JP6924109B2 - 鞍乗り型車両のシート構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のシート構造に関する。
従来、鞍乗り型車両において、運転者用シートと、この運転者用シートの後方に車体を覆うカウルとを備え、カウルの上部にクッションシートを取付け、カウルとクッションシートの間に、走行風が流れる溝部が形成され、この溝部に走行風が流れるように、クッションシートに、走行風を取り入れる吸入口と、この吸入口から取り入れた走行風を車両後方へ排出する排出口とを形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6023542号公報
しかしながら、前記従来の技術では、シートの蒸れを解消するためにクッションシートが採用されているが、シートの座面温度は、外気温などに左右され、シートの座面温度を調整することができないので、快適性を損なう問題がある。
本発明の目的は、シートの座面を快適にすることのできる鞍乗り型車両のシート構造を提供することにある。
本発明は、一対のメインフレーム(22)と搭乗者用のシートとを備える鞍乗り型車両のシート構造において、前記シートは、通気性を有するメッシュシート(17)であり、前記メッシュシート(17)のシート底板(65)には、前記メッシュシート(17)の前後左右に配列された複数の開口部(67)が設けられ、前記メッシュシート(17)の前方に開口し前記メッシュシート(17)に延びる配管(80)が設けられ、前記配管(80)は前記メインフレーム(22)と重なるように延び、前記配管(80)の後端は前記シート底板(65)の複数の開口部(67)の前部に向かって延びることを特徴とする。
前記発明において、外気を取り込むラムダクト(70)を備え、前記配管(80)の前端は、前記ラムダクト(70)に接続されていてもよい。
また、前記発明において、前記配管(80)は、前記配管(80)を流れる空気の流量を調整する流量調整機構(85)を備え、前記流量調整機構(85)の調整スイッチ(86)は、ハンドル(33)に設置されていてもよい。
前記発明において、前記シート底板(65)の開口部(67)は、複数設けられていてもよい。
本発明は、メッシュシートの前方に開口しメッシュシートに延びる配管が設けられ、配管はフレームと重なるように延び、配管はシート底板の開口部に向かって延びるので、配管を介して外気をメッシュシートのシート底板に送ることができ、開口部からメッシュシートに空気を送ることができ、メッシュシートの座面温度を快適に保持することができる。また、外気を利用するので、別途ヒータや冷却水などが不要となり、部品点数を削減することができる。
また、外気を取り込むラムダクトを備え、配管の前端は、ラムダクトに接続されていてもよい。この構成によれば、ラムダクトが取り入れた空気を配管を介してメッシュシートのシート底板に送ることができ、開口部からメッシュシートに空気を送ることができるので、メッシュシートの座面温度を快適に保持することができる。また、外気を利用するので、別途ヒータや冷却水などが不要となり、部品点数を削減することができる。
また、配管は、配管を流れる空気の流量を調整する流量調整機構を備え、流量調整機構の調整スイッチは、ハンドルに設置されていてもよい。この構成によれば、搭乗者は、必要に応じて調整スイッチを操作することで、流量調整機構により配管を流れる空気の流量を調整することができるので、メッシュシートに送られる空気量を調整して座面温度の調整を行うことができ、シートの座面温度を快適に保持することができる。
また、シート底板の開口部は、複数設けられていてもよい。この構成によれば、配管を介してメッシュシートのシート底板に送られた空気を複数の開口部からメッシュシートに送ることができるので、メッシュシートの座面温度を快適に保持することができる。
