JP2003092125A - 燃料電池制御装置 - Google Patents
燃料電池制御装置Info
- Publication number
- JP2003092125A JP2003092125A JP2002084445A JP2002084445A JP2003092125A JP 2003092125 A JP2003092125 A JP 2003092125A JP 2002084445 A JP2002084445 A JP 2002084445A JP 2002084445 A JP2002084445 A JP 2002084445A JP 2003092125 A JP2003092125 A JP 2003092125A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- hydrogen
- failure
- fuel
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04223—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
- H01M8/04231—Purging of the reactants
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
いは電気的原因に関わらず、検知することができる燃料
電池制御装置を提供する。 【解決手段】 燃料電池スタック22の発電出力変動が
規定範囲内であるかを判定する過渡状態判定手段と、水
素パージバルブ66のパージ指令の有無を検知する水素
パージ指令検知部と、アノードの目標圧力値と実際値と
を比較して水素パージバルブの開故障及び閉故障を判定
する故障判定部と、当該故障判定部の判定結果に応じた
警報信号を発生する警報発生手段と、を設けたことを特
徴とする。
Description
用に適用される燃料電池制御装置に係り、特に、燃料電
池の水素排出流路に設けられる水素パージバルブの故障
を検知する燃料電池制御装置に関するものである。
層した燃料電池スタックのアノードに燃料(水素)を、
カソードに酸化剤(空気)を供給することで、起電力を
得ることができる。前記燃料電池は、水素と酸素の反応
により電力と水が生成され、この生成水が水滴となって
燃料電池セルの反応ガス流路内に滞留すると、反応ガス
流路をふさぎ、セル出力電圧の低下を招く。この現象
は、フラッディングと称され、これを防止または解消す
るために、燃料電池が一定電力量又は一定の時間発電し
たら、あるいはセル電圧が規定の電圧以下に低下したと
きに、生成水を外部に排出する。また、生成水が水滴化
し、反応ガス流路をふさぐと、水溜まり以後に反応ガス
が供給されなくなる為に、部分的にガス欠が発生し、固
体高分子電解質膜にダメージを与えて、性能低下を生ず
る。上記した生成水の排出を行うために、加圧水素循環
型の燃料電池システムのアノードガス排気流路には水素
パージバルブが設けられており、この水素パージバルブ
を開くことにより前記生成水を燃料電池から外部に排出
する。
パージバルブは燃料電池システムが機能を維持する上で
非常に重要な役割を担っている。そこで、この発明は、
水素パージバルブの故障を検知することができる燃料電
池制御装置を提供するものである。また、この発明は、
水素パージバルブが閉故障または開故障の場合に燃料電
池システムの運転を円滑に行うことができる燃料電池制
御装置を提供するものである。
に、請求項1に記載した発明は、燃料電池(例えば、実
施形態における燃料電池スタック22)と、該燃料電池
に水素ボンベ(例えば、実施形態における高圧水素タン
ク30)から水素を供給し、該燃料電池の燃料排気部か
ら排出される排気水素を該燃料電池の燃料給気部に再循
環させる排気燃料循環手段(例えば、実施形態における
イジェクタ36)を有する燃料供給手段(例えば、実施
形態におけるレギュレータ34)と、該燃料電池に酸化
剤を供給する酸化剤供給手段(例えば、実施形態におけ
る過給器44)と、該酸化剤供給手段から該燃料電池へ
の酸化剤供給量及び前記燃料供給手段から該燃料電池へ
の燃料供給量を調節する反応ガス供給量調整手段(例え
ば、実施形態における要求/供給可能出力算出部94)
と、該燃料電池を負荷と接続して該負荷に電力を供給す
る際に該負荷の要求に応じて該燃料電池の要求出力電流
を決定する要求出力電流決定手段(例えば、実施形態に
おけるエネルギーマネジメント部8)と、前記要求出力
電流が得られるように前記反応ガス供給量調整手段によ
って前記燃料電池への反応ガス供給量を制御する反応ガ
ス供給量制御手段(例えば、実施形態におけるレギュレ
ータ34)と、前記燃料排気部と燃料循環手段を接続す
る燃料排気循環流路に排気水素を燃料電池の外部へ排出
する水素排出手段(例えば、実施形態における水素排出
流路60b、水素パージバルブ66)と、前記燃料電池
の出力状態を検出して、前記検出した状態に応じて前記
水素排出手段に水素排出指令を出力する燃料電池判定手
段(例えば、実施形態における燃料電池制御部100)
と、を備えた燃料電池制御装置であって、規定時間内の
前記燃料電池の発電電力の変動幅が、規定範囲内である
かを判定する過渡状態判定手段(例えば、実施形態にお
ける水素パージバルブ故障検出部90での処理S04、
S08、S12)と、水素排出手段への水素排出指令の
有無を検知する水素排出指令検知手段(例えば、実施形
態における水素パージバルブ故障検出部90での処理S
16)と、前記燃料給気部の目標圧力と検出値とに基づ
いて前記水素排出手段の故障を判定する水素排出手段の
故障検出手段(例えば、実施形態における水素パージバ
ルブ故障検出部90での処理S20、S26)と、当該
故障検出手段で前記水素手段の故障を検出した場合に、
開故障又は閉故障のいずれかの警報を発生する警報発生
手段(例えば、実施形態における水素パージバルブ故障
検出部90)と、を設けたことを特徴とする。このよう
に構成することで、水素排出手段が閉故障(開弁しない
故障)または開故障(閉弁しない故障)の場合に確実に
検知することができる。また、前記過渡状態判定手段に
おいて過渡状態と判定した場合には水素排出手段の故障
判定は行わないため、故障判定の信頼性を高めることが
できる。なお、前記故障検出手段には、タイマ機構を設
けて、閉故障あるいは開故障と判定された状態が一定時
間継続した時に、水素排出手段の故障を判定するように
してもよい。また、前記過渡状態判定手段で判定する過
渡状態の判断基準には、要求電力発生部の要求量の変化
(アクセルペダルの踏み込み量)を含めることができ
る。
手段の閉故障警報に応じて燃料電池への出力要求の上限
値を規定値以下に制限する出力制限手段(例えば、実施
形態におけるリミッタ92)を設けたことを特徴とす
る。このように構成することで、水素排出手段が閉故障
であった場合でも、燃料電池の発電能力を一定範囲で保
持させて運転を継続して行うことができる。このとき、
水素の利用率の低い低出力域で運転を行うことで、水素
の供給量を抑えて生成水の量を抑えることができる。
段の開故障警報に応じて燃料電池への出力要求の上限値
を規定値以下に制限する出力制限手段を設けるととも
に、前記警報発生手段の開故障警報に応じて前記燃料排
気循環手段と前記水素排出手段との間の前記燃料排気循
環流路(例えば、実施形態における水素循環流路60
a)を閉じる燃料排気循環流路閉止手段(例えば、実施
形態におけるオンオフ制御弁64)を設けたことを特徴
