JP4707977B2 - 監視制御システム - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの運行を制御する運行制御装置と、運行制御装置に対して運行制御指令を出力する監視制御装置とを含む監視制御システムに関するものである。
近年、複数台のエレベータの監視制御をするためにCRT表示装置とキーボードとを有する監視制御装置や、パソコンを用いた監視制御装置が普及してきている。しかし、監視制御装置が故障した場合や、監視制御装置の仕様変更やメンテナンス等によって監視制御装置を一時的に止める場合も、監視制御装置からの制御ができなくなっていた。
また、監視制御装置が故障した場合に監視制御装置による運行パターンの選択指令を解除し、制御装置内部に持っている時計に従って予め設定された選択時刻によって運行パターンを選択し、選択された運行パターンによってエレベータの運行制御が行われるという対策がとられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−259884号公報
上記のような従来の監視制御システムでは、制御装置内部で予め設定された選択時刻と、監視制御装置で設定した選択時刻とが違うことでサービスの不一致が生じる場合があった。
この発明は、上記のような問題を解決することを課題としてなされてものであり、その目的は、監視制御装置の動作が万一停止することがあっても、セキュリティ機能を継続し、ビル全体のサービスの低下を抑えることができるエレベータの監視制御装置システムを提供するものである。
この発明に係る監視制御システムは、かごの運行制御に関する情報を発するための監視制御装置から入力される動作信号の有無を監視する信号監視手段、運行制御に関する情報を記憶する情報記憶手段、及び運行制御指令に応じてエレベータの運行を制御する運行制御手段を備え、信号監視手段によって動作信号の無入力状態が検出されたとき、運行制御手段は情報記憶手段に記憶された情報に基づいてエレベータの運行を制御し、動作信号の無入力状態が所定時間経過した場合に、制御情報記憶手段で記憶した運行制御に関する情報が無効にされて、運行制御手段は、エレベータの操作装置の操作に応じてエレベータの運行を制御する。
この発明は、エレベータの監視制御装置の動作が万一停止することがあっても、監視制御装置の動作が停止する直前まで行っていた制御を継続することができるので、サービス切り放し等のセキュリティ機能や、出勤時運転指令等の混雑時運転制御指令の機能を継続することができ、従ってビル全体のサービスの低下を抑えることができる。
以下、この発明を実現するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の一実施形態による監視制御システムを示すブロック図である。図において、かご1は、建物内の昇降路内に設けられている。また、かご1は、図示しない駆動装置によって昇降路内を昇降される。かご1内及び各階の乗場には、呼びを登録するための操作装置11が設けられている。操作装置11には、かご1内に設けられている呼び登録釦及び建物内の各階の乗場に設けられている乗場釦が含まれる。
かご1は、通常、操作装置11の操作に応じて運行される。かご1の運行は、監視制御システム2によって監視され、制御されている。監視制御システム2は、運行制御装置4と監視制御装置3とを有している。
運行制御装置4は、機械室や昇降路内等に設けられている制御盤である。また、運行制御装置4は、駆動装置を制御することでかご1の運行を制御している。さらに、運行制御装置4は、操作装置11の操作を監視している。そして、運行制御装置4は、操作装置11の操作に基づいてかご1の運行を制御することができる。
