JPH0753919A - 常温硬化性組成物 - Google Patents

常温硬化性組成物

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JPH0753919A
JPH0753919A JP21897593A JP21897593A JPH0753919A JP H0753919 A JPH0753919 A JP H0753919A JP 21897593 A JP21897593 A JP 21897593A JP 21897593 A JP21897593 A JP 21897593A JP H0753919 A JPH0753919 A JP H0753919A
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JP
Japan
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formula
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fluorine
hydrolyzable
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JP21897593A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sato
伸一 佐藤
Takashi Matsuda
高至 松田
Tomofumi Sudo
智文 須藤
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】この常温硬化性組成物は、下記一般式(1): 【化1】 (式中、Rf1 はパーフロロアルキル基またはパーフロロ
オキシアルキル基、Y1はアルキレン基、X1 は加水分
解性基R1 はアルキル基、mは1〜3の整数)で表され
るシラン化合物と、下記一般式(2): 【化2】 (式中、Rf2 は、パーフロロオキシアルキレン基、Y2
はアルキレン基、X2 は加水分解性基であり、R2 はア
ルキル基、nは1〜3の整数)で表されるシラン化合物
とを含有していることを特徴とする。 【効果】常温での硬化により、撥水性、撥油性、耐溶剤
性、耐薬品性、防汚性、耐候性等の含フッ素皮膜に特有
の性質に加え、各種基材に対する接着性、及び強度等の
特性をバランスよく有する硬化皮膜を形成することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温で硬化可能であ
り、撥水性、撥油性、耐溶剤性、耐薬品性、防汚性、耐
候性に優れた硬化皮膜を形成することができる硬化性組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】パーフロロアルキル基等の含フッ素有機
基を含有するシラン化合物やシロキサン化合物は、金
属、ガラス、セラミックスなどの表面処理剤、撥水剤、
撥油剤として従来から広く使用されている。
【0003】一般に、これらのシラン乃至シロキサン化
合物の多くは、含フッ素有機基の片末端にのみ加水分解
性シリル基が結合したものであり、その加水分解性シリ
ル基の脱水縮合反応により硬化皮膜を形成するものであ
る(例えばUSP 3,423,234 号、USP 3,442,664 号、USP
3,646,085 号、USP 3,666,538 号、USP 3,772,346 号等
参照)。これらから形成される硬化皮膜は、フッ素官能
基が外側に、加水分解性シリル基が基材表面側に配向し
やすいため、基材表面の撥水撥油性、離型性、潤滑性を
向上させることができるのである。しかし、これらの化
合物は基材に対する接着性が低いため厚膜化が極めて難
しいという問題がある。またこの硬化皮膜はレジン状で
硬く、曲げ応力に対して弱いため脆いという欠点があ
り、さらに化合物中のパーフロロアルキル基が大きくな
るにしたがって、膜強度が弱くなるという欠点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、パーフロ
ロアルキレン基の両末端に加水分解性シリル基が結合し
た有機ケイ素化合物を主成分とした硬化性組成物が知ら
れている(例えば特公昭63−61336 号公報、USP 3,950,
