JP2005302563A - 燃料電池の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池において、燃料ガスの供給を制御する流量制御弁に故障が発生したときに、要求発電量の電力供給を可能な限り継続する。
【解決手段】燃料電池1の制御装置において、燃料電池1に反応ガスを供給するガス供給通路L1−L3と、上記ガス供給通路に設けられ互いに並列に反応ガスの供給を制御する複数のガス流量調整手段5A、5Bと、上記ガス流量調整手段5A、5Bの少なくとも1つにより燃料電池1に供給される反応ガス量を制御するガス流量制御手段3と、上記ガス流量調整手段5A、5Bの故障の有無を検知する故障検知手段と、上記故障が検知されたときに、上記ガス流量調整手段5A、5Bのいずれか1つ、または、上記複数のガス流量調整手段5A、5Bの組み合わせによって燃料電池1に供給されるガス流量を制御するガス流量制御手段3と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池の制御装置に関する。
燃料電池は、例えば、電解質膜と電解質膜を挟んで形成され、触媒層を含む2つの電極を有している。燃料電池では、一方の電極(水素極)には、燃料ガスである水素が供給され、他方の電極(空気極)には、酸化剤である酸素が供給される。このうち、燃料ガスは、燃料タンクからガス供給通路を通じて水素極側に供給される。
このガス供給通路には流量制御弁が設けられ、燃料電池の要求発電量に応じた流量で燃料ガスが供給される。したがって、燃料電池には、発電に必要なだけの燃料ガスが供給され、燃料電池内で消費される。その結果必要な電力が燃料電池で生成され、所定の負荷により消費される。このようにして、燃料電池の効率的な発電が実現される。
しかし、この流量制御弁が故障した場合には、正常な発電を維持できない。例えば、流量制御弁が閉じたまま開弁しない状態で故障した場合(これを閉故障という)、燃料電池には、燃料ガスが供給されず、燃料電池は発電を継続できない。
一方、流量制御弁が開いたまま閉弁しない状態で故障した場合(これ開故障という)、燃料電池には、その開故障の程度に応じた流量の燃料ガスが常時燃料電池に供給される。このような場合には、過剰に供給される燃料ガスにより、燃料電池内の燃料ガス圧力が上昇する。さらに、燃料電池に要求される要求発電量に対して実際の発電量が過剰となる。
しかしながら、従来の技術では、このような燃料ガスの供給を制御する流量制御弁の故障に対する配慮はなかった。以下、本発明に関連する従来の一般的技術を開示する先行技術を示す。
特開2003−178779号公報 特開2002−83622号公報 特開2002−231277号公報 特開昭63−158757号公報
本発明の目的は、燃料電池において、反応ガスの供給を制御する流量制御弁に故障が発生したときに、要求発電量の電力供給を可能な限り継続できる技術を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、燃料電池の制御装置において、燃料電池に反応ガスを供給するガス供給通路と、上記ガス供給通路に設けられ互いに並列に反応ガスの通路を構成し反応ガスの供給を制御する複数のガス流量調整手段と、上記ガス流量調整手段の故障の有無を検知する故障検知手段と、上記故障検知手段により上記ガス流量調整手段の少なくとも1つが正常で、かつ、上記ガス流量調整手段の少なくとも1つが故障していることが検知されたときに故障していないガス流量調整手段により燃料電池に供給されるガス流量を制御するガス流量制御手段と、を備えるものである。
この燃料電池の制御装置によれば、上記ガス流量調整手段の少なくとも1つが正常で、かつ、少なくとも1つが故障していることが検知されたときに故障していないガス流量調整手段により燃料電池に供給されるガス流量を制御する。したがって、少なくとも1つのガス流量調整手段が故障の場合であっても、燃料電池の運転を継続できる可能性を高めることができる。
また、上記燃料電池の制御装置において、さらに、上記故障検知手段により故障していると判断されたガス流量調整手段に流れる流出ガス量を検出するガス流量検知手段と、上記燃料電池に対する要求発電量から必要な反応ガス量を算出する要求ガス量算出手段と、を備え、上記故障検知手段は、故障しているガス流量調整手段が開弁状態で故障しているか、閉弁状態で故障しているかを検知し、上記ガス流量制御手段は、上記故障検知手段により上記ガス流量調整手段が開弁状態で故障していると検知されたときには上記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量から上記ガス流量検知手段により検出された流出ガス量を減じたガス量を正常なガス流量調整手段により燃料電池に供給するように制御してもよい。
この燃料電池の制御装置によれば、1つのガス流量調整手段が開弁状態で故障していると検知されたときには上記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量から上記ガス流量検知手段により検出された流出ガス量を減じたガス量を正常なガス流量調整手段により燃料電池に供給する。したがって、故障したガス流量調整手段と正常なガス流量調整手段を組み合わせて、要求発電量に必要なガス量の反応ガスが供給される。
