JP2022147186A - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示は、より簡単に乗場呼び登録装置に設置階床値を設定することができるエレベータシステムを提供することを目的とする。【解決手段】本開示にかかるエレベータシステムは、エレベータ制御装置5と複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bを備えている。エレベータ制御装置5は、かご1が存在する階床であるかご位置階とかご位置階におけるかごの外気圧であるかご気圧値を複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bに送信するものである。乗場呼び登録装置20は、受信したかご気圧値が乗場の気圧値である乗場気圧値に基づいて定められる一定の範囲内にあるときに、受信したかご位置階を乗場呼び登録装置20が設置された階床を示す設置階床値として記憶するものである。【選択図】図1

Description

本開示は、エレベータの制御を行うエレベータ制御装置と、複数の階床に設定された各乗場にそれぞれ設置され、エレベータ制御装置と通信を行う複数の乗場呼び登録装置と、を備えたエレベータシステムに関するものである。
従来のエレベータシステムにおいて、エレベータ制御装置は、共通の通信ケーブルに接続された複数の乗場呼び登録装置との間で通信可能に構成されている。乗場呼び登録装置は、複数の階床ごとに設定された乗場に設置され、各乗場において利用者がかご呼び登録を行う際に使用されるものである。エレベータ制御装置は、乗場呼び登録装置と個別に通信を行う際に、通信相手となる乗場呼び登録装置の設置階床を示す設置階床値を当該乗場呼び登録装置固有の識別情報として通信データに含ませる。乗場呼び登録装置は自装置のメモリに登録された設置階床値を参照し、自装置宛通信データのみを受信し処理する。これにより、エレベータ制御装置は、共通の通信ケーブルに接続された複数の乗場呼び登録装置の各々と個別に通信できる。
上記通信を実現するためには、通常、エレベータ据付時などエレベータの運用前に、複数の乗場呼び登録装置に対してそれぞれの設置階床値を予め設定しておく必要がある。特許文献1には、設置階床値を個々の乗場呼び登録装置に設定するエレベータシステムが開示されている。このエレベータシステムは、作業者によりボタンが押下された場合に、個々の乗場呼び登録装置ごとの固有アドレスをエレベータ制御装置に送信する乗場呼び登録装置であるホール端末を備えている。設置階床値の設定において作業者は、予め定めた順番で各乗場に備えられたホール端末のボタンを押下する。エレベータ制御装置は、作業者がボタンを押下して、乗場呼び登録装置から固有アドレスが送信された順番から設置階床値を識別する。そしてエレベータ制御装置は、固有アドレスと設置階床値との対応を記憶して、それぞれの固有アドレスを有するホール端末に対応する設置階床値を送信する。その後、自身の固有アドレスに対応する設置階床値を受信したホール端末は、受信した設置階床値を自身の設置階床値として記憶する。
特開平10-203746号公報
上記のエレベータシステムは、乗場呼び登録装置であるホール端末に設置階床値を設定するために、作業員が手作業により各乗場に備えられたホール端末のボタンを押下する必要があるという課題があった。
本開示は上記の課題に鑑みてなされたものであって、より簡単に乗場呼び登録装置に設置階床値を設定することができるエレベータシステムを提供することを目的とする。
この開示に係るエレベータシステムは、エレベータの制御を行うエレベータ制御装置と、複数の階床に設定された各乗場にそれぞれ設置され、エレベータ制御装置と共通の通信回線を介して通信を行う複数の乗場呼び登録装置と、を備えたエレベータシステムであって、エレベータ制御装置は、かごが存在する階床であるかご位置階を特定する特定部と、かご位置階における気圧値であるかご気圧値を、かごに設けられた気圧計から受信するかご気圧受信部と、特定部により特定されたかご位置階とかご気圧受信部により受信されたかご気圧値とを複数の乗場呼び登録装置に送信する送信部と、を有し、乗場呼び登録装置は、送信部から送信された、かご位置階及びかご気圧値を受信する受信部と、乗場呼び登録装置が設置された乗場に設置された気圧計から乗場における気圧値である乗場気圧値を受信する乗場気圧受信部と、受信部により受信されたかご気圧値が、乗場気圧受信部により受信された乗場気圧値に基づいて定められる一定の範囲内にあるときに、受信部により受信されたかご位置階を当該乗場呼び登録装置が設置された階床を示す設置階床値として乗場用記憶部に記憶させる乗場用記憶制御部と、を有するものである。