とする。このように構成することで、水素排出手段が開
故障であった場合、前記燃料排気循環流路が燃料電池と
並列なバイパス路となって水素供給流路の水素がこのバ
イパス路から排出されることがなくなるため、水素の無
駄な排出を防止することができる。
る燃料電池制御装置を図面と共に説明する。図1はこの
発明の実施形態における燃料電池システム20の制御装
置を示す概略構成図である。燃料電池スタック(燃料電
池)22は、固体高分子膜をアノード側拡散電極とカソ
ード側拡散電極とで挟持してなる燃料電池セルを、複数
積層させて一体化させた構造となっている。前記燃料電
池スタック22には、水素供給流路26及びエア(酸
素)供給流路28が接続した加湿器24が設けてあり、
当該加湿器24を介して前記燃料電池スタック22にそ
れぞれのガス(水素、エア)が供給されるようになって
いる。
る。水素供給流路26には水素供給源である高圧水素タ
ンク30が設けられており、水素供給流路26に高圧の
水素を供給できるようにしている。また、前記高圧水素
タンク30側の水素供給流路26には電動遮断弁32が
設けてあり、当該電動遮断弁32の開閉動作により水素
の供給停止制御を行うようにしている。前記電動遮断弁
32の下流側にはレギュレータ34が設けてある。前記
レギュレータ34は、詳細を後述するエア供給流路28
cに接続してあり、エアの圧力に応じて水素供給流路2
6の水素圧力を調整できるようにしている。前記レギュ
レータ34の下流側には、イジェクタ36が設けてあ
る。前記イジェクタ36は、詳細を後述する水素循環流
路60aに接続してある。前記イジェクタ36は、前記
水素循環流路60aの水素を負圧により吸い込んで、こ
の吸い込んだ水素を前記イジェクタ36下流側の水素供
給流路26に送り出すようにしている。水素供給流路2
6は前記イジェクタ36下流側で前記加湿器24に接続
しており、前記水素供給流路26内の水素はこの加湿器
24にて適度な湿度に加湿された後、燃料電池スタック
22のアノード側に供給される。そして、本実施形態に
おいては、イジェクタ36下流側に、圧力センサ40が
設けてあり、当該圧力センサ40にて前記水素供給流路
26の水素圧力を測定できるようにしている。
説明する。エア供給流路28には、上流側にフィルタ4
2が設けてあり、当該フィルタ42にてエアの塵埃を除
去させている。前記フィルタ42の下流側には過給器4
4が設けてあり、当該過給器44にてエアの供給圧力を
調整することができるようにしている。エア供給流路2
8は、エア供給流路28a、28bに分岐している。一
方のエア供給流路28aは前記加湿器24に接続してお
り、前記エア供給流路28a内のエアはこの加湿器24
にて適度な湿度に加湿された後、燃料電池スタック22
のカソード側に供給される。他方のエア供給流路28b
は、さらにエア供給流路28c、28dに分岐して、前
記エア供給流路28cは前記レギュレータ34に接続す
るとともに、前記エア供給流路28dには信号圧リリー
フ弁50が設けてあり、前記信号圧リリーフ弁50にて
エア供給流路28d内のエア圧力を測定している。水素
圧力はレギュレータ34に供給されるエアの圧力を信号
圧として、前記レギュレータ34を通過した水素の圧力
が前記エア圧力に応じた所定範囲の圧力となるように調
整することができる。このため、燃料電池スタック22
における極間差圧を適正範囲に調整することができる。
極の反応面に水素が供給されると、ここで水素がイオン
化され、固体高分子電解質膜を介してカソード電極側に
移動する。この間に生じた電子が外部回路に取り出さ
れ、直流の電気エネルギーとして利用される。カソード
電極には酸素が供給されているため、水素イオン、電
子、及び酸素が反応して水が生成される。発電後の水素
及び酸素は、それぞれ水素排出流路60及びエア排出流
路70から燃料電池スタック22外部に排出される。以
下これらについて説明する。
排出流路60は水素循環流路60aと水素排出流路60
bとに分岐している。水素循環流路60aは、前記イジ
ェクタ36に接続しており、当該水素流路60a内の水
素を前記イジェクタ36に供給できるようにしている。
このため、未反応のまま水素排出流路60に排出された
水素を燃料電池スタック22に再度循環させて供給して
いる。前記水素循環流路60aには、オンオフ制御弁6
4が設けてあり、当該オンオフ制御弁64は電気信号に
より水素循環流路60aの開閉を行わせるようにしてい
る。
バルブ66が設けてあり、当該水素パージバルブ66を
開くことにより水素パージや極間差圧の調整が行えるよ
うにしている。なお、燃料電池システム20の通常発電
時には、前記パージバルブ66を閉じるとともに、オン
オフ制御弁64を開いておき、水素を外部に排出するこ
となく、水素を循環させて発電を行わせている。エア排
出流路70について説明する。エア排出流路70には、
エア調圧弁72が設けてあり、エア調圧弁72を開閉す
ることで圧力調整を行わせることができる。燃料電池ス
タック22には、燃料電池情報部(FC情報部)80が
電気的に接続し、ここに燃料電池スタック22における
各燃料電池セルごとの電流値や電圧値、燃料電池スタッ
ク22全体での電流値や電圧値が入力される。さらに、
前記燃料電池情報部80は、前記電動遮断弁32、信号
圧リリーフ弁50に電気的に接続し、水素圧力やエア圧
力、燃料電池スタック80の温度等も入力されるのであ
る。
制御部(FC制御部)100が設けてある。前記燃料電
池制御部100には、図3に示したように、前記燃料電
池情報部80に接続した水素パージバルブ故障検出部9
0が設けてあり、この水素パージバルブ故障検出部90
において、水素パージバルブ66の故障判断を行うので
ある。前記水素パージバルブ故障検出部90は、燃料電
池スタック22の発電出力変動が規定範囲内であるかを
判定する過渡状態判定手段と、アノードの目標圧力値と
検出値とに基づいて水素パージバルブ66の開故障及び
閉故障を判定する故障判定部と、当該故障判定部で開故
障又は閉故障を判定した場合に警報を発生する警報発生
手段とを備えている。
ージバルブ故障検知の処理フローである。まず、前記F
C情報部80で検知したIFC(燃料電池発電電流)値
の移動平均IFCDLYを算出する(S02)。本実施
形態においては、前記IFCDLYはIFCの100m
secでの移動平均であり、各IFCDLYを10ms
ごとに算出している。そして、最新のIFC値の移動平
均IFCDLYと、その直前の移動平均IFCDLYN
1との差分をとり、この差分を設定値#IFCDLYN
STより小さいかどうかを判断する(S04)。前記差
分が設定値より大きいとき(NOのとき)には、急激な
過渡状態であるため水素パージバルブ66の故障検知に
ついての判断は行わず、閉故障判断の基準となるフェー
ル確定時間(tmBVH2OCLS)、開故障判断の基
準となるフェール確定時間(tmBVH2OOPN)を
それぞれ設定して(S06)、一旦故障検知処理のフロ
ーを終了する。このような急激な過渡状態の原因には、
例えばアクセルの急激な踏み込み等が考えられるが、こ
のような場合に水素パージバルブ66の故障検知を行わ
ないことで、故障判定の信頼性を高めることができる。
このステップで設定されたフェール確定時間がタイマ初
期値となる。また、このフローは減算回路となってお
り、一旦フローを終了して再度やり直すときには、設定
したタイマ値(例えば、上記フェール確定時間など)か
ら一定値が減算される。これについては、詳細を後述す