監視制御装置3は、建物内のエレベータ監視制御室等に設けられ、複数台のエレベータの監視制御を行う。また、監視制御装置3としては、CRT表示装置とキーボードとを有するもの、またはパーソナルコンピュータが用いられる。また、監視制御装置3は、運行制御装置4の動作を監視することでかご1の運行を監視している。また、監視制御装置3は、運行制御に関する情報である運行制御指令を作成し運行制御装置4に対して出力する。運行制御指令は、運行制御装置4に対する上位の制御指令であり、運行制御指令を受けているときには、運行制御装置4はその運行制御指令に基づいてかご1を制御する。
監視制御装置3が出力する運行制御指令としては、例えば、出勤時運転選択指令及び退勤時運転選択指令等の混雑時間運転制御指令、サービス切り放し指令、休止指令、並びに制御解除指令等がある。混雑時間運転制御指令は、例えば出勤時等にかご1の需要が1階に集中するときに、かご1を優先的に1階に案内する等の制御を行う指令である。サービス切り放し指令は、例えば2階にはかご1を案内させない等の制御を行うセキュリティ指令である。休止指令は、かご1の運行を休止する制御を行う指令である。制御解除指令は、上述したような運行制御指令による制御を解除して、操作装置11の操作に応じてかご1を運行させる指令である。
監視制御装置3は、監視制御手段5、及び第1通信制御装置6aを有している。監視制御手段5は、エレベータの運行を監視して運行制御指令を発する。第1通信制御装置6aは、動作信号及び運行制御指令を運行制御装置4に送信する。また、監視制御装置3が正常に動作しているときには、監視制御装置3から動作信号が発せられる。動作信号は、一定周期(例えば10秒毎)に発せられる。
運行制御装置4は、第2通信制御装置6b、信号監視手段7、制御情報記憶手段8、制御指令作成手段9、及び運行制御手段10を有している。第2通信制御装置6bは、監視制御装置3からの動作信号及び運行制御指令を受信する。信号監視手段7は、監視制御手段5から入力される動作信号の有無を監視する。そして、信号監視手段7は、動作信号の無入力が所定時間以上経過した場合に無入力検出信号を発する。ここで所定時間は、例えば動作信号が発せられる周期に対して、2周期や3周期等と設定することができる。制御指令作成手段9は、運行制御指令を受け取る。また、制御指令作成手段9は、無入力検出信号の有無を監視して記憶指令及び呼び出し指令を発する。記憶指令は、制御指令作成手段9が、運行制御に関する情報を受信し、さらに無入力検出信号を検出しないとき(無入力検出信号が未検出のとき)に発せられる。呼び出し指令は、無入力検出信号が検出されたときに発せられる。
制御情報記憶手段8には、記憶指令に応じて運行制御指令に関する情報が記憶される。また、制御情報記憶手段8に記憶された運行制御指令に関する情報は、呼び出し指令に応じて制御指令作成手段9に呼び出される。
運行制御手段10は、操作装置11の操作を監視している。これによって、運行制御手段10は、操作装置11の操作に基づいてかご1の運行を制御する。また、運行制御手段10は、運行制御指令を受けたときには運行制御指令に基づいてかご1の運行を制御する。
次に、動作について説明を行う。運行制御指令が無いときには、運行制御手段10は、操作装置11の操作に応じてかご1の運行制御を行っている。
それに対して、監視制御手段5によって運行制御指令が発せられているときについての説明を行う。ここで図2は、図1の制御指令作成手段9の動作を示すフローチャートである。図のように、制御指令作成手段9によって無入力検出信号の有無が監視されている(ステップS11)。ここで、監視制御手段5が正常に動作していれば、動作信号が信号監視手段7に届けられ、運行制御指令が制御指令作成手段9に届けられる。
そして、信号監視手段7に動作信号が届いているときには、無入力信号が発せられない。従って、制御指令作成手段9によって記憶指令が発せられ、運行制御指令が制御情報記憶手段8に記憶される(ステップS12)。また、制御指令作成手段9によって運行制御手段10に運行制御指令が入力され、入力された運行制御指令に基づいて運行制御手段10がかご1の運行制御を行う(ステップS13)。