本開示によれば、より簡単に乗場呼び登録装置に設置階床値を設定することができるエレベータシステムを提供することができる。
実施の形態1におけるエレベータシステム全体を示す構成図である。 実施の形態1におけるパケットデータの構成図である。 実施の形態1におけるかご制御部のブロック図である 実施の形態1における通信制御部のブロック図である。 実施の形態1における乗場呼び登録装置のブロック図である。 実施の形態1における通信制御部の設定階床値の設定モードの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における通信制御部の設定階床値の設定モード指令を送信するときの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるかご制御部の設定階床値の設定モードの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における乗場制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における通信制御部の設定階床値の検証モードの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下に実施の形態1にかかるエレベータシステムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図面における同一の符号は同一又は相当の構成及びステップを表している。
図1は実施の形態1におけるエレベータシステム全体を示す構成図である。初めに、エレベータシステム全体の構成について図1を用いて説明する。
このエレベータシステムは、かご1、主ロープ2、釣り合いおもり3、巻上機4、エレベータ制御装置5、かご側通信ケーブル6、かご上制御部31、かご気圧検出部32、乗場側通信ケーブル7、及び複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bを備えている。乗場呼び登録装置20,20a,20bは、複数の異なる階床に設定された各乗場にそれぞれ設置された乗場呼び登録装置20、乗場呼び登録装置20a、及び乗場呼び登録装置20bを表しており、以下の説明において特に説明の無い限り、代表して乗場呼び登録装置20について説明する。また、複数の乗場呼び登録装置20について説明する場合は複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bと記載する。
かご1の上端には主ロープ2の一端が接続されており、主ロープ2の他端には釣り合いおもり3が接続されている。また、巻上機4は、かご1と釣り合いおもり3が互いに相反する方向に昇降するよう主ロープ2の中間部に設置されている。また、巻上機4には、回転を計測する巻上機用エンコーダ10が取り付けられている。
エレベータ制御装置5は、エレベータシステムを制御する制御装置であって、後に詳細に説明するかご制御部8及び通信制御部9を備えている。エレベータ制御装置5は、かご側通信ケーブル6を介してかご上制御部31と接続されており、乗場側通信ケーブル7を介して複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bと接続されている。かご側通信ケーブル6及び乗場側通信ケーブル7は電気線である。なお、エレベータ制御装置5は、複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bと共通の通信回線である乗場側通信ケーブル7により接続されている。すなわち、エレベータ制御装置5と乗場呼び登録装置20,20a,20bとの間の接続はマルチドロップ接続である。
かご上制御部31は、気圧計であるかご気圧検出部32が取得した、かご1が存在する位置におけるかご1の外気圧の値を、かご側通信ケーブル6を介してエレベータ制御装置5に送信するものである。かご気圧検出部32はかご1に設けられるものであり、本実施の形態においてはかご1の下部に取り付けられている。
乗場呼び登録装置20は、利用者が乗場からかごを呼ぶ動作である乗場呼びを行うための装置であって、乗場表示部22、乗場呼び釦部23、乗場気圧検出部30、及び後に詳細に説明する乗場制御部21を備えている。
乗場制御部21は、通信制御部9、乗場表示部22、乗場呼び釦部23、及び乗場気圧検出部30と接続されている。乗場制御部21は、外部から入力されるデータの処理と、データを外部に送信する機能を備えている。乗場表示部22は、通信制御部9から乗場制御部21を経由して受信されたデータに基づいて、かご1の現在の階床、かご1の行先方向、かご1の停止予定階などを表示するディスプレイである。また、乗場呼び釦部23は、乗場にいる利用客が行先方向、行先階などを指定する操作釦である。乗場気圧検出部30は、乗場呼び登録装置20が設置された乗場に設定された気圧計であり、検出した乗場の気圧値である乗場気圧値を乗場制御部21に送信するものである。