る。
さいとき(YESのとき)には、エアパージが行われて
いるか、すなわち信号圧リリーフ弁50が開いているか
どうかを判断する(S08)。S08において、エアパ
ージ中と判断したとき(YESのとき)であれば、エア
パージのタイマ値(tmBVAREOPN)を設定した
後、上記したS06の処理を行い、一旦故障検知処理の
フローを終了する。上記したように水素圧力は、前記レ
ギュレータ34にてエア圧力に基づいて調整されるた
め、エアパージによるエア側の圧力低下に伴い水素側も
圧力が低下する。このため、エアパージ中であれば、水
素パージバルブ66の故障検知を行わずに、故障検知の
信頼性をより高めている。
判断したとき(NOのとき)には、さらに、エアパージ
終了直後かどうかを判断する(S12)。この判断は、
上記したタイマ値(tmBVAREOPN)が0より大
きいかどうかで判断する。S12において、エアパージ
終了直後と判断したとき(YESのとき)には、水素パ
ージバルブ66の故障検知は行わず、上記したS06の
処理をした後、一旦故障検知処理のフローを終了する。
S12において、エアパージ終了直後でないと判断した
とき(NOのとき)には、水素パージバルブ66の故障
判定処理を行う。このようにしたため、故障検知の信頼
性をさらに一層高めることができる。なお、本実施形態
においては信号圧リリーフ弁50でエアパージを行う場
合について説明したが、信号圧リリーフ弁50がない場
合またはエアパージを行わない場合においては、上記し
たS08〜S12の処理は省略することができる。
いて説明する。まず、上記したIFCDLYに基づい
て、想定水素圧力(PH2TARGET)を算出する
(S14)。本実施形態においては、IFCDLYと想
定水素圧力との関係特性をテーブルデータとして保持し
ており、前記IFCDLYに対応する想定水素圧力を前
記テーブルデータから算出している。そして、水素パー
ジ指令の有無を判定し(S16)、水素パージ指令が出
ている場合(YESの場合)には閉故障の判断を行い、
水素パージ指令が出ていない場合(NOの場合)には開
故障の判断を行う。なお、実施形態においては、関係特
性をテーブルデータで保持した場合について説明した
が、これに限らず、例えば演算式から想定水素圧力を算
出してもよい。
る。まず、閉故障のフェール確定時間(tmBVH2O
CLS)の値が0かどうかを判定する(S18)。S1
8において、上記フェール確定時間が0になっていない
とき(NOのとき)、閉故障かどうかの判定を行う。本
実施形態においては、前記想定水素圧力と、圧力センサ
40で測定した実際の水素圧力(PH2STKIN)と
の差分をとり、この差分が設定値(#PDH2BVH2
OCLS)より大きいかを判断する(S20)。水素パ
ージ指令により水素パージバルブ66が開いている場合
には、実際の圧力は想定圧力よりも設定値より下がるは
ずである。従って、S20において差圧が設定値より大
きいとき(YESのとき)には、水素パージバルブ66
は正常であると判断され、上記したS06の処理を行っ
た後、一旦故障検知処理のフローを終了する。そして、
S20において差圧が設定値より小さいとき(NOのと
き)には、差圧がほとんとないことから水素パージバル
ブ66は閉故障であると判断され、故障検知処理のフロ
ーを終了する。このフロー終了時に、上記した閉故障に
対するフェール確定時間の値から一定値を減算する。従
って、上記処理を繰り返して、フェール確定時間の値が
0になったとき、S18において一定時間閉故障の状態
が続いたと判断され、水素パージバルブ66の閉故障の
判定(Close Fail)が確定する(S22)。
る。まず、開故障のフェール確定時間(tmBVH2O
OPN)の値が0かどうかを判定する(S24)。S2
4において、上記フェール確定時間が0になっていない
とき(NOのとき)、開故障かどうかの判定を行う。本
実施形態においては、前記想定水素圧力と、圧力センサ
40で測定した実際の水素圧力(PH2STKIN)と
の差分をとり、この差分が設定値(#PDH2BVH2
OOPN)より小さいかを判断する(S26)。水素パ
ージ指令がないため水素パージバルブ66は閉じている
はずであり、実際の圧力は想定圧力とほぼ同じ値となる
はずである。従って、S26において差圧が設定値より
小さいとき(YESのとき)には、水素パージバルブ6
6は正常であると判断され、上記したS06の処理を行
った後、一旦故障検知処理のフローを終了する。そし
て、S26において差圧が設定値より大きいとき(NO
のとき)には、差圧が大きすぎることから水素パージバ
ルブ66は開故障であると判断され、故障検知処理のフ
ローを終了する。このとき、上記した開故障に対するフ
ェール確定時間の値から一定値が減算してある。従っ
て、上記処理を繰り返して、フェール確定時間の値が0
になったとき、S18において一定時間開故障の状態が
続いたと判断され、水素パージバルブ66の開故障の判
定が確定する(S28)。このように構成することで、
水素パージバルブが閉故障または開故障した場合には、
電気的原因であろうと機械的な原因であろうと、圧力異
常が発生することに変わりはないため、原因の如何に関
わらず水素パージバルブ66の閉故障あるいは開故障を
検知することができる。
いは閉故障を検知した場合の制御について説明する。前
記燃料電池情報部80は燃料電池制御部100に接続し
ており、当該燃料電池制御部100は燃料電池情報部8
0からの情報に基づき燃料電池システム20の制御を行
えるようにしている。図1に示したように、前記燃料電
池制御部100は、電動遮断弁32、水素パージバルブ
66、オンオフ制御弁64に電気的に接続しており、そ
れぞれの弁32、66、64の開閉制御を行えるように
している。
料電池制御部100からの指令を通じて、燃料電池スタ
ック22での出力上限を設定する。これについては詳細
を後述する。また、燃料電池制御部100で電動遮断弁
32の開度を調整することにより、高圧水素タンク30
から供給する水素を最小限度として、水素のストイキを
高く維持できる低出力域で運転を行う。ここで、水素の
ストイキとは、燃料電池スタックで消費された水素量
(QH1)に対する燃料電池スタックに供給された水素
量(QH0)の比(QH0/QH1)を言う。消費され
た水素量一定(発電電流一定)の時には、ストイキは供
給水素量に比例し、ストイキが低下すれば水素ガスの供
給流量が低下することとなり、水素ガスの供給流量の低
下に従って発電電流が低下することとなる。このため、
上記したようにストイキを高くすることで水素ガスの供
給流量を抑えて、燃料電池スタック内に溜まる生成水を
最小限に抑えることができる。さらに、エアのストイキ
を上昇させることで、生成水のカソード側からアノード
側への逆浸透を減らし、アノード電極側に滞留する生成
水の増加を防ぐことができる。
する。このときには、上記した閉故障の場合と同様にリ
ミッタ92で制限するとともに、オンオフ制御弁64を
前記燃料電池制御部100からの電気信号によりオフに
設定して、前記水素循環流路60aの流通を遮断する。
これにより、水素がイジェクタ36の吸引部を逆流して
水素循環流路60aを介して水素パージバルブ66から
外部に排出され供給されることを防止して、水素供給流
路26からの水素が確実に燃料電池スタック22に供給
することができる。また、燃料電池スタック22での上
限出力を制限することで、供給される水素を無駄に放出
することを最小限に抑えることができる。
電池制御装置を搭載した燃料電池自動車1の要部を示す
