JP2006117375A - エレベータの運転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータの点検運転を行なう際の作業員の安全性を向上させる。
【解決手段】点検運転操作器5,6,7,8のうち、かご上点検運転操作器7に設けられた点検スイッチを、かご上の点検作業員11が“INS”側に切り替えることで、乗りかご3の運転モードが点検運転モードに設定され、この状態で操作器7の速度切替スイッチが“HI”側に切り替られることで、乗りかご3の点検運転時の定格速度がV2(高速)に設定される。そして、操作器7の上昇運転スイッチおよび下降運転スイッチのいずれかをオン状態とすれば、乗りかご3の高速での点検運転が開始される。この場合、点検運転操作器5,6,8の各種スイッチを操作しても、乗りかご3の運転モード、定格速度および昇降方向は変化しない。よって、かご上の点検作業員11の安全を保つことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータの保守点検時に対応した運転制御を行なうエレベータの運転装置に関する。
従来、エレベータは、呼び登録にしたがって乗りかごを昇降させる通常運転とは別に、昇降路内の機器の調整や点検のための点検運転を行なう機能を有する。点検運転時では、保守点検作業員がリモコンなどを用いた手動操作により、乗りかごを呼び登録の有無と関係なく走行または停止させている。
保守点検時は、保守点検作業員が乗りかごの上に乗りながら昇降路内の各種機器の調整および点検を行なっているので、点検運転時には作業員の安全を保ちながら乗りかごを昇降させる必要がある。このため、点検運転時の乗りかごの定格速度は通常運転時の定格速度より低く、一般的に10メートル毎分乃至20メートル毎分の間となっている。
ところで、近年のビルの超高層化に伴い、昇降行程が非常に長いエレベータが増加している。このような昇降行程の非常に長いエレベータでは、前述したような点検運転モードに対応した定格速度で乗りかごを昇降させた場合には調整・保守作業に多大な時間を費やしてしまう問題がある。この問題を解消するために、例えば、昇降路内において、乗りかごの現在位置から調整・保守作業の対象となる箇所までの間が離れている場合などに、点検作業員の安全を確保しつつ乗りかごを素早く走行させるため、例えば特許文献1に開示されたように、点検運転モード時の定格速度をスイッチ操作に応じて高くする手法がある。
実開昭54−149069号公報
エレベータでは、点検運転時の操作用のリモコンを、乗りかごの上の他に、乗りかごの内部、および機械室に設けたものがあり、例えば、乗りかごの試験走行を行ないたい場合など、作業員が乗りかごに乗る必要性が無い場合には、乗りかごの外のリモコンを操作することで、乗りかごの上に点検作業員が乗ること無く乗りかごの点検運転が行なえるようになっている。
しかしながら、点検作業員が乗りかごの上に乗って、当該乗りかごの上に設けられたリモコンを操作して点検運転を行なっている際に、他の箇所に設けられたリモコンを他の点検作業員が操作することで、点検運転時の乗りかごの定格速度が変更された場合、乗りかごの上に乗っている点検作業員にとって予期しない動作がなされることになるので、当該点検作業員に危険を及ぼす可能性がある。
そこで、本発明の目的は、点検運転を行なう際の作業員の安全性を向上させることが可能になるエレベータの運転装置を提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータの運転装置は、複数の箇所に設けられ、乗りかごの運転モードを、呼び登録にしたがって乗りかごを昇降させる通常運転モード、および、呼び登録の有無と関係なく乗りかごを手動昇降させる点検運転モードとの間で切り替える制御を行なう運転モード切り替え手段と、複数の箇所の運転モード切り替え手段とそれぞれ併設され、かつ、運転モード切り替え手段により運転モードが点検運転モードに切り替えられた際の乗りかごの定格速度を、通常運転モードにおける定格速度と比較して低い複数段階の速度の間で切り替える制御を行なう速度切り替え手段とを備え、複数の箇所のうち予め定められた箇所に設けられた運転モード切り替え手段により運転モードを点検運転モードに切り替えた場合に、他の箇所に設けられた運転モード切り替え手段による運転モードの切り替え、および、他の箇所に設けられた速度切り替え手段による定格速度の切り替えを阻止することを特徴とする。
本発明に係わるエレベータの運転装置では、予め定められた箇所に設けられた運転モード切り替え手段により乗りかごの運転モードが点検運転モードに切り替えられた際に、他の箇所に設けられた運転モード切り替え手段による運転モードの切り替え、および他の箇所に設けられた速度切り替え手段による点検運転モード時の乗りかごの定格速度の切り替えを阻止するようにしたので、前述した予め定められた箇所で点検作業をしている作業員の安全を保つことができる。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図である。
このエレベータは、制御盤1、シーブ2、乗りかご3、つりあいおもり4を有しており、乗りかご3は、巻き上げ機(図示せず)のモータ軸に設けられたシーブ2に巻き掛けられたロープを介してつりあいおもり4に連結されている。乗りかご3は、巻き上げ機の駆動によるシーブ2の回転に伴い、つりあいおもり4とともに互いに上下反対方向に昇降する。本実施形態においては、制御盤1は第1の機械室9に設けられ、巻き上げ機およびシーブ2は第2の機械室10に設けられる。
このエレベータの制御盤1は、呼び登録にしたがって乗りかご3を昇降させる通常運転モード、および、呼び登録の有無に関係なく、リモコン状の点検運転操作器の手動操作にしたがって乗りかご3を昇降させる点検運転モードのうちいずれかの運転モードを設定し、この設定したモードにしたがった形態で乗りかご3を昇降させる機能を有する。
点検運転操作器は、エレベータの複数の箇所に設けられており、具体的には、点検運転操作器として、第2の機械室10のシーブ2の付近に設けられる第2機械室点検運転操作器5、乗りかご3の内部3aに設けられるかご内点検運転操作器6、乗りかご3の天板の上部に設けられるかご上点検運転操作器7、および、制御盤1の内部に設けられる制御盤点検運転操作器8がある。
点検運転操作器5,6,7は制御盤1と接続される。エレベータの保守点検作業員が点検運転操作器5,6,7,8のうちいずれかを操作すると、この操作状態に応じて、乗りかご3の運転モードを通常運転モードおよび点検運転モードの何れかに設定する旨を指示する制御信号が制御盤1に出力される。
点検作業員は、各所の点検運転操作器5,6,7,8を用いて乗りかご3の運転モードを点検運転モードに設定した上で乗りかご3を昇降させることで、各階床以外の任意の位置に乗りかご3を停止させることができる。よって、点検作業員は、乗りかご3を含め、昇降路内のあらゆる箇所の機器の点検を行なうことができる。
点検運転モードを設定した場合の乗りかご3の定格速度は、通常運転モード時の定格速度と比較して低い速度である。
図2は、図1に示した、かご上点検運転操作器7の外観の一例を示す図である。また、第2の機械室10の点検運転操作器5、かご内の点検運転操作器6、および、制御盤1の点検運転操作器8の外観は図2に示した外観と同様であるので図示は省略する。
図2に示すように、かご上点検運転操作器7には、乗りかご3の運転モードを通常運転モードおよび点検運転モードの間で切り替えるための点検スイッチ21(運転モード切り替え手段)、点検運転中の定格速度を切り替えるための点検運転速度切替スイッチ22に加え、上昇運転スイッチ23、下降運転スイッチ24が設けられる。
以下、かご上点検運転操作器7に設けられた各種スイッチを操作した際の処理動作について説明するが、点検運転操作器5,6,8の各種スイッチを操作した際の処理動作は、かご上点検運転操作器7の各種スイッチを操作した際の処理動作と同様である。
点検スイッチ21は、図2に示したように“NOR”側と“INS”側との間で切り替えることができる。“NOR”は“normal(通常)”の略であり、“INS”は“inspection(点検)”の略である。点検作業員が点検スイッチ21を操作して“NOR”側に切り替えた際は、乗りかご3の運転モードを通常運転モードに設定するための制御信号が点検運転操作器7から制御盤1に出力される。
また、点検作業員が点検スイッチ21を操作して“INS”側に切り替えた際は、乗りかご3の運転モードを点検運転モードに設定するための制御信号が点検運転操作器7から制御盤1に出力される。制御盤1は点検運転操作器7からの制御信号にしたがって乗りかご3の運転モードを設定する。
