JP2006044458A - パーキングロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、パーキングロックの実行/解除時の予期しない車両挙動を抑制することのできるパーキングロック装置を提供すること。
【解決手段】 本発明のパーキングロック装置は、左右輪RR,RLを独立して駆動可能な駆動機構2と、左右輪RR,RLを独立して固定可能な液圧ブレーキ機構3〜7と、左右輪RR,RLを独立して機械的に固定するパーキングロック機構15と、パーキングロック実行/解除操作を検出するパーキングロック操作検出手段12と、パーキングロック機構15による左右輪RR,RLの機械的固定状態を検出するロック状態検出手段8と、パーキングロック操作検出手段12によってパーキングロック実行/解除操作を検出したときに、ロック状態検出手段8の検出結果に基づいて、液圧ブレーキ機構3〜7によって左右輪RR,RLの少なくとも一方を固定する制御手段8を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一対の左右輪をロックする車両のパーキングロック装置に関する。
一般的なオートマチックトランスミッションには一対の左右輪をロックするパーキングロック機構が装備される。パーキングロック機構は、ギヤレバー(セレクタレバー)がパーキングポジション(Pレンジ)に入れられることで作動するのがほとんどである。従来のパーキングロック機構は、トラスミッション内部でギヤの回転を固定することで行われていた。通常のエンジン−トランスミッション−駆動輪の構成を持つ車両では、トランスミッションでロックすることで、一対の駆動輪(左右輪)を同時にロックすることができる。なお、パーキングロック状態は駐車時に長時間にわたって継続されるため、ロック時にエネルギーを消費しない機械的係合によって行う必要がある(ただし、ロック動作時のみエネルギー消費することは構わない)。
上述したエンジン−トランスミッション−駆動輪の構成を持つ車両以外に、インホイールモータを車輪に付随して配設し、一対の左右輪(あるいは四輪全部)を互いに独立して駆動可能な駆動機構を備えた車両も存在する。このようなインホイールモータ車は、ゴルフ場のカートや遊戯施設のアトラクション用カートとして実用化がされている。このような用途ではパーキングロック機構は必ずしも必要ではない。しかし、今後乗用車などにおいてもインホイールモータが普及する場合は、インホイールモータ車に対してもパーキングロック機構を設けることを考慮しなくてはならない。インホイールモータにロック機構を内蔵させたものとしては、[特許文献1]に記載のものなどが知られている。
特開2002−186115号公報
インホイールモータ車では、一対の左右輪(あるいは四輪全部)毎にモータが配設されるため、一対の左右輪(あるいは四輪全部)を互いに完全に独立して駆動することができる。このため、駆動機構の機械的な部分に共用している部分がなく、パーキングロック機構を各モータ(各輪の機械的駆動機構)毎に配設させなくてはならない。上述した従来のオートマチックトランスミッションであれば、トランスミッション内で機械的にロックさせれば駆動輪を同時にロックできるがインホイールモータ車ではこれができない。
[特許文献1]に記載のものでは、各インホイールモータ毎に機械的なロック機構を設けている。しかし、必ずしも左右輪が同時にロックが完了するという保証はないものであった。上述したようにパーキングロックは機械的に駆動機構をロックするため、構造的に一回で係合が完了しない場合もある。さらには、車両が完全に停止していないうちにギヤレバーがパーキングロック位置に入れられてしまうような場合は、係合が行われにくくなるため、係合完了までに何度かロック機構の係合動作が行われてしなうようなことも考えられる。この結果、左右輪のロックタイミングがずれることが考えられる。
