JP6408591B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関するものである。
従来、例えば特許文献1に見られるように、内燃機関(21)と、この内燃機関(21)の燃焼室に吸入空気を導く吸気通路と、この吸気通路に設けられ、内部に設けられたエレメント(52)を通して吸入空気を浄化するエアクリーナ装置(50)とを備えた鞍乗型車両が知られている。
エアクリーナ装置(50)は、エレメント(52)の下流側にクリーン室(62)を形成する上ケース(54)と、この上ケース(54)の開口およびエレメント(52)を覆うようにして上ケース(54)に取り付けられ、エレメント(52)の上流側にダーティ室(61)を形成するケース本体(53)とを備えている。
ケース本体(53)には、下面から被せる下ケース(55)が取り付けられて、補助空気室(63)が形成され、この補助空気室(63)がクリーン室(62)に連通している。
このエアクリーナ装置(54)によれば、クリーン室(62)に連通する補助空気室(63)を設けることでクリーン室の容量を増加させることができる。
すなわち、この従来の鞍乗り型車両のように、車幅方向にエアクリーナ装置の寸法を比較的大きく取れる場合には、下方のデッドスペースを利用して多少の膨出量で容量増加を図ることができる。
しかし、エアクリーナ装置の車幅方向の寸法を大きくとれない車両においては、エアクリーナ装置の左右前後上下寸法を最大限に拡張しなければならない。
しかし一方で、そのようなエアクリーナ装置の拡張は、車両の車幅や車高に影響を与え、乗車性(特に足つき性)へ影響を与えるおそれがある。
特開2002−70666号公報
本発明が解決しようとする課題は、乗車性への影響を小さくしながらクリーナ容量の増加を図ることができる鞍乗型車両を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の鞍乗型車両は、
内燃機関と、この内燃機関の燃焼室に吸入空気を導く吸気通路と、この吸気通路に設けられ、内部に設けられたエレメントを通して吸入空気を浄化するエアクリーナ装置とを備えた鞍乗型車両であって、
前記エアクリーナ装置は、前記エレメントの下流側にクリーン室を形成するケース本体と、このケース本体の開口および前記エレメントを覆うようにしてケース本体に取り付けられ、前記エレメントの上流側にダーティ室を形成するケースカバーとを備え、
前記ケース本体は、分割面にて上下に分割された上ケースと下ケースとを備え、
下ケースは、車両正面から見て、下方から上方の前記分割面に向かうにつれて開口面積が大きく形成され、
上ケースは、車両正面から見て、前記分割面から上方に向かうにつれて開口面積が小さく形成されていることを特徴とする。
この鞍乗型車両によれば、ケース本体が分割面にて上下に分割された上ケースと下ケースとを備え、下ケースは、車両正面から見て、下方から上方の前記分割面に向かうにつれて開口面積が大きく形成され、上ケースは、車両正面から見て、前記分割面から上方に向かうにつれて開口面積が小さく形成されているので、ケース本体の開口面積は前記分割面部分において最大となる。
そのため、エアクリーナ装置の周辺レイアウトのスペースに合わせて、ケース本体の分割面の位置を設定することによって、適切にクリーナ容量の増加を図ることができる。
しかも、上ケースは、車両正面から見て、前記分割面から上方に向かうにつれて開口面積が小さく形成されているので、エアクリーナ装置の上部側の幅を小さくすることができる。
したがって、乗車性(特に足つき性)への影響を小さくすることができる。
以上のように、この鞍乗型車両によれば、乗車性への影響を小さくしながらクリーナ容量の増加を図ることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記エアクリーナ装置は、鞍乗り用のシートの前部下方に配置され、該シート前部下方の左右両側を覆う一対の車体カバーの上部は、前記シート前部下方において、前記上ケースの左右の側面に近接して配置されている構成とすることができる。