次に図2を用いて、本実施の形態に係るエレベータシステムの動作の概要について説明する。図2は、エレベータ制御装置5と乗場呼び登録装置20との間のデータのやり取りに用いられるパケットデータを示す図である。
エレベータ制御装置5から乗場呼び登録装置20に送信されるパケットデータは、モード、設置階床値、かご気圧値、かご位置階及び情報コードを一つにまとめたものである。また、乗場呼び登録装置20からエレベータ制御装置5に返信されるパケットデータは、設置階床値及び情報コードを一つにまとめたものである。
パケットデータのモードは、“通常使用モード”、“設置階床値の設定モード”、“設置階床値の検証モード”をそれぞれ“00”、“01”、“02”のように数値化し、エレベータ制御装置5から乗場呼び登録装置20に指令を与えるために使用される。設置階床値は、乗場呼び登録装置20が設置された階床を示す情報であり、次に説明する図2(b)に示す設置階床値の設定モードにおいて、乗場呼び登録装置20毎に設定されるものである。かご気圧値及びかご位置階は、それぞれ、かご気圧検出部32が測定した気圧値及び後に説明するかご制御部8が特定したかごが存在する階床である。また、情報コードは、表示データなどの具体的な命令である。
通常使用モードにおけるパケットデータを図2(a)に示す。通常使用モードにおいて、エレベータ制御装置5と複数の乗場呼び登録装置20,20a、20bは、パケットデータに含まれる設置階床値により、乗場呼び登録装置20を区別して情報の送受信を行う。
すなわち、エレベータ制御装置5が、ある階床(例えば、2階)に設置された乗場呼び登録装置20に情報を表示させる命令を送信する場合は、パケットデータのモードを“00”、設置階床値を所望の乗場呼び登録装置20に設定された設置階床値(例えば、2階を示す02)、情報コードを表示データとして送信する。この時、エレベータ制御装置5は、乗場側通信ケーブル7を介してマルチドロップ接続された複数の乗場呼び登録装置20,20a、20bに一斉に送信する。そして、乗場呼び登録装置20は、受信したパケットデータに付加された設置階床値が、自身に設定された設置階床値と一致する場合に情報を受けとる。
一方、乗場呼び登録装置20からエレベータ制御装置5へ呼び釦が押下された情報を送信する場合も、乗場呼び登録装置20は、パケットデータの設置階床値を自身が設置された階床を示す設置階床値、情報コードを呼び釦データとして送信する。このパケットデータを受信したエレベータ制御装置5は、設置階床値を参照することで呼び釦データを送信した乗場呼び登録装置20が、どの階床に設置された乗場呼び登録装置20であるかを識別することができる。
次に、設定階床値の設定モードにおけるパケットデータを図2(b)に示す。設置階床値の設定モードにおいて、エレベータ制御装置5は、かご1を移動させながら、かご位置階が変化するたびに、かご気圧検出部32からかご上制御部31を介して受信されたかご気圧値と後に説明するかご制御部8により特定されたかご位置階とを、複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bに送信する。このとき、エレベータ制御装置5から送信されるパケットデータは、モードが“01”、かご気圧値及びかご位置階をそれぞれかごの現在の位置における気圧値及び階床とする。
一方、モードが“01”から始まるパケットデータを受信した乗場呼び登録装置20は、乗場気圧検出部30が検出した乗場気圧値と、受信したかご気圧値を比較する。そして、かご気圧値と乗場気圧値の差が予め定めた閾値以内であれば、受信したパケットデータに付されたかご位置階を、設置階床値として記憶する。
また、設定階床値の検証モードにおけるパケットデータ(検証データ)を図2(c)に示す。設置階床値の検証モードにおいて、エレベータ制御装置5は、設置階床値の設定を行った全ての乗場呼び登録装置20について、設置階床値が設定されているかを検証する。具体的には、設置階床値の値を順次変化させたパケットデータを複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bに送信する。このときのパケットデータは、モードを“02”、設置階床値を順次変化せる階床値とする。