速度切替スイッチ22は、図2に示したように“NOR”側と“HI”側との間で切り替えることができる。点検スイッチ21が“INS”側に切り替えられて、乗りかご3の運転モードが点検運転モードに設定されている際に、点検作業員が速度切替スイッチ22を操作して“NOR”側に切り替えた際は、乗りかご3の定格速度をV1に設定するための制御信号が制御盤1に出力される。速度V1は、通常運転モード時の乗りかご3の定格速度と比較して低い。
また、前述のように乗りかご3の運転モードが点検運転モードに設定されている際に、点検作業員が速度切替スイッチ22を操作して“HI”側に切り替えた際は、乗りかご3の定格速度をV2(V2>V1)に設定するための制御信号が制御盤1に出力される。速度V2は、速度V1と同様に、通常運転モード時の乗りかご3の定格速度と比較して低い。
制御盤1は点検運転操作器7からの制御信号にしたがって点検運転モード時の乗りかご3の定格速度を設定する。これにより、点検運転モード時の乗りかご3の定格速度を高速(速度V2)および低速(速度V1)の2段階に切り替えることができる。
速度V1(低速)およびV2(高速)は、いずれも、点検作業員が乗りかご3の上に乗っている場合でも当該点検作業員の安全を保てる速度である。具体的には、速度V1は、例えば、乗りかご3を走行させながら昇降路内の各機器の点検作業を行なう際に適した速度である。また、速度V2は、例えば昇降路内における点検作業の対象となる箇所が現在位置より離れているなどの理由で、点検作業員11が乗りかご3に乗りながら当該乗りかご3を素早く目的位置まで昇降させる場合に適した速度である。
図2に示した上昇運転スイッチ23および下降運転スイッチ24は、点検運転モード時の乗りかご3の昇降方向を決定するためのスイッチである。上昇運転スイッチ23および下降運転スイッチ24は、それぞれオン状態とオフ状態の間で切り替えることができる。
点検スイッチ21が“INS”側に切り替えられて乗りかご3の運転モードが点検運転モードに設定されている際に、点検作業員が上昇運転スイッチ23を操作してオン状態とし、かつ下降運転スイッチ24がオフ状態となっている際は、乗りかご3の昇降方向を上方向に設定するための制御信号が制御盤1に出力される。制御盤1は、上昇運転スイッチ23および下降運転スイッチ24からの制御信号の有無にしたがって巻き上げ機を制御することで乗りかご3を上方向または下方向に昇降させる。
また、点検運転モードが設定されている際に、点検作業員が下降運転スイッチ24を操作してオン状態とし、かつ、上昇運転スイッチ23がオフ状態となっている際は、乗りかご3の昇降方向を下方向に設定するための制御信号が制御盤1に出力される。これにより、点検運転モード時の乗りかご3の昇降速度を切り替えることができる。
なお、上昇運転スイッチ23および下降運転スイッチ24がともにオフ状態またはオン状態となっている場合には、当該下降運転スイッチ24と接続される点検スイッチ21や速度切替スイッチ22の切替状態に関わらず、乗りかご3の昇降方向を設定するための制御信号が制御盤1に出力されないので、乗りかご3は上方向及び下方向のいずれにも移動せずに停止する。
つまり、点検スイッチ21を“INS”側に切り替え、かつ、この点検スイッチ21が設けられる操作器と同じ操作器に設けられる速度切替スイッチ22を“HI”側に切り替えた際に、上昇運転スイッチ23および下降運転スイッチ24のいずれかをオン状態とすることで、乗りかご3の昇降速度を高速とした点検運転を行なうことができる。
図3は、図1に示した各所の点検運転操作器の回路構成例を示す図である。
図3に示すように、点検運転操作器7,6,5および8は直列に接続される。これらの操作器うち点検運転操作器8は制御盤1内の信号入力ポート31と接続され、点検運転操作器7,6,5は、制御盤1内の信号入力ポート32,33,34の全てと接続される。また、かご上の点検運転操作器7の点検スイッチ21は信号グランド(NC)35と接続される。
また、各箇所の点検運転操作器では、点検スイッチ21と信号入力ポート32の間に速度切替スイッチ22が設けられ、点検スイッチ21と、信号入力ポート33,34の間に上昇運転スイッチ23および下降運転スイッチ24が設けられる。
制御盤1は、信号入力ポート31,32,33,34への制御信号の入力の有無にしたがって、乗りかご3の運転モード、定格速度および昇降方向を設定して、この設定した運転モード、定格速度および昇降方向にしたがって乗りかご2が昇降するように巻き上げ機を制御する。