左右輪のロックタイミングがずれると、低速で走行していた場合は車両にヨーが発生し、低μ路などでは車両が回転するおそれがある。また、完全停止状態であっても、坂道であったりした場合は、左右輪のロックタイミングがずれると、車両の向きが変わるおそれがあり、低μ路であればそのまま車両が回転するおそれもある。パーキングロック解除時も、解除が同期しないと同様のことが起こり得る。従って、本発明の目的は、パーキングロックの実行/解除時の予期しない車両挙動を抑制することのできるパーキングロック装置を提供することにある。
請求項1に記載のパーキングロック装置は、一対の左右輪を互いに独立して駆動可能な駆動機構を備えており、運転者の操作によらずに、一対の左右輪をそれぞれ独立して制動又は固定することが可能な液圧ブレーキ機構と、パーキングロックの実行又は解除操作を検出するパーキングロック操作検出手段と、パーキングロック実行時に一対の左右輪をそれぞれ独立して機械的に固定するパーキングロック機構と、パーキングロック機構による左右輪の機械的固定状態を検出するロック状態検出手段と、パーキングロック操作検出手段によってパーキングロックの実行又は解除操作を検出したときに、ロック状態検出手段の検出結果に基づいて、液圧ブレーキ機構によって左右輪の少なくとも一方を制動又は固定する制御手段とをさらに備えていることを特徴としている。
また、請求項2に記載のパーキングロック装置は、パーキングロック操作検出手段によってパーキングロック実行操作を検出したときに、制御手段は、一対の左右輪のうち少なくともパーキングロック実行が遅れた側の車輪に対して液圧ブレーキを作動させることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のパーキングロック装置において、パーキングロック操作検出手段によってパーキングロック解除操作を検出したときに、制御手段は、一対の左右輪のうち少なくともパーキングロック解除が早かった側の車輪に対して液圧ブレーキを作動させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のパーキングロック装置において、車輪の回転を検出する車輪回転検出手段と、車輪回転検出手段及びロック状態検出手段の検出結果に基づいて故障診断を行う故障診断手段とをさらに備えていることを特徴としている。
請求項1に記載のパーキングロック装置によれば、パーキングロックの実行又は解除時に、パーキングロック機構によるロックと共に、液圧ブレーキによる車輪の固定(制動)を併用することで、パーキングロックがされる一対の左右輪のロック実行/解除を確実に同期させる(同時に行う)ことができる。なお、液圧ブレーキによる車輪の固定(制動)は、一対の左右輪の双方に対して行われても良いし、同期させるために必要な何れか一方であってもよい。また、車両が走行している(完全停止状態ではない)場合は車輪を制動することとなり、走行していない(完全停止状態ではある)場合は車輪を固定することとなる。
請求項2に記載のパーキングロック装置によれば、パーキングロック実行時に、一対の左右輪のうち少なくともパーキングロックが遅れた側の車輪に対して液圧ブレーキを作動させる。このようにすることで、片側の車輪のみが機械的に固定されることによる意図しない車両の移動を抑制できる。なお、このとき、パーキングロック実行が早かった側の車輪に対して、既にパーキングロックがなされているのに液圧ブレーキによる固定(制動)がなされても良い。
請求項3に記載のパーキングロック装置によれば、パーキングロック解除時に、一対の左右輪のうち少なくともパーキングロック解除が早かった側の車輪に対して液圧ブレーキを作動させる。このようにすることで、片側の車輪のみが機械的固定を解除されることによる意図しない車両の移動を抑制できる。なお、このとき、パーキングロック解除が遅い側の車輪に対して、まだパーキングロックが解除されたいないのに液圧ブレーキによる固定がなされても良い。
請求項4に記載のパーキングロック装置によれば、車輪回転検出手段によって車輪が停止状態にあるか否かを検出すると共に、ロック状態検出手段によって車輪がパーキングロック状態にあるか否かを検出し、車輪の回転状態とロック状態とに基づいて故障を正確に診断することができる。
本発明のパーキングロック装置の実施形態について以下に説明する。図1に、本実施形態のパーキングロック装置を備えた車両の構成を示す。この車両1は、右前輪FR・左前輪FL・右後輪RR・左後輪RLの四つの車輪を有しており、そのすべてにインホイールモータ(駆動機構)2が内蔵されている。このため、すべての車輪は互いに完全に独立して駆動可能となっている。完全に独立して駆動可能とは、各輪毎に全く異なった駆動トルクを発生することが可能ということである。
また、各車輪には、ブレーキキャリパ3が配されており、各車輪のハブに固定されたブレーキディスク4と共に液圧ブレーキ機構を構成している。なお、液圧ブレーキ機構は、ブレーキペダル5やマスタシリンダ6、及び、アクチュエータ7も備えている。ここに言うアクチュエータ7とは、液圧(ブレーキ油圧)を高圧化するポンプや液圧伝達経路を変更して所望の車輪に高圧化した液圧を伝達する複数のバルブなどを指す。
本実施形態の液圧ブレーキ機構は、運転者がブレーキペダル5を踏み込むことでマスタシリンダ6に発生する液圧を各ブレーキキャリパ3に伝達させて制動を行う通常のブレーキ制御と、アクチュエータ7によって発生させた液圧を各ブレーキキャリパ3に伝達させて制動を行うブレーキ制御とを実行できる。この液圧ブレーキの構成は、通常のABS付のブレーキ機構と同様である。液圧ブレーキ機構のアクチュエータ7は、ECU(電子制御コントロールユニット)8に接続されており、その動作はECU8によって制御されている。
ECU8には、アクセルペダル9のストロークセンサ10やギヤレバー11のポジションセンサ12なども接続されている。なお、本実施形態の車両1は、上述したように各車輪毎にインホイールモータ2が配設され、このインホイールモータ2の駆動トルクを電気的に制御することで従来のトランスミッションによる変速と同等のことを行っている。このため、ここでのギヤレバー11は、従来のドライブレンジモード(アクセル開度に基づく駆動トルク可変制御)・低速ギヤ固定モード・2速発進モード・後退モード・パーキングロックモード・オーバードライブキャンセルモードなどを選択するためのレバーである。ポジションセンサ12は、ギヤレバー11がパーキングロックモード位置(Pレンジ)にある場合にパーキングロックが要求されていると判断するパーキングロック操作検出手段として機能する。
ECU8には、インホイールモータ2に対して電力を供給する(図1中太実線参照)インバータ13も接続されている。インバータ13は、バッテリ14からの電力をECU8からの指令に基づいて各インホイールモータ2に対して電力を供給している。各インホイールモータ2の内部には、レゾルバと呼ばれる回転位置を検出するセンサが内蔵されており、(図1中点線参照)このレゾルバはECU8に接続されている。レゾルバは、車輪回転検出手段として機能している。また、レゾルバの検出結果からは車速(車輪速)を得ることもでき、従来の車速センサをより高精度にしたものとしても利用できる。
本実施形態の車両1においては、左右後輪RR,RLにパーキングロック機構15が配設されている。パーキングロック機構15は、インホイールモータ2の回転部分を機械的に固定するものである。例えば、インホイールモータ2内の減速ギア部分に噛み合って回転を止める係合部材(プランジャなど)を電磁的に駆動する構造を有している。このロックの実行/解除は、ECU8によって制御される。ここでは、ECU8からの駆動信号によって上述したプランジャを電磁的に駆動してロックの実行/解除を行う。
なお、ロック実行時には、上述したようにプランジャなどの係合部材をギアに噛み込ませることで行うため、係合部材とギアとの位相が合わないとロックが完了しない。このため、ECU8からの実行指令だけではロックが完了したか否かを完全に把握できない場合も考えられる。そこで、ここでは、プランジャの位置などを検出するロック状態検出センサ15aがパーキングロック機構15内に組み込まれている。ECU8は、このロック状態検出センサ15aの検出結果によってパーキングロック機構15のロック状態を検出することができる。即ち、このようなロック状態検出センサ15aやECU8がロック状態検出手段として機能する。なお、ロック実行後、あるいは、ロック解除後は、その状態が維持される構造であり、実行/解除動作後にはその状態を維持するために電気的エネルギーは必要ない。
