である。
【0035】
1は加熱アセンブリであり、横断面略半円弧状樋型のステイ部材17と、このテイ部材17の内側にステイ部材長手に沿って配設した磁場発生手段2〜9と、ステイ部材17の外側下面にステイ部材長手に沿って配設した摺動部材18と、ステイ部材17の外側にルーズに外嵌させた、電磁誘導発熱する回転可能な導電部材としての円筒状の定着フィルム10などからなる。
【0036】
15は加圧手段としての加圧ローラである。本例のものは、芯金15aと、この芯金回りに同心一体にローラ状に成形被覆させた、シリコーンゴム、フッ素ゴム、フッ素樹脂などの耐熱性・弾性材層15bとで構成されており、芯金15aの両端部を装置の不図示のシャーシ側板間に回転自由に軸受け保持させて配設してある。
【0037】
前記の加熱アセンブリ1は上記の加圧ローラ15の上側に摺動部材18側を下向きにして加圧ローラ15に対向させて配置し、不図示の付勢手段により加圧ローラ15に対して所定の押圧力で圧接して配設されており、加圧ローラ15の耐熱性・弾性材層15bが弾性に抗して変形することによって摺動部材18と加圧ローラ15との間に定着フィルム10を挟んで、被加熱材加熱部としての所定幅の定着ニップ部Nが形成される。
【0038】
加圧ローラ15は駆動系Mにより矢印の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加圧ローラ15の回転駆動に伴い、定着ニップ部Nにおける加圧ローラ15と加熱アセンブリ1側の定着フィルム10の外面との圧接摩擦力により定着フィルム10に回転力が作用して、定着フィルム10が、その内面が定着ニップ部Nにおいて摺動部材18に対して密着摺動しつつステイ部材17の外回りを矢印の時計方向に従動回転状態になる。定着フィルム10の回転をより滑らかにするために定着ニップ部Nの摺動部材18と定着フィルム10の内面との間に潤滑剤としてフッ素系グリース等の耐熱性グリースを介在させることもできる。
【0039】
加熱アセンブリ1においてステイ部材17は、例えば、液晶ポリマー・フェノール樹脂等で成形された耐熱性・断熱性・剛性を有する部材である。このステイ部材17の外側下面側には該部材の長手に沿って細長・底浅溝状の座ぐり部を具備させてあり、この座ぐり部に摺動部材18を嵌め入れてステイ部材17に支持させてある。摺動部材18は定着フィルム内面との摩擦抵抗の小さい耐熱性・滑性部材である。
【0040】
電磁誘導発熱する導電部材としての円筒状の定着フィルム10は、本例のものは図5の層構成模型図のように、厚さ10μm〜100μmのポリイミド・ポリアミドイミド・PEEK・PES・PPS・PEA・PTFE・FEP等の耐熱性樹脂を基層10aとし、該基層10aの外周上(被加熱材圧接面側)に導電部材層10bとして、鉄やコバルトの層、メッキ処理によって例えばニッケル・銅・クロム等の金属層を1μm〜100μmの厚みで形成している。更にその導電部材層10bの自由面に最外層(表面層)として例えばPFA・PTFE・FEP・シリコン樹脂等のトナー離型性の良好な耐熱性樹脂を混合ないし独立で被覆して離形層10cを形成した、3層構成のものである。この例ではフィルム基層10aと導電層10bを別々の層としたがフィルム基層10aそのものを導電層としてもよい。
【0041】
後述する磁場発生手段2〜9に不図示の励磁回路から交番電流が印加されることで発生する磁場により定着フィルム10の導電部材層10bが電磁誘導発熱する。
【0042】
而して、加圧ローラ15の回転による定着フィルム10の回転がなされ、励磁回路から磁場発生手段2〜9への電流印加がなされて定着フィルム10の導電部材層10bが発熱した状態において、定着ニップ部Nに被加熱材としての転写材14が導入されて定着フィルム10面に密着して該フィルムと一緒に定着ニップ部Nを通過することで、電磁誘導加熱された定着フィルム10の熱が転写材14に付与された未定着トナー画像tが加熱定着される。定着ニップ部Nを通った転写材14は定着フィルム10の面から分離されて搬送される。