なお、ガス流量調整手段が閉弁状態で故障している場合には、上記ガス流量検知手段は、流出ガス量を検知することなく、ガス流量を0と判断するようにしてもよい。
また、上記燃料電池の制御装置において、2次電池と、上記ガス流量検知手段により検出された流出ガス量が上記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量より多いときには、上記流出ガス量に対応する電力を上記燃料電池から出力させるとともに、上記燃料電池で出力した電力のうち要求発電量以上の電力を上記2次電池に蓄える出力電力制御手段とをさらに備えてもよい。
この燃料電池の制御装置によれば、故障したガス流量調整手段から流出する流出ガス量が要求発電量に対応する反応ガス量より多い場合に、要求発電量以上の電力を上記2次電池に蓄えることができる。また、その場合、流出ガス量に対応する電力を上記燃料電池から出力させるので、流出ガスの大半を燃料電池で消費することができる。
また、上記出力電力制御手段は、正常なガス流量調整手段によって制御可能な最低制御ガス量が上記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量から上記ガス流量検知手段により検出された流出ガス量を減じたガス量より多いときには、上記最低制御ガス量に上記流出ガス量を加えたガス量に対応する電力を上記燃料電池から出力させるとともに、上記燃料電池で出力した電力のうち上記要求発電量以上の電力を上記2次電池に蓄えるようにしてもよい。
この燃料電池の制御装置によれば、正常なガス流量調整手段によって制御可能な最低制御ガス量が上記反応ガス量から上記流出ガス量を減じたガス量より多い場合に、要求発電量以上の電力を上記2次電池に蓄えることができる。また、その場合、最低制御ガス量に上記流出ガス量を加えたガス量に対応する電力を上記燃料電池から出力させるので、最低制御ガス量に上記流出ガス量を加えたガス量の反応ガス、すなわち、燃料電池に供給される反応ガスの大半を燃料電池で消費することができる。
また、上記燃料電池の制御装置において、上記ガス流量制御手段は、上記故障検知手段により上記ガス流量調整手段が閉弁状態で故障していると検知されたときには上記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量を正常なガス流量調整手段により燃料電池に供給するように制御してもよい。
この燃料電池の制御装置によれば、1つのガス流量調整手段が閉弁状態で故障していると検知されたときには上記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量を正常なガス流量調整手段により燃料電池に供給する。したがって、1つのガス流量調整手段が閉故障の場合であっても、燃料電池の運転を継続できる可能性を高めることができる。
なお、ガス流量調整手段が閉弁状態で故障している場合には、上記ガス流量検知手段は、流出ガス量を検知することなく、ガス流量を0と判断すればよい。
また、上記燃料電池の制御装置において、上記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量が正常なガス流量調整手段により供給できるガス量より多いときは上記要求発電量の電力に対する上記燃料電池の発電量の不足分を2次電池から供給する出力電力制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
この燃料電池の制御装置によれば、1つのガス流量調整手段が閉故障し、正常なガス流量調整手段で反応ガスを供給する場合において、供給されるガス量が不足することによる電力の不足を2次電池の電力によって補うことができる。
また、上記燃料電池の制御装置において、上記故障検知手段は、上記ガス流量調整手段の1つに対してガス流量を減少させる制御を実行したときのガス流量の変化が所定変化量以下のときにガス流量調整手段が開故障していると検知するようにしてもよい。
また、上記燃料電池の制御装置において、上記故障検知手段は、上記ガス流量調整手段の1つに対してガス流量を増加させる制御を実行したときのガス流量の変化が所定変化量以下のときにガス流量調整手段が閉故障していると検知するようにしてもよい。
この燃料電池の制御装置によれば、ガス流量調整手段への制御と、その制御後の流量の変化の程度または流量の変化の有無からガス流量調整手段の開故障、または、閉故障を検知できる。なお、以上説明した構成は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、燃料電池において、反応ガスの供給を制御する流量制御弁に故障が発生したときに、要求発電量の電力供給を可能な限り継続できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)に係る燃料電池の制御装置について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<燃料電池の概要構成>