588 号、EP 0151877号等参照)。これらの硬化性組成物
では、基材に対する接着力が向上し、厚膜化がしやすく
なっている。また、該化合物中のパーフロロアルキレン
基が、基内にエーテル結合を含むもの(パーフロロオキ
シアルキレン基)である時には、形成される硬化皮膜の
柔軟性が向上するため、この組成物をコーティング剤や
塗料に適用することも可能となる。
【0005】然しながら、パーフロロアルキレン基の両
末端に加水分解性シリル基を有する化合物を用いて硬化
皮膜を形成する場合には、フッ素官能基以外の部分が皮
膜表面に出やすく、これにより、撥水、撥油性や耐候性
の低下を免れることができない。これを防止するため
に、該化合物中のパーフロロアルキレン基部分を大きく
し、フッ素含有率を向上させる方法も考えられるが、基
材に対する接着力の低下や、膜強度の低下を招くため、
有効な手段とは言えない。
【0006】従って本発明の目的は、上述した従来の問
題を解決し、強度や撥水、撥油性に優れていると共に、
金属、ガラス、セラミック等の各種基材との接着性に優
れた硬化皮膜を得ることが可能な常温硬化性組成物を提
供することにある。
【0007】本発明によれば、 (A)下記一般式(1):
【化3】 式中、Rf1 は、パーフロロアルキル基またはパーフロロ
オキシアルキル基であり、Y1 は、アルキレン基であ
り、基内に、エステル結合、エーテル結合、アミン結
合、ケトン結合、アミド結合を含んでいてもよい、X1
は、加水分解性基であり、R1 は、非置換または置換一
価炭化水素基であり、mは、1〜3の整数である、で表
される有機ケイ素化合物、及び、 (B)下記一般式(2):
【化4】 式中、Rf2 は、パーフロロアルキレン基またはパーフロ
ロオキシアルキレン基であり、Y2 は、アルキレン基で
あり、基内に、エステル結合、エーテル結合、アミン結
合、ケトン結合、アミド結合を含んでいてもよい、X2
は、加水分解性基であり、R2 は、非置換または置換一
価炭化水素基であり、nは、1〜3の整数である、で表
される有機ケイ素化合物、を含有して成る常温硬化性組
成物が提供される。
【0008】
【作用】即ち本発明は、含フッ素有機基の片末端に加水
分解性シリル基を有する化合物として前記一般式(1)
で表される特定のシラン化合物(A)を使用し、且つ、
このシラン化合物に、含フッ素有機基の両末端に加水分
解性シリル基を有する化合物として前記一般式(2)で
表される特定のシラン化合物(B)を組み合わせること
により、強度、撥水・撥油性、耐候性等の特性と、各種
基材に対する接着性とがバランスよく改善された硬化皮
膜を形成することに成功したものである。
【0009】
【発明の好適態様】(A)成分 本発明において、(A)成分の有機ケイ素化合物は、含
フッ素有機基の片末端に加水分解性シリル基を有するシ
ラン化合物であり、前記一般式(1)で表される。
【0010】この一般式(1)において、Rf1 は一価の
含フッ素有機基であり、パーフロロアルキル基またはパ
ーフロロオキシアルキル基である。ここでパーフロロア
ルキル基としては、下記一般式(1a): Ca 2a+1− (1a) 式中、aは、正の整数である、で表されるものを挙げる
ことができ、特に炭素原子数が1〜10の範囲のものが
好適である。
【0011】またパーフロロオキシアルキル基として
は、下記一般式(1b)〜(1d):
【化5】 で表されるものを例示することができ、特に炭素原子数
が3〜15の範囲のものが好適である。
【0012】また一般式(1)において、Y1 は、二価
のアルキレン基であり、加水分解性シリル基と前記の含
フッ素有機基Rf1 との間に介在する。このアルキレン基
1は、基内に、−CO2 −,−SO3 −などのエステ
ル結合、−O−,−S−などのエーテル結合、−NR−
などのアミン結合、−CO−などのケトン結合、及び−
CONR−,−SO2 NR−などのアミド結合を含有し
ていてもよい。尚、ここでRは、水素原子または炭素原
子数が1〜6の一価の炭化水素基、例えばアルキル基で
ある。一般に、このY1 が大きくなると、分子中に占め
るフッ素原子の含有率が減少するため、フッ素化合物の
特徴である撥水性、撥油性、耐薬品性などの性能が低下
する恐れがある。従って、このY1 は短いものが好まし
く、具体的には、炭素原子数が10以下のものが好適で
ある。
