JP2008052948A - 燃料電池システムおよびそれを備えた自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水素ガスの無駄を少なくすることができるとともに、パージガスを大気中に拡散させやすくなる燃料電池システムを提供すること。
【解決手段】 燃料電池システムAを、燃料電池25と、未反応の水素ガスを燃料電池25からガス配管32aに循環させるガス配管32bと、ガス配管32aに設けられたバルブ31aと、ガス配管32a内の圧力を検出する圧力センサ32と、ガス配管32bと外部との間を連通遮断する三方バルブ34aと、電源システム制御装置50とで構成した。そして、ガス配管32bと外部との間を連通させてパージガスや水分を外部に排出する際に、圧力センサ32が検出する検出値が、大気圧よりもやや大きな値に保持されるように電源システム制御装置50がバルブ31aの開度を制御するようにした。また、燃料電池システムAを、自動二輪車10に設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、水素ガスと酸素ガスとを反応させて電力を発生する燃料電池を備えた燃料電池システムおよびそれを備えた自動二輪車に関する。
従来から、車両の中には、燃料電池を備えた燃料電池システムが発生する電力を利用して走行するものがあり、このような燃料電池システムの中に、発電を開始する際に、燃料電池に残ったガス等の不純物を外部に排出して燃料電池による発電の効率を高めるためのパージバルブを備えたものがある。(例えば、特許文献1参照)。この燃料電池システムは、燃料電池に供給する水素を貯蔵する水素タンクと、水素タンクから燃料電池に水素ガスを供給する水素供給路と、未反応の水素ガスを水素供給路に循環させる水素循環路とを備えている。さらに、水素供給路には水素遮断弁が設けられ、水素循環路には水素パージ弁が設けられている。
そして、水素遮断弁の開弁時に、圧力検出手段が検出する燃料電池の水素極の圧力に応じて水素パージ弁の開弁開始時間を決定しその時間が経過したときに水素パージ弁の開弁を行うか、または、水素遮断弁の開弁後に、圧力検出手段が検出する燃料電池の水素極の圧力が所定値以上になったときに水素パージ弁の開弁を行うようにしている。これによって、燃料電池の水素極内が負圧になって、水素パージ弁を開けたときに、外部の空気が燃料電池側に吸い込まれるといったことを防止できる。
特開2004−179080号公報
しかしながら、前述した従来の燃料電池システムでは、圧力検出手段が検出する燃料電池の圧力が必要以上に高いときにも水素パージ弁が開いて水素供給路内や水素循環路内のガスが外部に排出されてしまう。このため、パージガス等の不純物だけでなく燃料として使用できる水素ガスも勢いよく排出されるようになり水素ガスの無駄が多くなる。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、パージガスを大気と同程度の圧力で排出することにより、水素ガスの無駄な排出を少なくすることができるとともに、外部に排出したパージガスを大気中に拡散させやすくなる燃料電池システムを提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る燃料電池システムの構成上の特徴は、水素タンクから水素供給用配管を介して供給される水素ガスと空気供給装置から空気供給用配管を介して供給される空気中の酸素ガスとを反応させて電力を発生する燃料電池と、燃料電池に供給された水素ガスのうちの未反応の水素ガスを燃料電池から水素供給用配管に循環させる水素循環用配管と、水素供給用配管における水素循環用配管との合流部よりも上流側に設けられた圧力調整バルブと、水素供給用配管内または水素循環用配管内における圧力調整バルブと燃料電池との間の部分の圧力を検出する圧力検出装置と、水素循環用配管と外部との間を連通遮断するパージバルブと、パージバルブの切り換えにより水素循環用配管と外部との間を連通させてパージガスや水分からなる不純物を外部に排出する際に、圧力検出装置が検出する検出値が、大気圧よりもやや大きな値に保持されるように圧力調整バルブの開度を制御する制御装置とを備えたことにある。