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池およびその制御装置の構成図である。この燃料電池は、燃料電池セル(以下、単にセルと呼ぶ)を含む燃料電池本体1と、燃料電池本体1の水素極側に燃料ガスを供給する燃料タンク4と、燃料タンク4と燃料電池本体1の燃料導入口とを接続する燃料ガス供給通路L1−L3(上流から下流に向かってL1、L2、L3の符号が付された部分に分かれる)と、燃料ガス供給通路L2とL3の間において互いに並列に配置され燃料ガスの供給量を制御する流量制御弁5A、5Bと、燃料ガス供
給通路L1とL2との間に設けられ燃料タンク4から燃料電池本体1に供給される燃料ガスの流量を検出する流量センサ2と、流量センサ2の検出値を監視するとともに流量制御弁5A、5Bを制御するECU3(電子制御ユニット)とを有している。
また、この燃料電池は、出力回路側に接続されるDC−DC変換器10と、DC−DC変換器10を通じて充電される2次電池9とを有している。さらに、燃料電池の出力回路には、DC−DC変換器10を含む2次電池9の回路と並列に負荷11が接続されている。
なお、図1においては、燃料電池から燃料オフガスを排気する排気側の構成要素、酸化ガスを供給する空気極側の構成要素等は省略されている。
燃料電池本体1は、膜−電極接合体(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータとを含むセルを直列に接続し、複数階層に積層した積層体(セルスタックと呼ばれる)から構成される。膜−電極接合体は、水素をプロトンと電子に分離する水素極と、水素極で生成されたプロトンを空気極に伝導する電解質膜と、空気極に伝導したプロトンと酸素と外部回路を通じて水素極から伝導した電子により水を生成する空気極とを含む。
燃料タンク4は、ガス供給通路L1および流量制御弁5A、5Bを介して燃料電池本体1の水素極側に燃料(例えば、水素ガス)を供給する。燃料タンク4は、燃料ガスを高圧状態(1気圧を超える圧力状態)で保持している。
流量制御弁5A、5B(ガス流量調整手段に相当)は、弁の開閉により通過するガス流量を調整する。流量制御弁5A、5Bは、例えば、自動車のエンジンに使用されるインジェクタと同様の構成とすることができ、ECU3からの駆動信号により弁を開閉する。開弁状態では、燃料タンク4に保持された高圧の燃料ガスが流量制御弁5A、5Bの開口を通過して燃料電池本体1に供給される。一方、閉弁状態では、燃料タンク4からの燃料ガスの供給は停止される。流量制御弁5A、5Bは、ECU3からの駆動信号により、弁の開閉間隔および開弁時間を制御され、燃料ガスの流量を調整する。このように、通常の燃料電池と異なり、本実施形態の燃料電池は、流量制御弁5A、5Bの2つの弁を有している。
流量センサ2(ガス流量検知手段に相当)は、流量制御弁5Aまたは5Bに制御されて燃料タンク4から燃料電池本体1に供給される燃料ガスの流量を測定する。
ECU3は、CPU、メモリ、入出力インターフェース等を含み、本実施形態の燃料電池の反応を制御する。ECU3は、不図示の入出力インターフェースを介して流量制御弁5A、5B、流量センサ2、およびDC−DC変換器10に接続されている。
ECU3は、流量制御弁5A、または、5Bの制御により、燃料電池本体1に供給される燃料ガスの量を制御する。この処理を実行するECU3がガス流量制御手段に相当する。そして、ECU3は、流量制御弁5A、または、5Bに対する設定値から燃料電池本体1に供給される燃料ガス量を検知する。
また、ECU3は、流量センサ2により、燃料電池本体1に供給される燃料ガス量を検知するようにしてもよい。一方、ECU3は、所定の指示部(例えば、自動車のアクセル等)から負荷に供給すべき要求発電量を算出する。この処理を実行するECU3が要求ガス量算出手段に相当する。そして、ECU3は、燃料電池本体1に供給される燃料ガス量に基づいて算出されるガス量相当発電量および負荷に供給されるべき要求発電量を比較する。
ガス量相当発電量が負荷11で必要とされる要求発電量を上回り、余剰電力(余剰の燃料ガス供給)が生じる場合には、ECU3は、DC−DC変換器10から2次電池9に供給される電圧を上昇させる。その結果、その余剰電力は、DC−DC変換器10を通じて2次電池9に送り込まれ、2次電池9が充電される。
一方、ガス量相当発電量が負荷の要求発電量に足りない場合には、ECU3は、DC−DC変換器10から2次電池9に供給される出力電圧を低下させる。DC−DC変換器10の出力電圧の低下により、2次電池9の出力電圧がDC−DC変換器10の出力電圧を上回り、2次電池9に蓄積された電力が負荷11に供給される。これにより、燃料電池の発電量の不足分が2次電池9から供給される電力により補充される。この処理を実行するECU3およびDC−DC変換器10が出力電力制御手段に相当する。
本実施形態では、ECU3は、流量制御弁5A、5Bの故障検知のため、流量制御弁5A、5Bのうちいずれか一方(例えば、流量制御弁5B)を閉弁状態として、他方(例えば、流量制御弁5A)だけを作動させる。ここで、作動とは、流量制御弁5Aを所定の間隔で所定の開弁時間だけ開弁させ、所定の流量の燃料ガスを燃料タンク4から燃料電池本体1に送り込むことをいう。