そして、モードが“02”であるパケットデータを受信した乗場呼び登録装置20は、自身の設置階床値が設置階床値として含まれているパケットデータを受信したと判定された場合に、その自身の設置階床値を含むパケットデータ(応答データ)をエレベータ制御装置5に返信する。エレベータ制御装置5は、検証を行った全ての階床値について乗場呼び登録装置20から返信が返ってきた場合は、正常に設置階床値の設定が行われたと判定し、返信が返ってこない階床値があった場合は異常と判定する。
以下、エレベータ制御装置5のかご制御部8及び通信制御部9、並びに乗場呼び登録装置20の乗場制御部21の構成についてより詳細に説明する。
図3は、かご制御部8のブロック図である。かご制御部8は、巻上機4を駆動し、かご1の昇降制御を行うとともに、巻上機4の回転軸に取り付けられた巻上機用エンコーダ10からの信号により、かご1の昇降路内での位置(高さ)及びかご位置階を算出するものである。また、かご制御部8は通信制御部9とデータを送受信する機能を備えている。かご制御部8は、端子を備えたインターフェイスである制御I/F(Interface)部16、制御CPU部17、制御記憶部18、及びエンコーダ処理部19を備えている。
制御CPU部17は、制御I/F部16を経由して後に説明する通信制御部9の通信制御CPU部12と送受信されるパケットデータの処理を行うものである。また、制御CPU部17は通信制御CPU部12から送信されたかご1の動作指令を受信するものである。
また、制御CPU部17は、図示しない駆動部に指令を出して巻上機4を駆動し、かご1の昇降制御を行うとともに、エンコーダ処理部19を経由して巻上機4の回転軸に取り付けられた巻上機用エンコーダ10からの信号により、かご1の昇降路内の位置(高さ)を算出するものである。エンコーダ処理部19は、巻上機用エンコーダ10が出力する信号を受けて、制御CPU部17に送るインターフェイスである。
さらに、特定部である制御CPU部17は、巻上機用エンコーダ10からの信号と、かご1が各階床に着床するために設置された図示しない着床プレートにより、かごが存在する階床であるかご位置階についても特定するものである。
制御記憶部18は、制御CPU部17の制御プログラムの格納、制御演算のデータの保存、各階床の昇降路内の位置の保存などの記録を行う記憶装置である。制御記憶部18は、SRAM(Static Random access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memorey)などを使用し、データを記憶し、その記憶したデータを読み出せる手段であれば何でもよい。
図4は、通信制御部9のブロック図である。通信制御部9は、乗場に設置された複数の乗場呼び登録装置20、20a、20bと共通の乗場側通信ケーブル7により接続され、データを送受信するものである。通信制御部9は、端子を備えたインターフェイスである通信制御I/F部11、通信制御CPU部12、通信制御用記憶部13、通信制御設定部14、及び通信制御表示部15を備えている。
通信制御CPU部12は、制御部及び検証送信部、並びに異常判定部として機能するものであって、乗場制御部21、かご制御部8、及びかご上制御部31との間において、通信制御I/F部11を経由して送受信されるパケットデータの処理を行うものである。
通信制御I/F部11は、かご気圧受信部であって、かご位置階における気圧値であるかご気圧値を、かご1に設けられたかご気圧検出部32からかご上制御部31を介して受信するものである。また、通信制御I/F部11は、送信部であって、特定部である制御CPU部17が特定したかご位置階と受信されたかご気圧値とを複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bに送信するものである。通信制御I/F部11は、その他のデータの送受信においてもインターフェイスとして機能するものである。
通信制御用記憶部13は、通信制御CPU部12の制御プログラムの格納、制御演算のデータの保存を行う記憶装置である。通信制御用記憶部13は、SRAM、EEPROMなどを使用し、データを記憶し、その記憶したデータを読み出せる手段であれば何でもよい。
通信制御表示部15は、通信制御CPU部12からの指令により、設置階床値の設定完了、設置階床値の設定の異常終了、乗場呼び登録装置20の設置階床値を設定するためのプログラムの動作中など、プログラムの動作状態を表示する。通信制御表示部15は、LED(発光ダイオード)、7セグメントLED、ランプ、または液晶表示器などを使用し、表示用部品により構成されるものである。
図5は、乗場呼び登録装置20のブロック図である。乗場制御部21は、応答送信部として機能するものであって、乗場通信I/F部25、乗場CPU部26、乗場入出力I/F部27、及び乗場用記憶部28を備える。
