JP4750521B2 - エレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法及び装置 - Google Patents

エレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法及び装置 Download PDF

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本発明は、エレベータのかごが停止する各階乗場にそれぞれ設けられ、前記かごの運行を制御するエレベータ制御盤との間で制御信号を授受する各階制御基板に対し、伝送用のアドレスをそれぞれ初期設定するエレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法及び装置に関する。
一般に、エレベータ装置では、かごが停止する各階乗場に、上昇方向及び下降方向の乗場釦を有する各階制御基板がそれぞれ設けられ、これらは、かごの運行を制御するエレベータ制御盤との間で制御信号を授受している。例えば、1階の乗場釦を乗客が操作した場合、エレベータ制御盤では1階の乗場からかごの呼び指令があったことを認識し、かごを1階に移動させるべく制御を行う。この際、エレベータ制御盤は、どの階からかご呼びがあったかを判別する必要があり、乗場釦の操作によりエレベータ制御盤に伝送される制御信号(呼び指令)には、階床を識別するためにアドレスが付されている。
すなわち、各階制御基板にはそれぞれ固有のアドレスが設定されており、乗場釦の操作によりエレベータ制御盤に伝送される制御信号には、それぞれ対応するアドレスが付される。このアドレスの設定は、エレベータが設置され、運転に入る前に現地で行われる(例えば、特許文献1参照)。
この例では、アドレス設定時、エレベータ制御盤により、エレベータのかごを各階に順次停止させると共に、かご位置を検出して停止階に対応するアドレスを伝送回路に出力し、対応する階の制御基板に設けられた取り込み手段(この提案の従来例では、乗場釦)を操作することで、伝送されて来たアドレスを取り込み、自階床のアドレスとして設定していた。
特開平6−247653号公報
このように、各階制御基板に対するアドレス設定は、エレベータが設置され、運転に入る前に、各階制御基板が実際の乗場に設置された状態で行われる。このため、例えば、複数台設置したエレベータのリニューアル時など、旧エレベータを含むエレベータの運転停止時間が長くなってしまうという問題が生じる。
例えば、複数台設置されたエレベータのリニューアル工事の場合、通常は1台ずつリニューアル工事が行われる。このため、旧エレベータをリニューアル完了エレベータに振替える場面が発生する。この振替え時には、乗場に設置された制御基板も新旧入れかえることとなり、一時的に新旧両エレベータを停止させることとなる。
例えば、2台のエレベータが並設された、いわゆる2カーの場合、1ライズ(制御基板が1枚)が殆どである。この場合、制御基板ごとの交換となるので、新しい物に変える際は旧式の物は外してしまわなければならず、結果的に新旧2台の停止となってしまう。このときの作業は、制御基板交換の他に配線の入れ替えなどもあり、その後にアドレス設定を行うため、作業にかかる時間が長くなり、新旧2台のエレベータの停止時間も長くなる。
また、2台目のリニューアル工事が完了した際にも、前回リニューアルを完了したエレベータを停止させ2台目のアドレス設定を行っていた。すなわち、2台のエレベータに対し乗場の制御基板が1枚の場合、押し釦が昇り方向と下り方向で1個づつとなり、1個のUP釦で2台分・1個のDN釦で2台分の制御をしている。これまでのアドレス設定は、登録階にアドレス設定対象のエレベータかごを停止させ、その階のホール釦を押すことで行っている。この場合、このホール釦操作は、通常の使用状況における操作と意味が異なるため、共通のホール釦を使用するアドレス設定対象外のエレベータは運転を停止させなければならない。
本発明の目的は、各階乗場にそれぞれ設けられる制御基板に対するアドレス設定を、本来の各階乗場設置個所以外に集めて事前に行うことができるので、リニューアル時における新旧エレベータの、停止時間の短縮化を可能としたエレベータエレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法及び装置を提供することにある。
本発明によるエレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法は、エレベータのかごが停止する各階乗場にそれぞれ設けられ、前記かごの運行を制御するエレベータ制御盤との間で制御信号を授受する各階制御基板に対し、伝送用のアドレスをそれぞれ初期設定するエレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法であって、本来の各階乗場設置個所以外で、前記エレベータ制御盤近くに集められた前記各階制御基板の、それぞれ共通接続された+側電源端子と−側電源端子との間に、前記エレベータ制御盤近くに置かれたアドレス設定装置の電源回路から共通の制御電源を供給すると共に、前記各階制御基板のそれぞれ直列接続された+側伝送端子と−側伝送端子との間に、前記エレベータ制御盤から前記かごの停止階検出に伴って出力されるアドレス信号を前記アドレス設定装置のアドレス伝送回路から並列供給し、前記各階制御基板に設けられたアドレス取り込み手段が操作されることにより、前記エレベータ制御盤から供給されたアドレス信号が自階制御基板のアドレスとして設定されることを特徴とする。