この場合、流量制御弁の作動としては、流量を増加させる場合の制御と、流量を減少させる場合の制御がある。流量を増加させる場合には、燃料ガスが全く供給されていない状態から燃料ガスの供給を開始する場合、燃料ガスが供給されている状態からさらに燃料ガスの流量を増加させる場合等がある。また、流量を減少させる場合には、燃料ガスが供給されている状態から燃料ガスの流量を減少させる場合、燃料ガスの供給を完全に停止させる場合等がある。
ECU3は、燃料電池本体1の運転中に、流量制御弁5A、5Bのうちいずれか一方(例えば、流量制御弁5B)を閉弁状態として、他方(例えば、流量制御弁5A)だけについて、上記のような作動をするように流量制御弁5Aを制御する。さらに、ECU3は、そのときに燃料タンク4から燃料電池本体1に供給される燃料ガスの流量を流量センサ2により測定する。
そして、ECU3は、その制御によって実際に得られる流量(測定値)と流量制御弁5Aの作動時の規定値との差違の有無を検知する。ここで、規定値とは、流量制御弁5Aを制御したときの制御量(流量制御弁5Aの開弁時間、開弁を実施する周期)に対応して、流量制御弁5Aの規格から算出される流量をいう。
そして、流量制御弁5Aの作動時に測定される流量が規定値より大きい場合、ECUは、流量制御弁5Aが開故障(開弁した状態で故障)していると判断する。例えば、流量制御弁5Aを閉じる制御をしたにも拘わらず流量が減少しない場合である。流量制御弁5Bについても、同様の手順で、開故障しているか否かを判定する。
一方、流量制御弁5Aの作動時に測定される流量が規定値より小さい場合、ECUは、流量制御弁5Aが閉故障(閉弁した状態で故障)していると判断する。例えば、流量制御弁5Aを開く制御をしたにも拘わらず流量が増加しない場合である。流量制御弁5Bについても、同様の手順で、閉故障しているか否かを判定する。
このようにして、ECU3は、燃料電池本体1の運転中に流量制御弁5A、5Bを個々に制御し、その開閉機能を点検する。そして、ECU3は、流量制御弁5A、5Bのいずれかに異常があると判断すると、異常の発生した流量制御弁5Aまたは5Bの故障状態に
応じて、以下のような制御を実行する。
<流量制御弁開故障時の処理>
図2は、流量制御弁5A(または5B)が開故障したときのECUの制御を示すフローチャートである。なお、以下では、流量制御弁5Bは、正常であることが確認されており、流量制御弁5Aが開故障している場合を例に説明する。ECU3は、流量制御弁5Aに対して、開故障検知処理を実行する(S10)。開故障検知処理においては、流量制御弁5Aからのリーク量が決定される。リーク量は、閉弁状態の流量制御弁5Aを通じて燃料電池本体1に流れる燃料ガスの量をいう。
次に、ECU3は、S10の開故障検知処理結果に基づき、開故障が発生したか否かを判定する(S11)。開故障が発生していない場合、ECU3は、通常運転を実施する(S12)。
また、S11で、開故障が発生していると判定された場合、ECU3は、燃料電池への要求発電量から要求ガス量を算出する(S13)。要求ガス量は、外部負荷11に供給される電力量である要求発電量から算出される。ただし、外部負荷11に電力が供給されない状態では、要求ガス量としては、アイドリングに必要な最低ガス供給量が算出される。
次に、ECU3は、S10の処理で決定されたリーク量がS13で算出がされる現在の要求ガス量よ多いか否かを判定する(S14)。リーク量が要求ガス量より多い場合には、リーク量のガス量に相当するリーク相当発電量を算出する。そして、ECU3は、リーク相当発電量を出力電力指令値に設定する(S15)。
出力電力指令値の設定により、DC−DC変換器10の出力電圧が制御され、その出力電圧に応じて2次電池9が充電される。これにより、リーク相当発電量の電力のうち、一部は2次電池9の充電に使用され、残りが負荷11に供給される。その結果、開故障により流量制御弁5Aからリークする燃料ガスの大半が燃料電池本体1での発電に消費されるともに、負荷11で消費できない電力が2次電池9に充電される。
一方、S14の判定で、リーク量が要求ガス量より多くない場合、ECU3は、要求ガス量からリーク量を減じたガス量を修正流量として求める(S16)。そして、ECU3は、修正流量を故障していない流量制御弁5Bから供給するため以下の処理を実行する。
すなわち、ECU3は、正常な流量制御弁5B(単に正常弁ともいう)の規格に基づく最低制御流量を参照する。そして、ECU3は、正常弁5Bの最低制御流量がS16で求めた修正流量より多いか否かを判定する(S17)。そして、正常弁5Bの最低制御流量が修正流量より多い場合、ECU3は、正常弁5Bを修正流量に制御する(この場合、最低制御流量に設定される)とともに、最低制御流量およびリーク量のガス量に相当する流量相当発電量を算出する。そして、ECU3は、流量相当発電量を出力電力指令値に設定する(S18)。出力電力指令値の設定により、S15と同様の制御がDC−DC変換器10になされる。すなわち、DC−DC変換器10の出力電圧の制御により、流量相当発電量の電力のうち、一部は2次電池9の充電に使用され、残りが負荷11に供給される。その結果、正常弁5Bから流出する燃料ガスおよび流量制御弁5Aからリークする燃料ガスの大半が燃料電池本体1での発電に消費されるともに、負荷11で消費できない電力が2次電池9に充電される。