上述したECU8は、パーキングロック実行時に左右後輪RR,RLを機械的に固定するパーキングロック機構の一部としても機能している。また、ECU8は、パーキングロック解除時に左右後輪RR,RLの機械的固定を解除する。さらに、追って詳しく説明するが、ECU8は、パーキングロック実行/解除時に、所定の条件に従って液圧ブレーキ機構を作動させる制御手段としても機能する。またさらに、これについても追って詳しく説明するが、ECU8は、レゾルバの検出結果とパーキングロック状態とに基づいて、パーキングロック機構が故障しているか否かを診断する故障診断手段としても機能する。
以下、パーキングロック実行/解除制御について説明する。まず、パーキングロック実行制御について、図2のフローチャートの参照しつつ説明する。なお、図2のフローチャートの制御は、所定時間毎に繰り返し実行される。まず、ギヤレバー11がパーキングロックをする位置(Pレンジ)に移動される操作が行われたかどうかをポジションセンサ12によって検出する(ステップ200)。ステップ200が否定される場合は、そのまま図2のフローチャートの制御を終える。
一方、ステップ200が肯定される場合は、インホイールモータ2内のレゾルバによって右側車輪(ここでは、パーキングロックを行う右後輪RR)の車輪速Nmrと、左側車輪(ここでは、パーキングロックを行う左後輪RL)の車輪速Nmlとを検出し、それぞれが所定速度Nvhighを超えているか否かを判定する(ステップ205)。この所定車速Nvhighは、パーキングロックを行うような速度ではないほど高速であることを示すしきい値として設定されている。例えば、高速走行時にギヤレバー11の誤操作によってPレンジに操作されたような場合は、このステップを設けておくことでパーキングロック機構が作動しなくなり、パーキングロック機構の破損を防止できる。このため、ステップ205が肯定され、高車速であると判断される場合は、そのまま図2のフローチャートの制御を終える。
一方、ステップ205が否定され、一応上述したようなイレギュラーな状態ではないと判断できる場合は、次に、車輪速Nmr,Nmlがそれぞれ所定車速Nvstp1以下であるか否かを判定する(ステップ210)。この所定車速Nvstp1は、パーキングロック制御を実行しても良いほどごく低速であることを示すしきい値として設定されている。このため、ステップ210が否定され、車両が十分に減速していないと判断される場合は、そのまま図2のフローチャートの制御を終える。
一方、ステップ210が肯定される場合は、まず右後輪RRの車輪速Nmrが所定車速Nvstp2以下であるか否かを判定する(ステップ215)。ここで、Nvstp2≦Nvstp1であり、Nvstp2は、パーキングロックが可能であるほどごく低速であることを示すしきい値として設定されている。通常、パーキングロックは停車時に行われるが、運転者によっては停車寸前にギヤレバー11をPレンジに入れる場合や、停車と同時にPレンジに入れたつもりでも僅かに車速が出ている場合、Pレンジに入れたときにブレーキペダル5から足が離れて僅かに車速が出ている場合などがあり、これらのことを考慮してこのような所定車速Nvstp2が設定されている。
このため、ステップ215が否定され、パーキングロックが可能ではないと判断される場合は、そのまま図2のフローチャートの制御を終える。一方、ステップ215が肯定される場合は、右後輪RRのパーキングロック指令がECU8から右後輪RRのパーキングロック機構15に対して送出され、上述したプランジャなどの係合部材が駆動される(ステップ220)。ステップ220の後、同様にして左後輪RLの車輪速Nmlが所定車速Nvstp2以下であるか否かを判定する(ステップ225)。ステップ225が否定され、パーキングロックが可能ではないと判断される場合は、そのまま図2のフローチャートの制御を終え、ステップ215が肯定される場合は、左後輪RLのパーキングロック指令がECU8から右後輪RRのパーキングロック機構15に対して送出され、上述したプランジャなどの係合部材が駆動される(ステップ230)。
