JP2015048204A - エレベータ用かご上操作装置 - Google Patents

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【課題】従来技術においては、例えば、保守点検時の作業性向上の点でさらなる改善の余地がある。【解決手段】実施形態のエレベータ用かご上操作装置は、安全操作部材と、点検操作部材と、第1発光体と、第2発光体と、第3発光体と、第4発光体とを備える。第1発光体は、前記安全操作部材の通常状態位置に隣接して設けられ、当該安全操作部材が当該通常状態位置にあるときに点灯する。第2発光体は、前記安全操作部材の停止状態位置に隣接して設けられ、当該安全操作部材が当該停止状態位置にあるときに点灯する。第3発光体は、前記点検操作部材の通常モード位置に隣接して設けられ、当該点検操作部材が当該通常モード位置にあるときに点灯する。第4発光体は、前記点検操作部材の点検モード位置に隣接して設けられ、当該点検操作部材が当該点検モード位置にあるときに点灯する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、エレベータ用かご上操作装置に関する。
従来、エレベータは、昇降路内を乗りかご(かご)が移動することにより、乗りかごを任意の階床に移動させる。このようなエレベータでは、例えば、作業員が保守点検作業を行う場合に、乗りかごのかご上床面に設けられたエレベータ用かご上操作装置を介して様々な操作を行う場合がある。
特開2009−214957号公報
ところで、従来技術においては、例えば、保守点検時の作業性向上の点でさらなる改善の余地がある。
実施形態のエレベータ用かご上操作装置は、安全操作部材と、点検操作部材と、第1発光体と、第2発光体と、第3発光体と、第4発光体とを備える。安全操作部材は、エレベータの乗りかごのかご上床面に設けられ、前記乗りかごの昇降を許容する通常状態とするための通常状態位置と前記乗りかごの昇降を強制的に停止させる停止状態とするための停止状態位置とに切り替え可能である。点検操作部材は、前記かご上床面に設けられ、前記エレベータの通常運転を行う通常モードとするための通常モード位置と前記エレベータの保守点検を行う際に選択される点検モードとするための点検モード位置とに切り替え可能である。第1発光体は、前記安全操作部材の前記通常状態位置に隣接して設けられ、当該安全操作部材が当該通常状態位置にあるときに点灯する。第2発光体は、前記安全操作部材の前記停止状態位置に隣接して設けられ、当該安全操作部材が当該停止状態位置にあるときに点灯する。第3発光体は、前記点検操作部材の前記通常モード位置に隣接して設けられ、当該点検操作部材が当該通常モード位置にあるときに点灯する。第4発光体は、前記点検操作部材の前記点検モード位置に隣接して設けられ、当該点検操作部材が当該点検モード位置にあるときに点灯する。
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る乗りかごの模式的な斜視図である。 図3は、実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置の概略構成を表す平面図である。 図4は、実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置の回路構成の一例を表す構成図である。 図5は、実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置の動作の一例を説明するフローチャートである。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示すブロック図である。図2は、実施形態に係る乗りかごの模式的な斜視図である。図3は、実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置の概略構成を表す平面図である。図4は、実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置の回路構成の一例を表す構成図である。図5は、実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置の動作の一例を説明するフローチャートである。