本発明の第1実施形態を適用した自動二輪車を示す左側面図である。 図1のカウルを取り外した状態を示す拡大図である。 メッシュシートの断面図である。 メッシュシートの概略平面図である。 メッシュシートの開口部から空気を吹出して座面温度を測定した実験条件を示す説明図である。 メッシュシートの開口部から空気を吹出して座面温度を測定した実験結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明に係る鞍乗り型車両のシート構造を適用した自動二輪車10を示す左側面図である。図2は、図1のカウルを取り外した状態を示す拡大図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して操舵可能に支持された前輪13と、車体フレーム11の下部にスイングアーム14を介して揺動可能に支持された後輪16と、車体フレーム11の上部に設けられたメッシュシート17とを備える。自動二輪車10は、運転者がメッシュシート17に跨って乗車する鞍乗り型車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、左右一対のメインフレーム22、左右一対のセンターフレーム23及び左右一対のシートフレーム24を備える。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部を構成している。左右のメインフレーム22は、ヘッドパイプ21から後方斜め下方に延びている。左右のセンターフレーム23は、左右のメインフレーム22の後端からそれぞれ下方に延びている。左右のシートフレーム24は、左右のメインフレーム22から後方斜め上方にそれぞれ延びてメッシュシート17を支持している。
フロントフォーク12は、左右一対のフォークチューブ26、トップブリッジ27、ボトムブリッジ28を備える。
左右のフォークチューブ26は、テレスコピック型の緩衝器であり、左右のフォークチューブ26の下端部に車軸31を介して前輪13が支持されている。トップブリッジ27及びボトムブリッジ28は、左右のフォークチューブ26の上部を連結する部材である。トップブリッジ27、ボトムブリッジ28間には、上下に延びるステムパイプ(不図示)が渡され、ステムパイプは、ヘッドパイプ21に回動可能に支持される。
トップブリッジ27には、高さ調整可能な左右一対のハンドル33が取付けられる。
左右のメインフレーム22及び左右のセンターフレーム23には、エンジン35が支持されている。エンジン35は、クランクケース36を備え、クランクケース36には変速機37が一体に設けられている。変速機37の出力は、チェーン41を介して後輪16に伝達される。
左右のメインフレーム22の上部には、メッシュシート17の前方に配置された燃料タンク43が取付けられている。メッシュシート17の後方には同乗者用シート44が配置されている。
スイングアーム14は、左右のセンターフレーム23に渡されたピボット軸46に前端部が揺動可能に支持され、後端部に車軸47を介して後輪16が支持されている。
自動二輪車10の前部及び下部は、カウリング51で覆われている。カウリング51は、アッパーカウル52、ミドルカウル53、ロアカウル54とから構成される。
アッパーカウル52は、ヘッドライト56の周囲を覆うとともに上部中央にウインドスクリーン58が設けられる。アッパーカウル52の一部は、左右のハンドル33の高さ調整に伴って高さを変更可能とされている。
ミドルカウル53は、アッパーカウル52の車幅方向外側に近接いた位置から後方及び下方に延びて車体前部を両側方から覆う。ロアカウル54は、エンジン35を含む車体下部を覆う。
前輪13は、上方からフロントフェンダー61で覆われ、後輪16は、上方からリアフェンダー62で覆われている。
図3は、メッシュシートの断面図である。図4はメッシュシート17の概略平面図である。
図3に示すように、メッシュシート17は、シート底板65を備え、シート底板65の上面側には、シートカバー66が設けられている。シート底板65とシートカバー66の間には、クッション体68が充填されている。シートカバー66は、例えば、合成樹脂などからなる繊維素材を編んで形成されたメッシュ状の孔空き組織の編地から構成されており、通気性を有している。
クッション体68は、熱可塑性エラストマー等の合成樹脂からなる繊維(連続線状体とも称する)を曲がりくねらせてループを形成し、各ループの接触部分を融着などで接合した三次元網状構造体である。クッション体68の各部材は、必要なサイズに合わせ、大型な定形サイズのものから切断加工されて、必要な形状に形成される。
つまり、クッション体68は、熱可塑性エラストマー網状体で構成される。これにより、クッション性および耐久性に優れ、かつ、通気性に優れたクッションが得られる。特に、ウレタン製の従来の車両用クッションと比べ、格段に通気性に優れたクッションが得られる。