このように構成すると、エアクリーナ装置をシートの前部下方に配置する場合においても、シート前部下方の左右両側を覆う一対の車体カバーの上部が、シート前部下方において、上方に行くにしたがって幅狭となる上ケースの左右の側面に近接して配置される結果として、車体カバーの上部同士の幅も狭くすることができ、ひいてはシート前部の幅も狭くできるため、足つき性を向上させることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記車体フレームは、前記ケース本体の左右を挟むようにして側方に配置され、上ケースと下ケースとの分割面が前記車体フレームの上方に位置する構成とすることができる。
このように構成すると、ケース本体において幅寸法が最も大きくなる前記分割面が車体フレームよりも上方に位置することで、車体フレームの幅寸法を抑えて車幅方向の小型化を図ることができる。
この鞍乗型車両においては、
車体フレームは、前記シートの下方において前記ケース本体の左右で後ろ上がりに傾斜しながら伸びる傾斜部を有しており、上ケースと下ケースとの分割面は、車両側面視で前記車体フレームの傾斜部と同方向に傾斜している構成とすることができる。
このように構成すると、ケース本体の開口面積をフレームの前記傾斜部に沿わせた状態で効率的に増大させることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記上ケースと下ケースとの、左右側面における結合手段は、係合平爪と係合フックとによって構成することができる。
このように構成すると、上ケースと下ケースとを締結部材等で結合する場合に比べて結合部の側方への突出量を抑えてケース本体の幅寸法を小さくすることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記エアクリーナ装置の前記車体フレームに対する取り付け部は、エアクリーナ装置の前面部と後面部とにのみ設けられている構成とすることができる。
このように構成すると、側面部での取り付け部がない分だけエアクリーナ装置の幅寸法を小さくすることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記ケース本体の側面に、ハーネスまたは燃料ホースの保持部を設けた構成とすることができる。
このように構成すると、ハーネスまたは燃料ホースをケース本体の側方に配索する場合、ハーネスまたは燃料ホースをケース本体に近接配置することができるため、ハーネスまたは燃料ホースを含めた幅寸法を小さくすることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記ケースカバーには、該ケースカバーの上面から平面視で前記ケースカバーの外方まで延出される吸入ダクトが設けられ、
この吸入ダクトにおいて、前記ケースカバーの上面に位置する部位の吸気断面を横長の長円形状とした構成とすることができる。
このように構成すると、吸入ダクトをケースカバー上面に配置する場合においても、エアクリーナ装置の高さを抑制して、足つき性をよくすることができる。
また、吸入ダクトは、ケースカバーの上面から平面視でケースカバーの外方まで延出されるので、該延出部において必ずしも吸気断面を横長の長円形状としなくても、吸気口面積を確保することができる。
この鞍乗型車両においては、
前記上ケースおよび下ケースは、型成形により形成され、上ケースおよび下ケースの側壁はいずれも前記分割面に向かってテーパー状に拡張される構成とすることができる。
このように構成すると、上ケースおよび下ケースの側壁が抜き勾配として形成されるので、成形が容易になる。
本発明に係る鞍乗型車両の一実施の形態の側面図。 同じく部分省略拡大側面図。 図1における部分省略3−3拡大断面図。 図3、図8における4−4断面図。 本発明に係る鞍乗型車両の一実施の形態のシートを取り外した状態の部分省略拡大平面図。 エアクリーナ装置の正面図。 同じく左側面図。 (a)は同じく平面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図、(c)は図(a)におけるc−c断面図。
以下、本発明に係る鞍乗型車両の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い、必要に応じて図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
図1に示す鞍乗型車両10は、内燃機関11と、この内燃機関11の燃焼室に吸入空気を導く吸気通路12と、この吸気通路12に設けられ、内部に設けられたエレメント21(図3、図4)を通して吸入空気を浄化するエアクリーナ装置20とを備えている。