【0043】
11は温度検知素子であり、定着フィルム10の温度を検知し、その検知温度情報が不図示の制御回路にフィードバックされる。制御回路はその入力する検知温度情報に基づいて、定着ニップ部Nの温度が所定の定着温度に温調されるように、励磁回路から磁場発生手段2〜9への電力供給を制御する。
【0044】
b)磁場発生手段2〜9
磁場発生手段2〜9は、主な部品として、主巻線用コアとしてのメインコア(磁性コア、励磁鉄心)2、補助巻線用コアとしての補助コア3,4、予備加熱用コアとしての予備加熱コア5、主巻線としての加熱用メイン巻線6、補助巻線7,8、予備加熱用巻船としての予備加熱用補助巻線9などにより構成されている。
【0045】
メインコア2はステイ部材17の内底面上にステイ部材長手方向中央部に位置させて配置してあり、補助コア3,4はそれぞれそのメインコア2の長手両端部側にメインコア2に直列に並べて配列してステイ部材17の内底面上に設置してあり、これらの直列配列の3つのコア2・3・4は被加熱材加熱部としての定着ニップ部Nに対応位置している。
【0046】
加熱用メイン巻線6は上記3つ直列配列のメインコア2と補助コア3,4の全体に対して巻き掛けたものである。上記のメインコア2と、補助コア3,4と、加熱用メイン巻線6とでメイン加熱用磁場発生手段(主加熱用磁場発生手段)を構成している。13はメイン加熱用磁場発生手段コントロール部(主加熱用磁場発生手段コントロール部)であり、加熱用メイン巻線6に対する供給電力を制御する。
【0047】
補助巻線7と8は上記の補助コア3と4に対してそれぞれ加熱用メイン巻線6とは極性を反対向きにして巻き掛けたものである。
【0048】
予備加熱コア5はメインコア2と略同じ長さ寸法を有し、メインコア2の上方位置(定着フィルム10の回転方向にて略同じ位置)において、電磁誘導発熱する導電部材としての円筒状の定着フィルム10の内面に接近させて不図示の支持部材に支持させて配設してある。予備加熱用補助巻線9はこの予備加熱コア5に対して巻き掛けたものである。
【0049】
前記の補助巻線7と、予備加熱用補助巻線9と、補助巻線8とは一連の直列巻線としてある。
【0050】
上記の予備加熱コア5と、予備加熱用補助巻線9と、補助コア3と、補助巻線7と、補助コア4と、補助巻線8とで予備加熱用磁場発生手段を構成している。12は予備加熱用磁場発生手段コントロール部であり、上記補助巻線7・予備加熱用補助巻線9・補助巻線8の一連の直列巻線に対する供給電力を制御する。
【0051】
図4は上記したメイン加熱用磁場発生手段と予備加熱用磁場発生手段の等価回路図である。
【0052】
図3において、W1は装置に通紙使用可能な最大サイズ幅(大サイズ幅)の転写材14の定着ニップ部Nにおける通紙部領域(大サイズ通紙幅領域)、W2はそれよりも小さいサイズ幅の転写材14の定着ニップ部Nにおける通紙部領域(小サイズ通紙幅領域)である。この例においては、転写材14の通紙は中央基準搬送でなされる。W3・W3は小サイズ幅の転写材14を通紙した場合の定着ニップ部Nにおける非通紙部領域である。
【0053】
そして、直列配列の3つのコア2+3+4の総長が大サイズ通紙幅領域W1にほぼ対応し、メインコア2の長さが小サイズ通紙幅領域W2にほぼ対応し、補助コア3と4の長さがそれぞれ小サイズ幅の転写材14を通紙した場合の非通紙部領域W3・W3に対応している。
【0054】
而して、大サイズ幅の転写材14が通紙されたときには、制御回路はメイン加熱用磁場発生手段コントロール部13によりメイン加熱用磁場発生手段の加熱用メイン巻線6に対する電力を供給し、予備加熱用磁場発生手段コントロール部12からの予備加熱用磁場発生手段の補助巻線7・予備加熱用補助巻線9・補助巻線8の一連の直列巻線に対する電力供給は遮断制御する。
