JP6610516B2 - エレベーターのロープ点検支援システム - Google Patents

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本発明は、エレベーターのロープ点検支援システムに関する。
従来、新たに検出用の機器を昇降路等に設けることなく、エレベーターのロープに異常が発生したことを検出する技術が知られている。ロープの異常とは、例えば、ストランドが破断すること等である。エレベーターのロープの異常が発生したことを検出する技術として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2007−230731号公報
ロープに異常が発生したことが検出された場合、保守作業者によってロープ点検が行われる。ロープ点検の際には、例えば、かごの上に乗った保守作業者がロープの異常箇所を目視で確認する。このため、ロープ点検に要する時間及び労力が大きい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、ロープ点検の作業効率を向上させることができるエレベーターのロープ点検支援システムを提供することである。
本発明に係るエレベーターのロープ点検支援システムは、エレベーターのかごを吊り下げるロープのストランド破断を検出するストランド破断検出部と、ストランド破断検出部によりストランド破断が検出された時に綱車の外れ止めの位置にあるロープの箇所を破断箇所候補として選択する選択部と、ストランド破断の検出が複数回なされた場合に共通して破断箇所候補として選択されたロープの箇所を推定破断箇所として決定する推定部と、情報を表示する表示部と、選択部により選択された破断箇所候補及び推定部により決定された推定破断箇所の少なくとも一方を示す視覚的な情報を表示部に表示させる表示制御部と、推定部、表示部及び表示制御部を有し、エレベーターの制御盤と通信可能な保守用端末を備えたものである。
本発明において、推定部は、ストランド破断の検出が複数回なされた場合に共通して破断箇所候補として選択されたロープの箇所を推定破断箇所として決定する。このため、本発明によれば、ロープ点検の作業効率を向上させることができる。
エレベーターの構造の一例を示す構成図である。 実施の形態1におけるロープ点検支援システムの機能ブロック図である。 実施の形態1における破断箇所候補の一例を示す第1の図である。 実施の形態1における破断箇所候補の一例を示す第2の図である。 実施の形態1における破断箇所候補の一例を示す第3の図である。 実施の形態1におけるロープ点検について説明するための図である。 実施の形態1におけるロープ点検支援システムの動作例を示すフローチャートである。 エレベーターの制御盤のハードウェア構成図である。
添付の図面を参照して、エレベーターのロープ点検支援システムを詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、エレベーターの構造の一例を示す構成図である。図1は、一例として、ローピング方式が1:1ローピングである場合を示している。
図1に示すように、エレベーター1は、昇降路2、巻上機3、ロープ4、かご5、釣合おもり6及び制御盤7を備える。昇降路2は、例えば、図示しない建物の各階を貫くように形成されている。巻上機3は、例えば、図示しない機械室等に設けられている。かご5及び釣合おもり6は、ロープ4によって昇降路2内に吊り下げられている。かご5及び釣合おもり6は、巻上機3が駆動することにより昇降する。巻上機3は、制御盤7によって制御される。
エレベーター1は、複数の綱車を備える。綱車は、例えば、図1に示す巻上機3の駆動綱車8及びそらせ車9等を含む。ロープ4は、エレベーター1の複数の綱車に巻き掛けられている。ロープ4は、例えば、図1に示すように、駆動綱車8及びそらせ車9に巻き掛けられる。綱車は、図1に示すように、外れ止め10を有する。外れ止め10は、綱車からロープ4が外れることを防止するための部品である。外れ止め10は、例えば、各綱車に2つずつ設けられている。
図2は、実施の形態1におけるロープ点検支援システムの機能ブロック図である。
図2に示すように、ロープ点検支援システムは、制御盤7及び保守用端末11を備える。制御盤7は、運転制御部12、位置検出部13、ストランド破断検出部14、記憶部15及び選択部16を有する。保守用端末11は、操作部17、表示部18、表示制御部19及び推定部20を有する。
運転制御部12は、巻上機3の駆動を制御することで、エレベーター1の運転を制御する。つまり、運転制御部12は、かご5の移動を制御する。
位置検出部13は、昇降路2内におけるかご5の位置を検出する。かご5の位置の検出は、例えば、巻上機3のエンコーダーからの信号に基づいて行われる。かご5の位置の検出は、例えば、昇降路2又はかご5に設けられた図示しないセンサからの信号に基づいて行われてもよい。位置検出部13により検出されるかご5の位置は、例えば、建物の階床又は最下階を基準とした高さ等として表される。