構成図である。前記燃料電池自動車1では、燃料電池ス
タック22やキャパシタ3が、補機4と、モータ6に接
続したインバータ5とに対して並列に設けられ、燃料電
池スタック22やキャパシタ3から電力が供給される。
また、前記燃料電池スタック22には、反応ガス供給装
置(反応ガス供給流路)26、28が接続してあり、反
応ガス(水素、エア)が燃料電池スタック22に供給さ
れる。
7に接続している。モータコントロール部7は、入力デ
ータから要求電力量を算出して、前記モータ6の駆動に
必要な電力を算出する。前記データには、アクセルペダ
ルの踏み込み量(Ap)や、モータ6の回転数(N
m)、電流(Im)、電圧(Vm)がある。前記モータ
コントロール部7はエネルギーマネジメント部8に接続
し、当該エネルギーマネジメント部8に前記要求電力量
を伝達する。エネルギーマネジメント部8は、キャパシ
タ3からの放電可能量を算出するとともに、燃料電池ス
タック22における目標発電量を算出する。前記エネル
ギーマネジメント部8は、燃料電池制御部100に接続
しており、燃料電池制御部100に発電指示値を伝達で
きるようになっている。前記発電指示値は、水素パージ
バルブ66(図1参照)での故障を検知しないときに
は、前記燃料電池制御部100の要求/供給可能出力算
出部94に入力される。前記要求/供給可能出力算出部
94は、反応ガス供給装置26、28に信号を送り、燃
料電池スタック22に反応ガスを供給して発電をさせ
る。燃料電池スタック22は燃料電池情報部80に接続
して、当該燃料電池情報部80に出力値算出に必要なデ
ータを入力する。前記燃料電池情報部80は前記要求/
供給可能出力算出部94に接続して、前記データを送信
する。そして、要求/供給可能出力演算部94は、燃料
電池スタック22の出力限界値をエネルギーマネジメン
ト部8に送信する。エネルギーマネジメント部8は上記
限界値をモータコントロール部7に送信し、出力値を制
限できるようにしている。
ルブ故障検出部90、リミッタ92、入力切り換え部9
3を有しており、前記水素パージバルブ故障検出部90
は燃料電池情報部80に接続している。前記燃料電池情
報部80からの情報で、前記水素パージバルブ故障検出
部90で故障を検知した場合には、エネルギーマネジメ
ント部8からの発電指示値が入力切り換え部93により
リミッタ92に入力されるようにする。このようにした
ため、発電指示値が燃料電池スタック22の制限を超え
る値であった場合であっても、リミッタ92で制限をか
けることができるため、安全度を確保して燃料電池シス
テム20の運転を続けることができる。
た発明によれば、水素排出手段が閉故障または開故障し
た場合には、電気的原因であろうと機械的原因であろう
と、圧力異常が発生することに変わりはないため、原因
の如何に関わらず水素排出手段の閉故障あるいは開故障
を検知することができる。また、前記過渡状態判定手段
において過渡状態と判定した場合には水素排出手段の故
障判定は行わないため、故障判定の誤認識を排除するこ
とができる。
水素排出手段が閉故障であった場合でも、発電時の生成
水の発生量を最小限度にすることができ、燃料電池の発
電能力を一定範囲で保持させることができる。
水素排出手段が開故障であった場合でも、燃料供給手段
から供給される水素が、燃料電池に供給される前に燃料
排気循環流路を経由して排出されることがなくなるた
め、水素の無駄な排出を防止することができる。
システム20の制御装置を示す概略構成図である。
ジバルブ故障検知の処理フローである。
置を搭載した燃料電池自動車の要部を示す構成図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料電池と、 該燃料電池に水素ボンベから水素を供給し、該燃料電池
の燃料排気部から排出される排気水素を該燃料電池の燃
料給気部に再循環させる排気燃料循環手段を有する燃料
供給手段と、 該燃料電池に酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、 該酸化剤供給手段から該燃料電池への酸化剤供給量及び
前記燃料供給手段から該燃料電池への燃料供給量を調節
する反応ガス供給量調整手段と、 該燃料電池を負荷と接続して該負荷に電力を供給する際
に該負荷の要求に応じて該燃料電池の要求出力電流を決
定する要求出力電流決定手段と、 前記要求出力電流が得られるように前記反応ガス供給量
調節手段によって前記燃料電池への反応ガス供給量を制
御する反応ガス供給量制御手段と、 前記燃料排気部と燃料循環手段を接続する燃料排気循環
流路に排気水素を燃料電池の外部へ排出する水素排出手
段と、 前記燃料電池の出力状態を検出して、前記検出した状態
に応じて前記水素排出手段に水素排出指令を出力する燃
料電池判定手段と、を備えた燃料電池制御装置であっ
て、 規定時間内の前記燃料電池の発電電力の変動幅が、規定
範囲内であるかを判定する過渡状態判定手段と、 水素排出手段への水素排出指令の有無を検知する水素排
出指令検知手段と、 前記燃料給気部の目標圧力と検出値とに基づいて前記水
素排出手段の故障を判定する水素排出手段の故障検出手
段と、 当該故障検出手段で前記水素排出手段の故障を検出した
場合に、開故障又は閉故障のいずれかの警報を発生する
警報発生手段と、を設けたことを特徴とする燃料電池制
御装置。 - 【請求項2】 前記警報発生手段の閉故障警報に応じて
燃料電池への要求発電出力の上限値を規定値以下に制限
する出力制限手段を設けたことを特徴とする請求項1に
記載の燃料電池制御装置。 - 【請求項3】 前記警報発生手段の開故障警報に応じて
燃料電池への出力要求の上限値を規定値以下に制限する
出力制限手段を設けるとともに、前記警報発生手段の開
故障警報に応じて燃料排気循環手段と前記水素排出手段
との間の前記燃料排気循環流路を閉じる燃料排気循環流
路閉止手段を設けることを特徴とする請求項1に記載の
燃料電池制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084445A JP4130319B2 (ja) | 2001-07-10 | 2002-03-25 | 燃料電池制御装置 |
CA002390829A CA2390829C (en) | 2001-07-10 | 2002-06-17 | Control device for fuel cell |
US10/190,418 US6864003B2 (en) | 2001-07-10 | 2002-07-03 | Control device for fuel cell |
DE10230702A DE10230702B4 (de) | 2001-07-10 | 2002-07-08 | Steuer/Regelvorrichtung für eine Brennstoffzelle |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001209832 | 2001-07-10 | ||
JP2001-209832 | 2001-07-10 | ||
JP2002084445A JP4130319B2 (ja) | 2001-07-10 | 2002-03-25 | 燃料電池制御装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092125A true JP2003092125A (ja) | 2003-03-28 |