信号入力ポート31と信号グランド35が電気的に接続されていれば、この信号入力ポート31に信号が入力されるようになっている。信号入力ポート32,33,34についても同様である。
制御盤1は、信号入力ポート31に信号が入力された場合には、乗りかご3の運転モードを通常運転モードに設定し、信号入力ポート31に信号が入力されない場合には、乗りかご3の運転モードを点検運転モードに設定する。
制御盤1は、信号入力ポート32に制御信号が入力された場合には、点検運転モード時の乗りかご3の定格速度を前述した速度V2に設定し、信号入力ポート32に制御信号が入力されない場合には、点検運転モード時の乗りかご3の定格速度を速度V1に設定する。
制御盤1は、信号入力ポート33に制御信号が入力された場合には、点検運転モード時の乗りかご3の昇降方向を上方向に設定し、信号入力ポート34に制御信号が入力された場合には、点検運転モード時の乗りかご3の昇降方向を下方向に設定する。
つまり、例えば、乗りかご3の運転モードを点検運転モードに設定した上で、乗りかご3の定格速度をV2として上方向に移動させるためには、信号入力ポート32,34に制御信号を入力せずに、信号入力ポート32,33に制御信号が入力されるように、各所の点検運転操作器のうち何れかの操作器のスイッチを操作すればよい。
点検運転操作器7,6,5,8の点検スイッチ21は直列に接続されているので、信号入力ポート31に信号を入力する、つまり、信号入力ポート31と信号グランド35を電気的に接続するためには、点検運転操作器7,6,5,8の点検スイッチ21が全て“NOR”側に切り替えられている必要がある。つまり、これらの点検スイッチ21のうち1つでも“INS”側に切り替えられていれば、乗りかご3の運転モードは点検運転モードに設定される。
また、点検運転操作器7,6,5の点検スイッチ21のうちいずれかが“INS”側に切り替えられた場合には、信号グランド35からみて、“INS”側に切り替えた点検スイッチ21が設けられた点検運転操作器から後段に設けられた点検運転操作器は信号グランド35と電気的に接続されないので、これらの点検運転操作器の点検運転スイッチ21の操作は無効となる。
例えば作業員がかご上に乗ってかご上点検運転操作器7の点検スイッチ21を“INS”側に切り替えることで、乗りかご3の運転モードが点検運転モードに設定された場合には、信号グランド35からみてかご上点検運転操作器7から後段、つまり、他の3箇所の点検運転操作器に設けられた点検スイッチ21が他の点検作業員12〜14により操作されて“NOR”側に切り替えられても乗りかご3の運転モードは変化しない。
よって、乗りかご3の運転モードは、かご上の点検作業員11の意図と関係ないところで点検運転モードから通常運転モードに切り替わることが無いので、かご上に乗っている点検作業員11の安全を保つことができる。
また、信号入力ポート32に信号を入力する、つまり、信号入力ポート32と信号グランド35を電気的に接続するためには、図3に示した点検運転操作器7,6,5,8のうち信号グランド35と電気的に接続されている操作器に設けられた点検スイッチ21が“INS”側に切り替えられ、この点検スイッチ21と直接接続される速度切替スイッチ22が“HI”側に切り替えられる必要がある。つまり、各所の操作器の点検スイッチ21のうち、“NOR”側に切り替えられた点検スイッチ21と直接接続される速度切替スイッチ22を操作して“HI”側に切り替えても、この操作は無効となる。
また、前述したように、点検運転操作器7,6,5の点検スイッチ21のうち1つが“INS”側に切り替えられている場合には、信号グランド35からみて、点検スイッチ21を“INS”側に切り替えた点検運転操作器から後段に設けられた点検運転操作器は信号グランド35と電気的に接続されないので、これら後段の点検運転操作器の点検スイッチ21の切り替え状態に関わらず、この点検スイッチ21と直接接続される速度切替スイッチ22の操作は無効となる。
例えば、作業員がかご上に乗って点検運転操作器7の点検スイッチ21を“INS”側に切り替え、当該点検運転操作器7の速度切替スイッチ22を“NOR”または“HI”のいずれかに切り替え、かつ、スイッチ23、24のいずれかをオン状態として点検運転を行なっている場合には、他の3箇所に設けられた点検運転操作器の速度切替スイッチ22が他の点検作業員12〜14により操作されても乗りかご3の定格速度は変化しない。よって、点検運転モード時の乗りかご3の昇降速度は、かご上の点検作業員11の意図しないところで切り替わることがないので、当該点検作業員11の安全を保つことができる。