【0013】さらにX1 は、加水分解性基であり、かか
る基の存在により、このケイ素化合物は水分の存在下で
加水分解し、さらに脱水縮合を生じ、硬化皮膜を形成す
ることが可能となるのである。このような加水分解性基
としては、以下のものを例示することができる。尚、こ
の具体例において、Rは、水素原子または炭素原子数が
1〜6の一価炭化水素基、例えばアルキル基である。一
分子中に2個のRを有するものについては、それらR
は、互いに同一でも異なっていてもよい。
【化6】
【0014】一般式(1)中、R1 は、非置換または置
換の一価炭化水素基であり、具体的には、メチル基、エ
チル基、プロピル基等のアルキル基、シクロヘキシル基
等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基、イソプロ
ペノキシ基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等
のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル等のアラル
キル基、及びこれらの基の水素原子がハロゲン原子等で
置換されている基、例えば3,3,3-トリフルオロプロピル
基、6,6,6,5,5,4,4,3,3-ノナフルオロヘキシル基、クロ
ロメチル基、3-クロロプロピル基等を挙げることができ
る。これらの中でも、炭素原子数が1〜8の範囲のもの
が好適である。
【0015】またmは、1〜3の整数であり、この数か
ら、前記加水分解性基X1 は必須の基であるが、上記の
一価炭化水素基R1 は、必須ではなく、かかるR1 が存
在しないシラン化合物も使用することができる。
【0016】本発明において、上記の一般式(1)で表
されるシラン化合物として代表的なものは、これに限定
されるものではないが、以下の通りであり、これらは1
種単独でも2種以上を組み合わせて使用することもでき
る。
【化7】
【0017】(B)成分 本発明において、(B)成分の有機ケイ素化合物は、含
フッ素有機基の両末端に加水分解性シリル基を有するシ
ラン化合物であり、前記一般式(2)で表される。
【0018】この一般式(2)において、Rf2 は二価の
含フッ素有機基であり、パーフロロアルキレン基または
パーフロロオキシアルキレン基である。ここでパーフロ
ロアルキレン基としては、下記一般式(2a): −Ca 2a− (2a) 式中、aは、正の整数である、で表されるものを挙げる
ことができ、特に炭素原子数が2〜10の範囲のものが
好適である。
【0019】またパーフロロオキシアルキレン基として
は、下記一般式(2b)、(2c)及び(2d):
【化8】 で表されるものを例示することができ、特に炭素原子数
が6〜40の範囲のものが好適である。
【0020】ところで、前記一般式(2a)で表される
パーフロロアルキレン基は、一般的に言って剛直な性状
を示し、このような基を有するケイ素化合物から形成さ
れる硬化皮膜は、硬く、高い強度を示すものの、曲げ応
力に対して弱く、脆いものとなる場合がある。従って、
本発明においては、上述した含フッ素有機基Rf2 のなか
では、特にエーテル結合を含有するパーフロロオキシア
ルキレン基が好適である。
【0021】また一般式(2)中、Y2 はアルキレン基
であり、該基中には、一般式(1)におけるY1 と同
様、基内にエステル結合、エーテル結合、アミン結合、
ケトン結合及びアミド結合を含有していてもよい。さら
に、この基が大きくなると、フッ素化合物の特徴である
撥水性、撥油性、耐薬品性などの性能が低下する恐れが
あることもY1 と同様であり、炭素原子数が10以下の
ものが好適である。
【0022】さらにX2 は、一般式(1)におけるX1
と同様の加水分解性基であり、X1について例示したも
のと同様の基を例示することができ、また一価の炭化水
素基R2 に関しても、一般式(1)におけるR1 と同様
の基を挙げることができる。nは、1〜3の整数であ
り、一般式(1)と同様、加水分解性基X2 は必須の基
であるが、炭化水素基R2 は、必須の基ではない。
【0023】本発明において、上記の一般式(1)で表
されるシラン化合物として代表的なものは、これに限定
されるものではないが、以下の通りであであり、これら
は1種単独でも2種以上を組み合わせて使用することも
できる。
【化9】