【0055】
これにより定着フィルム10の導電部材層10bが大サイズ通紙幅領域W1において発熱して大サイズ幅の転写材14の加熱定着処理がなされる。温度検知素子11は定着フィルム10の温度を検知し、その検知温度情報を不図示の制御回路にフィードバックする。制御回路はその入力する検知温度情報に基づいて、定着ニップ部Nの温度が所定の定着温度に温調されるように、メイン加熱用磁場発生手段コントロール部13で励磁回路から加熱用メイン巻線6に対する電力供給を制御する。
【0056】
小サイズ幅の転写材14が通紙されたときには、不図示の制御回路はメイン加熱用磁場発生手段コントロール部13によりメイン加熱用磁場発生手段の加熱用メイン巻線6に対する電力を供給すると共に、予備加熱用磁場発生手段コントロール部12からの予備加熱用磁場発生手段の補助巻線7・予備加熱用補助巻線9・補助巻線8の一連の直列巻線に対する電力を供給する。
【0057】
電力供給された予備加熱用磁場発生手段は、補助コア3と4に加熱用メイン巻線6と極性を反対向きに補助巻線7と8を配設してあるので、非通紙部領域W3・W3におけるメイン加熱用磁場発生手段の磁束を減じることで、定着フィルム10の導電部材層10bの非通紙部領域W3・W3に対応する部分の発熱を抑え、また補助コア3と4に加熱用メイン巻線6と極性を反対向きに配設した補助巻線7と8により生じたエネルギーを、予備加熱用コア5と予備加熱用補助巻線9により定着フィルム10の導電部材層10bの通紙部領域W2に対応する部分に熱として回生することで定着フィルム10の小サイズ通紙幅領域を予備的に加熱する。予備加熱用補助巻線9はメインコア2と同一方向の極性にて配設することで、より予備加熱の効果が増す。
【0058】
なお、電磁誘導発熱する定着フィルム10の発熱を抑える領域W3・W3は補助コア3と4の長さにて決定され、予備加熱用コア5の長さにて予備加熱領域幅W2が決定される。
【0059】
上記のように搬送される被加熱材の幅に応じて予備加熱用磁場発生手段コントロール部12にて前記直列巻線7,8,9に対する電力制御を行なう構成においては、被加熱材である転写材14が最大通紙幅W1よりも小サイズ幅W2のものであるとき、接続された補助巻線7・8と予備加熱用の巻線9、予備加熱用コア9を、メイン巻線6とコア2・3・4を利用し加熱装置内に別途配設することで、非通紙部領域W3・W3におけるメイン加熱用磁場発生手段からの磁束を減磁させ加熱を抑えると共に、被加熱材である転写材14の小サイズ幅通紙部領域W2の予備加熱を行うことで、抑えたエネルギーの回生ができ、エネルギー変換効率アップの効果がある。
【0060】
また、従来に比べ分割された個々の磁場発生手段における制御が必要なくなることで、コストダウンが見込め、簡易な手段にて非通紙部の過昇温対策を行うことができる。
【0061】
[実施例2]
本実施例は、上述した実施例1の加熱装置において、加熱用メイン巻線6とメインコア2による磁場発生手段と、予備加熱用補助巻線9が巻かれた予備加熱用コア5からなる磁場発生手段の間に、図6・図7のように、電磁遮蔽板16を不図示の保持部材により保持させて挿入配設したものである。その他の装置構成は実施例1の加熱装置と同様であるから再度の説明は省略する。
【0062】
上記のような構成においては、電磁遮蔽板16を挿入することで各磁場発生手段により発生した磁場による相互の影響を軽減できる。
【0064】
発明の加熱装置は実施例の画像加熱定着装置としてばかりではなく、その他、例えば、画像を担持した記録材を加熱してつや等の表面性を改質する像加熱装置、画像を担持した記録材を加熱して画像を仮定着する像加熱装置、シート状物を給紙して乾燥処理・しわ取り処理・ラミネート処理等する加熱装置などとして広く活用できるものである。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電磁誘導加熱方式の加熱装置について従来に比べて、非通紙部における過昇温対策として、減磁したエネルギーを無駄にすることなく被加熱材の加熱に再利用することで効率アップを図ることができる共に、簡易な手段にて過昇温対策ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例における画像形成装置の概略構成図である。
【図2】 第1の実施例における加熱装置(画像加熱定着装置)の横断面模型図である。
【図3】 同じく縦断面模型図である。
【図4】 磁場発生手段の等価回路図である。
【図5】 電磁誘導発熱する定着フィルムの層構成模型図である。
【図6】 第2の実施例における加熱装置(画像加熱定着装置)の横断面模型図である。
【図7】 同じく縦断面模型図である。
【図8】 従来例を示した図である。
【符号の説明】
1:加熱アセンブリ、2:メインコア、3・4:コア、5:予備加熱用コア、6:メイン巻き線、7・8:補助巻き線、9:予備加熱用コア、10:定着フィルム(導電部材)、11:温度検知素子、12:予備加熱用磁場発生手段コントロール部、13:メイン加熱用磁場発生手段コントロール部、14:転写材(被加熱部)、15:加圧ローラ、16:電磁遮蔽板,17:ステイ部材、18:摺動部材

Claims (4)

  1. 巻線とコアによる磁場発生手段を有し、回転可能な導電部材に磁場を作用させて前記導電部材に発生する渦電流による発熱により、前記導電部材に直接もしくは間接に接して搬送される被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置において、
    前記被加熱材の搬送方向と交差する方向にて分割されて直列に並べて配列されている主巻線用コアおよび補助巻線用コアと、前記主巻線用コアおよび前記補助巻線用コアの全体に対して巻き回されている主巻線と、を有する主加熱用磁場発生手段と、
    前記被加熱材の搬送方向と交差する方向にて前記主巻線用コアと略同じ長さであり、前記導電部材の回転方向にて略同じ位置に配設されている予備加熱用コアと、前記主巻線とは極性を反対向きにして前記補助巻線用コアに巻き回されている補助巻線と、前記予備加熱用コアに巻き回されていて前記補助巻線と直列に接続されている予備加熱用巻線と、を有する予備加熱用磁場発生手段と、
    前記主巻線に対する供給電力を制御する主加熱用磁場発生手段コントロール部と、
    前記補助巻線と前記予備加熱用巻線の一連の直列巻線に対する供給電力を制御する予備加熱用磁場発生手段コントロール部と、
    を有し、搬送される前記被加熱材の幅に応じて前記予備加熱用磁場発生手段コントロール部にて前記直列巻線に対する電力制御を行なうことを特徴とする加熱装置。
  2. 前記主加熱用磁場発生手段と、前記予備加熱用磁場発生手段との間に挿入されている電磁遮蔽板を備えることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 被加熱材が未定着画像を担持させた記録材であり、前記記録材に前記未定着画像を加熱定着させる画像加熱定着装置であることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱装置。
  4. 記録材に未定着画像を形成担持させる作像手段と、未定着画像を記録材に加熱定着させる画像加熱定着手段を有する画像形成装置において、
    前記画像加熱定着手段が請求項1から3のいずれかに記載の加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
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