そして、ステップ230の後、車輪速Nmr,Nmlがそれぞれ所定車速Nvstp3以下であるか否かを判定する(ステップ235)。ここで、Nvstp3≦Nvstp2であり、Nvstp3は、車両が停止している(車輪が回転していない)ことを示すしきい値として設定されており、単純にはゼロに設定される。ただし、坂道などでは、停止状態と言える状態であるのに僅かではあるが車輪の回転が検出される場合もあり、このようなことも考慮してこのような所定車速Nvstp3が設定されている。ステップ235が否定されるような場合は、右後輪RR又は左後輪RLの何れか(あるいは双方)がパーキングロックされていなために車両が停止しているとみなせないと判断できるため、ここでは左右後輪RR,RLの双方同時に液圧ブレーキ機構による制動(固定)を行う(ステップ245)。
一方、ステップ235が肯定される場合は、次に、ロック状態検出手段15aによって右後輪RR及び左後輪RLのパーキングロック機構がロック状態にあるかどうかを判定する(ステップ240)。上述したように、パーキングロック機構15はパーキングロック指令が送出されただけではロックが完了しない場合がある(特に、車両完全停止後にパーキングロック指令が出され、上述した係合部材とギアとの位相が合わなかったときなど)。そこで、このステップではロック状態検出手段15aの検出結果に基づいてパーキングロックが完了したか否かを判定する。ステップ240が肯定されれば、パーキングロック機構によって左右後輪RR,RLは同時にロックされていると言えるので、そのまま図2のフローチャートの制御を終える。
一方、ステップ240が否定されるような場合は、右後輪RR又は左後輪RLの何れか(あるいは双方)のパーキングロックが完了していないと判断できるため、この場合も左右後輪RR,RLの双方同時に液圧ブレーキ機構による制動(固定)を行う(ステップ245)。なお、ここで、左右後輪RR,RLのうち、ロックが遅れた方に対してのみ液圧ブレーキ機構による制動(固定)を行うようにしても良い。このようにすれば、左右後輪RR,RLが同時にパーキングロックされるため、上述したような問題を回避できる。なお、液圧ブレーキによる制動(固定)は、左右後輪RR,RL双方の機械的なパーキングロック状態が確認された時点で解除される。
パーキングロックによる機械的固定が完了しているか否かの検出は、ECU8のみで検出することが可能である。しかし、本実施形態では、インホイールモータ2のレゾルバによって車輪の回転状況を検出し、これらの検出結果からパーキングロックによる機械的固定の状態を検出している(この場合は、インホイールモータ2のレゾルバがロック状態検出手段として機能していると言える)。また、両者を併用してパーキングロックによる機械的固定が完了しているか否かを検出することも可能である。
次に、パーキングロック解除制御について、図3及び図4のフローチャートの参照しつつ説明する。なお、図3及び図4のフローチャートの制御は、所定時間毎に繰り返し実行される。まず、ギヤレバー11がパーキングロックをする位置(Pレンジ)から移動される操作が行われたかどうかをポジションセンサ12によって検出する(ステップ300)。ステップ300が否定される場合は、そのまま図3及び図4のフローチャートの制御を終える。
一方、ステップ300が肯定される場合は、パーキングロック解除フラグがOFFであるか否かを判定する(ステップ305)。パーキングロック解除フラグは、一対の左右輪(ここでは左右後輪RR,RL)の双方ともパーキングロックによる機械的固定が行われていない(解除状態にある)場合にON、機械的固定が行われている場合にOFFとされるフラグである。ステップ305が否定され、パーキングロックによる機械的固定が既に解除状態にある場合は、そのまま図3及び図4のフローチャートの制御を終える。ステップ305が否定されるような場合としては、ギヤレバー11を操作してPレンジに入れた直後に、パーキングロックによる機械的固定が完了する以前にギヤレバー11がPレンジから移動されるような場合が挙げられる。