【0024】硬化性組成物 本発明の硬化性組成物は、上記の(A)成分のシラン化
合物と(B)成分のシラン化合物とを均一に混合するこ
とによって調製される。これら成分の配合比は、通常、
重量基準で、 A/B=0.1/99.9〜80/20 特に、5/95〜50/50 の範囲内に設定される。この範囲よりも成分(A)のシ
ラン化合物が多量に使用されると、膜強度の低下並びに
接着力が低下する傾向があり、また該シラン化合物の使
用量が上記範囲よりも少量である場合には、撥水、撥油
性が低下する傾向がある。
【0025】また、本発明の組成物は、常温において、
空気中の湿気により自ら加水分解および架橋反応(重縮
合)を生じて硬化物となるものであるが、硬化速度をさ
らに速めるために、加熱を行なってもよいし、また加水
分解を促進させる触媒を添加することもできる。このよ
うな触媒は、公知であり、例えば鉛−2−エチルオクト
エート、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジラ
ウレート、ブチルスズトリ−2−エチルヘキソエート、
鉄−2−エチルヘキソエート、コバルト−2−エチルヘ
キソエート、マンガン−2−エチルヘキソエート、亜鉛
−2−エチルヘキソエート、カプリル酸第1スズ、ナフ
テン酸スズ、オレイン酸スズ、ブチル酸スズ、ナフテン
酸チタン、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ステ
アリン酸亜鉛などの有機カルボン酸の金属塩;テトラブ
チルチタネート、テトラ−2−エチルヘキシルチタネー
ト、トリエタノールアミンチタネート、テトラ(イソプ
ロペニルオキシ)チタネートなどの有機チタン酸エステ
ル;オルガノシロキシチタン、β- カルボニルチタンな
どの有機チタン化合物;アルコキシアルミニウム化合
物;3-アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(トリ
メトキシシリルプロピル)エチレンジアミンなどのアミ
ノアルキル基置換アルコキシシラン、ヘキシルアミン、
リン酸ドデシルアミンなどのアミン化合物およびその
塩;ベンジルトリエチルアンモニウムアセテートなどの
第4級アンモニウム塩;酢酸カリウム、酢酸ナトリウ
ム、シュウ酸リチウムなどのアルカリ金属の低級脂肪
酸;ジメチルヒドロキシアミン、ジエチルヒドロキシル
アミンなどのジアルキルヒドロキシルアミン;テトラメ
チルグアニジン、下記式:
【0026】
【化10】 などのグアニジル基含有シランもしくはシロキサン等の
グアニジル化合物;を挙げることができ、これらは1種
単独でも2種以上を組み合わせても使用することもでき
る。なお、上記のうち、特にグアニジル化合物は、硬化
反応を良好に進行させると共に接着性向上機能を併せて
有しているので好ましい。これらの触媒は、通常、前記
(A)成分と(B)成分との合計量100重量部当り、
0.1〜5重量部程度の範囲が好適である。
【0027】また各種基材に対する接着性をさらに向上
させるために、硬化性を損なわない限りにおいて、任意
の接着助剤を配合することもできる。かかる接着助剤と
しては、例えばビニルクロルシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシ
シラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−イソシア
ナートプロピルトリエトキシシラン等が例示される。
【0028】また、本発明の硬化性組成物には、従来か
らこの種の組成物に使用されている各種の添加剤、例え
ば煙霧質シリカ、沈降性シリカ、二酸化チタン、酸化ア
ルミニウム、石英粉末、タルクおよびベントナイトなど
の補強剤、アスベスト、ガラス繊維および有機繊維など
の繊維質充填剤、メタクリル酸カリウム、着色剤、ベン
ガラおよび酸化セリウム等を配合することもでき、これ
らは目的に応じてその所定量を添加すればよい。
【0029】また本発明の硬化性組成物は、必要に応じ
て非水の有機溶媒で稀釈した溶液として保存し、或いは
使用に供することができる。特に、有機溶媒溶液として
使用することは、薄い硬化皮膜を形成する場合に好適で
ある。このような有機溶媒としては、例えば、n−ヘキ
サン、シクロヘキサン、トルエン、石油エーテル、キシ