車体フレーム13の前部にヘッドパイプ13hが設けられ、このヘッドパイプ13hにフロントフォーク14を介して前輪Wfが回転可能に支持されている。前輪Wfはヘッドパイプ13hに回動可能に支持されたハンドル15で操舵される。
車体フレーム13の後部には斜め後方に伸びる左右一対のシートレール13rが設けられており、このシートレール13rの上部に鞍乗り用のシート16が設けられている。
Wrは内燃機関11によって駆動される後輪である。
運転者は、ハンドル15を握り、シート16を跨ぐようにしてシート16に座り、ステップ16sに足を載せてこの車両10を運転する。
なお、この車両10は二人乗り可能であり、16pは同乗者用のステップである。
図3,図4に示すように、エアクリーナ装置20は、前記エレメント21の下流側にクリーン室Cを形成するケース本体22と、このケース本体22の開口22aおよびエレメント21を覆うようにしてケース本体22に取り付けられ、エレメント21の上流側にダーティ室Dを形成するケースカバー50とを備えている。
ケース本体22は、分割面22dにて上下に分割された上ケース30と下ケース40とを備えている。
下ケース40は、図3に示すように車両正面から見て、下方から上方の分割面22dに向かうにつれて開口面積が大きく形成されている。別言すれば、下ケース40は大略的にいえば、お椀状であると言える。
上ケース30は、図3に示すように車両正面から見て、分割面22dから上方に向かうにつれて開口面積が小さく形成されている。別言すれば、上ケース30は大略的にいえば、逆お椀状(開口を下にした状態のお椀状)であると言える。
なお、開口面積というのは、水平方向に伸びる面のケース内における(ケース内壁面で区画される)領域の面積である。
この鞍乗型車両10によれば、ケース本体22が分割面22dにて上下に分割された上ケース30と下ケース40とを備え、下ケース40は、車両正面から見て、下方から上方の分割面22dに向かうにつれて開口面積が大きく形成され、上ケース30は、車両正面から見て、分割面22dから上方に向かうにつれて開口面積が小さく形成されているので、ケース本体22の開口面積は分割面22d部分において最大となる。
そのため、エアクリーナ装置20の周辺レイアウトのスペースに合わせて、ケース本体22の分割面22dの位置を設定することによって、適切にクリーナ容量の増加を図ることができる。
しかも、上ケース30は、車両正面から見て、分割面22dから上方に向かうにつれて開口面積が小さく形成されているので、エアクリーナ装置20の上部側の幅W1(図3)を小さくすることができる。
したがって、乗車性(特に足つき性)への影響を小さくすることができる。
以上のように、この鞍乗型車両10によれば、乗車性への影響を小さくしながらクリーナ容量の増加を図ることができる。
図1,図3、図5に示すように、エアクリーナ装置20は、鞍乗り用のシート16の前部下方に配置され、該シート前部下方の左右両側を覆う一対の車体カバー17の上部17uは、シート前部下方において、上ケース30の左右の側面31に近接して配置されている(図3参照)。
このように構成すると、図示の鞍乗型車両10のようにエアクリーナ装置20をシート16の前部下方に配置する場合においても、シート前部下方の左右両側を覆う一対の車体カバー17の上部17uが、シート前部下方において、上方に行くにしたがって幅狭となる上ケース30の左右の側面31に近接して配置される結果として、車体カバー17の上部17u同士の幅W2(図3)も狭くすることができ、ひいてはシート前部の幅W3も狭くできるため、足つき性を向上させることができる。
図2,図3に示すように、車体フレーム13(13s)は、ケース本体22の左右を挟むようにして側方に配置され、上ケース30と下ケース40との分割面22dが車体フレーム13(13s)の上方に位置している。
このように構成すると、ケース本体22において幅寸法が最も大きくなる分割面22dが車体フレーム13(13s)よりも上方に位置することで、車体フレーム13の幅寸法を抑えて車幅方向の小型化を図ることができる。
図1〜図3に示すように、車体フレーム13は、シート16の下方においてケース本体22の左右で後ろ上がりに傾斜しながら伸びる傾斜部13sを有しており、図2に示すように、上ケース30と下ケース40との分割面22dは、車両側面視で車体フレームの傾斜部13sと同方向に傾斜している。