一方、ステップ305が肯定されるような場合は、左右後輪RR,RLの双方ともパーキングロックによる機械的固定が行われている状態であり、この場合は、次に左右後輪RR,RLについてのパーキングロックを解除する制御と液圧ブレーキ機構による固定(制動)を解除する制御とが実行される(ステップ310)。この結果、通常であれば左右後輪RR,RLのロック状態は解除され、回転が可能な状態となるはずである。パーキングロック実行時は、上述したギアと係合部材との位相が合わないとロックが完了しないが、パーキングロック解除時は、噛み合っているギアと係合部材との噛み合いが外すことになるので、パーキング機構15に故障等がなければ左右後輪RR,RLのロック状態は同時に解除される。
ステップ310の後、車両が動いたかどうか(車輪が回転したかどうか)を検出する(ステップ315)。これは、右後輪RRの車輪速Nmr又は左後輪RLの車輪速Nmlの何れかが上述した所定速度Nvstp1を超えているか否かで判定する。ステップ315が肯定される場合は、車両非停止カウンタがカウントアップされ(ステップ320)、否定される場合は車両非停止カウンタがゼロにクリアされる(ステップ325)。車両非停止カウンタは、車両が停止状態にない期間をカウントするものである。
ステップ320又はステップ325の後、左右後輪RR,RL毎にパーキングロックの解除状況を検出するが、まず、右後輪RRの機械的固定が解除されているかを判定する(ステップ330)。これは、右後輪RRの車輪速Nmrが上述した所定速度Nvstp1を超えているか否かで判定する。ステップ330が肯定される場合は、右後輪RRに関する右パーキングロック解除フラグがONに設定され(ステップ335)、否定される場合は、右パーキングロック解除フラグがOFFに設定される(ステップ340)。右パーキングロック解除フラグは、右後輪RRについてパーキングロックによる機械的固定が行われていない(解除状態にある)場合にON、機械的固定が行われている場合にOFFとされるフラグである。
ステップ335またはステップ340の後、左後輪RLについて同様のことを行う。まず、左後輪RLの機械的固定が解除されているかを判定する(ステップ345)。これは、左後輪RLの車輪速Nmlが上述した所定速度Nvstp1を超えているか否かで判定する。ステップ345が肯定される場合は、左後輪RLに関する左パーキングロック解除フラグがONに設定され(ステップ350)、否定される場合は、左パーキングロック解除フラグがOFFに設定される(ステップ355)。左パーキングロック解除フラグは、左後輪RLについてパーキングロックによる機械的固定が行われていない(解除状態にある)場合にON、機械的固定が行われている場合にOFFとされるフラグである。
ステップ350またはステップ355の後、左右後輪RR,RLのパーキングロックが双方とも解除されているかどうかを判定する(ステップ360)。これは、上述した右パーキングロック解除フラグと左パーキングロック解除フラグの状態から判断でき、二つのフラグが双方ともONであれば左右後輪RR,RLのパーキングロックが双方とも解除されていると判断できる。ステップ360が肯定され、左右後輪RR,RLのパーキングロックが双方とも解除されていると判断できる場合は、上述したパーキングロック解除フラグがONに設定され(ステップ365)、図3及び図4のフローチャートの制御を終える。
一方、ステップ360が否定され、左右後輪RR,RLの何れか一方のパーキングロックが解除されていない場合は、パーキング機構15の故障などによって左右後輪RR,RLのパーキングロックが同時に解除されない可能性がある。この場合、まず、上述したパーキングロック解除フラグがOFFに設定される(ステップ370)。そしてその後、左右後輪RR,RLのどちらが解除され、どちらが解除されていないかを決定すべく、まず、右パーキングロック解除フラグがOFFで、かつ、左パーキングロック解除フラグがONであるかどうかを判定する(ステップ380)。ステップ380が肯定される場合は、右後輪RRはロック解除されておらず、左後輪RLはロック解除されている、即ち、左後輪RLの方がロック解除が早い状態である。この場合は、左後輪RLに対して液圧ブレーキ機構によるブレーキ制御が実施される(ステップ380)。このようにすることで、片側の車輪のみパーキングロックが解除されることによって生じる予期しない車両移動を確実に防止できる。