また、信号入力ポート33,34のいずれかに信号を入力するためには、図3に示すように、点検運転操作器7,6,5,8のうち、信号グランド35と電気的に接続された操作器の点検スイッチ21が“INS”側に切り替えられ、この“INS”側に切り替えた点検スイッチ21と接続された上昇運転スイッチ23をオン状態とし、かつ、同じ点検運転操作器内の下降運転スイッチ24をオフ状態とした場合には信号入力ポート33に信号が入力される。
一方、前述した“INS”側に切り替えた点検スイッチ21と接続された上昇運転スイッチ23をオフ状態として、かつ、同じ点検操作器内の下降運転スイッチ24をオン状態とした場合には信号入力ポート34に信号が入力される。また、各所の点検スイッチ21のうち“NOR”側に切り替えられた点検スイッチ21と直接接続されるスイッチ24を操作しても、これらの操作は無効となる。
また、点検運転操作器7,6,5の点検スイッチ21のうち1つが“INS”側に切り替えられている場合には、信号グランド35からみて、点検スイッチ21を“INS”側に切り替えた点検運転操作器から後段に設けられた点検運転操作器は信号グランド35と電気的に接続されないので、これら後段の点検運転操作器の点検スイッチ21の切り替え状態に関わらず、この点検スイッチ21が設けられる点検運転操作器内に設けられるスイッチ23,24の操作は無効となる。
例えば、作業員がかご上に乗って点検運転操作器7の点検スイッチ21を“INS”側に切り替えた上で、スイッチ23、24のいずれかをオン状態として点検運転を行なっている場合には、他の箇所に設けられた点検運転操作器のスイッチ23,24が他の点検作業員12〜14により操作されても乗りかご3の昇降方向は変化しない。よって、点検運転中の乗りかご3の昇降方向は、かご上の点検作業員11の意図しないところで変化することがないので、当該点検作業員11の安全を保つことができる。
図4は、図1に示したエレベータの昇降路の端部に設けられる機器の一例を示す図である。
図4に示すように、昇降路40の終端階である最上階付近には上部終端階スイッチ41が取り付けられ、最下階付近には下部終端階スイッチ42が取り付けられる。具体的には、上部終端階スイッチ41は、乗りかご3の下面が最上階乗り場47に対応する着床位置まで移動したのち、さらに上方の位置に移動した場合に、乗りかご3に取り付けられているスイッチ作動用カム43と接触する位置に取り付けられる。また、下部終端階スイッチ42は、乗りかご3の下面が最下階乗り場48に対応する着床位置まで移動したのち、さらに下方の位置に移動した場合にスイッチ作動用カム43と接触する位置に取り付けられる。
なお、上部終端階スイッチ41は、乗りかご3の下面が最上階乗り場47に対応する着床位置まで移動したのち、さらに予め定められた距離だけ上方の位置に移動した場合にスイッチ作動用カム43と接触する位置に取り付けてもよく、また、下部終端階スイッチ42は、乗りかご3の下面が最下階乗り場48に対応する着床位置まで移動したのち、さらに予め定められた距離だけ下方の位置に移動した場合にスイッチ作動用カム43と接触する位置に取り付けてもよい。
なお、前述した上部終端階スイッチ41、下部終端階スイッチ42を、スイッチ作動用カム43の通過を検知する非接触型のセンサとした上で、これらのセンサを、乗りかご3の昇降に関わらず当該スイッチ作動用カム43と接触しない位置に設けるようにしてもよい。
また、上部終端階スイッチ41、下部終端階スイッチ42は、乗りかご3のスイッチ作動用カム43と接触していない場合にはオフ状態となっている。つまり、乗りかご3の現在の運転モードが点検運転モードに設定されている場合に、乗りかご3が昇降して、その下面が昇降路40における最上階乗り場47の着床位置より上方に移動すると、乗りかご3のスイッチ作動用カム43が上部終端階スイッチ41と接触して、当該スイッチ41がオン状態となる。
また、乗りかご3が昇降して、その下面が最下階乗り場48の着床位置より下方の位置に移動すると、乗りかご3のスイッチ作動用カム43が下部終端階スイッチ42と接触して、当該スイッチ42がオン状態となる。
