JP2006063907A - 車両の吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸気ダクトの外周を広い範囲で覆って防水性を向上させると共に、リアフェンダとエアクリーナケースとの隙間を保って排水性を向上させることができる車両の吸気装置を提供する。
【解決手段】 エアクリーナケース51内への吸気を行う吸気ダクト53を、エアクリーナケース51のケースカバー61側に設け、該ケースカバー61に、前記吸気ダクト53の外周を覆うダクトカバー112を一体的に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、自動二輪車等に好適な車両の吸気装置に関する。
従来、車両の吸気装置において、エアクリーナケース内への水の浸入を阻止するべく、該エアクリーナケースの吸気ダクトの吸入口と対向するリアフェンダ上に、防水用のリブを設定したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3308340号公報
しかしながら、上記従来の構成では、防水用のリブの範囲に制限があった。また、リアフェンダ及びエアクリーナケースの組み付け誤差によっては、これらの間の隙間が増減してリアフェンダ上を伝う水の排水性に影響を与えるという問題がある。
そこでこの発明は、吸気ダクトの外周を広い範囲で覆って防水性を向上させると共に、リアフェンダとエアクリーナケースとの隙間を保って排水性を向上させることができる車両の吸気装置を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、エアクリーナケース(例えば実施例のエアクリーナケース51)内への吸気を行う吸気ダクト(例えば実施例の吸気ダクト53)を、該エアクリーナケースのケースカバー(例えば実施例のケースカバー61)側に設け、該ケースカバーに、前記吸気ダクトの外周を覆うダクトカバー(例えば実施例のダクトカバー112)を一体的に設けたことを特徴とする。
この構成によれば、ダクトカバーにより吸気ダクト周りの比較的広い範囲を覆うことが可能となる。また、ダクトカバーをケースカバーと一体的に取り扱うことが可能となる。
請求項2に記載した発明は、前記ダクトカバーが、前記吸気ダクトを貫通させる開口部(例えば実施例のダクト貫通用開口部116)を有し、該開口部を、前記吸気ダクトの前記ケースカバーへの取り付け部(例えば実施例のダクト嵌合溝部108)にて支持したことを特徴とする。
この構成によれば、吸気ダクトの取り付け部とダクトカバーの取り付け部とを共用し、これらの取り付け構造を簡略化することが可能となる。
請求項3に記載した発明は、前記ダクトカバーの外周部を、前記ケースカバーに設けた係止部(例えば実施例の各係止部128,141,147)に係止したことを特徴とする。
この構成によれば、ダクトカバーを締結具等を用いてケースカバーに取り付けた場合と比べ、これらの取り付け構造を簡略化することが可能となる。また、ダクトカバー外周部の浮きを効果的に防止できる。
このとき、請求項4に記載した発明のように、前記ダクトカバーの後部を、リアフェンダ(例えば実施例のリアフェンダ42)に係止した構成とすれば、リアフェンダとダクトカバーとの間の隙間を一定に保つことが可能となる。
請求項5に記載した発明は、前記ダクトカバー後部の前記リアフェンダとの対向面側に、前後方向に延びるリブ(例えば実施例のリブ124)を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、ダクトカバー後部とリアフェンダとの間に所定の隙間を確保することが可能となる。
請求項6に記載した発明は、前記ダクトカバーが、弾性部材からなることを特徴とする。
この構成によれば、シートの底板等と干渉しても容易に変形してこれを良好に吸収することが可能となる。
請求項1に記載した発明によれば、吸気ダクト周りを広く覆うことでエアクリーナケースの防水性を向上させることができる。また、ダクトカバー及びケースカバーの組み付け及び取り外し作業を容易にして該作業工数の低減を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、吸気ダクト及びダクトカバーの取り付け構造を簡略化してエアクリーナケースのコストダウンを図ることができる。
請求項3に記載した発明によれば、ダクトカバーの取り付け構造を簡略化してエアクリーナケースのコストダウンを図ることができる。また、ダクトカバー外周部の浮きを防止してエアクリーナケースの防水性及び商品性を良好に保つことができる。