一方、ステップ375が否定される場合は、ステップ380がスキップされ、次ステップに進む。ステップ380の後、あるいは、ステップ375が否定された場合は、今度は、右パーキングロック解除フラグがONで、かつ、左パーキングロック解除フラグがOFFであるかどうかを判定する(ステップ385)。ステップ385が肯定される(ステップ375が否定された場合となる)場合は、右後輪RRはロック解除されているが、左後輪RLはロック解除されていない、即ち、右後輪RRの方がロック解除が早い状態である。この場合は、右後輪RRに対して液圧ブレーキ機構によるブレーキ制御が実施される(ステップ390)。この場合も、片側の車輪のみパーキングロックが解除されることによって生じる予期しない車両移動を確実に防止できる。
一方、ステップ385が否定される場合は、ステップ390がスキップされ、次ステップに進む。ステップ380の後、あるいは、ステップ375が否定された後は、パーキングロックの解除に規定時間以上かかったかどうかを判定する(ステップ395)。これは、上述した車両非停止カウンタが所定値Tvstp1を超えているか否かで判断する。ステップ395が否定される場合は、ロック解除は速やかに行われたと判断でき、そのまま図3及び図4のフローチャートの制御を終える。なお、一方の車輪のみがパーキングロック解除され、他方がパーキングロック解除されずに液圧ブレーキ制御されているような場合は、ここで一旦フローチャートを抜けた後、再度ステップ300からの制御が実行され、ステップ310でパーキングロック解除が再試行される。
一方、ステップ395が肯定される場合は、パーキングロックがなかなか解除されなかったと判断し、何らかの故障や不具合があるとして左右のパーキングロック制御を実行し、かつ、液圧ブレーキ機構による左右ブレーキ制御が実行されてから、図3及び図4のフローチャートの制御を終える。この場合は、何らかの故障が確実であるとし、車両を確実に停止させるべくステップ400の制御が実行される。
ステップ400を経由するような場合は、警告灯などで運転者にその旨の告知がなされる。ステップ400を経由するような場合は、何らかの故障が発生していると診断している。このように、インホイールモータ2のレゾルバで左右後輪RR,RLの回転を検出すると共にパーキングロック状態を検出し、これらの検出結果に基づいて故障診断を行うこともできる。
なお、この場合も、パーキングロックによる機械的固定の解除が完了しているか否かの検出は、上述したロック状態検出センサ15aによって検出することも可能である。なお、ここでは、ステップ330やステップ345のようにインホイールモータ2のレゾルバによって車輪の回転状況を検出し、これらの検出結果からパーキングロックによる機械的固定の状態を検出している(この場合は、インホイールモータ2のレゾルバがロック状態検出手段として機能していると言える)。また、両者を併用してパーキングロックによる機械的固定が完了しているか否かを検出することも可能である。
あるいは、故障診断に関しては、図5のフローチャートのように、図4に示されるフローチャートの一部を変更して左右後輪RR,RLの何れが故障しているのかまでをも判定しても良い。以下、図5のフローチャートについて説明する。なお、図5のフローチャートの前半部分は、図5のフローチャート上端に示したよう似ず4のフローチャートの各ステップに接続する。ここでは、ステップ395が肯定されて故障があると判断され、ステップ400を経過した後、右パーキングロック解除フラグがOFFであるか否かを判定している(ステップ405)。