本実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置100は、図1に示すようなエレベータ1に適用される。エレベータ1は、乗りかご2が昇降路7内を昇降することで任意の目的階の乗場6に移動することができるものである。エレベータ1は、乗りかご2、カウンタウェイト3、メインロープ4、巻上機5、制御装置10等を含んで構成される。エレベータ1は、乗りかご2とカウンタウェイト3とをメインロープ4で連結したいわゆるつるべ式のエレベータである。エレベータ1は、乗場6が設けられる。
乗りかご2は、建物に設けられた昇降路7を昇降可能である。乗りかご2は、かご操作盤8等を含んで構成される。かご操作盤8は、乗りかご2の内部に設けられる。かご操作盤8は、利用者による操作入力に応じていわゆるかご呼び登録等を行う。かご操作盤8は、いわゆるCOP(Car Operation Panel)を構成する。乗りかご2は、制御ケーブルや電源ケーブル等を内装したテールコードを介して制御装置10に接続されている。メインロープ4は、巻上機5のメインシーブ5aやそらせシーブ5b等に掛けられる。メインロープ4は、一端に乗りかご2が接続され、他端にカウンタウェイト3が接続される。巻上機5は、例えば、動力を発生させる電動機(モータ)5cを有する。巻上機5は、電動機5cが駆動することで、この電動機5cに連結されたメインシーブ5aが回転駆動する。そして、巻上機5は、メインシーブ5aとメインロープ4との間に生じる摩擦力を利用してメインロープ4を電動で巻き上げる。本実施形態のエレベータ1は、いわゆるマシンルームレスエレベータであり、昇降路7の上部に機械室を備えておらず、昇降路7内の頂部に巻上機5、制御装置10等が設けられている。乗場6は、乗りかご2が着床可能な各エレベータ停止階床に設けられる。各乗場6は、それぞれ乗場操作盤9等が設けられる。乗場操作盤9は、利用者による操作入力に応じていわゆる乗場呼び登録等を行う。乗場操作盤9は、いわゆるHIB(Hall Indicator Box)を構成する。
制御装置10は、通常の形式の双方向コモン・バスにより相互に連結されたCPU(中央演算処理装置)、ROM、RAM、バックアップRAM及び入出力ポート装置を有するマイクロコンピュータ及び駆動回路を備えている。ROM(Read Only Memory)は、所定の制御プログラム等を予め記憶している。RAM(Random Access Memory)は、CPUの演算結果を一時記憶する。バックアップRAMは予め用意されたマップデータ、エレベータ1の仕様等の情報を記憶する。制御装置10は、種々のセンサ、検出器や巻上機5の電動機5c、かご操作盤8、乗場操作盤9等のエレベータ1の各部と電気的に接続され、各部の動作を統括的に制御する。制御装置10は、例えば、かご操作盤8、乗場操作盤9への利用者からの操作入力に応じて、巻上機5の駆動を制御し、乗りかご2を呼び登録に応じた指定の目的階に移動させる。
上記のように構成されるエレベータ1は、通常運転として、利用者によりかご操作盤8、乗場操作盤9等を介して乗りかご2の呼び操作が行われた場合、下記のように動作する。すなわち、エレベータ1は、かご操作盤8、乗場操作盤9等から制御装置10にこれに応じたかご呼び登録信号、乗場呼び登録信号が入力される。そして、エレベータ1は、制御装置10がこのかご呼び登録信号、乗場呼び登録信号に応じて乗りかご2のかご呼び登録、あるいは、乗場呼び登録を行う。そして、制御装置10は、かご呼び登録、乗場呼び登録、種々のセンサ、検出器からの出力、乗りかご2の現在の移動方向(昇降方向)等に基づいて、乗りかご2が合理的に移動しながらそれぞれの呼びに応答するように乗りかご2の着床順序を定める。そして、制御装置10は、巻上機5を駆動制御し、乗りかご2を目的の階床へと移動させる。これにより、エレベータ1は、乗りかご2が昇降路7内を鉛直方向上下に昇降移動し、任意の目的階の乗場6に移動する。そして、エレベータ1は、乗りかご2が目的階の乗場6に着床し、所定の着床位置に着床したことが検出されると、その後、乗りかご2の扉11、及び、当該階床の乗場6の扉12を開放する。これにより、乗場6で待機している利用者は、乗りかご2内に乗り込むことが可能となり、また、乗りかご2内の利用者は乗場6に降りることが可能となる。
ところで、本実施形態のエレベータ1は、図1、図2に示すように、乗りかご2のかご上床面2aにエレベータ用かご上操作装置100が設けられる。ここで、かご上床面2aは、乗りかご2の鉛直方向上側の天井を構成するパネル等によって構成され、保守点検作業時に作業員が乗り込む部分である。そして、このようなエレベータ1では、作業員による保守点検作業の際に、作業員が乗りかご2のかご上床面2aに乗り込んで、当該エレベータ用かご上操作装置100を介して様々な操作を行う場合がある。
本実施形態のエレベータ用かご上操作装置100は、図2、図3に示すように、安全操作部材としてのかご上安全スイッチ101と、点検操作部材としてのかご上点検スイッチ102とを備える。そして、エレベータ用かご上操作装置100は、第1発光体としての安全スイッチ側緑色LED103と、第2発光体としての安全スイッチ側赤色LED104と、第3発光体としての点検スイッチ側緑色LED105と、第4発光体としての点検スイッチ側赤色LED106とを備える。これにより、エレベータ用かご上操作装置100は、保守点検時の作業性向上を図っている。
かご上安全スイッチ101、かご上点検スイッチ102、安全スイッチ側緑色LED103、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側緑色LED105、点検スイッチ側赤色LED106は、それぞれかご上床面2aのかご上ダクト107の鉛直方向上側の面に設けられる。ここで、かご上ダクト107は、テールコードを乗りかご2に引き込むためのコード接続部であり、乗りかご2の鉛直方向上面のかご上床面2aに設けられる。
かご上安全スイッチ101は、乗りかご2の昇降を強制的に停止させるためのスイッチであり、典型的には、エレベータ1において運転ができないようにするためのスイッチである。ここでは、かご上安全スイッチ101は、シーソー式トグルスイッチによって構成される。かご上安全スイッチ101は、通常状態位置としてのNOR位置(図3中の上側の位置)と、停止状態位置としてのCUT位置(図3中の下側の位置)とに切り替え可能である。ここで、NOR位置とは、「normal(通常)」位置の略である。NOR位置とは、乗りかご2の昇降を許容する通常状態とするための位置である。一方、CUT位置とは、乗りかご2の昇降を強制的に停止させる停止状態とするための位置である。かご上安全スイッチ101は、作業員等によりNOR位置とされることで、制御装置10にNOR信号を送信し、当該NOR信号を受信した制御装置10は、乗りかご2の昇降を許容する。かご上安全スイッチ101は、作業員等によりCUT位置とされることで、制御装置10にCUT信号を送信し、当該CUT信号を受信した制御装置10は、乗りかご2の昇降を強制的に停止させる。
かご上点検スイッチ102は、エレベータ1において点検運転を可能とするためのスイッチであり、典型的には、エレベータ1において点検運転以外の運転ができないようにするためのスイッチである。ここでは、かご上点検スイッチ102は、シーソー式トグルスイッチによって構成される。かご上点検スイッチ102は、通常モード位置としてのNOR位置(図3中の上側の位置)と、点検モード位置としてのINS位置(図3中の下側の位置)とに切り替え可能である。ここで、NOR位置とは、「normal(通常)」位置の略であり、INS位置とは「inspection(点検)」の略である。NOR位置とは、エレベータ1の通常運転を行う通常モードとするための位置である。一方、INS位置とは、エレベータ1の保守点検を行う際に選択される点検モードとするための位置である。かご上点検スイッチ102は、作業員等によりNOR位置とされることで、制御装置10にNOR信号を送信し、当該NOR信号を受信した制御装置10は、エレベータ1の運転モードを通常モードとする。エレベータ1は、通常モードでは、乗りかご2が呼び登録に応じて昇降する通常運転を行う。かご上点検スイッチ102は、作業員等によりINS位置とされることで、制御装置10にINS信号を送信し、当該INS信号を受信した制御装置10は、エレベータ1の運転モードを点検モードとする。エレベータ1は、点検モードでは、通常運転を休止し、通常モードと比較して、様々な制限が設けられる。ここでは、エレベータ1は、点検モードでは、通常運転を休止すると共に、通常モードの場合と比較して、乗りかご2の昇降速度を相対的に低くする点検運転(低速運転)に切り替える。エレベータ用かご上操作装置100は、かご上床面2aに、さらに、乗りかご2を昇降させるための操作部を有しており、作業員は、点検モードでは、この操作部等を用いて手動にて低速運転で乗りかご2を昇降させることができる。
安全スイッチ側緑色LED103は、かご上安全スイッチ101のNOR位置に隣接して設けられ、当該かご上安全スイッチ101が当該NOR位置にあるときに点灯する。安全スイッチ側赤色LED104は、かご上安全スイッチ101のCUT位置に隣接して設けられ、当該かご上安全スイッチ101が当該CUT位置にあるときに点灯する。ここで、安全スイッチ側緑色LED103がNOR位置に隣接して設けられるという場合、安全スイッチ側緑色LED103が発する光によってNOR位置にあるかご上安全スイッチ101を目視できる程度に隣接していればよい。同様に、安全スイッチ側赤色LED104がCUT位置に隣接して設けられるという場合、安全スイッチ側赤色LED104が発する光によってCUT位置にあるかご上安全スイッチ101を目視できる程度に隣接していればよい。
本実施形態の安全スイッチ側緑色LED103と安全スイッチ側赤色LED104とは、異なる色で発光する。ここでは、安全スイッチ側緑色LED103は、緑色で発光し、安全スイッチ側赤色LED104は、赤色で発光する。
点検スイッチ側緑色LED105は、かご上点検スイッチ102のNOR位置に隣接して設けられ、当該かご上点検スイッチ102が当該NOR位置にあるときに点灯する。点検スイッチ側赤色LED106は、かご上点検スイッチ102のINS位置に隣接して設けられ、当該かご上点検スイッチ102が当該INS位置にあるときに点灯する。ここで、点検スイッチ側緑色LED105がNOR位置に隣接して設けられるという場合、点検スイッチ側緑色LED105が発する光によってNOR位置にあるかご上点検スイッチ102を目視できる程度に隣接していればよい。同様に、点検スイッチ側赤色LED106がINS位置に隣接して設けられるという場合、点検スイッチ側赤色LED106が発する光によってINS位置にあるかご上点検スイッチ102を目視できる程度に隣接していればよい。
本実施形態の点検スイッチ側緑色LED105と点検スイッチ側赤色LED106とは、異なる色で発光する。ここでは、点検スイッチ側緑色LED105は、緑色で発光し、点検スイッチ側赤色LED106は、赤色で発光する。
図4は、エレベータ用かご上操作装置100の回路構成の一例である。安全スイッチ側緑色LED103は、陽極がかご上安全スイッチ101のNOR位置側の端子に接続され、陰極がNOR位置側の端子の接続先に接続される。安全スイッチ側赤色LED104は、陽極がかご上安全スイッチ101のCUT位置側の端子に接続され、陰極がCUT位置側の端子の接続先に接続される。点検スイッチ側緑色LED105は、陽極がかご上点検スイッチ102のNOR位置側の端子に接続され、陰極がNOR位置側の端子の接続先に接続される。点検スイッチ側赤色LED106は、陽極がかご上点検スイッチ102のINS位置側の端子に接続され、陰極がINS位置側の端子の接続先に接続される。
次に、図5のフローチャートを参照して、エレベータ用かご上操作装置100の動作の一例を説明する。
エレベータ用かご上操作装置100は、かご上安全スイッチ101、かご上点検スイッチ102が共にNOR位置にある場合、安全スイッチ側緑色LED103、点検スイッチ側緑色LED105が点灯、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側赤色LED106が消灯となっており、この状態で保持されている(ステップS1)。
そして、エレベータ用かご上操作装置100は、保守点検作業時に作業員の操作に応じてかご上安全スイッチ101がCUT位置となると、安全スイッチ側緑色LED103が消灯し、安全スイッチ側赤色LED104が点灯する(ステップS2)。これにより、エレベータ用かご上操作装置100は、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側緑色LED105が点灯、安全スイッチ側緑色LED103、点検スイッチ側赤色LED106が消灯となり、この状態で保持される。
次に、エレベータ用かご上操作装置100は、作業員の操作に応じてかご上点検スイッチ102がINS位置となると、点検スイッチ側緑色LED105が消灯し、点検スイッチ側赤色LED106が点灯する(ステップS3)。これにより、エレベータ用かご上操作装置100は、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側赤色LED106が点灯、安全スイッチ側緑色LED103、点検スイッチ側緑色LED105が消灯となり、この状態で保持される。
次に、エレベータ用かご上操作装置100は、作業員の操作に応じてかご上点検スイッチ102が再度NOR位置となると、点検スイッチ側緑色LED105が点灯し、点検スイッチ側赤色LED106が消灯する(ステップS4)。これにより、エレベータ用かご上操作装置100は、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側緑色LED105が点灯、安全スイッチ側緑色LED103、点検スイッチ側赤色LED106が消灯となり、この状態で保持される。
次に、エレベータ用かご上操作装置100は、作業員の操作に応じてかご上安全スイッチ101が再度NOR位置となると、安全スイッチ側緑色LED103が点灯し、安全スイッチ側赤色LED104が消灯する(ステップS5)。これにより、エレベータ用かご上操作装置100は、安全スイッチ側緑色LED103、点検スイッチ側緑色LED105が点灯、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側赤色LED106が消灯となり、この状態で保持される。
上記のように構成されるエレベータ用かご上操作装置100は、かご上安全スイッチ101、かご上点検スイッチ102に隣接して安全スイッチ側緑色LED103、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側緑色LED105、点検スイッチ側赤色LED106が設けられる。この結果、エレベータ用かご上操作装置100は、当該エレベータ用かご上操作装置100が設けられるかご上床面2aが位置する昇降路7内が暗所であっても、保守点検作業時に、作業員に対して、かご上安全スイッチ101、かご上点検スイッチ102の位置を素早く発見させることができる。したがって、エレベータ用かご上操作装置100は、保守点検作業に要する作業時間を短縮することができるので、保守点検時の作業性を向上することができる。
またこのとき、エレベータ用かご上操作装置100は、安全スイッチ側緑色LED103と安全スイッチ側赤色LED104とが異なる色で発光し、点検スイッチ側緑色LED105と点検スイッチ側赤色LED106とが異なる色で発光する。これにより、エレベータ用かご上操作装置100は、暗所や少し離れた場所からでも、作業員に対して、かご上安全スイッチ101、かご上点検スイッチ102の状態を一目で簡単に把握させることができる。この結果、エレベータ用かご上操作装置100は、作業員による誤った操作等を未然に防ぐことができ、適切な手順で安全に保守点検作業を行わせることができる。この点でも、エレベータ用かご上操作装置100は、保守点検時の作業性を向上することができる。
以上で説明したエレベータ用かご上操作装置100によれば、かご上安全スイッチ101と、かご上点検スイッチ102と、安全スイッチ側緑色LED103と、安全スイッチ側赤色LED104と、点検スイッチ側緑色LED105と、点検スイッチ側赤色LED106とを備える。かご上安全スイッチ101は、エレベータ1の乗りかご2のかご上床面2aに設けられ、乗りかご2の昇降を許容する通常状態とするためのNOR位置と乗りかご2の昇降を強制的に停止させる停止状態とするためのCUT位置とに切り替え可能である。かご上点検スイッチ102は、かご上床面2aに設けられ、エレベータ1の通常運転を行う通常モードとするためのNOR位置とエレベータ1の保守点検を行う際に選択される点検モードとするためのINS位置とに切り替え可能である。安全スイッチ側緑色LED103は、かご上安全スイッチ101のNOR位置に隣接して設けられ、当該かご上安全スイッチ101が当該NOR位置にあるときに点灯する。安全スイッチ側赤色LED104は、かご上安全スイッチ101のCUT位置に隣接して設けられ、当該かご上安全スイッチ101が当該CUT位置にあるときに点灯する。点検スイッチ側緑色LED105は、かご上点検スイッチ102のNOR位置に隣接して設けられ、当該かご上点検スイッチ102が当該NOR位置にあるときに点灯する。点検スイッチ側赤色LED106は、かご上点検スイッチ102のINS位置に隣接して設けられ、当該かご上点検スイッチ102が当該INS位置にあるときに点灯する。したがって、エレベータ用かご上操作装置100は、保守点検作業に要する作業時間を短縮することができるので、保守点検時の作業性を向上することができる。
なお、上述した実施形態に係るエレベータ用かご上操作装置は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
エレベータ用かご上操作装置100は、例えば、かご上安全スイッチ101、かご上点検スイッチ102の戻し忘れを防止するべく、一旦、NOR位置からCUT位置、INS位置に切り替えられた後、保守点検作業に応じた所定時間経過後に作業員に対して所定の注意喚起を行うようにしてもよい。この場合、エレベータ用かご上操作装置100は、例えば、制御装置10の制御によって、安全スイッチ側赤色LED104、点検スイッチ側赤色LED106を点滅させることで、CUT位置、INS位置からNOR位置への切り替えを促し、NOR位置への戻し忘れを抑制するような案内を行ってもよい。
以上で説明した実施形態、変形例に係るエレベータ用かご上操作装置によれば、保守点検時の作業性を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 エレベータ
2 乗りかご
2a かご上床面
6 乗場
100 エレベータ用かご上操作装置
101 かご上安全スイッチ(安全操作部材)
102 かご上点検スイッチ(点検操作部材)
103 安全スイッチ側緑色LED(第1発光体)
104 安全スイッチ側赤色LED(第2発光体)
105 点検スイッチ側緑色LED(第3発光体)
106 点検スイッチ側赤色LED(第4発光体)
107 かご上ダクト
実施形態のエレベータ用かご上操作装置は、安全操作部材と、点検操作部材と、第1発光体と、第2発光体と、第3発光体と、第4発光体とを備える。安全操作部材は、エレベータの乗りかごのかご上床面に設けられ、前記乗りかごの昇降を許容する通常状態とするための通常状態位置と前記乗りかごの昇降を強制的に停止させる停止状態とするための停止状態位置とに切り替え可能である。点検操作部材は、前記かご上床面に前記安全操作部材の横に隣接して設けられ、前記エレベータの通常運転を行う通常モードとするための通常モード位置と前記エレベータの保守点検を行う際に選択される点検モードとするための点検モード位置とに切り替え可能である。第1発光体は、前記安全操作部材の前記通常状態位置の右横に隣接して設けられ、当該安全操作部材が当該通常状態位置にあるときに点灯する。第2発光体は、前記安全操作部材の前記停止状態位置の右横に隣接して、前記第1発光体の下側に設けられ、当該安全操作部材が当該停止状態位置にあるときに点灯する。第3発光体は、前記点検操作部材の前記通常モード位置の右横に隣接して設けられ、当該点検操作部材が当該通常モード位置にあるときに点灯する。第4発光体は、前記点検操作部材の前記点検モード位置の右横に隣接して、前記第3発光体の下側に設けられ、当該点検操作部材が当該点検モード位置にあるときに点灯する。前記第1発光体と前記第2発光体とは、異なる色で発光し、前記第3発光体と前記第4発光体とは、異なる色で発光し、前記第1発光体と前記第3発光体とは、同じ色で発光し、前記第2発光体と前記第4発光体とは、同じ色で発光する。

Claims (2)

  1. エレベータの乗りかごのかご上床面に設けられ、前記乗りかごの昇降を許容する通常状態とするための通常状態位置と前記乗りかごの昇降を強制的に停止させる停止状態とするための停止状態位置とに切り替え可能である安全操作部材と、
    前記かご上床面に設けられ、前記エレベータの通常運転を行う通常モードとするための通常モード位置と前記エレベータの保守点検を行う際に選択される点検モードとするための点検モード位置とに切り替え可能である点検操作部材と、
    前記安全操作部材の前記通常状態位置に隣接して設けられ、当該安全操作部材が当該通常状態位置にあるときに点灯する第1発光体と、
    前記安全操作部材の前記停止状態位置に隣接して設けられ、当該安全操作部材が当該停止状態位置にあるときに点灯する第2発光体と、
    前記点検操作部材の前記通常モード位置に隣接して設けられ、当該点検操作部材が当該通常モード位置にあるときに点灯する第3発光体と、
    前記点検操作部材の前記点検モード位置に隣接して設けられ、当該点検操作部材が当該点検モード位置にあるときに点灯する第4発光体とを備えることを特徴とする、
    エレベータ用かご上操作装置。
  2. 前記第1発光体と前記第2発光体とは、異なる色で発光し、
    前記第3発光体と前記第4発光体とは、異なる色で発光する
    請求項1に記載のエレベータ用かご上操作装置。
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