請求項4,5に記載した発明によれば、リアフェンダとダクトカバーとの間の隙間を確保してリアフェンダ上を伝う水の排水性を向上させることができる。
請求項6に記載した発明によれば、ダクトカバー及びシート等の組み付け及び取り外し作業を容易にして該作業工数の低減を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車(車両)1の前輪2を軸支する左右一対のフロントフォーク3は、ステアリングステム4を介して車体フレーム5の前端部に設けられたヘッドパイプ6に操舵可能に枢支され、後輪7を軸支するスイングアーム8は、その前端部が車体フレーム5の略中央に設けられたピボット軸9に揺動可能に枢支される。車体フレーム5は、ヘッドパイプ6の上部から後方へ延びた後に下方に湾曲してなるメインフレーム11を主とした所謂ダイヤモンド型とされ、該メインフレーム11の下端部両側に取り付けられたピボットプレート12と、ヘッドパイプの下部から斜め後下方に延びるダウンチューブ13の下端部とを、車体中央に搭載されたエンジン14のクランクケース15の前後にそれぞれ連結すると共に、該エンジン14がダウンチューブ13及びピボットプレート12を介して車体フレーム5に吊下される。
メインフレーム11の上部後側には後方へ延びるシートフレーム16の前端部が結合され、該シートフレーム16の中間部にはピボット軸9近傍から斜め上後方に向けて延びるサブフレーム17の上端部が結合される。メインフレーム11の後方にはリアクッション18が前傾した姿勢で配設され、該リアクッション18の上端部がメインフレーム11に、下端部がスイングアーム8にそれぞれ連結される。後輪7の左側にはリアスプロケット19が取り付けられ、このリアスプロケット19とエンジン14の後部左側に配設されたドライブスプロケット21とにドライブチェーン22が掛け回されて、エンジン14の駆動力を後輪7に伝達可能とされる。スイングアーム8の左側部には、ドライブチェーン22及びリアスプロケット21を収容するチェーンケース23が取り付けられる。
エンジン14の上方にはメインフレーム11に支持された燃料タンク24が配設され、該燃料タンク24の後方にはシートフレーム16に支持されたシート25が配設される。シート25は、その前半部が運転者用とされ、後半部が後部搭乗者用とされるものである。ピボットプレート12の下部前側には運転者用のステップ26が支持され、ピボットプレート12の下部後側には斜め上後方に延びるステップホルダ27が設けられて、該ステップホルダ27の後端部に後部搭乗者用のステップ28が支持される。ピボットプレート12の下端部には、メインスタンド29及びサイドスタンド31がそれぞれ格納可能に支持される。ステアリングステム4の上部にはバーハンドル32が取り付けられ、フロントフォーク3の中間部にはフロントフェンダ33が取り付けられる。また、ステアリングステム4には、不図示の支持ステーを介してヘッドランプ34、フロントウインカ35、及びメータ装置36等と共にアッパカウル37が取り付けられる。
車体フレーム5の中央部両側には、燃料タンク24後部からシート25前部に渡って車体側部を覆うサイドカバー38が装着され、車体フレーム5の後部には、シート25後部の下方から後方に渡って車体を覆うリアカウル39が装着される。リアカウル39の後端部にはテールランプ41が配設され、かつリアカウル39の内側には、後輪7の上部を所定の間隙を空けて覆う側面視略半円形状をなすリアフェンダ42が配設される。リアフェンダ42におけるテールランプ41の下方となる部位にはリアウインカ43が取り付けられる。車体後部左側には、例えば鋼材を格子状に組み立ててなるドレスガード44が配設され、該ドレスガード44の上端部がシートフレーム16の後部に取り付けられる。シートフレーム16後端部には、シート25後端部両側から斜め上後方に延びてリアカウル39を跨ぐグラブバー45が取り付けられる。
エンジン14のクランクケース15上にはシリンダ部46がやや前傾した状態で立設される。シリンダ部46の前部には排気管47が接続され、該排気管47がクランクケース15の前方及び下方を通過した後に車体後部右側に配設されたサイレンサ48に接続される。また、シリンダ部46の後部にはキャブレター49の下流側が接続され、該キャブレター49の上流側には、概ね車体中央に配されたエアクリーナ装置(吸気装置)50が接続される。
図2,3に示すように、エアクリーナ装置50は、エアクリーナケース51内にエンジン14の吸入空気をろ過するエアクリーナエレメント(以下、単にエレメント52という)52を収容してなる。
エアクリーナケース51は例えばポリプロピレン等の合成樹脂を主として構成されるもので、その上壁部分に略後方に向けて延びる例えばEPDM(エチレンプロピレンジエンモノマー)等の弾性部材からなる吸気ダクト53が接続されると共に、前壁左側部分には略前方に向けて延びる同じくEPDM等の弾性部材からなるコネクティングチューブ54が接続される。このようなエアクリーナ装置50において、キャブレター49のバルブが開くと、エンジン14の吸入負圧により吸気ダクト53後端の吸入口55からエアクリーナケース51内に外気が吸入され、該外気がエレメント52を通過しろ過された後に、コネクティングチューブ54及びキャブレター49を介してエンジン14に導入される。なお、コネクティングチューブ54には、吸気音低減用のレゾネータ54aが設けられる。
エアクリーナケース51は、上方に向けて開口するボックス状のケース本体56と、該ケース本体56の上部開口部57をエレメント52設置用の開口(以下、エレメント用開口部という)59を残して閉塞するエレメントホルダ58と、該エレメントホルダ58のエレメント用開口部59を吸気ダクト53設置用の開口(以下、ダクト用開口部という)62を残して閉塞するケースカバー61とを有してなる。ケース本体56の上部開口部57は後下がりに緩やかに傾斜する分割平面Hに沿って形成され、該分割平面Hで突き合わされるようにしてエレメントホルダ58がケース本体56に装着される。
エレメント52は、蛇腹状に折り畳まれたろ紙63を、上面視略角形をなす例えばポリプロピレン製の枠体64で保持してなるもので、全体としては所定の厚さを有する扁平直方体状の外観を有し、その厚さ方向を前記分割平面Hと直交させるようにしてエレメントホルダ58のエレメント用開口部59に装着される。このようなエレメント52を、その厚さ方向上側から下側に向けて外気が通過しろ過される。
ケース本体56は、エレメント52の下方すなわち下流側において、所定の吸気容量を確保するべく所定の深さを有するように設けられ、かつ上面視ではエレメント52よりも大型となるように設けられる。ケース本体56の前部右側には、その前壁右側部65を斜め右前方に変位させる右前延出部66が形成されると共に、前記前壁右側部65にはコネクティングチューブ54接続用の開口(不図示)が形成されて、該開口にコネクティングチューブ54がその後端部をケース本体56内に臨ませるようにして嵌合、保持される。なお、ケース本体56の下部前側には、リアクッション18を避けるべく後下がりに傾斜した傾斜壁を形成してなる前退避部67が設けられると共に、ケース本体56の下部後側には、サブフレーム17を避けるべく後上がりに傾斜した傾斜壁を形成してなる後退避部68が設けられる。
ケース本体56の下部右側における前後方向での中間部には、車幅方向に沿って不図示のボルトを挿通可能な右下ボルト挿通部69aが設けられると共に、ケース本体56の上部左側における前端部及び後端部には、前記分割平面Hと直交する方向(以下、面直方向ということがある)に沿って不図示のボルトを挿通可能な左前及び左後ボルト挿通部69b,69cがそれぞれ設けられる。このような各ボルト挿通孔69a,69b,69cに挿通された前記ボルトを、これらに対応して車体フレーム5に適宜設けられた不図示の締め込み部に各々締め込むことで、エアクリーナケース51ひいてはエアクリーナ装置50が車体フレーム5に固定される。
図7を併せて参照して説明すると、エレメントホルダ58は、上面視でケース本体56の上部開口部57と略同一の外形状を有する板状のもので、その略中央部には前記エレメント用開口部59が形成されると共に、外周部には前記面直方向に沿ってタッピングボルト72(図3参照)を挿通可能なボルト挿通部71が複数箇所(七箇所)に適宜設けられる。このような各ボルト挿通部71に挿通されたタッピングボルト72を、これらに対応してケース本体56の上部開口部57周縁部に設けられた不図示の締め込み部に各々締め込むことで、エレメントホルダ58がケース本体56に固定される。
エレメントホルダ58のエレメント用開口部59は、上面視でエレメント52の外形状に対応して前後方向に長い略長方形状をなし、かつその両側の長辺部分が同じくエレメント52の外周形状に対応して外周側に向けて突状となるように緩やかに湾曲して設けられる。
また、エレメント用開口部59の左側部前側及び右側部中央には、エレメント52の外形状に対応して、該エレメント用開口部59の外形状の一部を内側に変化させてなる左凹部95及び右凹部96がそれぞれ設けられる。このような各凹部95,96により、エレメント52装着時にはその向き及び裏表を確認可能とされている。
ここで、図5に示すように、エレメントホルダ58の外周部下面側には、前記面直方向下側に突出する短リブ部74が全周に渡って設けられると共に、該短リブ部74と嵌合可能な嵌合溝部75が、ケース本体56の上部開口部57周縁部に全周に渡って設けられる。嵌合溝部75内にはシール部材76が配設されており、短リブ部74と嵌合溝部75とが互いに嵌合することで、短リブ部74の先端が嵌合溝部75内にてシール部材76が押し潰され、もってケース本体56の上部開口部57周縁部が密封される。
図2,3,8,9に示すように、ケースカバー61は、エレメントホルダ58のエレメント用開口部59から上方へ膨出するように設けられた上下に扁平な蓋状のもので、その上壁部77の外周に下方へ突出する外周壁が形成されてなり、その下面側にはエレメント用開口部59と整合する下部開口部78が形成される。ケースカバー61の上壁部77は、その前半部分である略水平な前水平部79と、後半部分である後下がりに傾斜した後傾斜部81とを有し、該上壁部77の中央よりもやや後方に位置する部位には、前水平部79と後傾斜部81とに跨って前後方向に長い略長方形状をなす前記ダクト用開口部62が形成される。
このようなケースカバー61の両側部前側及び後側の計四箇所には、前記面直方向に沿ってボルト83を挿通可能なボルト挿通部82がそれぞれ設けられると共に、これら各ボルト挿通部82に対応する締め込み部84が、エレメントホルダ58のエレメント用開口部59周縁部にそれぞれ設けられる(図4,7参照)。各締め込み部84にはナット85がインサートされており、このような各締め込み部84に各ボルト挿通部82に挿通されたボルト83を各々締め込むことで、ケースカバー61がエレメントホルダ58に固定される。
ここで、図5に示すように、エレメント52の枠体64には、該エレメント52の厚さ方向略中央部から外周側に向けて突出する短フランジ部86が全周に渡って設けられると共に、該短フランジ部86先端からは前記厚さ方向(面直方向)下側及び上側に突出する下短リブ部87及び上短リブ部88が全周に渡って設けられる。これら短フランジ部86及び各短リブ部87,88により、枠体64外周には断面略T字状の被保持部89が形成される。
一方、エレメントホルダ58のエレメント用開口部59の周縁部には、エレメント52の被保持部89の下短リブ部87と嵌合可能な下嵌合溝部91が全周に渡って設けられると共に、ケースカバー61の下部開口部78の周縁部には、エレメント52の被保持部89の上短リブ部88と嵌合可能な上嵌合溝部92が全周に渡って設けられる。そして、各嵌合溝部91,92と各短リブ部87,88とを嵌合させるように被保持部89をエレメントホルダ58とケースカバー61とで挟み込むことで、エアクリーナケース51にエレメント52が保持されるようになっている。
各嵌合溝部91,92内にはそれぞれシール部材93,94が配設されており、各嵌合溝部91,92と各短ブ部87,88とが嵌合することで、各短リブ部87,88の先端が各嵌合溝部91,92内にて各シール部材93,94が押し潰され、もってエレメント用開口部59及び下部開口部78の周縁部が密封される。
図7を併せて参照して説明すると、エレメントホルダ58のエレメント用開口部59には、分割平面Hに対して下方に変位してなる下段フランジ部99が設けられる。該下段フランジ部99は、エレメント用開口部59に対して小型の下段開口部101を形成し、該下段開口部101の両側の長辺部分には、内周側に向けて突出する突出部102が前後に一箇所づつ計四箇所形成され、該各突出部102には、エンジン14のバックファイアからエレメント52を保護するための細目の金網からなるエレメントガード103の外周部が保持、固定される
エレメントホルダ58の前部上面側において、エレメント用開口部59の前縁に沿う部位にはシール部材104が貼付され、該シール部材104がケースカバー61の前縁部先端により押し潰されることで、エレメント用開口部59及び下部開口部78の直前となる部位にさらにシールが施される。また、エレメントホルダ58の前部上面側において、前後方向での中間部に位置する左右のボルト挿通部71よりも前側となる外周部には、前記面直方向上側に突出する外周短リブ部105が沿うように設けられる。さらに、エレメントホルダ58の前部両側には、車体フレーム5に当接するダンパーラバー106を支持するための支持壁部107が前記外周短リブ部105の一部を寸断するようにして設けられる。
図2,3を参照して説明すると、吸気ダクト53は車幅方向略中央に位置しており、左右方向(車幅方向)で幅広な断面略楕円形状とされ(図12参照)、その上半部がケースカバー61の上壁部77から上方に膨出した後に後方に向けて延出するように設けられ、下半部がケースカバー61の上壁部77から直接後方に向けて延出するように設けられる。吸気ダクト53後端の吸入口55は、ケースカバー61の後端近傍において、その中心高さがケースカバー61の上壁部77の前水平部79高さと略同一となるように設けられる。
吸気ダクト53の基端外周部には、その全周に渡って外周側に向けて開放するダクト嵌合溝部(取り付け部)108が設けられる。該ダクト嵌合溝部108は、ダクト用開口部62の周縁部にその内周側から嵌合可能とされる。このようなダクト嵌合溝部108は、図6に示すように、ケースカバー61の上面に密接する上リップ部109と、ケースカバー61の下面に密接する下リップ部111とを有し、これら各リップ部109,111でダクト用開口部62の周縁部を挟み込むと共に、該ダクト嵌合溝部108の底部にダクト用開口部62の内縁を密接させることで、ダクト用開口部62が密封されると共に、この状態で吸気ダクト53がケースカバー61に支持される。
ここで、図2に示すように、吸気ダクト53の吸入口55は後方に向けて開口しており、この吸入口55の上方にはシート25の底板25aが配置されると共に、両側方には前記サイドカバー38及びリアカウル39が配置され、かつ後方にはリアフェンダ42が配置されることで、底板25a、サイドカバー38、リアカウル39、及びリアフェンダ42により吸入口55の周辺が囲まれて吸気ダクト53内への水や泥埃等の異物の侵入が阻止されているが、雨天連続走行時や洗車時等における吸気ダクト53内への水の侵入をより効果的に阻止するために、上記エアクリーナ装置50においては、吸入口55周辺に適宜隔壁で囲まれた所定の吸気用空間を形成するダクトカバー112が設けられる。
図3,10,11を併せて参照して説明すると、ダクトカバー112は、例えば(PVC(ポリ塩化ビニール))等の弾性部材からなるもので、ケースカバー61の上壁部77にその上方からほぼ全面的に当接可能な整合壁部113の後方に、後述する垂下壁部121、底壁部122、及び離間壁部123が設けられた基本構成を有する。
整合壁部113は、その前縁部がケースカバー61の上壁部77の前縁部よりも所定量後方に位置することで上面視略正方形状をなし、その前半部分は前記前水平部79に対応する前整合水平部114とされ、後半部分は前記後傾斜部81に対応する後整合傾斜部115とされる。このような整合壁部113の略中央部には、前整合水平部114と後整合傾斜部115とに跨って前後方向に長い略長方形状をなすダクト貫通用開口部116が設けられる。
ダクト貫通用開口部116は、ケースカバー61のダクト用開口部62よりも一回り大型となるように設けられる。ここで、吸気ダクト53のダクト嵌合溝部108の上リップ部109は、その上面側外周部からさらに外周側に突出してダクトカバー112のダクト貫通用開口部116の周縁部上面に密接するサブリップ部109a(図6参照)を有し、このサブリップ部109aとケースカバー61とでダクト貫通用開口部116の周縁部を挟み込むと共に、上部リップ部の外縁にダクト貫通用開口部116の内縁を密接させることで、ダクト貫通用開口部116が密封されると共に、この状態でダクトカバー112が吸気ダクト53と共にケースカバー61に支持される。
整合壁部113の前縁部には、上方に突出する前起立壁部117が設けられ、かつ整合壁部113の前整合水平部114と後整合傾斜部115との稜線部分には、同じく上方に突出する一対の中起立壁部118が、ダクト貫通用開口部116を挟んで左右に振り分けられるように設けられる。なお、各中起立壁部118の上縁部は、車幅方向外側の上縁高さが車幅方向内側の上縁高さよりも高くなるように段差状に形成される。
ここで、吸気ダクト53における各中起立壁部118間に位置する部位には、その外周側に突出するフランジ状壁部119が設けられ、該フランジ状壁部119の両側部に各中起立壁部118の吸気ダクト53側の端部が当接することで、各中起立壁部118とフランジ状壁部119とがダクトカバー112の全幅に渡って一体的に連なるようになっている(図12参照)。
ダクトカバー112の後部には、整合壁部113の後縁部から下方に突出してエレメントホルダ58の上面に至る垂下壁部121と、該垂下壁部121の下縁部から分割平面Hに沿って後方に延びる底壁部122と、該底壁部122の後端部からその直ぐ後方に位置するリアフェンダ42の上部前側に沿って後上がりに延出する離間壁部123とが設けられる。離間壁部123はリアフェンダ42との間に所定の間隙を空けて配されるもので、リアフェンダ42の形状に対応して斜め上前方に突状の略球状をなし(図12参照)、平坦な底壁部122とは上面視で前方に突状の円弧状の交線を形成している。
図12を併せて参照して説明すると、離間壁部123の裏面側(下面側)、換言すればリアフェンダ42との対向面側には、側面視で離間壁部123の形状に沿う円弧状をなす左右一対のリブ124が設けられる。各リブ124は前後方向に平行をなして下方に突出するもので、その全長に渡って一定の突出高さとなるように設けられる。各リブ124の突出高さはリアフェンダ42と離間壁部123との間の間隙と同一とされ、したがってダクトカバー112とリアフェンダ42との間には、各リブ124先端がリアフェンダ42に当接することで所定の間隙が確保される。なお、離間壁部123の両側部には、成形都合上及び周辺部品のレイアウト都合上の面取り形状が形成されている。
離間壁部123は、車幅方向中央部に位置する吸気ダクト53及び吸入口55の大部分と後面視で重なるように設けられる。ここで、ダクトカバー112の両側部であって各中起立壁部118よりも後方となる部位は、車幅方向と直交する側壁部125がそれぞれ設けられる。各側壁部125の上縁部は略水平に形成され、かつその上縁高さが吸気ダクト53の上側高さと略同一となるように設けられる。
このような各側壁部125、離間壁部123、底壁部122、垂下壁部121、後整合傾斜部115、各中起立壁部118、及び吸気ダクト53のフランジ状壁部119が、シート25の底板25aと共に吸気ダクト53の吸入口55の外周を囲むことで、該吸入口55周辺には側面視で概ね逆三角形状をなす吸気用空間部Kが形成され、もって吸気ダクト53内への水の侵入が効果的に阻止される。
すなわち、各中起立壁部118及びフランジ状壁部119が吸入口55前方を覆う隔壁となって、エアクリーナケース51上を伝う等による吸入口55側への水の移動が防止されると共に、離間壁部123が吸入口55後方の隔壁となって、リアフェンダ42上を伝う等による吸入口55側への水の移動が防止され、かつ両側壁部125が吸入口55両側方における隔壁となって、シート25、サイドカバー38、及びリアカウル39等の各部品間の隙間からの吸入口55への水の移動が防止される。
ここで、ダクトカバー112前端部においては、前起立壁部117が隔壁となってその後方すなわち吸入口55側への水の移動が防止される。また、離間壁部123とリアフェンダ42との間においては、各リブ124により所定の間隙が確保されることで、リアフェンダ42上を伝う水を良好に排水することが可能とされている。
左側の側壁部125には、前後方向では中起立壁部118から底壁部122後端近傍に渡るように、上下方向では底壁部122から離間壁部123中央近傍に渡るように、吸気用空間部K内への主たる空気導入口となる側壁開口部126が設けられる。この側壁開口部126には、吸気用空間部K内への水の侵入を阻止するべく、該側壁開口部126の前縁部に沿う前壁と上縁部に沿う上壁とを連続的に形成してなる庇部127が、車幅方向外側に向けて突設される。
図13に示すように、吸気ダクト53及びダクトカバー112は、吸気ダクト53のダクト嵌合溝部108を共有することでケースカバー61に一体的に取り付けられることとなり、エレメント52のメンテナンス時には、前記各ボルト83を着脱することのみで、エレメントホルダ58に対して、吸気ダクト53及びダクトカバー112をケースカバー61と共に一体的に着脱可能とされる。
ここで、図4,8,9に示すように、ケースカバー61の外周部に位置する各ボルト挿通部82には、前記面直方向上側に向けて突出する円筒状の突状係止部128がそれぞれ設けられる。該各突状係止部128は、その左右に形成されたスリット129により前後一対の分割片131に二分割された構成を有し、これら各分割片131が互いに近接離反するように弾性変形可能とされる。各分割片131の先端部は、内周側に突出する凸部131a(図4参照)が形成されることで、その内径がボルト83の頭部よりもやや小さくなるように設定される。そして、これら各凸部131aを押し広げるように各分割片131を弾性変形させつつ、その内側にボルト83の頭部が押し込まれることで、該ボルト83を容易に脱落させないようにこれを保持可能である。
一方、図4,10,11に示すように、ダクトカバー112の外周部、具体的には前整合水平部114及び後整合傾斜部115におけるケースカバー61の突状係止部128に対応する位置には、該突状係止部128を挿通可能な円筒部132が鉛直方向下側に向けて突設される。各円筒部132は、その内径が突状係止部128の外径よりも大径であり、かつ鉛直方向に沿って突出するように設けられる。
このような各突状係止部128及び各円筒部132は、ダクトカバー112をエレメントホルダ58に取り付けた状態において、各突状係止部128が対応する円筒部132内に斜めに差し込まれ、その際、各突状係止部128が各円筒部132内面に部分的に押し付けられることとなって、結果的に各突状係止部128と各円筒部132が弾性的に係合する。このような突状係止部128と円筒部132との係合が、ダクトカバー112とケースカバー61との一体的な結合に寄与している。なお、各突状係止部128の先端部は、円筒部132に差し込み易くするべくテーパ状に形成されている。
またここで、図3,10,11に示すように、ダクトカバー112の前縁部には、該ダクトカバー112前側の両円筒部132の下端部前側からそれぞれ前方に向けて延出する係止バー133と、該各係止バー133の中間部に一体的に設けられた係止爪134とからなる一対の前係止片135が設けられる。また、図12を併せて参照して説明すると、ダクトカバー112の後縁部(離間壁部123の後縁部)における車幅方向中央部、換言すれば離間壁部123の上端部には、上方に突出する支持壁部136が設けられると共に、該支持壁部136から後方に向けて延出する係止バー137と、該係止バー137の中間部に一体的に設けられた係止爪138とからなる後係止片139が設けられる。
一方、図3,8,9に示すように、ケースカバー61には、その前側の両ボルト挿通部82の直前となる位置に、前記各前係止片135に対応する前係止部141がそれぞれ設けられる。図14を併せて参照して説明すると、各前係止部141は、前壁部142、後壁部143、及びこれらに渡る外側壁部144を有してなる上面視略コの字状とされるもので、前壁部142には下方に開放する逆U字状の前溝部145が形成されると共に、後壁部143には上方に開放するU字状の後溝部146が形成される。
また、図2,3,13に示すように、リアフェンダ42には、後係止片139に対応する位置に後係止部147が設けられる。図15を併せて参照して説明すると、後係止部147は、リアフェンダ42上に突設された車幅方向に平行な起立壁部148に、上方に開放する略U字状の溝部149が形成されてなる。該溝部149は、その上方から後係止片139の係止バー137が押し込まれることで、該係止バー137の上方への移動を規制可能である。
このような各係止部141,147に各係止片135,139を係合させる際には、まず、ダクトカバー112をその前部が下側となるように起立させた状態で、各前係止部141の前後壁部142,143間に各前係止片135を差し込み、この状態(図14に二点鎖線で示す)からダクトカバー112をその後部が下方に移動するように傾動させることで、係止バー133が前溝部145の底部に下方から当接すると共に後溝部146の底部に上方から当接し、かつ係止爪134が前壁部145に前方から当接することとなって、各前係止片141が上方及び下方並びに後方への移動が規制された係合状態となる。
また、ダクトカバー112の傾動に伴い下方に移動する後係止片139の係止バー137が、後係止部147の溝部149の上方に位置する状態(図15に二点鎖線で示す)から該溝部149に押し込まれると共に該溝部149の底部に当接し、かつ係止爪138が起立壁部148に後方から当接することとなって、後係止片139が上方及び下方並びに前方への移動が規制された係合状態となる。
このとき、各突状係止部128が対応する円筒部132内に差し込まれて係合状態となり、この状態で各ボルト挿通部82にボルト83を挿通しこれらをエレメントホルダ58の締め込み部84に締め込むことで、ダクトカバー112が吸気ダクト53及びケースカバー61と共にエレメントホルダ58に固定されると共に、ダクトカバー112後部がリアフェンダ42に係止される。
以上説明したように、上記実施例における車両のエアクリーナ装置50においては、エアクリーナケース51内への吸気を行う吸気ダクト53を、エアクリーナケース51のケースカバー61側に設け、該ケースカバー61に、前記吸気ダクト53の外周を覆うダクトカバー112を一体的に設けたことで、ダクトカバー112により吸気ダクト53周りの比較的広い範囲を覆うことが可能となるため、エアクリーナケース51の防水性を向上させることができる。また、ダクトカバー112をケースカバー61と一体的に取り扱うことが可能となるため、これらの組み付け及び取り外し作業を容易にして該作業工数の低減を図ることができる。
また、上記エアクリーナ装置50においては、前記ダクトカバー112が、前記吸気ダクト53を貫通させるダクト貫通用開口部116を有し、該ダクト貫通用開口部116を、前記吸気ダクト53の前記ケースカバー61への取り付け部であるダクト嵌合溝部108にて支持したことで、吸気ダクト53の取り付け部とダクトカバー112の取り付け部とを共用し、これらの取り付け構造を簡略化することが可能となるため、エアクリーナケース51のコストダウンを図ることができる。