これに対して、監視制御装置3が故障したときや、監視制御装置3のメンテナンスが行われているときには、監視制御装置3の動作が停止してしまう。これによって、運行制御装置4に対して、動作信号及び運行制御指令が入力されなくなってしまう。従って、信号監視手段7によって、運行制御指令の無入力状態が検出され、無入力検出信号が発せられる。このとき、制御指令作成手段9によって、無入力検出信号が検出され、呼び出し指令が制御情報記憶手段8に送られ、呼び出し指令によって制御情報記憶手段8に記憶されていた運行制御指令が制御指令作成手段9に届けられる。これによって、記憶されていた運行制御指令に基づいて運行制御手段10がかご1の運行制御を行う(ステップS14)。そして、制御指令作成手段9は上述の動作を繰り返し行う。
このような監視制御システム2では、監視制御装置3が故障した場合でも運行制御指令を指令毎に記憶し、監視制御装置3の動作が停止する直前まで行われていた制御を継続することができるので、サービス切り放し等のセキュリティ機能を継続することができる。
また、監視制御装置3の動作が停止した場合にでも、記憶した運行制御指令を用いるので、出勤時運転指令等の混雑時間運転制御指令が継続でき、ビル全体のサービスの低下を抑えることができる。
さらに、記憶した運行制御指令を用いるので、監視制御装置3の時刻動作と制御盤に予め設定された時刻動作とが違うことから生じるサービスの不一致を防ぐことができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の一実施形態による監視制御システム2を示すブロック図である。図のように、運行制御装置4には、時計12が内蔵されている。制御指令作成手段9では、時計12を用いることによって、無入力検出信号の受信継続時間が監視されている。運行制御装置4は、受信継続時間が所定時間経過したときに制御情報記憶手段8に記憶した運行制御に関する情報を無効にする。ここで所定時間は、予め運行制御装置4内に設定されている。
実施の形態2で、監視制御装置3が発する運行制御に関する情報は運行制御指令である。従って、記憶されている情報が無効にされることで、記憶されていた運行制御指令によるかご1の運行制御が解除され、運行制御手段10は操作装置の操作に応じてエレベータの運行を制御する。その他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作についての説明を行う。図4は、図3の制御指令作成手段9の動作を示すフローチャートである。図において、運行制御装置4に対して運行制御指令が入力されていないときの動作は実施の形態1と同様である。また、運行制御装置4に対して運行制御指令が入力されているときの動作についても実施の形態1と同様である(ステップS11乃至ステップS13)。
次に、監視制御装置3の動作が何らかの原因で停止したときについて説明を行う。監視制御装置3の動作が停止すると、信号監視手段7によって、動作信号の入力が無くなったことが検出され、運行制御装置4に対して無入力検出信号が送られる。このとき、制御指令作成手段9では、時計12を用いることによって、無入力検出信号の受信継続時間が監視されている(ステップS21)。
ここで、無入力検出信号の受信継続時間が所定時間経過していなければ、実施の形態1と同様に制御情報記憶手段8に記憶されていた運行制御指令に基づいて、運行制御手段10がかご1の運行制御を行う(ステップS14)。
これに対し、無入力検出信号の受信継続時間が所定時間経過しているときには、制御情報記憶手段8に記憶されていた運行制御指令によるかご1の運行制御が解除され、操作装置11の操作のみに応じて運行制御手段10がかご1の運行制御を行う(ステップS22)。そして、制御指令作成手段9は上述の動作を繰り返し行う。
このような監視制御システム2では、実施の形態1の効果に加え、監視制御装置3の動作停止が長時間に及んだ場合にでも制御情報記憶手段8で記憶していた運行制御指令が無効となるので、制御が必要以上に長引くことを防止でき、従ってより運行効率の良いサービスを提供することができる。
実施の形態3.