また、S17の判定で、正常弁5Bの最低制御流量が修正流量以下の場合、ECU3は、次に、正常弁5Bの最大制御流量が修正流量未満であるか否かを判定する(S19)。そして、正常弁5Bの最大制御流量が修正流量未満である場合、ECU3は、正常弁5B
を修正流量に制御するとともに、DC−DC変換器10の出力電圧を低下させる。これにより、ECU3は、不足電力を2次電池9から負荷11に供給する(S1A)。
また、S19の判定で、正常弁5Bの最大制御流量が修正流量以上である場合、ECU3は、正常弁5Bを修正流量に制御し、燃料電池の運転を継続する(S1B)。すなわち、ECU3は、正常な流量制御弁5Bを制御して、修正流量のガスを燃料タンク4から燃料電池本体1に供給する。その結果、故障した流量制御弁5Aと正常な流量制御弁5Bとにより、燃料電池本体1には、要求ガス量が供給される。
図3に、開故障検知処理(図2のS10)の詳細を示す。この処理を実行するECU3が故障検知手段に相当する。この処理では、まず、ECU3は、流量制御弁5Aを作動し、流量を所定量減少させる(S101)。この処理は、例えば、流量制御弁5Aの開弁周期を所定期間長くする処理である。また、流量制御弁5Aの開弁周期をそのまま維持し、1回の開弁当たりの開弁時間を所定時間短くするものでも構わない。また、この処理で、開弁周期を長くするとともに、開弁時間を短くするようにしてもよい。なお、このとき、流量制御弁5Bは閉弁状態であると想定する。
次に、ECU3は、流量センサ2により、実際の流量を測定する(S102)。次に、ECU3は、S102で測定された流量と、上記S101の処理によって減少すべき流量(以下、規定値と呼ぶ)とを比較する(S103)。ここで、規定値とは、ECU3からの制御信号によって流量制御弁5Aで生じるべき流量の変化量である。なお、規定値としては、変化量に代えて、流量制御弁5Aの制御によって変化した後の流量そのものであってもよい。
そして、流量と規定値とのずれ量が大きい場合、そのずれ量からリーク量を算出する(S104)。例えば、流量制御弁5Aを完全に閉弁してそのまま維持したにも拘わらず、流量センサ2で燃料ガスの流量が検出できた場合には、その流量がリーク量となる。次に、ECU3は、故障信号を発生し(例えば、所定の表示部に故障を表示し)、処理を終了する(S105)。
一方、S103の判定で、流量の測定値と規定値とのずれ量が所定値未満の場合、ECUは、流量制御弁5Aが正常であり、リーク量が0であると判断する(S106)。その後、ECU3は、処理を終了する。なお、以上は、流量制御弁5Aが開故障の場合に付いて説明したが、流量制御弁5Bが開故障の場合についても同様である。
<流量制御弁閉故障時の処理>
次に、流量制御弁5A(または5B)が閉故障した場合のECU3の処理について説明する。図4は、流量制御弁5A(または5B)が閉故障したときのECUの制御を示すフローチャートである。ここでも、流量制御弁5Bは、正常であることが確認されており、流量制御弁5Aが閉故障している場合を例に説明する。ECU3は、流量制御弁5Aに対して、閉故障検知処理を実行する(S20)。閉故障検知処理においては、流量制御弁5Aを開弁したときの流量が0であるか否かが判定される。
次に、ECU3は、S10の閉故障検知処理結果に基づき、閉故障が発生したか否かを判定する(S21)。閉故障が発生していない場合、ECU3は、通常運転を実施する(S22)。
また、S21で、閉故障が発生していると判定された場合、ECU3は、燃料電池への要求発電量から要求ガス量を算出する(S23)。
次に、ECU3は、要求ガス量の燃料ガスを故障していない流量制御弁5Bから供給するため以下の処理を実行する。
すなわち、ECU3は、正常な流量制御弁5B(単に正常弁ともいう)の規格に基づく最低制御流量を参照する。そして、ECU3は、正常弁5Bの最低制御流量がS23で求めた要求ガス量より多いか否かを判定する(S25)。そして、正常弁5Bの最低制御流量が要求ガス量より多い場合、ECU3は、正常弁5Bを要求ガス量に制御する(この場合、最低制御流量が設定される)とともに、最低制御流量のガス量に相当する流量相当発電量を算出する。そして、ECU3は、流量相当発電量を出力電力指令値に設定する(S26)。この出力電力指令値の設定により、DC−DC変換器10の出力電圧が制御され、流量相当発電量の電力のうち、一部は2次電池9の充電に使用され、残りが負荷11に供給される。その結果、正常弁5Bから供給される燃料ガスの大半が燃料電池本体1での発電に消費されるともに、負荷11で消費できない電力が2次電池9に充電される。
また、S25の判定で、正常弁5Bの最低制御流量が要求ガス量以下の場合、ECU3は、次に、正常弁5Bの最大制御流量が要求ガス量未満であるか否かを判定する(S27)。そして、正常弁5Bの最大制御流量が要求ガス量未満である場合、ECU3は、正常弁5Bを要求ガス量に制御する(この場合、最大制御流量が設定される)とともに、DC−DC変換器10の出力電圧を低下させる。これにより、ECU3は、不足電力を2次電池9から負荷11に供給する(S28)。