上部終端階スイッチ41、下部終端階スイッチ42のうち、オン状態となったスイッチからは制御信号が制御盤1に出力される。制御盤1は、上部終端階スイッチ41または下部終端階スイッチ42からの制御信号を入力すると、信号入力ポート32への信号入力の有無に関わらず、乗りかご3の定格速度を速度V1に設定する制御を行なう。つまり、スイッチ作動用カム43が上部終端階スイッチ41または下部終端階スイッチ42と接触する以前に、点検運転モード時の定格速度がV2に設定されていた場合には、この定格速度が速度V1に変更される。
また、図4に示した昇降路40の上部終端階スイッチ41のさらに上方には、上部方向制限スイッチ44が設けられ、下部終端階スイッチ42のさらに下方には、下部方向制限スイッチ45が設けられる。
上部方向制限スイッチ44および下部方向検出スイッチ45は、乗りかご3のスイッチ作動用カム43と接触していない場合にはオフ状態となっており、スイッチ作動用カム43と接触した際にオン状態となって、制御盤1に制御信号を出力する。
制御盤1は、上部方向制限スイッチ44からの制御信号を入力すると、乗りかご3の昇降を強制停止させる。これにより、乗りかご3の上に乗っている作業員11が昇降路40の上端部に衝突することを防止する。
また、制御盤1は、下部方向制限スイッチ45からの制御信号を入力すると、上部方向制限スイッチ44からの制御信号を入力した場合と同様に、乗りかご3の昇降を強制停止させる。これにより、乗りかご3が昇降路40の下端部のバッファ46に衝突することを防止する。
このような強制停止制御は、乗りかご3が昇降路40の端部に衝突することを防ぐために必要であるが、強制停止時に乗りかご3に衝撃が加わることになる。この衝撃は乗りかご3の昇降速度が高いほど大きくなるので、かご上またはかご内に作業員が乗っていた場合には当該作業員に危険が及ぶ可能性がある。
しかし、前述のように、上部終端階スイッチ41および下部終端階スイッチ42を設けて、乗りかご3の下面が最上階乗り場47の着床位置より上方、または最下階乗り場48の着床位置より下方に移動した場合でも、当該乗りかご3の定格速度をV1に設定すれば、スイッチ作動用カム43が上部方向制限スイッチ44または下部方向制限スイッチ45と接触するまでの時間を長くすることができる。
よって、乗りかご3が最上階より上方または最下階より下方に移動したことをかご上の作業員が認識するのが多少遅れたとしても、例えばかご上点検運転操作器7またはかご内点検運転操作器6の上昇運転スイッチ23や下降運転スイッチ24のうち現在の昇降方向と反対の昇降を指示するスイッチを操作して、乗りかご3のさらなる上昇や下降を防ぐようにすれば、乗りかご3のスイッチ作動用カム43が上部方向制限スイッチ44または下部方向制限スイッチ45と接触することを回避することができるので、かご上作業員11またはかご内作業員12の安全を保つことができる。
また、作業員の認識が遅れ、乗りかご3のスイッチ作動用カム43が上部方向制限スイッチ44または下部方向制限スイッチ45と接触したとしても、この接触時の乗りかご3の昇降速度は、速度切替スイッチ22の操作状態に関わらず速度V1となっているので、強制停止制御時の衝撃を緩和することができる。よって、かご上作業員11またはかご内作業員12の安全の確保に寄与することができる。
また、制御盤1は、前述のように、乗りかご3のスイッチ作動用カム43が上部終端階スイッチ41または下部終端階スイッチ42と接触した際に、乗りかご3の昇降速度を前述した速度V1未満の速度に直ちに減速させて、スイッチ作動用カム43が上部方向制限スイッチ44または下部方向制限スイッチ45と接触する前に乗りかご3の昇降を停止させる制御を行なってもよい。
この場合、制御盤1は、乗りかご3の停止から予め定められた時間が経過した際に、現在の運転モードが点検運転モードに設定されている際は、再び乗りかご3を移動させる。この際の乗りかご3の昇降方向は、信号入力ポート33,34(図3参照)の信号入力状態に従う。また、この昇降再開時の乗りかご3の定格速度は、信号入力ポート32の信号入力状態に関わらず、速度V1に設定される。これにより、かご上の作業員11またはかご内の作業員12は、乗りかご3の下面が、最上階乗り場47に対応した着床位置からさらに上方に移動した、または、最下階乗り場48に対応した着床位置からさらに下方に移動したことを認識することができる。