乗場CPU部26は、端子を備えたインターフェイスである乗場通信I/F部25を経由して通信制御部9と送受信されるパケットデータの処理を行うものである。
乗場通信I/F部25は、受信部であり通信制御I/F部11から送信された、かご位置階及びかご気圧値を受信するものである。
乗場入出力I/F部27は、乗場CPU部26から入力されるデータを乗場表示部22に出力するインターフェイスである。また、乗場入出力I/F部27は、乗場呼び釦部23から入力したデータを乗場CPU部26に出力するインターフェイスである。また、乗場入出力I/F部27は、乗場気圧受信部であり、乗場用記憶部28から乗場における気圧値である乗場気圧値を受信するものである。
乗場用記憶部28は、乗場CPU部26の制御プログラムの格納、制御演算のデータの保存、複数の乗場呼び登録装置20、20a、20bを識別するための設置階床値の保存などの記録を行う。乗場用記憶部28は、SRAM、EEPROMなどを使用し、データを記憶し、その記憶したデータを読み出せる手段であれば何でもよい。
また、乗場用記憶部28は、乗場通信I/F部25が受信したかご気圧値が、乗場入出力I/F部27が受信した乗場気圧値に基づいて定められる一定の範囲内であるときに、乗場用記憶制御部として機能する乗場CPU部26の命令に従って、乗場通信I/F部25が受信したかご位置階を乗場呼び登録装置20が設置された階床を示す設置階床値として記憶するものである。なお、本実施の形態において、乗場通信I/F部25が受信したかご気圧値が、乗場入出力I/F部27が受信した乗場気圧値に基づいて定められる一定の範囲内であるときとは、かご気圧値と乗場気圧値の差が予め定めた範囲内であるときである。
乗場気圧検出部30は、気圧計を備えており、乗場呼び登録装置20が設置された乗場に設置されるものである。乗場気圧検出部30は、気圧計が取得した気圧値のデータである乗場気圧値を乗場入出力I/F部27を介して乗場CPU部26に送信するものである。
次に本実施の形態におけるエレベータ制御装置5のかご制御部8及び通信制御部9、並びに乗場呼び登録装置20の乗場制御部21の動作についてより詳細に説明する。初めに、図6から図9を用いて、設定階床値の設定モードにおける動作を説明する。
図6は、設定階床値の設定モードにおける通信制御部9の制御を示すフローチャートである。
ステップS1において、通信制御CPU部12は、かご制御部8の制御CPU部17にかご1を最下階へ走行させるための“最下階への走行指令”を送信して、処理をステップS2に進める。
ステップS2において、通信制御CPU部12は、かご1が最下階に到着、停止したか判定し、到着、停止した場合はステップS3に処理を進める(ステップS2のYES)。一方、最下階に走行中の場合は再度ステップS2の処理を行う(ステップS2のNO)。具体的には、かご1が図示しない最下階検出スイッチを動作させたか否かを判定する。
ステップS3において、通信制御CPU部12は、かご制御部8の制御CPU部17にかご1を最上階へ低速走行させるための“最上階への低速走行指令”を送信する。
ステップS4において、通信制御CPU部12は、図5(b)に示す“設置階床値の設定モード”のパケットデータを通信制御I/F部11を介して送信する。図7を用いてステップS4について詳細に説明する。ステップS4は詳細にはステップS51からステップS54までの4つのステップで構成されている。
ステップS51において通信制御CPU部12は、かご制御部8から送信されるかご位置階の情報を取得して、前回受信したとき比べて変化しているかを判定する。変化している場合は、通信制御CPU部12は処理をステップS52(ステップS51のYES)に進め、変化していない場合は、再度ステップS51の処理を繰り返す(ステップS51のNO)。
ステップS52において通信制御CPU部12は、かご上制御部31からかご気圧検出部32が検出して通信制御I/F部11が受信したかご気圧値を取得して処理をステップS53に進める。
ステップS53において通信制御CPU部12は、設置階床の設定モード指令を作成して処理をステップS54に進める。具体的には、モードを設置階床の設定モードを示す“01”、かご気圧値をステップS52で取得したかご気圧値、かご位置階をステップS51で取得したかご位置階とするパケットデータを作成する。
そして、ステップS54において通信制御CPU部12は、ステップS53で作成した設置階床の設定モード指令を通信制御I/F部11を介して複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bに送信して、処理をステップS5に進める。