JP2003092125A5 JP2003092125A5 (ja) | 2005-08-04 |
JP4130319B2 JP4130319B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=26618466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002084445A Expired - Fee Related JP4130319B2 (ja) | 2001-07-10 | 2002-03-25 | 燃料電池制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6864003B2 (ja) |
JP (1) | JP4130319B2 (ja) |
CA (1) | CA2390829C (ja) |
DE (1) | DE10230702B4 (ja) |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004325297A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-18 | Nissan Motor Co Ltd | ガス濃度計測装置及び方法 |
JP2005011577A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 燃料電池システムにおける制御弁の状態判定方法 |
JP2005129392A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システムの異常検出装置 |
JP2005183357A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-07-07 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池の反応ガス供給装置 |
JP2005302563A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の制御装置 |
JP2005310550A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Toyota Motor Corp | 燃料電池のバルブ異常判定制御装置 |
WO2006048983A1 (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | 燃料電池システム |
JP2006156282A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システムの制御装置及び燃料電池システムの制御方法 |
JP2006185705A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Equos Research Co Ltd | 燃料電池システム及び燃料電池システムにおける開放弁の故障判定方法 |
WO2006075722A1 (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 燃料電池システム |
JP2006210086A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Equos Research Co Ltd | 燃料電池システム及びその運転方法 |
JP2007149496A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
JP2008041346A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム及び排気弁の異常判定方法 |
WO2008023503A1 (fr) * | 2006-08-25 | 2008-02-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Système de pile à combustible et procédé de diagnostic de soupape de marche-arrêt |
JP2008052948A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Yamaha Motor Co Ltd | 燃料電池システムおよびそれを備えた自動二輪車 |
JPWO2006013949A1 (ja) * | 2004-08-06 | 2008-05-01 | 松下電器産業株式会社 | 燃料電池発電システム |
WO2008053727A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Système de piles à combustible |
JP2008198439A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
DE112005000673T5 (de) | 2004-04-02 | 2008-12-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Brennstoffzellensystem und Verfahren zur Steuerung des Systems |
JP2010218904A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システムの制御方法 |
WO2010128600A1 (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-11 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システム |
DE112005001278B4 (de) * | 2004-06-02 | 2012-04-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Brennstoffzellensystem |
JP2012178155A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-13 | Linde Aktiengesellschaft | 圧力低下装置 |
KR101411544B1 (ko) | 2012-08-31 | 2014-06-25 | 삼성중공업 주식회사 | 연료전지 시스템의 비상 정지 장치 및 방법 |
US8802309B2 (en) | 2006-12-05 | 2014-08-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system |
JP2018092914A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 燃料電池システム |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4148014B2 (ja) * | 2002-07-10 | 2008-09-10 | 株式会社デンソー | 燃料電池システム |
CN1532972A (zh) * | 2003-03-24 | 2004-09-29 | ��̫ȼ�ϵ�ؿƼ��ɷ�����˾ | 小功率气冷式燃料电池系统 |
