JPH03290437A - 硬化性皮膜形成剤 - Google Patents

硬化性皮膜形成剤

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JPH03290437A
JPH03290437A JP2334668A JP33466890A JPH03290437A JP H03290437 A JPH03290437 A JP H03290437A JP 2334668 A JP2334668 A JP 2334668A JP 33466890 A JP33466890 A JP 33466890A JP H03290437 A JPH03290437 A JP H03290437A
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integer
formula
forming agent
rfq
fluorine
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JP2334668A
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Hirobumi Kinoshita
博文 木下
Koichi Yamaguchi
浩一 山口
Toku Tsutsugi
筒木 徳
Keiichi Kohama
恵一 小浜
Hiroshi Hasegawa
弘 長谷川
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面特性に優れた硬化皮膜、特に各種無機質
材料やプラスチック材料に対して優れた接着性を有する
硬化皮膜を形成する、常温硬化性の含フッ素シラザン化
合物よりなる硬化性皮膜形成剤に関するものである。
〔従来の技術〕 ガラス、セラミックなどの無機質材料や各種のプラスチ
ック材料は、その表面を各種表面処理剤で処理すること
により表面の性質を改質し、更に高性能化、応用範囲の
拡大化等を図る研究が種々行われている。その一方法と
してシリコーン系組成物でコーティングを形成する方法
も提案されている(特開昭60−145815号、特開
昭60−221470号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、シリコーン系組成物の溶液は安定性に乏しく、
硬化に加熱が必要とされるため耐熱性に乏しい基材に対
する適用には著しい制限が加わる。
また、得られる硬化皮膜と基材との接着性が弱いため、
その改良にはプライマーの使用が必要となる結果、作業
性も劣るなどの欠点がある。
そこで、本発明の課題は、常温で、あるいは若干の加熱
により硬化し、得られる硬化皮膜がガラス、セラ旦ツク
等の無機質材料あるいは各種有機プラスチック樹脂等の
基材との接着性および耐久性に優れ、低表面エネルギー
を有するものとなる硬化性皮膜形成剤を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、ガラス、セラミック等の無機質材料、プ
ラスチック材料など各種材質の表面にプライマーの塗布
なしで、しかも常温で、表面特性の優れた皮膜を形成さ
せることのできる化合物について種々検討した結果、特
定の含フッ素シラザン化合物がかかる課題を解決できる
ことを見出した。
すなわち、本発明は、上記の課題を解決するものとして
、一般式(I): [(RfQ)−Si (R’ )b (NR”)i、、
k] t ・[(RfQ) 、Si (R’)aO−−
−−a] −一一丁一一 [(RfQ)−Si(R’) t (NR”)+%] 
、l(1)〔ここで、R1は、それぞれ同一でも異なっ
てい価炭化水素基であり;R2は非置換もしくは置換の
1価炭化水素基であり、R2は、同一でも異なってい価
炭化水素基であり;R2はアルキル基であす;Rfは、
同一でも異なっていてもよく、炭素原子数1〜20個の
パーフルオロアルキル基もしくは炭素原子数2〜35の
パーフルオロアルキルエーテル基であり;Qは、炭素原
子数2〜5の2価の有機基であり;各軍1の構成単位に
おいて独立に、aは1〜3の整数であり、bは0〜2の
整数であり、をは0〜2の整数であり;各第2の構成単
位において独立に、Cは0〜2の整数であり、dは1〜
3の整数であり、但しc+dは1〜3の整数であり;各
軍3の構成単位において独立に、eおよびfは0〜2の
整数であり、gおよびhは1または2の整数であり、但
しe+f+g+h=4であり;425mおよびnはそれ
ぞれ1以上の整数である〕 で示される含フッ素シラザン化合物からなる硬化性皮膜
形成剤を提供するものである。
ムフ・ シー ン ム 該化合物は一般式(I)により表される。一般式(1)
において、R’は、各々、水素原子または非置換もしく
は置換の1価炭化水素基であり、非置換もしくは置換の
1価炭化水素基としては、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、ヘキシル基などのアルキル基、ビニル
、アリル基などのアルケニル基、フェニル、トリル基な
どの了り−ル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキ
ル基、またはこれら基の炭素原子に結合した水素原子の
一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン
化炭化水素基などであり、好ましくは炭素原子数1〜1
0、より好ましくは炭素原子数1〜6のものである:R
2は水素原子またはアルキル基、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ヘキシル基などであり、好まし
くは水素原子である。Rfは、例えば、式: C,F2□。1−(ここで、iは1〜20の整数)で表
されるパーフルオロアルキル基、または例えば、式: などのパーフルオロアルキルエーテル基であり;Qは炭
素原子数2〜5の2価の有機基で、例えば、式ニーCH
2−CH,−基、+GHz43基等のアルキレン基、式
ニーCFIzOCFrzCHzCElz−基等の酸素置
換アルキレン基などである。a −hはそれぞれ前記の
整数であり、但し、a+bXc+d及びe+f+g+h
は、それぞれ前記の整数であり、各構成単位において同
一でも異なってもよい。また、l9mおよびnはそれぞ
れ1以上の整数であるが、j2+mは好ましくはl0〜
500とされる。i+mの値が上記範囲より小さすぎる
と、得られる硬化皮膜の強度が低いものとなり、一方、
1.+mの値が上記範囲より大きすぎると、得られる皮
膜形成剤は硬化性の悪いものとなる。nは、通常、2〜
100、より代表的には5〜70の整数である。
更に、一般式(1)で示されるシラザン化合物における
l、mの割合は、得られる化合物の硬化速度、硬化によ
り得られる硬化皮膜の基材に対する接着性、表面特性な
どの点から輻バl+−)が0.05〜0.5の範囲であ
ることが好ましい。
フ・・ シーザン 人 のム 一般式(1)の含フッ素シラザン化合物は、例えば、一
般式(■): (RfQ)−5i(R’)b L−=−b    (I
f )〔ここで、R’、 Rl、 Q、 a、 bおよ
びa+bは前記のとおりであり:Xはハロゲン原子であ
る〕 で示されるオルガノシランと、−膜組成式(III):
(RfQ) p Si (R1)q Xr咥、ユ(II
I )(ここで、R1、Rl、 QおよびXは前記のと
おりであり、p、qおよびrは、それぞれ0≦p<3.
0<q<3、O<r<3の数であって、ただしP+Q+
r<4である)で示されるオルガノポリシロキサンとを
、式(IV) R2NHz          (IV)0<q<3、
0<r<3のとおりである]で表されるアンモニアおよ
び第1アミンから選ばれる少なくとも1種と反応させる
工程を有する方法によって製造することができる。
一般式(n)における、Xで表されるハロゲン原子とし
ては、例えば、塩素、臭素が挙げられる。
一般式(II)の化合物としては、 CH3 CBF 17C)lzcl(2SiCI23  、  
CsF+tcHzcHzsic42 z  、CaFq
Ct120CH2C)1.CH,SiCl 3  、C
F:I    Ch FイーCFCFzO+zCFCHzOCFlzCFlz
CHzSiC13、CF3    CF。
F−(−CFCFzO÷zcFcH2cHzsic l
 3 、CF3     CFs    Czl(sF
+ CFCFzO+ zcPcHzcHzsic 42
 z、CF3 F+CFCFzO+ zcFzOcHzcHz(jlz
sic R3などが例示される。
一般組威武(I[I)の化合物においては、得られる含
フッ素シラザン化合物の表面特性の点からP+qは1.
8〜2.2の範囲が、また、その硬化速度の点からrは
0.01〜0.5の範囲が好ましい。Xは、例えば塩素
、臭素等のハロゲン原子である。−膜組成式(11)で
表されるオルガノポリシロキサンとしては、 Rf 〔ここで、R’、 Rl、 Qは前記のとおりであり、
S及びtはそれぞれ0〜200の整数で、但し5+tは
8以上の整数、好ましくは8〜200の整数である。〕 が例示される。
一般式(II)のオルガノシランと一般m戒式(If)
のオルガノポリシロキサンとの反応は、これらを適宜の
有機溶剤に溶解させ、これにアンモニアまたは第1アミ
ンを接触反応させればよく、合成の容易さからアンモニ
アが好ましい。使用される式(IV)の第1ア逅ンとし
ては、例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピル
アミン、ブチルアミン、ヘキシルア果ン等が挙げられる
。また、用いられる有機溶剤としては、アンモニアガス
や第1アミンに対して不活性で、生成する含フッ素シラ
ザンポリマーをよく溶かすものがよい。
このような有機溶剤としては、トリクロロトリフロロエ
タン、メタ(又はパラ)キシレンへキサフロリド、ペン
シトリフロライドなどが例示される。
なお、この反応は発熱反応であるが、通常は0〜50°
Cで反応温度を制御しながら行えばよい。
反応における一般式(1)のオルガノシランと一般式(
ff)のオルガノポリシロキサンとの割合は、この反応
で得られる含フッ素シラザン化合物中でのシロキサン単
位が5〜50モル%の範囲となるようにすることが、得
られる化合物の硬化速度、硬化により得られる硬化皮膜
の基材に対する接着性、表面特性などの点から好ましい
使里抜 本発明の含フッ素シラザン化合物は、一般には室温で固
体状を呈しているので、処理対象である基材の種類、用
途に応じて、トリクロロトリフロロエタン、バラ(又は
メタ)キシレンへキサフロリド、ベンゾトリフロリド等
の溶剤に希釈して溶液を調製し、該溶液に基材を浸漬す
る、該溶液を基材に噴霧する等の方法で基材表面に塗布
すればよい。すると、その塗膜が常温で硬化して各種基
体の表面によく接着した硬化皮膜を形成させることがで
きる。
この硬化皮膜が各種材質からなる基材の表面によく接着
するのは、シラザン結合が加水分解する時に生成するシ
ラノール基が活性に冨むものであり、これにより接着性
が著しく高められると考えられる。
尚、基材に塗布された塗膜は、上記した様に常温で硬化
するが、塗布後に熱風処理、赤外線照射などによって加
熱すれば硬化を促進することができる。また、すず、鉛
、鉄などの脂肪酸塩やアルキルチタネートなどの、シラ
ノール縮合触媒を溶液に添加しておけば、硬化をさらに
促進させることができる。
実施例1 、式: CeF+tCHzCHgSiCj! 3で示さ
れる含フッ素りで示される、ジメチルポリシロキサン7
.6重量%との混合物60gおよびトリクロロトリフロ
ロエタン200m lを反応容器に仕込んだ。これらを
5℃に冷却した後、液温を20°C以下に保つようにし
ながらこれにアンモニアガスを吹込み、4時間反応させ
た。そののち、30分間加熱還流させて液中に溶解して
いた過剰のアンモニアを除去し、冷却後副生じた塩化ア
ンモニウムを濾別したところ、無色透明な、含フッ素ポ
リシラザン溶液が得られた。
次にこれをトリクロロトリフロロエタンで3重量%濃度
となるように希釈し、この溶液をアクリル樹脂板上に塗
布して常温乾燥させた。得られた皮膜表面の臨界表面張
力を測定したところ、9.8den/cmであり、AS
TMD3359による接着テストではクラス5の完全な
接着を示した。次にこの希釈溶をガラス板上に塗布して
常温乾燥させたのち、得られた皮膜表面の水に対する接
触角を調べたところ、第1表に示すとおりの結果が得ら
れた。
また、この希釈溶液を黒色の合成皮革表面に塗布し、常
温乾燥させたのち、濃染効果をしらべたところ、第1表
に示すとおりの結果が得られた。
実施例2 CF3     CF3 式: F+CFCFzO+zCFCHzOCHzCHz
CHzSiC13で示される含フッ素トリクロロシラン
93.2重量%および実施例1で使用したのと同しジメ
チルボリシロキサン6.8重量%の混合物60gと、ト
リクロロトリフロエタン200m I!とを反応容器に
仕込み、実施例1と同様に処理したところ、無色透明な
含フッ素ポリシラザン溶液が得られた。これを実施例1
と同様にトリクロロトリフロロエタンで希釈し、これに
ついて実施例1と同様な方法で接触角、濃染性を調べた
ところ、第1表に示したとおりの結果が得られた。
比較例1 メチルトリクロロシラン89重量%および実施例1で使
用したのと同じジメチルポリシロキサン11璽量%の混
合物60gと、トリクロロトリフロロエタン200m 
lとから実施例1と同じ方法でシラザンを台底し、同様
な方法で接触角、濃染性を調べたところ、第1表に示し
たとおりの結果が得られた。
第1表 モデル100IDP型色差計で測定したL値実施例3 式:  C+oFz+CHzCHzSiC1sで示され
る含フッ素クロロシラン91.2重量%とで示される、
ジメチルポリシロキサン8.8重量%との混合物60g
およびトリクロロトリフロロエタン200++1を反応
容器に仕込んだ。これらを5°Cに冷却した後、液温を
20’C以下に保つようにしながらこれにアンモニアガ
スを吹込み、4時間反応させた。そののち、30分間加
熱還流させて液中に溶解していた過剰のアンモニアを除
去し、冷却後副生した塩化アンモニウムを濾別したとこ
ろ、無色透明な、含フッ素ポリシラザン溶液が得られた
次にこれをトリクロロトリフロロエタンで1重量%濃度
となるように希釈してガラス用撥水剤を調製した。
まず、ガラス基板を約1μm径のA1□03微粉末を含
んだ界面活性剤を用いて研磨洗浄した後、乾燥炉内で8
0″Cにおいて乾燥した。次に、上で調製したガラス用
撥水剤をディッピング法により厚さが0.05μmにな
る様、乾燥後のガラス基板にコーティングした後、10
0’Cで2時間熱処理したところ、硬化は完了した。得
られた皮膜は、水に対して接触角110°、転落角20
°で、良好な撥水性を示していた。
比較例2 比較のために、撥水剤を、シロキサン単位を有しない含
フッ素ポリシラザン溶液からなる撥水剤KP−801(
信越化学工業株製商品名)に変えた以外は、実施例3と
まったく同様にしてガラス基板上に皮膜を形威し、撥水
性を測定したところ、接触角110°、転落角30°の
結果を得た。
次に実施例3及び比較例2の皮膜について、第2表に示
す内容の各種耐久評価試験を行った。結果も第2表に示
す。
第2表から明らかな様に、本発明の硬化性皮膜形成剤を
用いて得られた皮膜は耐酸性、耐薬品性、耐磨耗性に優
れていることが分かる。
実施例4 実施例3と同様の方法により得られた含フ・ン素ポリシ
ラザン溶液をトリクロロトリフロロエタンで2重量%濃
度となるように希釈して、ガラス用撥水剤を調製した。
次に、まず、ガラス基板を約1μm径のCeO□を含ん
だ界面活性剤を用いて研磨洗浄後、乾燥炉内で80’C
において乾燥した。続いて、上で調製したガラス用撥水
剤をスプレー法によりガラス基板表面に塗布した。この
時、塗膜厚は10〜100 umの間にとかなりばらつ
いていた。その後、このガラス基板を200″C130
分の熱処理により硬化促進させたが、塗布した表面まで
はタックフリーになるまで硬化していなかった。
次に、この表面の未硬化分を払拭紙を用いて拭き取り除
去した後、ガラス基板表面の接触角・転落角を測定した
ところ、それぞれ約110°、約20゜と良好な撥水性
を示していた。
この撥水処理したガラス基板を実施例3と同様にして耐
久評価試験を行なったところ、実施例3の場合とまった
く同様の結果が得られた。また、位置による撥水性能の
ばらつきはまったくなかった。
実施例5 実施例4で調製したものと同様のガラス用撥水剤を用い
て実施例4と同様に研磨洗浄したガラス基板に、ガラス
用撥水剤を染み込ませたネル布により、撥水剤を塗布し
た。
塗布後のガラス基板を常温で約1日静置しておいたが、
塗布表面は未硬化で塗布跡が残っていた。
次に、この表面の未硬化分を払拭紙を用いて拭き取り除
去した後表面状態を調べると、塗布跡はなく、均一な表
面が得られており、何も処理しないガラス基板と反射率
・反射色、透過率・透過色で差異がまったく認められな
かった。
また、この様に撥水処理したガラス基板について実施例
3と同様にして耐久評価試験を行なったところ、実施例
3の場合とまったく同様の結果が得られ、耐久性に優れ
た撥水処理がなされたことが確認された。
[発明の効果] 本発明の含フッ素シラザン化合物からなる硬化性皮膜形
成剤は、基材に対して撥水性、撥油性、防汚性、潤滑性
、非粘着性等の高い表面改質効果を付与することができ
る。特にガラス表面の撥水撥油材として用いた場合、従
来の加工剤に比べ耐久性に優れ、更に、作業性、安全性
なども兼ね備えた加工剤となる。また、離型剤として用
いた場合は、移行性が少なく、離型サイクルも長い加工
剤となる。また、優れた撥水、撥油性から、繊維用ある
いは紙用の撥水撥油剤、防汚性、濃染性などの特性から
、構維処理剤分野などへの応用も期待出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ): [(RfQ)_aSi(R^1)_b(NR^2)_4
    _−_a_−_b_/_2]_L・[(RfQ)_cS
    i(R^1)_dO_4_−_c_−_d_/_2]_
    m[(RfQ)_eSi(R^1)_f(NR^2)_
    g_/_2O_h_/_2]_n( I )〔ここで、R
    ^1は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原
    子または非置換もしくは置換の1価炭化水素基であり;
    R^2は、同一でも異なっていてもよく、水素原子また
    はアルキル基であり;Rfは、同一でも異なっていても
    よく、炭素原子数1〜20個のパーフルオロアルキル基
    もしくは炭素原子数2〜35のパーフルオロアルキルエ
    ーテル基であり:Qは、炭素原子数2〜5の2価の有機
    基であり;各第1の構成単位において独立に、aは1〜
    3の整数であり、をは0〜2の整数であり、但しa+b
    は1〜3の整数であり;各第2の構成単位において独立
    に、cは0〜2の整数であり、dは1〜3の整数であり
    、但しc+dは1〜3の整数であり;各第3の構成単位
    において独立に、eおよびfは0〜2の整数であり、g
    およびhは1または2の整数であり、但しe+f+g+
    h=4であり;l、mおよびnはそれぞれ1以上の整数
    である〕 で示される含フッ素シラザン化合物からなる硬化性皮膜
    形成剤。 2)一般式(II): (RfQ)_aSi(R^1)_bX_4_−_a_−
    _b(II)〔ここで、R^1、Rf、Q、a、bおよび
    a+bは前記のとおりであり;Xはハロゲン原子 である〕 で示されるオルガノシランと、一般組成式(III):(
    RfQ)_pSi(R^1)_qX_rO_4_−_p
    _−_q_−_r_/_2(III)(ここで、R^1、
    Rf、QおよびXは前記のとおりであり、p、qおよび
    rは、それぞれ0≦p<3、0<q<3、0<r<3の
    数であって、ただしp+q+r<4である)で示される
    オルガノポリシロキサンとを、式(IV) R^2NH_2(IV) 〔ここで、R^2は前記のとおりである〕 で表されるアンモニアおよび第1アミンから選ばれる少
    なくとも1種と反応させる工程を有する、請求項1記載
    の含フッ素シラザン化合物からなる硬化性皮膜形成剤の
    製造方法。
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