また、S27の判定で、正常弁5Bの最大制御流量が要求ガス量以上である場合、ECU3は、正常弁5Bを要求ガス量に制御し、燃料電池の運転を継続する(S29)。すなわち、ECU3は、正常な流量制御弁5Bを制御して、要求ガス量のガスを燃料タンク4から燃料電池本体1に供給する。その結果、正常な流量制御弁5Bにより、燃料電池本体1には、要求ガス量が供給される。
図5に、開故障検知処理(図4のS20)の詳細を示す。この処理を実行するECU3が故障検知手段に相当する。この処理では、まず、ECU3は、流量制御弁5Aを作動し、流量を所定量増加させる(S201)。この処理は、例えば、流量制御弁5Aの開弁周期を所定期間短くする処理である。また、流量制御弁5Aの開弁周期をそのまま維持し、1回の開弁当たりの開弁時間を所定時間長くするものでも構わない。また、この処理で、開弁周期を短くするとともに、開弁時間を長くするようにしてもよい。なお、このとき、流量制御弁5Bは閉弁状態であると想定する。
次に、ECU3は、流量センサ2により、実際の流量を測定する(S202)。次に、ECU3は、S202で測定された流量と、上記S201の処理によって増加すべき規定値とを比較する(S203)。ここで、規定値とは、ECU3からの制御信号によって流量制御弁5Aで生じるべき流量の変化である。なお、規定値としては、変化量に代えて、流量制御弁5Aの制御によって変化した後の流量そのものであってもよい。
そして、測定された流量と規定値とのずれ量が大きい場合、ECU3は、閉故障であると判定する。例えば、流量制御弁5Aを所定時間継続して開弁したにも拘わらず、流量センサ2で燃料ガスの流量が検出できない場合には、閉故障であると判定される。この場合、ECU3は、故障信号を発生し(例えば、所定の表示部に故障を表示し)、処理を終了する(S204)。
一方、S103の判定で、流量と規定値とのずれ量が所定値未満の場合、ECUは、流量制御弁5Aが正常であると判断する(S106)。その後、ECU3は、処理を終了する。なお、以上は、流量制御弁5Aが閉故障の場合について説明したが、流量制御弁5B
が閉故障の場合についても同様である。
以上述べたように、本実施形態の燃料電池によれば、ECU3は、並列に設けられた複数の流量制御弁5A、5Bの故障の有無を検知する。そして、例えば、流量制御弁5Aで開故障が検知された場合、ECU3は、その開故障での燃料ガスのリーク量を検知する。そして、リーク量に対応する発電量が要求発電量を超える場合、そのリーク量に対応する発電量を出力電圧指令値に設定する。その結果、リーク量分の燃料ガスが燃料電池内でほぼ消費され、燃料電池内での燃料ガスの圧力上昇を抑制する。また、出力電圧指令値がリーク量に対応する発電量(要求発電量を超える発電量)に設定されたことに伴い発生する余剰電力により2次電池9が充電される。
一方、上記リーク量対応する発電量が要求発電量未満の場合、ECU3は、他の正常な流量制御弁5Bを作動させ、流量制御弁5A、5Bの組み合わせにより燃料ガスの流量を制御する。その場合、ECU3は、要求発電量に対応する燃料ガス量からリーク量を減じた値を修正流量とし、流量制御弁5Bの最低制御流量が修正流量を超えるか否かを判定する。
そして、流量制御弁5Bの最低制御流量が修正流量を超える場合、その最低制御流量およびリーク量に相当する発電量に出力電力指令値を設定する。これにより、ECU3は、燃料電池内で最低制御流量およびリーク量の燃料ガスを消費させ、燃料ガスの圧力上昇を抑制する。また、出力電圧指令値が最低制御流量およびリーク量に対応する発電量(要求発電量を超える発電量)に設定されたことに伴い発生する余剰電力により2次電池9が充電される。
また、ECU3は、流量制御弁5Bの最大制御流量が修正流量未満か否かを判定する。流量制御弁5Bの最大制御流量が修正流量未満の場合、ECU3は、ガス量の供給不足に伴う、不足電力を2次電池9から供給する。これにより、流量制御弁5A故障時のガス流量の不足が2次電池9の電力により補充される。
また、ECU3は、流量制御弁5A(または5B)の流量を減少させる制御を実行し、その制御に対応する流量減少の規定値と、実際の流量減少値(測定値)とのずれ量を比較し、ずれ量を算出する。そして、ずれ量が大きい場合、例えば、流量が減少しない場合に、流量制御弁5A(または5B)が開故障であると判定する。したがって、ECU3は、燃料電池の運転中に流量制御弁5A(または5B)が開故障であるか否かを判定し、および、開故障であった場合のリーク量を測定できる。
また、例えば、流量制御弁5Aで閉故障が検知された場合、ECU3は、他の正常な流量制御弁5Bを作動させ、流量制御弁5A、5Bの組み合わせにより燃料ガスの流量を制御する。その場合、ECU3は、流量制御弁5Bの最低制御流量が要求発電量に対応する要求ガス量を超えるか否かを判定する。
そして、流量制御弁5Bの最低制御流量が要求ガス量を超える場合、その最低制御流量に相当する発電量に出力電力指令値を設定する。これにより、ECU3は、燃料電池内で最低制御流量の燃料ガスを消費させ、燃料ガスの圧力上昇を抑制する。また、出力電圧指令値が最低制御流量に対応する発電量(要求発電量を超える発電量)に設定されたことに伴い発生する余剰電力により2次電池9が充電される。