この発明の一実施形態による監視制御システム2を示すブロック図は、実施の形態2と同様に図3を用いる。ここで、実施の形態2との差異を説明する。図において、監視制御装置3は、運行制御に関する情報を運行制御装置4に対して発する。運行制御に関する情報には、運行制御指令と無入力時間情報とがある。運行制御指令は実施の形態2と同様である。無入力時間情報は、動作信号が運行制御装置に対して無入力状態になる時間についての情報である。
制御指令作成手段9では、時計12を用いることによって、無入力検出信号の受信継続時間が監視されている。制御指令作成手段9は、無入力検出信号の受信継続時間が所定時間経過したときに、制御情報記憶手段8に記憶した運行制御に関する情報を無効にする。ここで所定時間は、無入力時間情報に基づいて運行制御装置4内に設定される。そして、記憶されている情報が無効にされることで、記憶されていた運行制御指令によるかご1の運行制御が解除されることになる。その他の構成は実施の形態2と同様である。
次に、動作についての説明を行う。図5は、実施の形態3における図3の制御指令作成手段9の動作を示すフローチャートである。図において、運行制御装置4に対して運行制御指令が入力されていないときの動作は実施の形態2と同様である。また、実施の形態2と同様に信号監視手段7によって監視制御手段5から入力される運行制御指令に関する情報の有無が監視され、制御指令作成手段9によって無入力検出信号の有無が監視されている(ステップS11)。次に、制御指令作成手段9によって運行制御に関する情報が運行制御指令であるかどうかが監視されている(ステップS31)。
そして、運行制御装置4に対して、動作信号と運行制御指令とが入力されているときの動作は実施の形態2と同様である(ステップS12及びステップS13)。これに対して、運行制御に関する情報が無入力時間情報であるときは、無入力時間情報に応じて制御指令作成手段9が記憶指令を発し、記憶指令によって無入力時間情報が制御情報記憶手段8に記憶され、記憶された無入力時間情報に基づいて、制御指令作成手段9におけるかご1の運行制御に関する情報を無効にする所定時間が設定される(ステップS32)。
次に、監視制御装置3の動作が何らかの原因で停止したときについて説明を行う。監視制御装置3の動作が停止すると、信号監視手段7によって、動作信号の入力が無くなったことが検出され、運行制御装置4に対して無入力検出信号が送信される。このとき、実施の形態2と同様に、制御指令作成手段9によって、無入力検出信号の受信継続時間が監視され、無入力検出信号の受信継続時間が所定時間経過したかどうかが判断される(ステップS21)。また、その後の動作についても実施の形態2と同様である(ステップS14及びステップS22)。そして、制御指令作成手段9は上述の動作を繰り返し行う。
このような監視制御システム2では、実施の形態2の効果に加えて、運行制御に関する情報によって、制御情報記憶手段8に記憶されている情報を無効にするまでの所定時間が設定できるので、記憶されていた運行制御指令による運行制御が解除されるまでの時間がより正確にでき、さらにより運行効率の良いサービスを提供することができる。
実施の形態4.
この発明の一実施形態による監視制御システム2を示すブロック図は、実施の形態2と同様に図3を用いる。ここで、実施の形態2との差異を説明する。図において、監視制御装置3には、運行制御に関する情報をどの時刻に発するかという選択時刻が記憶されている。実施の形態4においては、その選択時刻が運行制御指令の有効期間として用いられる(例えば、8時に出勤時運転選択指令が発せられ、10時に次の運行制御指令である制御解除指令が発せられると設定されているような場合には、出勤時運転選択指令の有効期間は8時00分から10時00分となる)。
実施の形態4では、監視制御装置3が発する運行制御に関する情報は有効期間付運行制御指令である。有効期間付運行制御指令とは、運行制御指令の有効期間情報と運行制御指令とからなる指令で、有効期間情報が運行制御指令毎に添付されているものである。制御指令作成手段9では、時計12を用いることによって、時刻が監視されている。時刻と添付された有効期間情報とに応じて運行制御指令が無効にされる。その他の構成については実施の形態2と同様である。
次に、動作について説明を行う。図6は、実施の形態4における図3の制御指令作成手段9の動作を示すフローチャートである。図において、運行制御装置4に対して運行制御指令が入力されていないときの動作は実施の形態2と同様である。また、実施の形態2と同様に信号監視手段7によって動作信号の有無が監視され、制御指令作成手段9によって無入力検出信号の有無が監視されている(ステップS11)。監視制御装置3が正常動作を行っているとき、運行制御装置4に対して動作信号と有効期間付運行制御指令(例えば、出勤時運転指令:8時00分から10時00分)とが入力される。動作信号に関する運行制御装置4の動作は実施の形態2と同様である。
そして、運行制御装置4に有効期間付運行制御指令が入力されると、有効期間付運行制御指令に応じて制御指令作成手段9が記憶指令を発し、記憶指令に応じて有効期間付運行制御指令が制御情報記憶手段8に記憶される(ステップS41)。また、受信した運行制御指令に基づき運行制御手段10がかご1の運行制御を行う(ステップS42)。
