JP2005508420A5

JP2005508420A5 -

Info

Publication number: JP2005508420A5
Application number: JP2003542252A
Authority: JP
Filing date: 2002-08-27
Publication date: 2006-01-05

Claims

Ａ．次式、
Ｒ _f −［Ｑ−ＣＲ ₂ −Ｓｉ（Ｙ） _3-x （Ｒ ¹ ） _x ］ _z
（式中、Ｒ _f は多価ポリフルオロポリエーテルセグメントを表し、Ｑは有機二価連結基を表し、Ｒ ¹ はＣ ₁ 〜Ｃ ₈ アルキル基を表し、Ｙは加水分解性基を表し、Ｒは水素、または１〜４個の炭素原子のアルキル基を表し、ここで、前記Ｒ基は同じであるかあるいは異なっていてもよく、ｚは２、３または４であり、かつｘは０または１である）
で表される少なくとも１つのフルオロケミカルポリエーテルシラン化合物と、
Ｂ．縮合反応を促進させるために必要とされる化合物の触媒量より多い量の化合物であって、１分子あたり少なくとも２つの加水分解性基を有する、Ｓｉ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｂ、Ａｌ、Ｇｅ、Ｖ、Ｐｂ、ＳｎおよびＺｎからなる群より選択される元素Ｍの１以上の非フッ素化合物である（ここで、この化合物Ｂはテトラアルコキシシランを含む）化合物と、
の完全な縮合反応後に得ることが可能な反応生成物を含む、組成物。
前記成分（Ｂ）が、次式：
（Ｒ²）_qＭ（Ｙ¹）_p-q
（式中、Ｒ²は非加水分解性基を表し、Ｍは、Ｓｉ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｂ、Ａｌ、Ｇｅ、Ｖ、Ｐｂ、ＳｎおよびＺｎからなる群より選択される元素を表し、ｐは、Ｍの原子価に依存して３または４であり、ｑは０、１または２であり、かつＹ¹は加水分解性基を表す）に従う化合物である、請求項１に記載の組成物。
前記反応生成物が、前記成分（Ａ）および（Ｂ）と、さらなる架橋剤（Ｃ）との完全な縮合反応から得ることが可能な反応生成物であり、この架橋剤（Ｃ）が、Ｓｉ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｂ、Ａｌ、Ｇｅ、Ｖ、Ｐｂ、ＳｎおよびＺｎからなる群より選択される元素Ｍ ¹ の化合物であり、前記架橋剤（Ｃ）が、１分子当たり、少なくとも１つの加水分解性基と、少なくとも１つの、架橋反応において連結可能な反応性官能基とをさらに有する、請求項１に記載の組成物。
前記ポリフルオロポリエーテルセグメントが、−（Ｃ_nＦ_2nＯ）−、−（ＣＦ（Ｚ）Ｏ）−、−（ＣＦ（Ｚ）Ｃ_nＦ_2nＯ）−、−（Ｃ_nＦ_2nＣＦ（Ｚ）Ｏ）−、−（ＣＦ₂ＣＦ（Ｚ）Ｏ）−（式中、Ｚは、１から９の炭素原子および０から４の酸素原子を有する、直鎖、分枝鎖または環式であってもよい、ペルフルオロアルキル基、酸素置換ペルフルオロアルキル基、ペルフルオロアルコキシ基、または酸素置換ペルフルオロアルコキシ基であり、かつｎは１から１２までの数である）およびそれらの組み合わせからなる群より選択される過フッ素化繰返し単位を含む、請求項１に記載の組成物。
成分（Ａ）と成分（Ｂ）との重量比が１：１から１：２０である、請求項１に記載の組成物。
０．０１重量％から５重量％の請求項１に記載の組成物と有機溶媒とを含む、コーティング組成物。
請求項６において定義されたようなコーティング組成物により、基材の表面の少なくとも一部をコーティングする工程を含む、基材の処理方法。
前記基材が、ガラス、セラミック、金属またはポリマー基材である、請求項７に記載の方法。
前記被覆基材を、４０℃から４００℃の範囲の高温にさらす工程をさらに含む、請求項７に記載の方法。