このように構成すると、ケース本体22の開口面積をフレームの傾斜部13sに沿わせた状態で効率的に増大させることができる。
図2,および図6〜図8に示すように、上ケース30と下ケース40との、左右側面における結合手段は、係合平爪32と係合フック42とによって構成されている。
このように構成すると、上ケース30と下ケース40とを締結部材等で結合する場合に比べて結合部の側方への突出量を抑えてケース本体22の幅寸法を小さくすることができる。
図4および図6〜図8に示すように、エアクリーナ装置20の車体フレーム16に対する取り付け部23f、23rは、エアクリーナ装置20の前面部と後面部とにのみ設けられている。
このように構成すると、側面部での取り付け部がない分だけエアクリーナ装置20の幅寸法を小さくすることができる。
図6〜図8に示すように、前面側の取り付け部23fは下ケース40に一体的に設けられており、図4に示すようにフレーム13に設けられたステー13tに締結固定される。
図7,図8に示すように、後面側の取り付け部23rは、下ケース40に一体的に設けられた左右一対の下側アーム23r1と、これら左右一対の下側アーム23r1の間において、下ケース40に一体的に設けられた上側アーム23r2とを有しており、図4に示すように、車体フレーム13のクロスメンバ13cを上側アーム23r2と下側アーム23r1、23r1とで挟むようにしてクロスメンバ13cによって支持される。
上側アーム23r2は上ケース30との締結部も構成している。図4,図7において30bは締結ボルトである。
図6〜図8に示すように、ケース本体22の側面には、ハーネスおよび燃料ホースの保持部24,25が設けられている。この実施の形態では、ハーネス保持部24と、燃料ホース保持部25とを設けたが、どちらか一方のみ設けてもよい。。
このように構成すると、図2および図3に示すように、ハーネス60および/または燃料ホース61をケース本体22の側方に配索する場合、ハーネス60および/または燃料ホース61をケース本体22に近接配置することができるため、ハーネス60および/または燃料ホース61を含めた幅寸法を小さくすることができる。
この実施の形態では、ハーネス保持部24は下ケース40の右面上部前後に一体的に設けられており、燃料ホース保持部25は下ケース40の左面上部前後に一体的に設けられている。
図1,図2,図5において63は燃料タンクであり、燃料ホース61は燃料タンク63か燃料をフューエルインジェクタ64に供給する。
図6〜図8に示すように、ケースカバー50には、該ケースカバー50の上面51から平面視でケースカバー50の外方まで延出される吸入ダクト70が設けられている。
この吸入ダクト70は、図8(b)(c)に示すように、ケースカバー50の上面51に位置する部位71の吸気断面が横長の長円形状となっている。
このように構成すると、吸入ダクト70をケースカバー50の上面に配置する場合においても、エアクリーナ装置20の高さを抑制して、足つき性をよくすることができる。
また、吸入ダクト70は、ケースカバー50の上面51から平面視でケースカバー50の外方まで延出されるので、該延出部72において必ずしも吸気断面を横長の長円形状としなくても、吸気口面積を確保することができる。
この実施の形態では、図2,図7に示すように、吸気口73の形状を円形としている。
上ケース30および下ケース40は、型成形により形成され、図3,図4に示すように、上ケース30および下ケース40の側壁33,43はいずれも分割面22dに向かってテーパー状に拡張されている。
このように構成すると、上ケース30および下ケース40の側壁33,43が抜き勾配として形成されるので、成形が容易になる。
図6〜図8に示すように、上ケース30は下ケース40に対し、前後部においては、ボルト30bで締結固定される。左右は前述したように、上ケース30に一体に設けた係合平爪32と、下ケース40に一体に設けた係合フック42とで結合される。
ケースカバー50は上ケース30に対し、ボルト50bで締結固定される。
図3,図4に示すように、エレメント21は、その枠体21bの外周に設けたフランジ部21fを上下から、ケースカバー50の下辺に設けた溝部54と上ケース30の上辺に設けた溝部34とで挟み込むようにして上ケース30とケースカバー50との間に保持される。
下ケース40には、エンジン11のクランク室からのブリーザパイプ65(図3)が接続される筒状部44が設けられており、この筒状部44とクリア室Cとの間には、オイルミストカット部45が形成されている。