次に、監視制御装置3の動作が何らかの原因で停止したときについて説明を行う。監視制御装置3の動作が停止すると、信号監視手段7によって、動作信号の入力が無くなったことが検出され、運行制御装置4に対して無入力検出信号が送信される。制御指令作成手段9において無入力検出信号が検出されると、記憶されていた運行制御指令が有効期間内であるかどうかが制御指令作成手段9によって判断される(例えば、出勤時運転指令の場合だと、判断するときの時刻が8時00分から10時00分であるかどうかが判断される)(ステップS43)。そして、記憶されていた運行制御指令が有効期間内であるときは、記憶されていた運行制御指令に基づき運行制御手段10がかご1の運行制御を行う(ステップS44)。また、用いられていた運行制御指令が有効期間を過ぎたときには、実施の形態2と同様に記憶されていた運行制御指令が無効にされ、操作装置11の操作のみに基づいて運行制御手段10がかご1の運行制御を行う(ステップS22)。そして、制御指令作成手段9は上述の動作を繰り返し行う。
このような監視制御システム2では、実施の形態2の発明の効果に加えて、制御指令毎に有効期間を設定できるので、制御指令に応じて故障時間の制御ができるようになり、さらにより運行効率の良いサービスを提供することができる。
なお、実施の形態4において、有効期間付運行制御指令が有効期間を過ぎたとき、記憶されていた運行制御指令が無効にされ、操作装置11の操作のみに基づいて運行制御手段10がかご1の運行を制御したが、制御情報記憶手段8に記憶されている別の有効期間付運行制御指令を検索し、そのときの時刻に対応した有効期間付運行制御指令に基づいて運行制御手段10がかご1の運行制御を行ってもよい。
また、実施の形態4において、監視制御装置3から運行制御装置4に対して有効期間付運行制御指令(例えば、出勤時運転指令:8時00分から10時00分)が入力され、制御指令作成手段9が時計12を用いることによって、時刻が監視されていた。ここで、有効期間付運行制御指令を例えば、出勤時運転指令の有効期間は2時間と設定し、制御指令作成手段9が時計12を用いることによって、時間を監視してもよい。
さらに、実施の形態1乃至実施の形態4において、監視制御装置3は、運行制御装置4に対して動作信号を一定周期毎に発していたが、Hレベルを示す連続的な動作信号を発し、動作信号が途切れたときに、信号監視手段が無入力検出信号を発してもよい。
さらにまた、実施の形態1乃至実施の形態4において、監視制御装置3は、運行制御装置4に対して動作信号と運行制御指令とを出力し、運行制御指令は、かご1の運行制御を変更するときに発せられていたが、常に運行制御指令を発してもよく、この場合、動作信号のとして運行制御指令を用いてもよい。即ち、運行制御指令が動作信号を兼ねてもよい。
この発明の実施の形態1による監視制御システムを示すブロック図である。 図1の制御指令作成手段の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による監視制御システムを示すブロック図である。 実施の形態2における図3の制御指令作成手段の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3における図3の制御指令作成手段の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4における図3の制御指令作成手段の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 かご、2 監視制御システム、3 監視制御装置、4 運行制御装置、5 監視制御手段、7 信号監視手段、8 制御情報記憶手段、10 運行制御手段、11 操作装置。

Claims (3)

  1. エレベータの運行制御に関する情報を発するための監視制御装置から入力される動作信号の有無を監視する信号監視手段、
    上記運行制御に関する情報を記憶する制御情報記憶手段、及び
    上記運行制御指令に応じてエレベータの運行を制御する運行制御手段
    を備え、
    上記信号監視手段によって上記動作信号の無入力状態が検出されたとき、上記運行制御手段は、上記制御情報記憶手段に記憶された情報に基づいてエレベータの運行を制御し、
    上記動作信号の無入力状態が所定時間経過した場合に、上記制御情報記憶手段で記憶した上記運行制御に関する情報が無効にされて、上記運行制御手段は、エレベータの操作装置の操作に応じてエレベータの運行を制御することを特徴とする監視制御システム。
  2. 上記所定時間は、上記運行制御に関する情報によって設定されることを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
  3. 上記所定時間は、上記監視制御装置に記憶されている上記運行制御指令の選択時刻に応じる上記運行制御に関する情報によって設定されることを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
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