本発明に係る燃料電池システムでは、パージバルブの切り換えにより水素循環用配管と外部との間を連通させてパージガスや水分からなる不純物を外部に排出する際に、外部に排出されるパージガスが大気圧と同程度の圧力になるため、大気中に拡散しやすくなる。また、外部に排出されるパージガスの圧力が低くなるためパージガスとともに外部に排出される水素ガスの量を減少させることができる。このため、無駄に排出される水素ガスの量を抑制することができる。なお、この場合の大気圧よりもやや大きな値とは、燃料電池を発電させる際の通常の圧力よりも小さく、パージバルブの切り換えにより水素循環用配管と外部との間を連通させたときに大気中の空気が逆流して水素循環用配管内に入り込むことを防止できる程度で大気圧に近い値とする。
また、本発明に係る燃料電池システムの他の構成上の特徴は、不純物の外部への排出が、パージバルブを断続的に切り換えることにより行われることにある。この場合、パージバルブの切り換えは、所定の周期で2〜3回繰り返すことが好ましい。これによると、排出の勢いが増すため、パージガスだけでなく、燃料電池等に溜まった水分も容易に外部に排出することができ、燃料電池の発電安定性や発電効率をより高めることができる。
また、本発明に係る燃料電池システムのさらに他の構成上の特徴は、不純物の外部への排出が、圧力調整バルブが開いて水素タンクから燃料電池への水素ガスの供給が開始される際に行われることにある。通常、燃料電池システムの作動を停止させるときには、水素供給用配管等の内部に不活性ガス等を送り込んで水素供給用配管等の内部の水素ガスを外部に放出させる処理が行われる。このため、水素タンクから燃料電池への水素ガスの供給が開始される際に、パージバルブを操作して内部の不活性ガスや水分等を排出することにより、水素供給用配管等の内部に効率よく水素ガスを充填することができ、発電開始時の発電安定性をより高めることができる。
また、本発明に係る燃料電池システムのさらに他の構成上の特徴は、パージバルブの排出口側に、排出口から排出される不純物を外部に拡散させるための複数の吐出孔を備えた拡散用部材を設けたことにある。この拡散用部材としては、種々の方向に向いた複数の吐出孔を備え、パージガスや水分を飛散させながら排出させることのできる部材等を使用する。これによると、外部に排出されたパージガスの大気中での拡散をさらに促進させることができる。
また、本発明に係る燃料電池システムのさらに他の構成上の特徴は、パージバルブの切り換えにより水素循環用配管と外部との間を連通させたときの圧力検出装置の検出値の減少度合いからパージバルブに故障が発生しているか否かの判断をするようにしたことにある。これによると、簡単な方法でパージバルブが故障しているか否かの判断ができる。
また、本発明に係る燃料電池システムのさらに他の構成上の特徴は、パージバルブの排出口側に、排出口から排気されるパージガス中の水素の濃度を検出する水素センサを設け、パージバルブに故障が発生していないと判断したときに、水素センサが水素を検出しないと、水素センサに故障が発生していると判断するようにしたことにある。これによると、パージバルブの排出口から高濃度の水素ガスが排出されなくても、水素センサが故障しているか否かの判断ができる。
また、本発明に係る燃料電池システムのさらに他の構成上の特徴は、パージバルブを、水素循環用配管に設けた三方バルブで構成したことにある。これによると、三方バルブの切り換え操作により、パージガスの排出を行わないときには、水素循環用配管の上流側部分と下流側部分とを連通させた状態にして、水素循環用配管と外部との間を遮断し、パージガスを排出する際には、水素循環用配管の上流側部分と下流側部分とを遮断した状態にして、水素循環用配管と外部との間を連通させることができる。
また、本発明に係る燃料電池システムのさらに他の構成上の特徴は、水素循環用配管からパージ用配管を延ばし、パージバルブを、パージ用配管に設けられパージ用配管内の圧力調整が可能な開閉バルブで構成したことにある。これによると、水素循環用配管の上流側部分と下流側部分とを連通させたままの状態で開閉バルブを開けることによりパージガスを排出できる。また、この開閉バルブでパージ用配管内の圧力調整ができるため、水素供給用配管に設けられた圧力調整バルブによる圧力調整に加えて、パージバルブとしての開閉バルブによる圧力調整もできるようになり、より精度のよい圧力調整が可能になる。
また、本発明に係る自動二輪車の構成上の特徴は、前述した燃料電池システムを備えたことにある。これによると、水素ガスの無駄な排出を少なくすることができるとともに、パージガスを大気中に拡散させやすくなる燃料電池システムを備えた自動二輪車を得ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムを図面を用いて詳しく説明する。図1は、同実施形態に係る燃料電池システムA(図2参照)を備えた自動二輪車10を示している。この自動二輪車10は、前輪11と後輪12とからなる一対の車輪と、この一対の車輪が取り付けられた車体10aとを備えている。また、車体10aは、車体10aの主要部分を構成する車体フレーム13と、車体フレーム13に着脱自在に取り付けられるサブフレーム14とを備えている。そして、車体フレーム13は、車体10aの前部側部分を構成するヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から後方に延びるメインフレーム16とで構成されている。
また、前輪11は、下方が二股に分岐したフロントフォーク17の下端部に回転可能に支持されている。すなわち、フロントフォーク17の両下端部には前輪11の中心軸を支持する軸受け(図示せず)が掛け渡されており、前輪11は、軸受を介して中心軸を中心として回転可能になっている。また、フロントフォーク17の上端部には、ヘッドパイプ15内に配置されたステアリング軸18の下端部が連結されている。このステアリング軸18は、ヘッドパイプ15の軸周り方向に回転可能な状態で、ヘッドパイプ15内に取り付けられており、上端部がヘッドパイプ15から突出して上方に延びている。
そして、ステアリング軸18の上端部に略水平方向に配置されたハンドル19の中央部が連結されている。このため、ハンドル19を回転操作して、ステアリング軸18を軸周り方向に回転させると、ステアリング軸18の回転量に応じて前輪11はフロントフォーク17の軸を中心として左右に方向を変える。また、ハンドル19の左右両端には、グリップ(図示せず)が設けられている。
このグリップのうちの一方のグリップは、軸回り方向に回転可能な状態で設けられており、手で持つための把持部として使用される外、後述する駆動モータ43の駆動力を調節するためのアクセル操作子を構成する。そして、他方のグリップは、ハンドル19に固定され手で持つための把持部として使用される。また、グリップの近傍には、それぞれ、グリップから離れるように付勢され、グリップ側に引っ張られることにより前輪11または後輪12の回転を抑制するブレーキレバー(図示せず)が設置されている。
メインフレーム16は、湾曲した一対のフレーム(一方しか図示せず)で構成されており、その前端部(上端部)はヘッドパイプ15の下部側部分の両側部に連結されている。そして、各メインフレーム16は、ヘッドパイプ15との連結部からそれぞれ互いの間隔を広げるようにして、後方に向って斜め下方に延びたのちに湾曲して後方水平方向に延びている。さらに、各メインフレーム16の後部側部分は、互いの間隔を保って後方斜め上方に向って延びている。そして、両メインフレーム16の後端部は、水平方向に配置された板状の取付部材21に連結されている。
また、両メインフレーム16における後部側部分の上面には、クロスメンバ22が掛け渡されている。このクロスメンバ22は両端側部分が略直角に屈曲した略コ字状の棒状に形成されており、屈曲した両端部をそれぞれメインフレーム16に連結して本体部分が両メインフレーム16の上側に突出している。また、両メインフレーム16の下端部には、両メインフレーム16間の下方に突出する設置台23が掛け渡されている。この設置台23の上面は、凹部に形成され、その凹部に収容部24が設けられている。そして、この収容部24の内部に燃料電池25(図2参照)が収容されている。
また、両メインフレーム16の前部側部分と、両メインフレーム16の後部に設けられたクロスメンバ22との間に板状のサブフレーム14が取り付けられている。そして、サブフレーム14の上面における中央よりもやや前部側部分にリチウムイオン電池からなる二次電池26が固定され、サブフレーム14の上面における後部側部分に燃料電池システムAが備える各装置を制御する電源システム制御装置50が固定されている。
また、ヘッドパイプ15の前部には、固定部材27aを介してラジエータ27が取り付けられ、ラジエータ27の裏面(ラジエータ27とヘッドパイプ15との間)には、ラジエータ27を空冷するためのファン27bが取り付けられている。そして、メインフレーム16の前部側部分における収容部24の前側でかつサブフレーム14(二次電池26)の下方部分にウォーターポンプ28が取り付けられている。ラジエータ27と燃料電池25との間は、冷却水配管29aで接続されており、ウォーターポンプ28は、冷却水配管29aに設けられている。
すなわち、冷却水配管29aは、ラジエータ27からウォーターポンプ28に延び、さらにウォーターポンプ28から収容部24に向って延びて収容部24の前面部から内部に入って燃料電池25に接続されている。また、燃料電池25とラジエータ27との間は、燃料電池25を冷却した冷却水が燃料電池25からラジエータ27側に向って流れる冷却水配管29bで接続されている。このため、ウォーターポンプ28が作動すると、ラジエータ27内の冷却水が冷却水配管29aを通って燃料電池25に送られ燃料電池25を冷却する。そして、燃料電池25を冷却することによって熱を吸収した冷却水は、冷却水配管29bを通ってラジエータ27に戻され、ラジエータ27を通過する間にファン27bによって冷却される。
また、両メインフレーム16の後端部に連結された取付部材21の上面には、燃料電池25に供給するための水素が充填された水素タンク31が取り付けられている。この水素タンク31は、図2に示したように、本発明の水素供給用配管としてのガス配管32aによって燃料電池25の水素ガス供給口に接続されている。また、燃料電池25の水素ガス排出口は、本発明の水素循環用配管としてのガス配管32bによって、ガス配管32aに接続されている。そして、ガス配管32aにおける水素タンク31側部分に本発明の圧力調整バルブとしてのバルブ31aが設けられ、ガス配管32aにおけるバルブ31aの下流側にガス配管32a内の圧力を検出するための本発明の圧力検出装置としての圧力センサ32が設けられている。
また、ガス配管32bには、燃料電池25の水素ガス排出口から排出される未反応の水素ガスをガス配管32aに送り返すための循環ポンプ33が設けられている。さらに、ガス配管32bの燃料電池25側部分には、ガス配管32b内のガスを外部に排出するためのガスパージ用配管34が本発明のパージバルブとしての三方バルブ34aを介して接続されている。
このため、バルブ31aを開けることにより、水素タンク31内の水素ガスを、ガス配管32aを介して燃料電池25に供給することができる。また、その状態で、循環ポンプ33を作動させることにより、燃料電池25内で反応しないまま残った水素ガスを、ガス配管32bを通過させてガス配管32aに送り返し、水素タンク31から新たにガス配管32aに送り出される水素ガスと合流させることができる。そして、水素ガスは、燃料電池25内で酸素ガスと反応するまでガス配管32a,32b内を循環する。また、ガス配管32aや燃料電池25の内部のガスや溜まった水分を排出する際には、三方バルブ34aを切り換えて、ガス配管32bの上流側部分とガスパージ用配管34とを連通させる。
また、水素タンク31の前部側部分の上部にシート36が配置されている。このシート36は、支持部材36aを介してメインフレーム16の後部側に連結されている。また、メインフレーム16の後部側部分におけるクロスメンバ22の後方にエアフィルタ37が取り付けられ、メインフレーム16の後部側部分におけるクロスメンバ22の前方に本発明の空気供給装置としてのエアブロア38が取り付けられている。なお、両メインフレーム16の後部側部分における両メインフレーム16間には、設置台(図示せず)が設けられており、エアフィルタ37およびエアブロア38は、この設置台を介してメインフレーム16に固定されている。
また、エアフィルタ37とエアブロア38との間およびエアブロア38と燃料電池25との間はそれぞれ図2に示した本発明に係る空気供給用配管としてのガス配管37a,38aによって接続されている。このため、エアブロア38の作動により、シート36の下部側の空気がエアフィルタ37を介して吸引され、燃料電池25に供給される。このときエアフィルタ37に吸引された空気はエアフィルタ37内を通過する際に、異物を除去される。また、燃料電池25を通過する際に水素ガスと反応して燃料電池25の発電に使用された酸素ガス以外の空気は外部に排出される。
また、ガス配管32aやガス配管38aの一部およびガス配管32bは、燃料電池25とともに収容部24内に収容されており、ガスパージ用配管34の先端部は収容部24の下部側部分を貫通して外部に延びている。そして、ガスパージ用配管34の排出口の近傍に、ガスパージ用配管34から排出されるパージガス中の水素を検出するための水素センサ39が設けられている。また、ガスパージ用配管34の排出口には、シャワー状の拡散用部材34bが設けられて、ガスパージ用配管34から排出されるパージガスを外部の種々の方向に分散させることができるようになっている。
また、両メインフレーム16の後部側部分の下部には、後方に向って延びる一対のアーム部材からなるリヤアーム(図示せず)が連結部材41を介して連結されている。そして、リヤアームの両アーム部材の後端部に、後輪12の中心軸の両側部分が回転可能に支持されており、これによって、後輪12は、中心軸を中心として回転可能になっている。また、リヤアームの一方のアーム部材の外面側には、アーム部材を覆うようにして、モータユニット42が取り付けられている。
このモータユニット42内には、燃料電池25が発生する電力によって作動する駆動モータ43や減速機が収容されている。この駆動モータ43の作動により後輪12が回転して自動二輪車10が走行する。また、メインフレーム16の後端部と、リヤアームの後端上部との間には、リヤクッション44がそれぞれ掛け渡されている。このリヤクッション44の伸縮によって、リヤアームの後端側が揺動自在になっている。また、モータユニット42の内側面側にはドラムブレーキ(図示せず)が取り付けられている。
駆動モータ43は、電源システム制御装置50の制御によってグリップの操作量に応じて作動し、後輪12に駆動力を自動的に発生させる。また、この自動二輪車10は、静止状態のときに、自動二輪車10を起立状態に維持させるための回転式のスタンド45を備えており、自動二輪車10を走行させるときには、図1に実線で示したように、スタンド45を上方に上げておき、自動二輪車10を静止させておくときには、図1に二点鎖線で示したようにスタンド45を下方に下ろして、スタンド45に自動二輪車10を支持させる。
さらに、この燃料電池システムAは、燃料電池25が発生する電力の電圧を昇圧する昇圧装置46および逆流防止用のダイオード47も備えており、燃料電池25、二次電池26、駆動モータ43、昇圧装置46、ダイオード47およびこれらを接続する配線で電気回路48が形成されている。また、図示していないが、この燃料電池システムAを構成する各装置には、各装置の種々の状態を検出するための各種のセンサが設けられており、これらのセンサと電源システム制御装置50との間が各電気配線を介して接続されている。
すなわち、水素タンク31には、水素タンク31内の水素の残量を検出するための残量検出センサが設けられ、冷却水配管29bには、ラジエータ27から燃料電池25に送られ燃料電池25を冷却したのちに燃料電池25からラジエータ27に送られる冷却水の温度を検出するための温度センサが設けられている。また、燃料電池25には、燃料電池25の温度を検出するための温度センサおよび電圧値を検出するための電圧センサが設けられ、二次電池26には二次電池26の温度を検出するための温度センサが設けられている。
そして、電気回路48には、電気回路48を流れる電流の値を検出するための電流センサ、駆動モータ43に流れる電流の値を検出するための電流センサおよび電圧値を検出するための電圧センサが設けられている。また、電気回路48における二次電池26に接続された配線48aには、二次電池26に流れる電流の値を検出するための電流センサが設けられている。これらの各センサはそれぞれ配線51,52,53,54,55,56,57,57a,58を介して電源システム制御装置50に接続されており、検出した値を電気信号として電源システム制御装置50に送信する。
また、圧力センサ32は配線59aを介して電源システム制御装置50に接続されており、検出したガス配管32a内の圧力値を電気信号として電源システム制御装置50に送信する。さらに、水素センサ39も配線59bを介して電源システム制御装置50に接続されており、ガスパージ用配管34から排出したパージガス中の水素を検出し、その検出値を電気信号として電源システム制御装置50に送信する。
また、電源システム制御装置50から、エアブロア38、バルブ31a、循環ポンプ33、三方バルブ34a、ファン27b、ウォーターポンプ28、昇圧装置46および駆動モータ43にそれぞれ指示信号を送信するための配線61,62,63,64,65,66,67,68がそれぞれ電源システム制御装置50と対応する装置との間を接続している。エアブロア38は、電源システム制御装置50からの流量指示信号に応じて作動して空気を燃料電池25に供給し、バルブ31aは電源システム制御装置50からの圧力指示信号に応じて開度を調節しながら開閉して、水素タンク31から水素ガスを燃料電池25に供給させる。
そして、燃料電池25は、エアブロア38から供給される空気中の酸素と、水素タンク31から供給される水素とを反応させて水を発生させるとともに電気を発生させる。また、その際、循環ポンプ33は、電源システム制御装置50からの動作指示信号に応じて作動して、燃料電池25で酸素ガスと反応しなかった水素ガスを、ガス配管32bを介してガス配管32aに戻し、水素タンク31から新たにガス配管32aに送り出される水素ガスと合流させる。
三方バルブ34aは、電源システム制御装置50からの切換指示信号に応じて、ガス配管32bの上流側と下流側を連通させたり、ガス配管32bの上流側とガスパージ用配管34とを連通させたりする。この場合、ガス配管32bの上流側と下流側とが連通しているときにはガス配管32bとガスパージ用配管34とは遮断され、ガス配管32bの上流側とガスパージ用配管34とが連通しているときにはガス配管32bの上流側と下流側とは遮断される。
また、ウォーターポンプ28は、電源システム制御装置50からの動作指示信号に応じて作動して、ラジエータ27と燃料電池25との間で冷却水を循環させて燃料電池25の温度を所定の温度に維持する。そして、ファン27bは、電源システム制御装置50からの動作指示信号に応じて作動して、ラジエータ27を空冷する。昇圧装置46は、電源システム制御装置50からの電圧指示信号に応じて燃料電池25が発生した電気を昇圧して、駆動モータ43に送ったり、二次電池26に送って二次電池26を充電したりする。また、駆動モータ43は、アクセル操作子を構成するグリップの操作量に応じた動作信号を電源システム制御装置50から受信し、その動作信号に応じて作動する。
また、電源システム制御装置50は、CPU,RAM,ROM,タイマ等を備えており、ROMには、予め用意された各種のプログラムやマップ等のデータが記憶されている。そして、CPUは、運転者によるグリップ等の操作や、予め用意されたプログラム等に基づいて、駆動モータ43、バルブ31a、三方バルブ34a、エアブロア38、ウォーターポンプ28等を制御する。さらに、この自動二輪車10は、電源スイッチ等のスイッチも備えている。また、自動二輪車10の車体10aの表面はカバー部材69で覆われて内部の燃料電池システムA等が見えなくなっている。
この構成において、自動二輪車10を運転する場合には、まず、電源スイッチ等のスイッチをオン状態にする。これによって、燃料電池25には、エアブロア38から空気が供給されるとともに、水素タンク31から水素が供給され、燃料電池25は、供給される空気中の酸素と水素を反応させて電気を発生する。その発電の開始時においては、ガス配管32aや燃料電池25の内部のガスや溜まった水分を外部に排出するための処理が行われ、そののちに通常の発電が行われる。
図3に、その際の圧力センサ32の圧力検出値(ガス配管32a内の圧力)、バルブ31aの開閉状態および三方バルブ34aの切換状態の関係を表したタイムチャートを示している。図3の上段は圧力センサ32の圧力検出値を示しており、左右方向は時間の経過、上下方向は圧力の大きさを示している。電源システム制御装置50の制御によって、バルブ31aが所定の開度で開くことにより、ガス配管32a内の圧力がこのようなカーブを描くように設定されている。すなわち、図3上段の直線aは大気圧(略100kPa)を示し、領域bの部分はガスパージが行われるときのガス配管32a内の圧力で、例えば110kPaに設定されている。また、領域cの部分は、燃料電池25による発電が本格的に行われているときのガス配管32a内の圧力で、例えば120kPaに設定されている。
図3の中段はバルブ31aの開閉状態を示しており、電源スイッチがオン状態になったときから開いた状態に維持され、このバルブ31aが開くことにより、ガス配管32a内には所定の圧力で水素ガスが通過する。なお、図3中段の直線dはバルブ31aが閉じた状態を示し、領域eの部分はバルブ31aが開いた状態を示している。このバルブ31aの開度は、図3上段の領域bに対応する場合と、領域cに対応する場合とで異なるが、ここでは閉じた状態であるか開いた状態であるかのみを示している。
また、図3の下段は三方バルブ34aの切換状態を示しており、直線fはガス配管32bとガスパージ用配管34との間が遮断された状態、複数の領域gの部分はガス配管32bとガスパージ用配管34との間が連通した状態を示している。このように、三方バルブ34aが断続的に切り換わることにより、ガス配管32aや燃料電池25の内部のガスや水分が外部に排出される。
すなわち、三方バルブ34aを一回だけ切り換えた場合には、パージガスの排出は容易にできるが、内部に溜まった水分の排出まではし難い。このため、三方バルブ34aを断続的に切り換えることにより、水分の排出も容易になる。この三方バルブ34aは、例えば、ガス配管32bとガスパージ用配管34との間を1秒間連通させたのちに2秒間遮断させるといったように3秒の周期で複数回行われる。これによって、ガス配管32aや燃料電池25の内部のガスだけでなく水分も効率よく外部に排出することができる。
このように、ガスパージを行う際には、ガス配管32a内の圧力が大気圧よりもやや大きな110kPaになるため、ガス配管32aや燃料電池25の内部のガスは緩やかに、ガスパージ用配管34を介して外部に押し出される。その際、三方バルブ34aが断続的に切り換わるため、ガスだけでなく水分も容易に排出できる。また、パージガスや水分がガスパージ用配管34から外部に排出されるときには、拡散用部材34bによって種々の方向に飛散される。そして、ガスや水分が排出されガス配管32aや燃料電池25の水素極側に水素ガスが行きわたると、三方バルブ34aは閉じられ燃料電池25による発電が本格的になる。
この状態で、グリップやハンドル19を操作することにより、所定の速度で所定の方向に自動二輪車10を走行させることができる。また、燃料電池25の発電中であっても、ガス配管32aや燃料電池25の内部に水分が溜まったときなどは、図3の右側に示した部分のように、ガス配管32a内の圧力を下げてガスパージとともに水分の排出を行うことができる。これによって、燃料電池25の発電効率を高めることができる。また、図3には示していないが、三方バルブ34aを切り換えて、ガス配管32bとガスパージ用配管34との間が連通したときには、圧力センサ32の圧力検出値に小さな減少が生じる。
この減少の度合いによって、例えば、圧力検出値の減少が微小であったり、減少が生じなかったりした場合には、三方バルブ34aに故障が生じていると判断することができる。また、三方バルブ34aに故障が生じていないときに、ガスパージ用配管34から外部に排出されるパージガス中の水素を水素センサ39が検出しない場合は、水素センサ39に故障が生じていると判断することができる。なお、ガスパージを行う際に、外部に排出されるガスは、ガス配管32aや燃料電池25の内部のガスが殆どで、ガス配管32bにおける三方バルブ34aよりも下流側のガスは排出されないが、このガスは全体から見ると僅かな量であるため燃料電池25の発電には殆ど影響しない。
このように、本実施形態に係る燃料電池システムAでは、ガスパージを行うときに、ガス配管32a内の圧力を小さくして、外部に排出されるパージガスが大気圧と同程度の圧力になるようにしているため、排出されたガスが大気中に拡散しやすくなる。また、外部に排出されるパージガス中の水素の単位時間当たりの量を減少させることができるため、無駄に排出される水素ガス量を抑制することができる。さらに、ガスパージを行うときに、三方バルブ34aを断続的に切り換えるため、パージガスだけでなく、燃料電池25等に溜まった水分も効率的に外部に排出することができる。
また、ガスパージ用配管34の排気口に、パージガスを外部に拡散させるための拡散用部材34bを設けたため、外部に排出されるパージガスを大気中の種々の方向に拡散させながら排出させることができる。さらに、本実施形態に係る燃料電池システムAによると、三方バルブ34aや水素センサ39に故障が発生しているか否かの判断を、高濃度の水素を排出することなしに簡単な方法で行える。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムBを示している。この燃料電池システムBでは、三方バルブ34aを用いず、水素循環用配管としてのガス配管72bからガスパージ用配管74を外部に向けて延ばしている。そして、ガスパージ用配管74に、パージバルブとしてのバルブ74aを設けている。このバルブ74aは、開度の調節が可能な開閉式のバルブで構成されている。また、圧力検出装置としての圧力センサ72は、水素供給用配管としてのガス配管72aにおけるガス配管72bとの合流部よりも上流側でなく、ガス配管72bとの合流部の下流側に設けられている。この燃料電池システムBのそれ以外の部分の構成については、前述した第1実施形態に係る燃料電池システムAと同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
これによると、配線64を介して接続された電源システム制御装置50の制御によって、バルブ74aの開度を調節することによりガスパージ用配管74から排出されるパージガスの圧力を調整できるため、ガス配管72aに設けられたバルブ31aの圧力調整に加えて、バルブ74aによる圧力調整もできるようになり、より精度のよい圧力調整が可能になる。この燃料電池システムBのそれ以外の作用効果については、前述した第1実施形態に係る燃料電池システムAと同様である。また、燃料電池システムBの変形例として、圧力センサ72を、破線hで示したガス配管72bにおける循環ポンプ33の下流側や、破線iで示したガスパージ用配管74の上流側部分に設けることもできる。
また、本発明に係る燃料電池システムは、前述した実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することが可能である。例えば、前述した実施形態では、燃料電池システムをそれぞれ自動二輪車に設けているが、この燃料電池システムを利用する装置としては、自動二輪車に限らず、自動三輪車や自動四輪車等の車両であってもよいし、車両以外の電力を利用する装置であってもよい。また、本発明に係る燃料電池システムを構成する各部分についても、本発明の技術的範囲内で適宜変更することができる。
本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムを備えた自動二輪車を示した側面図である。 燃料電池システムを示した構成図である。 圧力センサの圧力検出値、バルブの開閉状態および三方バルブの切換状態を示したタイムチャートである。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムを示した構成図である。
符号の説明
10…自動二輪車、25…燃料電池、31…水素タンク、31a,74a…バルブ、32,72…圧力センサ、32a,32b,37a,38a,72a,72b…ガス配管、34,74…ガスパージ用配管、34a…三方バルブ、34b…拡散用部材、38…エアブロア、39…水素センサ、50…電源システム制御装置、A,B…燃料電池システム。

Claims (9)

  1. 水素タンクから水素供給用配管を介して供給される水素ガスと空気供給装置から空気供給用配管を介して供給される空気中の酸素ガスとを反応させて電力を発生する燃料電池と、
    前記燃料電池に供給された水素ガスのうちの未反応の水素ガスを前記燃料電池から前記水素供給用配管に循環させる水素循環用配管と、
    前記水素供給用配管における前記水素循環用配管との合流部よりも上流側に設けられた圧力調整バルブと、
    前記水素供給用配管内または前記水素循環用配管内における前記圧力調整バルブと前記燃料電池との間の部分の圧力を検出する圧力検出装置と、
    前記水素循環用配管と外部との間を連通遮断するパージバルブと、
    前記パージバルブの切り換えにより前記水素循環用配管と外部との間を連通させてパージガスや水分からなる不純物を外部に排出する際に、前記圧力検出装置が検出する検出値が、大気圧よりもやや大きな値に保持されるように前記圧力調整バルブの開度を制御する制御装置と
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記不純物の外部への排出が、前記パージバルブを断続的に切り換えることにより行われる請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記不純物の外部への排出が、前記圧力調整バルブが開いて前記水素タンクから前記燃料電池への水素ガスの供給が開始される際に行われる請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記パージバルブの排出口側に、前記排出口から排出される前記不純物を外部に拡散させるための複数の吐出孔を備えた拡散用部材を設けた請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載の燃料電池システム。
  5. 前記パージバルブの切り換えにより前記水素循環用配管と外部との間を連通させたときの前記圧力検出装置の検出値の減少度合いから前記パージバルブに故障が発生しているか否かの判断をするようにした請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載の燃料電池システム。
  6. 前記パージバルブの排出口側に、前記排出口から排気されるパージガス中の水素の濃度を検出する水素センサを設け、前記パージバルブに故障が発生していないと判断したときに、前記水素センサが水素を検出しないと、前記水素センサに故障が発生していると判断するようにした請求項5に記載の燃料電池システム。
  7. 前記パージバルブを、前記水素循環用配管に設けた三方バルブで構成した請求項1ないし6のうちのいずれか一つに記載の燃料電池システム。
  8. 前記水素循環用配管からパージ用配管を延ばし、前記パージバルブを、前記パージ用配管に設けられ前記パージ用配管内の圧力調整が可能な開閉バルブで構成した請求項1ないし6のうちのいずれか一つに記載の燃料電池システム。
  9. 請求項1ないし8のうちのいずれか一つに記載の燃料電池システムを備えた自動二輪車。
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