ステップS5において、通信制御CPU部12は、かご1が最上階に到着、停止したか判定し、到着、停止した場合は設置階床を設定する為のプログラムを終了する(ステップS5のYES)。一方、最上階に走行中の場合は再度ステップS4に処理を進める(ステップS5のNO)。
次に図8に示す、設定階床値の設定モードにおけるかご制御部8の制御について説明する。
ステップS11において、かご制御部8の制御CPU部17は、通信制御部9の通信制御CPU部12から送信された“最下階への走行指令”を受信するとステップS12に処理を進める(ステップS11のYES)。受信しない場合は再度ステップS11の処理を行う(ステップS11のNO)。
ステップS12において、制御CPU部17は、かご1を図示しない最下階検出スイッチが動作する最下階まで移動させ、ステップS13に処理を進める。
ステップS13において、かご制御部8の制御CPU部17は、通信制御部9の通信制御CPU部12から送信された“最上階への低速走行指令”を受信すると、ステップS14に処理を進める(ステップS13のYES)。受信しない場合は再度ステップS13の処理を行う(ステップS13のNO)。
ステップS14において、制御CPU部17は、かご1を最下階から最上階へ向け、低速走行を開始させ、ステップS15に処理を進める。既に走行中である場合は走行を続ける。
ステップS15において、制御CPU部17は、巻上機用エンコーダ10の信号から算出したかご1の位置データ及び着床プレートの情報からかご位置階を特定し、このかご位置階の情報を通信制御CPU部12に送信し、ステップS16に移行する。
ステップS16において、制御CPU部17は、最上階検出スイッチ(図示せず)が動作する最上階まで移動したか否かを判定する。制御CPU部17は、かご1が最上階まで移動した場合に、設置階床の設定動作を終了する(ステップS16のYES)。一方、かご1が最上階まで移動していない場合は、再度ステップS14に処理を進める(ステップS16のNO)。
次に設置階床値の設定モードにおける乗場制御部21の制御について説明する。図9は、設置階床値の設定モード及び次に説明する設置階床値の検証モードにおける乗場呼び登録装置20の制御を示すフローチャートである。
ステップS21において、乗場制御部21の乗場CPU部26は、通信制御部9の通信制御CPU部12から送信されたパケットデータを受信して処理をステップS22に進める。通信制御CPU部12からのパケットデータには、“通常使用モード”、 “設置階床値の設定モード”、“設置階床値の検証モード”を識別する“00”、“01”、“02”のモードが先頭に付加されている。
ステップS22において、乗場CPU部26は、通信制御CPU部12からの指令が図5(b)に示される“設置階床値の設定モード”であるか否かを判定する。乗場CPU部26は、通信制御CPU部12からの指令が“設置階床値の設定モード”の場合に、処理をステップS23に進める(ステップS12のYES)。そうでない場合について後に説明する。
ステップS23において、乗場CPU部26は、通信制御CPU部12からの指令から、かご気圧値(P0)、及びかご位置階を取得し、乗場用記憶部28に記憶した後、処理をステップS24に進める。
ステップS24において、乗場CPU部26は、乗場気圧検出部30から送信された乗場気圧値(P1)を取得し、乗場用記憶部28に記憶した後、ステップS25に処理を進める。ここで、乗場気圧検出部30は、気圧センサから検出した気圧値を複数回読み取り、乗場CPU部26は、その複数回読み取った気圧値を平均化処理して、気圧値の読み取り誤差を改善してもよい。
ステップS25において、乗場CPU部26は、乗場用記憶部28に記憶したかご気圧値(P0)と乗場気圧値(P1)の差分(P)を算出して処理をステップS26に進める。
ステップS26において、ステップS25で算出したかご気圧値と乗場気圧値の差分(P)の絶対値と予め設定されたしきい値を比較して、しきい値未満の場合のみステップS27において乗場用記憶部28に記憶したかご位置階を設置階床値として乗場用記憶部28に記憶する(ステップS27のYES)。しきい値未満でない場合は設置階床値の記憶は行わない(ステップS27のNO)。
なお、乗場気圧検出部30は、通信制御部9がステップS52においてかご気圧値を取得するときにかご気圧検出部32と対向する位置に設置されている。
以上、本実施の形態の設置階床値の設定モードによれば、乗場呼び登録装置20に簡単に設置階床値を設定することができる。従来の自動化を目的とした技術であっても、作業者により、各乗場に備えられた乗場呼び登録装置であるホール端末のボタンを順次押していくという手間があった。本実施の形態によれば、各乗場の乗場呼び登録装置20からの操作を行う必要がなく、作業者はエレベータ制御装置5の操作により、自動で乗場呼び登録装置20の設置階床値の設定を行うことができる。