また、図4に示すように、本実施形態においては、シート底板65には、複数の開口部67が形成されている。この開口部67は、メッシュシート17の中心に対して左右両側にそれぞれ前部に2個、中間部に2個、後部に2個ずつ3列に形成されており、メッシュシート17全体としては、12個の開口部67が形成されている。
なお、本実施形態においては、1つのメッシュシート17に12個の開口部67を形成するようにしたが、本発明はこれに限定されず、任意の個数の開口部67を形成することが可能である。また、各開口部67の形成場所についても、任意の場所に形成することが可能である。
ミドルカウル53には、ミドルカウル53の前方に開口するラムダクト70が形成されている。ラムダクト70は、外気を取り入れメインフレーム22の内側に空気を送り、エンジン35の吸気系に空気を供給する機能をもっている。
また、メインフレーム22の上方には、メインフレーム22に沿って延在する配管80が設けられている。配管80の前端は、ラムダクト70に接続される吸入口81とされており、配管80の後端は、メッシュシート17のシート底板65に向けて開口する吹出口82とされている。この配管80は、メインフレーム22の両側に、2本設置される。
これにより、ラムダクト70から取り入れた外気は、メインフレーム22の内側に送られるとともに、外気の一部は、配管80に流入し、吹出口からメッシュシート17のシート底板65に送られる。
なお、配管80の吹出口82は、シート底板65に向かって開口するのみならず、吹出口82を開口部67に直接接続し、この接続部分をシールするように構成してもよい。
また、配管80のラムダクト70と接続部分の近傍には、流量調整機構85が配置されている。流量調整機構85は、例えば、配管80の吸入口81の開度を調整可能な電動バルブ機構で構成されている。流量調整機構85は、調整スイッチ86により開度調整が可能に構成されており、調整スイッチ86は、ハンドル33に設置される。
これにより、搭乗者は、調整スイッチ86を操作することにより、流量調整機構85の開度を調整することが可能となってる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
鞍乗り型車両が走行すると、メインカウルのラムダクト70から外気を取り込み、この外気は、配管80の吸入口81から配管80内に流れ、配管80の吹出口からメッシュシート17のシート底板65に吹出される。
シート底板65に吹出された空気は、メッシュシート17が通気性を有することから、シート底板65に形成された開口部67からメッシュシート17の表面に向けて流れる。
このように空気の流れにより、メッシュシート17の座面の温度を一定に保つことができる。
図5は、メッシュシート17の開口部67から空気を吹出して座面温度を測定した実験条件を示す説明図である。図6は、メッシュシート17の開口部67から空気を吹出して座面温度を測定した実験結果を示すグラフである。
図5に示すように、本実験では、メッシュシート17の前端から後方に向かう距離が前部a、中間部b、後部cの位置、およびメッシュシート17の中心からメッシュシート17の幅方向への距離がd、eの位置の測定点1〜6を設定した。これら各測定点は、メッシュシート17の開口部67の形成位置に対応している。そして、自動二輪車10を風洞において、座面温度を測定した。
図6に示すように、座面温度の測定結果によれば、測定点1および測定点2では、実験開始から座面温度が上昇する傾向が確認された。測定点3および測定点4では、実験開始から座面温度やや上昇した後下降し、その後再び上昇する傾向が確認された。測定点5および測定点6では、実験開始から座面温度が急激に下降し、その後上昇する傾向が確認された。
すなわち、測定点1から測定点6の各測定点においても、時間が経過するにつれて設定値(目標値)に近づくように、座面温度が上昇する傾向が確認された。
今回の実験では、比較的短時間で、メッシュシート17の座面温度が設定値(目標値)に近づくことが分かり、快適性が向上していることが分かる。
以上述べたように、本実施形態においては、メッシュシート17を備え、メッシュシート17の下端に接するシート底板65には開口部67が設けられ、メッシュシート17の前方に開口しメッシュシート17に延びる配管80が設けられ、配管80はフレームと重なるように延び、配管80はシート底板65の開口部67に向かって延びる。
これにより、配管80を介して外気をメッシュシート17のシート底板65に送ることができ、開口部67からメッシュシート17に空気を送ることができるので、メッシュシート17の座面温度を快適に保持することができる。また、外気を利用するので、別途ヒータや冷却水などが不要となり、部品点数を削減することができる。