また、本発明によるエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置は、前記エレベータ制御盤近くに置かれて使用されるもので、本来の各階乗場設置個所以外で、前記エレベータ制御盤近くに集められた前記各階制御基板に対し、それらの+側電源端子及び−側電源端子にそれぞれ接続して、これら電源端子間に共通の制御電源を供給する電源回路と、前記各階制御基板の各+側伝送端子および−側伝送端子間に、前記エレベータ制御盤から前記かごの停止階検出に伴って出力されるアドレス信号を並列供給するアドレス伝送回路とを備え、前記各階制御基板に設けられたアドレス取り込み手段が操作されることにより、前記伝送回路により伝送されたアドレス信号が自階制御基板のアドレスとして設定さることを特徴とする。
また、本発明によるエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置は、電源回路の出力側に、各階制御基板に供給される電源の極性が、予め設定された正規の極性の場合のみ発光する極性確認手段を有するように構成してもよい。
さらに、本発明によるエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置は、電源回路の出力側に、各階制御基板に供給される電源の極性が、予め設定された正規の極性の場合のみ導通する素子を設けてもよい。
本発明によれば、各階乗場にそれぞれ設けられる制御基板へのアドレス設定を、本来の各階乗場設置個所への取付け以前に、本来の取付け個所以外において事前に行うことができるので、リニューアル時における新旧エレベータの、停止時間を短縮することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、この実施の形態の全体構成を示している。11はエレベータのかごで、ロープ12により釣り合いおもり13と結合され、モータ14により回転駆動されるシーブ15により昇降駆動される。16はエレベータ制御盤で、かご11内や乗場からの呼び等に応じてモータ14に上昇または下降方向への駆動指令を出力する。また、回転量検出機17からの検出信号を入力し、かご11が現在何階に位置するかを検出する。
このようなエレベータ設備では、各階乗場に制御基板が設けられ、エレベータ制御盤16との間で信号伝送路により信号の授受が行われる。例えば、乗客が各階昇降釦を操作してかご呼びを行った場合、その階に設けられた制御基板は、このかご呼び信号をエレベータ制御盤16に伝送する。この場合、伝送信号には各階毎のアドレスを付す必要があり、各階制御基板にはそれぞれ伝送用のアドレスが設定される。
このアドレス設定は、従来、制御基板を各階に取りつけてから、かご11を各階に移動させて行っていた。しかし、このような設定では前述のようにリニューアル時などにおいてエレベータ停止時間が多大になるなどの問題があった。
そこで、この発明では、各階に設けられる制御基板を、本来の各階乗場設置個所に取付ける前に、これら設置個所以外の特定個所に集め、アドレス設定装置を用いて、事前に各制御基板に対するアドレス設定を行っている。なお、上記特定個所とは、エレベータ制御盤16の近く、例えば機械室内や、機械室が無い場合は最上階の乗場などとする。
図1において、21はアドレス設定装置で、電源回路22とアドレス伝送回路23とを有する。電源回路22は、エレベータ制御盤16から制御電源を入力し、電源線24により各階制御基板(以下、HIB)25i(i=1,2,…,n)の制御電源端子にそれぞれ制御電源を供給する。また、アドレス伝送回路23は、かご11の位置に応じてエレベータ制御盤16から出力されるアドレスを、伝送線26により各HIB25iの伝送端子に並列供給する。すなわち、エレベータ制御盤16は、回転量検出機17からの検出信号などによりかご11の位置を検出し、そのかご位置に対応したアドレスを出力しており、このアドレスを各HIB25iに並列供給する。
前記電源回路22は、図2で示すように構成されている。図2において、22ip,22inは電源入力端子で、図示しないが、エレベータ制御盤16からの電源線が接続されており、これら端子22ip,22in間には直流24vの電源電圧が入力される。この電源入力端子22ip,22inには、それぞれ電源電圧極性確認用の端子32p,32nが接続されている。また、この電源入力端子22ip,22in間には、電源投入用のリレー34が、電源投入スイッチ33を直列に介して接続され、さらに、この電源投入スイッチ33に対してリレー接点34aを並列接続して自己保持回路を構成している。
リレー接点34aの図示下部端子と、−側電源入力端子22inとの間には、抵抗r1及びダイオード35を直列接続した発光ダイオード36が、予め設定された正規の極性(電源入力端子22ipが+,22inが−となる電源極性)に対して、逆方向に接続されている。この発光ダイオード36は、誤接続により電源入力端子22ip,22inに入力される電源極性が予め設定された正規の極性と逆で、電源スイッチ33がオン操作された場合に発光する。すなわち、逆極性状態を表示するための発光素子である。