また、ECU3は、流量制御弁5Bの最大制御流量が要求ガス量未満か否かを判定する。流量制御弁5Bの最大制御流量が要求ガス量未満の場合、ECU3は、ガス量の供給不足に伴う、不足電力を2次電池9から供給する。これにより、流量制御弁5A故障時のガ
ス流量の不足が2次電池9の電力により補充される。
また、ECU3は、流量制御弁5A(または5B)の流量を増加させる制御を実行し、その制御に対応する流量増加の規定値と、実際の流量増加値(測定値)とのずれ量を比較し、ずれ量を算出する。そして、ずれ量が大きい場合、例えば、流量が閉弁状態から増加しない場合に、流量制御弁5A(または5B)が閉故障であると判定する。したがって、ECU3は、燃料電池の運転中に流量制御弁5A(または5B)が閉故障であるか否かを判定できる。
<変形例>
図6に、本発明の変形例に係る燃料電池の構成を示す。図6では、図1の場合と比較して、流量センサ2に代えて圧力センサ6が設けられている。また、水素センサ7がさらに追加されている。他の構成要素は、図1の場合と同様である。そこで、図1と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、流量センサ2に代えて圧力センサ6によっても、流量制御弁5A、5Bの開故障または閉故障を検知できる。例えば、ECU3が流量制御弁5A、5Bを開閉して圧力センサ6の検出圧力が減少するか否かを検知すればよい。圧力が減少しなければ、ECU3は、閉故障と判定すればよい。また、流量制御弁5A、5Bを開弁状態から閉弁状態に制御した後の圧力センサ6の検出圧力が増加するか否かを判定すればよい。そして、圧力が増加しない場合に、開故障と判定すればよい。
<その他の変形例>
上記実施形態および変形例では、主として2つの流量制御弁5Aおよび5Bにより本発明の実施形態を説明した。しかし、本発明の実施において、流量制御弁5A等の数が2個に限定されるものではない。すなわち、3以上の流量制御弁5A等を並列に設けておき、上記実施形態と同様の手順で各流量制御弁5A等の故障の有無を検知するようにしてもよい。そして、1つの流量制御弁5Aに開故障が検知された場合に上記と同様に、他の正常な流量制御弁5B等との組み合わせにより、適性に発電し、2次電池9に充電し、電力の不足を2次電池9から補えばよい。
また、図1のように流量センサ2と流量制御弁5Aまたは5Bを設けた構成では、流量制御弁5Aまたは5Bの制御量(開弁周期、および開弁時間)から算出される流量の規定値(規格で定められた流量)と、実際の流量センサ2の測定値との間でずれ量が大きい場合に、流量センサ2と流量制御弁5Aまたは5Bとの間で燃料ガスのガス漏れを検知するようにしてもよい。すなわち、上記ずれ量が所定値以上の場合、あるいは、ずれ量が時間とともに増大するような場合に、ECU3がガス漏れの警告を発するようにすればよい。
同様に、図6のように圧力センサ6と流量制御弁5Aまたは5Bを設けた構成では、流量制御弁5Aまたは5Bの制御量(開弁周期、および開弁時間)から算出される圧力変化の規定値(流量制御弁5Aまたは5B規格で定められた流量、燃料タンク4の圧力、およびガス供給通路L1、L2のコンダクタンスから算出される圧力の変動量)と、実際の圧力センサ6の測定値との間でずれ量が大きい場合に、圧力センサ6と流量制御弁5Aまたは5Bとの間で燃料ガスのガス漏れを検知するようにしてもよい。すなわち、上記ずれ量が所定値以上の場合、あるいは、ずれ量が時間とともに増大するような場合に、ECU3がガス漏れの警告を発するようにすればよい。
また、この燃料電池において、図6に示すように、水素センサ7を設けて燃料タンク4から流量制御弁5A、5Bに至るガス供給通路L1、L2にガス漏れがないことを検知できれば、流量制御弁5Aまたは5Bの制御量(開弁周期、および開弁時間)に対する流量
の規定値によって圧力センサ6の検出値を校正するようにしてもよい。
また、図1と同様に、圧力センサ6に代えて流量センサ2を設けた場合に、燃料タンク4から流量制御弁5A、5Bに至るガス供給通路L1、L2にガス漏れがないことを検知してもよい。その場合、流量制御弁5Aまたは5Bの制御量(開弁周期、および開弁時間)に対する流量の規定値から流量センサ2の検出値を校正するようにしてもよい。
図1においては、流量センサ2が流量制御弁5A、5Bの上流側に設置されている。しかし、本発明の実施は、このような構成に限定されない。すなわち、流量センサ2を流量制御弁5A、5Bの下流側に設置してもよい。また、図6においても、圧力センサ6を流量制御弁5A、5Bの下流側に設置してもよい。すなわち、流量制御弁5A、5Bの故障の検知ためのセンサは流量制御弁5A、5Bの下流側に設置してもよい。
また、上記流量センサ2、または、圧力センサ6を流量制御弁5A、5Bの下流側に設置した場合にも、上記同様に、流量制御弁5Aまたは5Bの制御量(開弁周期、および開弁時間)に対する流量の規定値から上記流量センサ2、または、圧力センサ6の検出値を校正できる。