ステップ405が肯定される場合は、右後輪RRのパーキングロックが解除されていないということであるから、右後輪RRに関するパーキングロック機構が故障していると判定する(ステップ410)。一方、ステップ405が否定される場合は、右パーキングロック解除フラグがON、左パーキングロック解除フラグがOFFとなるはずであり、この場合は、左後輪RLのパーキングロックが解除されていないということである。この場合は、左後輪RLに関するパーキングロック機構が故障していると判定する(ステップ415)。このようにすれば、故障部位を特定することも可能である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、ギヤレバー11によってパーキングロックの操作が行われた。しかし、例えば、パーキングロックの実行解除を行うボタンを設け、これを押し込むことで実行、再度押し込んで解除とするような方法で操作されてもよい。この場合は、このようなボタンの操作を検出するもの(ボタン自身やセンサなど)がパーキングロック操作検出手段として機能する。また、パーキングロック機構については、機械的に固定可能か構造とされる必要があるが、上述したようなギアと係合部材との噛み合いによる固定構造に限定されるものではない。
さらに、上述したパーキングロック解除の実施形態では、一方の車輪についてのみパーキングロックが解除された場合は、図3及び図4のフローチャートの制御が再実行されることでパーキングロックの解除が再度行われる。しかし、一方の車輪についてのみパーキングロックが解除された場合は、パーキングロックが解除された車輪(双方の車輪でも可)に対して液圧ブレーキ制御を行いつつ、直ちにパーキングロック解除されない車輪(双方の車輪でも可)の解除制御を再試行してもよい。そして、ロック状態検出センサ15aの検出結果から二つの車輪のパーキングロック解除が確認できた時点で、液圧ブレーキ制御も解除するようにしてもよい。
本発明のパーキングロック装置の一実施形態を備えた車両の構成図である。 パーキングロック実行制御のフローチャートである。 パーキングロック解除制御のフローチャート(前半部)である。 パーキングロック解除制御のフローチャート(後半部)である。 パーキングロック解除制御のフローチャートの別の例である。
符号の説明
1…車両、2…インホイールモータ、3…ブレーキキャリパ、4…ブレーキディスク、5…ブレーキペダル、6…マスタシリンダ、7…アクチュエータ、8…ECU、9…アクセルペダル、10…ストロークセンサ、11…ギヤレバー、12…ポジションセンサ、13…インバータ、14…バッテリ、15…パーキングロック機構。

Claims (4)

  1. 一対の左右輪を互いに独立して駆動可能な駆動機構を備えた車両のパーキングロック装置であって、
    運転者の操作によらずに、一対の前記左右輪をそれぞれ独立して制動又は固定することが可能な液圧ブレーキ機構と、
    パーキングロックの実行又は解除操作を検出するパーキングロック操作検出手段と、
    パーキングロック実行時に一対の前記左右輪をそれぞれ独立して機械的に固定するパーキングロック機構と、
    前記パーキングロック機構による前記左右輪の機械的固定状態を検出するロック状態検出手段と、
    前記パーキングロック操作検出手段によってパーキングロックの実行又は解除操作を検出したときに、前記ロック状態検出手段の検出結果に基づいて、前記液圧ブレーキ機構によって前記左右輪の少なくとも一方を制動又は固定する制御手段とを備えたことを特徴とするパーキングロック装置。
  2. 前記パーキングロック操作検出手段によってパーキングロック実行操作を検出したときに、前記制御手段は、一対の前記左右輪のうち少なくともパーキングロック実行が遅れた側の車輪に対して液圧ブレーキを作動させることを特徴とする請求項1に記載のパーキングロック装置。
  3. 前記パーキングロック操作検出手段によってパーキングロック解除操作を検出したときに、前記制御手段は、一対の前記左右輪のうち少なくともパーキングロック解除が早かった側の車輪に対して液圧ブレーキを作動させることを特徴とする請求項1に記載のパーキングロック装置。
  4. 車輪の回転を検出する車輪回転検出手段と、前記車輪回転検出手段及び前記ロック状態検出手段の検出結果に基づいて故障診断を行う故障診断手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のパーキングロック装置。
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