JP4622313B2 (ja) | 2003-08-26 | 2011-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体 |
US7309537B2 (en) * | 2003-09-18 | 2007-12-18 | Ballard Power Systems Inc. | Fuel cell system with fluid stream recirculation |
US7087329B2 (en) * | 2003-11-19 | 2006-08-08 | Utc Fuel Cells, Llc | Electric storage augmentation of fuel cell system transient response |
KR100779890B1 (ko) * | 2004-03-16 | 2007-11-28 | 도요다 지도샤 가부시끼가이샤 | 연료 전지 시스템 및 연료 전지 시스템의 제어 방법 |
US8277997B2 (en) * | 2004-07-29 | 2012-10-02 | Idatech, Llc | Shared variable-based fuel cell system control |
US7842428B2 (en) * | 2004-05-28 | 2010-11-30 | Idatech, Llc | Consumption-based fuel cell monitoring and control |
US20060198838A1 (en) * | 2004-09-28 | 2006-09-07 | Fallon Joan M | Combination enzyme for cystic fibrosis |
JP2006236799A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 |
JP4603427B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2010-12-22 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
US7855022B2 (en) * | 2005-11-30 | 2010-12-21 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Fuel system with improved fuel cell shutdown |
US20080141760A1 (en) * | 2006-12-19 | 2008-06-19 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Leak detection in a fuel cell system |
JP4240234B1 (ja) * | 2007-10-29 | 2009-03-18 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム |
JP5565749B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-08-06 | Toto株式会社 | 固体電解質型燃料電池 |
JP5476408B2 (ja) | 2012-03-14 | 2014-04-23 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
US9680366B2 (en) * | 2012-05-21 | 2017-06-13 | Audi Ag | DC/DC power converter control strategy for source protection |
KR101745212B1 (ko) * | 2015-12-17 | 2017-06-08 | 현대자동차주식회사 | 차량용 연료전지 시스템의 퍼지 제어 방법 |
DE102016118202A1 (de) | 2016-09-27 | 2018-03-29 | Audi Ag | Verfahren zum Detektieren eines Fluidaustritts |
JP7075734B2 (ja) | 2017-08-23 | 2022-05-26 | 株式会社技研製作所 | 鋼矢板及びその製造方法 |
DE102022209498A1 (de) * | 2022-09-12 | 2024-03-14 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Betreiben eines Brennstoffzellensystems, Steuergerät |
DE102022211770A1 (de) | 2022-11-08 | 2024-05-08 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Betreiben eines Brennstoffzellensystems, Steuergerät |
DE102022211774A1 (de) | 2022-11-08 | 2024-05-08 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Betreiben eines Brennstoffzellensystems, Steuergerät |
CN115832370A (zh) * | 2023-02-22 | 2023-03-21 | 佛山市清极能源科技有限公司 | 一种燃料电池氢气系统的安全阀故障诊断方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11317236A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-11-16 | Aqueous Reserch:Kk | 燃料電池システム |
EP1325531B1 (de) * | 2000-09-22 | 2004-06-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum überwachen des medienaustritts aus einer brennstoffzelle und brennstoffzellenanlage |
JP4799751B2 (ja) * | 2001-04-10 | 2011-10-26 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池の始動制御装置 |
US20030022036A1 (en) * | 2001-07-25 | 2003-01-30 | Ballard Power Systems Inc. | Fuel cell controller self inspection |
-
2002