ストランド破断検出部14は、ロープ4にストランド破断が発生していることを検出する。ストランド破断検出部14は、例えば、破断してロープ4の横側に飛び出たストランドが綱車の外れ止めに接触する際の衝撃に基づいて、ストランド破断が発生していることを検出する。ストランドが外れ止めに接触する際の衝撃は、例えば、巻上機3のトルク及び秤装置により計測されるかご5の負荷等に基づいて検出される。秤装置は、例えば、ロープ4の端部又はかご5の床部等に設けられている。
ストランド破断検出部14による検出は、例えば、エレベーター1の通常運転時に行われる。ストランド破断検出部14による検出は、例えば、エレベーター1の点検運転時に行われてもよい。
記憶部15は、例えば、ストランド破断検出部14によるストランド破断の検出履歴を記憶する。ストランド破断の検出履歴は、例えば、ストランド破断が検出された時のかご5の位置を示す情報を含む。つまり、ストランド破断の検出履歴は、例えば、ストランドがいずれかの綱車の外れ止めに接触した時点におけるかご5の位置を含む。以下、ストランド破断検出時のかご5の位置を「シンクロ位置」とも呼ぶ。
記憶部15は、例えば、ストランド破断が検出されるたびにストランド破断の検出履歴を記憶する。つまり、シンクロ位置は、ストランド破断が検出されるたびに記憶される。
選択部16は、ストランド破断の検出履歴に基づいて、ロープ4の複数の箇所を破断箇所候補として選択する。破断箇所候補は、ストランド破断が検出された時に綱車の外れ止めの位置にあるロープ4の箇所の組み合わせとして表される。つまり、破断箇所候補は、シンクロ位置に応じて異なる。破断箇所候補は、例えば、ロープ4の全長及びシンクロ位置等に基づいて算出される。ストランド破断の検出履歴が複数存在する場合、選択部16は、例えば、個々の検出履歴に含まれるシンクロ位置のそれぞれに対応する破断箇所候補を選択する。
記憶部15は、例えば、選択部16により選択された破断箇所候補を記憶する。破断箇所候補は、例えば、対応するシンクロ位置を含む検出履歴と関連付けて記憶される。
保守用端末11は、制御盤7と通信可能である。保守用端末11と制御盤7との通信は、有線通信であっても無線通信であってもよい。保守作業者は、例えば、エレベーター1の保守作業を実施する際に、保守用端末11を制御盤7に接続する。
保守用端末11は、例えば、ノートパソコン、タブレット端末又はスマートフォン等である。操作部17は、例えば、押しボタン、キーボード、タッチパネル及び各種ポインティングデバイス等である。表示部18は、例えば、液晶ディスプレイ又はタッチパネル等である。保守用端末11は、音声情報を放送する機能を有してもよい。
表示部18は、例えば、文字情報だけでなく、図形及び色を用いた視覚的な情報を表示可能である。表示制御部19は、表示部18の動作を制御する。
推定部20は、ストランド破断の検出履歴が複数存在する場合に、破断箇所候補の中から推定破断箇所を決定する。推定部20は、ストランド破断の検出が複数回なされた場合に共通して破断箇所候補として選択されたロープ4の箇所を推定破断箇所として決定する。
推定部20は、例えば、異なるシンクロ位置に対応する複数の破断箇所候補のうち2組以上に共通して含まれているロープ4の箇所を推定破断箇所として決定してもよい。推定部20は、例えば、異なるシンクロ位置に対応する複数の破断箇所候補の全てに共通して含まれるロープ4の箇所を推定破断箇所として決定してもよい。
表示制御部19は、例えば、破断箇所候補を示す視覚的な情報を表示部18に表示させる。表示制御部19は、例えば、破断箇所候補のうち推定破断箇所として決定された箇所を強調して表示させる。表示制御部19は、例えば、推定破断箇所のみを表示させ、推定破断箇所でない破断箇所候補を表示させなくともよい。
表示制御部19は、例えば、かご5の上に乗った保守作業者が破断箇所候補を目視で確認可能となるかご5の位置を示す情報を表示部18に表示させてもよい。当該情報は、例えば、建物の階床又は最下階を基準とした高さ等で表される。
図3は、実施の形態1における破断箇所候補の一例を示す第1の図である。図4は、実施の形態1における破断箇所候補の一例を示す第2の図である。図5は、実施の形態1における破断箇所候補の一例を示す第3の図である。
図3から図5は、一例として、ローピング方式が2:1ローピングである場合を示している。図3から図5に示すロープ4の端部は、例えば、図示しない梁に支持されている。図3から図5には、綱車として、駆動綱車8、かご吊り車21、おもり吊り車22及び返し車23が示されている。
図3は、ストランド破断検出部14による1回目の検出時における破断箇所候補を示している。図3に示すように、1回目の検出時における破断箇所候補は、バツ印で示されている。
図4は、ストランド破断検出部14による2回目の検出時における破断箇所候補を示している。図4に示すように、2回目の検出時における破断箇所候補は、1回目の検出時における破断箇所候補を示すバツ印とは異なるバツ印で示されている。
図5は、ストランド破断検出部14による3回目の検出時における破断箇所候補を示している。図5に示すように、3回目の検出時における破断箇所候補は、1回目及び2回目の検出時における破断箇所候補を示すバツ印とは異なるバツ印で示されている。
図4及び図5において、異なるシンクロ位置に対応する複数の破断箇所候補に共通して含まれるロープ4の箇所は、丸印で強調して示されている。つまり、図4及び図5における丸印は、推定破断箇所を示している。
表示制御部19は、例えば、図3から図5のような視覚的な情報を表示部18に表示させる。表示制御部19は、例えば、操作部17に対する操作に応じて、複数の破断箇所候補のうち1つだけを表示させてもよい。
図6は、実施の形態1におけるロープ点検について説明するための図である。図6における丸印は、図5と同じ推定破断箇所を示すものである。
図6に示すように、ロープ点検は、例えば、かご5の上に乗った保守作業者24によって行われる。保守作業者24は、例えば、推定破断箇所を目視で確認するために、かご5を手動運転する。かご5の手動運転は、例えば、図示しないかご上運転スイッチを操作することにより行われる。
運転制御部12は、例えば、かご5が手動運転されている場合に、保守作業者24がかご5を停止させる操作を行わなくとも、推定破断箇所に対応する点検位置でかご5を停止させる。点検位置とは、かご5の上から推定破断箇所を点検可能となる位置である。点検位置は、例えば、かご5の上面が推定破断箇所よりも1000mm低くなる位置である。保守作業者24は、例えば、点検位置でかご5が停止した状態でかご上運転スイッチを操作すれば、手動運転を再開可能である。複数の推定破断箇所が存在する場合、運転制御部12は、例えば、それぞれの推定破断箇所に対応する点検位置の全てでかご5を停止させる。
運転制御部12は、例えば、かご5が手動運転されている場合に、推定破断箇所でない破断箇所候補に対応する点検位置でかご5を停止させてもよい。推定破断箇所でない破断箇所候補に対応する点検位置でかご5を停止させるか否かは、例えば、操作部17に対する操作に基づいて設定される。
図7は、実施の形態1におけるロープ点検支援システムの動作例を示すフローチャートである。
推定部20は、ストランド破断の検出履歴として、シンクロ位置が異なる複数の検出履歴があるか否かを判定する(ステップS101)。ステップS101でシンクロ位置が異なる複数の検出履歴があると判定された場合、推定部20は、複数の検出時における破断箇所候補を比較することで(ステップS102)、共通箇所があるか否かを判定する(ステップS103)。
ステップS103で共通箇所があると判定された場合、推定部20は、共通箇所を推定破断箇所として決定する(ステップS104)。表示制御部19は、推定破断箇所を強調して破断箇所候補を表示させる(ステップS105)。保守作業者24は、表示部18に表示された推定破断箇所を確認した後、かご5の上で手動運転を行う(ステップS106)。運転制御部12は、推定破断箇所を点検可能な位置でかご5を自動停止させる(ステップS107)。その後の動作は、ロープ点検が終了するか否かに応じて異なる(ステップS108)。ロープ点検が継続される場合、ステップS106以降の動作が繰り返される。
ステップS101でシンクロ位置が異なる複数の検出履歴がないと判定された場合及びステップS103で共通箇所がないと判定された場合は、ステップS109の動作が行われる。ステップS109において、表示制御部19は、破断箇所候補を表示させる。保守作業者24は、表示部18に表示された破断箇所候補を確認した後、かご5の上で手動運転を行う(ステップS110)。運転制御部12は、例えば、破断箇所候補を点検可能な位置でかご5を自動停止させる(ステップS111)。その後の動作は、ロープ点検が終了するか否かに応じて異なる(ステップS112)。ロープ点検が継続される場合、ステップS110以降の動作が繰り返される。
実施の形態1において、ストランド破断検出部14は、エレベーター1のかご5を吊り下げるロープ4のストランド破断を検出する。選択部16は、ストランド破断検出部14によりストランド破断が検出された時に綱車の外れ止め10の位置にあるロープ4の箇所を破断箇所候補として選択する。推定部20は、異なるシンクロ位置に対応するストランド破断の検出が複数回なされた場合に共通して破断箇所候補として選択されたロープ4の箇所を推定破断箇所として決定する。このため、実施の形態1によれば、ストランド破断が発生している可能性が高い箇所を絞り込むことができる。その結果、ロープ点検の作業効率を向上させ、ストランド破断箇所を早期発見することができる。
実施の形態1において、表示制御部19は、例えば、選択部16により選択された破断箇所候補及び推定部20により決定された推定破断箇所の少なくとも一方を示す視覚的な情報を表示部18に表示させる。このため、実施の形態1によれば、ストランド破断が発生している可能性が高い箇所を分かり易く保守作業者に認識させることができる。その結果、ロープ点検の作業効率を向上させることができる。
実施の形態1において、ロープ点検支援システムは、例えば、エレベーター1の制御盤7と通信可能な保守用端末11を備える。保守用端末11は、例えば、表示部18、表示制御部19及び推定部20を有する。このため、実施の形態1によれば、制御盤7の構成を複雑にすることなくロープ点検の作業効率を向上させることができる。
実施の形態1において、運転制御部12は、例えば、かご5が手動運転されている場合に、推定部20により決定された推定破断箇所をかご5の上から点検可能となる位置でかご5を停止させる。このため、実施の形態1によれば、ロープ点検の際に、保守作業者がかご5の位置調整に手間取ることがない。その結果、ロープ点検の作業効率を向上させることができる。
実施の形態1において、ロープ点検支援システムは、例えば、ロープ4のローピング方式が2:1ローピングであるエレベーターに適用される。この場合、ローピング方式が1:1ローピングである場合に比べてロープ4の全長が長いため、ストランド破断が発生している可能性が高い箇所を絞り込むことの意義が大きい。その結果、ロープ点検の作業効率を大きく向上させることができる。
実施の形態1において、選択部16は、保守用端末11に設けられてもよい。この場合、選択部16の動作は、保守用端末11が制御盤7と通信可能になってから行われればよい。この場合であっても、ロープ点検の作業効率を向上させることができる。
実施の形態1において、推定部20は、制御盤7に設けられてもよい。この場合、推定部20の動作は、保守用端末11が制御盤7と通信可能になる前に行われてもよい。この場合であっても、ロープ点検の作業効率を向上させることができる。
図8は、エレベーターの制御盤のハードウェア構成図である。
制御盤7の運転制御部12、位置検出部13、ストランド破断検出部14、記憶部15及び選択部16の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50であってもよい。処理回路は、プロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア50として形成され、更にプロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。図8は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア50として形成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている場合の例を示している。
処理回路の少なくとも一部が、少なくとも1つの専用ハードウェア50である場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51及び少なくとも1つのメモリ52を備える場合、運転制御部12、位置検出部13、ストランド破断検出部14、記憶部15及び選択部16の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ52は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、制御盤7の各機能を実現することができる。なお、保守用端末11の表示制御部19及び推定部20の各機能も、図8に示す処理回路と同様の処理回路により実現される。
1 エレベーター
2 昇降路
3 巻上機
4 ロープ
5 かご
6 釣合おもり
7 制御盤
8 駆動綱車
9 そらせ車
10 外れ止め
11 保守用端末
12 運転制御部
13 位置検出部
14 ストランド破断検出部
15 記憶部
16 選択部
17 操作部
18 表示部
19 表示制御部
20 推定部
21 かご吊り車
22 おもり吊り車
23 返し車
24 保守作業者
50 専用ハードウェア
51 プロセッサ
52 メモリ

Claims (3)

  1. エレベーターのかごを吊り下げるロープのストランド破断を検出するストランド破断検出部と、
    前記ストランド破断検出部によりストランド破断が検出された時に綱車の外れ止めの位置にある前記ロープの箇所を破断箇所候補として選択する選択部と、
    ストランド破断の検出が複数回なされた場合に共通して破断箇所候補として選択された前記ロープの箇所を推定破断箇所として決定する推定部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記選択部により選択された破断箇所候補及び前記推定部により決定された推定破断箇所の少なくとも一方を示す視覚的な情報を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記推定部、前記表示部及び前記表示制御部を有し、エレベーターの制御盤と通信可能な保守用端末を備えたエレベーターのロープ点検支援システム。
  2. 前記かごが手動運転されている場合に、前記推定部により決定された推定破断箇所を前記かごの上から点検可能となる位置で前記かごを停止させる運転制御部を備えた請求項1に記載のエレベーターのロープ点検支援システム。
  3. 前記ロープのローピング方式は、2:1ローピングである請求項1または請求項2に記載のエレベーターのロープ点検支援システム。
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