次に、設置階床値の検証モードにおける通信制御部9の動作について図10を用いて説明する。
ステップS41にて通信制御CPU部12は、検証を行う処理階に最下階を設定して処理をステップS42に進める。
ステップS42にて、通信制御CPU部12は、図5(c)に示す“設置階床値の検証モード”を送信して処理をステップS43に進める。この“設置階床値の検証モード”のパケットデータは、モード“02”が固定であり、設置階床値には、検証を行う処理階を設定する。
ステップS43にて、通信制御CPU部12は、図5(c)に示す“設置階床値の検証モード”の応答の有無を確認し、通信制御用記憶部13に処理階と共に応答有無情報を記憶して処理をステップS44に進める。
ステップS44にて、通信制御CPU部12は、処理階に1を加算し、次の処理階を算出して処理をステップS45に進める。
ステップS45にて、通信制御CPU部12は、処理階が最上階を超えた場合はステップS46に処理を進める(ステップS45のYES)。超えない場合は再びステップS42に処理を進める(ステップS45のNO)。
通信制御CPU部12は、通信制御用記憶部13に記憶された応答有無情報に基づいて乗場CPU部26による乗場用記憶部28への設置階床値の記憶処理に異常が発生したかどうかを判定する。より具体的には、通信制御CPU部12は、通信制御用記憶部13に記憶された応答有無情報が全階床において応答有であった場合に、通信制御部9の通信制御表示部15に“設置階床値の検証モード”が正常に終了したことを表示し、検証動作フローチャートを終了する(ステップS46のYES)。いずれかの階床において応答無であった場合に、通信制御部9の通信制御表示部15に“設置階床値の検証モード”が異常終了したことを表示し、検証動作フローチャートを終了する(ステップS46のNO)。
次に、設置階床値の検証モードにおける乗場制御部21の動作について図9を用いて説明する。
ステップS22において、通信制御CPU部12からの指令が“設置階床値の設定モード”でない場合、乗場CPU部26は処理をステップS28に進める(ステップS12のNO)。
ステップS28において、乗場CPU部26は、通信制御CPU部12からの指令が、図5(c)に示される“設置階床値の検証モード”であるか否かを判定する。乗場CPU部26は、通信制御CPU部12からの指令が“設置階床値の検証モード”の場合に、ステップS29に処理を進める(ステップS28のYES)。一方、通信制御CPU部12からの指令が“設置階床値の検証モード”でない場合は、処理を終了する(ステップS28のNO)。
ステップS29において、乗場CPU部26は、乗場用記憶部28から読み出した設置階床値と通信制御CPU部12から送信された設置階床値が同じか判定する。乗場CPU部26は、乗場用記憶部28から読み出した設置階床値と通信制御CPU部12から送信された設置階床値が同じ場合に、ステップS30に処理を進める(ステップS29のYES)。一方、乗場用記憶部28から読み出した設置階床値と通信制御CPU部12から送信された設置階床値が一致しない場合は、処理を終了する(ステップS29のNO)。
ステップS30において、乗場CPU部26は、図5(c)に示す自身の設置階床値を含むパケットデータを、乗場通信I/F部25を経由して、通信制御CPU部12に送信し、処理を終了する。
以上、本実施の形態の設置階床値の検証モードによれば、設置階床値の設定モードにおいて適切に設定が行われたかを自動で検証することができる。これにより、作業員は設置階床値の設定が適切に行われたか否かを知ることができ、異常があった場合は、再び設置階床値の設定モードを行う等の処置をすることができる。
以上、実施の形態について説明したが、本開示はこの実施の形態に限定されるものではない、以下に変形例を示す。
実施の形態の設置階床値の設定モードにおいて、通信制御CPU部12はかご1を最下階から最上階まで走行させる命令を制御CPU部17に出力し、かご1が走行している間に、設置階床値の設定モード指令を複数の乗場呼び登録装置20,20a,20bに出力していたが、最上階から最下階まで移動させるようにしてもよい。
また、課題の解決のためには、かご1の走行中に設置階床値の設定モード指令を出力する必要はなく、予めかご1を走行させることで、通信制御CPU部12は、かご位置階とかご気圧値の対応を通信制御用記憶部13に記憶させ、後に、設置階床値の設定モード指令を送信してもよい。
実施の形態において、乗場呼び登録装置20の乗場用記憶部28に設置階床値が記憶されるか否かは、かご気圧値と乗場気圧値の差が予め定めた範囲内であるか否かによって決定されていたが、課題の解決のためにはこれに限られない。すなわち、かご気圧値が、乗場気圧値に基づいて定められる一定の範囲内にあるときに、設置階床値が記憶されるか否かが判断されてもよい。