- 2002-03-25 JP JP2002084445A patent/JP4130319B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-06-17 CA CA002390829A patent/CA2390829C/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-07-03 US US10/190,418 patent/US6864003B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-07-08 DE DE10230702A patent/DE10230702B4/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004325297A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-18 | Nissan Motor Co Ltd | ガス濃度計測装置及び方法 |
JP2005011577A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 燃料電池システムにおける制御弁の状態判定方法 |
JP4514417B2 (ja) * | 2003-06-17 | 2010-07-28 | ダイハツ工業株式会社 | 燃料電池システムにおける制御弁の状態判定方法 |
US7718286B2 (en) | 2003-10-24 | 2010-05-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Abnormality detecting device of fuel cell system |
JP2005129392A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システムの異常検出装置 |
JP4692869B2 (ja) * | 2003-10-24 | 2011-06-01 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システムの異常検出装置 |
CN100452505C (zh) * | 2003-10-24 | 2009-01-14 | 丰田自动车株式会社 | 燃料电池系统的异常检测装置 |
JP2005183357A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-07-07 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池の反応ガス供給装置 |
JP4647236B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2011-03-09 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池の反応ガス供給装置 |
DE112005000673T5 (de) | 2004-04-02 | 2008-12-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Brennstoffzellensystem und Verfahren zur Steuerung des Systems |
US9614235B2 (en) | 2004-04-02 | 2017-04-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system and method of controlling the system |
JP2005302563A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の制御装置 |
JP4561155B2 (ja) * | 2004-04-13 | 2010-10-13 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池の制御装置 |
JP2005310550A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Toyota Motor Corp | 燃料電池のバルブ異常判定制御装置 |
JP4609630B2 (ja) * | 2004-04-21 | 2011-01-12 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池のバルブ異常判定制御装置 |
US9147893B2 (en) | 2004-06-02 | 2015-09-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Failure diagnostic device for discharge valve |
DE112005001278B4 (de) * | 2004-06-02 | 2012-04-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Brennstoffzellensystem |
JPWO2006013949A1 (ja) * | 2004-08-06 | 2008-05-01 | 松下電器産業株式会社 | 燃料電池発電システム |
JP5064799B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2012-10-31 | パナソニック株式会社 | 燃料電池発電システム |
WO2006048983A1 (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Nissan Motor Co., Ltd. | 燃料電池システム |
JP2006156282A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システムの制御装置及び燃料電池システムの制御方法 |
JP2006185705A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Equos Research Co Ltd | 燃料電池システム及び燃料電池システムにおける開放弁の故障判定方法 |
US8057948B2 (en) | 2005-01-11 | 2011-11-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system that continues operation in the event of a sensor abnormality |
WO2006075722A1 (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 燃料電池システム |
JP2006210086A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Equos Research Co Ltd | 燃料電池システム及びその運転方法 |
JP2007149496A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
JP2008041346A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム及び排気弁の異常判定方法 |
JP2008052948A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Yamaha Motor Co Ltd | 燃料電池システムおよびそれを備えた自動二輪車 |