また、本実施形態においては、外気を取り込むラムダクト70を備え、配管80の前端は、ラムダクト70に接続されている。
これにより、ラムダクト70が取り入れた空気を配管80を介してメッシュシート17のシート底板65に送ることができ、開口部67からメッシュシート17に空気を送ることができるので、メッシュシート17の座面温度を快適に保持することができる。また、外気を利用するので、別途ヒータや冷却水などが不要となり、部品点数を削減することができる。
また、本実施形態においては、配管80は、配管80を流れる空気の流量を調整する流量調整機構85を備え、流量調整機構85の調整スイッチ86は、ハンドル33に設置されている。
これにより、搭乗者は、必要に応じて調整スイッチ86を操作することで、流量調整機構85により配管80を流れる空気の流量を調整することができるので、メッシュシート17に送られる空気量を調整して座面温度の調整を行うことができ、シートの座面温度を快適に保持することができる。
また、本実施形態においては、シート底板65の開口部67は、複数設けられている。
これにより、配管80を介してメッシュシート17のシート底板65に送られた空気を複数の開口部67からメッシュシート17に送ることができるので、メッシュシート17の座面温度を快適に保持することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、前記実施形態においては、ラムダクト70を介して配管80に外気を取り入れ、メッシュシート17のシート底板65に送るようにしたが、配管80の吸入口81を自動二輪車の前方に開口して設置し、ラムダクト70を介さず、配管80により直接外気を取り入れるようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、配管80をメインフレーム22に沿って設けるようにしたが、例えば、ミドルカウル53の内側または外側に沿って設けるようにしてもよい。この場合、配管80は、メインフレーム22の外面とミドルカウル53の内面との間に設けるようにしてもよい。
さらに、前記実施形態においては、配管80に外気を取り入れるようにしたが、例えば、自動二輪車のラジエーターの熱気を配管80に取り込むようにしてもよい。この場合に、ラムダクト70による外気吸入口と、ラジエーターによる暖気吸入口とを切り替える機構を設け、季節や外気温に応じて、ラムダクト70からの外気か、ラジエーターからの暖気かを選択することができるようにしてもよい。
さらに、本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
11 車体フレーム
17 メッシュシート
22 メインフレーム
33 ハンドル
65 シート底板
66 シートカバー
67 開口部
70 ラムダクト
80 配管
81 吸入口
85 流量調整機構
86 調整スイッチ

Claims (3)

  1. 一対のメインフレーム(22)と搭乗者用のシートとを備える鞍乗り型車両のシート構造において、
    前記シートは、通気性を有するメッシュシート(17)であり、前記メッシュシート(17)のシート底板(65)には、前記メッシュシート(17)の前後左右に配列された複数の開口部(67)が設けられ、前記メッシュシート(17)の前方に開口し前記メッシュシート(17)に延びる配管(80)が設けられ、
    前記配管(80)は前記メインフレーム(22)と重なるように延び、前記配管(80)の後端は前記シート底板(65)の複数の開口部(67)の前部に向かって延びることを特徴とする鞍乗り型車両のシート構造。
  2. 外気を取り込むラムダクト(70)を備え、前記配管(80)の前端は、前記ラムダクト(70)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のシート構造。
  3. 前記配管(80)は、前記配管(80)を流れる空気の流量を調整する流量調整機構(85)を備え、前記流量調整機構(85)の調整スイッチ(86)は、ハンドル(33)に設置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鞍乗り型車両のシート構造。
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