図6〜図8に示すように、下ケース40とエンジン11とを接続する吸気チューブ66にはレゾネータ67が設けられている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
10:鞍乗型車両、11:内燃機関、12吸気通路、13:車体フレーム、13s:傾斜部、16:シート、17:車体カバー、17u:上部、20:エアクリーナ装置、21:エレメント、22:ケース本体、22d:分割面、23f、23r:取り付け部、24:ハーネス保持部、25:燃料ホース保持部、30:上ケース、31:側面、32:係合平爪、33:側壁、40:下ケース、42:係合フック、43:側壁、50:ケースカバー、51:上面、60:ハーネス、61:燃料ホース、70:吸入ダクト。

Claims (9)

  1. 内燃機関と、この内燃機関の燃焼室に吸入空気を導く吸気通路と、この吸気通路に設けられ、内部に設けられたエレメントを通して吸入空気を浄化するエアクリーナ装置とを備えた鞍乗型車両であって、
    前記エアクリーナ装置は、前記エレメントの下流側にクリーン室を形成するケース本体と、このケース本体の開口および前記エレメントを覆うようにしてケース本体に取り付けられ、前記エレメントの上流側にダーティ室を形成するケースカバーとを備え、
    前記ケース本体は、分割面にて上下に分割された上ケースと下ケースとを備え、
    下ケースは、車両正面から見て、下方から上方の前記分割面に向かうにつれて開口面積が大きく形成され、
    上ケースは、車両正面から見て、前記分割面から上方に向かうにつれて開口面積が小さく形成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 請求項1において、
    前記エアクリーナ装置は、鞍乗り用のシートの前部下方に配置され、該シート前部下方の左右両側を覆う一対の車体カバーの上部は、前記シート前部下方において、前記上ケースの左右の側面に近接して配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  3. 請求項1または2において、
    車体フレームは、前記ケース本体の左右を挟むようにして側方に配置され、上ケースと下ケースとの分割面が前記車体フレームの上方に位置することを特徴とする鞍乗型車両。
  4. 請求項2または3において、
    車体フレームは、前記シートの下方において前記ケース本体の左右で後ろ上がりに傾斜しながら伸びる傾斜部を有しており、上ケースと下ケースとの分割面は、車両側面視で前記車体フレームの傾斜部と同方向に傾斜していることを特徴とする鞍乗型車両。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項において、
    前記上ケースと下ケースとの、左右側面における結合手段は、係合平爪と係合フックとによって構成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  6. 請求項4または5において、
    前記エアクリーナ装置の前記車体フレームに対する取り付け部は、エアクリーナ装置の前面部と後面部とにのみ設けられていることを特徴とする鞍乗型車両。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項において、
    前記ケース本体の側面に、ハーネスまたは燃料ホースの保持部を設けたことを特徴とする鞍乗型車両。
  8. 請求項2〜7のうちいずれか一項において、
    前記ケースカバーには、該ケースカバーの上面から平面視で前記ケースカバーの外方まで延出される吸入ダクトが設けられ、
    この吸入ダクトにおいて、前記ケースカバーの上面に位置する部位の吸気断面を横長の長円形状としたことを特徴とする鞍乗型車両。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項において、
    前記上ケースおよび下ケースは、型成形により形成され、上ケースおよび下ケースの側壁はいずれも前記分割面に向かってテーパー状に拡張されることを特徴とする鞍乗型車両。
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