また、リレー接点34aの図示下部端子は、予め設定された正規の極性に対して順方向のダイオード38を介して+側出力端子22opに接続される。さらに、−側入力電源端子22inは、予め設定された正規の極性に対して順方向のダイオード39を介して−側出力端子22onに接続される。前記両ダイオード38,39は、電源入力端子22ip,22inヘの電源入力が、予め設定された正規の極性の場合のみ導通し、出力端子22op,22on間に正規の極性で直流24vの電源電圧を出力する。すなわち、両ダイオード38,39は、電源回路22の出力電圧の極性が、後続する各HIB25iに対する正規の極性になる場合のみ導通する素子とそして機能する。
また、出力端子22op,22on間には、発光ダイオード40が抵抗r2を介して、予め設定された正規の極性に対して順方向に接続している。この発光ダイオード40は、電源回路22の出力側において、後続の各HIS25iに供給される電源の極性が、予め設定された正規の極性の場合のみ発光するものであり、極性確認手段として機能する。
HIB25iは、本来、エレベータのかご11が停止する各階乗場にそれぞれ設けられ、かご11の運行を制御するエレベータ制御盤16との間で、直接的に制御信号を授受するものであるが、図では、アドレス設定を行うため、本来の各階乗場設置個所以外に集められている。この各階乗場設置個所以外の特定個所とは、前述したように、エレベータ制御盤16の近く、例えば機械室内や、機械室が無い場合は最上階の乗場などである。そして、この特定個所において、図1示すように、エレベータ制御盤16に接続されたアドレス設定装置22とそれぞれ接続している。
すなわち、アドレス設定装置21の電源回路22は、その+側出力端子22opが各HIB25iの+側電源端子とそれぞれ接続し、また、−側出力端子22onは各HIB25iの−側電源端子とそれぞれ接続しており、各HIB25iの電源端子間に共通の制御電源(直流24v)を供給する。
アドレス設定装置21の伝送回路23は、図3で示すように、伝送信号用の出力端子23Hi,23Loを有する。そして、制御盤16から出力されるアドレスを、この出力端子23Hi,23Loから各HIB25iに出力する。すなわち、伝送信号用の出力端子23Hiを、伝送線26により各HIB25iの+側伝送端子とそれぞれ直列接続し、また、出力端子23Loを、同じく伝送線26により各HIB25iの−側伝送端子にそれぞれ直列接続しており、これら伝送端子間に前記エレベータ制御盤16からのアドレス信号を並列供給する。
HIB25iには、図示しないが、アドレス取り込み手段(例えば、乗場釦で兼用)が設けられており、このアドレス取り込み手段を操作することにより、伝送線26により各HIB25iに伝送されたアドレス信号を択一的に取り込む。取り込まれたアドレスは、自HIB25iのアドレスとして設定される。
上記構成において、各階HIB25iに伝送用のアドレスを初期設定する場合は、各階HIB25iを各階乗場に設置する前に前述した特定個所に集め、アドレス設定装置21の電源回路22及び伝送回路23に、それぞれ図2及び図3で示すように接続する。このとき、アドレス設定装置21の電源回路22及び伝送回路23は、それぞれエレベータ制御盤16の図示しない電源出力端子及びアドレス出力端子とそれぞれ接続している。
ここで、図2で示した電源入力端子22ip、22inには予め設定された正規の極性(22ipが+,22inが−)の電源電圧が供給されているものとする。この状態で、電源投入スイッチ33をオン操作すると、リレー34が励磁され、その接点34aをオン動作させる。このため、リレー34は自己保持され、出力電源端子22op、22on間にはダイオード38、39を介して正規の極性の電源電圧が生じる。この電源電圧は、電源線24により各HIB25iにそれぞれ供給され、各HIB25iを動作可能な状態とする。また、電源回路22内では、発光ダイオード40が発光し、正規の極性の電源が各HIB25iに供給可能であることを表示する。
HIB25iは、制御電源として逆極性の電圧が印加されると破損してしまう。特に、各HIB25iの電源端子は、電源回路22の出力電源端子22op、22onに共通接続していることから、仮に出力電源端子22op、22onに逆極性の電圧が生じると、全てのHIB25iが一斉に破損するおそれがある。このため、電源投入スイッチ33をオン操作する前に、極性確認用端子32p,32nに図示しない極性検出器を接続し、電源入力端子22ip、22inに正規の極性の電源電圧が入力されていることを確認しておくことが好ましい。
このような確認を行わずに、電源入力端子22ip、22inに正規の極性とは逆極性の電源電圧が入力されている状態で電源投入スイッチ33をオン操作すると、この場合もリレー34は励磁され、その接点34aをオン動作させて自己保持する。しかし、逆極性の電源電圧は、ダイオード38,39により阻止される。このため発光ダイオード40は発光せず、出力電源端子22op、22onに逆極性の電源電圧が発生することはない。したがって、逆極性電圧印加による各HIB25iの破損を確実に防止できる。
このとき、電源回路22では、発光ダイオード36が発光するので、電源入力端子22ip、22inに正規の極性とは逆極性の電源電圧が入力されていることが表示され、作業員に注意を喚起する。