以上説明した実施形態では、制御盤1を第1の機械室9に設け、巻き上げ機およびシーブ2を第2の機械室10に設ける構成としたが、これに限らず、例えば機械室を1つとした上で、この機械室に制御盤1、巻き上げ機およびシーブ2を設ける構成としても良い。この場合、前述した第2の機械室10の点検運転操作器5を省略することができる。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図。 図1に示した、かご上点検運転操作器の外観の一例を示す図。 図1に示した各所の点検運転操作器の回路構成例を示す図。 図1に示したエレベータの昇降路の端部に設けられる各種機器の一例を示す図。
符号の説明
1…制御盤、2…シーブ、3…乗りかご、3a…乗りかご内部、4…つりあいおもり、5…第2機械室点検運転操作器、6…かご内点検運転操作器、7…かご上点検運転操作器、8…制御盤点検運転操作器、9…第1の機械室、10…第2の機械室、11…かご上点検作業員、12…かご内点検作業員、13…第1機械室点検作業員、14…第2機械室点検作業員、21…点検スイッチ、22…点検運転速度切替スイッチ、23…上昇運転スイッチ、24…下降運転スイッチ、31〜34…信号入力ポート、35…信号グランド、40…昇降路、41…上部終端階スイッチ、42…下部終端階スイッチ、43…スイッチ作動用カム、44…上部方向制限スイッチ、45…下部方向制限スイッチ、46…バッファ、47…最上階乗り場、48…最下階乗り場。

Claims (4)

  1. 複数の箇所に設けられ、乗りかごの運転モードを、呼び登録にしたがって前記乗りかごを昇降させる通常運転モード、および、前記呼び登録の有無に関わらず前記乗りかごを前記通常運転モードにおける定格速度と比較して低い定格速度で手動昇降させる点検運転モードの間で切り替える運転モード切り替え手段と、
    前記運転モード切り替え手段と併設され、かつ、前記乗りかごの運転モードが前記併設された運転モード切り替え手段により前記点検運転モードに切り替えられた際の前記乗りかごの定格速度を複数段階の速度の間で切り替える速度切り替え手段と

    前記複数の箇所のうち予め定められた箇所に設けられた運転モード切り替え手段により前記乗りかごの運転モードが前記点検運転モードに切り替えられた場合に、他の箇所に設けられた運転モード切り替え手段による前記運転モードの切り替え、および、他の箇所に設けられた前記速度切り替え手段による前記定格速度の切り替えを行なえないようにする速度切り換え阻止手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの運転装置。
  2. 前記速度切り替え手段は、
    前記運転モード切り替え手段により前記乗りかごの運転モードが前記点検運転モードに切り替えられた際の前記乗りかごの定格速度を、前記通常運転モードにおける定格速度と比較して低い第1の速度と、この第1の速度と比較して高く、かつ、前記通常運転モードにおける定格速度と比較して低い第2の速度との間で切り替える制御を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの運転装置。
  3. 前記運転モード切り替え手段と併設され、かつ、前記乗りかごの運転モードが前記併設された運転モード切り替え手段により前記点検運転モードに切り替えられた際の前記乗りかごの昇降方向を切り替える昇降方向切り替え手段と、
    前記複数の箇所のうち予め定められた箇所に設けられた運転モード切り替え手段により前記乗りかごの運転モードが前記点検運転モードに切り替えられた場合に、他の箇所に設けられた昇降方向切り替え手段による前記昇降方向の切り替えを行なえないようにする昇降方向切り換え阻止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの運転装置。
  4. 前記運転モード切り替え手段により前記乗りかごの運転モードが前記点検運転モードに切り替えられた上で、昇降路の最上階乗り場に対応する着床位置から上方、または、前記昇降路の最下階乗り場に対応する着床位置から下方に前記乗りかごの下面が位置した場合に、前記速度切り替え手段による切り替え状態に関わらず、前記乗りかごの定格速度を前記第1の速度に設定する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの運転装置。
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