さらに、上記エアクリーナ装置50においては、前記ダクトカバー112の外周部を、前記ケースカバー61に設けた各係止部128,141,147に係止したことで、ダクトカバー112を締結具等を用いてケースカバー61に取り付けた場合と比べ、これらの取り付け構造を簡略化することが可能となるため、エアクリーナケース51のコストダウンを図ることができる。また、ダクトカバー112外周部の浮きを効果的に防止できるため、エアクリーナケース51の防水性及び商品性を良好に保つことができる。
このとき、前記ダクトカバー112の後部を、リアフェンダ42に係止した構成とすれば、リアフェンダ42とダクトカバー112との間の隙間を一定に保つことが可能となるため、リアフェンダ42上を伝う水の排水性を向上させることができる。
さらにまた、上記エアクリーナ装置50においては、前記ダクトカバー112後部の離間壁部123における前記リアフェンダ42との対向面側に、前後方向に延びるリブ124を設けたことで、離間壁部123とリアフェンダ42との間に所定の隙間を確保することが可能となるため、リアフェンダ42上を伝う水をその前方にスムーズに排水することができる。
しかも、上記エアクリーナ装置50においては、前記ダクトカバー112が、弾性部材からなることで、シート25の底板25a等と干渉しても容易に変形してこれを良好に吸収することが可能となるため、ダクトカバー112及びシート25等の組み付け及び取り外し作業を容易にして該作業工数の低減を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば湿式あるいはカートリッジ式のエアクリーナエレメントを備えたものにも適用してもよい。
そして、上記実施例における構成は一例であり、自動二輪車への適用に限定されないことはもちろん、材質、形状、及び構成等、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の側面図である。 上記自動二輪車のエアクリーナ装置の側面図である。 上記エアクリーナ装置の上面図である。 図3のA−A断面図である。 図2の要部拡大図である。 図2の他の要部拡大図である。 上記エアクリーナ装置のエレメントホルダを図2の矢印B方向から見た矢視図である。 上記エアクリーナ装置のケースカバーを図2の矢印B方向から見た矢視図である。 上記ケースカバーの側面図である。 上記エアクリーナ装置のダクトカバーの上面図である。 上記ダクトカバーの側面図である。 上記ダクトカバーの後面図である。 上記エアクリーナ装置の分解側面図である。 上記ダクトカバーの前係止片及び前係止部の斜視図である。 上記ダクトカバーの後係止片及び後係止部の斜視図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
42 リアフェンダ
50 エアクリーナ装置(吸気装置)
51 エアクリーナケース
53 吸気ダクト
61 ケースカバー
108 ダクト嵌合溝部(取り付け部)
112 ダクトカバー
116 ダクト貫通用開口部(開口部)
124 リブ
128 突状係止部(係止部)
141 前係止部(係止部)
147 後係止部(係止部)

Claims (6)

  1. エアクリーナケース内への吸気を行う吸気ダクトを、該エアクリーナケースのケースカバー側に設け、該ケースカバーに、前記吸気ダクトの外周を覆うダクトカバーを一体的に設けたことを特徴とする車両の吸気装置。
  2. 前記ダクトカバーが、前記吸気ダクトを貫通させる開口部を有し、該開口部を、前記吸気ダクトの前記ケースカバーへの取り付け部にて支持したことを特徴とする請求項1に記載の車両の吸気装置。
  3. 前記ダクトカバーの外周部を、前記ケースカバーに設けた係止部に係止したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の吸気装置。
  4. 前記ダクトカバーの後部を、リアフェンダに係止したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の車両の吸気装置。
  5. 前記ダクトカバー後部の前記リアフェンダとの対向面側に、前後方向に延びるリブを設けたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の車両の吸気装置。
  6. 前記ダクトカバーが、弾性部材からなることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の車両の吸気装置。

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