レン等の炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、n−ブチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエー
テル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、ジブチル
ケトン、酢酸エチル等のケトン系溶媒、メチレンクロラ
イド、クロルベンゼン、クロロホルム等の塩素化炭化水
素系溶媒、アセトニトリル等のニトリル系溶媒、トリフ
ロロベンゼン、メタキシレンヘキサフロライド等のフッ
素系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール等のアルコール系溶媒を挙げること
ができ、これらは必要に応じて2種以上を混合して使用
してもよい。
【0030】本発明の硬化性組成物は、常温での硬化に
より、撥水性、撥油性、耐溶剤性、耐薬品性、防汚性、
耐候性等の含フッ素皮膜に特有の性質に加え、各種基材
に対する接着性、及び強度等の特性に優れた硬化皮膜を
形成することができる。従って、本発明の組成物は、建
築分野、工業プラント、各種装置類などのコーティング
剤あるいは塗料として有用である。また、各種金属、樹
脂、コンクリート等に対する接着性に優れることから、
特に外装材にコーティングした場合、長期にわたってそ
の美観を保持することができる。さらに、本発明の硬化
性組成物は、各種粉体、例えばシリカフィラー、石英粉
末、セラミック粉末、金属粉末、さらには砂などの表面
処理剤にも応用でき、撥水撥油性を付与できる等の効果
がある。
【0031】
【実施例】以下の例において、「部」は「重量部」を意
味する。
【0032】実施例1 下記式: C8 17CH2 CH2 Si(OCH3 3 で表されるシラン化合物 10部と、下記式:
【化11】 で表されるシラン化合物 90部を、メタキシレンヘキ
サフロライドに希釈溶解し、20重量%濃度の溶液を調製
した。この溶液に、スライドガラスを30秒ディッピング
した後、室温にて18時間放置して硬化皮膜を形成した。
この皮膜の強度(鉛筆硬度)、並びにヘキサデカンおよ
び純水を皮膜上に1滴のせたときの接触角を測定した。
結果を表1に示す。
【0033】実施例2 実施例1で用いた2種のシラン化合物に加えてさらにジ
ブチルスズジラウレート0.2部を使用し、これら、メタ
キシレンヘキサクロライドで希釈溶解させ、50重量%濃
度の溶液を調製した。この溶液をスライドガラス上に塗
布し、室温にて6時間放置し、厚さ 100μm の硬化皮膜
を形成させ、その物性を実施例1と同様に測定した。結
果を表1に示す。
【0034】実施例3 実施例2において、2種のシラン化合物の使用量をそれ
ぞれ50部とした以外は実施例2と同様にして硬化皮膜
を形成し、その物性を測定した。結果を表1に示す。
【0035】実施例4 下記式:
【化12】 で表されるシラン化合物 20部と、下記式:
【化13】 で表されるシラン化合物 80部を、メタキシレンヘキ
サフロライドに希釈溶解し、50重量%濃度の溶液を調製
した。この溶液をスライドガラス上に塗布し、次いで12
0 ℃、30分で硬化させて、厚さ 100μm の硬化皮膜を形
成させ、その物性を実施例1と同様に測定した。結果を
表1に示す。
【0036】実施例5 下記式:
【化14】 で表されるシラン化合物 20部と、下記式:
【化15】 で表されるシラン化合物 80部、及びジブチルスズジ
ラウレート0.2部を混合し、メタキシレンヘキサフロラ
イドに希釈溶解し、50重量%濃度の溶液を調製した。こ
の溶液を用いて、実施例2と同様の方法で厚さ 100μm
の硬化皮膜を形成させ、その物性を実施例1と同様に測
定した。結果を表1に示す。
【0037】実施例6 下記式:
【化16】 で表されるシラン化合物 20部と、下記式:
【化17】 で表されるシラン化合物 80部、及びジブチルスズジ
ラウレート0.2部を混合し、酢酸エチルに希釈溶解し、
50重量%濃度の溶液を調製した。この溶液を用いて、実
施例2と同様の方法で厚さ 100μm の硬化皮膜を形成さ
せ、その物性を実施例1と同様に測定した。結果を表1
に示す。
【0038】実施例7 下記式: C8 17CH2 CH2 Si(OCH3 3 で表されるシラン化合物 30部と、下記式:
【化18】 で表されるシラン化合物 70部を、メタキシレンヘキ
サフロライドに希釈溶解し、50重量%濃度の溶液を調製
した。この溶液を用いて、実施例2と同様の方法によ
り、厚さ 100μm の硬化皮膜を形成させ、その物性を実
施例1と同様に測定した。結果を表1に示す。
【0039】比較例1 下記式:
【化19】 で表されるシラン化合物 100部に、ジブチルスズジ
ラウレート0.2部を添加混合し、酢酸エチルで希釈溶解
させ、50重量%濃度の溶液を調製した。この溶液をスラ
イドガラス上に塗布し、室温にて6時間放置し、厚さ50
μm の硬化皮膜を形成し、上述した実施例と同様にその
物性を測定した。結果を表1に示す。
【0040】比較例2 実施例2において、下記式: C8 17CH2 CH2 Si(OCH3 3 で表されるシラン化合物を使用しなかった以外は実施例
2と全く同様にして(即ち、他のシラン化合物のみを使
用)、厚さ 100μm の硬化皮膜を形成させ、その物性を
測定した。結果を表1に示す。
【0041】比較例3 比較例2において、シラン化合物として、下記式:
【化20】 で表されるシラン化合物を用いた以外は、比較例2と同
様にして厚さ 100μm の硬化皮膜を形成させ、その物性
を測定した。結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】尚、上記の例において、各比較例は、以下
のシラン化合物を用いた場合を例にとって、本発明例
(実施例)と比較としたものである。 比較例1:片末端にのみ加水分解性シリル基を有するシ
ラン化合物をのみを使用した例である。 比較例2:両末端に加水分解性シリル基を有するシラン
化合物をのみを使用した例である。 比較例3:両末端に加水分解性シリル基を有するシラン
化合物のみを使用した例であり、特に大きなパーフロロ
オキシアルキレン基を有するものを使用した例である。
【0044】上記の表1から明らかな通り、実施例1〜
7で得られた硬化皮膜は、何れも良好な撥水、撥油性を
有し、また皮膜強度も高い(鉛筆硬度H以上)。これに
対し、比較例1および3で得られた硬化皮膜は、撥水、
撥油性は良好なものの、皮膜強度が弱い。また、比較例
2で得られた硬化皮膜は、皮膜強度は強いが、撥水、撥
油性(特に撥油性)が低下していることが理解される。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、常温での硬化により、
撥水性、撥油性、耐溶剤性、耐薬品性、防汚性、耐候性
等の含フッ素皮膜に特有の性質に加え、各種基材に対す
る接着性、及び強度等の特性をバランスよく有する硬化
皮膜を形成することができる。従って、本発明の組成物
は、種々の用途での使用が期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 智文 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)下記一般式(1): 【化1】 式中、Rf1 は、パーフロロアルキル基またはパーフロロ
    オキシアルキル基であり、 Y1 は、アルキレン基であり、基内に、エステル結合、
    エーテル結合、アミン結合、ケトン結合、アミド結合を
    含んでいてもよい、 X1 は、加水分解性基であり、 R1 は、非置換または置換一価炭化水素基であり、 mは、1〜3の整数である、で表される有機ケイ素化合
    物、及び、 (B)下記一般式(2): 【化2】 式中、Rf2 は、パーフロロアルキレン基またはパーフロ
    ロオキシアルキレン基であり、 Y2 は、アルキレン基であり、基内に、エステル結合、
    エーテル結合、アミン結合、ケトン結合、アミド結合を
    含んでいてもよい、 X2 は、加水分解性基であり、 R2 は、非置換または置換一価炭化水素基であり、 nは、1〜3の整数である、で表される有機ケイ素化合
    物、を含有して成る常温硬化性組成物。
  2. 【請求項2】成分(A)の有機ケイ素化合物と成分
    (B)の有機ケイ素化合物とは、 A/B=0.1/99.9〜80/20(重量比) の割合で使用されている請求項1に記載の常温硬化性組
    成物。
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