本発明の実施形態に係る燃料電池の構成図である。 流量制御弁が開故障したときのECUの制御を示すフローチャートである。 開故障検知処理を示すフローチャートである。 流量制御弁が閉故障したときのECUの制御を示すフローチャートである。 閉故障検知処理を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る燃料電池の構成図である。
符号の説明
1 燃料電池本体
2 流量センサ
3 ECU
4 燃料タンク
5A、5B 流量制御弁
6 圧力センサ
7 水素センサ
9 2次電池
10 DC−DC変換器
11 負荷

Claims (8)

  1. 燃料電池に反応ガスを供給するガス供給通路と、
    前記ガス供給通路に設けられ互いに並列に反応ガスの通路を構成し反応ガスの供給を制御する複数のガス流量調整手段と、
    前記ガス流量調整手段の故障の有無を検知する故障検知手段と、
    前記故障検知手段により前記ガス流量調整手段の少なくとも1つが正常で、かつ、前記ガス流量調整手段の少なくとも1つが故障していることが検知されたときに故障していないガス流量調整手段により燃料電池に供給されるガス流量を制御するガス流量制御手段と、を備える燃料電池の制御装置。
  2. 請求項1に記載の燃料電池の制御装置において、
    さらに、前記故障検知手段により故障していると判断されたガス流量調整手段に流れる流出ガス量を検出するガス流量検知手段と、
    前記燃料電池に対する要求発電量から必要な反応ガス量を算出する要求ガス量算出手段と、を備え、
    前記故障検知手段は、故障しているガス流量調整手段が開弁状態で故障しているか、閉弁状態で故障しているかを検知し、
    前記ガス流量制御手段は、前記故障検知手段により前記ガス流量調整手段が開弁状態で故障していると検知されたときには前記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量から前記ガス流量検知手段により検出された流出ガス量を減じたガス量を正常なガス流量調整手段により燃料電池に供給するように制御する燃料電池の制御装置。
  3. 請求項2に記載の燃料電池の制御装置において、
    2次電池と、
    前記ガス流量検知手段により検出された流出ガス量が前記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量より多いときには、前記流出ガス量に対応する電力を前記燃料電池から出力させるとともに、前記燃料電池で出力した電力のうち要求発電量以上の電力を前記2次電池に蓄える出力電力制御手段とをさらに備える燃料電池の制御装置。
  4. 請求項3に記載の燃料電池の制御装置において、
    前記出力電力制御手段は、正常なガス流量調整手段によって制御可能な最低制御ガス量が前記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量から前記ガス流量検知手段により検出された流出ガス量を減じたガス量より多いときには、前記最低制御ガス量に前記流出ガス量を加えたガス量に対応する電力を前記燃料電池から出力させるとともに、前記燃料電池で出力した電力のうち前記要求発電量以上の電力を前記2次電池に蓄える燃料電池の制御装置。
  5. 請求項1に記載の燃料電池の制御装置において、
    さらに、前記故障検知手段により故障していると判断されたガス流量調整手段に流れる流出ガス量を検出するガス流量検知手段と、
    前記燃料電池に対する要求発電量から必要な反応ガス量を算出する要求ガス量算出手段と、を備え、
    前記故障検知手段は、故障しているガス流量調整手段が開弁状態で故障しているか、閉弁状態で故障しているかを検知し、
    前記ガス流量制御手段は、前記故障検知手段により前記ガス流量調整手段が閉弁状態で故障していると検知されたときには前記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量を正常なガス流量調整手段により燃料電池に供給するように制御する燃料電池の制御装置。
  6. 請求項5に記載の燃料電池の制御装置において、
    2次電池と、
    前記要求ガス量算出手段により算出された反応ガス量が正常なガス流量調整手段により供給できるガス量より多いときは前記要求発電量の電力に対する前記燃料電池の発電量の不足分を前記2次電池から供給する出力電力制御手段とをさらに備える燃料電池の制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の燃料電池の制御装置において、
    前記故障検知手段は、前記ガス流量調整手段の1つに対してガス流量を減少させる制御を実行したときのガス流量の変化が所定変化量以下のときにガス流量調整手段が開故障していると検知する燃料電池の制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の燃料電池の制御装置において、
    前記故障検知手段は、前記ガス流量調整手段の1つに対してガス流量を増加させる制御を実行したときのガス流量の変化が所定変化量以下のときにガス流量調整手段が閉故障していると検知する燃料電池の制御装置。
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