具体的には、かご気圧検出部32と乗場気圧検出部30が、ずれた高さにある場合であっても、公知の式によりかご気圧検出部32と乗場気圧検出部30が同じ高さにあった場合に、かご気圧値と乗場気圧値の差が予め定めた範囲内にあるか否かによって決定されるようにしてもよい。なお、計算による誤差を無くすため、実施の形態のようにかご気圧検出部32と乗場気圧検出部30が同じ高さにあるときの、かご気圧値と乗場気圧値を比較することが望ましい。
実施の形態において、かご側通信ケーブル6及び乗場側通信ケーブル7は電気線であり、各種のインターフェイスは端子を備えるものであったが、これらの有線通信に代えて、無線通信を行う構成を備えてもよい。
実施の形態において乗場気圧検出部30は、乗場呼び登録装置20に備えられていたが、当然、乗場呼び登録装置20の外部に備えられていてもよい。
1 かご、 2 主ロープ、 3 釣り合いおもり、 4 巻上機、5 エレベータ制御装置、 6 かご側通信ケーブル、 7 乗場側通信ケーブル、 8 かご制御部、 9 通信制御部、 10 巻上機用エンコーダ、 11 通信制御I/F部、 12 通信制御CPU部、 13 通信制御用記憶部、 14 通信制御設定部、 15 通信制御表示部、 16 制御I/F部、 17 制御CPU部、 18 制御記憶部、
19 エンコーダ処理部、 20 乗場呼び登録装置、 21 乗場制御部、 22 乗場表示部、 23 乗場呼び釦部、 25 乗場通信I/F部、 26 乗場CPU部、 27 乗場入出力I/F部、 28 乗場用記憶部、 30 乗場気圧検出部 31 かご上制御部、 32 かご気圧検出部

Claims (4)

  1. エレベータの制御を行うエレベータ制御装置と、複数の階床に設定された各乗場にそれぞれ設置され、前記エレベータ制御装置と共通の通信回線を介して通信を行う複数の乗場呼び登録装置と、を備えたエレベータシステムであって、
    前記エレベータ制御装置は、
    かごが存在する階床であるかご位置階を特定する特定部と、
    前記かご位置階における気圧値であるかご気圧値を、前記かごに設けられた気圧計から受信するかご気圧受信部と、
    前記特定部により特定された前記かご位置階と前記かご気圧受信部により受信された前記かご気圧値とを複数の前記乗場呼び登録装置に送信する送信部と、
    を有し、
    前記乗場呼び登録装置は、
    前記送信部から送信された、前記かご位置階及び前記かご気圧値を受信する受信部と、
    前記乗場呼び登録装置が設置された前記乗場に設置された気圧計から前記乗場における気圧値である乗場気圧値を受信する乗場気圧受信部と、
    前記受信部により受信された前記かご気圧値が、前記乗場気圧受信部により受信された前記乗場気圧値に基づいて定められる一定の範囲内にあるときに、前記受信部により受信された前記かご位置階を当該乗場呼び登録装置が設置された階床を示す設置階床値として乗場用記憶部に記憶させる乗場用記憶制御部と、
    を有するエレベータシステム。
  2. 前記エレベータ制御装置は、前記かごを最下階から最上階に、又は最上階から最下階に走行させる制御を行うと共に、その間において、前記特定部により特定されるかご位置階が変化するたびに、そのかご位置階及び前記かご気圧受信部にて受信されたかご気圧を前記複数の前記乗場呼び登録装置に送信する処理を前記送信部に実行させる制御を行う制御部を更に有する請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記エレベータ制御装置は、前記制御部による制御が行われた後に、複数の階床値をそれぞれ含む複数の検証データを前記複数の乗場呼び登録装置に送信する検証送信部を更に有し、
    前記乗場呼び登録装置は、前記検証送信部により送信された検証データに含まれる階床値と前記乗場用記憶部に記憶された設置階床値とが一致する場合に、応答データを前記エレベータ制御装置に送信する応答送信部を更に有し、
    前記エレベータ制御装置は、前記応答データの有無に基づいて前記乗場用記憶制御部による前記乗場用記憶部への設置階床値の記憶処理に異常が発生したかどうかを判定する異常判定部を更に有する請求項2記載のエレベータシステム。
  4. 前記乗場用記憶部は、前記かご気圧値と前記乗場気圧値との差が予め定めた範囲内であるときに、前記かご位置階を前記設置階床値として記憶する
    請求項1から3のいずれか一つに記載のエレベータシステム。
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