JP2006114711A - 保護回路及びこれを搭載した半導体集積回路 - Google Patents

保護回路及びこれを搭載した半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 多電源サージ保護のために各電源端子間及び各接地端子間に挿入している保護素子により、通常動作時に一方の電源変動によって他方の電源系に変動を与えない保護回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 多電源サージ保護のために各電源端子間及び各接地端子間に挿入しているMOSトランジスタ9A,9B,10A,10Bに電源変動の周波数成分をカットする特性を持ったフィルタを構成する抵抗11Aと容量13A,抵抗11Bと容量13B,抵抗12Aと容量14A,抵抗12Bと容量14Bを接続することにより、MOSトランジスタのスイッチングレベルを越えにくく、通常動作時に双方の電源変動がお互いに影響し合わないようにすることができる。また、サージが印加された場合はMOSトランジスタが動作し、低いインピーダンスでサージを逃がすことで、回路を保護することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保護回路及びこれを搭載した半導体集積回路に関し、特にそれぞれ異なる独立の電源供給路を持つ複数の回路の組み合せで、静電気のような外来の異常高電圧から保護すると共に、過渡的な回路電流変化に伴う相互の影響を受けないようにする保護回路と、そのような保護回路を搭載した半導体集積回路に関する。
複数の独立した電源を有する半導体集積回路や、複数の独立した電源を有し基板上に個別部品で構成されるシステムにおいては、それぞれ独立している複数回路の組み合せで電源端子または接地端子の間に双方向ダイオードを設けて、低いインピーダンスで外来の異常高電圧から保護するように保護回路が構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、電源端子間どうしまたは接地端子間どうしの組み合せで、少ない数の保護素子で、外来の異常高電圧から確実に保護しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
従来の保護回路は図9に示すように構成されている。
回路ブロックA,Bは、それぞれ毎に独立して外部から電源電力を受け取るために、外部電源端子1AとGND端子2Aの組と、外部電源端子1BとGND端子2Bの組を1組ずつ備えている。また外部と信号のやり取りするために、入出力端子3Aと3Bを備えている。回路ブロックAと回路ブロックBは、ノード17ABにて繋がっている。
回路ブロックA内の回路素子に外部からの異常高電圧が加わるのを防ぐ保護回路は、外部電源端子1Aと入出力端子3Aの間に接続された入出力保護素子7Aと、GND端子2Aと入出力端子3Aの間に接続された入出力保護素子8Aと、外部電源端子1AとGND端子2Aとの間に接続された電源・GND間保護素子6Aとで構成されている。4Aは外部電源端子1Aから回路ブロックAまでの配線抵抗、5AはGND端子2Aから回路ブロックAまでの配線抵抗である。
回路ブロックB内の回路素子に外部からの異常高電圧が加わるのを防ぐ保護回路は、入出力保護素子7B,8Bと電源・GND間保護素子6Bとで構成されている。4Bは外部電源端子1Bから回路ブロックBまでは配線抵抗、5BはGND端子2Bから回路ブロックBまでは配線抵抗である。
しかしながら、回路ブロック毎に電源電力の供給路が独立していることが原因で、或る回路の外部端子とこれとは別の回路の外部端子との間に異常高電圧が加わった場合には、保護機能が作用されず、回路が破壊されることがある。
このような回路の破壊は、回路間の電源線どうしの間及びGND線どうしの間に保護素子を挿入することによって防ぐことができ、回路ブロックAの電源ノード15Aと回路ブロックBの電源ノード15Bとの間に電源間保護素子PchMOSトランジスタ9A,9Bを備え、回路ブロックAのGNDノード16Aと回路ブロックBのGNDノード16Bとの間に接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10A,10Bを備えている。トランジスタ9A,9B,10A,10Bは、ゲートと自己のドレインをショートしてダイオード接続されたMOSトランジスタを形成している。このように、多電源のサージ保護のために、各電源間に双方向MOSトランジスタをダイオードとして直接に挿入している。
この構成の場合、一方の電源端子にサージのような異常高電圧が印加された時に、前記双方向MOSトランジスタダイオードが動作して低インピーダンスで接続され、もう一方の電源端子にサージを逃がすことで回路を保護することができる。接地端子においても同様の動作を行い、回路を保護できる。
特公平6−93497号公報(第2図) 特開2001−298157号公報(図3)
通常動作時に回路ブロックAの動作電流が過渡的に変動したときの状態を、図10を用いて説明する。
回路ブロックAが動作した時には、外部電源端子1AからGND端子2Aに対して電流IG1Aが図10(a)に示すように流れるので、GNDノード16Aの電位は配線抵抗5Aの影響で、図10(b)に示すように“5A・IG1A”となる。
同様に、回路ブロックBが動作した時には、外部電源端子1BからGND端子2Bに対して電流IG1Bが流れるので、GNDノード16Bの電位は配線抵抗5Bの影響で“5B・IG1B”となる。
回路ブロックAに流れる電流IG1Aが安定していて、MOSトランジスタ10Bのしきい値電圧Vtnを越えなければ、このMOSトランジスタはオフしているので、回路ブロックBの側のGNDノード16Bの電位は“5B・IG1B”だけで決まる。
しかし、図10(b)に示すように、回路ブロックAの電流IG1Aが過渡的に大きな電流が流れた場合、MOSトランジスタ10Bのしきい値電圧Vtnを越えた時にMOSトランジスタ10Bはオンし、GNDノード16AとGNDノード16Bを低インピーダンスで接続する。これにより、GNDノード16BはGNDノード16Aの電圧変動の影響を受け、回路ブロックBは回路ブロックAの過渡的な変動の影響を受ける可能性がある。電源端子においても同様の影響を受ける可能性があり、回路ブロックBの電気特性も影響を与える可能性がある。
特に、近年のシステムLSIではアナログ回路とディジタル回路が1チップに集積されるため、通常動作時にディジタル回路の過渡電流によって電源変動が発生した場合、この電源変動が電源端子または接地端子の間のMOSトランジスタのスイッチングレベルを越えた場合は、アナログ回路とディジタル回路の電源端子または接地端子がそれぞれ低インピーダンスで接続され、アナログ回路の電源電位が低下したり、アナログ回路のGND電位が浮き上がったりするなどの電源変動を与え、アナログ回路特性に影響を与えてしまうという課題がある。この課題は、アナログ回路とディジタル回路の組み合せだけではなく、例えば出力バッファのような動作電流の大きい回路とアナログ回路でも同様であり、出力バッファがスイッチ動作をするときなどにも、小信号系を扱うアナログ回路には影響を与えてしまうという課題がある。
また、MOSトランジスタのゲート・ソース間容量の影響もあり、もう一方の電源系に電源変動を与え、回路特性に影響を与えてしまう課題がある。
本発明は、多電源サージ保護のために各電源端子間及び各接地端子間に挿入している保護素子により、通常動作時に一方の電源変動によって他方の電源系に変動を与えない保護回路を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の保護回路では、サージ保護のために各電源端子間及び各接地端子間に挿入しているMOSトランジスタに電源変動の周波数成分をカットする特性を持ったフィルタを挿入することにより、MOSトランジスタのスイッチングレベルを越えにくく、通常動作時に双方の電源変動がお互いに影響し合わないようにすることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の保護回路は、外部から電源電力を受け取るための独立した電源端子及び接地端子の対と、前記電源端子と接地端子との間に設けられた複数の回路ブロックに対し、回路ブロック間の電源端子どうしの間及び接地端子どうしの間に、所定の値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下して、前記電圧端子どうしの間または接地端子どうしの間を低インピーダンスで接続する電源間保護素子及び接地間保護素子を設けた保護回路において、前記電源間保護素子及び接地間保護素子の入力と一方の出力間に接続された抵抗と、前記電源間保護素子及び接地間保護素子の入力と他方の出力間容量とでフィルタを形成し、前記電源間保護素子及び接地間保護素子が過渡的な電圧変動に応答しないように構成したことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の保護回路は、請求項1において、前記回路の内少なくとも1つ以上は外部と信号をやり取りするための外部端子を有し、前記外部との信号授受のための外部端子を有する回路は、前記信号授受のための外部端子と電源端子との間又は接地端子との間の少なくとも一方に、所定の値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下して、前記外部端子と電源端子との間または接地端子との間を低インピーダンスで接続する入出力保護素子を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の保護回路は、請求項1または請求項2において、前記電源間保護素子及び接地間保護素子の少なくとも1つ以上の入力と前記他方の出力間に容量を接続したことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の保護回路は、請求項1〜請求項3の何れかにおいて、前記電源間保護素子及び接地間保護素子の少なくとも1つ以上の間に接続された前記容量と直列に電源が印加されている際にオンするスイッチを挿入したことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の保護回路は、請求項1〜請求項3の何れかにおいて、前記電源間保護素子及び接地間保護素子の入力と前記一方の出力間にダイオードを接続したことを特徴とする。
本発明の請求項6記載の保護回路は、請求項1または請求項2において、前記電源間保護素子の入力と接地間保護素子の入力間に容量を接続したことを特徴とする。
本発明の請求項7記載の半導体集積回路は、請求項1〜請求項6の何れかに記載の保護回路を有することを特徴とする。
本発明の請求項8記載の半導体集積回路は、請求項7において、外部から電源電力を受け取るための独立した電源端子及び接地端子の対と、前記電源端子と接地端子との間に設けられた複数の回路ブロックに対し、回路ブロック間の電源端子どうしの間及び接地端子どうしの間に、所定の値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下して、前記電圧端子どうしの間または接地端子どうしの間を低インピーダンスで接続する電源間保護素子及び接地間保護素子を設けた保護回路を有する半導体集積回路であって、前記複数の回路ブロックのうちの少なくとも1組は、互いの回路の電源電圧が異なっていることを特徴とする。
この構成によると、通常動作時に一方の電源変動が発生した場合、この電源変動が電源端子または接地端子の間の保護素子のスイッチングレベルを越えにくくなり、もう一方の電源系に電源変動および回路特性に影響を与えなくすることができる。また、サージが印加された場合は保護素子が動作し、低いインピーダンスでサージを逃がすことで、回路を保護することができる。
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
なお、従来例を示す図9と同様の作用を成すものには同一の符号を付けて説明する。
(第1の実施形態)
図1と図2は本発明の(第1の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路を示す。
図1に示す(第1の実施形態)の保護回路と図9とを比較すると、図9では保護素子であるトランジスタ9A,9B,10A,10Bは、ゲートと自己のドレインをショートしてMOSトランジスタダイオードを形成していたが、図1のPchMOSトランジスタ9Aは、ゲート・ドレイン間に抵抗11Aを接続し、ゲート・ソース間に容量13Aが接続されている。PchMOSトランジスタ9Bは、ゲート・ドレイン間に抵抗11Bを接続し、ゲート・ソース間に容量13Bが接続されている。接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10Aは、ゲート・ドレイン間に抵抗12Aを接続し、ゲート・ソース間に容量14Aが接続されている。接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10Bは、ゲート・ドレイン間に抵抗12Bを接続し、ゲート・ソース間に容量14Bが接続されている。その他は図9と同じである。
つまり、図1に示す保護回路は、電源間保護素子及び接地間保護素子であるMOSトランジスタのゲート・ドレイン間の抵抗とゲート・ソース間の容量でフィルタを形成している。
抵抗12Bと容量14Bで構成されるローパスフィルタの作用を、接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10Bを例に挙げて説明する。
図2は、通常動作時に回路ブロックAの動作電流が過渡的に変動したときの状態を示す。
回路ブロックAが動作した時の過渡電流IG1Aが外部電源端子1AからGND端子2Aに対して流れる。この時、GND端子2Aから回路ブロックAまでの配線抵抗5Aの影響で、GNDノード16Aの電位は“5A・IG1A”となる。この時、NchMOSトランジスタ10Bのゲートノード10BGは、抵抗12Bと容量14Bで構成されるローパスフィルタによって、GNDノード16Aに比べると過渡的な電位変動が減衰される。
これにより、NchMOSトランジスタ10Bは、しきい値電圧Vtnを越えることがないのでオンすることがなく、GNDノード16Bの電位は“5B・IG1B”で決まり、回路ブロックBは回路ブロックAの過渡的な変動の影響を受けることがない。
本説明は、通常動作時に回路ブロックAの動作電流が過渡的に変動した時の状態について説明したが、通常動作時に回路ブロックBの動作電流が過渡的に変動した時も同様の効果を得ることができる。
また、本説明は、GNDノードに関する効果について説明したが、電源ノードに関しても同様の効果を得ることができる。
また、図1に示される保護回路は、回路ブロックA,Bについて説明したが、3つ以上の回路ブロックでも有効である。
さらに、図1に示される保護回路では、回路ブロックAと回路ブロックBとはノード17ABによって接続されているが、回路ブロックA,Bがそれぞれ独立している場合でも有効である。
(第2の実施形態)
図3は本発明の(第2の実施形態)の保護回路を有する半導体集積回路を示す。
図3に示される保護回路は、本発明の第1の実施形態との関連でいえば、2つの回路ブロックA,Bにおいて、電源端子間は、ゲート・ドレイン間に抵抗11Aとゲート・ソース間に容量13Aを具備したMOSトランジスタ9Aを有しており、外部電源端子1Aが外部電源端子1Bより低い電位である時に有効であり、単方向MOSトランジスタである点にひとつの特徴がある。
(第3の実施形態)
図4は本発明の(第3の実施形態)の保護回路を有する半導体集積回路を示す。
図4に示される保護回路は、本発明の第1の実施形態との関連でいえば、PchMOSトランジスタ9A,9Bについては、それぞれ図1で見られたゲート・ソース間に容量13A,13Bが無くなっている。接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10A,10Bについては、それぞれ図1で見られたゲート・ソース間に容量14A,14Bが無くなっている。そして、容量20A,20B,21A,21Bが次の箇所に追加されている。
電源間保護素子としてのPchMOSトランジスタ9AのゲートとGNDノード16Bの間に容量20Aが追加されている。電源間保護素子としてのPchMOSトランジスタ9BのゲートとGNDノード16Aの間に容量20Bが追加されている。NchMOSトランジスタ10Aのゲートと電源ノード15Bの間に容量21Aが追加されている。NchMOSトランジスタ10Bのゲートと電源ノード15Aの間に容量21Bが追加されている。
これによって、抵抗11Aと容量20A及び抵抗11Bと容量20B及び抵抗12Aと容量21A及び抵抗12Bと容量21Bとでローパスフィルタを形成している点に特徴がある。
(第4の実施形態)
図5は本発明の(第4の実施形態)の保護回路を有する半導体集積回路を示す。
図5に示される保護回路は、本発明の第1の実施形態との関連でいえば、PchMOSトランジスタ9A,9Bについては、それぞれ図1で見られたゲート・ソース間に容量13A,13Bが無くなっている。接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10A,10Bについては、それぞれ図1で見られたゲート・ソース間に容量14A,14Bが無くなっている。そして、容量22A,22Bが次の箇所に追加されている。
電源間保護素子としてのPchMOSトランジスタ9Aのゲートと接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10Aのゲート間に容量22A、電源間保護素子としてのPchMOSトランジスタ9Bのゲートと接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10Bのゲート間に容量22Bが接続されている。
これによって、抵抗11Aと容量22Aと抵抗12Aとでラグリードフィルタを形成し、同様に抵抗11Bと容量22Bと抵抗12Bとでラグリードフィルタを形成することができ、図1及び図4のローパスフィルタとフィルタ効果に差はあるが、少ない容量で実現できる点に特徴がある。
上記の(第1の実施形態)〜(第4の実施形態)によると、一方の回路が動作した際に発生する電源電流により電源電位及び接地電位が変動することに対して、電源電位及び接地電位の変動の周波数成分をフィルタにより吸収することでMOSトランジスタが動作することなく、一方の電源ラインあるいはGNDラインへの影響をなくすことができるとともに、サージのような異常高電圧が印加された場合は、MOSトランジスタが動作して低インピーダンスで接続され、サージをもう一方の電源端子あるいは接地端子に逃がすことで、回路を保護することができる。
(第5の実施形態)
図6は本発明の(第5の実施形態)の保護回路を有する半導体集積回路を示す。
図6に示される保護回路は、本発明の第1の実施形態との関連でいえば、本実施形態に係る保護回路は、電源間保護素子及び接地間保護素子のゲート・ドレイン間に抵抗11A,11B,12A,12Bのみ接続されており、ゲート・ソース間に容量13A,13B,14A,14Bを接続されていない点が異なっている。
具体的には、PchMOSトランジスタ9A,9B及びNchMOSトランジスタ10A,10BのMOSトランジスタデバイス自身が持っているゲート・ドレイン間容量を利用してローパスフィルタを形成する点に特徴がある。
この構成によると、(第1の実施形態)〜(第4の実施形態)と同様に、一方の回路が動作した際に発生する電源電流により電源電位及び接地電位が変動することに対して、電源電位及び接地電位の変動の周波数成分を前記フィルタにより吸収することでMOSトランジスタが動作することなく、一方の電源ラインあるいはGNDラインへの影響をなくすことができるとともに、サージのような異常高電圧が印加された場合は、MOSトランジスタが動作して低インピーダンスで接続され、サージをもう一方の電源端子あるいは接地端子に逃がすことで回路を保護するが、デバイス自身が持っているゲート・ドレイン間容量を利用することで、第1の実施形態よりも少ない部品でフィルタを形成することができる。
(第2の実施形態)〜(第5の実施形態)は、通常動作時に回路ブロックAの動作電流が過渡的に変動した時の状態について説明したが、通常動作時に回路ブロックBの動作電流が過渡的に変動した時も同様の効果を得ることができる。
また、本説明は、GNDノードに関する効果について説明したが、電源ノードに関しても同様の効果を得ることができる。
また、(第2の実施形態)〜(第5の実施形態)に示される保護回路は、回路ブロックA,Bについて説明したが、3つ以上の回路ブロックでも有効である。
さらに、(第2の実施形態)〜(第5の実施形態)に示される保護回路では、回路ブロックAと回路ブロックBとはノード17ABによって接続されているが、回路ブロックA,Bがそれぞれ独立している場合でも有効である。
(第6の実施形態)
図7は本発明の(第6の実施形態)の保護回路を有する半導体集積回路を示す。
図7に示される保護回路は、本発明の第1の実施形態との関連でいえば、スイッチ23A,23B,24A,24Bが追加されている。
具体的には、電源間保護素子であるPchMOSトランジスタ9Aのゲートとソースの間に容量13Aとスイッチ23Aの直列回路が接続されており、スイッチ23Aは任意の信号にて制御されるスイッチである。
電源間保護素子であるPchMOSトランジスタ9Bのゲートとソースの間に容量13Bとスイッチ23Bの直列回路が接続されており、スイッチ23Bは任意の信号にて制御されるスイッチである。
接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10Aのゲートとソースの間に容量14Aとスイッチ24Aの直列回路が接続されており、スイッチ24Aは任意の信号にて制御されるスイッチである。
接地間保護素子であるNchMOSトランジスタ10Bのゲートとソースの間に容量14Bとスイッチ24Bの直列回路が接続されており、スイッチ24Bは任意の信号にて制御されるスイッチである。
通常動作時に回路ブロックAの動作電流が過渡的に変動したときの状態を例に挙げて構成を更に詳しく説明する。
この(第6の実施形態)では、スイッチ23A,23B,24A,24Aは、電源電圧が印加されている場合や回路が動作状態にある場合にオンし、電源電圧が印加されていない場合や回路が動作状態にない場合にオフする信号によって制御されている。よって、電源電圧が印加されている場合や回路が動作状態にある場合には、スイッチ23A,23B,24A,24Aはオンしているので、図1の実施形態と同様、回路ブロックAが動作した時の過渡電流IG1Aが外部電源端子1AからGND端子2Aに対して流れる。この時、GND端子2Aから回路ブロックAまでの配線抵抗5Aの影響で、GNDノード16Aの電位は“5A・IG1A”となる。この時、MOSトランジスタ10Bのゲートノード10BGは、抵抗12Bと容量14Bで構成されるローパスフィルタによって、GNDノード16Aに比べると過渡的な電位変動が減衰される。これにより、MOSトランジスタ10Bは、しきい値電圧Vtnを越えることがないのでオンすることがなく、GNDノード16Bの電位は“5B・IG1B”で決まり、回路ブロックBは回路ブロックAの過渡的な変動の影響を受けることがない。電源電圧が印加されていない場合や回路が動作状態にない場合には、スイッチ23A,23B,24A,24Aはオフしているので、ローパスフィルタの影響を受けることがなく、サージのような異常高電圧が印加された場合は、MOSトランジスタが瞬時に動作して低インピーダンスで接続され、サージをもう一方の電源端子あるいは接地端子に逃がすことで、回路を保護することができる。
本説明では、任意の信号によってスイッチする素子を、容量とMOSトランジスタのソース間に接続している場合に説明したが、(第3の実施形態)の図4における容量とGNDノードもしくは容量と電源ノード間に同様の任意の信号によってスイッチする素子を接続した場合も同様の効果を得ることができる。また、スイッチ23A,23B,24A,24Aは、バイポーラトランジスタで実現してもいいし、MOSトランジスタで実現しても問題ない。
この(第6の実施形態)によると、電源電圧が印加されている場合や回路が動作状態にある場合は、容量に接続されているスイッチがオンすることによって、抵抗と容量で形成されたフィルタにより、電源電位及び接地電位が変動する周波数成分が吸収されることで電源端子間および接地端子間のMOSトランジスタが動作することなく、一方の電源ラインあるいはGNDラインへの影響をなくすことができるとともに、電源電圧が印加されていない場合や回路が動作状態でない状態にサージのような異常高電圧が印加された場合は、容量に接続されているスイッチがオフ状態なので、MOSトランジスタが瞬時に動作して低インピーダンスで接続され、サージをもう一方の電源端子あるいは接地端子に逃がすことで、回路を保護することができる。
(第7の実施形態)
図8は本発明の(第7の実施形態)の保護回路を有する半導体集積回路を示す。
図8に示される保護回路は、本発明の第1の実施形態との関連でいえば、ダイオード25A,25B,26A,26Bが追加されている。
具体的には、PchMOSトランジスタ9Aのゲート端子がアノードでドレイン端子がカソードであるダイオード25Aと、PchMOSトランジスタ9Bのゲート端子がアノードでドレイン端子がカソードであるダイオード25Bと、NchMOSトランジスタ10Aのゲート端子がカソードでドレイン端子がアノードであるダイオード26Aと、NchMOSトランジスタ10Bのゲート端子がカソードでドレイン端子がアノードであるダイオード26Bが接続されている点が異なっている。
通常動作時に回路ブロックAの動作電流が過渡的に変動したときの状態を例に挙げて構成を更に詳しく説明する。
この(第7の実施形態)では、回路ブロックAの動作電流が過渡的に変動した時には、(第1の実施形態)と同様、NchMOSトランジスタ10Bのゲートノード10BGは、抵抗12Bと容量14Bで構成されるローパスフィルタによって、GNDノード16Aに比べると過渡的な電位変動が減衰される。これにより、NchMOSトランジスタ10Bは、しきい値電圧Vtnを越えることがないのでオンすることがなく、GNDノード16Bの電位は“5B・IG1B”で決まり、回路ブロックBは回路ブロックAの過渡的な変動の影響を受けることがない。
しかしながら、サージのような異常高電圧が印加された場合には、電源間及び接地間保護素子であるMOSトランジスタはフィルタの影響を受けずに速やかに動作して低インピーダンスで接続され、サージをもう一方の電源端子に逃がすことで回路を保護できる方が望ましい。
この(第7の実施形態)においては、NchMOSトランジスタ10Bのゲート・ドレイン間に接続したダイオード26Bが動作しない領域つまりダイオード26Bの両端の電位差がダイオード電圧に達成しない領域では、ダイオードのインピーダンスは無限大であるので、フィルタ特性は抵抗12Bと容量14Bで決まり、NchMOSトランジスタ10Bのゲートノードの過渡的な電位変動はフィルタの影響を受けて減衰し、しきい値電圧Vtnを越えることがないのでオンすることがなく、GNDノード16Bの電位は“5B・IG1B”で決まり、回路ブロックBは回路ブロックAの過渡的な変動の影響を受けることがない。一方、NchMOSトランジスタ10Bのゲート・ドレイン間に接続したダイオード26Bが動作する領域、つまりダイオード26Bの両端の電位差がダイオード電圧に達成した領域では、ダイオードのインピーダンスは非常に小さくなるので、抵抗12BがあってもNchMOSトランジスタ10Bのゲート・ドレイン間インピーダンスは非常に小さくなり、NchMOSトランジスタ10Bのゲートを急速に充電することができ、NchMOSトランジスタ10Bのゲートノード10BGの電圧がダイオード26Bのダイオード電圧とNchMOSトランジスタ10Bのしきい値電圧を加算した電圧を越えた時に、MOSトランジスタが動作して、低インピーダンスで接続され、サージをもう一方の電源端子あるいは接地端子に逃がすことで回路を保護することができる。
本説明では、GNDノードに関する効果について説明したが、電源ノードに関しても同様の効果を得ることができる。電源間及び接地間保護素子であるMOSトランジスタのゲート・ソース間に容量を接続しているが、実施形態2のように、電源間及び接地間保護素子であるMOSトランジスタのゲート・ソース間に容量を接続していない場合でも同様の効果を得ることができる。
なお、ダイオード25A,25B,26A,26Bは、バイポーラトランジスタで実現してもいいし、MOSトランジスタで実現しても問題ない。
また、図8ではMOSトランジスタのゲート・ドレイン間に接続されているダイオードは一段であるが、このダイオードは、デバイスの耐圧に問題ない範囲であればN段接続されていても構わないことは言うまでもない。
この(第7の実施形態)によると、(第1の実施形態)〜(第4の実施形態)と同様、一方の回路が動作した際に発生する電源電流により電源電位及び接地電位が変動することに対して、電源電位及び接地電位の変動の周波数成分を前記フィルタにより吸収することでMOSトランジスタが動作することなく、一方の電源ラインあるいはGNDラインへの影響をなくすことができるとともに、サージのような異常高電圧が印加された場合は、MOSトランジスタのゲート・ドレイン間電圧がゲート・ドレイン間に接続されているダイオード電圧を越えると、MOSトランジスタのゲートが急速に充電することができ、MOSトランジスタのゲート電圧がダイオード電圧とMOSトランジスタのしきい値電圧をたし合わした電圧を越えた場合にMOSトランジスタが動作して、低インピーダンスで接続され、サージをもう一方の電源端子あるいは接地端子に逃がすことで回路を保護し、第1の実施形態よりもサージのような異常高電圧が印加された場合にサージを逃がし、回路を保護することができる。
なお、上記の各実施の形態の説明において、MOSトランジスタのソース端子及びドレイン端子を限定して説明したが、MOSトランジスタは構造上、本発明はソース端子とドレイン端子が逆転した場合でも、同様の効果を得ることが予想される。
本発明にかかる保護回路は、MOSトランジスタにて電源間保護及び接地間保護を実現する半導体集積回路において有用である。特に、近年の低電圧化・微細化に伴い、低Vtで動作するMOSトランジスタにて電源間保護及び接地間保護を実現する半導体集積回路において有用である。また、半導体集積回路の1チップLSIのみならず、基板上に個別部品により構成される多電源を有するシステムにおいても有用である。
本発明の(第1の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路の構成図 同実施形態において、通常動作時に回路ブロックAの電流が過渡的に変動したときの状態を示す波形図 本発明の(第2の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路の構成図 本発明の(第3の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路の構成図 本発明の(第4の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路の構成図 本発明の(第5の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路の構成図 本発明の(第6の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路の構成図 本発明の(第7の実施形態)に係る保護回路を有する半導体集積回路の構成図 従来の保護回路を有する半導体集積回路の構成図 同従来例において、通常動作時に回路Aの電流が過渡的に変動したときの状態を示す波形図
符号の説明
A,B 回路ブロック
1A,1B 外部電源端子
2A,2B GND端子
3A,3B 入出力端子
4A,5A,4B,5B 配線抵抗
6A,6B 電源・GND間保護素子
7A,8A,7B,8B 入出力保護素子
9A,9B PchMOSトランジスタ(電源間保護素子)
10A,10B NchMOSトランジスタ(接地間保護素子)
11A,11B,12A,12B 抵抗
13A,13B,14A,14B 容量
17AB ノード
20A,20B,21A,21B,22A,22B 容量
23A,23B,24A,24B スイッチ
25A,25B,26A,26B ダイオード

Claims (8)

  1. 外部から電源電力を受け取るための独立した電源端子及び接地端子の対と、前記電源端子と接地端子との間に設けられた複数の回路ブロックに対し、回路ブロック間の電源端子どうしの間及び接地端子どうしの間に、所定の値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下して、前記電圧端子どうしの間または接地端子どうしの間を低インピーダンスで接続する電源間保護素子及び接地間保護素子を設けた保護回路において、
    前記電源間保護素子及び接地間保護素子の入力と一方の出力間に接続された抵抗と、前記電源間保護素子及び接地間保護素子の入力と他方の出力間容量とでフィルタを形成し、前記電源間保護素子及び接地間保護素子が過渡的な電圧変動に応答しないように構成した
    保護回路。
  2. 前記回路の内少なくとも1つ以上は外部と信号をやり取りするための外部端子を有し、前記外部との信号授受のための外部端子を有する回路は、前記信号授受のための外部端子と電源端子との間又は接地端子との間の少なくとも一方に、所定の値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下して、前記外部端子と電源端子との間または接地端子との間を低インピーダンスで接続する入出力保護素子を備えた
    請求項1に記載の保護回路。
  3. 前記電源間保護素子及び接地間保護素子の少なくとも1つ以上の入力と前記他方の出力間に容量を接続した
    請求項1または請求項2に記載の保護回路。
  4. 前記電源間保護素子及び接地間保護素子の少なくとも1つ以上の間に接続された前記容量と直列に電源が印加されている際にオンするスイッチを挿入した
    請求項1〜請求項3の何れかに記載の保護回路。
  5. 前記電源間保護素子及び接地間保護素子の入力と前記一方の出力間にダイオードを接続した
    請求項1〜請求項3の何れかに記載の保護回路。
  6. 前記電源間保護素子の入力と接地間保護素子の入力間に容量を接続した
    請求項1または請求項2に記載の保護回路。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかの保護回路を有する半導体集積回路。
  8. 外部から電源電力を受け取るための独立した電源端子及び接地端子の対と、前記電源端子と接地端子との間に設けられた複数の回路ブロックに対し、回路ブロック間の電源端子どうしの間及び接地端子どうしの間に、所定の値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下して、前記電圧端子どうしの間または接地端子どうしの間を低インピーダンスで接続する電源間保護素子及び接地間保護素子を設けた保護回路を有する半導体集積回路であって、
    前記複数の回路ブロックのうちの少なくとも1組は、互いの回路の電源電圧が異なっている
    請求項7に記載の半導体集積回路。
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