US8105730B2 (en) | 2006-08-25 | 2012-01-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system with an injector and having a failure detection device for the injector and a pressure sensor upstream of the injector |
WO2008023503A1 (fr) * | 2006-08-25 | 2008-02-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Système de pile à combustible et procédé de diagnostic de soupape de marche-arrêt |
JP2008053122A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム及び開閉弁の診断方法 |
KR101083371B1 (ko) | 2006-08-25 | 2011-11-14 | 도요타 지도샤(주) | 연료전지 시스템 및 개폐밸브의 진단방법 |
US8158297B2 (en) | 2006-10-31 | 2012-04-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system with a defect detection device for discharge valve |
WO2008053727A1 (fr) * | 2006-10-31 | 2008-05-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Système de piles à combustible |
JP2008112701A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
US8802309B2 (en) | 2006-12-05 | 2014-08-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system |
JP2008198439A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
JP2010218904A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システムの制御方法 |
WO2010128600A1 (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-11 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システム |
JP2012178155A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-13 | Linde Aktiengesellschaft | 圧力低下装置 |
KR101411544B1 (ko) | 2012-08-31 | 2014-06-25 | 삼성중공업 주식회사 | 연료전지 시스템의 비상 정지 장치 및 방법 |
JP2018092914A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 燃料電池システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10230702A1 (de) | 2003-04-24 |
CA2390829C (en) | 2008-01-15 |
DE10230702B4 (de) | 2009-11-12 |
JP4130319B2 (ja) | 2008-08-06 |
US20030012989A1 (en) | 2003-01-16 |
CA2390829A1 (en) | 2003-01-10 |
US6864003B2 (en) | 2005-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4130319B2 (ja) | 燃料電池制御装置 | |
US8691453B2 (en) | Fuel cell system | |
US8563191B2 (en) | Fuel cell system and gas leakage detection device | |
CN107123821B (zh) | 压力传感器的异常检测方法及燃料电池系统 | |
JP4917796B2 (ja) | 燃料電池システム | |
WO2009005158A1 (ja) | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御装置 | |
CN114373966B (zh) | 燃料电池系统 | |
JP2008060054A (ja) | 燃料電池システム | |
EP2717371B1 (en) | Fuel cell system | |
JP6326439B2 (ja) | 燃料電池システムの制御方法 | |
KR100547638B1 (ko) | 연료 전지용 제어 장치 | |
JP5136415B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2008130442A (ja) | 燃料電池システム | |
US6815108B2 (en) | Function maintaining method for a fuel cell system | |
JP3879429B2 (ja) | 燃料電池システム | |
EP1427047B1 (en) | Method for controlling flow rate of oxidizer in fuel cell system | |
JP2005063724A (ja) | 燃料電池システム | |
JP7176032B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6389835B2 (ja) | 燃料電池システムの出力加速時における圧力制御方法 | |
JP2023132389A (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムの弁制御方法 | |
JP5125103B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5080876B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2021086824A (ja) | 燃料電池システムの排気水素濃度低減装置及びその方法 | |
JP3946622B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6287010B2 (ja) | 燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050104 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080513 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140530 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |