JP2006076617A - 収納トレイおよび収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品などの収納対象物のピックアップ性に優れ、かつ収納した複数の収納対象物を一括して上下反転させて移し換えできる収納トレイおよび収納装置を提供することを目的とする。またそのような収納トレイをソフトトレイとして形成することを目的とする。
【解決手段】収納トレイを、電子部品6などの収納対象物を載置可能な収納台2と、収納台2の外周に沿って収納台2よりも上方に突出して形成された複数の凸部4と、収納台2の外周に沿って前記複数の凸部4の間に収納台2よりも下方に窪んで形成された凹部5とからなる収納部3を主面に有し、裏面に前記主面と逆の凹凸形状を有した構造とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子部品などを収納する収納トレイおよび収納装置に関し、特に半導体パッケージ等の電子部品を収納するトレイの構造に関する。
近年、半導体パッケージ等の電子部品の小型化、大量生産、低コスト化が求められるのみならず、その包装形態もより合理的、低コストにすることが求められている。
半導体パッケージ等には一般にトレイによる包装形態が用いられる。トレイの格納ポケットに製品を収納するとともにトレイを積み重ね、積み重なったトレイを結束したうえで、更にカートンケース等の外箱に入れて梱包するのである。
この種のトレイには大別してハードトレイとソフトトレイがある。ハードトレイはトランスファーモールドにより形成される。この成形方法は、ポリスチレンもしくはポリプロピレン等のプラスチックを加熱軟化させた後に上下型内に圧入して硬化させるもので、高剛性、複雑な立体構造物を高精度に形成できる。
ソフトトレイは真空成形法で形成される。この成形方法は、ポリスチレン等のプラスチックの平板を高温で軟化させた状態で、その片側と型との間を真空引きして型に密着させるもので、平板を折り曲げる成形法と言える。ソフトトレイは、ハードトレイに比べて、加工精度が低くて、複雑な立体構造は形成できず、トレイ厚が薄いため強度が低いという欠点がある。その反面、軽量、安価という長所があり、更に金型が非常に安価、短納期にて入手できるため、柔軟に対応できるという利点もある。
これらのことから、外部リードを有する半導体パッケージや精度を必要とする電子部品にはハードトレイを用い、外部リードを有しない半導体パッケージや特に精度を要さない電子部品には、コストや納期、柔軟性等の観点から、できる限りソフトトレイを用いたいという強い要望がある。
一方、半導体パッケージ等は、主面を上向きにして収納したい場合と裏面を上向きにして収納したい場合とがあり、その向きに応じて電子部品を1個づつ表裏反転させて別途のトレイに移し変える作業が必要であった。たとえばLGAやBGA等の面実装タイプの半導体パッケージは、主面にモールド部による本体があり、裏面に外部端子が並んでいるため、主面と裏面のいずれを上向きにするかによって、1個づつ表裏反転させて別途のトレイに移し換える作業を行っている。そのため、その煩雑な作業を回避したいという特に強い要望がある。
この要望に応えるトレイはたとえば特許文献1に記載されている。このトレイを図9に簡略に示す。図中、(a)はトレイの主面の平面図、(b)は同裏面の平面図、(c)は(a)におけるA−A断面図、(d)は積み重ね図である。
トレイ20はトランスファーモールドにより形成されたハードトレイであり、主面に第1の収納部21を有し、裏面に第2の収納部22を有している。第1の収納部21と第2の収納部22とは互いに背反する位置に同一大きさに形成されており、前後、左右に2個ずつ並列に計4個配列されている。
第1の収納部21には、矩形の格納ポケット23の外周側に、格納ポケット23のコーナーに沿って凸部24がL形に形成され、凸部24間は格納ポケット23の辺中央部に沿う凹部25となっている。第2の収納部22には、矩形の格納ポケット26の外周側に、第1の収納部21の外周部の凸部24,凹部25と噛み合うように、格納ポケット26の辺中央部に沿って凸部27が形成され、凸部27間は格納ポケット26のコーナーに沿う凹部28がL形に配されている。格納ポケット23に臨んだ凸部24の両側縁および格納ポケット26に臨んだ凹部28の両側には、トレイ厚み方向に沿って延びるリブ29が形成されている。
この構造により、凸部24,27の内面が格納ポケット23,26に収納される電子部品30の外周面に当たって、電子部品30の平面方向の位置を規制する。またリブ29の端部が格納ポケット23,26に収納された電子部品30の主面あるいは裏面の外周縁部に当接して、格納ポケット23,26内における電子部品30の高さ方向の位置を規制する。
図9(d)に示すように、トレイ20を上下段に積み重ねた時には、第1の収納部21の凸部24,凹部25と第2の収納部22の凹部28,凸部27とが互いに噛み合わさって上下段のトレイ20が互いに位置決めされ、電子部品30は、第1の収納部21に部品主面が上向きにて収納されると同時に、第2の収納部22にも収納された状態となる。このため、積み重なったトレイ20をそのまま表裏反転させることで、電子部品30を一括で表裏反転させて第2の収納部22に移し換えることができる。
特許2852872号公報
一般に、電子部品をトレイからピックアップして他の電子部品にマウントする際の効率的な位置決め方法として、電子部品の外周縁部を把持してそのまま他の電子部品に移載する方法が用いられる。しかしそのためには、上記した従来のトレイ20には次のような形状上の問題がある。
第1に、主面の第1の収納部21と裏面の第2の収納部22とで格納ポケット23,26の周囲の凹凸形状が大きく異なっているため、電子部品30が第1の収納部21に入っている時と第2の収納部22に入っている時とで電子部品30の把持位置を変える必要がある。
第2に、第1の収納部21、第2の収納部22とも、凸部24,凹部25の境界あるいは凸部27,凹部28の境界が1辺あたり2箇所あるため、凹凸の大きさを微細にせざるをえない。そのため、サイズが小さい電子部品30に対して、またトレイ加工精度が悪い場合に、トレイ20を作製できなくなる。トレイ20を作製できる場合も、凹部25,28のサイズが小さくなり、凹部25,28を通して電子部品30をピックアップできなくなる。
また上記した従来のトレイ20では、第1の収納部21に電子部品30が受けられている時は、電子部品30のコーナー部にL形の凸部24が当たって位置規制されるが、第2の収納部22に電子部品30が受けられている時は、電子部品30の中央付近に平坦な凸部27が当たって位置規制されることになるため、電子部品30のガタツキがやや大きくなる。
さらに上記したトレイ20は、ソフトトレイとして形成することはできないという問題がある。
トレイ20のように表裏に異なった凸凹をソフトトレイに持たせることは不可能であり、ソフトトレイでは裏面は常に主面の凸凹に相似した凸凹形状になる。ソフトトレイを2枚形成することで、つまり主面の形状を持った第1のトレイと裏面の形状を持った第2のトレイとを形成することで、上記したトレイ20に類似した構造とすることは可能であるが、ソフトトレイは上述したように細かな加工ができないため、上記した3つの問題はより大きくなる。
またソフトトレイは、裏面が常に主面の凸凹に相似した凸凹形状になるとはいえ、板厚分だけ形状のずれが生じるため、積み重ねることは困難であり、積み重ねた場合にはソフトトレイ間に挟まれて収納された電子部品のピックアップが困難になってしまう。
本発明は上記問題を解決するもので、電子部品などの収納対象物のピックアップ性に優れ、かつ収納した複数の収納対象物を一括して上下反転させて移し換えできる収納トレイおよび収納装置を提供することを目的とする。またそのような収納トレイをソフトトレイとして形成することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の収納トレイは、収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面に前記主面と逆の凹凸形状を有したことを特徴とする。
また本発明の収納トレイは、収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の他の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面に前記主面と逆の凹凸形状を有したことを特徴とする。
上記した各収納トレイの構成においてさらに、凸部と凹部とが端部を共有して収納台を囲んで形成されたことを特徴とする。
また、収納台と凸部と凹部との境界が全て傾斜面として形成されたことを特徴とする。
収納台の各辺の中央部に凸部と凹部との境界が配置されたことを特徴とする。
収納台と凸部と凹部との境界が全て傾斜面として形成され、前記収納台の一対の対角部分で収納台の端部の位置が収納対象物の外形よりも大きく設定され、他の一対の対角部分で収納台の端部の位置が収納対象物の外形よりも小さく設定されたことを特徴とする。
収納台を囲んだ凸部と凹部とが収納台の上面に対して対称に突出し窪み、収納台の中心を通る収納台の上面に垂直な平面に対して対称に配置されたことを特徴とする。
収納台内に凹部が形成されたことを特徴とする。
収納台内の凹部の裏面が収納台の外周の凹部の裏面よりも下方に位置することを特徴とする。
収納台に貫通穴が形成されたことを特徴とする。
収納台内の凹部に収納台の裏面側から主面側に向けて貫通穴が打ち抜かれたことを特徴とする。
収納台の凹部内に収納台上面よりも低い凸部が形成され、この凸部の先端に貫通穴が形成されたことを特徴とする。
収納台の外周の凹部は、隣接する凸部とともに収納台に対して収納対象物を載置し取出すクランプ爪の挿入部となる隙間を形成していることを特徴とする。
本発明の収納装置は、複数の収納トレイを積み重ねてなる収納装置であって、互いに上下に積み重ねられる第1の収納トレイと第2の収納トレイはそれぞれ、収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の他の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面は前記主面と逆の凹凸形状を有し、前記第1の収納トレイの主面と第2の収納トレイの主面とは同一形状であり、前記第1の収納トレイと第2の収納トレイを主面を同一方向に向けて積み重ねた時に、第1の収納トレイの主面の凹凸形状と前記第2の収納トレイの裏面の凹凸形状とが噛み合い、第1の収納トレイの収納台と第2の収納トレイの収納台の裏面との間に収納対象物が保持されることを特徴とする。
また本発明の収納装置は、複数の収納トレイを積み重ねてなる収納装置であって、互いに上下に積み重ねられる第1の収納トレイと第2の収納トレイはそれぞれ、収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の他の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面は前記主面と逆の凹凸形状を有し、前記第1の収納トレイの主面と第2の収納トレイの主面とは鏡対称の形状であり、前記第1の収納トレイと第2の収納トレイを主面どうし対向させて積み重ねた時に、第1の収納トレイの主面の凹凸形状と前記第2の収納トレイの主面の凹凸形状とが噛み合い、第1の収納トレイの収納台と第2の収納トレイの収納台の裏面との間に収納対象物が保持されることを特徴とする。
本発明の収納トレイは、収納部を有した主面と裏面とが逆の凹凸形状なので、複数枚の収納トレイを積み重ねて収納装置を構成して、収納トレイどうしの間に対象物を収納することができる。この凹凸形状の収納トレイはソフトトレイとして構成できる。
互いに鏡対称をなす第1の収納トレイと第2の収納トレイを形成することで、第1の収納トレイ,第2の収納トレイを自由に積み重ねて収納装置を構成して、収納トレイどうしの間に対象物を収納することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)は本発明の第1の収納トレイの平面図、図1(b)、(c)、(d)はそれぞれ同収納トレイの図1(a)におけるX−X断面図、Y−Y断面図、Z−Z断面図、図2(a)(b)は同収納トレイを積み重ねてなる本発明の収納装置の断面図である。
図3(a)は本発明の第2の収納トレイの平面図、図3(b)は同収納トレイの図3(a)におけるZ´−Z´断面図、図3(c)(d)は同収納トレイを積み重ねてなる本発明の収納装置の断面図である。
図4(a)、(b)、(c)は第1の収納トレイと第2の収納トレイとにより構成される本発明の収納装置の断面図である。
図5(a)、(b)は第1の収納トレイと第2の収納トレイとにより構成される別の本発明の収納装置の断面図である。
各断面図において断面部分を太線で示した。また各断面図において図示を簡略にするために収納トレイの最外周の線を省略した。
図1に示す第1の収納トレイ1は、ソフトトレイとして構成されており、従来より行われているように、ポリスチレン等のプラスチックの平板を高温にて軟化させた状態で、平板の片側と型との間を真空引きすることにより型に押し当て、折り曲げ成形する真空成形法によって製造される。このため第1の収納トレイ1はソフトトレイに特有の形状を有しており、裏面形状は主面形状に相似し、板厚分だけずれている。ただし第1の収納トレイ1を同様の凹凸形状を持ったハードトレイとして構成してもよい。
この第1の収納トレイ1には、収納台2を持った収納部3が縦横に配列して4個形成されている。収納台2は、収納対象物に対応してほぼ矩形とされていて、収納対象物を支持する上面はトレイ厚のほぼ半分の位置にある。
図中の右上領域と左下領域に形成された収納部3は、トレイ厚み方向に沿うトレイ中心軸に対して対称な形状を有しており、収納台2の互いに対角をなす一対のコーナー(中心軸寄りのコーナーとその対角のコーナー)の外周は収納台2よりも突出した凸部4とされ、もう一対のコーナーの外周は収納台2よりも窪んだ凹部5とされている。
図中の右下領域と左上領域に形成された収納部3は、トレイ厚み方向に沿うトレイ中心軸に対して対称な形状を有しており、収納台2の互いに対角をなす一対のコーナー(中心軸寄りのコーナーとその対角のコーナー)の外周は収納台2よりも窪んだ凹部5とされ、もう一対のコーナーの外周は収納台2よりも突出した凸部4とされている。
各収納部3において、収納台2を囲んだ凸部4と凹部5とは収納台2の上面に対して上下左右反転して配置されている。つまり収納台2を囲んだ凸部4と凹部5とは、収納台2の上面に対して対称に突出し、窪み、かつ収納台2の上面に垂直な平面(この場合、収納台2の各辺の中央を通る2つの平面)に対して左右対称、上下対称に配置されている。
各凸部4は同一高さであり、各凹部5は同一深さである。隣り合った凸部4どうし、凹部5どうし、凸部4と凹部5は、コーナーを共有している。収納トレイ1の外周領域の凸部5は互いに連続している。収納トレイ1の外周縁部は斜め下方に折れ曲がっている。
各収納部3において、凸部4と凹部5の境界は収納台2の各辺の中央に配置されている。収納台2,凸部4,凹部5の境界部分は傾斜面とされている。
収納台2の端部の位置(傾斜面との境界線の位置)は、凸部4が外周に形成された一対のコーナーにおいては、収納対象物たる矩形の電子部品6の外寸よりも幾分大きくなるように設定され、凹部5が外周に形成されたもう一対のコーナーにおいては、電子部品6の外寸よりも幾分小さくなるように設定されている。
収納台2の中央には円錐台状の凹部2aが形成されている。この収納台2内の凹部2aは収納台2の外周の凹部5よりも裏面が下位になるように深さ設定されている(後述する図7に拡大図示する)。
この第1の収納トレイ1においては、図1(a)〜(d)に示すように、電子部品6は各収納部3の収納台4に載置されて収納される。
図2(a)(b)に示すように、第1の収納トレイ1を積み重ねた収納装置においては、上述したように、上段のトレイ1の裏面の凹凸が下段のトレイ1の主面の凹凸に相似していて且つ板厚分だけずれた形状であるため、また収納台2,凸部4,凹部5の境界が傾斜面であるため、上下段のトレイ1の凸部4どうし,凹部5どうしが重なり合い、上段のトレイ1の収納台2の凹部2aの裏面が下段のトレイ1の収納台2に載置された電子部品6を押さえる。
図3に示す第2の収納トレイ1は、上記した第1の収納トレイ1と同様のソフトトレイとして構成されているが、第1の収納トレイ1と鏡対称の形状である。
具体的には、第2の収納トレイ11においては、図中の右上領域と左下領域に形成された収納部13は、トレイ厚み方向に沿うトレイ中心軸に対して対称な形状を有しており、収納台12の互いに対角をなす一対のコーナー(中心軸寄りのコーナーとその対角のコーナー)の外周は収納台12よりも突出した凸部14とされ、もう一対のコーナーの外周は収納台12よりも窪んだ凹部15とされている。
図中の右下領域と左上領域に形成された収納部13は、トレイ厚み方向に沿うトレイ中心軸に対して対称な形状を有しており、収納台12の互いに対角をなす一対のコーナー(中心軸寄りのコーナーとその対角のコーナー)の外周は収納台12よりも窪んだ凹部15とされ、もう一対のコーナーの外周は収納台12よりも突出した凸部14とされている。
各凸部14は同一高さであり、各凹部15は同一深さである。隣り合った凸部14どうし、凹部15どうし、凸部14と凹部15は、コーナーを共有している。収納トレイ11の外周領域の凸部14は互いに連続している。収納トレイ11の外周縁部は斜め上方に折れ曲がっている。
各収納部13において、凸部14と凹部15の境界は収納台12の各辺の中央に配置されている。収納台12,凸部14,凹部15の境界部分は傾斜面とされている。
収納台12の端部の位置(傾斜面との境界線の位置)は、凸部14が外周に形成された一対のコーナーにおいては収納対象物たる矩形の電子部品6の外形よりも幾分大きくなるように設定され、凹部15が外周に形成されたもう一対のコーナーにおいては、電子部品16の外形よりも幾分小さくなるように設定されている。
収納台12の中央には円錐台状の凹部12aが形成されている。この収納台12内の凹部12aは、収納台12の外周の凹部15よりも裏面が下位になるように深さ設定されている。
この第2の収納トレイ11においては、図3(a)(b)に示すように、電子部品6は各収納部13の収納台12に載置されて収納される。
図3(c)(d)に示すように、第2の収納トレイ11を積み重ねた収納装置においては、上述したように、上段のトレイ11の裏面の凹凸が下段のトレイ11の主面の凹凸に相似していて且つ板厚分だけずれた形状であるため、また収納台12,凸部14,凹部15の境界が傾斜面であるため、上下段のトレイ11の凸部14どうし,凹部15どうしが重なり合い、上段のトレイ11の収納台12の凹部12aの裏面が下段のトレイ11の収納台12に載置された電子部品6を押える。
図4(a)に示すように、第1の収納トレイ1と第2の収納トレイ11とを2個一組として収納装置として用いることもできる。この場合、上記したように第1の収納トレイ11と第2の収納トレイ12とがほぼ鏡対称の形状であるため、上下段のトレイ11の凸部14,凹部15と第1の収納トレイ1の凸部4,凹部5とが重なり合い、収納台2,収納台12間に電子部品6が挟み込まれる。2個一組の収納トレイ1,11を複数組積み重ねて収納装置としてもよい。
図4(b)は第1の収納トレイ1の収納台2上に電子部品6が載った状態である。この状態から収納装置を上下反転させると、図4(c)に示すように、第2の収納トレイ11の収納台12上に電子部品6が載った状態となる。つまり、電子部品6を表裏いずれの面が上向きになる方向にも一括で自由に収納方向を変えることができ、それに伴って電子部品6を第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11間で移載することが可能である。
図5(a)(b)に示すように、第1の収納トレイ1と第2の収納トレイ11とを混合して積み重ねて収納装置として用いることもできる。
図6は第1の収納トレイ1の変形例を示し、図中の(a)は同収納トレイ1の平面図、(b)(c)はそれぞれ同収納トレイを積み重ねてなる収納装置の断面図を示す。
この第1の収納トレイ1では、収納台2内の凹部2aの底部に貫通穴17を形成している。これにより、電子部品6を上下段のトレイ間に収納して一括して移載する際に、貫通穴17が空気穴の役目を果たし、電子部品6がトレイに張り付くことがなくなる。また、電子部品6を電気検査したり、実装したりする際に、電子部品6の有無を判別するセンサーの光を通す役目を果たす。第2の収納トレイ11の収納台12内の凹部12aに同様の貫通穴を形成してもよい。
なお貫通穴17は収納台2(凹部2a)の裏面側から主面側に向けて打ち抜かれる。第1の収納トレイ1の積み重ね時に凹部2aの裏面が電子部品6を押さえるので、貫通穴17の形成時のバリが電子部品6に接触して電子部品6にダメージを与えるのを回避するためである。
図7に示したように、凹部2a内に凹部2aの深さよりも高さ寸法が小さい凸部18を形成し、この凸部18の先端に貫通穴17を形成するのも望ましい。これによれば、収納トレイを重ねても貫通穴17の部分が電子部品6に接触することがないため、貫通穴17の形成時にバリが発生しても電子部品6を傷つけることはない。
ただし、形成後にやすり等でバリを除去する方法を用いる場合、あるいはバリによる電子部品6のダメージが問題ない程度であるか、もしくはバリによっては電子部品6のダメージが生じ難い場合には、収納台2に凹部2aを形成することなく、直接に収納台2に貫通穴を設けてもよい(図示省略)。
図8は第1の収納トレイ1の他の変形例を示し、図中の(a)(b)はそれぞれ同収納トレイ1の平面図および断面図、(c)(d)はそれぞれ同収納トレイを積み重ねてなる収納装置の断面図を示す。
この第1の収納トレイ1の収納台2には上述した凹部2aを設けていない。この第1の収納トレイ1を同一方向を向けて積み重ねた収納装置においても、上述したように、上段のトレイ1の裏面の凹凸が下段のトレイ1の主面の凹凸に相似していて且つ板厚分だけずれた形状であるため、また収納台2,凸部4,凹部5の境界が傾斜面であるため、上下段のトレイ1の凸部4どうし,凹部5どうしが重なり合い、上段のトレイ1の収納台2の凹部2aの裏面と下段のトレイ1の上面との間に電子部品6が収納される。図8(c)は、電子部品6が大きい場合にトレイ1どうしの重なりが小さくなり、図8(d)は電子部品6が小さい場合にトレイ1どうしの重なりが大きくなることを示す。第2の収納トレイ11を同様に形成しても同様の効果が得られる。
以下、第1の収納トレイ1、第2の収納トレイ11の上述した従来のトレイと比較しての利点を説明する。
1)第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11はそれぞれ、主面と裏面との凹凸形状が逆であるため、軽量、安価なソフトトレイとして構成できる。
2)第1の収納トレイ1、第2の収納トレイ11のそれぞれにおいて、また収納部3、13のそれぞれにおいて、収納台2,12の一対の対角の外周に凸部4を形成し、それに隣接した他の一対の対角の外周に凹部5を形成していて、収納台2,12の外周の凸凹形状が全く同じであるため、第1の収納トレイ1、第2の収納トレイ11のいずれに対しても、電子部品6を同じ方向から同じ方法で設置および取出しできる。
またこの場合、収納台2,12の外周には、収納台2,12の各辺につき凸部4,凹部5の境界または凸部14,凹部15の境界が1箇所あるだけで、凸凹形状がシンプルであるため、設置・取出し用のクランプ爪が入るスペースとなる凹部5,15のサイズを大きく取ることができる。
よって、第1の収納トレイ1、第2の収納トレイ11の設計の手間を大幅に低減できるだけでなく、設置・取出し用のピックアップ設備の構成、機構がシンプルですみ、低コスト化を実現できる。
収納台2,12のいずれに電子部品6が載った状態でも、電子部品6の2つのコーナー部に凸部4あるいは凸部14が当たるため、電子部品6のガタツキを最小にできる構造でもある。
3)第1の収納トレイ1、第2の収納トレイ11のそれぞれにおいて、また収納部3、13のそれぞれにおいて、凸部4,14と凹部5,15を端部を共有して収納台2,12を囲んで形成しているので、両者を合わせた際に壁面が完全に一体化して製品を囲むことができ、安定して製品を収納できる。また収納トレイに最密に製品を収納できる。
4)収納台2,凸部4,凹部5の境界、および、収納台12,凸部14,凹部15の境界を全て傾斜面としたため、第1の収納トレイ1どうし、第2の収納トレイ11どうし、第1の収納トレイ1と第2の収納トレイ11との組み合わせのいずれでも、積み重ね時に上下の収納トレイを互いの凹凸形状が噛み合う状態で重ね合わせることができ、省スペースを図ることができる。
各収納部3,13における収納台2,12に臨んだ凸部4,14の内周も傾斜面となるため、設置時などに電子部品6が収納部3,13内で多少踊っても、常に収納台2,12上に適正配置することができる。
第1の収納トレイ1と第2の収納トレイ11を積み重ねる場合も、上下のいずれの収納トレイ1,11にも凸部4,14の壁面として傾斜面があり、そのクロスポイントに収納台2,12の平面が配置されていることになるので、電子部品6の収納が安定するとともに、上下のトレイ1,11間を電子部品6を安定よく移動させることができる。
傾斜面の傾斜角を大きくすると収納トレイどうしの重ね合わせがよくなるが、これは収納トレイ1,11の外寸を一定にする場合には凸部4,14が低くなることを意味し、電子部品6が収納部3,13から飛び出しやすくなる。傾斜角を小さくすると収納トレイ1,11の重ね合わせが悪くなり、上下の収納トレイ間に電子部品を挟み込めなくなる。このため傾斜角は10〜20°程度が適当である。しかし壁面が傾斜面でない構成も可能である。
5)収納台2,凸部4,凹部5の境界、および、収納台12,凸部14,凹部15の境界を全て傾斜面としながら、さらに収納台2,12の端部の位置を、凸部4,14が外周に形成された一対の対角において電子部品6の外寸よりも幾分大きくなるように設定し、凹部5、15が外周に形成されたもう一対の対角において電子部品6の外寸よりも幾分小さくなるように設定したため、電子部品6の外周縁部を把持して設置・取出しをスムーズに行うことができ、クランプ爪が収納台2,12に当たることもない。電子部品6の2つのコーナー部に凸部4あるいは凸部14が当たることと併せて、電子部品6の収納時の位置規制と設置・取出し時の把持の確実性、容易性を両立させ得る構造である。
6)収納台2、12内に凹部2a,12aを形成しているため、COB部品のようにチップコート領域等の凸部がある場合はその凸部を凹部2a,12a内に収容することができ、合理的である。また収納トレイ1,11を積み重ねたときに、凹部2a,12aの裏面で電子部品10を押さえることができる。
また凹部2a,12aの深さを、その裏面が収納部3,13の外周の凹部5,15の裏面よりも下位になるように設定しているので、ソフトトレイに特有の問題、つまり裏面の凹凸は主面の凹凸に相似しながら板厚分だけ形状ずれが生じるため電子部品6が収納トレイ間に挟まる、という問題を防ぐことができる。
電子部品6が収納トレイ間に挟まるのは、凹凸形状どうしの噛み合いがきつくなって、収納トレイ1,11を互いに分離しにくくなる現象と、上に重ねた収納トレイ1,11の裏面の凹凸に電子部品6が挟まり込む現象とがある。後者の現象は、電子部品6のサイズが小さい場合に、電子部品6が収納部3内で回転するのを防ぐために電子部品6に対する凸部4の壁面の距離を小さくする必要があり、その際に起こりやすいのであるが、そのような電子部品6の挟まり込みに対して上記仕様が効果的である。
かかる電子部品6の挟まり込みは、電子部品6のサイズが十分大きくて、電子部品6と収納台2の周囲の凸部4の壁面との距離が十分ある場合には起き難く、裏表の板厚分だけの形状ずれは問題にならないので、図8に示す収納トレイ1のように、収納部3の表裏に収納の機能を持たせる構造が可能である。
以上のように、第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11を、それぞれの主面と裏面を逆の凹凸形状とし、また互いにほぼ鏡対称の形状としたことにより、第1の収納トレイ1のみ積み重ねる、あるいは第2の収納トレイ11のみ積み重ねる、あるいは第1の収納トレイ1と第2の収納トレイ11とを混合して積み重ねる、あるいは収納トレイ1と第2の収納トレイ11とを2個1組として複数組積み重ねるなど、第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11を自由に積み重ねて、電子部品6を収納し、梱包することが可能となった。
第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11を2個1組の収納装置として用いる場合は、電子部品6を主面・裏面のいずれの面が上向きになる方向にも一括で自由に収納方向を変えることができ、それに伴って第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11間で移載することができる。
このように電子部品6を一括で自由に収納方向を変えて移載できる収納トレイについて考えると、ハードトレイとして構成する場合は従来例で説明したように1種類の収納トレイでよいのに対し、ソフトトレイとして構成する場合は、第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11のような2種類の収納トレイが必要となる。
しかしソフトトレイの金型はハードトレイの金型の1/10以下の期間で製造することができ、開発期間も短く、またソフトトレイの単価はハ−ドトレイの単価の1/10以下であるなど、ソフトトレイの利点も多い。
2種類の収納トレイを2個1組として積み重ねて梱包する場合には、1種類のハードトレイを積み重ねて梱包する場合に比べてトレイ枚数が2倍になることから、梱包単位の総厚が大きくなると予想されがちであるが、第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11は上述したように重ね合わせ可能であるため、梱包単位の総厚を従来のハードトレイの梱包単位と同等にすることが可能である。
なお、上記した実施の形態では、説明を簡略化するために、第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11を鏡対称として、収納部3,13の収納台2,12、凸部4,14、凹部5,15などの高さ、形状、寸法を全く同一にしたが、必ずしも全く同一でなくともよく、本発明の設計思想の範囲内であれば、収納対象の電子部品6や設備の都合で適宜アレンジしても同様の効果を得ることは可能である。
また上記した実施の形態では、説明を簡略化のために、最もシンプルな形状である矩形の電子部品6を収納すべく第1の収納トレイ1,第2の収納トレイ11を構成したが、電子部品6の形状が円形、多角形、左右非対称の場合も本発明構成を適用できる。
収納対象の電子部品6としては、COB、QFP、BGA、LGA、CSP等のパッケージ半導体装置など、多種多様の半導体電子部品が挙げられるが、半導体パッケージ以外の電子部品、さらには電子部品を搭載した製品などの種々の製品も、本発明の収納トレイ、収納装置に収納できる。
本発明の収納トレイは、同一種どうしあるいは異種混合して積み重ねてトレイ間に対象物を収納可能であり、半導体パッケージ等の電子部品をはじめとする種々の部品や製品の収納装置として用いて、様々な用途に利用できる。
本発明の第1の収納トレイの構成図 第1の収納トレイを積み重ねてなる収納装置の断面図 本発明の第2の収納トレイの構成図および同収納トレイを積み重ねてなる収納装置の断面図 第1の収納トレイと第2の収納トレイとを積み重ねてなる収納装置の断面図 第1の収納トレイと第2の収納トレイとを積み重ねてなる別の収納装置の断面図 第1の収納トレイの変形例の構成図 第1の収納トレイの他の変形例の構成図 第1の収納トレイのさらに他の変形例の構成図 従来の収納トレイの構成図
符号の説明
1 第1の収納トレイ
2 収納台
2a 凹部
3 収納部
4 凸部
5 凹部
6 電子部品
11 第2の収納トレイ
12 収納台
12a 凹部
13 収納部
14 凸部
15 凹部
17 貫通穴
18 凸部

Claims (15)

  1. 収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面に前記主面と逆の凹凸形状を有した収納トレイ。
  2. 収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の他の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面に前記主面と逆の凹凸形状を有した収納トレイ。
  3. 凸部と凹部とが端部を共有して収納台を囲んで形成された請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納トレイ。
  4. 収納台と凸部と凹部との境界が全て傾斜面として形成された請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納トレイ。
  5. 収納台の各辺の中央部に凸部と凹部との境界が配置された請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納トレイ。
  6. 収納台の一対の対角部分で収納台の端部の位置が収納対象物の外形よりも大きく設定され、他の一対の対角部分で収納台の端部の位置が収納対象物の外形よりも小さく設定された請求項2記載の収納トレイ。
  7. 収納台を囲んだ凸部と凹部とが収納台の上面に対して対称に突出し窪み、収納台の中心を通る収納台の上面に垂直な平面に対して対称に配置された請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納トレイ。
  8. 収納台内に凹部が形成された請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納トレイ。
  9. 収納台内の凹部の裏面が収納台の外周の凹部の裏面よりも下方に位置する請求項8記載の収納トレイ。
  10. 収納台に貫通穴が形成された請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納トレイ。
  11. 収納台内の凹部に収納台の裏面側から主面側に向けて貫通穴が打ち抜かれた請求項8記載の収納トレイ。
  12. 収納台の凹部内に収納台上面よりも低い凸部が形成され、この凸部の先端に貫通穴が形成された請求項8記載の収納トレイ。
  13. 収納台の外周の凹部は、隣接する凸部とともに収納台に対して収納対象物を載置し取出すクランプ爪の挿入部となる隙間を形成している請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納トレイ。
  14. 複数の収納トレイを積み重ねてなる収納装置であって、互いに上下に積み重ねられる第1の収納トレイと第2の収納トレイはそれぞれ、収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の他の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面に前記主面と逆の凹凸形状を有し、前記第1の収納トレイの主面と第2の収納トレイの主面とは同一形状であり、前記第1の収納トレイと第2の収納トレイを主面を同一方向に向けて積み重ねた時に、第1の収納トレイの主面の凹凸形状と前記第2の収納トレイの裏面の凹凸形状とが噛み合い、第1の収納トレイの収納台と第2の収納トレイの収納台の裏面との間に収納対象物が保持される収納装置。
  15. 複数の収納トレイを積み重ねてなる収納装置であって、互いに上下に積み重ねられる第1の収納トレイと第2の収納トレイはそれぞれ、収納対象物を載置可能な収納台と、前記収納台の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも上方に突出して形成された凸部と、前記収納台の他の一対の対角のそれぞれの外周に沿って収納台よりも下方に窪んで形成された凹部とからなる収納部を主面に有し、裏面に前記主面と逆の凹凸形状を有し、前記第1の収納トレイの主面と第2の収納トレイの主面とは鏡対称の形状であり、前記第1の収納トレイと第2の収納トレイを主面どうし対向させて積み重ねた時に、第1の収納トレイの主面の凹凸形状と前記第2の収納トレイの主面の凹凸形状とが噛み合い、第1の収納トレイの収納台と第2の収納トレイの収納台の裏面との間に収納対象物が保持される収納装置。
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