このように、各HIB25iに正規の極性の制御電圧が供給された状態において、作業員はアドレス設定を行うため、エレベータのかご11を基準階から移動させる。このとき、図1で示したエレベータ制御盤16は、回転量検出機17からの検出信号により、かご11が現在どの階に位置している検出する。例えば、かごが2階に移動して停止すると、エレベータ制御盤16はこのエレベータ停止階を検出して、2階に対するアドレスをアドレス設定装置21に出力する。
アドレス設定装置21は、伝送回路23の図3で示した出力端子23Hi,23Loから、このアドレスを、伝送線26により各HIB25iに並列供給する。この状態で、作業員が2階用のHIB252の図示しないアドレス取り込み手段を操作する。この操作により、各階HIB25iに並列供給されていたアドレスは、2階用のHIB252に取り込まれ、このHIB252のアドレスとして設定される。
以下、同様にしてかご11を各階に移動させ、各階に停止する毎にエレベータ制御盤16から出力されるアドレスを、アドレス設定装置21により各HIB25iに並列供給し、対応するHIB25iのアドレス取り込み手段を操作する。この操作により、各階HIB25iにはそれぞれ該当するアドレスが取り込まれ、設定される。
このように各HIB25iを本来の取付け場所である各階乗場に取りつけるに先だって、それぞれ対応する伝送用アドレスを事前に設定しておくことができる。このため、本来の設置場所である各階乗場に設置すると、エレベータを直ちに運転することができ、リニューアル時に於いても全台停止期間を大幅に削減することができる。
本発明によるエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置一実施の形態を示すブロック図である。 同上一実施の形態に用いる電源回路の詳細を示す回路図である。 同上一実施の形態におけるアドレス伝送部分を示す図である。
符号の説明
11 エレベータのかご
16 エレベータ制御盤
21 アドレス設定装置
22 電源回路
23 アドレス伝送回路
24 電源線
25i(i=1〜n) 各階制御基板(HIB
26 伝送線
38,39 正規の極性の場合のみ導通する素子
40 極性確認手段

Claims (4)

  1. エレベータのかごが停止する各階乗場にそれぞれ設けられ、前記かごの運行を制御するエレベータ制御盤との間で制御信号を授受する各階制御基板に対し、伝送用のアドレスをそれぞれ初期設定するエレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法であって、
    本来の各階乗場設置個所以外で、前記エレベータ制御盤近くに集められた前記各階制御基板の、それぞれ共通接続された+側電源端子と−側電源端子との間に、前記エレベータ制御盤近くに置かれたアドレス設定装置の電源回路から共通の制御電源を供給すると共に、
    前記各階制御基板のそれぞれ直列接続された+側伝送端子と−側伝送端子との間に、前記エレベータ制御盤から前記かごの停止階検出に伴って出力されるアドレス信号を前記アドレス設定装置のアドレス伝送回路から並列供給し、
    前記各階制御基板に設けられたアドレス取り込み手段が操作されることにより、前記エレベータ制御盤から供給されたアドレス信号が自階制御基板のアドレスとして設定されることを特徴とするエレベータ用各階制御基板のアドレス設定方法。
  2. エレベータのかごが停止する各階乗場にそれぞれ設けられ、前記かごの運行を制御するエレベータ制御盤との間で制御信号を授受する各階制御基板に対し、伝送用のアドレスをそれぞれ初期設定する、前記エレベータ制御盤近くに置かれて使用されるエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置であって、
    本来の各階乗場設置個所以外で、前記エレベータ制御盤近くに集められた前記各階制御基板に対し、それらの+側電源端子及び−側電源端子にそれぞれ接続して、これら電源端子間に共通の制御電源を供給する電源回路と、
    前記各階制御基板の各+側伝送端子および−側伝送端子間に前記エレベータ制御盤から前記かごの停止階検出に伴って出力されるアドレス信号を並列供給するアドレス伝送回路と
    を備え、前記各階制御基板に設けられたアドレス取り込み手段が操作されることにより、前記伝送回路により伝送されたアドレス信号が自階制御基板のアドレスとして設定さることを特徴とするエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置。
  3. 電源回路の出力側に、各階制御基板に供給される電源の極性が、予め設定された正規の極性の場合のみ発光する極性確認手段を有することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置。
  4. 電源回路の出力側に、各階制御基板に供給される電源の極性が、予め設定された正規の極性の場合のみ導通する素子を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のエレベータ用各階制御基板のアドレス設定装置。
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